JP5418715B1 - 開閉器 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトなサイズでありながら優れた性能を発揮できる開閉器を提供する。
【解決手段】本発明の開閉器の一態様は、真空容器と、固定接点をなす一方の端部が真空容器内に配置されている固定電極と、可動接点をなす一方の端部が真空容器内に配置されている可動電極と、通電状態と開極状態とを切り替えるリンク機構と、可動接点が固定接点に押し付けられる方向の力を可動電極に伝える接圧用バネと、可動接点が固定接点から離れる方向の力を可動電極に伝える遮断用バネとを備え、接圧用バネと遮断用バネは可動電極の移動方向において少なくとも一部が重なるように配置されている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の開閉器の一態様は、真空容器と、固定接点をなす一方の端部が真空容器内に配置されている固定電極と、可動接点をなす一方の端部が真空容器内に配置されている可動電極と、通電状態と開極状態とを切り替えるリンク機構と、可動接点が固定接点に押し付けられる方向の力を可動電極に伝える接圧用バネと、可動接点が固定接点から離れる方向の力を可動電極に伝える遮断用バネとを備え、接圧用バネと遮断用バネは可動電極の移動方向において少なくとも一部が重なるように配置されている。
【選択図】図1
Description
本発明は開閉器に関する。
開閉器は電力回路を開閉するための機器である。開閉器は二つの接点を備え、これらが接している状態で通電が可能であり、他方、これらが引き離されると電力回路は遮断された状態となる。二つの接点を引き離すことによって通電状態から遮断状態に切り替えるとき、接点間においてアーク(火花)が発生しやすい。アークは真空中では持続しにくいことから、二つの接点を真空容器に収容した開閉装置又は遮断器が知られている(特許文献1,2参照)。
ところで、例えば変電所からユーザーに電気を供給する配電システムにおいて短絡が発生すると、5000アンペアを超える電流が開閉器を流れる場合がある。この場合、電流によって二つの接点間に反発力が生じる。一方の接点に他方の接点を押し付ける力が不十分であると、二つの接点の接触状態が反発力によって意図しないタイミングで解除されるおそれがある。従来の開閉器は、コンパクトなサイズを維持しながら、接点間の押し付け力を十分に大きくすることは困難であった。これは大きな押し付け力によって開閉器の部材(例えば電極及びロッド)にたわみが生じやすいため、全体を大型化して開閉器の剛性を高める必要があるからである。
本発明は、コンパクトなサイズでありながら優れた性能を有する開閉器を提供することを目的とする。
本発明に係る開閉器は、内部を減圧状態に維持可能な真空容器と、固定接点をなす一方の端部が真空容器内に配置されている固定電極と、可動接点をなす一方の端部が真空容器内であって固定接点に対向する位置に配置されている可動電極と、固定電極と可動電極との接続と固定電極からの可動電極の切断とを切り替えるリンク機構と、可動接点が固定接点に押し付けられる方向の力を可動電極に伝える接圧用バネと、可動接点が固定接点から離れる方向の力を可動電極に伝える遮断用バネとを備え、接圧用バネと遮断用バネは可動電極の移動方向において少なくとも一部が重なるように配置されている。
本発明の開閉器は、コンパクトなサイズでありながら優れた性能を有する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示す開閉器100は、真空容器10と、固定電極20と、可動電極30と、可動電極30を駆動するリンク機構40と、二つのコイルバネ(接圧用バネS1及び遮断用バネS2)とを備える。接圧用バネS1と遮断用バネS2は、可動電極30の移動方向(図1の矢印Aの方向)において少なくとも一部が重なるように配置されている。なお、以下の説明における「上下」は、図1の矢印Aの方向を意味する。
開閉器100は、コンパクトなサイズでありながら優れた性能を有する。従来、コンパクトなサイズを維持しながら接点間の押し付け力を十分に大きくすることは困難であった。これに対し、開閉器100においては、二つのコイルバネS1,S2を同軸に配置し且つ軸方向の少なくとも一部を重ねたことにより従来の課題を解決している。
すなわち、上記の構成を採用したことで、開閉器100の矢印A方向の長さを短くできる。まず、長さが短い開閉器は電柱又は地下に設置するのに有利である。開閉器100の要求性能又は設置場所にもよるが、例えば40〜50mm程度の長さにわたって二つのコイルバネS1,S2を重ねて配置すると、二つのコイルバネを重ねずに配置した場合と比較して当該長さについて短尺化できる。また、矢印A方向の長さを短くすることで圧縮力に対する強度が高まり、二つのコイルバネ(特に接圧用バネS1)の弾性力に起因するたわみの発生を抑制できる。これにより、接点間の押し付け力を十分に大きな値に設定でき、その結果、例えば短絡電流によって電極20,30間に強い反発力が生じても、意図しないタイミングで通電状態が解除されることを十分に抑制できる。以下、開閉器100の各構成について説明する。
真空容器10は内部を減圧状態に維持可能な容器である。真空容器10は絶縁材料からなるフレーム12(一部のみ図示)に支持されている。真空容器10は、上端に開口を有し、この開口に固定電極20が設けられている。真空容器10は、下端にも開口を有し、この開口に可動電極30が矢印A方向に移動可能に設けられる。
固定電極20は一方の端部に固定接点21を有し、固定接点21は真空容器10内に配置されている。固定電極20の他方の端部22は真空容器10の上面に露出しており端子を接続できるようになっている。
可動電極30は一方の端部に可動接点31を有し、可動接点31は真空容器10内であって固定接点21に対向する位置に配置されている。可動電極30は他方の端部32に設けられたネジ穴32aを有する。ネジ穴32aに対して導電材料(例えば金属)からなるボルト33の先端部を装着できる。これにより、可動電極30の端部32とボルト33の頭部33aとの間に、後述するバネ装着部材50を固定できるようになっている。
可動電極30は、フレーム12に固定された端子38と電気的に通じている。すなわち、可動電極30と端子38との間に、導電性材料からなるパーツ(バネ装着部材50、バネ性接点34及びカラー35)によって導電路が形成される。なお、バネ性接点34は、バネ装着部材50とカラー35とを電気的に接続している。カラー35はフレーム12に端子38とともにボルトで固定されている。
バネ装着部材50は筒状部材からなり、図1,2に示すとおり、内部に接圧用バネS1を収容し、他方、外周に遮断用バネS2が配置されている。コイルバネである二つのバネS1,S2は径方向の中心が同軸となるようにバネ装着部材50に装着されている。
バネ装着部材50の開口内をボルト33の軸部33bが通っている。図2に示すとおり、バネ装着部材50の開口サイズは、一方の端面50aから途中までの第一区間R1が残りの第二区間R2と比較して大きく、第一区間R1に接圧用バネS1が収容されている。第一区間R1には、ボルト33の軸部33bの外周に沿うようにカラー52が配置され、カラー52の外周に沿うように接圧用バネS1が更に配置されている。第一区間R1の内面及びカラー52の外面は、接圧用バネS1が収縮する際に横方向にたわむのを防止する。
バネ装着部材50の端面50aとボルト33の頭部33aとの間にはバネ座53が配置されている。バネ座53に対して接圧用バネS1の下端が当接している。なお、接圧用バネS1の上端はバネ装着部材50の第一区間R1と第二区間R2との境界面50bに当接している。上述のカラー52は、接圧用バネS1のたわみ防止に加え、バネ座53及びボルト33と協働して接圧用バネS1の初期長さを規定する役割も果たす。バネ装着部材50の第一区間R1内にカラー52を配置し、更にカラー52の先端にバネ座53を配置した後、カラー52の開口にボルト33の軸部33bを通してボルト33を締め込むことにより接圧用バネS1の初期長さを設定できる(図2参照)。なお、ボルト33の頭部33aとバネ座53との間にワッシャーを配置してもよい。
バネ座53は、接圧用バネS1の下端が当接する円板53aと、円板53aの周縁からバネ装着部材50の方向に延びる筒状部53bとを有する。円板53aの中央には開口53cが形成されており、開口53cをボルト33の軸部33bとカラー52が通っている。図2に示すとおり、ボルト33を締め込んだ状態(初期状態)においては、バネ座53の円板53aとバネ装着部材50の端面50aとは離隔している。円板53aと端面50aとの距離は接圧用バネS1の変位より大きく設定されている。
バネ座53の筒状部53bは、バネ装着部材50の下部50cの外周を沿うように配置されており、開口53cの内面とともにバネ装着部材50に対する摺動部を構成する。バネ座53は、バネ装着部材50及びカラー52に対して摺動可能(移動可能)である。バネ座53がバネ装着部材50及びカラー52に対して摺動可能であると、当該箇所におけるたわみの発生をより確実に抑制できる。
バネ装着部材50は、遮断用バネS2の下端が当接するフランジ50dを外周に有する。なお、遮断用バネS2の上端はカラー35の鍔部35aに当接している。フランジ50dはバネ装着部材50の下端の近傍であって、接圧用バネS1の圧縮に伴うバネ座53の摺動の妨げとならない位置に設けられている。
バネ装着部材50は、バネ座53と、ボルト33の頭部33aを覆うように設けられた連結部材54とを介して絶縁体55に接続されている。連結部材54は、バネ座53を支える保持部54aと、ボルト33の頭部33aを収容する凹部54bを有する。頭部33aは接圧用バネS1の圧縮に伴ってバネ座53に対して突出するため、凹部54bはその突出量に応じた深さを有する(図3(c)参照)。絶縁体55の形状は、例えば直方体であり、連結部材54が装着された面と反対側の面にリンク機構40の一部を構成する連結部材41が装着されている。
リンク機構40は、可動電極30を駆動し、固定電極20と可動電極30との接続と、固定電極20からの可動電極30の切断とを切り替えるためのものである。リンク機構40は、連結部材41と上側アーム42の一端とを回転自在に接続する第一のジョイントJ1と、上側アーム42の他端と下側アーム43の一端とを回転自在に接続する第二のジョイントJ2と、下側アーム43の他端と台座44とを回転自在に接続する第三のジョイントJ3と、第二のジョイントJ2の移動範囲を規制するストッパ45と、第二のジョイントJ2を駆動(吸引又は押出)するマグネットMgと、第一のジョイントJ1とその横方向に位置する軸46とを連結する補助アーム47とによって構成される(図2参照)。補助アーム47は第一のジョイントJ1の横方向の動きを制限する。
本実施形態において、接圧用バネS1の弾性力は遮断用バネS2の弾性力よりも大きい。すなわち、リンク機構40からバネ装着部材50に対し、可動接点31が固定接点21に近づく方向の力を加えられると、まず遮断用バネS2が縮み、その後に可動接点31が固定接点21に接すると接圧用バネS1が縮むように構成されている。
以下、図3,4を参照しながら、開閉器100において、固定電極20と可動電極30とが切断されている状態(開極)から固定電極20と可動電極30が接続された状態に切り替える動作について説明する。
まず、図3(a)に示す状態からマグネットMgによって第二のジョイントJ2を吸引し、これにより可動電極30を固定電極20に向けて押し上げる。上側アーム42と下側アーム43とのなす角が180°になる手前で可動接点31が固定接点21に当接する(図3(b))。図3(a)に示す状態から(b)に示す状態に移行する際、接圧用バネS1は初期長さを維持したままの状態でバネ装着部材50を上方に押し上げる。これによってフランジ50dが上方に移動し、その結果、遮断用バネS2が収縮する。
次に、図3(b)に示す状態からマグネットMgによって第二のジョイントJ2を更に吸引し、これにより可動電極30を固定電極20に押し付ける。本実施形態においては、上側アーム42と下側アーム43とのなす角がほぼ180°になった状態(ジョイントJ1,J2,J3が略一直線に並んだ状態)が固定電極20に対して可動電極30を押し付ける力が最大となった状態である(図3(c))。図3(b)に示す状態から(c)に示す状態に移行する際、接圧用バネS1のみが収縮する。すなわち、連結部材54によってバネ座53が上方に押され、バネ座53が接圧用バネS1を収縮させる。この際、バネ座53はバネ装着部材50及びカラー52に対して摺動する。なお、バネ装着部材50及びカラー52はボルト33によって可動電極30と一体となっている。このため、可動電極30が固定電極20に当接した状態、つまり可動電極30が移動しない状態においては、バネ装着部材50は移動しないため、遮断用バネS2は変位しない。
二つの接点21,31が接触した後は、マグネット変位が大きくなっても遮断用バネS2は変位しないため、図4に破線で示したとおり、遮断用バネS2のグラフは水平のままである。仮に、二つの接点21,31が接触した後も遮断用バネS2の負担力が増大すると、接圧用バネS1の負担力との合計が過剰に大きくなるおそれがある。この場合、開閉器全体の強度を高くせざるを得ず、開閉器をコンパクトなサイズとすることが難しくなる。
通電状態から開極状態とするには、図3(c)の状態から(b)の状態を経て、(a)の状態とすればよい。なお、従来、一つのバネのみが使用された開閉器は開極時における可動電極の移動速度が高すぎると可動電極のバウンスによって可動電極が固定電極と再接触する可能性がある。これに対し、本実施形態によれば二つのコイルバネS1,S2を併用することでバウンスの発生を抑制できる。バウンスを抑制できることで、二つの接点21,31の間隔を十分狭く設定することができ、これにより優れた遮断性能を達成できる。二つの接点21,31の間隔(開極時)は、例えば15mm以下、好ましくは10〜12mmの範囲に設定できる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態においては、バネ装着部材50とリンク機構40との間に絶縁体55を配置する例を挙げたが、リンク機構40のパーツの一部を絶縁材料からなるもので構成すれば、絶縁体55を採用しなくてもよい。また連結部材54を絶縁材料で構成し、連結部材54と絶縁体55とを一体としてもよい。更にリンク機構40と異なる機構によって可動電極30を駆動させてもよい。
10…真空容器、20…固定電極、21…固定接点、30…可動電極、31…可動接点、33…ボルト、33a…頭部、33b…軸部、40…リンク機構、50…バネ装着部材、50a…端面、50d…フランジ、52…カラー、53…バネ座、53b…筒状部(摺動部)、53c…開口(摺動部)、55…絶縁体、100…開閉器、R1…第一区間、R2…第二区間、S1…接圧用バネ、S2…遮断用バネ。
Claims (14)
- 内部を減圧状態に維持可能な真空容器と、
一方の端部に固定接点を有し、前記固定接点が前記真空容器内に配置されている固定電極と、
一方の端部に可動接点を有し、前記可動接点が前記真空容器内であって前記固定接点に対向する位置に配置されている可動電極と、
前記固定電極と前記可動電極との間における電気的な接続と遮断とを切り替えるリンク機構と、
前記可動接点が前記固定接点に押し付けられる方向の力を前記可動電極に伝える接圧用コイルバネと、
前記可動接点が前記固定接点から離れる方向の力を前記可動電極に伝える遮断用コイルバネと、
前記可動電極の移動方向に貫通する開口を有する一つの部材であって、前記可動電極と前記リンク機構との間に設けられており、前記接圧用コイルバネ及び前記遮断用コイルバネが配置されるバネ装着部材と、
を備え、
前記接圧用コイルバネと前記遮断用コイルバネは、径方向の中心が同軸となるように且つ前記可動電極の移動方向において少なくとも一部が重なるように、前記バネ装着部材に配置されている、開閉器。 - 前記接圧用コイルバネの弾性力は前記遮断用コイルバネの弾性力よりも大きい、請求項1に記載の開閉器。
- 前記リンク機構から前記バネ装着部材に対し、前記可動接点が前記固定接点に近づく方向の力を加えられると、まず前記遮断用コイルバネが縮み、その後に前記可動接点が前記固定接点に接すると前記接圧用コイルバネが縮むように構成されている、請求項1又は2に記載の開閉器。
- 前記リンク機構から前記バネ装着部材に対し、前記可動接点が前記固定接点に近づく方向の力を加えられると、前記接圧用コイルバネは初期長さを維持したまま、まず前記遮断用コイルバネが縮み、その後に前記可動接点が前記固定接点に接すると前記接圧用コイルバネが縮むように構成されている、請求項1又は2に記載の開閉器。
- 前記接圧用コイルバネは前記バネ装着部材内に収容されており、
前記遮断用コイルバネは前記バネ装着部材の外周に沿って配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の開閉器。 - 前記バネ装着部材の開口サイズは、一方の端面から途中までの第一区間が残りの第二区間と比較して大きく、前記第一区間に前記接圧用コイルバネが収容されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の開閉器。
- 前記バネ装着部材の外周に沿うように前記遮断用コイルバネが配置されており、前記バネ装着部材は前記遮断用コイルバネの一方の端部が当接するフランジを有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の開閉器。
- 前記接圧用コイルバネの一方の端部に当接するバネ座を更に備え、前記バネ座は前記バネ装着部材に対して移動可能である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の開閉器。
- 前記バネ座は、前記バネ装着部材に対する摺動部を有する、請求項8に記載の開閉器。
- 前記可動電極と前記バネ装着部材とを固定するボルトを更に備え、前記ボルトの軸部は前記バネ装着部材の前記開口内を通っている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の開閉器。
- 前記バネ装着部材内であって前記ボルトの外側且つ前記接圧用コイルバネの内側に配置され、前記ボルトによって前記バネ装着部材に固定されるカラーを更に備える、請求項10に記載の開閉器。
- 前記可動電極と前記リンク機構との間に配置された絶縁体を更に備える、請求項1〜11のいずれか一項に記載の開閉器。
- 内部を減圧状態に維持可能な真空容器と、
一方の端部に固定接点を有し、前記固定接点が前記真空容器内に配置されている固定電極と、
一方の端部に可動接点を有し、前記可動接点が前記真空容器内であって前記固定接点に対向する位置に配置されている可動電極と、
前記固定電極と前記可動電極との間における電気的な接続と遮断とを切り替えるリンク機構と、
前記可動接点が前記固定接点に押し付けられる方向の力を前記可動電極に伝える接圧用コイルバネと、
前記可動接点が前記固定接点から離れる方向の力を前記可動電極に伝える遮断用コイルバネと、
を備え、
前記接圧用コイルバネの弾性力は前記遮断用コイルバネの弾性力よりも大きく、
前記接圧用コイルバネと前記遮断用コイルバネは、径方向の中心が同軸となるように且つ前記可動電極の移動方向において少なくとも一部が重なるように配置され、
前記リンク機構は、前記可動電極の移動方向に移動可能な連結部材と、第一のアームと、第二のアームと、台座と、前記連結部材と前記第一のアームの一端とを回転自在に接続する第一のジョイントと、前記第一のアームの他端と前記第二のアームの一端とを回転自在に接続する第二のジョイントと、前記第二のアームの他端と前記台座とを回転自在に接続する第三のジョイントとを有し、前記第一のジョイントと前記第二のジョイントと前記第三のジョイントが略一直線に並んだ状態において前記固定電極に対して前記可動電極を押し付ける力が最大となるように構成されている、開閉器。 - 内部を減圧状態に維持可能な真空容器と、
一方の端部に固定接点を有し、前記固定接点が前記真空容器内に配置されている固定電極と、
一方の端部に可動接点を有し、前記可動接点が前記真空容器内であって前記固定接点に対向する位置に配置されている可動電極と、
前記固定電極と前記可動電極との間における電気的な接続と遮断とを切り替えるリンク機構と、
前記可動接点が前記固定接点に押し付けられる方向の力を前記可動電極に伝える接圧用コイルバネと、
前記可動接点が前記固定接点から離れる方向の力を前記可動電極に伝える遮断用コイルバネと、
前記可動電極の移動方向に貫通する開口を有する一つの部材であって、前記可動電極と前記リンク機構との間に設けられており、前記接圧用コイルバネ及び前記遮断用コイルバネが配置されるバネ装着部材と、
前記バネ装着部材の外周に設けられており、前記遮断用コイルバネの一方の端部が当接するフランジと、
前記接圧用コイルバネの一方の端部に当接するバネ座であって、前記バネ座は前記バネ装着部材に対して摺動するバネ座と、
前記可動電極と前記バネ装着部材とを固定するボルトであって、軸部を有し、前記軸部が前記バネ装着部材の開口内を通っているボルトと、
を備え、
前記接圧用コイルバネの弾性力は前記遮断用コイルバネの弾性力よりも大きく、
前記接圧用コイルバネは前記バネ装着部材内に収容され且つ前記遮断用コイルバネは前記バネ装着部材の外周に沿って配置されており、
前記接圧用コイルバネと前記遮断用コイルバネは、前記可動電極の移動方向において少なくとも一部が重なるように前記バネ装着部材に配置されている、開閉器。
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