JP5413651B2 - 排気還流装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車などの内燃機関において、排気ガスを燃焼室に還流する排気還流装置に関する。
自動車などの内燃機関において、ブローバイガスや排気ガスを燃焼室に還流する技術が特許文献1〜3に記載してある。
特許文献1には、クランクケース内のブローバイガスを各気筒の燃焼室へ環流させて燃焼させるブローバイガス還元(PCV)装置が記載してある。
当該装置では、シリンダヘッドの壁部に溝部を形成し、シリンダヘッドと吸気マニホルドとの間に挟設されるガスケットに設けた孔を経て、溝部を流通したブローバイガスが吸気マニホルドの吸気通路に導入される。
特許文献2には、内燃機関の排気還流装置が記載してある。当該排気還流装置では、還流されるEGRガス(還流排気ガス)は、例えばシリンダヘッドの排気ポートから取り出されてEGR弁を通過し、吸気ポートに吐出される構造となっている。当該排気還流装置では、排気ガスの一部を燃焼室へ還流することにより燃焼温度を低下させて、NOxの発生量を減少させることができる。
特許文献2の排気還流装置では、樹脂製の吸気マニホルドが、金属製スペーサと金属製ガスケットとを介してシリンダヘッドに接続してある。当該シリンダヘッドには、EGRガスが通過する溝部として、EGRガス吸入通路とEGRガス吐出通路とが形成される。
ガスケットには、EGRガス共通連通口とEGRガス分岐連通口とが形成してある。また、金属製スペーサには、ガスケットとの接合面に、EGRガス共通連通口とEGRガス分岐連通口とに連通するEGRガス分岐通路が形成してある。
排気ポートから吸入されたEGRガスは、EGRガス吸入通路、EGRガス共通連通口、EGRガス分岐通路およびEGRガス分岐連通口を経て、EGRガス吐出通路を流通して吸入ポートに吐出されるように構成してある。
特許文献3には、排気系からの排気通路が接続される共通通路と、当該共通通路から供給されたEGRガスを各気筒の吸気ポートに分配する分配通路とを形成したガス供給部材(EGRプレート)をシリンダヘッドに備えたエンジンの排気還流装置が記載してある。
シリンダヘッドには吸気ポートに連通する連通路が設けられ、当該EGRプレートの分配通路が当該連通路に連通することで、EGRガスが吸入ポートに吐出される。
特開2005−155454号公報 特開2000−8968号公報 特開2005−98164号公報
特許文献1のPCV装置では、シリンダヘッドの壁部に溝部を形成してブローバイガスの通路としていた。しかし、シリンダヘッドの側にガス通路である溝部を形成する構成では、シリンダヘッドの形状が複雑となり、製造コストが嵩む。

特許文献2の装置では、吸気マニホルドおよびシリンダヘッドとの間にガス通路を形成した金属製スペーサを配設していた。これは、通常、EGRガスは高温となり、樹脂製の吸気マニホルドが高温のEGRガスに接触すると、当該吸気マニホルドは劣化することから、EGRガスからの熱害が吸気マニホルドに及ばないようにするためである。また、特許文献3の装置では、シリンダヘッドの側にガス通路を形成したEGRプレートを配設していた。金属製スペーサおよびEGRプレートは、通常、耐熱性に優れた金属製で形成するが、このような構成ではコストが嵩むうえ、当該金属製スペーサおよびEGRプレートの分だけ過大にスペースを要するものとなっていた。
ところで樹脂製の吸気マニホルドは、樹脂どうしの摩擦によって接合境界面で発生する摩擦熱によって当該樹脂どうしを溶融させて溶着する手法(バイブレーション溶着)を取り入れることによって形成される。仮に当該吸気マニホルドを耐熱樹脂で形成しようとする場合、耐熱樹脂は摩擦によって溶融し難いため樹脂どうしを溶着させることは困難となる。さらに、耐熱樹脂は高価である。よって、吸気マニホルドの全体を耐熱樹脂で形成することは現実的ではない。
従って、本発明の目的は、簡便な構成で製造コストを抑制できる内燃機関の排気還流装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る内燃機関の排気還流装置の第一特徴構成は、シリンダヘッドの外部に取り付ける樹脂製の吸気マニホルドに対し、前記吸気マニホルドのうち、前記シリンダヘッドの壁部に対向させる取付面に設けた溝状の空間を備え、
前記溝状の空間が、前記シリンダヘッドの壁部の側に開口すると共に、前記シリンダヘッドの壁部に密着するよう前記吸気マニホルドに埋設した半割管を有し、
前記半割管は、当該吸気マニホルドより耐熱性を有する材料で形成され、前記シリンダヘッドの排気ポートと吸入ポートとを接続して当該排気ポートからの排気ガスを前記吸入ポートに流入させる還流排気ガス通路とする点にある。
従来、高温となる還流排気ガス(以下、EGRガスと称する)が流通する還流排気ガス通路は、吸気マニホルドへの熱害を防止するため、シリンダヘッドと吸気マニホルドとの間に設ける別部材であるスペーサに形成するか、シリンダヘッドの側に設ける等して、吸気マニホルドの側には形成しなかった。しかし、本発明では、還流排気ガス通路を吸気マニホルドの側に形成する。このようにシリンダヘッドと吸気マニホルドとの間にスペーサを設けないため、シリンダヘッドと吸気マニホルドとの間に設けるガスケットを簡略化することができ、その分、排気還流装置を省スペース化および簡略化することができる。このようにスペーサを設けない構成であると、吸気マニホルドをシリンダヘッドに直接接続させることができるため、シリンダヘッドに対して吸気マニホルドを組み付ける作業が容易となる。
仮にシリンダヘッドの側に還流排気ガス通路を配設する場合には、シリンダヘッドに還流排気ガス通路を取り付けるための加工が必要となる。金属製のシリンダヘッドにこのような加工を施すには、シリンダヘッドを鋳造する鋳型が複雑化するが、当該鋳型の形状が複雑化すればコストが嵩むため好ましくない。しかし、本発明では、還流排気ガス通路を、シリンダヘッドより加工の容易な樹脂製の吸気マニホルドの側に配設するため、排気還流装置の製造が容易となる。しかも、シリンダヘッドに還流排気ガス通路を取り付ける加工をしないため、シリンダヘッドの形状を簡略化できる。
さらに、本発明では、吸気マニホルドを耐熱樹脂で形成せずに、還流排気ガス通路の構成部材のみを耐熱材料で構成するため、高価な耐熱材料を使用する部材を必要最低限に抑えることができ、コストを抑制することができる。
また、本構成によれば、吸気マニホルドの取付面を凹設した態様の溝部、および、シリンダヘッドの壁部で囲まれた溝状の空間にEGRガスを流通させることができる。よって、シリンダヘッドと吸気マニホルドとを接合させるだけEGRガスを流通させる空間を容易に確保することができる。
また、本構成によれば、溝状の空間は、吸気マニホルドとは別異に製造した半割管を吸気マニホルドに嵌め込むだけで形成される。そのため、還流排気ガス通路の形状、例えば流路径や断面形状などの設計の自由度が増す。そのため、還流排気ガス通路の成形が容易となる。
本発明に係る内燃機関の排気還流装置の他の特徴構成は、前記吸気マニホルドと前記半割管の外周面との間に空気層を設けた点にある。
本構成によれば、高温のEGRガスが還流排気ガス通路を流通したときに、半割管から吸気マニホルドの側に伝わる熱を当該空気層によって遮断し易くなる。そのため、EGRガスが吸気マニホルドに及ぼす熱害を抑制することができる。
本発明に係る内燃機関の排気還流装置の他の特徴構成は、前記半割管に、前記シリンダヘッドの吸入ポートと前記吸気マニホルドとの接続部分をシールする耐熱樹脂製のガスケット部材を連設した点にある。
シリンダヘッドおよび吸気マニホルドの接続部分でEGRガスが漏洩するのを防止するためには、何れかのガスケットが必要であるが、本構成であれば、吸気マニホルドに半割管をセットする際にガスケット部材も同時に組み込むことができる。よって、組み込み時の部品点数が少なくなり、吸気マニホルドの取り付け工数を削減することができる。
本発明に係る内燃機関の排気還流装置の他の特徴構成は、前記還流排気ガス通路は、前記吸気マニホルドのうち前記シリンダヘッドに接続するフランジ部に形成した点にある。
本構成によれば、当該フランジ部の幅を利用して還流排気ガス通路を配設することができるため、排気還流装置の省スペース化を図ることができる。
本発明の内燃機関の排気還流装置を示す概略図である。 還流排気ガス通路および吸気マニホルドのフランジ部の断面概略図である。 図2のIII―III線の断面図である。 還流排気ガス通路の断面概略図である。 吸気マニホルドのフランジ部に設けた還流排気ガス通路の分解斜視図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の排気還流装置は、自動車などの内燃機関において、排気ガスを燃焼室に還流する装置である。図1〜5に示すように、本実施形態では、排気還流装置Xが設置される内燃機関Yとして、直列3気筒の内燃機関の例を示すが、勿論、内燃機関の構成はこれに限られるものではない。
排気還流装置Xは、シリンダヘッド2の外部に取り付ける樹脂製の吸気マニホルド1に対し、当該吸気マニホルド1より耐熱性を有する材料で形成され、シリンダヘッド2の排気ポート4と吸入ポート5とを接続して当該排気ポート4からの排気ガスを吸入ポート5に流入させる還流排気ガス通路6を設けてある。
シリンダヘッド2には、燃焼室からの排気ガスを排気する排気ポート4、および、吸入ポート5が形成されている。吸気マニホルド1は3本の吸気通路1a、1b、1cを有する。吸気マニホルド1の端部に設けたフランジ部1dは、シリンダヘッド2の接続面2aに締結接続される。シリンダヘッド2は、アルミニウム等の金属材料で形成してある。吸気マニホルド1は、例えばPA6などのポリアミド樹脂で形成する。通常、吸気マニホルド1を樹脂で成形する場合はバイブレーション溶着の手法により製造する。耐熱樹脂は高価であり、バイブレーション溶着の手法が採用できないため、吸気マニホルド1を形成する材料としては適切ではない。
還流排気ガス(EGRガス)は、150℃程度の高温となるため、還流排気ガス通路6は、吸気マニホルド1より耐熱性を有する材料で形成する。還流排気ガス通路6を複数の部材で形成する場合は、これら部材のすべてを耐熱材料で構成する。耐熱材料は、例えば、アルミニウムなどの金属材料、PPS,PEEKなどの耐熱樹脂が例示されるが、これに限られるものではない。
図1に示すように、EGRガスは、シリンダヘッド2の排気ポート4から取り出されてEGRガス吸入通路7の上流通路7aを通過してEGR弁3に流入する。EGR弁3は、前記接続面2aに取り付けられ、EGRガス吸入通路7を流れるEGRガス量を機関運転状態に応じて制御する。EGR弁3を流下したEGRガスは、EGRガス吸入通路7の下流通路7bを経て還流排気ガス通路6に流入する。本実施形態の還流排気ガス通路6は、3つの分岐通路6a〜6cを備えており、それぞれが吸入ポート5a〜5cに接続している。これにより、分岐通路6a〜6cから流出したEGRガスは、それぞれ吸入ポート5a〜5cに吐出される。
本発明では、還流排気ガス通路6は吸気マニホルド1の側に形成する。このようにシリンダヘッド2と吸気マニホルド1との間にスペーサを設けないため、スペーサと共にスペーサの両面に取り付けていたガスケットのうち少なくとも一枚を省くことができ、その分、排気還流装置Xを省スペース化および簡略化することができる。このように当該スペーサを設けない構成であると、吸気マニホルド1をシリンダヘッド2に直接接続させることができるため、シリンダヘッド2に対して吸気マニホルド1を組み付ける作業が容易となる。
また、本発明では、還流排気ガス通路6を、シリンダヘッド2より加工の容易な樹脂製の吸気マニホルド1の側に配設するため、シリンダヘッド2に還流排気ガス通路6を取り付ける加工をしないことから、シリンダヘッド2の形状を簡略化できる。
さらに、本発明では、吸気マニホルド1を耐熱樹脂で形成せずに、還流排気ガス通路6の構成部材のみを耐熱材料で構成するため、コストを抑制することができる。
本実施形態では、吸気マニホルド1のうち、シリンダヘッド2の壁部2bに対向させる取付面1Aに設けた溝状の空間Sを、還流排気ガス通路6としてある(図2〜5)。
これにより、吸気マニホルド1の取付面1Aを凹設した態様の溝部1B、および、シリンダヘッド2の壁部2bで囲まれた溝状の空間SにEGRガスを流通させることができる。本構成であれば、シリンダヘッド2と吸気マニホルド1とを接合させるだけEGRガスを流通させる空間を容易に確保することができる。
溝状の空間Sは、例えば吸気マニホルド1の溝部1Bのみで形成してもよい。その場合には、吸気マニホルド1に対して溝部1Bの表面を別の耐熱樹脂で二色成形したり、金属層をモールド成形して耐熱性を有する還流排気ガス通路6を吸気マニホルド1に一体成形する。また、これとは異なり、吸気マニホルド1に対して別体の耐熱部材を設けて還流排気ガス通路6を形成してもよい。本実施形態では、溝状の空間Sを、シリンダヘッド2の壁部2bの側に開口すると共に、シリンダヘッド2の壁部2bに密着するよう吸気マニホルド1に埋設した半割管10によって形成した例を示す。
当該半割管10は、管の断面の一部が欠けて開口した樋状の部材である。本実施形態では、半割管10は、その端部がシリンダヘッド2の壁部2bに接触した状態で吸気マニホルド1の溝部1Bに嵌め込んである。半割管10は、還流排気ガス通路6の構成部材となるため、耐熱材料で構成する。尚、還流排気ガス通路6の他の構成部材はシリンダヘッド2であるが、これも耐熱性を有する金属材料で構成される。
本構成では、溝状の空間Sは、吸気マニホルド1とは別異に製造した半割管10を溝部1Bに単に嵌め込むだけで形成される。そのため、還流排気ガス通路6の形状、例えば、流路径や断面形状などの設計の自由度が増す。そのため、還流排気ガス通路6の成形が容易となる。
上述の説明では、別部材である半割管10を溝部1Bに嵌め込んだ態様を示したが、半割管10は、二色成形などにより吸気マニホルド1と一体成形してもよい。
吸気マニホルド1と半割管10の外周面との間には、空気層Kが設けてある(図3,4)。本構成であれば、高温のEGRガスが還流排気ガス通路6を流通したときに、半割管10から吸気マニホルド1の側に伝わる熱を当該空気層Kによって遮断し易くなる。そのため、EGRガスが吸気マニホルド1に及ぼす熱害を抑制することができる。
半割管10には、耐熱樹脂製のガスケット部材20が連設してある。本実施形態のガスケット部材20は、溝状の空間Sとシリンダヘッド2の接続部分をシールする第一ガスケット部材20a、および、シリンダヘッド2の吸入ポート5と吸気マニホルド1との接続部分をシールする第二ガスケット部材20aを備える。
半割管10とガスケット部材20とは一体形成してもよいが、本実施形態では、別体で形成した両者を組み付けている(図5)。両者を一体形成してあれば、吸気マニホルドの取り付け工数を削減することができる。
半割管10の端部10aはフランジ状に形成してあり、当該端部10aがガスケット部材20に嵌入することで両者は接続している。吸気マニホルド1とシリンダヘッド2とでガスケット部材20を挟持することにより、気密性が向上する。
当該ガスケット部材20は、EGRガスの漏洩を防止するシール材として機能するため、第一ガスケット部材20aでは、溝状の空間Sを流通するEGRガスが漏洩するのを防止することができ、第二ガスケット部材20bでは、シリンダヘッド2および吸気マニホルド1の接続部分でEGRガスが漏洩するのを防止することができる。よって、本構成では、漏洩した高温のEGRガスが吸気マニホルド1に熱害を及ぼすのを確実に防止できる。
還流排気ガス通路6は、吸気マニホルド1のうちシリンダヘッド2に接続するフランジ部1dに形成してある。これにより、当該フランジ部1dの幅を利用して還流排気ガス通

路6を配設することができるため、排気還流装置Xの省スペース化を図ることができる。
〔別実施の形態〕
上述した実施形態では、還流排気ガス通路6は、溝部1Bおよびシリンダヘッド2の壁部2bで囲まれた通路とした。しかし、このような態様に限らず、溝部1Bをシリンダヘッド2の壁部2bに対向させないように還流排気ガス通路6を構成してもよい。
例えば、吸気マニホルド1のフランジ部1dにトンネル状の管部を形成して還流排気ガス通路6としてもよい。また、還流排気ガス通路6を3本の吸気通路1a、1b、1cに隣接するように配設する。この場合、例えば、管状の還流排気ガス通路6を吸気通路1a、1b、1cに取り付ける。本構成であれば、吸気マニホルド1の取付面1Aを凹設する溝部1Bを加工する必要がない。
本発明は、自動車などの内燃機関において、排気ガスを燃焼室に還流する排気還流装置に利用できる。
X 排気還流装置
K 空気層
S 溝状の空間
1 吸気マニホルド
1A 取付面
2 シリンダヘッド
2b 壁部
3 フランジ部
4 排気ポート
5 吸入ポート
6 還流排気ガス通路
10 半割管
20 ガスケット部材

Claims (4)

  1. シリンダヘッドの外部に取り付ける樹脂製の吸気マニホルドに対し、前記吸気マニホルドのうち、前記シリンダヘッドの壁部に対向させる取付面に設けた溝状の空間を備え、
    前記溝状の空間が、前記シリンダヘッドの壁部の側に開口すると共に、前記シリンダヘッドの壁部に密着するよう前記吸気マニホルドに埋設した半割管を有し、
    前記半割管は、当該吸気マニホルドより耐熱性を有する材料で形成され、前記シリンダヘッドの排気ポートと吸入ポートとを接続して当該排気ポートからの排気ガスを前記吸入ポートに流入させる還流排気ガス通路とする内燃機関の排気還流装置。
  2. 前記吸気マニホルドと前記半割管の外周面との間に空気層を設けた請求項に記載の排気還流装置。
  3. 前記半割管に、前記シリンダヘッドの吸入ポートと前記吸気マニホルドとの接続部分をシールする耐熱樹脂製のガスケット部材を連設してある請求項又はに記載の排気還流装置。
  4. 前記還流排気ガス通路は、前記吸気マニホルドのうち前記シリンダヘッドに接続するフランジ部に形成してある請求項1〜の何れか一項に記載の排気還流装置。
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