JP5412424B2 - タンパク質キナーゼ阻害薬としての縮合複素環化合物 - Google Patents

タンパク質キナーゼ阻害薬としての縮合複素環化合物 Download PDF

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Description

本発明は、オーロラ−キナーゼなどのタンパク質キナーゼを阻害する化合物、その化合物を含む組成物およびその化合物を用いる疾患の治療方法に関するものである。
有糸***は、複製されるゲノムの完全なコピーが、微小管紡錘体装置によって2つの娘細胞に分離されるプロセスである。ゲノム安定性に必要な重要な有糸***調節剤であるオーロラキナーゼが、ヒト腫瘍において過剰発現されることが見出されている。従って、治療分野においては、現在もなおオーロラ−キナーゼを阻害する化合物、その阻害薬を含む組成物、およびオーロラ−キナーゼが制御されないか過剰発現される疾患を治療する方法が必要とされている。
従って、本発明の1実施形態は、オーロラ−キナーゼを阻害する化合物、すなわち下記式Iを有する化合物およびそれの治療上許容される塩に関するものである。
Figure 0005412424
式中、
は、C(O)NHR、C(O)N(R、NHC(O)R、NRC(O)R、NHC(O)NHR、NHC(O)N(R、NRC(O)NHR、NRC(O)N(R、SONHR、SON(R、NHSO、NRSO、OC(O)OR、NHC(O)OR、NRC(O)ORまたはRであり;
およびCは独立に、H、C(O)NHR、C(O)N(R、NHC(O)R、NRC(O)R、NHC(O)NHR、NHC(O)N(R、NRC(O)NHR、NRC(O)N(R、SONHR、SON(R、NHSO、NRSO、OC(O)OR、NHC(O)OR、NRC(O)ORまたはRであり;
は、R、RまたはRであり;
は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR2Aと縮合しているフェニルであり;R2Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR3Aと縮合しているヘテロアリールであり;R3Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、それぞれ縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR4Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R4Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、それぞれ置換されていないか1、2、3、4もしくは5個の独立に選択されるR、OR、SR、S(O)R、SO、NH、NHR、N(R、C(O)R、C(O)NH、C(O)NHR、C(O)N(R、NHC(O)R、NRC(O)R、NHSO、NRSO、NHC(O)OR、NRC(O)OR、SONH、SONHR、SON(R、NHC(O)NH、NHC(O)R、NHC(O)N(R、NRC(O)N(R、OH、(O)、C(O)OH、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIで置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
は、R、R、RまたはR9Aであり;
は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR7Aと縮合しているフェニルであり;R7Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR8Aと縮合しているヘテロアリールであり;R8Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、それぞれ縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR9Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R9Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
9Aは、それぞれ置換されていないか1、2、3、4もしくは5個の独立に選択されるNH、C(O)NH、SONH、NHC(O)NH、OH、(O)、C(O)OH、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIで置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
前記各環状部分は独立に、置換されていないか1個もしくは2個もしくは3個もしくは4個もしくは5個の独立に選択されるR30、OR30、OCH30、SR30、S(O)R30、SO30、C(O)R30、CO(O)R30、OC(O)R30、OC(O)OR30、NO、NH、NHR30、N(R30、C(O)NH、C(O)NHR30、C(O)N(R30、NHC(O)R30、NHC(O)NHR30、NHC(O)N(R30、NR30C(O)NHR30、NR°C(O)N(R30、C(O)NHOH、C(O)NHOR30、C(O)NHSO30、C(O)NR30SO30、SONH、SONHR30、SON(R30、CF、CFCF、C(O)H、C(O)OH、C(N)NH、C(N)NHR30、C(N)N(R30、CNOH、CNOCH、OH、(O)、N、CF、CFCF、OCF、OCFCF、F、Cl、BrまたはIで置換されており;
30は、R31、R32、R33またはR34であり;
31は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR31Aと縮合しているフェニルであり;R31Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
32は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR32Aと縮合しているヘテロアリールであり;R32Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
33は、それぞれ縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR33Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R33Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
34は、それぞれ置換されていないか1、2、3、4もしくは5個の独立に選択されるR35、OR35、SR35、S(O)R35、SO35、NH、NHR35、N(R35、C(O)R35、C(O)NH、C(O)NHR35、C(O)N(R35、NHC(O)R35、NR35C(O)R35、NHSO35、NR35SO35、NHC(O)OR35、NR35C(O)OR35、SONH、SONHR35、SON(R35、NHC(O)NH、NHC(O)NHR35、NHC(O)R35、NHC(O)N(R35、NR35C(O)N(R35、OH、(O)、C(O)OH、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIで置換されているアルキル、アルケニルまたはアルケニルであり;
35は、R36、R37、R38またはR39であり;
36は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR36Aと縮合しているフェニルであり;R36Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
37は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR37Aと縮合しているヘテロアリールであり;R37Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
38は、それぞれ縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR38Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R38Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
39は、それぞれ置換されていないかR40で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルケニルであり;
40は、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニルまたは複素環アルキルであり;
31、R32、R33、R36、R37およびR38によって表される部分は独立に、置換されていないか1個もしくは2個もしくは3個の独立に選択されるF、Cl、Br、I、OH、(O)OH、NO、NH、CF、OH、R45、OR45、SR45、S(O)R45、SO45、C(O)NHR45、C(O)N(R45、NHC(O)R45、NR45C(O)R45、NHC(O)NHR45、NHC(O)N(R45、NR45C(O)NHR45、NR45C(O)N(R45、SONHR45、SON(R45、NHSO45、NRSO45、OC(O)OR45、NHC(O)OR45またはNR45C(O)OR45で置換されており;
45は、それぞれ置換されていないか1個もしくは2個もしくは3個の独立に選択されるR50、F、Cl、Br、I、OH、C(O)OH、NOまたはNHで置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
50は、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニルまたは複素環アルキルである。
さらに別の実施形態は、賦形剤および治療上有効量の式Iを有する化合物を含む組成物に関する。
さらに別の実施形態は、哺乳動物に対する放射線と併用してまたはそれと併用せずに、哺乳動物に治療上有効量の下記式Iを有する化合物およびそれの治療上許容される塩を投与する段階を有する哺乳動物でのオーロラキナーゼの過剰発現または未制御が関与する疾患の治療方法に関する。
Figure 0005412424
式中、
は、C(O)NHR、C(O)N(R、NHC(O)R、NRC(O)R、NHC(O)NHR、NHC(O)N(R、NRC(O)NHR、NRC(O)N(R、SONHR、SON(R、NHSO、NRSO、OC(O)OR、NHC(O)OR、NRC(O)ORまたはRであり;
およびCは独立に、H、C(O)NHR、C(O)N(R、NHC(O)R、NRC(O)R、NHC(O)NHR、NHC(O)N(R、NRC(O)NHR、NRC(O)N(R、SONHR、SON(R、NHSO、NRSO、OC(O)OR、NHC(O)OR、NRC(O)ORまたはRであり;
は、R、RまたはRであり;
は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR2Aと縮合しているフェニルであり;R2Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR3Aと縮合しているヘテロアリールであり;R3Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、それぞれ縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR4Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R4Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、それぞれ置換されていないか1、2、3、4もしくは5個の独立に選択されるR、OR、SR、S(O)R、SO、NH、NHR、N(R、C(O)R、C(O)NH、C(O)NHR、C(O)N(R、NHC(O)R、NRC(O)R、NHSO、NRSO、NHC(O)OR、NRC(O)OR、SONH、SONHR、SON(R、NHC(O)NH、NHC(O)R、NHC(O)N(R、NRC(O)N(R、OH、(O)、C(O)OH、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIで置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
は、R、R、RまたはR9Aであり;
は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR7Aと縮合しているフェニルであり;R7Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR8Aと縮合しているヘテロアリールであり;R8Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、それぞれ縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR9Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R9Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
9Aは、それぞれ置換されていないか1、2、3、4もしくは5個の独立に選択されるNH、C(O)NH、SONH、NHC(O)NH、OH、(O)、C(O)OH、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIで置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
前記各環状部分は独立に、置換されていないか1個もしくは2個もしくは3個もしくは4個もしくは5個の独立に選択されるR30、OR30、OCH30、SR30、S(O)R30、SO30、C(O)R30、CO(O)R30、OC(O)R30、OC(O)OR30、NO、NH、NHR30、N(R30、C(O)NH、C(O)NHR30、C(O)N(R30、NHC(O)R30、NHC(O)NHR30、NHC(O)N(R30、NR30C(O)NHR30、NR°C(O)N(R30、C(O)NHOH、C(O)NHOR30、C(O)NHSO30、C(O)NR30SO30、SONH、SONHR30、SON(R30、CF、CFCF、C(O)H、C(O)OH、C(N)NH、C(N)NHR30、C(N)N(R30、CNOH、CNOCH、OH、(O)、N、CF、CFCF、OCF、OCFCF、F、Cl、BrまたはIで置換されており;
30は、R31、R32、R33またはR34であり;
31は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR31Aと縮合しているフェニルであり;R31Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
32は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR32Aと縮合しているヘテロアリールであり;R32Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
33は、それぞれ縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR33Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R33Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
34は、それぞれ置換されていないか1、2、3、4もしくは5個の独立に選択されるR35、OR35、SR35、S(O)R35、SO35、NH、NHR35、N(R35、C(O)R35、C(O)NH、C(O)NHR35、C(O)N(R35、NHC(O)R35、NR35C(O)R35、NHSO35、NR35SO35、NHC(O)OR35、NR35C(O)OR35、SONH、SONHR35、SON(R35、NHC(O)NH、NHC(O)NHR35、NHC(O)R35、NHC(O)N(R35、NR35C(O)N(R35、OH、(O)、C(O)OH、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIで置換されているアルキル、アルケニルまたはアルケニルであり;
35は、R36、R37、R38またはR39であり;
36は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR36Aと縮合しているフェニルであり;R36Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
37は、縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR37Aと縮合しているヘテロアリールであり;R37Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
38は、それぞれ縮合していないかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR38Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R38Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
39は、それぞれ置換されていないかR40で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルケニルであり;
40は、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニルまたは複素環アルキルであり;
31、R32、R33、R36、R37およびR38によって表される部分は独立に、置換されていないか1個もしくは2個もしくは3個の独立に選択されるF、Cl、Br、I、OH、(O)OH、NO、NH、CF、OH、R45、OR45、SR45、S(O)R45、SO45、C(O)NHR45、C(O)N(R45、NHC(O)R45、NR45C(O)R45、NHC(O)NHR45、NHC(O)N(R45、NR45C(O)NHR45、NR45C(O)N(R45、SONHR45、SON(R45、NHSO45、NRSO45、OC(O)OR45、NHC(O)OR45またはNR45C(O)OR45で置換されており;
45は、それぞれ置換されていないか1個もしくは2個もしくは3個の独立に選択されるR50、F、Cl、Br、I、OH、C(O)OH、NOまたはNHで置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
50は、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニルまたは複素環アルキルである。
さらに別の実施形態は、哺乳動物に対する放射線と併用してまたはそれと併用せずに、哺乳動物に対して治療上有効量の式Iを有する化合物を投与する段階を有する哺乳動物での膀胱癌、乳癌、子宮頸癌、大腸癌、子宮体癌、食道癌、肺癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、直腸癌、皮膚癌、胃癌および甲状腺癌の治療方法に関する。
さらに別の実施形態は、賦形剤ならびに治療上有効量の式Iを有する化合物および治療上有効量の一つの別の治療薬または複数の別の治療薬を含む組成物に関する。
さらに別の実施形態は、哺乳動物に対する放射線と併用してまたはそれと併用せずに、哺乳動物に対して、治療上有効量の式Iを有する化合物および治療上有効量の一つの別の治療薬または複数の別の治療薬を投与する段階を有する哺乳動物でのオーロラキナーゼの過剰発現または未制御が関与する疾患の治療方法に関するものである。
さらに別の実施形態は、哺乳動物に対する放射線と併用してまたはそれと併用せずに、哺乳動物に対して、治療上有効量の式Iを有する化合物および治療上有効量の一つの別の治療薬または複数の別の治療薬を投与する段階を有する哺乳動物での膀胱癌、乳癌、子宮頸癌、大腸癌、子宮体癌、食道癌、肺癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、直腸癌、皮膚癌、胃癌または甲状腺癌の治療方法に関する。
さらに別の実施形態は、下記化合物:
8−アミノ−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
8−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
8−アミノ−N−(4−(ベンゾイルアミノ)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
8−アミノ−3−メチル−N−(4−((((3−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
8−アミノ−N−(3−(((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
8−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
8−アミノ−N−(3−(((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
8−アミノ−N−(3−(((((4−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
8−アミノ−3−メチル−N−(3−(((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
8−アミノ−N−(4−((((3−(2−ヒドロキシエチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
8−アミノ−N−(4−((((4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((3−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−((((ピリジン−3−イルアミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)−3−メチルフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)−3−メチルフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−メチル−4−((((4−
(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−N−(3−(((((4−クロロ−2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((3,4−ジフルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((4−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−N−(3−(((((3−クロロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−N−(3−(((((4−クロロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−(((ピリジン−3−イルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((フェニルスルホニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)−N−(3−(((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−N−(3−(((((4−クロロ−2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)−N−(3−(((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
ならびにこれらの治療上許容される塩、プロドラッグ、エステル、アミド、プロドラッグの塩、エステルの塩およびアミドの塩に関するものである。
本発明の化合物の可変部分は、識別表記(大文字と、それに数字および/またはアルファベットの上付文字を添付したもの)によって表され、具体的に示すことができる。
理解すべき点として、全ての部分およびそれの組み合わせについて適切な価数が維持され、複数個の原子を有する1価部分は、それの左端で結合している。
さらに理解すべき点として、可変部分の具体的な実施形態は、同じ識別表記を有する別の具体的な実施形態と同一でも異なっていても良い。
本明細書で使用される場合の「環状部分」という用語は、ベンゼン、シクロアルカン、シクロアルキル、シクロアルケン、シクロアルケニル、ヘテロアレーン、ヘテロアリール、複素環アルカン、複素環アルキル、複素環アルケン、複素環アルケニルおよびフェニルを意味する。
本明細書で使用される場合の「シクロアルカン」という用語は、C−シクロアルカン、C−シクロアルカン、C−シクロアルカンおよびC−シクロアルカンを意味する。
本明細書で使用される場合の「シクロアルキル」という用語は、C−シクロアルキル、C−シクロアルキル、C−シクロアルキルおよびC−シクロアルキルを意味する。
本明細書で使用される場合の「シクロアルケン」という用語は、C−シクロアルケン、C−シクロアルケンおよびC−シクロアルケンを意味する。
本明細書で使用される場合の「シクロアルケニル」という用語は、C−シクロアルケニル、C−シクロアルケニルおよびC−シクロアルケニルを意味する。
本明細書で使用される場合の「ヘテロアレーン」という用語は、フラン、イミダゾール、イソチアゾール、イソオキサゾール、1,2,3−オキサジアゾール、1,2,5−オキサジアゾール、オキサゾール、ピラジン、ピラゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、チアゾール、チオフェン、トリアジンおよび1,2,3−トリアゾールを意味する。
本明細書で使用される場合の「ヘテロアリール」という用語は、フラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピロリル、テトラゾリル、チアゾリル、チオフェニル、トリアジニルおよび1,2,3−トリアゾリルを意味する。
本明細書で使用される場合の「複素環アルカン」という用語は、独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分および置き換わっていないかNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルカンを意味し、さらには置き換わっていないか独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分およびNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルカンも意味する。
本明細書で使用される場合の「複素環アルキル」という用語は、独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分および置き換わっていないかNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルキルを意味し、さらには置き換わっていないか独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分およびNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルキルを意味する。
本明細書で使用される場合の「複素環アルケン」という用語は、独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分および置き換わっていないかNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルケンを意味し、置き換わっていないか独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分およびNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルケンをも意味する。
本明細書で使用される場合の「複素環アルケニル」という用語は、独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分および置き換わっていないかNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルケニルを意味し、置き換わっていないか独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分およびNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルケニルをも意味する。
本明細書で使用される場合の「アルケニル」という用語は、C−アルケニル、C−アルケニル、C−アルケニル、C−アルケニルおよびC−アルケニルを意味する。
本明細書で使用される場合の「アルキル」という用語は、C−アルキル、C−アルキル、C−アルキル、C−アルキル、C−アルキルおよびC−アルキルを意味する。
本明細書で使用される場合の「アルキニル」という用語は、C−アルキニル、C−アルキニル、C−アルキニル、C−アルキニルおよびC−アルキニルを意味する。
本発明の化合物は、RまたはS配置で不斉置換炭素原子を含む場合があり、「R」および「S」という用語は、文献(Pure Appl. Chem. (1976) 45, 13-10)で定義の通りである。RおよびS配置を当量で含む不斉置換炭素原子を有する化合物は、それらの原子でラセミ体である。他方に対して一方の配置が過剰である原子は、過剰な配置に割り当てられ、好ましくは約85%〜90%の過剰、より好ましくは約95%〜99%の過剰、さらに好ましくは約99%超の過剰である。従って本発明は、ラセミ混合物ならびにその化合物の相対および絶対ジアステレオマーを包含するものである。
本発明の化合物は、ZまたはE配置で炭素−炭素二重結合または炭素−窒素二重結合を含むこともでき、「Z」という用語は炭素−炭素または炭素−窒素二重結合の同じ側に相対的に大きい2個の置換基があることを表し、「E」という用語は炭素−炭素または炭素−窒素二重結合の反対側に相対的に大きい2個の置換基があることを表す。本発明の化合物は、「Z」および「E」異性体の混合物として存在することもできる。
本発明の化合物は、化合物の1個のプロトンが、ある原子から別のものに移動する互変異体またはそれらの平衡混合物として存在することもできる。互変異体の例には、ケト−エノール、フェノール−ケト、オキシム−ニトロソ、ニトロ−アシ(aci)、イミン−エナミンなどがあるが、これらに限定されるものではない。
NH、C(O)OH、OHまたはSH部分を含む本発明の化合物は、それにプロドラッグ形成部分が結合していても良い。プロドラッグ形成部分は、代謝プロセスによって脱離され、イン・ビボで結合していないNH、C(O)OH、OHまたはSHを有する化合物を放出する。プロドラッグは、溶解度および/または疎水性、消化管での吸収、生物学的利用能、組織浸透およびクリアランス速度などの化合物の薬物動態特性を調節する上で有用である。
イン・ビトロまたはイン・ビボでの代謝プロセスによって産生される式Iを有する化合物の代謝物も、タンパク質キナーゼの過剰発現または未制御に関連する疾患の治療において有用となり得る。
イン・ビトロまたはイン・ビボで代謝されて式Iを有する化合物を形成し得るある種の前駆化合物も、タンパク質キナーゼの過剰発現または未制御に関連する疾患の治療において有用となり得る。
式Iを有する化合物は、酸付加塩、塩基付加塩または両性イオンとして存在し得る。式Iを有する化合物の塩は、単離時またはその後の精製時に製造される。酸付加塩は、式Iを有する化合物と酸との反応から誘導されるものである。従って、式Iを有する化合物の酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、重炭酸塩、クエン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩(ベシル酸塩)、重硫酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、カンファースルホン酸塩、ジグルコン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グリセロリン酸塩、グルタミン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、塩化水素酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、ラクトビオン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メシチレンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフチレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、リン酸塩、ピクリン酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、トリクロロ酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、パラ−トルエンスルホン酸塩およびウンデカン酸塩などの塩は本発明に包含されるものである。化合物の塩基付加塩は、式Iを有する化合物とリチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウムおよびマグネシウムなどのカチオンの重炭酸塩、炭酸塩水酸化物またはリン酸塩との反応から誘導されるものである。
式Iを有する化合物は、例えば口腔投与、眼球投与、経口投与、浸透圧投与、非経口投与(筋肉投与、腹腔内投与、胸骨内投与、静脈投与、皮下投与)、直腸投与、局所投与、経皮投与、膣投与および動脈投与、ならびに動脈注射、注入および例えば欠陥などの身体への設置で投与することができる。
式Iを有する化合物の治療上有効量は、治療対象者、治療される疾患およびそれの重度、それを含む組成物、投与時刻、投与経路、投与期間、効力、クリアランス速度および併用される別薬剤の有無によって決まる。単回投与または分割投与で患者に1日に投与される組成物を製造する上での式Iを有する本発明の化合物の量は、約0.03〜約200mg/kgである。単一用量組成物は、これらの量またはその量の約数分の組み合わせを含む。
式Iを有する化合物は、賦形剤とともにまたはそれを含まずに投与することができる。賦形剤には、カプセル化剤および吸収促進剤、酸化防止剤、結合剤、緩衝剤、コーティング剤、着色剤、希釈剤、崩壊剤、乳化剤、増量剤、充填剤、香味剤、保湿剤、潤滑剤、芳香剤、保存剤、推進剤、離型剤、滅菌剤、甘味剤、可溶化剤、湿展剤、これらの混合物などの添加剤などがあるが、これらに限定されるものではない。
固体で経口的に投与される式Iを有する化合物を含む組成物の製造用の賦形剤には、寒天、アルギン酸、水酸化アルミニウム、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、1,3−ブチレングリコール、カルボマー類、ヒマシ油、セルロース、酢酸セルロース、カカオバター、コーンスターチ、トウモロコシ油、綿実油、クロス−ポビドン、ジグリセリド類、エタノール、エチルセルロース、ラウリン酸エチル、オレイン酸エチル、脂肪酸エステル、ゼラチン、胚芽油、グルコース、グリセリン、落花生油、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、イソプロパノール、等帳性生理食塩水、乳糖、水酸化マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、麦芽、マニトール、モノグリセリド類、オリーブ油、ピーナッツ油、リン酸カリウム塩類、ジャガイモデンプン、ポビドン、プロピレングリコール、リンゲル液、紅花油、ゴマ油、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、リン酸ナトリウム塩類、ラウリル硫酸ナトリウム、ナトリウムソルビトール、大豆油、ステアリン酸類、フマル酸ステアリル、ショ糖、界面活性剤、タルク、トラガカント、テトラヒドロフルフリルアルコール、トリグリセリド類、水、これらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。眼球投与または経口投与される式Iを有する化合物を含む組成物の製造における賦形剤には、1,3−ブチレングリコール、ヒマシ油、トウモロコシ油、綿実油、エタノール、ソルビタンの脂肪酸エステル、胚芽油、落花生油、グリセリン、イソプロパノール、オリーブ油、ポリエチレングリコール類、プロピレングリコール、ゴマ油、水、それらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。浸透圧的に投与される式Iを有する本発明の化合物を含む組成物を製造する上での賦形剤には、クロロフルオロカーボン類、エタノール、水、それらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。非経口的に投与される式Iを有する化合物を含む組成物の製造における賦形剤には、1,3−ブタンジオール、ヒマシ油、トウモロコシ油、綿実油、ブドウ糖、胚芽油、落花生油、リポソーム類、オレイン酸、オリーブ油、ピーナツ油、リンゲル液、紅花油、ゴマ油、大豆油、U.S.P.または等張性塩化ナトリウム溶液、水、それらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。直腸投与または膣投与される式Iを有する化合物を含む組成物の製造における賦形剤には、カカオバター、ポリエチレングリコール、ロウ、それらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。
式Iを有する化合物は、アクチノマイシン類、アルキル化剤、アントラサイクリン類、葉酸代謝拮抗薬、抗エストロゲン薬、代謝拮抗薬、抗アンドロゲン類、微小管阻害剤、アロマターゼ阻害薬、ブレオマイシン類、Caアデノシン三リン酸(ATP)ase阻害薬、シトシン類縁体、デルトイド類/レチノイド類、ジヒドロ葉酸レダクターゼ阻害薬、デオキシリボ核酸(DNA)トポイソメラーゼ阻害薬、ドーパミン作働性神経毒類、糖質コルチコイド類、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害薬、ホルモン療法、免疫療法薬、イノシン1リン酸(IMP)デヒドロゲナーゼ阻害薬、イソプレニル化阻害薬、黄体ホルモン放出ホルモン作働薬、ラパマイシンの哺乳動物標的(mtor)阻害薬、多剤耐性(MDR)阻害薬、マイトマイシン類、光線力学療法、プロテアソーム阻害薬、白金含有化合物、放射線、受容体チロシンキナーゼ阻害薬、リボヌクレオチドレダクターゼ阻害薬、トロンボスポンジン模倣薬、ウラシル類縁体、ビンカアルカロイド類およびビタミンD3類縁体、例えばγ線または別の化学療法薬またはN−Ac−Sar−Gly−Val−D−alloIle−Thr−Nva−Ile−Arg−Pro−NHCHCHまたはそれらの塩などの別の化学療法薬、アクチノマイシンD、AG13736、17−アリルアミノ−17−デメトキシゲルダナマイシン、9−アミノカンプトテシン、N−(4−(3−アミノ−1H−インダゾール−4−イル)フェニル)−N′−(2−フルオロ−5−メチルフェニル)尿素またはそれの塩、N−(4−(4−アミノチエノ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)フェニル)−N′−(2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)尿素またはそれの塩、アナストロゾール、AP−23573、アスパラギナーゼ、アザシチジン、ベバシズマブ、ビカルタミド、ブレオマイシンa2、ブレオマイシンb2、ボルテザミブ(bortezamib)、ブスルファン、カンパテシン類(campathecins)、カルボプラチン、カルムスチン(BCNU)、CB1093、セテュキマブ、CHOP(C:シトキサン(登録商標)(シクロホスファミド);H:アドリアマイシン(登録商標)(ヒドロキシドキソルビシン);O:ビンクリスチン(オンコビン(登録商標);P:プレドニゾン)、クロランブシル、CHIR258、シスプラチン、CNF−101、CNF−1001、CNF−2024、CP547632、クリスタノール(crisnatol)、シタラビン、シクロホスファミド、シトシンアラビノシド、ダウノルビシン、ダカルバジン、ダクチノマイシン、ダサチニブ、ダウノルビシン、デフェロキサミン、デメトキシヒポクレリン(demethoxyhypocrellin)A、デプシペプチド、デキサメタゾン、17−ジメチルアミノエチルアミノ−17−デメトキシゲルダナマイシン、ドセタキセル、ドキシフルリジン、ドキソルビシン、EB1089、エポチロンD、エピルビシン、5−エチニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキサミド(EICAR)、エルロチニブ、エトポシド、エベロリムス、5−フルオロウラシル(5−FU)、フロクスウリジン、フルダラビン、フルタミド、ゲフィチニブ、ゲルダナマイシン、ゲムシタビン、ゴセレリン、N−(2−(4−ヒドロキシアニリノ)−3−ピリジニル)−4−メトキシベンゼンスルホンアミドまたはそれの塩、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イホスファミド、イマチナブ(imatinab)、インターフェロン−α、インターフェロン−γ、IPI−504、イリノテカン、KH1060、ラパタニブ(lapatanib)、LAQ824、酢酸ロイプロリド、レトロゾール、ロムスチン(CCNU)、ロバスタチン、メゲストロール、メルファラン、メルカプトプリン、メトトレキセート、1−メチル−4−フェニル(phyenyl)ピリジニウム、MG132、マイトマイシン、ミトキサントロン、MLN−518、MS−275、ミコフェノール酸、マイトマイシンC、ニトロソ尿素類、オキサリプラチン、パクリタキセル、PD98059、ペプロマイシン、光増感剤Pc4、フタロシアニン、ピラルビシン、プリカマイシン、プレドニゾン、プロカルビジン(procarbizine)、PTK787、PU24FC1、PU3、ラジシコール、ラロキシフェン、ラパマイシン、ラチトレキセド(ratitrexed)、フェウレチニド(pheuretinide)などのレチノイド類、リバビリン、リツキシマブ(リツキサン(Rituxin;登録商標)、ソラフェニブ(sorafenib)、スタウロスポリン、デキサメタゾンおよびプレドニゾンなどのステロイド類、スベロイルアニリドヒドロキサム酸、スニチニブ、タモキシフェン、タキソール、テモゾラミド(temozolamide)、テムシロリムス、テニポシド、タプシガルジン、チオグアニン、トロンボスポンジン−1、チアゾフリン、トポテカン、トラポキシン、トラスツズマブ、トレオサルファン、トリコスタチンA、トリメトレキセート、トロホスファミド、腫瘍壊死因子、バルプロ酸、VER49009、ベラパミル、ベルトポルフィン(vertoporfin)、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビノレルビンビタミンD3、VX−680、ザクチマ、ZK−EPO、ゾルビシン(zorubicin)またはそれらの組み合わせなど(これらに限定されるものではない)と組み合わせて化学療法剤として有用であることも期待される。
本発明の他の代表的化合物の活性を確認するため、活性オーロラB酵素(組換え残基1から344)およびINCENP(Upstateからの組換えGST融合タンパク質)を、ビオチン化ヒストンH3ペプチド残基1から21(Upstate)、1mM ATPおよび各種濃度の阻害薬とともに、MgCl、オルトバナジウム酸ナトリウムおよびTritonX−100を含むHepes緩衝液(pH7.4)中で384ウェルプレートのウェルにてインキュベートした。1時間後、EDTAで反応停止し、抗ホスホ−ヒストンH3ユーロピウム・クリプタート(Cis−Bio)およびSA−APC(Phycolink, Prozyme)を加えて、リンペプチドを検出した。リン酸化の量を、665nmおよび615nmでのシグナルの時間分解蛍光比によって求めた。アッセイ・エクスプローラ(Assay Explorer)ソフトウェアを用いて阻害値の阻害薬濃度との指数適合によってIC50を計算し、表1に示してある。
Figure 0005412424
これらのデータは、オーロラ−キナーゼBの阻害薬としての式Iを有する化合物の有用性を示している。
式Iを有する化合物は、オーロラキナーゼBの活性を阻害することから、例えばオーロラキナーゼAおよびオーロラキナーゼCなどのそれと非常に近い構造的相同性を有するタンパク質キナーゼの阻害薬としての有用性をも有し得ると期待される。
タンパク質キナーゼA、BおよびCの間の構造的相同性については、文献に報告がある(Nature Reviews/Cancer, Vol. 4 December, 2004)。
従って、式Iを有する化合物は、いずれかまたは全てのオーロラキナーゼのファミリー構成員などのタンパク質キナーゼが発現されている疾患の治療において有用となることが期待される。
オーロラキナーゼファミリー構成員の過剰発現または未制御が関与する疾患には、聴神経腫、急性白血病、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病(単球性、骨髄芽球性、腺癌、血管肉腫、星細胞腫、骨髄単球性および前骨髄球性)、急性T細胞白血病、基底細胞癌、胆管癌、膀胱癌、脳癌、乳癌、気管支癌、子宮頸癌、軟骨肉腫、脊索腫、絨毛癌、慢性白血病、慢性リンパ球性白血病、慢性骨髄性(顆粒球性)白血病、慢性骨髄性白血病、大腸癌、結腸直腸癌、頭蓋咽頭腫、嚢胞腺癌、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、増殖機能異常変化(異形成症および化生)、胚性癌腫、子宮体癌、上皮肉腫、上衣細胞腫、上皮癌、赤白血病、食道癌、エストロゲン受容体陽性乳癌、本態性血小板血症、ユーイング腫瘍、線維肉腫、濾胞性リンパ腫、胚細胞精巣癌、神経膠腫、重鎖病、血管芽細胞腫、肝臓癌、肝細胞癌、ホルモン非感受性前立腺癌、平滑筋肉腫、脂肪肉腫、肺癌、リンパ管内皮肉腫、リンパ管肉腫、リンパ芽球性白血病、リンパ腫(ホジキンおよび非ホジキン)、悪性腫瘍および膀胱、***、結腸、肺、卵巣、膵臓、前立腺、皮膚および子宮の過剰増殖性障害、T細胞またはB細胞起源のリンパ性悪性疾患、白血病、リンパ腫、髄様癌、髄芽腫、メラノーマ、髄膜腫、中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄性白血病、骨髄腫、粘液肉腫、神経芽細胞腫、非小細胞肺癌、乏突起細胞腫、口腔癌、骨原性肉腫、卵巣癌、膵臓癌、乳頭腺癌、乳頭癌、松果体腫、真性赤血球増加症、前立腺癌、直腸癌、腎細胞癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、肉腫、脂腺癌、精上皮腫、皮膚癌、小細胞肺癌、固形腫瘍(癌および肉腫)、小細胞肺癌、胃癌、扁平上皮癌、滑液腫瘍、汗腺癌、甲状腺癌、ヴァルデンストレームマクログロブリン血症、精巣腫瘍、子宮癌およびウィルムス腫瘍などがあるが、これらに限定されるものではない。
式Iを有する化合物が、乳癌(エストロゲン受容体陽性乳癌など)、結腸直腸癌、子宮体癌、肺癌(小細胞肺癌など)、リンパ腫(濾胞性またはびまん性大細胞型B細胞型など)、リンパ腫(非ホジキンリンパ腫など)、神経芽細胞腫、卵巣癌、前立腺癌(ホルモン非感受性前立腺癌など)および精巣癌(胚細胞精巣癌など)などの癌または新生物由来の細胞の増殖を阻害することも期待される。
さらに、胎児性横紋筋肉腫、小児急性リンパ性白血病、小児急性骨髄性白血病、小児胞巣状横紋筋肉腫、小児未分化上衣腫、小児未分化大細胞リンパ腫、小児未分化髄芽腫、中枢神経系の小児非定型奇形腫様/横紋筋様腫瘍、小児混合型急性白血病、小児バーキットリンパ腫、原始神経外胚葉腫瘍などの腫瘍のユーイングファミリーの小児癌、小児びまん性未分化ウィルムス腫瘍、小児予後良好(favorable histology)ウィルムス腫瘍、小児神経膠芽腫、小児髄芽腫、小児神経芽細胞腫、小児神経芽細胞腫由来骨髄球腫症、小児前B細胞癌(白血病など)、小児骨肉腫(psteosarcoma)、小児桿状腎臓腫瘍ならびにリンパ腫および皮膚癌などの小児T細胞癌のような小児の癌または新生物由来の細胞増殖を、式Iを有する化合物が阻害することも期待される。
式Iを有する化合物は、アルキル化剤、血管新生阻害薬、抗生物質、代謝拮抗剤、有糸***阻害剤、抗増殖剤、オーロラキナーゼ阻害薬、Bcl−2ファミリータンパク質(例:Bcl−xL、Bcl−2、Bcl−w、Bfl−1)阻害薬、Bcr−Ab1キナーゼ阻害薬、生物反応修飾物質、サイクリン依存型キナーゼ阻害薬、細胞周期阻害薬、シクロオキシゲナーゼ−2阻害薬、白血病ウィルス発癌遺伝子相同体(ErbB2)受容体阻害薬、増殖因子阻害薬、熱ショックタンパク質HSP−90阻害薬、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害薬、ホルモン療法薬、免疫剤、挿入(intercalating)抗生物質、キナーゼ阻害薬、ラパマイシン(rapomycin)阻害薬の哺乳動物標的、マイトジェン活性化細胞外シグナル調節キナーゼ阻害薬、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID類)、白金系化学療法薬、ポロ様キナーゼ阻害薬、プロテアソーム阻害薬、プリン類縁体、ピリミジン類縁体、受容体チロシンキナーゼ阻害薬、レチノイド類/デルトイド類、植物アルカロイド、トポイソメラーゼ阻害薬などと併用すると有用であることも期待される。
アルキル化剤には、アルトレタミン、AMD−473、AP−5280、アパジコオン(apaziquone)、ベンダムスチン、ブロスタリシン(brostallicin)、ブスルファン、カルボコン、カルムスチン(BCNU)、クロラムブシル、クロレタジン(Cloretazine;登録商標)(VNP40101M)、シクロホスファミド、デカルバジン、エストラムスチン、フォテムスチン、グルフォスファミド、イホスファミド、KW−2170、ロムスチン(CCNU)、マフォスファミド、メルファラン、ミトブロニトール、ミトラクトール、ニムスチン、ナイトロジェンマスタードN−オキサイド、ラニムスチン、テモゾロマイド、チオテパ、トレオスルファン、トロフォスファミド(trofosfamide)などがある。
血管新生阻害薬には、内皮特異的受容体チロシンキナーゼ(Tie−2)阻害薬、上皮増殖因子受容体(EGFR)阻害薬、インシュリン増殖因子−2受容体(IGFR−2)阻害薬、マトリクスメタロプロテアーゼ−2(MMP−2)阻害薬、マトリクスメタロプロテアーゼ−9(MMP−9)阻害薬、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)阻害薬、トロンボスポンジン類縁体、血管上皮増殖因子受容体チロシンキナーゼ(VEGFR)阻害薬などがある。
オーロラキナーゼ阻害薬には、AZD−1152、MLN−8054、VX−680などがある。
Bclタンパク質ファミリー構成員の阻害薬には、AT−101((−)ゴシポール)、ジェナセンス(登録商標)(G3139またはオブリメルセン(Bcl−2標的アンチセンスオリゴヌクレオチド))、IPI−194、IPI−565、N−(4−(4−((4′−クロロ(1,1′−ビフェニル)−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾイル)−4−(((1R)−3−(ジメチルアミノ)−1−((フェニルスルファニル)メチル)プロピル)アミノ)−3−ニトロベンゼンスルホンアミド)(ABT−737)、N−(4−(4−((2−(4−クロロフェニル)−5,5−ジメチル−1−シクロヘキス−1−エン−1−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾイル)−4−(((1R)−3−(モルホリン−4−イル)−1−((フェニルスルファニル)メチル)プロピル)アミノ)−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンスルホンアミド(ABT−263)、GX−070(オバトクラクス(obatoclax))などがある。
Bcr−Ab1キナーゼ阻害薬には、DASATINTB(登録商標)(BMS−354825)、GLEEVEC(登録商標)(イマチニブ)などがある。
CDK阻害薬には、AZD−5438、BMI−1040、BMS−032、BMS−387、CVT−2584、フラボピリドール、GPC−286199、MCS−5A、PD0332991、PHA−690509、セリシクリブ(CYC−202、R−ロスコビチン)、ZK−304709などがある。
COX−2阻害薬には、ABT−963、ARCOXIA(登録商標)(エトリコキシブ)、BEXTRA(登録商標)(バルデコキシブ)、BMS347070、CELEBREX(商標名)(セレコキシブ)、COX−189(ルミラコキシブ)、CT−3、DERAMAXX(登録商標)(デラコキシブ)、JTE−522、4−メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)−1−(4−スルファモイルフェニル−1H−ピロール)、MK−663(エトリコキシブ)、NS−398、パレコキシブ、RS−57067、SC−58125、SD−8381、SVT−2016、S−2474、T−614、VIOXX(登録商標)(ロフェコキシブ)などがある。
EGFR阻害薬には、ABX−EGF、抗−EGFr免疫リポゾーム類、EGF−ワクチン、EMD−7200、ERB1TUX(登録商標)(セテュキマブ)、HR3、IgA抗体、IRESSA(登録商標)(ゲフィチニブ)、TARCEVA(登録商標)(エルロチニブまたはOSI−774)、TP−38、EGFR融合タンパク質、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)などがある。
ErbB2受容体阻害薬には、CP−724−714、CI−1033(カネルチニブ(canertinib))、ハーセプチン(登録商標)(トラスツズマブ)、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)、OMNITARG(登録商標)(2C4、ペツズマブ(petuzumab))、TAK−165、GW−572016(イオナファミブ(ionafamib))、GW−282974、EKB−569、PI−166、dHER2(HER2ワクチン)、APC−8024(HER−2ワクチン)、抗HER/2neu二重特異性抗体、B7.her2IgG3、ASHER2三官能性二重特異性抗体、mABAR−209、mAB2B−1などがある。
ヒストンデアセチラーゼ阻害薬には、デプシペプチド、LAQ−824、MS−275、トラポキシン(trapoxin)、スベロイラニリド・ヒドロキサム酸(SAHA)、TSA、バルプロ酸などがある。
HSP−90阻害薬には、17−AAG−nab、17−AAG、CNF−101、CNF−1010、CNF−2024、17−DMAG、ゲルダナマイシン、IPI−504、KOS−953、MYCOGRAB(登録商標)、NCS−683664、PU24FC1、PU−3、ラジシコール(radicicol)、SNX−2112、STA−9090VER49009などがある。
MEK阻害薬には、ARRY−142886、ARRY−438162PD−325901、PD−98059などがある。
mTOR阻害薬には、AP−23573、CCI−779、エベロリムス、RAD−001、ラパマイシン、テムシロリムスなどがある。
非ステロイド系抗炎症薬には、AMIGESIC(登録商標)(サルサラート)、DOLOBID(登録商標)(ジフルニサル)、MOTRIN(登録商標)(イブプロフェン)、ORUDIS(登録商標)(ケトプロフェン)、RELAFEN(登録商標)(ナブメトン)、FELDENE(登録商標)(ピロキシカム)イブプロフェンクリーム、ALEVE(登録商標)およびNAPROSYN(登録商標)(ナプロキセン)、VOLTAREN(登録商標)(ジクロフェナク)、INDOCIN(登録商標)(インドメタシン)、CLINORIL(登録商標)(スリンダク)、TOLECTIN(登録商標)(トルメチン)、LODINE(登録商標)(エトドラク)、TORADOL(登録商標)(ケトロラク)、DAYPRO(登録商標)(オキサプロジン)などがある。
PDGFR阻害薬には、C−451、CP−673、CP−868596などがある。
白金系化学療法薬には、シスプラチン、ELOXATIN(登録商標)(オキサリプラチン)、エプタプラチン(eptaplatin)、ロバプラチン、ネダプラチン、PARAPLATIN(登録商標)(カルボプラチン)、サトラプラチンなどがある。
ポロ様キナーゼ阻害薬には、BI−2536などがある。
トロンボスポンジン類縁体には、ABT−510、ABT−567、ABT−898、TSP−Iなどがある。
VEGFR阻害薬には、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、ABT−869、AEE−788、ANGIOZYME(商標名)、アキシチニブ(AG−13736)、AZD−2171、CP−547,632、IM−862、マクゲン(ペガプタミブ(pegaptamib))、NEXAVAR(登録商標)(ソラフェニブ(sorafenib)、BAY43−9006)、パゾパニブ(GW−786034)、(PTK−787、ZK−222584)、SUTENT(登録商標)(スニチニブ(sunitinib)、SU−11248)、VEGFトラップ、バタラニブ(vatalanib)、ZACTIMA(商標名)(バンデタニブ、ZD−6474)などがある。
代謝拮抗剤には、ALIMTA(登録商標)(ペメトレキセド(premetrexed)・2ナトリウム、LY231514、MTA)、5−アザシチジン、XELODA(登録商標)(カペシタビン)、カルモフール、LEUSTAT(登録商標)(クラドリビン(cladribine))、クロファラビン、シタラビン、シタラビンオクホスファート、シトシンアラビノシド、シタラビン、デフェロキサミン、ドキシフルリジン、エフロルニチン、EICAR、エノシタビン、エトニルシチジン(ethnylcytidine)、フルダラビン、ヒドロキシ尿素、5−フルオロウラシル(5−FU)単独もしくはロイコボリンとの併用、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、ヒドロキシ尿素、ALKERAN(登録商標)(メルファラン)、メルカプトプリン、6−メルカプトプリンリボシド、メトトレキセート、ミコフェノール酸、ネララビン(nelarabine)、ノラトレキセド、オクフォセート(ocfosate)、ペリトレキソール(pelitrexol)、ペントスタチン、ラルチトレキセド(raltitrexed)、リバビリン、トリアピン(triapine)、トリメトレキセート、S−1、チアゾフリン、テガフール、TS−1、ビダラビン、UFTなどがある。
抗生物質には、挿入抗生物質であるアクラルビシン、アクチノマイシンD、アムルビシン、アンナマイシン(annamycin)、アドリアマイシン、BLENOXANE(登録商標)(ブレオマイシン)、ダウノルビシン、CAELYX(登録商標)またはMYOCET(登録商標)(ドキソルビシン)、エルサミツルシン(elsamitrucin)、エピルビシン(epirbucin)、グラルブイシン(glarbuicin)、ZAVEDOS(登録商標)(イダルビシン)、マイトマイシンC、ネモルビシン(nemorubicin)、ネオカルチノスタチ、ペプロマイシン、ピラルビシン、レベッカマイシン、スチマラマー、ストレプトゾシン、VALSTAR(登録商標)(バルルビシン)、ジノスタチンなどがある。
トポイソメラーゼ阻害薬には、アクラルビシン、9−アミノカンプトセシン、アモナフィド(amonafide)、アムサクリン、ベカテカリン(becatecarin)、ベロテカン(belotecan)、BN−80915、CAMPTOSAR(登録商標)(イリノテカン塩酸塩)、カンプトセシン、CARDIOXANE(登録商標)(デクスラゾキシン(dexrazoxine))、ジフロモテカン(diflomotecan)、エドテカリン(edotecarin)、ELLENCE(登録商標)またはPHARMORUBICIN(登録商標)(エピルビシン)、エトポシド、エキサテカン(exatecan)、10−ヒドロキシカンプトセシン、ジマテカン、ルルトテカン(lurtotecan)、ミトキサントロン、オラテシン(orathecin)、ピラルビシン(pirarbucin)、ピキサントロン(pixantrone)、ルビテカン、ソブゾキサン、SN−38、タフルポシド(tafluposide)、トポテカンなどがある。
抗体には、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、CD40特異抗体、chTNT−1/B、デノスマブ、ERBITUX(登録商標)(セテュキマブ)、HUMAX−CD4(登録商標)(ザノリムマブ(zanolimumab))、IGF1R特異抗体、リンツズマブ(lintuzumab)、PANOREX(登録商標)(エドレコロマブ(edrecolomab))、RENCAREX(登録商標)(WXG250)、RITUXAN(登録商標)(リツキシマブ)、チシリムマブ(ticilimumab)、トラスツジマブ(trastuzimab)などがある。
ホルモン療法薬には、ARIMIDEX(登録商標)(アナストロゾール)、AROMASIN(登録商標)(エクセメスタン(exemestane))、アルゾキシフェン(arzoxifene)、CASODEX(登録商標)(ビカルタミド)、CETROTIDE(登録商標)(セトロレリクス)、デガレリクス、デスロレリン(deslorelin)、DESOPAN(登録商標)(トリロスタン)、デキサメタゾン、DROGENIL(登録商標)、(フルタミド)、EVISTA(登録商標)(ラロキシフェン)、ファドロゾール、FARESTON(登録商標)(トレミフェン)、FASLODEX(登録商標)(フルベストラント)、FEMARA(登録商標)、(レトロゾール)、フォルメスタン、糖質コルチコイド類、HECTOROL(登録商標)またはRENAGEL(登録商標)(ドキセルカルシフェロール)、ラソフォキシフェン、酢酸ロイプロリド、MEGACE(登録商標)(メゲステロール(megesterol))、MIFEPREX(登録商標)(ミフェプリストーン)、NILANDRONZ(商標名)(ニルタミド)、NOLVADEX(登録商標)(クエン酸タモキシフェン)、PLENAXIS(商標名)(アバレリクス)、プレジゾン(predisone)、PROPECIA(登録商標)(フィナステリド)、リロスタン(rilostane)、SUPREFACT(登録商標)(ブセレリン)、TRELSTAR(登録商標)(黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH))、バンタス(vantas)、VETORYL(登録商標)、(トリロスタンまたはモドラスタン(modrastane))、ZOLADEX(登録商標)(フォスレリン(fosrelin)、ゴセレリン(goserelin))などがある。
デルトイド類およびレチノイド類には、セオカルシトール(seocalcitol)(EB1089、CB1093)、レクサカルシトロール(lexacalcitrol)(KH1060)、フェンレチニド(fenretinide)、PANRETIN(登録商標)(アリレチノイン(aliretinoin))、ATRAGEN(登録商標)(リポソームトレチノイン)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)、LGD−1550などがある。
植物アルカロイドには、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、ビノレルビンなどがあるが、これらに限定されるものではない。
プロテアソーム阻害薬には、VELCADE(登録商標)(ボルテゾミブ)、mg132、NPI−0052、PR−171などがある。
免疫剤の例には、インターフェロン類および他の免疫強化剤などがある。インターフェロン類には、インターフェロンα、インターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンβ、インターフェロンγ−1a、ACTIMMUNE(登録商標)(インターフェロンγ−1b)またはインターフェロンγ−n1、それらの組み合わせなどがある。他の薬剤には、ALFAFERONE(登録商標)、BAM−002、BEROMUN(登録商標)(タソネルミン(tasonermin))、BEXXAR(登録商標)(トシツモマブ)、CamPath(登録商標)(アレムツズマブ)、CTLA4(細胞傷害性リンパ球抗原4)、ダカルバジン(decarbazine)、デニロイキン、エプラツズマブ、GRANOCYTE(登録商標)(レノグラスチム)、レンチナン、白血球αインターフェロン、イミキモド、MDX−010、メラノーマワクチン、ミツモマブ(mitumomab)、モルグラモスチム(molgramostim)、MYLOTARG(商標名)(ゲムツズマブ・オゾガマイシン)、NEUPOGEN(登録商標)(フィルグラスチム)、OncoVAC−CL、OvaRex(登録商標)(オレゴポマブ)、ペムツモマブ(pemtumomab)(Y−muHMFG1)、PROVENGE(登録商標)、サルガラモスチム(sargaramostim)、シゾフィラン(sizofilan)、テセロイキン、TheraCys(登録商標)、ウベニメクス、VIRULIZIN(登録商標)、Z−100、WF−10、PROLEUKIN(登録商標)(アルデスロイキン)、ZADAXIN(登録商標)(サイマルファシン)、ZENAPAX(登録商標)(ダクリズマブ)、ZEVALIN(登録商標)(90Y−イブリツモマブ・チウキセタン)などがある。
生物反応修飾物質は、生きている生物の防衛機構または組織細胞の生存、増殖もしくは分化などの生体応答を変えて、それらが抗腫瘍活性を有するようにする薬剤であり、クレスチン(krestin)、レンチナン、シゾフィラン、ピシバニールPF−3512676(CpG−8954)、ウベニメクスなどがある。
ピリミジン類縁体には、シタラビン(araCまたはアラビノシドC)、シトシンアラビノシド、ドキシフルリジン、FLUDARA(登録商標)(フルダラビン)、5−FU(5−フルオロウラシル)、フロクスウリジン、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、TOMUDEX(登録商標)(ラチトレキセド(ratitrexed))、TROXATYL(商標名)(トリアセチルウリジン・トロキサシタビン(troxacitabine))などがある。
プリン類縁体には、LANVIS(登録商標)(チオグアニン)およびPURI−NETHOL(登録商標)(メルカプトプリン)などがある。
有糸***阻害剤には、バタブリン(batabulin)、エポチロン(epothilone)D(KOS−862)、N−(2−((4−ヒドロキシフェニル)アミノ)ピリジン−3−イル)−4−メトキシベンゼンスルホンアミド、イクサベピロン(BMS247550)、パクリタキセル、TAXOTERE(登録商標)(ドセタキセル)、PNU100940(109881)、パツピロン(patupilone)、XRP−9881、ビンフルニン(vinflunine)、ZK−EPOなどがある。
本発明の化合物は、放射線療法の効力を高める放射線増感剤として用いることも目的とするものである。放射線療法の例には、外照射放射線療法、遠隔療法、近接照射療法ならびに密封および非密封線源放射線療法などがあるが、これらに限定されるものではない。
さらに、式Iを有する化合物は、ABRAXANE(商標名)(ABI−007)、ABT−100(ファルネシルトランスフェラーゼ阻害薬)、ADVEXIN(登録商標)、ALTOCOR(登録商標)またはMEVACOR(登録商標)(ロバスタチン)、AMPLIGEN(登録商標)(ポリI:ポリC12U、合成RNA)、APTOSYN(商標名)(エキシスリンド(exisulind))、AREDIA(登録商標)(パミドロン酸)、アルグラビン(arglabin)、1−アスパラギナーゼ、アタメスタン(atamestane)(1−メチル−3,17−ジオン−アンドロスタ−1,4−ジエン)、AVAGE(登録商標)(タザロトン(tazarotne))、AVE−8062、BEC2(ミツモマブ)、カケクチンまたはカケキシン(cachexin)(腫瘍壊死因子)、カンバキシン(canvaxin)(ワクチン)、CeaVac(商標名)(癌ワクチン)、CELEUK(登録商標)(セルモロイキン)、CEPLENE(登録商標)(ヒスタミン・2塩酸塩)、CERVARIX(商標名)(ヒトパピローマウイルスワクチン)、CHOP(登録商標)(C:CYTOXAN(登録商標)(シクロホスファミド);H:ADRIAMYCIN(登録商標)(ヒドロキシドキソルビシン);O:ビンクリスチン(ONCOVIN(登録商標));P:プレドニゾン)、CyPat(商標名)、コンブレスタチン(combrestatin)A4P、DAB(389)EGFまたはTransMID−107R(商標名)(ジフテリア毒素)、ダカルバジン、ダクチノマイシン、5,6−ジメチルキサンテノン−4−酢酸(DMXAA)、エニルウラシル、EVIZON(商標名)(乳酸スクワラミン)、DIMERICESTE(登録商標)(T4N5リポソームローション)、ディスコデルモライド、DX−8951f(エキサテカン(exatecan)メシレート)、エンザスタウリン、EPO906、GARDASIL(登録商標)(四価ヒトパピローマウイルス(6、11、16、18型)組換えワクチン)、ガストリミューン(gastrimmune)、ゲナセンス(genasense)、GMK(ガングリオシド接合体ワクチン)、GVAX(登録商標)(前立腺癌ワクチン)、ハロフジノン、ヒステレリン(histerelin)、ヒドロキシカルバミド、イバンドロン酸、IGN−101、IL−13−PE38、IL−13−PE38QQR(シントレデキン・ベスドトックス(cintredekin besudotox))、IL−13−シュードモナス・エキソトキシン、インターフェロン−α、インターフェロン−γ、JUNOVAN(商標名)またはMEPACT(商標名)(ミファムルチド(mifamurtide))、ロナファルニブ(lonafarnib)、5,10−メチレンテトラヒドロ葉酸塩、ミルテフォシン(miltefosine)(ヘキサデシルホスホコリン)、NEOVASTAT(登録商標)(AE−941)、NEUTREXIN(登録商標)(グルクロン酸トリメトレキセート)、NIPENT(登録商標)(ペントスタチン)、ONCONASE(登録商標)(リボヌクレアーゼ酵素)、ONCOPHAGE(登録商標)(メラノーマワクチン治療薬)、OncoVAX(IL−2ワクチン)、ORATHECIN(商標名)(ルビテカン)、OSIDEM(登録商標)(抗体系細胞薬)、OvaRex(登録商標)MAb(マウスモノクローナル抗体)、パジタキセル(paditaxel)、PANDIMEX(商標名)(20(S)プロトパナキサジオール(aPPD)および20(S)プロトパナキサトリオール(aPPT)を含む朝鮮人参からのアグリコンサポニン類)、パニツムマブ、PANVAC(登録商標)−VF(治験癌ワクチン)、ペグアスパラガーゼ、PEGインターフェロンA、フェノキソディオル、プロカルバジン、レビマスタット(rebimastat)、REMOVAB(登録商標)(カツマキソマブ(catumaxomab))、REVLIMID(登録商標)(レナリドマイド)、RSR13(エファプロキシラル(efaproxiral))、SOMATULENE(登録商標)LA(ランレオチド(lanreotide))、SORIATANE(登録商標)(アシトレチン)、スタウロスポリン(ストレプトミセス・スタウロスポレス(Streptomyces staurospores))、タラブロスタット(talabostat)(PT100)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)、タキソプレキシン(Taxoprexin)(登録商標)(DHA−パクリタキセル)、TELCYTA(商標名)(TLK286)、テミリフェン(temilifene)、TEMODAR(登録商標)(テモゾロマイド)、テスミリフェン(tesmilifene)、サリドマイド、THERATOPE(登録商標)(STn−KLH)、チミタック(thymitaq)(2−アミノ−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−5−(4−ピリジルチオ)キナゾリン・2塩酸塩)、TNFerade(商標名)(アデノベクター:腫瘍壊死因子−αの遺伝子を含むDNAキャリア)、TRACLEER(登録商標)またはZAVESCA(登録商標)(ボセンタン)、トレチノイン(Retin−A)、テトランドリン(tetrandrine)、TRISENOX(登録商標)(三酸化ヒ素)、VIRULIZIN(登録商標)、ウクライン(クサノオウ植物からのアルカロイドの誘導体)、バイタクシン(抗αβ3抗体(anti-alphavbeta3 antibody))、XCYTRIN(登録商標)(モテクサフィン・ガドリニウム)、XINLAY(商標名)(アトラセンタン(atrasentan))、XYOTAX(商標名)(ポリグルタミン酸のパクリタキセル結合物)、YONDELIS(商標名)(トラベクテジン)、ZD−6126、ZINECARD(登録商標)(デクスラゾキサン)、ゾメタ(ゾレドロン酸)、ゾルビシンなどの他の化学療法薬と併用することができる。
さらに、胎児性横紋筋肉腫、小児急性リンパ性白血病、小児急性骨髄性白血病、小児胞巣状横紋筋肉腫、小児未分化上衣腫、小児未分化大細胞リンパ腫、小児未分化髄芽腫、中枢神経系の小児非定型奇形腫様/横紋筋様腫瘍、小児混合型急性白血病、小児バーキットリンパ腫、原始神経外胚葉腫瘍などの腫瘍のユーイングファミリーの小児癌、小児びまん性未分化ウィルムス腫瘍、小児予後良好(favorable histology)ウィルムス腫瘍、小児神経膠芽腫、小児髄芽腫、小児神経芽細胞腫、小児神経芽細胞腫由来骨髄球腫症、小児前B細胞癌(白血病など)、小児骨肉腫(psteosarcoma)、小児桿状腎臓腫瘍ならびにリンパ腫および皮膚癌などの小児T細胞癌のような小児の癌または新生物由来の細胞増殖を、式(I)を有する化合物が阻害することも期待され(共同所有の米国特許出願第10/988338号;Cancer Res., 2000, 60, 6101-10);自己免疫障害には、後天性免疫不全症候群、自己免疫リンパ球増殖性症候群、溶血性貧血、炎症性疾患、血小板減少症など(Current Allergy and Asthma Reports 2003, 3: 378-384;Br. J. Haematol. 2000 Sep; 110(3): 584-90;Blood 2000 Feb 15; 95(4): 1283-92;およびNew England Journal of Medicine 2004 Sep; 351(14): 1409-1418)などがある。
例えば、膀胱癌、乳癌、子宮頸癌、大腸癌、子宮体癌、食道癌、肺癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、直腸癌、皮膚癌、胃癌および甲状腺癌におけるオーロラキナーゼの関与が、文献に報告されている(Nature Reviews/Cancer, Vol. 4 December, 2004)。
式Iを有する化合物は、下記に例を示した合成化学プロセスによって製造することができる。理解すべき点として、これらプロセスにおける段階の順序は変動し得るものであり、試薬、溶媒および反応条件は具体的に言及されているものと置き換えることが可能であり、弱い部分は必要に応じて保護および脱保護することが可能である。
C(O)OH部分の保護基には、アセトキシメチル、アリル、ベンゾイルメエチル、ベンジル、ベンジルオキシメチル、tert−ブチル、tert−ブチルジフェニルシリル、ジフェニルメチル、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、ジフェニルメチルシリル、エチル、パラ−メトキシベンジル、メトキシメチル、メトキシエトキシメチル、メチル、メチルチオメチル、ナフチル、パラ−ニトロベンジル、フェニル、n−プロピル、2,2,2−トリクロロエチル、トリエチルシリル、2−(トリメチルシリル)エチル、2−(トリメチルシリル)エトキシメチル、トリフェニルメチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
C(O)およびC(O)H部分の保護基には、1,3−ジオキシルケタール、ジエチルケタール、ジメチルケタール、1,3−ジチアニルケタール、O−メチルオキシム、O−フェニルオキシムなどがあるが、これらに限定されるものではない。
NH部分の保護基には、アセチル、アラニル、ベンゾイル、ベンジル(フェニルメチル)、ベンジリデン、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、tert−ブトキシカルボニル(Boc)、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、ジフェニルメチル、ジフェニルホスホリル、ホルミル、メタンスルホニル、パラ−メトキシベンジルオキシカルボニル、フェニルアセチル、フタロイル、スクシニル、トリクロロエトキシカルボニル、トリエチルシリル、トリフルオロアセチル、トリメチルシリル、トリフェニルメチル、トリフェニルシリル、パラ−トルエンスルホニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
OHおよびSH部分の保護基には、アセチル、アリル、アリルオキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、ベンゾイル、ベンジル、tert−ブチル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジフェニルシリル、3,4−ジメトキシベンジル、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、ジフェニルメチル、ホルミル、メタンスルホニル、メトキシアセチル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル、パラ−メトキシベンジル、メトキシカルボニル、メチル、パラ−トルエンスルホニル、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエチル、トリエチルシリル、トリフルオロアセチル、2−(トリメチルシリル)エトキシカルボニル、2−トリメチルシリルエチル、トリフェニルメチル、2−(トリフェニルホスホニオ(phosphonio))エトキシカルボニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
下記の略称は、示した意味を有する。ADDPは1,1′−(アゾジカルボニル)ジピペリジンを意味し;AD−mix−βは、(DHQD)PHAL、KFe(CN)、KCOおよびKSOの混合物を意味する。AIBNは、2,2′−アゾビス(2−メチルプロピオニトリル)を意味する。9−BBNは、9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナンを意味する。Cpは、シクロペンタジエンを意味する。(DHQD)PHALは、ヒドロキニジン1,4−フタラジンジイルジエチルエーテルを意味する。DBUは、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エンを意味する。DCCは、1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミドを意味する。DIBALは、水素化ジイソブチルアルミニウムを意味する。DIEAは、ジイソプロピルエチルアミンを意味する。DMAPは、N,N−ジメチルアミノピリジンを意味する。DMEは、1,2−ジメトキシエタンを意味する。DMFは、N,N−ジメチルホルムアミドを意味する。dmpeは、1,2−ビス(ジメチルホスフィノ)エタンを意味する。DMSOは、ジメチルスルホキシドを意味する。dppaは、ジフェニルホスホリルアジドを意味する。dppbは、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタンを意味する。dppeは、1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタンを意味する。dppfは、1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンを意味する。dppmは、1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)メタンを意味する。EDACまたはEDCIまたはEDCは、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミドを意味する。Fmocは、フルオレニルメトキシカルボニルを意味する。HATUは、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N′N′N′−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートを意味する。HMPAは、ヘキサメチルホスホルアミドを意味する。HOATは1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾールを意味する。HOBTは1−ヒドロキシベンゾトリアゾール・水和物を意味する。IPAは、イソプロピルアルコールを意味する。LDAは、リチウムジイソプロピルアミドを意味する。LHMDSは、リチウムビス(ヘキサメチルジシリルアミド)を意味する。MP−BHは、マクロ多孔性トリエチルアンモニウムメチルポリスチレンシアノボロハイドライドを意味する。LAHは、水素化リチウムアルミニウムを意味する。NCSは、N−クロロコハク酸イミドを意味する。PyBOPは、ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェートを意味する。TBTUは、O−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N′,N′−テトラメチルウロニウム・テトラフルオロボレートを意味する。TDA−1は、トリス(2−(2−メトキシエトキシ)エチル)アミンを意味する。TEAは、トリエチルアミンを意味する。TFAは、トリフルオロ酢酸を意味する。THFは、テトラヒドロフランを意味する。NCSは、N−クロロコハク酸イミドを意味する。NMMは、N−メチルモルホリンを意味する。NMPは、N−メチルピロリジンを意味する。PPhは、トリフェニルホスフィンを意味する。
下記の図式および実施例は、最も有用であると考えられるものを提供し、本発明の手順および概念的側面について容易に理解するために提供されるものである。
式(1)を有する化合物は、WO2005/097800に記載のものなどの多くの方法で製造することができる。
Figure 0005412424
図式1に示したように、式(1)を有する化合物は、カップリング補助剤の存在下または非存在下に、その化合物、式(2)を有する化合物、カップリング剤および第1の塩基を反応させることで、式(3)を有する化合物に変換することができる。カップリング剤の例には、DCC、EDCI、HATU、TBTUなどがある。塩基の例には、DIEA、TEA、NMMなどがある。カップリング補助剤の例には、DMAP、HOAT、HOBTなどがある。その反応は代表的には、THF、DMF、ジクロロメタン、酢酸エチル、それらの混合物などの溶媒中、約1から約24時間かけて、約25℃から45℃で行う。
式(3)を有する化合物は、その化合物、POClおよびDMFを反応させることで、式(4)を有する化合物に変換することができる。その反応は代表的には、約0.5から約2時間かけて、還流アセトニトリル中で行う。
式(4)を有する化合物は、その化合物およびNISを反応させることで式(5)を有する化合物に変換することができる。その反応は代表的には、約1から約5時間かけて、DMFなどの溶媒中、約40℃から80℃で行う。
式(5)を有する化合物は、その化合物およびアンモニアを反応させることで、式(6)を有する化合物に変換することができる。その反応は代表的には、アンモニアまたはメタノール、エタノール、イソプロパノール、それらの混合物などの溶媒中、約40℃から150℃の密閉容器で行う。
式(6)を有する化合物は、その化合物、一酸化炭素、メタノール、パラジウム触媒および第2の塩基を反応させることで、式(7)を有する化合物に変換することができる。パラジウム触媒の例には、酢酸パラジウム、(1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロパラジウム(II)などがある。第2の塩気の例には、TEA、ピリジンなどがある。その反応は代表的には、(密閉容器中)、約1から約3時間かけて、メタノール中にて約80℃から120℃で行う。
式(7)を有する化合物は、その化合物および第3の塩基を反応させることで、式(8)を有する化合物に変換することができる。第3の塩基の例には、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどがある。その反応は代表的には、約1時間から約48時間かけて、約0℃から35℃で、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、それらの混合物などの溶媒中で行う。
によって表される部分の導入は、式(1)を有する化合物から式(3)を有する化合物への変換について上記で説明した反応条件下に、カップリング補助剤の存在下もしくは非存在下にて、式(8)を有する化合物、1級もしくは2級アミン、カップリング剤、第1の塩基を反応させることで行うことができる。
式(8)を有する化合物は、その化合物およびDPPAを反応させ、次にイソシアネート中間体を水で加水分解することで、式(9)を有する化合物に変換することができる。その反応は代表的には、約1時間から約24時間にわたり、約50℃から110℃で、ベンゼン、トルエン、THF、水、それらの混合物などの溶媒中にて行う。
によって表される部分の導入は、式(9)を有する化合物および適切なイソシアネート、カルボニルクロライド、スルホニルクロライド、カルバモイルクロライドを反応させることで行うことができる。その反応は代表的には、約1時間から約48時間にわたり、約0℃から110℃で、THF、酢酸エチル、ジクロロメタン、DMF、DMSO、クロロホルム、それらの混合物などの溶媒中にて行う。
(実施例1A)
(3−クロロピラジン−2−イル)メタンアミン(4.9g)、酢酸(2.25g)、EDC(7.2g)、HOBT(5.75g)およびNMM(6.9g)のジクロロメタン(40mL)中混合物を、室温で48時間撹拌し、水で処理し、酢酸エチルで抽出した。抽出液をブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物を、0%から5%メタノール/ジクロロメタンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
(実施例1B)
実施例1A(3.98g)およびアセトニトリル(100mL)の混合物を、DMF(100μL)およびPOCl(9.8mL)で処理した。混合物を55℃で30分間加熱し、冷却して室温とし、濃縮した。濃縮物をジクロロメタンに溶かし、予め冷却しておいたアンモニア/イソプロパノールで中和し、濃縮した。濃縮物を、ジクロロメタンと水との間で分配し、抽出液をブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物をジクロロメタンに溶かし、0%から5%メタノール/ジクロロメタンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
(実施例1C)
実施例1B(2.83g)およびNIS(4.94g)のDMF(20mL)中混合物を60℃で3時間加熱し、冷却して室温とし、水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。抽出液をブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮し、濃縮物をヘキサンで磨砕し、濾過した。
(実施例1D)
ステンレス製リアクター中、2M NH/イソプロパノール(45mL)およびTHF(4mL)中の実施例1C(3.3g)を、ドライアイス−アセトン浴で冷却し、無水NH(15mL)で処理した。混合物を110℃で48時間加熱し、冷却して室温とし、換気した。混合物を濃縮し、濃縮物を水で磨砕し、濾過した。濾液を酢酸エチルで抽出し、抽出液をブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物を、0%から5%メタノール/ジクロロメタンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
(実施例1E)
実施例1D(1.3g)、PdCl(dppf)(150mg)およびトリエチルアミン(0.480g)のメタノール(10mL)中混合物をCOでパージし、密閉し、約0.41MPa(60psi)下に100℃で2時間加熱した。反応混合物を濃縮し、濃縮物を0%から5%メタノール/ジクロロメタンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
(実施例1F)
実施例1E(0.87g)および2N LiOH(10mL)のメタノール(10mL)中混合物を室温で3時間撹拌し、2N HClで中和してpH6から7とし、濾過した。
(実施例1G)
1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼン(0.56mL)を、(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステル(1.04g)のジクロロメタン(20mL)中溶液に0℃で加えた。混合物を室温で4時間撹拌し、濾過した。濾過物を回収し、ジクロロメタン(20mL)に懸濁させ、氷浴で冷却し、TFA(5mL)で処理し、室温で15分間撹拌し、3時間経過させ、濃縮した。濃縮物をメタノールおよびトルエンから2回濃縮し、乾燥して、標題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た。
(実施例1H)
TEA(61mg)、実施例1F(0.038g)、実施例1Gトリフルオロ酢酸塩(0.072g)およびHATU(0.084g)のDMF(2mL)中混合物を、室温で20時間撹拌し、酢酸エチルで抽出した。抽出液をブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物を、0%から5%メタノール/ジクロロメタンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ2.62(s、3H)、6.55−6.90(m、1H)、6.98−7.64(m、8H)、7.75(d、J=8.85Hz、2H)、8.71(s、1H)、8.88(s、1H)、9.26(s、1H)、10.22(s、1H)。
(実施例2)
実施例1Hにおいて実施例1Gに代えて1−(4−アミノフェニル)−3−フェニル尿素を用いることで、本実施例を製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ2.62(s、3H)、6.96(t、J=7.36Hz、1H)、7.18(d、J=4.91Hz、1H)、7.28(t、J=7.83Hz、2H)、7.38−7.58(m、5H)、7.74(d、J=8.90Hz、2H)、8.62(s、2H)、10.18(s、1H)。
(実施例3)
実施例1Hにおいて実施例1Gに代えてN−(4−アミノフェニル)ベンズアミドを用いることで、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.63(s、3H)、7.19(d、J=4.76Hz、1H)、7.46−7.64(m、4H)、7.71−7.86(m、4H)、7.91−8.01(m、2H)、10.24(s、1H)、10.28(s、1H)。
(実施例4)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−イソシアナト−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.62(s、3H)、7.18(d、J=4.76Hz、1H)、7.30(d、J=7.14Hz、1H)、7.39−7.64(m、5H)、7.76(d、J=8.73Hz、2H)、8.02(s、1H)、8.76(s、1H)、9.02(s、1H)、10.22(s、1H)。
(実施例5)
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートを用いることで、実施例1GからHに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.62(s、3H)、4.31(d、J=5.95Hz、2H)、6.58−6.81(m、2H)、7.05(d、J=7.93Hz、2H)、7.15−7.35(m、3H)、7.39−7.57(m、2H)、7.68(d、J=9.12Hz、1H)、7.83(s、1H)、8.82(s、1H)、10.27(s、1H)。
(実施例6)
実施例1Gにおいて、それぞれ(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて、tert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよびイソシアナトベンゼンを用いることで、実施例1GからHに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.61(s、3H)、4.30(d、J=5.76Hz、2H)、6.61(t、J=5.76Hz、1H)、6.89(t、J=7.29Hz、1H)、7.06(d、J=8.14Hz、1H)、7.15−7.46(m、6H)、7.67(d、J=8.14Hz、1H)、7.67(d、J=8.14Hz、1H)、7.84(s、1H)、8.55(s、1H)、10.26(s、1H)。
(実施例7)
実施例1Gにおいて、それぞれ(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび1−フルオロ−2−イソシアナトベンゼンを用いることで、実施例1GからHに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.62(s、3H)4.33(d、J=5.76Hz、2H)6.87−6.98(m、1H)7.03−7.24(m、5H)7.32(t、J=7.80Hz、1H)7.55(d、J=4.75Hz、1H)7.62−7.74(m、1H)7.84(s、1H)8.00−8.22(m、1H)8.39(d、J=2.37Hz、1H)10.31(s、1H)。
(実施例8)
実施例1Gにおいて、それぞれ(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび1−フルオロ−4−イソシアナトベンゼンを用いることで、実施例1GからHに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.61(s、3H)4.30(d、J=5.76Hz、2H)6.61(t、J=5.76Hz、1H)6.97−7.13(m、3H)7.19(d、J=4.75Hz、1H)7.30(t、J=7.80Hz、1H)7.36−7.46(m、3H)7.52(d、J=4.75Hz、1H)7.67(d、J=8.14Hz、1H)7.83(s、1H)8.59(s、1H)。
(実施例9)
実施例1Gにおいて、それぞれ(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび1−イソシアナト−4−トリフルオロメチルベンゼンを用いることで、実施例1GからHに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.61(s、3H)4.33(d、J=5.95Hz、2H)6.80(t、J=5.75Hz、1H)7.07(d、J=7.54Hz、1H)7.19(d、J=4.76Hz、1H)7.31(t、J=7.73Hz、1H)7.45−7.74(m、6H)7.85(s、1H)9.02(s、1H)10.26(s、1H)。
(実施例10A)
2−(3−アミノフェニル)エタノール(0.6g)および1−イソシアナト−4−ニトロベンゼン(0.82g)のジクロロメタン(20mL)中溶液を室温で1時間撹拌した。得られた懸濁液を濾過し、回収した固体を乾燥させた。
(実施例10B)
中混合物実施例10A(1g)および5%Pd/炭素(100mg)を水素下に10時間撹拌し、濾過した。濾液を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。水層で生成した白色沈殿を濾過し、乾燥した。脱水(MgSO)、濾過および濃縮後に、追加の生成物を得た。
(実施例10C)
実施例1Hにおいて実施例1Gに代えて実施例10Bを用いることで、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.62(s、3H)、2.69(t、J=7.12Hz、2H)、3.49−3.68(m、2H)、4.63(t、J=5.26Hz、1H)、6.82(d、J=7.46Hz、1H)、7.07−7.22(m、2H)、7.24−7.33(m、2H)、7.42(d、J=9.15Hz、2H)、7.52(d、J=5.09Hz、1H)、7.73(d、J=8.81Hz、2H)、8.59(s、1H)、8.62(s、1H)、10.20(s、1H)。
(実施例11)
2−(3−アミノフェニル)エタノールに代えて2−(4−アミノフェニル)エタノールを用いることで、実施例10に記載の方法に従って本実施例を製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ2.62(s、3H)、2.66(t、J=6.90Hz、2H)、3.49−3.78(m、2H)、4.58(t、J=4.91Hz、1H)、6.89−7.62(m、9H)7.73(d、J=8.59Hz、2H)8.52(s、1H)8.57(s、1H)9.29(s、1H)10.17(s、1H)。
(実施例12A)
3−ヨード−1H−ピロール−2−カルボアルデヒド(2.6g)およびNHOH・HCl(0.9g)のピリジン(915mL)中混合物を室温で終夜撹拌し、無水酢酸(1.24mL)で処理し、加熱して90℃として6時間経過させた。反応混合物を濃縮し、濃縮物を酢酸エチルと水との間で分配し、有機抽出液をブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物を、0%から20%酢酸エチル/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
(実施例12B)
実施例12A(0.97g)のDMF(60mL)中溶液を、NaH(214mg、60%オイル中分散品)で処理し、室温で5分間撹拌し、O−(ジフェニルホスホリル)ヒドロキシルアミン(2.13g)で処理し、さらに2時間撹拌した。pH7.2のリン酸緩衝液で反応停止し、酢酸エチルで抽出した。有機抽出液をブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物を、酢酸エチル/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
(実施例12C)
実施例12B(0.7g)、オルトギ酸トリエチル(10mL)および(NHSO(40mg)の混合物を、3時間還流させ、冷却して室温とし、7Nアンモニア/メタノール(30mL)で処理し、室温で終夜撹拌した。反応混合物を濃縮し、濃縮物を水で磨砕し、濾過した。
(実施例12D)
実施例1Dに代えて実施例12Cを用いることで、実施例1EからFに記載の方法に従って、本実施例を製造した。
(実施例12E)
実施例1Hにおいて実施例1Fに代えてを実施例12D用いることで、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ6.68−6.84(m、1H)、7.06−7.16(m、1H)、7.22−7.37(m、1H)、7.40−7.66(m、6H)、7.75(d、J=3.05Hz、1H)、7.93(s、1H)、8.16(s、1H)、8.72(s、1H)、8.87(s、1H)、9.97(s、1H)、10.08(s、1H)。
(実施例13)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−フルオロ−4−イソシアナトベンゼンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.12(t、J=8.99Hz、2H)7.39−7.52(m、4H)7.53−7.66(m、3H)7.75(d、J=3.05Hz、1H)7.93(s、1H)8.17(s、1H)8.65(s、1H)8.67(s、1H)9.97(s、1H)10.08(s、1H)。
(実施例14)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−フルオロ−2−イソシアナトベンゼンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ6.93−7.06(m、1H)7.08−7.30(m、2H)7.45(d、J=9.16Hz、2H)7.53−7.68(m、3H)7.75(d、J=3.05Hz、1H)7.94(s、1H)8.09−8.26(m、2H)8.52(d、J=2.37Hz、1H)9.07(s、1H)9.98(s、1H)10.09(s、1H)。
(実施例15)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えてイソシアナトベンゼンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ6.97(t、J=7.29Hz、1H)、7.28(t、J=7.97Hz、2H)、7.39−7.50(m、4H)、7.53−7.64(m、3H)、7.75(d、J=3.05Hz、1H)、7.93(s、1H)、8.17(s、1H)、8.65(d、J=6.10Hz、2H)、9.99(s、1H)、10.08(s、1H)。
(実施例16)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−イソシアナト−3,5−ジメチルベンゼンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.23(s、6H)6.61(s、1H)7.07(s、2H)7.44(d、J=8.81Hz、2H)7.52−7.66(m、3H)7.75(d、J=3.05Hz、1H)7.93(s、1H)8.17(s、1H)8.48(s、1H)8.62(s、1H)9.99(s、1H)10.07(s、1H)。
(実施例17)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.28(s、3H)6.79(d、J=7.12Hz、1H)7.08−7.27(m、2H)7.30(s、1H)7.45(d、J=8.82Hz、2H)7.52−7.68(m、3H)7.75(d、J=3.05Hz、1H)7.93(s、1H)8.17(s、1H)8.56(s、1H)8.64(s、1H)9.84−10.05(m、1H)10.08(s、1H)。
(実施例18)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−イソシアナト−4−メチルベンゼンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.24(s、3H)7.08(d、J=8.14Hz、2H)7.34(d、J=8.48Hz、2H)7.44(d、J=9.16Hz、2H)7.52−7.64(m、3H)7.74(d、J=3.05Hz、1H)7.93(s、1H)8.16(s、1H)8.52(s、1H)8.60(s、1H)9.99(s、1H)10.07(s、1H)。
(実施例19)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−イソシアナト−2−メチルベンゼンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.25(s、3H)6.86−6.98(m、1H)7.07−7.22(m、2H)7.42−7.52(m、2H)7.54−7.65(m、3H)7.79(d、J=3.39Hz、1H)7.85(d、J=7.12Hz、1H)7.93(s、1H)7.97(s、1H)8.33(s、1H)9.07(s、1H)10.12(s、1H)10.17(s、1H)。
(実施例20)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−イソシアナト−3−メトキシベンゼンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ3.74(s、3H)6.55(dd、J=7.97、2.20Hz、1H)6.83−7.01(m、1H)7.09−7.27(m、2H)7.35−7.50(m、2H)1.52−1.61(m、3H)7.75(d、J=3.05Hz、1H)7.93(s、1H)8.17(s、1H)8.65(d、J=2.03Hz、2H)9.99(s、1H)10.08(s、1H)。
(実施例21)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−イソシアナト−4−メトキシベンゼンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ3.72(s、3H)6.76−6.95(m、2H)7.28−7.49(m、4H)7.52−7.66(m、3H)7.75(d、J=3.05Hz、1H)7.93(s、1H)8.17(s、1H)8.44(s、1H)8.57(s、1H)9.99(s、1H)10.07(s、1H)。
(実施例22)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−イソシアナト−3−トリフルオロメチルベンゼンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ7.31(d、J=7.63Hz、1H)7.43−7.68(m、7H)7.75(d、J=2.75Hz、1H)7.94(s、1H)8.04(s、1H)8.19(s、1H)8.82(s、1H)9.06(s、1H)10.00(s、1H)10.11(s、1H)。
(実施例23)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えてイソシアナトシクロプロパンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ0.33−0.45(m、2H)0.56−0.68(m、2H)2.52−2.61(m、1H)6.35(d、J=2.71Hz、1H)7.39(d、J=8.82Hz、2H)7.49−7.60(m、3H)7.74(d、J=3.05Hz、1H)7.93(s、1H)8.17(d、J=3.39Hz、1H)8.27(s、1H)10.03(s、2H)。
(実施例24)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えてイソシアナトシクロペンタンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ1.21−1.45(m、2H)1.45−1.70(m、4H)1.73−1.97(m、2H)3.71−4.11(m、1H)6.11(d、J=7.12Hz、1H)7.36(d、J=8.82Hz、2H)7.44−7.62(m、3H)7.73(d、J=3.05Hz、1H)7.93(s、1H)8.15(s、1H)8.23(s、1H)10.02(s、2H)。
(実施例25)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて3−イソシアナトチオフェンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.05(dd、J=5.09、1.36Hz、1H)7.21−7.33(m、1H)7.37−7.48(m、3H)7.51−7.66(m、3H)7.75(d、J=3.05Hz、1H)7.93(s、1H)8.17(s、1H)8.62(s、1H)8.90(s、1H)10.00(s、1H)10.07(s、1H)。
(実施例26)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて2−イソシアナトピリジンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.31(dd、J=8.14、4.75Hz、1H)7.41−7.52(m、2H)7.54−7.67(m、3H)7.75(d、J=3.05Hz、1H)7.87−8.00(m、2H)8.19(dd、J=4.75、1.36Hz、2H)8.61(d、J=2.71Hz、1H)8.81(d、J=5.76Hz、2H)9.98(s、1H)10.09(s、1H)。
(実施例27)
1Gおよび1Fそれぞれに代えてN−(4−アミノフェニル)ベンズアミドおよび12Dを用いることで、実施例1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ7.46−7.64(m、4H)7.64−7.84(m、5H)7.89−8.01(m、3H)8.13−8.19(m、1H)9.97(s、1H)10.14(s、1H)10.26(s、1H)。
(実施例28)
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−フルオロ−2−イソシアナト−4−メチルベンゼンを用い、実施例1Hにおいて1Fに代えて実施例12Dを用いることで、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.28(s、3H)6.64−6.85(m、1H)7.10(dd、J=11.53、8.48Hz、1H)7.46(d、J=9.16Hz、2H)7.54−7.70(m、3H)7.76(d、J=2.71Hz、1H)7.90−8.07(m、2H)8.24(s、1H)8.47(d、J=2.03Hz、1H)9.10(s、1H)10.06(s、1H)10.11(s、1H)。
(実施例29)
1Gおよび1Fそれぞれに代えて1−(4−アミノフェニル)−3−(4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル)尿素および12Dを用いることで、実施例1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.66(t、J=7.12Hz、2H)、3.57(t、J=7.12Hz、2H)、7.12(d、J=8.48Hz、2H)、7.35(d、J=8.14Hz、2H)、7.45(d、J=9.16Hz、2H)、7.55−7.64(m、3H)、7.80(d、J=3.05Hz、1H)、7.99(s、1H)、8.39(s、1H)、8.61(s、1H)、8.69(s、1H)、10.14(s、1H)、10.24(s、1H)。
(実施例30)
1Gおよび1Fそれぞれに代えて実施例10Bおよび12Dを用いることで、実施例1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.69(s、2H)3.59(s、2H)4.63(s、1H)6.83(s、1H)7.06−8.01(m、10H)8.17(s、1H)8.57(s、1H)8.63(s、1H)9.97(s、1H)10.08(s、1H)。
(実施例31)
1Gおよび1Fそれぞれに代えて1−(4−アミノフェニル)−3−(3−(ヒドロキシメチル)フェニル)尿素および12Dを用いることで、実施例1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ4.47(s、2H)、6.91(d、J=7.46Hz、1H)、7.13−7.27(m、1H)、7.28−7.36(m、1H)、7.39−7.51(m、3H)、7.55−7.66(m、3H)、7.78(d、J=3.05Hz、1H)、7.97(s、1H)、8.32(s、1H)、8.68(d、J=2.03Hz、2H)、10.12(s、1H)10.16(s、1H)。
(実施例32A)
1−(3−ヒドロキシフェニル)−3−(4−ニトロフェニル)尿素(1.37g)、CsCO(3.25g)、3−ブロモプロパン−1−オール(1.4mL)のエタノール(30mL)中溶液を30時間還流させ、冷却して室温とし、酢酸エチルと水との間で分配した。有機抽出液を1N NaOH、ブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物および鉄(2g)、NHCl(0.29g)のエタノール(10mL)/水(10mL)中混合物を24時間還流させ、3N HCl 5滴で処理し、還流下に3時間撹拌した。混合物を冷却し、珪藻土(セライト(登録商標))で濾過した。濾液を酢酸エチルで抽出し、抽出液を濃縮した。濃縮物を沸騰ジエチルエーテルで磨砕し、濾過した。
(実施例32B)
1Gおよび1Fそれぞれに代えて32Aおよび12Dを用いることで、実施例1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ1.77−1.94(m、2H)3.50−3.62(m、2H)4.01(t、J=6.44Hz、2H)4.53(t、J=5.09Hz、1H)6.54(dd、J=8.14、1.70Hz、1H)6.89(d、J=9.16Hz、1H)7.16(t、J=8.14Hz、1H)7.22(t、J=2.03Hz、1H)7.44(d、J=8.82Hz、2H)7.56(d、J=3.39Hz、1H)7.61(d、J=8.82Hz、2H)7.74(d、J=3.05Hz、1H)7.93(s、1H)8.16(s、1H)8.63(d、J=4.41Hz、2H)9.99(s、1H)10.07(s、1H)。
(実施例33)
1Gおよび1Fそれぞれに代えて1−(3−アミノフェニル)−3−フェニル尿素および12Dを用いることで、実施例1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ6.97(t、J=7.29Hz、1H)7.19−7.36(m、J=14.24、6.78Hz、5H)7.46(d、J=7.80Hz、2H)7.62(d、J=3.05Hz、1H)7.76(d、J=3.05Hz、1H)7.95(s、2H)8.23(s、1H)8.62(s、1H)8.77(s、1H)9.95(s、1H)10.16(s、1H)。
(実施例34)
1Gおよび1Fそれぞれに代えて1−(3−アミノフェニル)−3−m−トリル尿素および12Dを用いることで、実施例1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.28(s、3H)6.79(d、J=7.46Hz、1H)7.07−7.37(m、6H)7.61(d、J=3.05Hz、1H)7.76(d、J=3.05Hz、1H)7.87−8.01(m、2H)8.20(s、1H)8.53(s、1H)8.74(s、1H)9.94(s、1H)10.13(s、1H)。
(実施例35)
1Gおよび1Fそれぞれに代えて2−(2−アミノチアゾール−5−イル)−N−(3−フルオロフェニル)アセトアミドおよび12Dを用いることで、実施例1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ3.90(s、2H)6.80−6.98(m、1H)7.23−7.47(m、3H)7.61(d、J=11.60Hz、1H)7.78(s、2H)7.99(s、1H)8.33(s、1H)9.66(s、1H)10.46(s、1H)12.43(s、1H)。
(実施例36A)
3−(モルホリノメチル)アニリン(0.46g)、TEA(0.37mL)および4−ニトロフェニル・カルボノクロリダート(530mg)のTHF(18mL)中溶液を室温で2時間撹拌し、tert−ブチル4−アミノフェニルカーバメート(500mg)および追加のTEA 0.37mLで処理した。得られた混合物を室温で48時間撹拌し、水に投入し、酢酸エチルで3回抽出した。抽出液をブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物を、2%メタノール/ジクロロメタンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、1−(3−(モルホリノメチル)フェニル)−3−(4−ニトロフェニル)尿素を得て、それをジクロロメタン(30mL)に溶かし、氷浴で冷却し、TFA(1.8mL)で処理した。反応混合物を0℃で30分間および室温で12時間撹拌し、メタノール/トルエンから3回濃縮した。
(実施例36B)
1Gおよび1Fそれぞれに代えて36Aおよび12Dを用いることで、実施例1Hに記載の方法に従って、本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.31−2.40(m、4H)3.43(s、2H)3.52−3.62(m、4H)6.90(d、J=7.46Hz、1H)7.22(t、J=7.63Hz、1H)7.34(d、J=9.15Hz、1H)7.41−7.50(m、3H)7.53−7.64(m、3H)7.75(d、J=3.05Hz、1H)7.93(s、1H)8.17(s、1H)8.62(s、1H)8.66(s、1H)10.00(s、1H)10.08(s、1H)。
(実施例37A)
最初に、実施例1Hにおいて1Gおよび1Fそれぞれに代えてtert−ブチル4−アミノベンジルカーバメートおよび12Dを用い、実施例1Gに記載の方法に従ってNboc保護基を脱離させることで、標題化合物を製造した。
(実施例37B)
−20℃とした実施例37A(0.1mmol)およびTEA(0.2mmol)のジクロロメタン(3mL)中混合物を、1−イソシアナト−3−メチルベンゼン(0.1mmol)で処理し、室温で1時間撹拌し、濾過した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.24(s、3H)4.23−4.39(m、2H)6.56(t、J=5.59Hz、1H)6.71(d、J=6.78Hz、1H)7.01−7.35(m、5H)7.53−7.82(m、4H)7.94(s、1H)8.19(s、1H)8.45(s、1H)9.93(s、1H)10.13(s、1H)。
(実施例38)
1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンを用い、実施例37Bに記載の方法に従って本実施例を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ4.29(d、J=5.43Hz、2H)6.43−6.83(m、2H)7.05(d、J=7.80Hz、1H)7.15−7.36(m、3H)7.41−7.81(m、5H)7.94(s、1H)8.19(s、1H)8.80(s、1H)9.93(s、1H)10.13(s、1H)。
(実施例39)
37Aにおいてtert−ブチル4−アミノベンジルカーバメートに代えてtert−ブチル3−アミノベンジルカーバメートを用い、実施例37Bにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンを用いて、実施例37に記載の方法に従って本実施例を製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ4.32(d、J=5.22Hz、2H)6.62−6.81(m、2H)7.01−7.13(m、2H)7.18−7.37(m、2H)7.48(d、J=11.97Hz、1H)7.55−7.71(m、3H)7.75(s、1H)7.95(s、1H)8.22(s、1H)8.85(s、1H)9.92(s、1H)10.17(s、1H)。
(実施例40)
37Aにおいてtert−ブチル4−アミノベンジルカーバメートに代えてtert−ブチル3−アミノベンジルカーバメートを用い、実施例37Bにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてイソシアナトベンゼンを用いて、実施例37に記載の方法に従って本実施例を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ4.32(d、J=5.80Hz、2H)6.63(t、J=5.65Hz、1H)6.89(t、J=7.17Hz、1H)7.08(d、J=7.32Hz、1H)7.22(t、J=7.63Hz、2H)7.26−7.47(m、3H)7.53−7.78(m、4H)7.94(s、1H)8.19(s、1H)8.56(s、1H)9.92(s、1H)10.16(s、1H)。
(実施例41)
4−アミノ−N−(3−(((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ピロロ(2,1−ff)(1,2,4)トリアジン−5−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび4−トリフルオロメチル−イソシアナトベンゼンを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例12Dと反応させることで、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.34(d、J=5.55Hz、2H)6.84(t、J=5.95Hz、1H)7.10(d、J=7.54Hz、1H)7.34(t、J=7.93Hz、1H)7.49−7.76(m、7H)7.82(d、J=2.78Hz、1H)8.01(s、1H)8.50(s、1H)9.05(s、1H)10.24(s、2H)。MS(ESI(+))m/e470(M+H)
(実施例42)
4−アミノ−N−(3−(((((3,4−ジフルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ピロロ(2,1−f)(1,2,4)トリアジン−5−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび1,2−ジフルオロメチル−4−イソシアナトベンゼンを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例12Dと反応させることで、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.32(d、J=5.55Hz、2H)6.77(t、J=5.75Hz、1H)6.94−7.17(m、2H)7.20−7.45(m、2H)7.51−7.75(m、4H)7.82(d、J=3.17Hz、1H)8.02(s、1H)8.52(s、1H)8.85(s、1H)10.24(s、2H)−MS(ESI(+))m/e438(M+H)
(実施例43)
4−アミノ−N−(3−(((((4−クロロ−2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ピロロ(2,1−f)(1,2,4)トリアジン−5−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび4−クロロ−2−フルオロ−1−イソシアナトベンゼンを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例12Dと反応させることで、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.33(d、J=5.95Hz、2H)7.03−7.24(m、3H)7.28−7.48(m、2H)7.53−7.73(m、3H)7.79(d、J=3.17
Hz、1H)7.98(s、1H)8.17(t、J=8.92Hz、1H)8.35(s、1H)8.51(d、J=2.38Hz、1H)10.07(s、1H)10.20(s、1H)。MS(ESI(+))m/e454(M+H)
(実施例44)
4−アミノ−N−(3−(((((3−クロロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ピロロ(2,1−f)(1,2,4)トリアジン−5−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび3−クロロ−1−イソシアナトベンゼンを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例12Dと反応させることで、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.32(d、J=5.95Hz、2H)6.77(t、J=5.95Hz、1H)6.85−7.00(m、1H)7.02−7.44(m、4H)7.52−7.75(m、4H)7.82(d、J=3.17Hz、1H)8.01(s、1H)8.48(s、1H)8.82(s、1H)10.23(s、2H)。MS(ESI(+))m/e436(M+H)
(実施例45)
4−アミノ−N−(3−(((((4−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ピロロ(2,1−f)(1,2,4)トリアジン−5−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび1−イソシアナト−4−メチルベンゼンを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例12Dと反応させることで、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm2.21(s、3H)4.31(d、J=5.55Hz、2H)6.58(t、J=5.75Hz、1H)6.93−7.15(m、3H)7.21−7.40(m、3H)7.52−7.74(m、3H)7.81(d、J=3.17Hz、1H)8.01(s、1H)8.44(s、1H)8.48(s、1H)10.23(s、2H)。MS(ESI(+))m/e416(M+H)
(実施例46)
4−アミノ−N−(3−(((((4−クロロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ピロロ(2,1−f)(1,2,4)トリアジン−5−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび4−クロロ−1−イソシアナトベンゼンを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例12Dと反応させることで、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.32(d、J=5.76Hz、2H)6.70(t、J=5.76Hz、1H)7.09(d、J=7.46Hz、1H)7.18−7.51(m、5H)7.54−7.75(m、3H)7.81(d、J=3.05Hz、1H)8.01(s、1H)8.48(d、J=2.03Hz、1H)8.74(s、1H)10.22(s、2H)。MS(ESI(+))m/e436(M+H)
(実施例47)
4−アミノ−N−(3−(((((4−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ピロロ(2,1−f)(1,2,4)トリアジン−5−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび4−フルオロ−1−イソシアナトベンゼンを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例12Dと反応させることで、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.32(d、J=5.76Hz、2H)6.64(t、J=5.93Hz、1H)6.97−7.15(m、3H)7.26−7.47(m、3H)7.57−7.71(m、3H)7.82(d、J=3.05Hz、1H)8.01(s、1H)8.49(s、1H)8.61(s、1H)10.23(s、2H)。MS(ESI(+))m/e420(M+H)
(実施例48)
4−アミノ−N−(3−((((ピリジン−3−イルアミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ピロロ(2,1−f)(1,2,4)トリアジン−5−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび3−イソシアナトピリジンを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例12Dと反応させることで、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.36(d、J=5.76Hz、2H)7.10(d、J=8.14Hz、1H)7.21−7.49(m、2H)7.51−7.88(m、5H)7.99(s、1H)8.14−8.31(m、1H)8.39(d、J=5.09Hz、2H)9.01(d、J=2.37Hz、1H)9.58(s、1H)10.07(s、1H)10.20(s、1H)。MS(ESI(+))m/e403(M+H)
(実施例49)
4−アミノ−N−(3−(((((4−(ジフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ピロロ(2,1−f)(1,2,4)トリアジン−5−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび4−ジフルオロメトキシ−1−イソシアナトベンゼンを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例12Dと反応させることで、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ4.31(d、J=5.76Hz、2H)6.66(t、J=5.93Hz、1H)6.84(s、1H)6.98−7.20(m、3H)7.19−7.86(m、7H)7.94(s、1H)8.23(s、1H)8.68(s、1H)9.93(s、1H)10.17(s、1H)。MS(ESI(+))m/e468(M+H)
(実施例50)
4−アミノ−N−(3−(((((2,4−ジフルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ピロロ(2,1−f)(1,2,4)トリアジン−5−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび2,4−ジフルオロ−1−イソシアナトベンゼンを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例12Dと反応させることで、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.33(d、J=5.76Hz、2H)6.86−7.13(m、3H)7.14−7.43(m、2H)7.56−7.82(m、4H)7.94(s、1H)7.95−8.14(m、1H)8.21(s、1H)8.36(d、J=2.03Hz、1H)9.92(d、J=5.09Hz、1H)10.16(s、1H)。MS(ESI(+))m/e438(M+H)
(実施例51)
4−アミノ−N−(3−(((((2,5−ジフルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)ピロロ(2,1−f)(1,2,4)トリアジン−5−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび1,4−ジフルオロ−2−イソシアナトベンゼンを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例12Dと反応させることで、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.34(d、J=5.76Hz、2H)6.52−6.83(m、1H)6.97−7.44(m、4H)7.54−7.82(m、4H)7.94(s、1H)8.00−8.11(m、1H)8.20(s、1H)8.63(s、1H)9.91(s、1H)10.16(s、1H)。MS(ESI(+))m/e438(M+H)
(実施例52)
4−アミノ−N−(4−((((4−クロロ−2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)ピロロ(2,1−f)(1,2,4)トリアジン−5−カルボキサミド
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて4−クロロ−2−フルオロ−1−イソシアナトベンゼンを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例12Dを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm7.23(d、J=9.16Hz、1H)7.36−7.68(m、6H)7.75(d、J=3.05Hz、1H)7.93(s、1H)8.19(t、J=8.82Hz、2H)8.62(s、1H)9.08(s、1H)9.97(s、1H)10.09(s、1H)。MS(ESI(+))m/e440(M+H)
(実施例53)
4−アミノ−N−(4−((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)ピロロ(2,1−f)(1,2,4)トリアジン−5−カルボキサミド
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて4−トリフルオロメチル−1−イソシアナトベンゼンを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例12Dを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm7.41−7.72(m、9H)7.75(d、J=3.05Hz、1H)7.94(s、1H)8.17(s、1H)8.80(s、1H)9.08(s、1H)9.98(s、1H)10.09(s、1H)。MS(ESI(+))m/e456(M+H)
(実施例54)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
(実施例54A)
8−アミノ−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボン酸
1Aにおいて酢酸に代えてシクロプロパンカルボン酸を用いることで、実施例1Aから1Fに記載の方法に従って、標題化合物を製造した。
(実施例54B)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Fに代えて実施例54Aを用いた以外は、実施例1Hに記載の方法に従って、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.87−1.28(m、4H)2.19−2.45(m、1H)6.60−6.91(m、1H)7.04−7.59(m、7H)7.58−7.90(m、3H)8.74(s、1H)8.90(s、1H)9.21(s、1H)9.96(s、1H)。MS(ESI(+))m/e446(M+H)
(実施例55)
8−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えてイソシアナトベンゼンを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.87−1.32(m、4H)2.15−2.42(m、1H)6.96(t、J=7.29Hz、1H)7.11−7.59(m、8H)7.59−7.86(m、3H)8.64(d、J=2.03Hz、2H)9.17(s、1H)9.94(s、1H)。MS(ESI(+))m/e428(M+H)
(実施例56)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((3−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.85−1.41(m、4H)2.28(s、3H)2.29−2.45(m、1H)6.78(d、J=7.14Hz、1H)7.00−7.54(m、7H)7.59−7.85(m、3H)8.57(s、1H)8.64(s、1H)9.15(s、1H)9.94(s、1H)。MS(ESI(+))m/e442(M+H)
(実施例57)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−フルオロ−2−イソシアナト−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.84−1.29(m、4H)2.16−2.45(m、1H)7.20(d、J=3.73Hz、1H)7.30−7.64(m、5H)7.66−8.03(m、3H)8.63(dd、J=1.29、2.20Hz、1H)8.87(d、J=2.71Hz、1H)9.16(s、2H)9.98(s、1H)。MS(ESI(+))m/e514(M+H)
(実施例58)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて1−イソシアナト−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.01−1.33(m、4H)2.46−2.62(m、1H)7.22(d、J=5.52Hz、1H)7.50(d、J=8.90Hz、2H)7.56−7.81(m、6H)7.99(d、J=5.83Hz、1H)8.99(s、1H)9.24(s、2H)10.33(s、1H)10.92(s、1H)。MS(ESI(+))m/e496(M+H)
(実施例59)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−((((ピリジン−3−イルアミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えて3−イソシアナトピリジンを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.16(s、4H)2.22−2.43(m、1H)6.93−8.01(m、9H)8.20(s、1H)8.64(s、1H)9.01(d、J=19.03Hz、2H)10.14(s、2H)。MS(ESI(+))m/e429(M+H)
(実施例60)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)−3−メチルフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルに代えてtert−ブチル4−アミノ−3−メチルフェニルカーバメートを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.01−1.15(m、4H)2.26(s、3H)2.29−2.41(m、1H)6.63−6.85(m、1H)7.10(d、J=7.54Hz、1H)7.20(d、J=4.76Hz、1H)7.24−7.36(m、1H)7.46−7.62(m、2H)7.62−7.76(m、3H)7.98(s、1H)9.17(s、1H)9.90(s、1H)。MS(ESI(+))m/e460(M+H)
(実施例61)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)−3−メチルフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンおよび(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルそれぞれに代えて1−フルオロ−2−イソシアナトベンゼンおよびtert−ブチル4−アミノ−3−メチルフェニルカーバメートを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.98−1.30(m、4H)2.10−2.37(m、4H)6.88−7.34(m、4H)7.52−7.70(m、2H)7.75−7.90(m、1H)7.93−8.06(m、1H)8.11−8.27(m、1H)8.28−8.49(m、1H)8.71−9.26(m、2H)10.24(s、1H)10.77(s、1H)。MS(ESI(+))m/e460(M+H)
(実施例62)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−メチル−4−((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンおよび(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルそれぞれに代えて1−イソシアナト−4−トリフルオロメチルベンゼンおよびtert−ブチル4−アミノ−3−メチルフェニルカーバメートを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.96−1.30(m、4H)2.04−2.37(m、4H)7.02−7.34(m、1H)7.51−7.83(m、7H)7.89−8.04(m、1H)8.13(s、1H)9.11(s、1H)9.44(s、1H)10.27(s、1H)10.84(s、1H)。MS(ESI(+))m/e510(M+H)
(実施例63)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルに代えて(3−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.80−1.26(m、4H)2.14−2.45(m、1H)6.50−6.87(m、1H)7.05−7.60(m、8H)7.74(d、J=4.75Hz、1H)8.00(s、1H)8.83(d、J=3.05Hz、2H)9.15(s、1H)9.96(s、1H)。MS(ESI(+))m/e446(M+H)
(実施例64)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.86−1.28(m、4H)2.16−2.44(m、1H)4.31(d、J=5.76Hz、2H)6.47−6.90(m、2H)6.94−7.55(m、7H)7.57−7.97(m、3H)8.82(s、1H)9.16(s、1H)10.01(s、1H)。MS(ESI(+))m/e460(M+H)
(実施例65)
8−アミノ−N−(3−(((((4−クロロ−2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび4−クロロ−2−フルオロ−1−イソシアナトベンゼンを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.58−1.50(m、4H)2.17−2.43(m、1H)4.33(d、J=5.76Hz、2H)6.89−7.53(m、7H)7.59−7.90(m、3H)8.18(t、J=8.98Hz、1H)8.52(d、J=2.03Hz、1H)9.12(s、1H)10.02(s、1H)。MS(ESI(+))m/e494(M+H)
(実施例66)
8−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよびイソシアナトベンゼンを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.84−1.33(m、4H)2.14−2.44(m、1H)4.31(d、J=5.76Hz、2H)6.62(t、J=5.93Hz、1H)6.89(t、J=7.46Hz、1H)7.07(d、J=7.80Hz、1H)7.15−7.53(m、7H)7.54−8.00(m、3H)8.54(s、1H)9.06(s、1H)10.00(s、1H)。MS(ESI(+))m/e442(M+H)
(実施例67)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((3,4−ジフルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび3,4−ジフルオロ−1−イソシアナトベンゼンを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.82−1.41(m、4H)2.21−2.44(m、1H)4.31(d、J=5.76Hz、2H)6.73(t、J=5.93Hz、1H)6.90−7.13(m、1H)7.14−7.46(m、5H)7.50−7.95(m、4H)8.81(s、1H)9.20(s、1H)10.00(s、1H)。MS(ESI(+))m/e478(M+H)
(実施例68)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
(実施例68A)
8−アミノ−N−(3−(アミノメチル)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
最初に実施例1Hにおいて実施例1Gおよび実施例1Fそれぞれに代えてtert−ブチル3−アミノベンジルカーバメートおよび実施例54Aを用い、次に実施例1Gに記載の方法に従ってTFAで処理することでNBoc保護基を脱離させて、標題化合物をビストリフルオロ酢酸塩として製造した。MS(ESI(+))m/e323(M+H)
(実施例68B)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
1−イソシアナト−3−メチルベンゼンおよび実施例37Aのそれぞれに代えて1−フルオロ−2−イソシアナトベンゼンおよび実施例68Aを用いることで、実施例37Bに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.41(m、4H)2.36−2.63(m、1H)4.34(d、J=5.52Hz、2H)6.94(s、1H)7.01−7.29(m、5H)7.37(t、J=7.67Hz、1H)7.57−7.85(m、2H)7.99(d、J=5.52Hz、1H)8.06−8.28(m、1H)8.39(d、J=1.84Hz、1H)9.26(s、1H)10.39(s、1H)10.83(s、1H)MS(ESI(+))m/e460(M+H)
(実施例69)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((4−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
1−イソシアナト−3−メチルベンゼンおよび実施例37Aのそれぞれに代えて1−フルオロ−4−イソシアナトベンゼンおよび実施例68Aを用いることで、実施例37Bに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.07−1.36(m、4H)2.38−2.60(m、1H)4.32(d、J=5.83Hz、2H)6.73(t、J=5.68Hz、1H)6.94−7.56(m、7H)7.58−7.89(m、2H)7.99(d、J=5.83Hz、1H)8.68(s、1H)9.33(s、1H)10.37(s、1H)10.82(s、1H)。MS(ESI(+))m/e460(M+H)
(実施例70)
8−アミノ−N−(3−(((((3−クロロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
1−イソシアナト−3−メチルベンゼンおよび実施例37Aのそれぞれに代えて1−クロロ−3−イソシアナトベンゼンおよび実施例68Aを用いることで、実施例37Bに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.33(m、4H)2.31−2.49(m、1H)4.32(d、J=5.83Hz、2H)6.82(t、J=6.14Hz、1H)6.89−7.01(m、1H)7.06−7.27(m、4H)7.36(t、J=7.83Hz、1H)7.52−7.86(m、3H)7.97(d、J=5.52Hz、1H)8.86(s、1H)9.09(s、1H)10.35(s、1H)10.69(s、1H)。MS(ESI(+))m/e476(M+H)
(実施例71)
8−アミノ−N−(3−(((((4−クロロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
1−イソシアナト−3−メチルベンゼンおよび実施例37Aのそれぞれに代えて1−クロロ−4−イソシアナトベンゼンおよび実施例68Aを用いることで、実施例37Bに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.99−1.41(m、4H)2.24−2.48(m、1H)4.32(d、J=5.76Hz、2H)6.74(t、J=5.76Hz、1H)7.03−7.56(m、7H)7.59−7.85(m、2H)8.00(d、J=5.76Hz、1H)8.78(s、1H)9.24(s、1H)10.40(s、1H)10.86(s、1H)。MS(ESI(+))m/e476(M+H)
(実施例72)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−(((ピリジン−3−イルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
1−イソシアナト−3−メチルベンゼンおよび実施例37Aのそれぞれに代えて3−イソシアナトピリジンおよび実施例68Aを用いることで、実施例37Bに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.79−1.39(m、4H)2.17−2.43(m、1H)4.33(d、J=5.83Hz、2H)6.80(t、J=5.83Hz、1H)6.95−7.56(m、5H)7.57−7.84(m、3H)7.82−8.00(m、1H)8.12(d、J=3.68Hz、1H)8.55(d、J=2.15Hz、1H)8.77(s、1H)9.05(s、1H)10.00(s、1H)。MS(ESI(+))m/e443(M+H)
(実施例73)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((フェニルスルホニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例68A(0.102g)のDMF(3mL)中溶液を、トリエチルアミン(0.112mL、0.800mmol)およびベンゼンスルホニルクロライド(0.026mL、0.200mmol)で処理し、室温で終夜撹拌し、水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を洗浄し(ブライン)、脱水し(MgSO)、濃縮乾固させ、分取HPLCによって精製した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.01−1.29(m、4H)2.34−2.58(m、1H)3.98(d、J=5.95Hz、2H)7.04(d、J=7.54Hz、1H)7.19−7.36(m、2H)7.48−7.69(m、4H)7.72(s、1H)7.77−7.91(m、2H)7.98(d、J=5.55Hz、1H)8.18(t、J=6.35Hz、1H)9.08(s、1H)10.32(s、1H)10.69(s、1H)。MS(ESI(+))m/e463(M+H)
(実施例74)
8−アミノ−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)−N−(3−(((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
(実施例74A)
3−(8−クロロ−1−ヨードイミダゾ[1,5−a]ピラジン−3−イル)プロパン酸エチル
実施例1Aにおいて酢酸に代えて4−エトキシ−4−オキソブタン酸を用いた以外、実施例1Aから1Cに記載の方法に従って標題化合物を製造した。MS(ESI(+))m/e380(M+H)
(実施例74B)
3−(8−クロロ−1−ヨードイミダゾ[1,5−a]ピラジン−3−イル)プロパン酸
実施例74A(1.96g)のテトラヒドロフラン(5mL)およびエタノール(1mL)中溶液を、2N LiOH(5.16mL)で処理し、室温で3時間撹拌し、3N HClで中和してpH3から4とした。混合物を酢酸エチルで抽出した。抽出液を洗浄し(ブライン)、脱水し(MgSO)、濃縮乾固して、標題化合物を得た。MS(ESI(+))m/e352(M+H)
(実施例74C)
3−(8−アミノ−1−ヨードイミダゾ[1,5−a]ピラジン−3−イル)−N−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロパンアミド
実施例74B(1.3g)、2−(エチルアミノ)エタノール(0.363g)、1−エチル−3−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)−カルボジイミド塩酸塩(0.78g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(0.623g)およびN−メチルモルホリン(0.748g)のDMF(5mL)中混合物を室温で10時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで3回抽出し、合わせた抽出液を洗浄し(ブライン)、脱水し(MgSO)、濃縮した。残留物を、0%から4%メタノール/CHClを用いるフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、3−(8−(1H−ベンゾ(d)(1,2,3)トリアゾール−1−イルオキシ)−1−ヨードイミダゾ[1,5−a]ピラジン−3−イル)−N−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロパンアミドを得た。MS(ESI(+))m/e522(M+H)。この生成物を、7Nアンモニア(15mL)/メタノールの入った高圧管に入れ、60℃で終夜加熱し、濃縮乾固させた。残留物を、0%から10%メタノール/CHClを用いるフラッシュカラムによって精製して、標題化合物を得た。MS(ESI(+))m/e404(M+H)
(実施例74D)
8−アミノ−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボン酸
実施例1Eにおいて実施例1Dに代えて実施例74Cを用い、実施例1Eから1Fに記載の方法に従って、標題化合物を製造した。
(実施例74E)
8−アミノ−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)−N−(3−(((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび4−トリフルオロメチル−イソシアナトベンゼンを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例74Dと反応させることで、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.70−1.45(m、3H)2.86−3.15(m、2H)3.09−3.92(m、8H)4.34(d、J=6.14Hz、2H)6.86(t、J=5.68Hz、1H)7.12−7.27(m、2H)7.37(t、J=7.83Hz、1H)7.52−7.71(m、5H)7.77(s、1H)7.89(t、J=5.83Hz、1H)9.06(s、2H)10.45(d、J=7.37Hz、1H)10.74(s、1H)。MS(ESI(+))m/e613(M+H)
(実施例75)
8−アミノ−N−(3−(((((4−クロロ−2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび4−クロロ−2−フルオロ−1−イソシアナトベンゼンを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例74Dと反応させることで標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.73−1.40(m、3H)2.84−3.89(m、10H)4.26−4.45(m、2H)4.86(s、1H)7.00−7.54(m、6H)7.55−7.97(m、3H)8.17(t、J=8.82Hz、1H)8.52(d、J=2.37Hz、1H)9.04(s、1H)10.47(d、J=5.43Hz、1H)10.70(s、1H)。MS(ESI(+))m/e597(M+H)
(実施例76)
8−アミノ−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)−N−(3−(((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートを用い、次に実施例1Hに記載の方法に従って生成物を実施例74Dと反応させることで標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.84−1.30(m、3H)2.82−4.00(m、10H)4.27−4.42(m、2H)4.87(s、1H)6.53−6.87(m、2H)6.96−7.56(m、6H)7.59−8.01(m、3H)8.87(s、1H)9.12(s、1H)10.47(d、J=5.43Hz、1H)10.76(s、1H)。MS(ESI(+))m/e563(M+H)
(実施例77)
8−アミノ−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Fに代えて実施例74Dを用いることで、実施例1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.73−1.33(m、3H)2.82−4.08(m、10H)4.97(s、1H)6.59−6.88(m、1H)7.02−7.40(m、3H)7.42−7.60(m、3H)7.60−7.84(m、2H)7.83−8.09(m、1H)8.84(s、1H)8.97(s、2H)10.44(d、J=2.71Hz、1H)10.84(s、1H)。MS(ESI(+))m/e549(M+H)
(実施例78)
8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド
実施例1Gにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンのそれぞれに代えてtert−ブチル3−(アミノメチル)フェニルカーバメートおよび1−イソシアナト−4−トリフルオロメチルベンゼンを用い、実施例1Hにおいて実施例1Fに代えて実施例54Aを用いて、実施例1Gから1Hに記載の方法に従って標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.89−1.28(m、4H)2.17−2.42(m、1H)4.33(d、J=5.55Hz、2H)6.81(t、J=5.75Hz、1H)7.08(d、J=7.93Hz、1H)7.20(d、J=5.16Hz、1H)7.32(t、J=7.93Hz、1H)7.45−7.93(m、7H)9.02(s、1H)10.01(s、1H)。MS(ESI(+))m/e510(M+H)
以上の内容は本発明を説明するためのものであり、本発明に限定を加えるものではない。当業者には明らかである変形形態および変更は、特許請求の範囲で定義される本発明の範囲に包含されるものである。

Claims (1)

  1. 8−アミノ−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
    8−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
    8−アミノ−N−(4−(ベンゾイルアミノ)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
    8−アミノ−3−メチル−N−(4−((((3−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
    8−アミノ−N−(3−(((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
    8−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
    8−アミノ−N−(3−(((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
    8−アミノ−N−(3−(((((4−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
    8−アミノ−3−メチル−N−(3−(((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
    8−アミノ−N−(4−((((3−(2−ヒドロキシエチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
    8−アミノ−N−(4−((((4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−3−メチルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド、
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((3−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−((((ピリジン−3−イルアミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)−3−メチルフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)−3−メチルフェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−メチル−4−((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−N−(3−(((((4−クロロ−2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((3,4−ジフルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((4−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−N−(3−(((((3−クロロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−N−(3−(((((4−クロロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−シクロプロピルイミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(4−(((ピリジン−3−イルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((フェニルスルホニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)−N−(3−(((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−N−(3−(((((4−クロロ−2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)−N−(3−(((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−(3−(エチル(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−3−オキソプロピル)−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    8−アミノ−3−シクロプロピル−N−(3−(((((4−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)イミダゾ[1,5−a]ピラジン−1−カルボキサミド;
    またはこれらの治療上許容される塩。
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