JP5413694B2 - 電源装置および照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源に対して直流電流を出力する電源装置およびこれを備えた照明装置に関する。
従来、例えば光源として発光ダイオード(LED)を複数直列に接続した発光モジュールであるLEDモジュールを搭載した照明装置がある。このような照明装置では、各発光モジュールのLEDを略均一に点灯させるために、電源を定電流電源として発光モジュールに定電流を供給するように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−96287号公報(第6−7頁、図1−2)
しかしながら、上述の電源装置では、回路中の各接続部の着脱、接触不良、断線あるいはLEDのワイヤボンディングの開放などにより回路中にアークが発生した場合に、回路中に直流電流を供給していることから、このアークを消滅させることができないという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、アークの継続を防止した電源装置およびこれを備えた照明装置を提供することを目的とする。
請求項記載の電源装置は、接続された光源に対して直流電流を出力する定電流回路と;前記定電流回路の出力電圧の上昇によりアークを検出するとともに、アークを検出したときに前記直流電流を低減または停止する制御部と;を具備していることを特徴とする。
光源は、例えば、LEDが好ましいが、LEDに限定されるものではない。制御部は、例えば出力電圧が予め設定された閾値電圧を越えているかどうかを検知し、この検知に応じて直流回路としての定電流回路の直流電流を制御するものである。
請求項記載の電源装置は、接続された光源に対して直流電流を出力する定電圧回路と;前記定電圧回路から出力される直流電流の減少によりアークを検出するとともに、アークを検出したときに前記直流電流を低減または停止する制御部と;を具備していることを特徴とする。
制御部は、例えば直流電流の減少を、抵抗により生じる電圧の変動により検知し、この検知に応じて直流回路としての定電流回路の直流電流を制御するものである。
請求項記載の照明装置は、請求項1ないしいずれか一記載の電源装置と;前記電源装置ら直流電流を供給されて発光する光源を有し、前記電源装置に着脱可能な発光モジュールと;を具備していることを特徴とする
請求項記載の照明装置は、請求項1ないしいずれか一記載の電源装置と;前記電源装置ら直流電流を供給されて発光する光源を有し、前記電源装置に着脱可能な発光モジュールと;を具備していることを特徴とする
請求項6記載の照明装置は、光源と、光源の電圧の変動によりアークを検出するとともに、検出に応じて信号を出力する検出部とを備えた発光モジュールと;発光モジュールが接続可能であり、一定の出力電流を供給するとともに、前記検出部からの信号出力に応じて出力電流を可変させる定電流電源と;を具備しているものである。
発光モジュールは、例えば、複数のLEDなどの光源を直列に接続し、定電流電源に対して着脱可能なユニットなどに構成されている。
検出部は、例えば光源の電圧と予め設定した閾値電圧を越えているかどうかを検知することで、出力信号を切り換えるものである。
本発明によれば、アークの継続を防止した電源装置およびこれを備えた照明装置を提供できる。
本発明の第1の実施の形態を示す電源装置を備えた照明装置の回路図である。 同上電源装置の制御部の制御信号を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態を示す電源装置を備えた照明装置の回路図である。 本発明の第3の実施の形態を示す電源装置を備えた照明装置の回路図である。 同上電源装置の制御部の制御信号を示すタイミングチャートである。 本発明の第4の実施の形態を示す電源装置を備えた照明装置の回路図である。 本発明の第5の実施の形態を示す電源装置を備えた照明装置の回路図である。 本発明の第6の実施の形態を示す電源装置を備えた照明装置の回路図である。 本発明の第7の実施の形態を示す電源装置を備えた照明装置の回路図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2に第1の実施の形態を示し、図1は電源装置を備えた照明装置の回路図、図2は電源装置の制御部の制御信号を示すタイミングチャートである。
図1に示すように、照明装置であるLED点灯装置11は、電源トランスPTの一次側に、商用交流電源eが整流部であるダイオードブリッジDBを介して接続され、平滑用の電解コンデンサ12が接続されているとともに、出力制御用のスイッチング素子としての半導体スイッチであるMOSFET13が接続され、このMOSFET13のベースに、このMOSFET13のスイッチング動作を制御する一次側制御部14が接続されている。
また、電源トランスPTの二次側には、ダイオード15と、抵抗16と、光源としての複数のLED17を直列に有する発光モジュール18との直列回路が接続されて直流回路である定電圧回路19を構成しているとともに、ダイオード15のカソード側に対して抵抗16およびLED17と並列に、平滑用の電解コンデンサ21が接続されている。
さらに、抵抗16には、バイパス用のスイッチング素子としての半導体スイッチであるMOSFET23が並列に接続されているとともに、このMOSFET23のゲートに、このMOSFET23の制御用の制御部本体としてのPWM制御部24が接続されている。そして、これらMOSFET23とPWM制御部24とにより、定電圧回路19から出力される直流電流を制御する二次側制御部である制御部25が構成されているとともに、発光モジュール18を除く各部により、上記LED点灯装置11などの照明装置用の電源装置26が構成されている。
MOSFET23は、例えばディプレッション型の単ゲートnチャネルのもので、ソース−ドレイン間に抵抗16が接続されている。
PWM制御部24は、例えばマイコンなどであり、MOSFET23のゲートに所定の制御信号であるPWM制御信号Pを出力することで、MOSFET23をPWM制御している。ここで、このPWM制御信号Pは、図2に示すように、一定のオン期間T1と、このオン期間T1後の短い出力低減期間であるオフ期間T2とを周期的に有する所定のデューティ比のパルス信号である。
ここで、オフ期間T2は、アークを消弧するために充分な時間に設定されている。また、オフ期間T2において、PWM制御信号Pは、定電圧回路19を流れる電流値がアークを消弧可能な電流値、例えばLED17が点灯しない、あるいは通常の点灯状態よりも暗い点灯状態になる電流値となるようにMOSFET23の動作を設定する大きさの電圧をMOSFET23に供給可能に構成されている。さらに、このオフ期間T2は、視角的にLED17の消灯状態あるいは暗い発光状態が認識されない時間に設定されている。このため、オン期間T1とオフ期間T2とは、切り換えによるLED17の点灯状態の切り換わりが肉眼で認識できない程度のサイクルで行われている。
次に、上記第1の実施の形態の動作を説明する。
商用交流電源eから出力される電圧は、ダイオードブリッジDBにより整流されるとともに電解コンデンサ12により平滑された後、電源トランスPTにより昇圧され、この昇圧された電圧により、定電圧回路19に、負荷、ここでは抵抗16の抵抗値に応じた直流電流が流れる。
このとき、PWM制御信号Pのオン期間T1では、MOSFET23のゲートに供給されたPWM制御信号Pにより、MOSFET23がオフされ、抵抗16により設定された直流電流が定電圧回路19に流れることで、LED17が点灯する。
また、PWM制御信号Pのオフ期間T2では、MOSFET23のゲートに供給されたPWM制御信号Pにより、MOSFET23がオンされて所定の通電状態になることで、抵抗16がMOSFET23によりバイパスされ、定電圧回路19中に流れる直流電流が抑制されて、LED17が消灯する。
オフ期間T2は、オン期間T1に対して充分に短いため、上記の点灯/消灯動作が繰り返されても、観測者には、LED17が点灯状態を維持しているように見える。
そして、定電圧回路19中の各接続部の着脱、接触不良、断線あるいはLED17のワイヤボンディングの開放などにより、定電圧回路19中にアークが発生した場合でも、直流電流の出力中にアークを消弧可能なオフ期間T2が形成されているため、このオフ期間T2中に直流電流が低減されることで、アークの継続を防止できる。
次に、図3に第2の実施の形態を示し、図3は電源装置を備えた照明装置の回路図である。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態において、ダイオードブリッジDBに対して定電流電源27が接続され、発光モジュール18が、この定電流電源27に接続されて直流回路である定電流回路29を構成しているものである。
また、定電流電源27の出力側には、抵抗31とMOSFET23との直列回路が発光モジュール18に対して並列に接続されているとともに、このMOSFET23のベースに、PWM制御部24が接続され、これらMOSFET23とPWM制御部24とにより、定電流回路29に流れる電流を制御する制御部34が構成されている。
そして、定電流電源27から一定の直流電流が定電流回路29に出力されると、PWM制御信号Pのオン期間T1では、MOSFET23のゲートに供給されたPWM制御信号Pにより、MOSFET23がオフされ、抵抗31側に電流が流れず、定電流電源27から出力された直流電流が全て発光モジュール18側に流れることで、LED17が点灯する。
また、PWM制御信号Pのオフ期間T2では、MOSFET23のゲートに供給されたPWM制御信号Pにより、MOSFET23がオンされて所定の通電状態になることで、抵抗31側に直流電流の一部がバイパスされ、発光モジュール18側に流れる直流電流が抑制され、LED17が消灯する。
オフ期間T2は、オン期間T1に対して充分に短いため、上記の点灯/消灯動作が繰り返されても、観測者には、LED17が点灯状態を維持しているように見える。
そして、定電流回路29中の各接続部の着脱、接触不良、断線あるいはLED17のワイヤボンディングの開放などにより、定電流回路29中にアークが発生した場合でも、直流電流の出力中にオフ期間T2が形成されているため、このオフ期間T2中に直流電流が低減されることで、アークの継続を防止できる。
次に、図4および図5に第3の実施の形態を示し、図4は電源装置を備えた照明装置の回路図、図5は電源装置の制御部の制御信号を示すタイミングチャートである。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第3の実施の形態は、上記第1の実施の形態において、図4に示すように、定電圧回路19の抵抗16を設けず、ダイオード15のカソード側と発光モジュール18とに、スイッチング素子としての半導体スイッチであるMOSFET36のソースとドレインとを接続したものである。
MOSFET36は、例えばエンハンスメント型の単ゲートnチャネルのもので、ベースに制御部本体としてのPWM制御部37が接続されている。そして、これらMOSFET36とPWM制御部37とにより、定電圧回路19に流れる直流電流を制御する制御部38が構成されている。
PWM制御部37は、図5に示すように、PWM制御信号Pが、一定のオン期間T1と、このオン期間T1後の短い出力停止期間であるオフ期間T3とを周期的に有する所定のデューティ比のパルス信号となっている。
ここで、オフ期間T3は、アークを消弧するために充分な時間に設定されている。また、オフ期間T2において、PWM制御信号Pは、MOSFET36の動作を停止させるように出力が0となっている。さらに、オン期間T1とオフ期間T3とは、切り換えによるLED17の点灯状態の切り換わりが肉眼で認識できない程度のサイクルで行われている。
したがって、商用交流電源eから出力される電圧は、ダイオードブリッジDBにより整流されるとともに電解コンデンサ12により平滑された後、電源トランスPTにより昇圧され、この昇圧された電圧により、定電圧回路19に、負荷に応じた直流電流が流れる。
このとき、PWM制御信号Pのオン期間T1では、MOSFET36のゲートに供給されたPWM制御信号Pにより、MOSFET36がオンされ、直流電流が定電圧回路19に流れることで、LED17が点灯する。
また、PWM制御信号Pのオフ期間T2では、MOSFET36のゲートに供給されたPWM制御信号Pにより、MOSFET36がオフされることで、定電圧回路19中に流れる直流電流が停止されてLED17が消灯する。
オフ期間T2は、オン期間T1に対して充分に短いため、上記の点灯/消灯動作が繰り返されても、観測者には、LED17が点灯状態を維持しているように見える。
そして、定電圧回路19中の各接続部の着脱、接触不良、断線あるいはLED17のワイヤボンディングの開放などにより、定電圧回路19中にアークが発生した場合でも、直流電流の出力中にオフ期間T2が形成されているため、このオフ期間T2中に直流電流が低減されることで、アークの継続を防止できる。
次に、図6に第4の実施の形態を示し、図6は電源装置を備えた照明装置の回路図である。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第4の実施の形態は、上記第2の実施の形態において、抵抗31を除去し、MOSFET23のソース側を定電流電源27の出力側に接続したものである。
また、MOSFET23のベースには、PWM制御部37が接続され、これらMOSFET23とPWM制御部37とにより、定電流回路29から出力される直流電流を制御する制御部39が構成されている。
そして、定電流電源27から一定の直流電流が定電流回路29に出力されると、PWM制御信号Pのオン期間T1では、MOSFET23のゲートに供給されたPWM制御信号Pにより、MOSFET23がオフされ、抵抗31側に電流が流れず、定電流電源27から出力された直流電流が全て発光モジュール18側に流れることで、LED17が点灯する。
また、PWM制御信号Pのオフ期間T2では、MOSFET23のゲートに供給されたPWM制御信号Pにより、MOSFET23がオンされて所定の通電状態になることで、MOSFET23側に直流電流がバイパスされ、発光モジュール18側に流れる直流電流が停止され、LED17が消灯する。
オフ期間T2は、オン期間T1に対して充分に短いため、上記の点灯/消灯動作が繰り返されても、観測者には、LED17が点灯状態を維持しているように見える。
そして、定電流回路29中の各接続部の着脱、接触不良、断線あるいはLED17のワイヤボンディングの開放などにより、定電流回路29中にアークが発生した場合でも、直流電流の出力中にオフ期間T2が形成されているため、このオフ期間T2中に直流電流が低減されることで、アークの継続を防止できる。
次に、図7に第5の実施の形態を示し、図7は電源装置を備えた照明装置の回路図である。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第5の実施の形態は、上記第1の実施の形態において、MOSFET13に代えて、電源トランスPTの一次側に、スイッチング素子としての半導体スイッチであるMOSFET41が接続されているとともに、このMOSFET41のゲートに、抵抗42を介して一次側制御部43が接続されている。
また、一次側制御部43は、直流電源45から給電されており、この直流電源45の出力側は、一次側制御部43と並列に、抵抗46を介して検知電圧伝送手段であるフォトカプラ47の出力側であるトランジスタ48と接続されている。
さらに、商用交流電源eとダイオードブリッジDBとの間には、高周波除去用のインダクタLが接続されている。
一次側制御部43は、例えばMOSFET41のベースにパルス信号などを出力することで、MOSFET41のスイッチング動作を制御しているもので、この制御により、一次側の電流を制御している。
トランジスタ48は、例えばNPN型のフォトトランジスタで、抵抗46がコレクタ側に接続され、エミッタ側は接地されている。
一方、電源トランスPTの二次側である定電圧回路19は、ダイオード15のカソード側に、負荷電圧検出手段である分圧用の抵抗51,52の直列回路が電解コンデンサ21および発光モジュール18と並列に接続され、この抵抗51,52の間の位置が、判定手段としての比較器であるコンパレータ53のプラス側端子に接続されている。
また、コンパレータ53のマイナス側端子には、所定の閾値電圧を設定する直流電源55の出力側が接続されているとともに、コンパレータ53の出力端子には、抵抗56を介してスイッチング素子としての半導体スイッチであるトランジスタ57のベースが接続されている。このトランジスタ57は、例えばNPN型のバイポーラトランジスタであり、エミッタが接地されているとともに、コレクタが抵抗58を介してフォトカプラ47の入力側であるLED59に接続されている。
コンパレータ53は、プラス端子である分圧用の抵抗51,52間の電圧と直流電源55により設定された所定の閾値電圧とを比較して、この閾値電圧が大きい場合には、トランジスタ57をオフさせる電流をベースに出力し(Lレベル出力)、抵抗51,52間の電圧が大きい場合には、トランジスタ57をオンさせる電流をベースに出力(Hレベル出力)するように構成されている。したがって、抵抗51,52、コンパレータ53および直流電源55などにより、定電圧回路19の出力電圧を検知する電圧検知手段が構成され、この電圧検知手段により検知された定電圧回路19の電圧によって、フォトカプラ47の動作が制御されるように構成されている。
LED59は、光によりトランジスタ48のベースに信号を供給するもので、カソード側がトランジスタ57のコレクタ側に接続され、アノード側がダイオード15のカソード側に対して抵抗51,52および発光モジュール18と並列に接続されている。
そして、上記MOSFET41、一次側制御部43、フォトカプラ47、抵抗51,52、コンパレータ53およびトランジスタ57などにより、定電圧回路19に流れる直流電流を制御する制御部60が構成されている。
LED点灯装置11は、商用交流電源eから出力される電圧が、ダイオードブリッジDBにより整流されるとともに電解コンデンサ12により平滑される。このとき、一次側制御部43は、直流電源45から給電を受け、MOSFET41のゲートに所定の電圧を供給し、電源トランスPTの一次側の電流を制御することで、電源トランスPTの二次側である定電圧回路19に流れる直流電流を所定の電流値に制御しており、この直流電流により、LED17が点灯する。
ここで、LED17が通常の点灯状態である場合には、抵抗51,52により分圧された電圧が直流電源55により設定された閾値電圧よりも低いため、コンパレータ53がLレベル出力をし、トランジスタ57がオフしてLED59が点灯せず、フォトカプラ47が動作しない。
一方、定電圧回路19中の各接続部の着脱、接触不良、断線あるいはLED17のワイヤボンディングの開放などにより、定電圧回路19中にアークが発生した場合には、この定電圧回路19から出力される直流電流が減少することにより、抵抗51,52により分圧された電圧が直流電源55により設定された閾値電圧よりも高くなるので、直流電源の減少による抵抗51,52により分圧された電圧の上昇によってアークを確実に検出し、コンパレータ53がHレベル出力をし、トランジスタ57がオンされることで、LED59に電流が流れてこのLED59が点灯し、トランジスタ48がオンされる。すなわち、フォトカプラ47が動作する。
このため、直流電源45から供給される電流の一部が抵抗46側へと流れ、この抵抗46による電圧降下を一次側制御部43が検出することで、一次側制御部43からMOSFET41へ出力される制御信号が抑制、あるいは停止され、電源トランスPTの一次側に流れる電流が低下、あるいは停止することにより、電源トランスPTの二次側である定電圧回路19を流れる直流電流も低減、あるいは停止されて、アークの継続を防止できる。
次に、図8に第6の実施の形態を示し、図8は電源装置を備えた照明装置の回路図である。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第6の実施の形態は、上記第5の実施の形態において、電源トランスPTの一次側にて、直流電源45に代えて、給電用の電解コンデンサ63が抵抗64を介して接続されている。
一方、電源トランスPTの二次側である定電圧回路19は、ダイオード15のカソード側に、発光モジュール18と抵抗66との直列回路が接続されているとともに、電解コンデンサ21および発光モジュール18と並列に抵抗67が接続され、この抵抗67がフォトカプラ47のLED59のアノード側に接続されている。
さらに、発光モジュール18と抵抗66との間の位置が判定手段としての比較器であるコンパレータ71のマイナス側端子に接続されている。このコンパレータ71のプラス側端子は、所定の閾値電圧を設定する直流電源73に接続され、出力端子は、抵抗56を介してトランジスタ57のベースに接続されている。
そして、上記MOSFET41、一次側制御部43、フォトカプラ47、抵抗66,67、コンパレータ71およびトランジスタ57などにより、定電圧回路19に流れる直流電流を制御する制御部75が構成されている。
LED点灯装置11は、商用交流電源eから出力される電圧が、ダイオードブリッジDBにより整流されるとともに電解コンデンサ12により平滑される。このとき、一次側制御部43は、直流電源45から給電を受け、MOSFET41のゲートに所定の電圧を供給し、電源トランスPTの一次側の電流を制御することで、電源トランスPTの二次側である定電圧回路19に流れる直流電流を所定の電流値に制御しており、この直流電流により、LED17が点灯する。
ここで、LED17が通常の点灯状態である場合には、抵抗66により生じる電圧が直流電源73により設定された閾値電圧よりも高いため、コンパレータ71がLレベル出力をし、トランジスタ57がオフしてLED59が点灯せず、フォトカプラ47が動作しない。
一方、定電圧回路19中の各接続部の着脱、接触不良、断線あるいはLED17のワイヤボンディングの開放などにより、定電圧回路19中にアークが発生した場合には、この定電圧回路19の直流電流が減少することにより、抵抗66で生じる電圧が直流電源73により設定された閾値電圧よりも低くなるので、直流電源の減少による抵抗66で生じる電圧の低下によってアークを確実に検出し、コンパレータ71がHレベル出力をし、トランジスタ57がオンされることで、LED59に電流が流れてこのLED59が点灯し、トランジスタ48がオンされる。すなわち、フォトカプラ47が動作する。
このため、直流電源45から供給される電流がトランジスタ48を介してバイパスされることで、一次側制御部43が停止し、電源トランスPTの一次側に流れる電流が停止することにより、電源トランスPTの二次側である定電圧回路19を流れる直流電流も停止されて、アークの継続を防止できる。
なお、上記第7の実施の形態において、一次側制御部43は、アークの検出により電源トランスPTの一次側の電流を低減することで定電圧回路19の直流電流を低減するように構成してもよい。
また、上記各実施の形態において、発光モジュール18は、例えば着脱可能なユニットとし、複数を並列に接続できるようにしてもよい。
次に、図9に第7の実施の形態を示し、図9は電源装置を備えた照明装置の回路図である。なお、上記各実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第7の実施の形態は、上記第2の実施の形態において、定電流電源27が、出力電流を調整可能に設けられ、この定電流電源27に対して、ユニットである発光モジュール81が接続されて定電流回路29が構成されているものである。
発光モジュール81は、定電流電源27に対して複数が並列に着脱可能なモジュール基板であり、主端子81a,81b間に、光源としての複数のLED82の直列回路と負荷電圧検出手段である分圧用の抵抗83,84の直列回路との並列回路が接続されているとともに、この抵抗83,84の間の位置が、判定手段としての比較器であるコンパレータ85のプラス側端子に接続されている。
また、コンパレータ85のマイナス側端子には、所定の閾値電圧を設定する直流電源87が接続され、このコンパレータ85の出力端子は、抵抗88を介して、発光モジュール81の異常検出端子81cに接続され、この異常検出端子81cが、定電流電源27に接続されている。さらに、コンパレータ85のプラス側入力端子には、直流電源89が、発光モジュール81の入力端子81dを介して接続されているとともに、マイナス側入力端子には、直流電源87のマイナス側が接続されている。
定電流電源27は、異常検出端子81cから出力される信号電圧に応じて、出力する直流電流を制御可能に構成されている。
そして、上記定電流電源27、抵抗83,84、コンパレータ85、直流電源87などにより、LED82の電圧に応じて定電流電源27に信号を出力する検出部90が構成されている。
LED点灯装置11は、定電流電源27から出力される直流電流により、各発光モジュール81において、LED82に電流が流れることで、LED82が点灯する。
ここで、LED82が通常の点灯状態である場合には、抵抗83,84により分圧されたLED82の電圧が直流電源87により設定された閾値電圧よりも低いため、コンパレータ85がLレベル出力をし、定電流電源27は通常の直流電流を定電流回路29に供給する。
一方、発光モジュール81内での接触不良や断線によりアークが発生した場合には、その発光モジュール81に流れる電流が減少することで、抵抗83,84により分圧されたLED82の電圧が直流電源87により設定された閾値電圧よりも高くなるので、コンパレータ85が直流電源89の電圧であるHレベル出力をする。
この結果、アークの発生によるLED82の電圧の変動に応じて、発光モジュール81の異常検出端子81cから出力される電圧が上昇するので、この電圧の上昇により、アークを確実に検出し、異常検出端子81cから出力される信号電圧に応じて、具体的には、異常検出端子81cからの出力信号電圧が増加すると、定電流電源27が直流電流を低減、あるいは停止させるため、アークの継続を防止できる。
また、異常検出端子81cから出力する電圧のみでアークを検出する構成としたことで、この発光モジュール81を外部機器に容易に接続できる。
さらに、検出部90を組み込んだ発光モジュール81を定電流電源27に対して着脱可能なユニットとすることで、この発光モジュール81が破損した場合などでも、それぞれの発光モジュール81のみを交換すればよく、メンテナンス性も向上する。
なお、上記各実施の形態において、各光源としてはLED17,82以外のものを用いることも可能である。
11 照明装置としてのLED点灯装置
17,82 光源としてのLED
19 直流回路である定電圧回路
25,34,38,39,60,75 制御部
26 電源装置
27 定電流電源
29 直流回路である定電流回路
81 発光モジュール
90 検出部

Claims (5)

  1. 接続された光源に対して直流電流を出力する定電流回路と;
    前記定電流回路の出力電圧の上昇によりアークを検出するとともに、アークを検出したときに前記直流電流を低減または停止する制御部と;
    を具備していることを特徴とする源装置。
  2. 接続された光源に対して直流電流を出力する定電圧回路と;
    前記定電圧回路から出力される直流電流の減少によりアークを検出するとともに、アークを検出したときに前記直流電流を低減または停止する制御部と;
    を具備していることを特徴とする源装置。
  3. 請求項1または2いずれか一記載の電源装置と;
    前記電源装置ら直流電流を供給されて発光する光源と;
    を具備していることを特徴とする照明装置。
  4. 請求項1ないしいずれか一記載の電源装置と;
    前記電源装置ら直流電流を供給されて発光する光源を有し、
    前記電源装置に着脱可能な発光モジュールと;
    を具備していることを特徴とする照明装置。
  5. 光源と、前記光源の電圧の変動によりアークを検出するとともに、検出に応じて信号を出力する検出部とを備えた発光モジュールと;
    前記発光モジュールが接続可能であり、一定の出力電流を供給するとともに、前記検出部からの信号出力に応じて出力電流を可変させる定電流電源と;
    を具備していることを特徴とした照明装置。
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