JP5416824B1 - 組立構造物、およびそれらを形成するシートセット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の本体部材2と第2の本体部材3とをそれらの第1の正面6および第2の正面13が切頂二十面体の外形を有するように並べて、重なり合う第1の側面7および第2の側面14の重なった第1の側面スリット9および第2の側面スリット16に第1のシート状連結部材4を嵌合させ、重なり合う2つの第1の側面7の重なった2つの第1の側面スリット9に第2のシート状連結部材5を嵌合させて、重なり合う側面どうしをそれぞれ固定するとともに、第1のシート状連結部材4を連続する第1の正面6と第2の正面13とに互いに連なる第1の正面スリット8および第2の正面スリット15に収容させ、第2のシート状連結部材5を連続する2つの第1の正面6に互いに連なる2つ第1の正面スリット8に収容させる。
【選択図】図1
Description
また、特許文献2に記載の連結片によって連結された複数個の包装箱は、強度の方向にムラがあり、連結も簡易ものであるため、連結によって新たに1つの組立構造物が得られる構造とはなっていなかった。
また、特許文献3には2つの箱本体を並べて、2つの箱本体に設けたスリットと連結帯のスリットとを嵌合させることで箱本体どうしを連結させることのできる箱の考案が開示されているが、3つ以上または複数種類の本体部材を組み合わせて簡易に様々な形状の組立構造物を構成することについては何ら開示されていない。
また、本発明は、シート状部材を折り目に沿って折り曲げることで形成される3つ以上の本体部材と、切り込み部を備える2つ以上のシート状連結部材とからなる組立構造物であって、それぞれの前記本体部材は、第1の面と折り目を介して前記第1の面に隣接する第2の面とを備えると共に前記折り目を横切って前記第1の面および前記第2の面にまたがるように設けられた開口部を備え、前記開口部は、前記本体部材を形成する際に前記折り目によって折り曲げられて、前記本体部材の前記第1の面に形成される第1のスリットと、前記第1のスリットから連続して前記本体部材の前記第2の面に形成される第2のスリットとに分離され、互いに隣接する前記本体部材は、前記第1の面を互いに重ね合わせることで、対応する2つの前記第1のスリットが重なるとともに、対応する2つの前記第2のスリットが互いに連なり、重なった2つの前記第1のスリットに、前記シート状連結部材の前記切り込み部を嵌合させることで、前記シート状連結部材が互いに連なる2つの前記第2のスリットに収容され、互いに隣接する前記本体部材の前記第2の面が互いに所定の角度を為して連結され、それぞれの前記シート状連結部材によって互いに隣接する前記本体部材が連結されることで連なる複数の前記第2の面によって形成された多角柱または多角錐台の環状に連なる側面の外形または内形を有することを特徴とする組立構造物を提供する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る組立構造物である。
図1に示す組立構造物1は、切頂二十面体の外形を備え、20個の第1の本体部材2、12個の第2の本体部材3、60個の第1のシート状連結部材4、および30個の第2のシート状連結部材5からなる。
第1の本体部材2は、正六角形状の第1の正面6と、正六角形状の第1の正面6の一辺と接続する等脚台形状の6つの第1の側面7とからなる六角錐台の形状を有し、第1の正面6に対向する面が開放されている。なお、第1の正面6と第1の側面7との為す角は、約72.6°である。
また、上述のとおり正六角形状の第1の正面6は、第1の下底10によって囲まれ、第1の下底10は、第1の側面スリット9によって、第1の左下底部10aと第1の右下底部10bとの2つに分けられる。
第2の本体部材3は、正五角形状の第2の正面13と、正五角形状の第2の正面13の一辺と接続する等脚台形状の5つの第2の側面14とからなる五角錐台の形状を有し、第2の正面13に対向する面が開放されている。なお、第2の正面13と第2の側面14との為す角は、約77°である。
また、第2の正面13は、上述のとおり正五角形状であり、第2の下底17によって囲まれており、第2の下底17は、上述と同様に、第2の正面スリット15によって、第2の左下底部17aと第2の右下底部17bとに分けられる。
次に、第1の糊しろ面21を、その第1の糊しろ面が接続された第1の側面7と隣り合う第1の側面7の内側に沿うようにそれぞれ折り曲げる。
そして、最後に、隣り合う第1の側面7から延びる第1の糊しろ面21を第1の補強面22と対応する第1の側面7とによって挟み込むように第1の補強面22をそれぞれ折り曲げる。
このように第1のシート状部材20の各面を同一方向に折り曲げることで、接着剤などを用いなくとも、第1のシート状部材20の応力および摩擦力によって第1の本体部材2の形状が維持される。
次に、第2の糊しろ面27を、その第2の糊しろ面27が接続する第2の側面14と隣り合う第2の側面14の内側に沿うようにそれぞれ折り曲げる。
そして、最後に、隣り合う第2の側面14から延びる第2の糊しろ面27を第2の補強面28と対応する第2の側面14とによって挟み込むように第2の補強面28をそれぞれ折り曲げる。
このように第2のシート状部材26の各面を同一方向に折り曲げることで、接着剤などを用いなくとも、第2のシート状部材26の応力および摩擦力によって第2の本体部材3の形状が維持される。
図6(A)に示すように、第1のシート状連結部材4は、第1の本体部材2と第2の本体部材3とを連結するため、下部に第1の連結切り込み部4Aを有し、また、上部に傾きの異なる一対の斜面を持つ第1の凸部4Bを備える。第1の凸部4Bは、第1のシート状連結部材4の中心軸に対する傾きが約77°である第1の斜面4Cと、傾きが約72.6°である第2の斜面4Dとを備える。
また、図6(B)に示すように、第2のシート状連結部材5は、第1の本体部材2どうしを連結するため、下部に第2の連結切り込み部5Aを有し、また、上部に左右対称な一対の斜面5C、5Cを持つ第2の凸部5Bを備える。なお、第2の凸部5Bの頂点の角度は、約145.2°である。
図7に示すように、20個の第1の本体部材2の正六角形状の第1の正面6と12個の第2の本体部材3の正五角形状の第2の正面13とが切頂二十面体の外形を呈するように並べて、隣接する第1の本体部材2と第2の本体部材3との連続する第1の正面6と第2の正面13とに互いに連なる対応する第1の正面スリット8と第2の正面スリット15とに、第1のシート状連結部材4をその第1の凸部4Bの第1の斜面4Cが第2の正面スリット15へ収容され、その第1の凸部4Bの第2の斜面4Dが第1の正面スリット8へ収容されるように嵌合させることで、隣接する第1の本体部材2と第2の本体部材3とを連結する。
また、同様に、隣接する第1の本体部材2どうしの連続する第1の正面6に互いに連なる対応する2つの第1の正面スリット8に、第2のシート状連結部材5を嵌合させることで、隣接する第1の本体部材2どうしを連結する。
このとき、60個の第1のシート状連結部材4および30個の第2のシート状連結部材5の全ての嵌合方向が上述の切頂二十面体の外形の中心に集まることで、組立構造物1の連結構造を強固なものとすることができる。
第2のシート状連結部材5は、隣接する第1の本体部材2の第1の側面7どうしが重なることで重なった2つの第1の側面スリット9に第2のシート状連結部材5の第2の連結切り込み部5Aを嵌合させることで、第2のシート状連結部材5によって隣接する第1の本体部材2の重なり合う第1の側面7どうしを固定して隣接する第1の本体部材2どうしを連結するとともに、嵌合の際、第2のシート状連結部材5の一対の斜面を有する第2の凸部5Bが、隣接する第1の本体部材の2つの第1の正面6にわたって互いに連なる2つの第1の正面スリット8に収容される。隣接する第1の本体部材2の2つの第1の正面6が為す角度は、約145.2°であり、第2のシート状連結部材5の一対の斜面5Cを有する第2の凸部5Bの為す角度も約145.2°であるためである。
図9に示すように、第1の本体部材2を形成する第1のシート状部材20、第2の本体部材3を形成する第2のシート状部材26、第1のシート状連結部材4、および第2のシート状連結部材5のそれぞれは、同一の材料シート63から複数枚ずつ切り出される。この材料シート63は、材質については特に限定されず、例えば、防水加工や防火加工などの特殊加工がなされた段ボールや厚紙でもよく、折り曲げ可能なプラスチックシートなどでもよく、また、アルミニウムシートなどの可撓性の金属シートであってもよい。
なお、これら第1のシート状部材20、第2のシート状部材26、第1のシート状連結部材4、および第2のシート状連結部材5のそれぞれは、別々の材料シートから切り出されたものでもよく、また、それぞれ材質の異なるシートから切り出されたものでもよい。
また、第1実施形態に係る組立構造物1は、切頂二十面体の外形を備えるが、同様にして様々な正多面体や半正多面体の組立構造物を構成することができる。なお、正多面体および半正多面体を構成する正多角形の面には、それぞれの面に共通して外接する1つの球面が存在する。
図10は、本発明の第2実施形態に係る組立構造物である。
図10に示す組立構造物61は、本発明の第1実施形態に係る組立構造物1を構成する第1の本体部材2および第2の本体部材3において、正六角形状の第1の正面6と正五角形状の第2の正面13とを切り欠き、その代わりに開放していた第1の上底12によって囲まれた正六角形を第1の正面とし、第2の上底19によって囲まれた正五角形を第2の正面としてスリットをそれぞれに設け、第1実施形態と同様にシート状連結部材によって組み立てたものである。
図10に示す組立構造物61は、その内側に切頂二十面体の内形を備える。また、シート状連結部材は、組立構造物61の内側から外側に向けて嵌合される。なお、第1実施形態と同様、組立構造物61の備える切頂二十面体の内形には1つの球面が外接する。
図11は、本発明の第3実施形態に係る組立構造物である。
図11に示す組立構造物32は、変形十二面体の外形を備え、12個の第1の本体部材33、80個の第2の本体部材34、60個の第1のシート状連結部材35、および90個の第2のシート状連結部材36からなる。
第1の本体部材33は、五角錐台の形状を備え、正五角形状の第1の正面37と、第1の正面37から延びる5つの等脚台形状の第1の側面38とを備え、第1の正面37に対向する面が開放されている。なお、第1の正面37と第1の側面38との為す角は、約82.05155°である。
また、第1の正面37は、上述のとおり正五角形状であり、第1の下底42によって囲まれ、第1の下底42は、上述と同様に、第1の正面スリット39によって2つに分けられる。
第2の本体部材34は、三角錐台の形状を備え、正三角形状の第2の正面44と、第2の正面44から延びる3つの等脚台形状の第2の側面45とを備え、第2の正面44に対向する面が開放されている。なお、第2の正面44と第2の側面45との為す角は、約70.50375°である。
また、第2の正面44は、上述のとおり正三角形状であり、第2の下底49によって囲まれ、第2の下底49は、上述と同様に、第2の正面スリット46によって2つに分けられる。
次に、第1の糊しろ面52を、その第1の糊しろ面52が接続する第1の側面38と隣接する第1の側面38に沿うように折り曲げる。
そして、最後に、第1の補強面53を織り込んで、第1の補強面53と第1の側面38とによって、隣接する第1の糊しろ面52をそれぞれ挟み込む。
このように第1のシート状部材51の各面を同一方向に折り曲げることで、接着剤等を用いなくとも、第1のシート状部材51の応力および摩擦力によって第1の本体部材33の形状が維持される。
次に、第2の糊しろ面57を、その第2の糊しろ面57が接続する第2の側面45と隣接する第2の側面45に沿うように折り曲げる。
そして、最後に、第2の補強面58を織り込んで、第2の補強面58と第2の側面45とによって、その第2の側面45に沿った隣接する第2の糊しろ面57をそれぞれ挟み込む。
このように第2のシート状部材56の各面を同一方向に折り曲げることで、接着剤等を用いなくとも、第2のシート状部材56の応力および摩擦力によって第2の本体部材34の形状が維持される。
図16(A)に示すように、第1のシート状連結部材35は、下部に第1の連結切り込み部35Aを備え、上部に傾きの異なる一対の斜面を持つ第1の凸部35Bを備える。第1の凸部35Bは、第1のシート状連結部材35の中心軸に対する傾きが約82.05155°である第1の斜面35Cと、傾きが約70.50375°である第2の斜面35Dとを備える。
また、図16(B)に示すように、第2のシート状連結部材36は、下部に第2の連結切り込み部36Aを備え、上部に左右対称な一対の斜面36Cを持つ第2の凸部36Bを備える。なお、第2の凸部36Bの頂点の角度は約164.1031°である。
図17に示すように、15個の第1の本体部材33の第1の正面37と、80個の第2の本体部材34の第2の正面44とが、変形十二面体の外形を呈するように並べて、隣接する第1の本体部材33の第1の正面43と第2の本体部材34の第2の正面44とに互いに連なる対応する第1の正面スリット39および第2の正面スリット46に、第1のシート状連結部材35をその第1の凸部35Bの第1の斜面35Cが第1の正面スリット39へ収容され、その第1の凸部35Bの第2の斜面35Dが第2の正面スリット46へ収容されるように嵌合させることで、隣接する第1の本体部材33と第2の本体部材34とを連結する。
また、同様に、隣接する第2の本体部材34の連続する第2の正面44に互いに連なる対応する2つの第2の正面スリット46に第2のシート状連結部材36を嵌合させることで、隣接する第2の本体部材34を連結する。
このとき、60個の第1のシート状連結部材35と90個の第2のシート状連結部材36との全ての嵌合方向が上述の変形十二面体の中心に集まることで、組立構造物32の連結構造を強固なものとすることができる。
なお、第1および第2実施形態と同様、第3実施形態の組立構造物32の備える変形十二面体の外形には1つの球面が外接する。
なお、第3のシート状連結部材76は、各本体部材の頂点部分に対応する側面を所定量削った上で各本体部材と嵌合させることで、図18(B)に点線で示す第3のシート状連結部材76の中心を五角形状の平面として隣接する各本体部材を連結する。こうすることで、変形十二面体の各頂点が削られて、各頂点を中心とする五角錐部分の形状がその底面である五角形の平面となるため、全体を更に球形に近い形状とすることができる。
また、第3実施形態に係る組立構造物は、変形十二面体であるが、同様に、正多面体や半正多面体などの他の構造を備える組立構造物であってもよい。
また、切頂六面体は、正八角形を正面とする八角錐台を第1の本体部材とし、正三角形を正面とする三角錐台を第2の本体部材とし、第1の本体部材を6個と第2の本体部材を8個とを連結することで構成できる。
また、切頂八面体は、正六角形を正面とする六角錐台を第1の本体部材とし、正方形を正面とする四角錐台を第2の本体部材とし、第1の本体部材を8個と第2の本体部材を6個とを連結することで構成できる。
また、切頂十二面体は、正十角形を正面とする十角錐台を第1の本体部材とし、正三角形を正面とする三角錐台を第2の本体部材とし、第1の本体部材を12個と第2の本体部材を20個とを連結することで構成できる。
また、立方八面体は、正方形を正面とする四角錐台を第1の本体部材とし、正三角形を正面とする三角錐台を第2の本体部材とし、第1の本体部材を6個と第2の本体部材を8個とを連結することで構成できる。
また、二十・十二面体は、正五角形を正面とする五角錐台を第1の本体部材とし、正三角形を正面とする三角錐台を第2の本体部材とし、第1の本体部材を12個と第2の本体部材を20個とを連結することで構成できる。
また、斜方立方八面体は、正方形を正面とする四角錐台を第1の本体部材とし、正三角形を正面とする三角錐台を第2の本体部材とし、第1の本体部材を18個と第2の本体部材を8個とを連結することで構成できる。
また、変形立方体は、正方形を正面とする四角錐台を第1の本体部材とし、正三角形を正面とする三角錐台を第2の本体部材とし、第1の本体部材を6個と、第2の本体部材を32個とを連結することで構成できる。
また、斜方切頂立方八面体は、正八角形を正面とする八角錐台を第1の本体部材とし、正六角形を正面とする六角錐台を第2の本体部材とし、正方形を正面とする四角錐台を第3の本体部材とし、第1の本体部材を6個と第2の本体部材を8個と第3の本体部材を12個とを連結することで構成される。
また、斜方切頂二十・十二面体は、正十角形を正面とする十角錐台を第1の本体部材とし、正六角形を正面とする六角錐台を第2の本体部材とし、正方形を正面とする四角錐台を第3の本体部材とし、第1の本体部材を12個と第2の本体部材を20個と第3の本体部材を30個とを連結することで構成される。
なお、正多面体または半正多面体を構成する本体部材の正面の一辺の長さは全て等しい。つまり、第1の本体部材および第2の本体部材の2種類の本体部材で半正多面体が構成されている場合、第1の本体部材の正面の一辺の長さと、第2の本体部材の正面の一辺の長さは等しく、また、第1の本体部材、第2の本体部材および第3の本体部材の3種類の本体部材で半正多面体が構成されている場合、第1の本体部材の正面の一辺の長さ、第2の本体部材の正面の一辺の長さ、および第3の本体部材の一辺の長さはそれぞれ等しい。
例えば、図19に示すように、三角錐台および四角錐台の本体部材を複数組み合わせて用いることで、ラグビーボール形状の組立構造物62を構成することができる。
また、本発明の組立構造物は、その大きさや形状も特に限定されないため、例えば、ボール、サッカーボール、ラグビーボール、簡易シェルター、移動住居、観測用ドーム、インテリア、包装容器、船、飛行船、宇宙ステーション、および月面基地などとして利用することができる。これらの組立構造物は、本発明に係る組立構造物を複数組み合わせることで構成することができる。
図19は、本発明の第4実施形態に係る組立構造物である。
図19に示す組立構造物77は、正六角柱の外形を有し、6つの本体部材78、6つの第1のシート状連結部材79、および12個の第2のシート状連結部材80からなる。
本体部材78は、正三角形状の互いに向かい合う一対の底面81と、一対の正三角形状の底面81の両斜辺の間に接続される長方形状の一対の側面82と、一対の底面81および一対の側面82によって上下左右を囲まれる長方形状の正面83とを備えた三角柱形状を有する。
また、正三角形状の底面81は、その一対の斜辺の中央から底面81自身へ延びる一対の第3のスリット86を備え、側面82は、一対の底面81の第3のスリット86から連続して延びる一対の第4のスリット87を備える。
正面83は、底面81に接続され横方向に延びる一対の底辺88と側面82に接続され縦方向に延びる一対の第1の辺90とからなり、第1の辺90は、第1のスリット84によって上下2つに分けられる。
側面82は、上下一対の底面81に接続される上下一対の斜辺89と、正面83に接続される第1の辺90と、上下一対の底面81の頂点を結ぶ第2の辺91とからなり、第1の辺90は、上述と同様に、第2のスリット85によって上下2つに分けられる。
側面82は上下に一対の第2の切り込み部97を備え、補強面94と第2の辺91によって接続されている。補強面94は、上下に一対の第1の切り欠き部98を備え、第2の辺91と逆側の辺に第2の切り欠き部99を備える。
次に、一対の側面82を、正三角形状の底面81の斜辺89に沿うように折り曲げる。このとき、開口部96は、本体部材78の正面83の第1のスリット84と側面82の第2のスリット85とに分けられ、また、正三角形状の底面81の両斜辺89の第1の切り込み部95は第3のスリット86となり、側面82の第2の切り込み部97は第4のスリット87となる。更に、一対の補強面94を折り込んで、側面82および補強面94によって上下一対の糊しろ面93a、93bを挟み込む。
このようにシート状部材92の各面を同一方向に折り曲げることで、接着剤などを用いなくとも、シート状部材92の応力および摩擦力によって本体部材78の形状が維持される。
図23(B)に示すように、第2のシート状連結部材80は、下部に第2の連結切り込み部80Aを備え、上部に平坦部80Bを備える。
図24に示すように、6つの本体部材78をそれらの正面83が六角柱の外形を呈するように並べて、隣接する本体部材78の連続する正面83に互いに連なる対応する2つの第1のスリット84に、第1のシート状連結部材79を嵌合させることで、隣接する本体部材78を連結する。このとき、6つの第1のシート状連結部材79の本体部材78との嵌合方向がすべて上述の六角柱の外形の中心軸上の一点に集まることで、組立構造物77の連結構造を強固なものとすることができる。なお、上述の嵌合方向が、中心軸上の一点でなく、中心軸上に集まるだけでも組立構造物77の連結構造を強固なものとすることができる。
また、隣接する本体部材78の連続する三角形状の底面81に互いに連なる対応する2つの第3のスリット86に第2のシート状連結部材80を嵌合させることで、隣接する本体部材78の連結を更に強固にすることができる。
また、第4実施形態に係る組立構造物1は、正六角柱であるが、同様にして様々な正多角柱や正多角錐台の組立構造物を構成することができる。なお、正多角柱および正多角錐台を構成する複数の正面(正多角柱および正多角錐台の側面に該当する)には、それぞれの正面に共通して外接する1つの球面が存在する。
また、第4実施形態に係る組立構造物の他の例として、組立構造物の正面が複数連続することでアーチ形の形状を備えても良い。簡易な橋や建築物の構造として利用することができる。
図25(A)、(B)に示すように、トンネルの壁部65に対して、六角形状の正面を備える本体部材66をその正面がアーチを形成するようにシート状連結部材67で連結することで、換気用ダクト68を支える組立構造物69を形成する。図25(B)に示すように、例えば、換気用ダクト68は、本体部材66の側面部分を貫通することで本体部材66によって保持されることが好ましい。この組立構造物69は、トンネルの壁部65の全面を覆うように形成してもよく、また、所定間隔ごとに形成してもよい。なお、例えば、本体部材66は、金属板を折り曲げ加工することで形成され、シート状連結部材67は、金属板を切り抜くことで形成される。
組立構造物69がトンネルの壁部65の全面を覆う場合、所定の位置において本体部材66の六角形状の正面を切り欠き、また、同じ位置の換気用ダクト68に孔を開けることで、トンネル内の換気を行うことができる。また、所定間隔ごとに組立構造物69を設ける場合、組立構造物69が無い位置において換気用ダクト68に孔を開けることでトンネル内の換気を行うことができる。なお、本体部材66の正面の形状は六角形状に限らず、四角形状等どのような形状でもよい。
なお、上述のアーチ形状の組立構造物69によって、組立構造物69とトンネルの壁部65との間に、換気用ダクト68ではなく、換気用の大型ファンを保持してもよく、また、組立構造物69の下に金属棒、ワイヤおよび網などを用いて換気用の大型ファンを吊るしてもよい。
図25(D)に示すように、組立構造物69において、3つの本体部材66が連なった箇所に、シート状連結部材70を嵌合することで、本体部材66どうしの連結をより強固なものとすることができる。なお、この場合、シート状連結部材70が3つの本体部材66が連なった箇所のそれぞれ嵌合するように、本体部材66は六角形状の一辺の同じ位置から正面と側面とにそれぞれ延びるスリットを各辺ごとに2つずつ備える。
また、更に、シート状連結部材70と本体部材66とをボルト等で留めることで、組立構造物69の構造をより強固なものとすることができる。
図26(A)は、第4のシート状連結部材100の展開図である折り畳みシート状連結部材64であり、図26(B)は、第4のシート状連結部材100の正面図であり、図25(C)は、第4のシート状連結部材100の側面図である。
図26(A)に示す折り畳みシート状連結部材64を点線に従って折り畳むことで、図26(B)、(C)に示す第4のシート状連結部材100が構成される。
そして、第1実施形態の第1のシート状連結部材4および第2のシート状連結部材5、第2実施形態のシート状連結部材、第3実施形態の第1のシート状連結部材35および第2のシート状連結部材36、ならびに第4実施形態の第1のシート状連結部材79および第2のシート状連結部材80の代わりに、第4のシート状連結部材100を用いてもよい。
第4のシート状連結部材100は、第4の凸部100Bが円弧状の曲面を備えるため、スリットどうしが為す角度に限定されず、どのようなスリットに対しても利用することができる。
また、折り曲げられた本体部材の内側の空間を、セメントや砂利、発泡スチロール、ウレタン樹脂などの充填材で満たすことで組立構造物の形状をより強固に維持することができる。
Claims (13)
- シート状部材を折り目に沿って折り曲げることで形成される3つ以上の本体部材と、切り込み部を備える2つ以上のシート状連結部材とからなる組立構造物であって、
それぞれの前記本体部材は、第1の面と折り目を介して前記第1の面に隣接する第2の面とを備えると共に前記折り目を横切って前記第1の面および前記第2の面にまたがるように設けられた開口部を備え、
前記開口部は、前記本体部材を形成する際に前記折り目によって折り曲げられて、前記本体部材の前記第1の面に形成される第1のスリットと、前記第1のスリットから連続して前記本体部材の前記第2の面に形成される第2のスリットとに分離され、
互いに隣接する前記本体部材は、前記第1の面を互いに重ね合わせることで、対応する2つの前記第1のスリットが重なるとともに、対応する2つの前記第2のスリットが互いに連なり、
重なった2つの前記第1のスリットに、前記シート状連結部材の前記切り込み部を嵌合させることで、前記シート状連結部材が互いに連なる2つの前記第2のスリットに収容され、互いに隣接する前記本体部材の前記第2の面が互いに所定の角度を為して連結され、
それぞれの前記シート状連結部材によって互いに隣接する前記本体部材が連結されることで連なる複数の前記第2の面のそれぞれには、共通する1つの球面が存在し、前記第2の面を構成する多角形の全ての頂点は前記球面に含まれることを特徴とする組立構造物。 - シート状部材を折り目に沿って折り曲げることで形成される4つ以上の本体部材と、切り込み部を備える3つ以上のシート状連結部材とからなる組立構造物であって、
それぞれの前記シート状連結部材によって互いに隣接する前記本体部材が連結されることで連なる複数の前記第2の面によって形成された外形または内形を有することを特徴とする請求項1に記載の組立構造物。 - 複数の前記第2の面によって形成された前記外形または前記内形は、正多面体もしくは半正多面体であることを特徴とする請求項2に記載の組立構造物。
- 前記本体部材は、前記第2の面が正六角形である六角錐台の形状を有する第1の本体部材と、前記第2の面が正五角形である五角錐台の形状を有する第2の本体部材とからなり、
90個の前記シート状連結部材によって20個の前記第1の本体部材と12個の前記第2の本体部材とが連結されることで、全体として切頂二十面体の外形または内形を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の組立構造物。 - 前記本体部材は、前記第2の面が正五角形である五角錐台の形状を有する第1の本体部材と、前記第2の面が正三角形である三角錐台の形状を有する第2の本体部材とからなり、
150個の前記シート状連結部材によって12個の前記第1の本体部材と80個の前記第2の本体部材とが連結されることで、全体として変形十二面体の外形または内形を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の組立構造物。 - シート状部材を折り目に沿って折り曲げることで形成される3つ以上の本体部材と、切り込み部を備える2つ以上のシート状連結部材とからなる組立構造物であって、
それぞれの前記本体部材は、第1の面と折り目を介して前記第1の面に隣接する第2の面とを備えると共に前記折り目を横切って前記第1の面および前記第2の面にまたがるように設けられた開口部を備え、
前記開口部は、前記本体部材を形成する際に前記折り目によって折り曲げられて、前記本体部材の前記第1の面に形成される第1のスリットと、前記第1のスリットから連続して前記本体部材の前記第2の面に形成される第2のスリットとに分離され、
互いに隣接する前記本体部材は、前記第1の面を互いに重ね合わせることで、対応する2つの前記第1のスリットが重なるとともに、対応する2つの前記第2のスリットが互いに連なり、
重なった2つの前記第1のスリットに、前記シート状連結部材の前記切り込み部を嵌合させることで、前記シート状連結部材が互いに連なる2つの前記第2のスリットに収容され、互いに隣接する前記本体部材の前記第2の面が互いに所定の角度を為して連結され、
それぞれの前記シート状連結部材によって互いに隣接する前記本体部材が連結されることで連なる複数の前記第2の面によって形成された、アーチ形状、球形状、ラグビーボール形状、もしくはドーナツ形状、またはこれらの一部を模した形状の外形または内形を有することを特徴とする組立構造物。 - シート状部材を折り目に沿って折り曲げることで形成される3つ以上の本体部材と、切り込み部を備える2つ以上のシート状連結部材とからなる組立構造物であって、
それぞれの前記本体部材は、第1の面と折り目を介して前記第1の面に隣接する第2の面とを備えると共に前記折り目を横切って前記第1の面および前記第2の面にまたがるように設けられた開口部を備え、
前記開口部は、前記本体部材を形成する際に前記折り目によって折り曲げられて、前記本体部材の前記第1の面に形成される第1のスリットと、前記第1のスリットから連続して前記本体部材の前記第2の面に形成される第2のスリットとに分離され、
互いに隣接する前記本体部材は、前記第1の面を互いに重ね合わせることで、対応する2つの前記第1のスリットが重なるとともに、対応する2つの前記第2のスリットが互いに連なり、
重なった2つの前記第1のスリットに、前記シート状連結部材の前記切り込み部を嵌合させることで、前記シート状連結部材が互いに連なる2つの前記第2のスリットに収容され、互いに隣接する前記本体部材の前記第2の面が互いに所定の角度を為して連結され、
それぞれの前記シート状連結部材によって互いに隣接する前記本体部材が連結されることで連なる複数の前記第2の面によって形成された多角柱または多角錐台の環状に連なる側面の外形または内形を有することを特徴とする組立構造物。 - シート状部材を折り目に沿って折り曲げることで形成される3つ以上の本体部材と、切り込み部を備える2つ以上のシート状連結部材とからなる組立構造物であって、
それぞれの前記本体部材は、第1の面と折り目を介して前記第1の面に隣接する第2の面とを備えると共に前記折り目を横切って前記第1の面および前記第2の面にまたがるように設けられた開口部を備え、
前記本体部材は、一対の前記第1の面と、これら一対の前記第1の面の側縁の間に接続された前記第2の面と、一対の前記第1の面および前記第2の面にそれぞれ接続され且つ互いに向かい合う一対の二等辺三角形の底面を備える三角柱または三角錐台の形状を有し、
前記開口部は、前記本体部材を形成する際に前記折り目によって折り曲げられて、前記本体部材の前記第1の面に形成される第1のスリットと、前記第1のスリットから連続して前記本体部材の前記第2の面に形成される第2のスリットとに分離され、
互いに隣接する前記本体部材は、前記第1の面を互いに重ね合わせることで、対応する2つの前記第1のスリットが重なるとともに、対応する2つの前記第2のスリットが互いに連なり、
重なった2つの前記第1のスリットに、前記シート状連結部材の前記切り込み部を嵌合させることで、前記シート状連結部材が互いに連なる2つの前記第2のスリットに収容され、互いに隣接する前記本体部材の前記第2の面が互いに所定の角度を為して連結され、
それぞれの前記シート状連結部材によって互いに隣接する前記本体部材が連結されることで全体として正多角柱または正多角錐台の外形を有することを特徴とする組立構造物。 - 前記シート状連結部材の嵌合方向が、前記正多角柱または前記正多角錐台の中心軸上に集まることを特徴とする請求項8に記載の組立構造物。
- 前記本体部材の前記底面は、正三角形であり、
6つの前記シート状連結部材によって6つの前記本体部材が連結されることで全体として正六角柱または正六角錐台の外形を有することを特徴とする請求項8または9に記載の組立構造物。 - さらに、少なくとも1つの前記第2の面に孔が開けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の組立構造物。
- 前記シート状部材および前記シート状連結部材は同一のシートから切り出されることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の組立構造物。
- 請求項1〜12のいずれかに記載の組立構造物を形成するシートセット。
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