JP4240353B2 - トンネル防災設備 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、防災受信盤から引き出された電源線および信号線含む伝送路にトンネル内に設置した検出器や制御機器を接続すると共に所定間隔毎に中継増幅盤を接続してトンネル内を監視制御するトンネル防災設備に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、自動車専用道路のトンネルに使用される防災設備として、防災受信盤からトンネル内に引き出された伝送路に接続している複数の端末機器にアドレスを割当て、アドレスを指定した各種のコマンドの送信により火災検知器の情報収集による火災監視や、火災を判断した際の水噴霧ヘッドからの放水制御等を行う所謂R型伝送方式をとっている。
【0003】
このようなR型伝送方式を採用したトンネル防災設備では、例えば図8のように、防災受信盤101からトンネル内に引き出された伝送路102に対し例えば火災検知器105を接続している。また伝送路102での電圧低下を防止するため、トンネル内の約800メートルといった一定間隔毎に中継増幅盤107を配置している。
【0004】
ここで伝送路102は、電源線SV、コモン線SC、端末側に電圧モードで信号を送る下り信号線SA、端末から電流モードで信号を送り返す上り信号線SBから構成されている。また中継増幅盤107は電源を内蔵しており、各中継器107より端末側となる下り電源線SVとコモン線SC間に電源を供給している。尚、最初の中継増幅盤107までの間は防災受信盤101からの電源供給となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなR型伝送方式を採用したトンネル防災設備にあっては、上り側伝送路が断線した場合、折返しリレーの作動により折返しリレー接点を閉じ、断線した上り側電源線に対しては盤内蔵電源を供給してバックアップし、また断線した信号線に対しては別系統の信号線を渡り接続して防災受信盤との信号伝送をバックアップしている。
【0006】
このような中継増幅盤における断線時のバックアップ動作は、断線検出時に即座に行っており、断線区間に接続している端末装置では断線時間が短いため、装置内部の電源変動補償用のコンデンサにより電源が下がり切らず、端末装置からは異常が発生しない。このため、端末側で断線が起きても、防災受信盤では異常が受信表示されないために、断線箇所が特定しにくい問題点がある。
【0007】
折返し制御によるバックアップが行われている時に断線箇所を特定するためには、折返し制御を行っている中継増幅盤の断線している線路を端子から外し、端末装置に異常を出力させる必要がある。しかし、中継増幅盤はトンネル内に設置されるため、線路を端子から外す作業を必要とする故障時の対応が困難であった。
【0008】
本発明は、防災受信盤からの操作でトンネル内の断線個所が簡単に特定できるトンネル防災設備を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、防災受信盤から引き出された電源線及び信号線を含む伝送路にトンネル内に設置した検出器や制御機器などの端末機器を接続すると共に所定間隔毎に中継増幅盤を接続し、各中継増幅盤は端末側となる下り側伝送路に電源を供給してトンネル内を監視制御するトンネル防災設備であって、中継増幅盤に、受信盤側となる上り側伝送路の断線検出時に、断線した上り側伝送路に対する電源供給と防災受信盤との信号伝送伝をバックアップするバックアップ回路を設け、防災受信盤に、障害調査の制御信号を中継増幅盤に伝送して伝送路の断線に対するバックアップ動作を一時的に解除させ、その間に端末機器の応答状態に基づき断線個所を特定する障害調査部を設けたことを特徴とする。
【0010】
また本発明は防災受信盤から引き出された電源線及び信号線を含む2組の伝送路にトンネル内に設置した検出器や制御機器などの端末機器を接続すると共に所定間隔毎に中継増幅盤を接続し、各中継増幅盤は端末側となる下り側線路に電源を供給してトンネル内を監視制御するトンネル防災設備であって、中継増幅盤に、受信盤側となる上り側電源線の断線検出時に折返し接点の閉成により盤内電源を断線した上り側電源線に供給し、また受信盤側となる上り側信号線の断線検出時に折返し接点の閉成により他系統の伝送路の信号線を断線した上り側信号線に渡り接続するバックアップ回路を設け、防災受信盤には、障害調査の指示操作に基づく制御信号を中継増幅盤に伝送して信号線及び又は電源線の断線に対するバックアップ動作を一時的に解除させ、その間に端末装置の応答状態に基づき断線個所を特定する障害調査部を設けたことを特徴とする。
【0011】
ここで、中継増幅盤のバックアップ回路は、電源線の断線検出によるバックアップ動作中に防災受信盤から障害調査制御信号を受信した場合、断線している電源線に対する電源バックアップを端末装置に設けたコンデンサが放電し終わる所定時間停止した後に電源バックアップを再開し、防災受信盤の障害調査部は、中継増幅盤で電源バックアップ動作が再開された後の端末装置の順次呼び出しにより、通常応答信号を受信した端末装置と電源投入直後のイニシャル応答信号を受信した隣接する端末装置の間を断線個所として特定する。
【0012】
また中継増幅盤のバックアップ回路は、信号線の断線検出によるバックアップ動作中に防災受信盤から障害調査制御信号を受信した場合、断線している信号線に対するバックアップ動作を復旧制御信号を受信するまで停止してから再開し、防災受信盤の障害調査部は、中継増幅盤のバックアップ動作の停止中に端末装置を順次呼び出し、応答信号を受信した端末装置と無応答の隣接する端末装置の間を断線個所として特定する。
【0013】
このように本発明は、防災受信盤のスイッチ操作などで、中継増幅盤に対して障害調査制御信号を送信し、障害調査制御信号を受けた中継増幅盤は、上り側伝送路で断線障害が発生している場合に、バッグアップ回路を一定時間オフし、端末装置からの障害状態を出力応答させることにより、断線箇所を特定する。
【0014】
このため線路に断線が発生した場合でも、トンネル内に入ることなく防災受信盤から断線箇所の特定を行うことができる。また、人が線路を断線させ断線箇所を調査する方法に比べ、未監視時間を短縮することができ、更に、障害調査に伴うバックアップ回路のオフ状態は自動的に復帰するため、調査中のまま放置されることが回避できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のトンネル防災設備のシステム構成の説明図である。
【0016】
図1において、防災受信盤1はトンネル設備の監視室に設置されており、防災受信盤1から上りトンネルに対し上りトンネル伝送路2aが引き出され、また下りトンネルに対し下りトンネル伝送路2bが引き出されており、この実施形態では上りトンネル伝送路2a側を示している。
【0017】
上りトンネル伝送路2aとしては、防災受信盤1より検知器ライン3aと中継器ライン3bが引き出されている。検知器ライン3aと中継器ライン3bは、トンネル内の道路の路肩のトンネル壁付け根部分に構築した監視員通路などのダクト内に配線されている。
【0018】
検知器ライン3aには所定間隔で火災検知器5が接続され、また中継器ライン3bには所定区間で水噴霧ヘッドからの水噴霧放水制御を行うための中継器6を接続している。この検知器ライン3a及び中継器ライン3bに対しては、一定間隔例えば800mごとに中継増幅盤7−1,7−2,・・・7−nが設けられている。
【0019】
更に防災受信盤1に対してはポンプ制御盤9が設けられ、水噴霧用ヘッドの放水制御の際にはポンプ制御盤9より図示しない消火ポンプを運転して加圧消火用水をトンネル内のヘッドに供給し、水噴霧制御を行うようにしている。
【0020】
防災受信盤1と火災検知器5の間、防災受信盤1と中継器6及び中継増幅盤7−1〜7−nとの間の制御信号及び応答信号の伝送は、それぞれに固有のアドレスが予め割り当てられており、制御対象または応答先を指定したアドレスを含む制御信号または応答信号を検知器ライン3a及び中継器ライン3bを介して伝送し、受信側にあっては自己アドレスに一致するアドレスの制御信号または応答信号を受けて必要な処理を行うようになる。
【0021】
また防災受信盤1は、検知器ライン3aに接続している火災検知器及び中継器ライン3bに接続している中継器6をひとつにまとめて先頭アドレスから最終アドレスまでを順次割り当てており、防災受信盤1からの端末装置からの呼出信号は検知器ライン3a及び中継器ライン3bに対し共通に送出される。
【0022】
このため、例えば検知器ライン3a側に断線などの障害が発生した場合にも、検知器ライン3a側をバックアップのために渡り接続すれば、断線を生じた検知器ライン3aに対し中継器ライン3b側から防災受信盤1との間で信号伝送ができる。
【0023】
この防災受信盤1と火災検知器5、中継器6、中継増幅盤7−1〜7−nとの間の伝送は、処理要求が発生した際にアドレスを含む制御信号または応答信号を送出する伝送方式以外に、防災受信盤1から一定間隔でポーリングコマンドを端末側に送信し、ポーリングコマンドによる制御とポーリングコマンドに対する応答コマンドによる応答信号の返送を行うようにしてもよい。
【0024】
本発明の防災監視システムにあっては、防災受信盤1に障害調査スイッチ4が設けられており、障害調査スイッチ4を操作すると中継増幅盤7−1〜7−nの全てに対し障害調査制御信号としての障害調査電文が送信される。防災受信盤1からの障害調査電文を受信した中継増幅盤7−1〜7−nにあっては、もし上り側検知器ライン3aまたは中継器ライン3b側に断線があれば、この断線検出に基づき電源線及び信号線に対するバックアップを行っていることから、障害調査電文の受信でバックアップ動作をオフし、断線を生じているラインに接続している端末装置から断線による障害応答を防災受信盤1側に送出させるようにし、この障害応答に基づき防災受信盤1において断線箇所を特定するようにしている。
【0025】
図2は図1の防災受信盤1のブロック図である。図2において、防災受信盤1には主制御部20が設けられ、主制御部20に対しては伝送制御部21が設けられている。伝送制御部21からは例えば検知器ライン3aが引き出され、トンネル22内に設置した複数の火災検知器5を接続している。もちろんトンネル22内の検知器ライン3aの途中には中継増幅盤7−1,7−2,・・・が設けられている。
【0026】
防災受信盤1の主制御部20に対してはバスを介して操作表示制御部23が設けられ、この操作表示制御部23に対しては表示部23a、障害調査スイッチ4を備えた操作部23b及び音響部23cが接続されている。更に主制御部20に対してはバスを介してプリンタ26が設けられ、防災受信盤1の監視制御に必要な各種のデータをプリントアウトできるようにしている。
【0027】
また主制御部20に対しては通信制御部27を介して外部のCRT28が接続されており、防災受信盤1の監視制御に必要な各種の受信情報をCRT28上に表示できるようにしている。
【0028】
主制御部20には、プログラム制御により実現される監視処理部24及び本発明で新たに設けられた障害調査部25の各機能が設けられている。監視処理部24はトンネル22内に設置している火災検知器5に対し、そのアドレスを順次指定した呼出しを行っており、各火災検知器5で検知している火災検知情報を収集し、もし火災であれば火災検出表示を行うことになる。
【0029】
本発明により新たに設けられた障害調査部25は、操作部23bに設けている障害調査スイッチ4を操作することで起動し、トンネル22内に設置している中継増幅盤7−1〜7−nの全てに対し共通に障害調査制御信号(障害調査制御コマンド)としての障害調査電文を送出する。この障害調査部25からの障害調査電文に対する中継増幅盤側の応答は、中継増幅盤で電源線及び又は信号線の断線に対するバックアップ動作をオフすることで火災検知器5より障害の応答出力を行わせ、この障害の応答出力を防災受信盤1の障害調査部25で受信記憶し、断線位置を特定する。
【0030】
図3は図1,図2に示した中継増幅盤7−1,7−2の実施形態の回路ブロック図である。中継増幅盤7−1を例にとると、防災受信盤1側より検知器ライン3aと中継器ライン3bが接続されている。検知器ライン3a側を見ると、防災受信盤1からは電源線SV、コモン線SC、電圧モードで防災受信盤1側から端末側に信号を伝送する下り信号線SA、端末側から防災受信盤1に対し電流モードで信号を伝送する上り信号線SBの4本を接続している。
【0031】
この点は中継器ライン3bについても同様であり、電源線SV、コモン線SC、下り信号線SA、上り信号線SBの4本を接続している。また中継増幅盤7−1には電源部16が設けられ、AC100Vの商用交流電源などからDC48Vを作り出している。
【0032】
電源部16からのDC48Vの電源出力は、例えば検知器ライン3a側を例にとると、ダイオードD2を介して端末側となる下り側の電源線SVとコモン線SC間に供給されている。電源部16に対する上り側の電源線SV及びコモン線SCに対しては、信号処理部8に接続した折り返しリレーA1のリレー接点a11,a12が挿入され、電源線SV側にはダイオードD1が接続される。
【0033】
リレー接点a11,a12は折り返しリレーA1の常開リレー接点であり、通常時折り返しリレーA1は非作動であり、リレー接点a11,a12は図示のように開いている。このため電源部16は上り側の電源線SVとコモン線SC間には電源供給は行っていない。
【0034】
上り側の電源線SVとコモン線SCの間には電圧低下検出回路10−1が設けられる。電圧低下検出回路10−1は上り側の電源電圧を監視しており、電源電圧が規定電圧以下もしくは0V付近に低下すると電圧低下検出信号を信号処理部8に出力し、折り返しリレーA1を作動する。
【0035】
折り返しリレーA1が作動されると、そのリレー接点a11,a12が閉じ、電源部16からのDC48Vはリレー接点a11,a12を通って電圧低下を起こした上り側の電源線SVとコモン線SC間に供給され、断線を起こしている上り側の電源線に接続している火災検知器に対し電源の折り返しによるバックアップを行う。
【0036】
この点は中継器ライン3b側についても同様であり、電源線SVとコモン線SC間の電圧低下を検出する電圧低下検出回路10−3、電圧低下検出で作動する信号処理部8に設けた折り返しリレーA3、そのリレー接点a31,a32を備えている。
【0037】
また中継増幅盤7−1の信号処理部8に対しては検知器ライン3aの下り信号線SAが電圧バッファアンプ12aを介して入力接続され、その出力は電圧バッファアンプ12bを介して下り側に接続されている。また下り側の上り信号線SBは電流バッファアンプ13aを介して信号処理部8に接続され、その出力は電流バッファアンプ13bを介して上り側に接続されている。この点は中継器ライン3bの下り信号線SAと上り信号線SBについても同様であり、電圧バッファアンプ14a,14b及び電流バッファアンプ15a,15bを設けている。
【0038】
ここで検知器ライン3a側の下り信号線SA及び中継器ライン3b側の下り信号線SAには、図1,図2に示した防災受信盤1より共通に端末装置の呼出信号が伝送されている。
【0039】
検知器ライン3a側の下り信号線SA及び上り信号線SBに対しては電圧低下検出回路10−2が設けられている。電圧低下検出回路10−2は下り信号線SA及び上り信号線SBの断線を検出する。具体的には、下り信号線SAに対しては防災受信盤1からの呼出信号が所定時間を超えて断たれたとき断線検出を行う。同様に上り信号線SBについては端末からの応答電流が所定時間を超えて断たれたときに断線検出を行う。
【0040】
電圧低下検出回路10−2で断線検出が行われると、断線検出信号は信号処理部8に出力され、折り返しリレーA2を作動する。折り返しリレーA2はリレー接点a21,a22を持っており、リレー接点a21は検知器ライン3aと中継器ライン3bにおける下り信号線SAの渡り接続ラインに挿入されている。またリレー接点a21は検知器ライン3aと中継器ライン3bの上り信号線SBの渡り接続ラインに挿入されている。
【0041】
このため電圧低下検出回路10−2で信号線SA,SBの断線検出により信号処理部8が折り返しリレーA2を作動すると、そのリレー接点a21,a22が閉じ、断線を起こした検知器ライン3a側に対し正常な中継器ライン3b側の信号線SA,SBを渡り接続し、これによって断線を起こしている検知器ライン3aの信号線SA,SB側に対し正常な中継器ライン3b側より防災受信盤との間で呼出応答を行うことができる。
【0042】
中継器ライン3b側に設けた電圧低下検出回路10−4は、下り信号線SAまたは上り信号線SBの断線検出を行い、この場合にも検知器ライン3a側と同様、信号処理部8に対する断線検出出力で折り返しリレーA2を作動してリレー接点a21,a22を閉じ、断線を起こした中継器ライン3b側に対し正常な検知器ライン3a側を渡り接続して防災受信盤1との間の呼出応答を可能とするバックアップを行う。このような中継増幅盤7−1の構成は、中継増幅盤7−2及び他の中継増幅盤についても同じである。
【0043】
中継増幅盤7−1,7−2における検知器ライン3aには火災検知器5が接続されている。また中継器ライン3bには中継器6が接続され、中継器6は防災受信盤1からの制御電文を受けて電導弁18を開動作し、水噴霧ヘッド17に対し消火ポンプからの加圧消火用水を供給してトンネル内に水噴霧を行うようになる。
【0044】
ここで中継増幅盤7−1における検知器ライン3a側を例にとると、電圧低下検出回路10−1,10−2、折り返しリレーA1,A2、及びそのリレー接点a11,a12,a21,a22によって、上り側の検知器ライン3aの断線に対するバックアップ回路が構成される。このバックアップ回路に対し、信号処理部8において防災受信盤1から障害調査電文を受信すると、もしバックアップ回路が動作中であればバックアップ回路をオフすることで、断線を起こしている検知器ライン3a側の上り側に対する電源バックアップ及び信号線のバックアップを解除し、これによって断線を起こしている検知器ライン3aに接続している火災検知器5より障害応答を行わせることで、防災受信盤1側において断線箇所を特定できるようにしている。
【0045】
図4は本発明のトンネル防災設備における障害調査処理のフローチャートである。図4において、まず防災受信盤1においてステップS1のように障害調査スイッチ4をオン操作する。この障害調査スイッチ4のオン操作は、1日1回あるいは1週間に1回というように定期的に行ってもよいし、必要に応じて任意に行ってもよい。
【0046】
ステップS1で障害調査スイッチをオンすると、図2の主制御部20に設けている障害調査部25が起動し、ステップS2で全ての中継増幅盤7−1〜7−nに対し障害調査電文を送信する。ここで図3の中継増幅盤7−2において、上り側の検知器ライン3aの下り信号線SA及び上り信号線SBの断線が電圧低下検出回路10−2で検出され、信号処理部8による折り返しリレーA2の作動でリレー接点a21,a22が閉じ、正常な中継器ライン3b側を渡り接続するバックアップが行われていたとする。
【0047】
このような中継増幅盤7−2の信号線断線に対するバックアップ状態で、図4の防災受信盤1より障害調査電文を受信すると、ステップS101で信号処理部8が障害調査モードによる動作を開始し、オン状態にある折り返しリレーA2をオフする。
【0048】
このためリレー接点a21,a22が開き、断線を起こしている検知器ライン3a側の信号線SA,SBは正常な中継器ライン3b側の信号線SA,SBから切り離され、防災受信盤1からの呼出しを断線側に接続している火災検知器5が受信できなくなる。
【0049】
このように中継増幅盤7−1における信号線断線に対するバックアップ回路をオフした状態で、防災受信盤1はステップS3において先頭アドレスから最終アドレスまで使用して順次、端末の呼出しを行う。このような防災受信盤1からの端末呼出しに対し、正常に電源供給を受けている端末5側については、自己のアドレスを使用した呼出しに対し正常に応答電文を返すことができる。
【0050】
このような防災受信盤による端末呼出しについて、ステップS4で無応答の端末があるか否かの確認記憶を行っている。ステップS2の障害調査電文の送信によりバックアップ回路がオフとなった中継増幅盤の上り側に接続している端末装置、即ち断線により防災受信盤1からの呼出しを受けない端末装置については、端末呼出しに対し無応答となり、これがステップS4で確認記憶される。
【0051】
続いてステップS5で先頭アドレスから最終アドレスについて順次行った端末呼出しの無応答の確認結果に基づき、正常に応答があった端末とこれに隣接する無応答の端末との間の区間を断線箇所と特定して表示する。
【0052】
ステップS5で断線箇所の特定表示が済んだならば、ステップS6で防災受信盤1から全ての中継増幅盤に対し復旧電文を送信する。このときバックアップ動作がオフされている中継増幅盤7−1にあっては、ステップS102で復旧電文に基づいて信号処理部8が障害調査モードを終了し、それまでオフしていた折り返しリレーA2をオンし、リレー接点a21,a22を再び閉じることで、断線を起こしている検知器ライン3a側の信号線SA,SBを正常な中継器ライン3b側に渡り接続するバックアップ状態を回復させる。
【0053】
図5は図4の障害調査処理における断線箇所及び障害調査電文に対する端末応答を示している。図5(A)は中継増幅盤7−1と中継増幅盤7−2の間の信号線SA,SBの断線箇所30を示している。ここで中継増幅盤7−1,7−2の間にはアドレスA1〜Anのn台の火災検知器5が接続されており、アドレスA2とアドレスA3の火災検知器5の間に断線箇所30があったとする。
【0054】
この断線箇所30に対し中継増幅盤7−2は信号線断線を検出してバックアップ動作を行っており、図4のように防災受信盤1より障害調査電文が送られてくると、バックアップ動作をオフする。このため断線箇所30の下り側に接続しているアドレスA3〜Anの火災検知器5に対する信号線の渡り接続が断たれ、防災受信盤1からの呼出しを受信することができない。
【0055】
そこで障害調査電文を送信した後に防災受信盤1より端末呼出しを行うと、中継増幅盤7−1,7−2の間に接続している火災検知器5からの応答は図5(B)のようになる。即ち、断線箇所30から見て中継増幅盤7−1側に接続しているアドレスA1,A2の火災検知器5に対しては、それぞれの呼出しに対し応答が正常に行われる。
【0056】
これに対し断線箇所30から見て中継増幅盤7−2側に接続しているアドレスA3〜Anの火災検知器5については、中継増幅盤7−2における信号線のバックアップ動作のオフにより中継増幅盤7−1からの呼出信号の受信とその応答信号の送出ができず、アドレスA3〜Anの呼出しに対し、それぞれ無応答となる。
【0057】
この図5(B)のような無応答の端末を含む確認記憶について、呼出応答があったアドレスA2の火災検知器5とこれに隣接する呼出しに対し無応答となったアドレスA3の火災検知器5との間の信号線SA,SBが断線箇所30であることが特定できる。
なお防災受信盤1の端末呼出しは、ライン3a、3bに接続している全ての端末を順に防災受信盤側から呼び出して断線箇所を特定しても良いし、バックアップ動作を行った中継増幅盤から断線異常信号を予め受信していれば、断線しているラインの区域がわかるので、その区域の端末のみ呼び出しても良い。図5においては、中継増幅盤7−2からバックアップ中であることが、予め防災受信盤で受信していれば、断線箇所が中断増幅盤7−1と7−2の間であることがわかるので、防災受信盤は、中継増幅盤7−1と7−2の間にある端末のみ呼び出すようにしても良い。
【0058】
図6は中継増幅盤の電源線に断線が起きた場合の障害調査処理のタイムチャートである。図6において、防災受信盤1の障害調査スイッチ4をステップS1でオン操作させると、ステップS2で全ての中継増幅盤7−1〜7−nに対し共通に障害調査電文が送信される。
【0059】
ここで図3の中継増幅盤7−2において、検知器ライン3aの電源線SVとコモン線SCの上流側が断線し、折り返しリレーA1の作動によるリレー接点a11,a12の閉成により上り側の電源線に対する電源バックアップが行われていたとする。
【0060】
このような中継増幅盤7−2における上り側電源線断線に対する電源バックアップ状態で防災受信盤1より障害調査電文を受信すると、その信号処理部8はステップS101で障害調査モードを開始し、オン状態にある折り返しリレーA1をオフし、これによりリレー接点a11,a12が開き、断線を起こしている上り側電源線SVとコモン線SCに対する電源部16からの電源供給によるバックアップをオフする。
【0061】
続いてステップS102でタイマをスタートする。このタイマの設定時間は、断線側に接続している火災検知器5に内蔵しているコンデンサの電源電圧が下がりきって動作が停止するまでの時間を考慮した所定時間が設定されている。なお、コンデンサは、端末に供給される電源の変動を補うために予め充電されているものである。このためステップS103でスタートしたタイマのタイムオーバを認識すると、このとき断線を起こしている上り側の検知器ライン3aに接続している火災検知器5は、内蔵したコンデンサによる電源が下がりきり、電源オフによる停止状態となっている。
【0062】
そこでステップS103のタイムオーバの判別が済むと、ステップS104で障害調査モードを終了し、折り返しリレーA1をオンし、リレー接点a11,a12を閉じることで、断線を起こしている上り側電源線SVとコモン線SCに対する電源のバックアップを再開する。
【0063】
この中継増幅盤7−2における障害調査モードの動作に対し、端末としての火災検知器5にあっては、ステップS201で電源供給が停止され、その後、ステップS202でタイムオーバとなる前に内部コンデンサが放電しきることで電源オフ状態となり、その後のステップS104における障害調査モードの終了に伴う折り返しリレーA1のオンで、ステップS203のように電源供給を開始するようになる。
【0064】
一方、ステップS2で障害調査電文を送信した防災受信盤1にあっては、その後、ステップS3のように端末としての火災検知器5に対する端末ポーリングを繰り返している。ステップS203で電源供給が開始された後の端末ポーリングに対し、中継増幅盤7−2からの断線に伴う電源バックアップを受けている火災検知器5は、電源投入後のイニシャル応答を端末ポーリングに対し行うことになる。
【0065】
この電源投入直後の端末ポーリングに対するイニシャル応答としては、具体的には端末装置の種別応答を行う。例えば、火災検知器5であれば、火災検知器であることを示す種別コードを応答することになる。
【0066】
一方、防災受信盤1からの障害調査電文に対し電源線に対するバックアップ動作を行っていない中継増幅盤の上り側に接続している端末としての火災検知器5にあっては、システム立ち上げ時にイニシャル応答は既に済んでおり、ステップS3の端末ポーリングに対しては通常の応答を行うことになる。
【0067】
このためステップS4でイニシャル応答を行った端末を確認記憶し、この確認記憶の結果から、ステップS5において電源線の断線箇所を特定して表示する。即ち、通常応答の端末装置とこれに隣接する最初のイニシャル応答の端末装置との間に断線箇所があるものと特定して表示する。
【0068】
図7は図6の電源線断線に対する障害調査における中継増幅盤の間の断線箇所及び障害調査電文に対する端末応答の説明図である。図7(A)は中継増幅盤7−1と中継増幅盤7−2の間の電源線SV,SCを示しており、ここにアドレスA1〜Anの火災検知器5が接続されており、アドレスA2とアドレスA3の間の電源線SV,SCが断線箇所30であったとする。
【0069】
このような電源線SV,SC間の断線箇所30に対し、中継増幅盤7−2において断線検出が行われ、電源バックアップを断線箇所30までの上り側電源線SV,SC間に対し行っている。
【0070】
このため防災受信盤1からの障害調査電文を、電源バックアップを行っている中継増幅盤7−2で受信すると、断線箇所30までのアドレスA3〜Anの火災検知器5に対する電源バックアップがオフとなり、更にタイマによる設定で火災検知器5に内蔵しているコンデンサが放電しきるまでバックアップのオフが継続され、これによって断線箇所30までの間のアドレスA3〜Anの火災検知器5は電源停止状態となる。
【0071】
その後、中継増幅盤7−2において障害調査モードの終了により電源バックアップが再開され、一度停止したアドレスA3〜Anの火災検知器5は再び正常に電源供給を受けて動作を再開する。
【0072】
このような障害調査電文に基づく中継増幅盤における障害調査モードによる動作が終了した後、図7(B)の中継増幅盤7−1〜7−2の間のアドレスA1〜Anの火災検知器5に対する呼出しとその応答を見ると、アドレスA1,A2については通常応答であり、アドレスA3〜Anについてはイニシャル応答となっている。したがって、通常応答のアドレスA3の火災検知器5とこれに隣接するイニシャル応答となるアドレスA3の火災検知器5との間が断線箇所30となることが特定できる。
【0073】
なお上記の実施形態にあっては、防災受信盤1に設けている障害調査スイッチ4のオン操作で全ての中継増幅盤に対し共通に障害調査電文を送信するようにしているが、中継増幅盤のアドレスを順番に指定しながら障害調査電文を送信するようにしてもよい。なお、電源線SV、SCの断線箇所の調査においては、図4の信号線で行った断線箇所の調査方法で行っても良い。つまり、電源線SV、SCのバックアップを解除しておいて各端末を呼び出すと、無応答の端末が検出されることで、断線箇所を特定できる。
【0074】
また上記の実施形態にあっては、電源線及び信号線のバックアップ回路の折り返し接点としてリレーとそのリレー接点により実現しているが、トランジスタFETなどの半導体スイッチを使用してもよい。
【0075】
また本発明は、その目的と利点を損なわない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。更に上記の実施形態にあっては、防災受信盤に設けた障害調査スイッチの操作で障害調査処理を行うようにしているが、タイマによる一定期間ごとの定期的な動作で自動的に障害調査電文を送信するようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、防災受信盤におけるスイッチ操作などで中継増幅盤に対し障害調査制御信号を送信し、障害調査制御信号を受けた中継増幅盤は上り側伝送路で断線障害が発生している場合にはバックアップ回路を一定時間オフし、端末装置から障害状態を出力応答させることにより、防災受信盤において断線箇所を特定することができる。
【0077】
このためトンネル内の線路に断線が発生した場合でも、トンネル内に入ることなく防災受信盤からの指示で断線箇所を特定することができる。また人が線路を人為的に断線状態として断線箇所を調査する方法に比べ、断線調査のために監視状態となる時間を短縮することができ、更に障害調査に伴うバックアップ回路のオフ状態は自動的に復旧するため、障害調査状態のまま放置されて監視機能が失われるような事態を確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図
【図2】図1の防災受信盤の実施形態を示したブロック図
【図3】図1の中継増幅盤の実施形態を示した回路ブロック図
【図4】信号線断線に対する障害調査処理のタイムチャート
【図5】信号線の断線個所と障害調査による端末応答の説明図
【図6】電源線断線に対する障害調査処理のタイムチャート
【図7】電源線の断線個所と障害調査による端末応答の説明図
【図8】R型伝送方式をとったトンネル防災設備の説明図
【符号の説明】
1:防災受信盤
2a:上りトンネル伝送路
2b:下りトンネル伝送路
3a:検知器ライン
3b:中継器ライン
5:火災検知器
6:中継器
7-1〜7-n:中継増幅盤
8:信号処理部
9:ポンプ制御盤
10-1,10-2:電圧低下検出回路
12a,12b,14a,14b:電圧バッファアンプ
13a,13b,15a,15b:電流バッファアンプ
17:電動弁
18:水噴霧ヘッド
16:電源部
20:主制御部
21:伝送制御部
22:トンネル
23:操作表示制御部
23a:表示部
23b:操作部
23c:音響部
24:監視処理部
25:障害調査部
26:プリンタ
27:通信制御部
28:CRT
Claims (4)
- 防災受信盤から引き出された電源線及び信号線を含む伝送路にトンネル内に設置した検出器や制御機器などの端末機器を接続すると共に所定間隔毎に中継増幅盤を接続し、各中継増幅盤は端末側となる下り側伝送路に電源を供給してトンネル内を監視制御するトンネル防災設備において、
前記中継増幅盤に、受信盤側となる上り側伝送路の断線検出時に、断線した上り側伝送路に対する電源供給及びまたは前記防災受信盤との信号伝送をバックアップするバックアップ回路を設け、
前記防災受信盤に、障害調査の制御信号を前記中継増幅盤に伝送して前記伝送路の断線に対するバックアップ動作を一時的に解除させ、その間に前記端末装置の応答状態に基づき断線個所を特定する障害調査部を設けたことを特徴とするトンネル防災設備。 - 防災受信盤から引き出された電源線及び信号線を含む2組の伝送路にトンネル内に設置した検出器や制御機器などの端末機器を接続すると共に所定間隔毎に中継増幅盤を接続し、各中継増幅盤は端末側となる下り側線路に電源を供給してトンネル内を監視制御するトンネル防災設備において、
前記中継増幅盤に、受信盤側となる上り側電源線の断線検出時に折返し接点の閉成により盤内電源を断線した上り側電源線に供給し、受信盤側となる上り側信号線の断線検出時に折返し接点の閉成により他系統の伝送路の信号線を断線した上り側信号線に渡り接続するバックアップ回路を設け、
前記防災受信盤に、障害調査の指示操作に基づく制御信号を前記中継増幅盤に伝送して前記信号線及び又は電源線の断線に対するバックアップ動作を一時的に解除させ、その間に前記端末装置の応答状態に基づき断線個所を特定する障害調査部を設けたことを特徴とするトンネル防災設備。 - 請求項1又は2記載のトンネル防災設備において、
前記中継増幅盤のバックアップ回路は、電源線の断線検出によるバックアップ動作中に前記防災受信盤から障害調査制御信号を受信した場合、断線している電源線に対する電源バックアップを前記端末機器に設けたコンデンサが放電し終わる所定時間停止した後に電源バックアップを再開し、
前記防災受信盤の障害調査部は、前記中継増幅盤で電源バックアップ動作が再開された後の前記端末装置の順次呼び出しにより、通常応答信号を受信した端末装置と電源投入直後のイニシャル応答信号を受信した隣接する端末装置の間を断線個所として特定することを特徴とするトンネル防災設備。 - 請求項1又は2記載のトンネル防災設備において、
前記中継増幅盤のバックアップ回路は、信号線の断線検出によるバックアップ動作中に前記防災受信盤から障害調査制御信号を受信した場合、断線している信号線に対するバックアップ動作を復旧制御信号を受信するまで停止してから再開し、
前記防災受信盤の障害調査部は、前記中継増幅盤のバックアップ動作の停止中に前記端末装置を順次呼び出し、応答信号を受信した端末装置と無応答の隣接する端末装置の間を断線個所として特定することを特徴とするトンネル防災設備。
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