JP5416398B2 - 電磁スプール弁装置 - Google Patents
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Description
オフ状態にある前記リニアソレノイド部に対して小電流が供給される弁初期状態と、前記リニアソレノイド部に対して前記小電流よりも大なる中間電流が供給され前記可動コアが中間位置にある第1リフト状態と、前記リニアソレノイド部に対して大電流が供給され前記可動コアが変位終端位置にある第2リフト状態にそれぞれ切換制御され、前記リニアソレノイド部のオフ状態及び弁初期状態では、前記第1ばね部材のばね力によって前記第1スプールと前記第2スプールとが非当接状態で軸方向に沿った一部が重畳した位置となり、前記第1スプールの前記第2環状凹部により前記第1インレットポートと前記第1アウトレットポートとが連通して前記第1アウトレットポートから圧力流体が導出され、前記第1リフト状態では、前記第1ばね部材のばね力に抗して前記第1スプールが前記第2スプール側に変位することにより、前記第1スプールと前記第2スプールとが当接した位置となり、前記第1スプールの前記第3環状凹部により前記第1インレットポートと前記第2アウトレットポートとが連通して前記第2アウトレットポートから圧力流体が導出され、前記第2リフト状態では、前記第1スプールと前記第2スプールとが当接した状態を保持しながら、前記第1スプール及び前記第2スプールは、前記第2ばね部材のばね力に抗して前記バルブボデイの一端部側に向かって一体的に所定距離だけ変位した位置となり、前記第1スプールの前記第1環状凹部により前記第1インレットポートと前記第1アウトレットポートとが連通して前記第1アウトレットポートから圧力流体が導出されると共に、前記第2スプールによって前記第2インレットポートと前記第3アウトレットポートとが連通して前記第3アウトレットポートから圧力流体が導出されることを特徴とする。
バルブボデイ18の内壁の内径は、リニアソレノイド部12側からキャップ部材68側に向かって小径から大径となるように形成され、図10に示されるように、バルブボデイ18の大径側開口部18aから空間部52に沿って第1スプール40及び第1ばね部材70を装填し、続いて、第2スプール42及び第2ばね部材72をそれぞれ装填した後、キャップ部材68を圧入して、前記大径側開口部18aを閉塞する。
リニアソレノイド部12の非通電時には、図1に示されるように、前記リニアソレノイド部12の電磁力(電磁推力)が何ら発生しないため(電磁推力F=0)、第1スプール40は、第1ばね部材70のばね力(L1)によってリニアソレノイド部12側に向かって押圧された状態にあると共に、第2スプール42は、第2ばね部材72のばね力(L2)によって第1スプール70側に向かって押圧され、前記第2スプール42の上端部が環状段差部80に当接して上方への変位が規制された状態にある。
12 リニアソレノイド部
14 ハウジング
16 弁機構部
18 バルブボデイ
20 固定コア
22 可動コア
26 コイル
34 シャフト
40 第1スプール
42 第2スプール
44a 第1インレットポート
44b 第2インレットポート
46a 第1アウトレットポート
46b 第2アウトレットポート
46c 第3アウトレットポート
52 空間部
68 キャップ部材
70 第1ばね部材
72 第2ばね部材
Claims (1)
- 圧力流体が流通する複数のポートを有するバルブボデイとハウジングとを含む本体部と、
前記ハウジングに設けられ、コイルボビンに巻回されたコイルと、前記コイルに対する通電作用下に固定コアに吸引される可動コアとを有するリニアソレノイド部と、
前記バルブボデイの空間部内に直列且つ同軸状に配設されると共に、前記空間部に沿ってそれぞれ摺動可能に配設される第1スプール及び第2スプールを有し、
前記第1スプールは、少なくとも、第1環状凹部、第2環状凹部及び第3環状凹部を含み、
前記複数のポートは、少なくとも、第1インレットポート、第2インレットポート、第1アウトレットポート、第2アウトレットポート及び第3アウトレットポートを含み、
前記第1スプール及び第2スプールの位置に対応して前記複数のポート間の連通状態と非連通状態とを切り換える弁機構部と、
前記第1スプールと前記第2スプールとの間に介装される第1ばね部材と、
前記バルブボデイの一端部と前記第2スプールとの間に介装される第2ばね部材と、
を備え、
オフ状態にある前記リニアソレノイド部に対して小電流が供給される弁初期状態と、前記リニアソレノイド部に対して前記小電流よりも大なる中間電流が供給され前記可動コアが中間位置にある第1リフト状態と、前記リニアソレノイド部に対して大電流が供給され前記可動コアが変位終端位置にある第2リフト状態にそれぞれ切換制御され、
前記リニアソレノイド部のオフ状態及び弁初期状態では、前記第1ばね部材のばね力によって前記第1スプールと前記第2スプールとが非当接状態で軸方向に沿った一部が重畳した位置となり、前記第1スプールの前記第2環状凹部により前記第1インレットポートと前記第1アウトレットポートとが連通して前記第1アウトレットポートから圧力流体が導出され、
前記第1リフト状態では、前記第1ばね部材のばね力に抗して前記第1スプールが前記第2スプール側に変位することにより、前記第1スプールと前記第2スプールとが当接した位置となり、前記第1スプールの前記第3環状凹部により前記第1インレットポートと前記第2アウトレットポートとが連通して前記第2アウトレットポートから圧力流体が導出され、
前記第2リフト状態では、前記第1スプールと前記第2スプールとが当接した状態を保持しながら、前記第1スプール及び前記第2スプールは、前記第2ばね部材のばね力に抗して前記バルブボデイの一端部側に向かって一体的に所定距離だけ変位した位置となり、前記第1スプールの前記第1環状凹部により前記第1インレットポートと前記第1アウトレットポートとが連通して前記第1アウトレットポートから圧力流体が導出されると共に、前記第2スプールによって前記第2インレットポートと前記第3アウトレットポートとが連通して前記第3アウトレットポートから圧力流体が導出されることを特徴とする電磁スプール弁装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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2008
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