JP5416464B2 - 排気弁 - Google Patents

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Description

本発明は、配管に水を送り込むときに開弁して配管内の空気を排気し、排気が終われば閉弁し、また配管系の圧力が低下して真空状態となったときに開弁して外部空気を導入することにより真空状態を破壊する排気弁に関する。
従来の排気弁は、例えば特許文献1に開示されている。これは、ケーシングで下部に流入口が開口し上部に流出口が開口した弁室を形成し、弁室と流出口の間に弁座を形成し、弁室内壁に内側に突出したリブを形成し、リブの内側に有底のほぼ円筒形状で底部に内外を連通する通孔を設けたフロート受けを固定し、フロート受け内にフロートを自由状態で配したものである。この排気弁は、先ず配管に水を送り込むときにはフロートが弁座から離座して降下した開弁状態であり、流入口から弁室内に流入してくる配管内の空気をリブの間の空間からフロート受け上端を通して及び通孔からフロート受け内を通して流出口に排気する。そして排気が終わって配管内の水が流入口から弁室内に流入してくると、リブの間の空間からフロート受け上端を通して及び通孔を通してフロート受け内に流入する水によってフロートが浮上して弁座に着座し閉弁する。また配管系の圧力が低下して真空状態となったときにはフロートが弁座から離座して降下し、流出口から弁室内に流入してくる外部空気をフロート受け内から通孔を通して及びフロート受け上端からリブの間の空間を通して流入口から配管内に導入することにより真空状態を破壊する。
実公昭53−1622号公報
上記従来の排気弁は、真空状態を破壊するときにフロートが充分に降下せず、半開状態になったりあるいは小刻みな開閉弁を繰り返すために、真空破壊能力が小さく真空破壊に時間がかかると言う問題点があった。これは、流出口から弁室内に流入する外部空気の大半が直進してフロート受け内に入り、フロート受け内に入った外部空気が通孔を通過しきれないために、フロート受け内のフロート下方の圧力が上昇し、フロートが浮き上がるためである。
したがって本発明が解決しようとする課題は、真空破壊能力が大きく速やかに真空破壊できる排気弁を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の排気弁は、ケーシングで下部に流入口が開口し上部に流出口が開口した弁室を形成し、弁室と流出口の間に弁座を形成し、弁室内壁に内側に突出したリブを形成し、リブの内側に有底のほぼ円筒形状で底部に内外を連通する通孔を設けたフロート受けを配し、フロート受け内にフロートを自由状態で配したものにおいて、フロート受けの底部に内外を連通する第2通孔を設け、フロート受けを弾性部材で流出口側に付勢して配置すると共にフロート受けが流出口側に変位したときに第2通孔を閉口する開閉部材を設け、流出口から弁室内に流入する外部空気の勢いでフロート受けが弾性部材に抗して流入口側に変位すると共に第2通孔を開口することを特徴とするものである。
本発明によれば、流出口から弁室内に流入する外部空気の勢いでフロート受けが弾性部材に抗して流入口側に変位すると共に第2通孔を開口するものであるので、フロート受け内に入った外部空気が通孔及び第2通孔を通して素早く流入口側へ導入され、フロート受け内のフロート下方の圧力が上昇することを防止する。そのため、真空破壊能力が大きく速やかに真空破壊できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わる排気弁の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。本体1に蓋2をボルトで締結して内部に弁室3を有するケーシングを形成する。本体1の下部に流入口4を形成し、蓋2の上部に流出口5を形成する。蓋2に弁座6を間に挟んで取付部材7をネジで固定する。本体1は弁室3の内壁に内側に突出した複数のリブ9を一体に有し、リブ9の内側に有底のほぼ円筒形状のフロート受け10を配置する。フロート受け10はその底部に内外を連通する小さな開口面積の通孔11と通孔11よりも開口面積の大きな第2通孔8を有する。フロート受け10内に球形のフロート12を自由状態で配置する。
本体1は流入口4の内壁に内側に突出した複数のリブ14を介した取付部材15を一体に有する。取付部材15に開閉部材16をねじ結合し、ロックナット17で緩止めを行う。開閉部材16はフロート受け10内に位置する上端の円板部18がフロート受け10の第2通孔8を開閉する。フロート受け10はフロート受け10の下部と弁室3の底壁との間に配置した弾性部材としてのコイルバネ13により流出口5側に付勢して開閉部材16の円板部18で係止して配置する。フロート受け10は流入口4から弁室3内に空気や水が流入するときは開閉部材16の円板部18で係止され第2通孔8が閉口されているが、真空破壊時には流出口5から弁室3内に流入する外部空気の勢いでコイルバネ13に抗して流入口4側に変位し第2通孔8が開口されリブ9の段部19で係止される。
上記実施例の排気弁の動作は下記の通りである。先ず配管に水を送り込むときにはフロート受け10はコイルバネ13の付勢力により流出口5側に付勢され開閉部材16の円板部18で係止され第2通孔8が閉口され、フロート12は弁座6から離座して降下し開閉部材16の円板部18に載った開弁状態である。これにより、弁室3内に流入してくる配管内の空気をリブ9の間の空間からフロート受け10上端を通して及び通孔11からフロート受け10内を通して流出口5に排気する。
そして排気が終わって配管内の水が流入口4から弁室3内に流入してくると、フロート12はリブ9の間の空間からフロート受け10上端を通して及び通孔11を通してフロート受け10内に流入する水によって浮上して弁座6に着座し閉弁する。これにより、水の漏出を防止する。配管系の圧力が低下して真空状態となったときにはフロート受け10は流出口5から弁室3内に流入する外部空気の勢いでコイルバネ13に抗して流入口4側に変位し第2通孔8が開口されリブ9の段部19で係止され、フロート12は弁座6から離座して降下し開閉部材16の円板部18に載った開弁状態となる。これにより、弁室3内に流入してくる外部空気をフロート受け10上端からリブ9の間の空間を通して及びフロート受け10内から通孔11と第2通孔8を通して流入口4から配管内に導入することにより真空状態を破壊する。このとき、フロート受け10内に入った外部空気が通孔11及び第2通孔8を通して素早く流入口4側へ導入され、フロート受け10内のフロート12下方の圧力が上昇することが防止されるので、真空破壊能力が大きく速やかに真空破壊できる。
本発明は、配管に水を送り込むときに開弁して配管内の空気を排気し、排気が終われば閉弁し、また配管系の圧力が低下して真空状態となったときに開弁して外部空気を導入することにより真空状態を破壊する排気弁に利用することができる。
1 本体
2 蓋
3 弁室
4 流入口
5 流出口
6 弁座
8 第2通孔
9 リブ
10 フロート受け
11 通孔
12 フロート
13 コイルバネ
16 開閉部材
18 円板部

Claims (1)

  1. ケーシングで下部に流入口が開口し上部に流出口が開口した弁室を形成し、前記弁室と前記流出口の間に弁座を形成し、前記弁室内壁に内側に突出したリブを形成し、前記リブの内側に有底のほぼ円筒形状で底部に内外を常時連通する通孔を設けたフロート受けを配し、前記フロート受け内にフロートを自由状態で配したものにおいて、
    前記フロート受けの底部に内外を連通する第2通孔を設け、
    前記フロート受けを弾性部材で前記流出口側に付勢して配置すると共に
    前記フロート受けが前記流出口側に変位したときに前記フロート受けを係止することにより前記第2通孔を閉口する円板部を前記フロート受け内に有する開閉部材を前記ケーシングに固定して設け、
    前記流出口から前記弁室内に流入する外部空気の勢いで前記フロート受けが前記弾性部材に抗して前記流入口側に変位すると共に
    前記円板部が前記フロート受けの係止を解除することにより前記第2通孔を開口する
    ことを特徴とする排気弁。

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