JP5409315B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5409315B2
JP5409315B2 JP2009282284A JP2009282284A JP5409315B2 JP 5409315 B2 JP5409315 B2 JP 5409315B2 JP 2009282284 A JP2009282284 A JP 2009282284A JP 2009282284 A JP2009282284 A JP 2009282284A JP 5409315 B2 JP5409315 B2 JP 5409315B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective film
organic
organic protective
forming
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009282284A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011124160A5 (ja
JP2011124160A (ja
Inventor
秀樹 吉永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009282284A priority Critical patent/JP5409315B2/ja
Priority to CN201010540145.2A priority patent/CN102097451B/zh
Priority to US12/945,626 priority patent/US8552643B2/en
Publication of JP2011124160A publication Critical patent/JP2011124160A/ja
Publication of JP2011124160A5 publication Critical patent/JP2011124160A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5409315B2 publication Critical patent/JP5409315B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/87Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K59/873Encapsulations
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/84Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K50/844Encapsulations
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/87Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K59/871Self-supporting sealing arrangements
    • H10K59/8723Vertical spacers, e.g. arranged between the sealing arrangement and the OLED

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

本発明は、有機保護膜と無機保護膜とによって封止された表示装置に関する。
近年、薄型かつ軽量な表示装置として、自発光型の有機発光素子を用いた表示装置が注目されている。有機発光素子を用いた表示装置にとって、水分や酸素に対する耐久性は重要な課題の一つである。表示装置に水分や酸素が侵入すると、有機発光素子を構成する有機化合物層材料が劣化し、表示装置にはダークスポットと呼ばれる非発光領域が発生して表示性能が低下してしまう。
表示装置の水分や酸素に対する耐久性を改善する手段として、有機保護膜と無機保護膜とを積層した封止構成が知られている。この封止構成において、水分等の侵入は無機保護膜によって抑制されるが、有機保護膜はこの無機保護膜に欠陥が生じないように、表示装置表面の凹凸を平坦化するために設けられている。そこで、有機保護膜は少なくとも有機発光素子が設けられた領域を覆うように形成され、無機保護膜は有機保護膜を覆い、有機保護膜の周囲で有機発光素子よりも下にある無機材料からなる部材と接するように、有機保護膜よりも広い領域に形成される。これにより、有機保護膜表面、周囲、および、発光素子の下側からの水分の浸入を防止することが可能となる。
特許文献1は、有機保護膜(緩衝層)をウェットプロセス(塗布工程)で形成する技術に関するもので、有機保護膜材料が所定領域より外に流れ出さないよう堰き止めるための枠部を有する表示装置が記載されている。これにより、必要な領域にのみ有機保護膜材料を形成することができ、有機保護膜の周囲で無機保護膜と有機発光素子よりも下にある無機材料からなる部材とが接する領域を確保することが可能となる。
特開2005−251721号公報
ディスペンス法や印刷法などのウェットプロセスによる膜形成法は、真空装置を用いたドライプロセスによる膜形成法よりも低コストであるため好ましいが、次のような課題がある。
図8は、有機保護膜10と無機保護膜11との積層によって封止された表示装置端部の断面模式図である。有機保護膜10は表示領域Aを覆うように形成され、無機保護膜11は有機保護膜10を覆い、かつ、有機保護膜10の周囲で支持基板1と接するように、有機保護膜よりも広い領域に形成されている。ここでは、支持基板1が無機材料から構成されているとする。
ウェットプロセスで有機保護膜10を形成した場合、有機保護膜材料の粘性や支持基板1に対する濡れ性に応じて、端部には傾斜部Bができる。例えば、表示領域Aから傾斜部Bの幅bだけ外側の位置Eに有機保護膜の端部形成位置を設定する場合を考える。ウェットプロセスの成膜位置精度には、誤差±mが含まれるため、有機保護膜10の端部は、位置Eから表示領域側にmずれた位置Fと、反対側にmずれた位置Gとの間の不確定な位置に形成されることになる。もし、有機保護膜10の端部が位置Fに形成されると、有機保護膜10の傾斜部Bが表示領域Aに掛かってしまい、外光反射が傾斜部Bで局所的に歪んで画像劣化が生じてしまう。従って、傾斜部Bが表示領域Aに掛からないように、有機保護膜10を形成しなければならない。
そこで、有機保護膜材料の端部形成位置を位置Eからmだけ表示領域から離れた位置Gに設定し、有機保護膜10の端部がプロセスの誤差によって最も表示領域側にずれた場合でも、位置Eで留まるように形成することが考えられる。このとき、表示領域の外側(額縁領域)に必要な幅dは、次式で表される。
d≧b+2m+c ・・・(1)
cは、有機保護膜10の周囲で、無機保護膜11と有機発光素子よりも下にある無機材料からなる部材とが接するのに必要な幅を表している。式(1)からわかるように、ウェットプロセスの誤差±mを考慮して、額縁領域に必要な最小幅b+cに加えて余分な幅が2m必要となっていることがわかる。
特許文献1は、枠部を設け、流動性の高い有機保護膜材料を塗布することにより、所定領域外への有機保護膜材料の流出を防止し、有機保護膜の端部を所定領域に確実に形成することを可能にしている。そのため、有機保護膜材料の塗布時には、誤差mを考慮する必要がない。しかし、流動性の高い材料で表示装置表面の凹凸を平坦化するのに十分な膜厚の有機保護膜を形成するには、枠部を膜厚に相当する高さに設ける必要がある。特許文献1には、高粘度の材料をディスペンサ或いはスクリーン印刷で枠部を所定位置に設けると記載されている。つまり、枠部を設ける工程でウェットプロセスの誤差2mが額縁領域に必要となり、従来と同様の問題が生じる。さらに、枠部まで有機保護膜材料を広がらせるためには、用いる材料が1〜30cp程度の粘度でなければならず、有機保護膜に適用可能な材料が制限されるという問題も生じる。
有機光素子を用いた表示装置は、薄型化および軽量化が可能であるため、モバイル機器のディスプレイに用いられることが多い。モバイル機器のディスプレイにおいては、薄型化および軽量化に加えて、額縁領域の幅が狭いこと、すなわち狭額縁化と、低コスト化は大きな課題となっており、特許文献1の技術では、まだ狭額縁化が十分とは言えない。
上記問題を解決するため、本発明にかかる有機発光表示装置は、
基板と、
前記基板上に複数の発光素子が配置された表示領域と、
少なくとも前記表示領域を覆う有機保護膜と、
前記有機保護膜を覆う無機保護膜と、
を備える表示装置であって、
前記表示領域の外周に沿って、前記表示領域の外周と交差する方向に、複数の溝が設けられた領域と、
前記溝が設けられた領域の外周に溝の設けられていない領域と、
を有することを特徴とする。
また、本発明に係る表示装置の製造方法は、
基板に複数の発光素子が配置された表示領域を形成する工程と、
前記表示領域の外周に沿って、前記表示領域の辺と交差する方向に、所定位置まで、複数の溝を設ける工程と、
前記表示領域を覆う有機保護膜を形成する工程と、
前記有機保護膜を覆う無機保護膜を形成する工程と、
を有する表示装置の製造方法であって、
前記有機保護膜を形成する工程は、有機保護膜材料を塗布して形成する工程であって、
前記有機保護膜材料の端部を前記溝の上に配置するように塗布する工程と、
前記有機保護膜材料を前記所定位置まで広げる工程と、
を有していることを特徴とする。
本発明の表示装置によれば、有機保護膜の形成位置がウェットプロセスの誤差分ずれても、溝によって有機保護膜材料を広げ、有機保護膜材料を所定位置まで再現性良く塗布することが可能となる。その結果、プロセスマージンを低減することができ、額縁領域の狭い表示装置を低コストで製造することが可能となる。
本発明の第1の実施形態、及び実施例1に係る表示装置の上面および断面を模式的に示す図。 本発明の第2の実施形態に係る表示装置の上面および断面を模式的に示す図。 本発明の第3の実施形態、及び実施例3に係る表示装置の上面および断面を模式的に示す図。 本発明の実施例1に係る表示装置の第1有機絶縁層および上部電極のパターン図。 実施例2に係る表示装置の製造工程を示す図。 本発明にかかる溝の断面形状を示す図。 例本発明にかかる溝パターンの平面図の例。 本発明の課題を説明する図。
以下、本発明の実施形態および製造方法を図を用いて説明する。なお、全ての図面において、共通する部材には共通の符号を付し、一度説明した部材については、それ以降説明を省略する。
(第1の実施形態)
最初に、表示領域と額縁領域とに分けて第1の実施形態にかかる表示装置の構成を説明する。
(表示領域の構成)
図1(a)は、第1の実施形態にかかる表示装置の角部の平面図であり、解りやすくするために第2有機絶縁膜6までが設けられた状態を示している。図1(b)は、図1(a)のX−X′断面図であり、図1(c)は、図1(a)のY−Y′断面図の一部である。表示領域Aの支持基板1には、表示素子を駆動するための画素回路2が複数設けられている。画素回路2の表面は、無機絶縁膜3と、回路の凹凸を平坦化する第1有機絶縁膜4とに覆われており、その上には画素回路2に対応して複数の画素電極5が設けられている。複数の画素電極5は、それぞれコンタクトホールを介して対応する画素回路2に接続されている。画素電極5の周縁は、第2有機絶縁膜6で覆われる。画素電極5の上であって第2有機絶縁膜6で覆われていない領域には、発光層を含む有機化合物層7が設けられ、画素電極5と接している。有機化合物層7の上には上部電極8が設けられる。画素電極5と、上部電極8と、これらの電極で挟まれた有機化合物層7とを含む、点線で囲まれた構成が、有機発光素子9である。
有機発光素子9は、有機保護膜10および無機保護膜11によって覆われている。有機保護膜10は、表示領域Aの表面の凹凸を平坦化するためのもので、素子構造の凹凸だけでなく、製造工程中に表面に付着した異物による凹凸を平坦化することが期待される。そのため、有機保護膜10の膜厚は、5〜30μmが好ましい。有機保護膜10で平坦化された表示領域Aは、防湿性の高い無機保護膜11で覆われ、外部からの水分等の侵入が防止される。無機保護膜は、薄過ぎると十分な防湿性能が発揮できず、厚過ぎると応力が発生して割れてしまうため、0.5〜3μm程度の膜厚が好ましい。また、有機保護膜10と上部電極8との間に、無機下地膜を形成しておいても良い。無機下地膜を形成することにより、有機保護膜材料が硬化する際に生じる硬化収縮力や硬化後の膜応力が、上部電極8より基板側に形成された膜に伝わるのを低減することができ、膜剥がれを防止することができる。無機下地膜の膜厚は、0.1〜3μm程度が好ましい。
(額縁領域の構成)
次に、表示装置の額縁領域O−Sの構成を説明する。図中、符号Oは表示領域Aの端部を示し、Sは支持基板1の端部を示している。Pは溝領域の表示領域側の端部、Rは基板端側の端部を示し、Qは前記PとRとの間の任意の位置を示している。また、図1では省略しているが、額縁領域O−Sには、画素回路2を駆動するための周辺回路や配線等が設けられている。
額縁領域O−Sは、溝12が複数設けられた溝形成領域P−Rと、溝形成領域P−Rの外周に設けられた溝の設けられていない領域R−Sとを含んでいる。溝形成領域P−Rには、表示領域の外周に沿って、前記表示領域の外周と交差する方向に、表示領域近傍のPから所定位置Rまで複数の溝12が延伸して設けられている。溝の設けられていない領域R−Sは、溝形成領域P−Rの外周に設けられ、その最表面は無機材料からなる部材となっている。例えば、ガラスなどの無機材料からなる支持基板1の表面が剥き出しになっていてもよいし、図1のように表示領域Aに形成された無機絶縁膜を領域R−Sまで延ばして、最表面となるようにしても良い。
有機保護膜10は溝の設けられていない領域R−Sには形成されず、位置Rよりも表示領域側に形成される。無機保護膜11は有機保護膜10を覆い、溝の設けられていない領域R−Sにまで伸びている。無機保護膜11は、領域R−Sにおいて無機材料からなる部材と接するため、密着性が高くなって膜剥れを防止するとともに、有機材料からなる部材を介して、側面および表示素子の下側からの水分侵入経路を断つこともできる。なお、領域O−Pは、表示領域A内の構成を形成する際に必要となるプロセスマージンの大きさに応じて設けられる。
次に、溝形成領域P−Rに設けられる溝12について、詳しく説明する。有機保護膜材料の端部が溝形成領域P−R内、すなわち溝12の上にがかかるように塗布すると、有機保護膜材料は溝12を伝って所定位置Rまで広がる。このため、ウェットプロセス中に誤差が生じても有機保護膜10の端部を確実に所定位置Rに配置することが可能となる。なお、本実施形態では、表示領域Aにおける第2有機絶縁膜6と同じ部材を額縁領域O−Rにまで延ばして溝12を構成しているが、第2有機絶縁膜6以外の材料で溝12を設けることも可能である。例えば、第1有機絶縁膜4、無機絶縁膜3、配線材料等、もしくはこれらの材料を複数組み合わせて溝12を形成しても良い。
有機保護材料が溝を伝って所定位置まで広がるメカニズムは、毛細管現象によるものと考えられる。本発明に好適な有機保護膜材料の粘度は、50〜250cpのであるため、溝の幅は、5μm以上100μm以下が毛細管現象を引き起すのに好適である。溝の深さは100nm以上あればよい。溝と溝との間隔は、狭いほど広がりやすくなるため、5μm以上10μm以下とするのが好ましい。溝の幅や間隔は、図1のように均一に設けても良いし、前述の好ましい範囲内であれば、必ずしも均一に設けなくても良い。また、溝12の断面形状は、図1(c)のように上部から底部まで均一な幅でなくてもよく、図6(a)のように溝12の上部と底部で異なる幅を有していても良いし、図6(b)溝12の底部が曲線状になっていても良い。さらに、溝12は、有機保護膜の端部Rの描く線と交差する方向に設けられていれば、図7(a)に示したように有機保護膜の端部Rの描く線と直交していなくても良いし、図7(b)に示したように直線状でなくても良い。ただし、直線状の溝12が有機保護膜の端部Rの描く線と直交していると、有機保護膜材料を短時間で所定位置まで広げることができるため、好ましい。
溝12を設けた表示装置に必要な額縁幅dは、ウェットプロセスの誤差mと傾斜領域Bの幅bとの関係によって、次のように場合分けして表すことができる。
Figure 0005409315
(2)式と、従来技術において必要な額縁幅dを示す(1)式とを比較すると、(i)の場合は2m、(ii)の場合はbだけ、狭額縁化が可能となる。
以上説明したように、第1の実施形態に係る表示装置は、有機保護膜10の端部形成位置の周辺に溝12を設けることにより、有機保護膜10の端部を確実に位置Rに配置することができる。このとき、位置Rから表示領域までの距離を傾斜部Bの幅以上に設定し、有機保護膜10の傾斜部Bが表示領域Aに掛からないようにして画像の劣化を防止することができる。また、溝形成領域P−Rの外周に溝を設けない領域R−Sを確実に設けることで、側面および表示素子の下側からの水分侵入経路を断つこともできる。
(第2の実施形態)
図2は、本発明にかかる表示装置の第2の実施形態を示す図である。図2(a)は第2の実施形態にかかる表示装置の角部の平面図であり、解りやすくするために第2有機絶縁膜6までが設けられた状態を示している。図2(b)は、図2(a)のX−X′断面図である。第2の実施形態は、第1の実施形態で説明した溝形成領域P−Rの外周に土留め13を設けた構成となっている。土留め13を設けることにより、溝12の端部まで広がった有機保護膜材料が土留めに沿って広がり、均一な端部形状の有機保護膜10を設けることが可能となる。また、有機保護膜材料を堰き止める効果もあるため、比較的粘度の低い有機保護膜材料を用いる場合に好適である。土留め13は、溝12の端部とは繋げず、5〜50μm程度離して設けるのが好ましい。土留め13と溝12の端部との間隔を広げすぎると、土留め13まで有機保護膜材料が到達しない場合が生じてしまう。図2では、溝12および土留め13を第2有機絶縁膜で形成しているが、これに限られるものではない。例えば第1有機絶縁膜4、無機絶縁膜3、電極等、もしくは、これらの材料を複数組み合わせて、溝12や土留め13を形成しても良い。
土留め13を設けることにより、土留めの外周位置Tまで有機保護膜10が形成される。この場合は、土留め13の外周に無機保護膜11と無機材料からなる部材とが接する領域T−Sを設けることにより、封止構造の側面および表示素子の下側からの水分侵入経路を断つことができる。
(第3の実施形態)
図3は、本発明にかかる第3の実施形態を説明する図である。図3(a)は第3の実施形態にかかる表示装置の角部の平面図であり、解りやすくするために第2有機絶縁膜6までが設けられた状態を示している。図3(b)は図3(a)のX−X′断面図、図3(c)は図3(a)のY−Y′断面図の一部である。第3の実施形態では、溝形成領域P−Rにも第1有機絶縁膜4を設け、溝12の底面を平坦化している。この構成によれば、額縁領域O−Sに設けられる周辺回路や配線18などによる凹凸が溝12と交差して、有機保護膜材料が溝12に沿って広がる際の妨げとなるのを防止することができる。これにより、溝形成領域P−Rの下にも周辺回路や配線18を設けることができ、より狭額縁とすることが可能となる。
(製造方法)
続いて、第1の実施形態にかかる表示装置の製造方法の例を、図1を参照して説明する。
画素回路2や周辺回路は薄膜トランジスタ(TFT)を含んでおり、公知の方法にてガラス等の無機材料からなる絶縁性の支持基板1の上に形成することができる。画素回路2等を形成した基板面の全面に、公知の真空成膜法にて無機絶縁膜3を形成した後、大気中で感光性樹脂をスピンコーターで塗布し、加熱硬化して第1有機絶縁膜4を形成する。その後、フォトリソグラフィを用いて表示領域Aの周囲の第1有機絶縁膜4を除去すると同時に、画素電極5と画素回路2とを接続するコンタクトホールを形成しておく。
画素電極5の形成には、スパッタリング法などの公知の真空成膜法を用いることができる。真空成膜法で導電材料を全面に形成した後、フォトリソグラフィにて画素毎にパターニングする。このとき、画素電極5は、第1有機絶縁膜4に形成したコンタクトホールを介して画素回路2に接続される。画素電極5までが形成された支持基板を、以下単に基板と称する場合がある。
続いて、第1有機絶縁膜4と同様にして、画素電極5が形成された基板面の全面に第2有機絶縁膜材料を塗布し、フォトリソグラフィにてパターニングする。表示領域Aでは、画素電極4の端部を覆い、画素電極4の中央部は開口するように第2有機絶縁膜6をパターニングする。額縁領域O−Sでは、第2有機絶縁膜をパターニングしてPからRまで伸びる溝12を有する溝形成領域P−Rと、その外周に第2有機絶縁膜材料を除去して溝12を設けない領域R−Sとを形成する。溝形成領域P−Rおよび溝を設けない領域R−Sは、表示領域Aの四方を囲むように形成するのが望ましい。表示領域の端部Oから、溝の端部、すなわち有機保護膜端部となる位置Rまでの距離を、(2)式の(i)の場合はb、(ii)の場合は2mに設定すると、額縁領域O−Sを最小にすることが出来る。しかし、実際には数十〜数百μm程度を加算して、プロセスマージンを設けておく事が望ましい。第2有機絶縁膜6を、第1有機絶縁膜4の少なくとも端部を覆うように形成しておくと、その後のエッチング工程で第1有機絶縁膜4が剥離、或いは腐食するのを防止することができる。第2有機絶縁膜6のパターニング後は、基板を十分にアニールして第1有機絶縁膜4や第2有機絶縁膜6に含まれる水分を除去し、後に形成される有機化合物材料が劣化するのを防ぐ。
有機化合物層7は、公知の材料を用いて、蒸着法、レーザー転写法、塗布法等公知の方法で形成することができる。蒸着法で形成する場合は、第2有機絶縁膜6の開口に対応した開口を有するマスクを用いる。少なくとも、有機化合物層7を形成した後、無機保護膜11で封止されるまでの間は、露点管理した雰囲気中で工程を行い、工程中に水分が有機化合物層7へ浸入するのを防止する。
続いて、有機保護膜材料を塗布する際、端部を溝形成領域P−R間の位置Qに設定して形成する。図1では、溝形成領域P−Rのちょうど中心に位置Qが設定されており、位置QはP、Rのどちらからもウェットプロセスの誤差m以上離れることになる。もし有機保護膜材料の塗布時に、端部が位置Qから表示領域側もしくはその反対側にmだけずれたとしても、有機保護膜材料の端部は溝の上に形成され、有機保護膜材料は溝を伝って位置Rまで広がる。その結果、ウェットプロセスの位置精度によらず、有機保護膜の端部を確実に位置Rにすることができる。位置Qは必ずしも溝形成領域P−Rの中心に設定する必要はなく、ウェットプロセスの誤差mによって有機保護膜材料の端部の形成位置がずれても、溝の上に配置されるように位置Qを設定すれば良い。有機保護膜の端部位置Rと表示領域の端部位置Oとの距離を傾斜部Bよりも広く設定しておけば、傾斜部Bが表示領域Aに掛かることはなく、画像が劣化するのを防止できる。塗布した有機保護膜材料は、加熱、もしくはUV照射により硬化され、有機保護膜10となる。ウェットプロセスに適する有機保護膜材料の粘度は50〜25000cpであるが、毛細管現象でぬれ広がるためには、1〜2500cpであるのが好ましい。本実施例では、塗布時に2500〜25000cpの粘度の材料であっても、熱硬化型樹脂などの加熱により一旦粘度が低下する材料で、加熱した状態での粘度が1〜2500cpであれば好適に用いることができる。有機保護膜材料を塗布する方法としては、印刷法、ディスペンサ法などいずれも適用することが可能である。
最後に、無機保護膜11を形成する。無機保護膜11は、有機保護膜10を覆うと共に、溝の設けられていない領域R−Sにも連続して形成される。無機保護膜11の形成には、プラズマCVD法、スパッタリング法等の公知の真空成膜法を用いることができる。
第2の実施形態、および第3の実施形態に係る表示装置も、第1の実施形態の表示装置と同様にして製造することができる。第2の実施形態の場合は、土留め13を追加するパターニングを行なえばよく、第3の実施形態の場合は、第1有機絶縁膜をパターニングする際、位置Rより外側を除去するパターンに変更するだけでよい。
第1の実施形態と同様の構成を有する表示装置の製造工程を図4(a)〜(c)に示し、図を参照しながら説明する。本実施例の場合、傾斜部の幅は約1mmと見積もられる。
まず、図4(a)の封止前の基板構成の製造工程を簡単に説明する。縦100mm、横100mm、厚さ0.5mmのガラス基板上に、p−SiからなるTFTを備える回路を形成した。表示部Aには複数の画素回路2を形成し、額縁領域には画素回路2を駆動するための周辺回路(不図示)を形成した。
次に、回路が設けられた支持基板の上に、CVD法を用いてSiNからなる無機絶縁膜3を700nm形成した。続いて、フォトレジストタイプの紫外線硬化性アクリル樹脂をスピンコーターを用いて塗布し、コンタクトホールと額縁領域との第1有機絶縁膜4を除去するパターンを有するフォトマスクを載せて、1800mWの照度で露光した。現像液で不要な部分の第1有機絶縁膜4を除去し、200℃でポストベークして、膜厚2μmの第1有機絶縁膜4を形成した。その結果、第1有機絶縁膜4は、表示領域Aと周辺回路もしくは配線14が形成された領域O−Pとに形成された。このとき、表示領域の端部Oから第1有機絶縁膜の端部Pまでの距離は600μmであった。
次に、画素電極5として膜厚100nmのAlと、膜厚50nmの酸化インジウムと酸化亜鉛との混合物からなる膜との積層膜を、スパッタリング法により形成した。電極用の積層膜を基板の全面に形成した後、フォトリソグラフィにて画素パターンに応じてパターニングし、画素電極5とした。画素電極5は第1有機絶縁膜4に形成されたコンタクトホールを通じて画素回路2に電気的に接続された。
続いて、第1有機絶縁膜4および画素電極5の上に、スピンコーターで第2有機絶縁膜材料のポリイミド樹脂を厚さ1.6μmに塗布した。その後、フォトリソグラフィにて、表示領域Aには画素電極5に応じて開口を設け、額縁領域O−Sには溝を有する溝形成領域P−Rと、ポリイミド樹脂を除去して溝を設けない領域R−Sを設けた。溝の幅および間隔はいずれも10umとした。また、有機保護膜10の形成プロセスの誤差が±200μmと見積もられたため、プロセスマージン100μmを加えて溝形成領域P−Rの幅を500umとした。有機保護膜の角部となる領域は、図4に示すパターンの溝を設けた。溝を設けない領域R−Sの幅は300μmとした。
第2有機絶縁膜材料がパターニングされた基板を、圧力10−2Pa、150℃雰囲気下で10分加熱し、硬化および脱水して第2有機絶縁膜6とした後、表示領域Aの画素電極5の上に有機化合物層7を形成した。有機化合物層7は、公知の有機材料からなるホール輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層を、順次抵抗加熱蒸着法を用いて形成した。続いて有機化合物層7の上に、酸化インジウムと酸化亜鉛との混合物からなる導電層をスパッタリング法により50nmの膜厚で形成し、上部電極8とした。
次に、露点温度60℃の窒素雰囲気下で、有機保護膜材料として、粘度2500cpの熱硬化性のエポキシ樹脂をスクリーン印刷法にて塗布した。有機保護膜材料の塗布に用いるスクリーン印刷版は、乳剤15に設けられた開口16のエッヂ17が、図4(a)に示すように溝形成領域P−Rの中心位置Qに合うように設計してある。エポキシ樹脂を印刷した直後の端部は、図4(b)に示すように溝形成領域P−R内の不確定位置に配置された。続いて、エポキシ樹脂を真空環境下で100℃の温度で30分間加熱して硬化させ、膜厚15μmの有機保護膜10とした。硬化後の有機保護膜10の端部は、図4(c)に示すように、溝の端部である所定位置Rまで広がっている事が確認できた。これは、エポキシ樹脂を硬化するための加熱工程において、硬化前にエポキシ樹脂の粘度が一旦低下し、溝に沿って広がったためである。
続いて、窒化珪素からなる無機保護膜11を、SiH4ガス、N2ガス、H2ガスを用いたプラズマCVD法で成膜した。保護膜の膜厚は1μmとし、有機発光素子が形成されている表示領域Aおよび額縁領域O−Sの全体を覆うように形成した。
上記工程にて作製した表示装置の有機保護膜の端部位置は、所定位置位Rに形成できた。これにより、従来の方法では1400μm以上必要だった表示装置の額縁幅を1100μmまで低減することができた。また、有機保護膜の傾斜部が表示領域Aにかかることがなく、画像が劣化することもなかった。
実施例1の溝を画素電極5と同じ部材で形成し、溝形成領域の外周に第2有機絶縁膜6と同じ部材で土留めを設けた点、および有機保護膜をディスペンサ法で形成した点を除いて、実施例1と同様にして表示装置を作製した。以下、実施例1と同様の工程については、説明を省略する。
実施例1と同様にして、画素電極5として膜厚100nmのAlと、膜厚50nmの酸化インジウムと酸化亜鉛との混合物からなる膜とを、基板の全面にスパッタリング法により形成した。続いて、酸化インジウムと酸化亜鉛との混合物からなる膜を、表示領域Aは実施例1と同様にパターニングすると同時に、額縁領域では、幅10μm、間隔10μmの複数の短冊状にパターニングし、溝12を形成した。画素電極5の平面パターンを、図5(a)に示す。その後、実施例1と同様にして第2有機絶縁膜材料としてポリイミド樹脂を厚さ1.6μmに塗布した。その後、フォトリソグラフィにて、表示領域Aには画素電極5に応じて開口を設け、額縁領域には土留め13を形成した。第2有機絶縁膜6の平面パターンを図5(b)に示す。土留めの幅は10μmとし、溝12の端部とは10μmの距離をおいて配置した。
次に、露点温度−60℃の窒素雰囲気下で、粘度1000Pa・sの熱硬化性のエポキシ樹脂を精密描画が可能なディスペンサー(武蔵エンジニアリング社製SHOT MINI SL)を用いて塗布した。エポキシ樹脂の端部を形成する際は、ディスペンサー吐出口が溝形成領域の中心の位置Qをなぞるようにして塗布した。塗布直後から、エポキシ樹脂は溝12を伝って広がり、溝12の端に到達すると、土留め13に沿って広がった。塗布後のエポキシ樹脂を、真空環境下で100℃の温度で30分間加熱して硬化させ、膜厚30μmの有機保護膜10が形成された。その後は実施例1と同様にして表示装置を作製した。
上記工程より、有機保護膜10を土留め13まで確実に形成することができた。これにより、従来の方法では1400μm以上必要だった表示装置の額縁幅を1120μmまで低減することができ、有機保護膜の傾斜部が表示領域Aにかかることがなく、画像が劣化することもなかった。
第1有機絶縁膜の形成パターンを変更した点を除いて、実施例1と同様にして表示装置を形成した。第1有機絶縁膜と第2有機絶縁膜の位置関係は、図3に示した通りである。本実施例では、第2有機絶縁膜で形成する溝の底部が、第1有機絶縁膜によって平坦化されるため、実施例1の周辺回路と溝とを重ねて設けることが可能となった。
上記工程にて作製した表示装置の有機保護膜の端部位置は、所定位置位Rに形成することができ、従来の方法では1400μm以上必要だった表示装置の額縁幅を有機保護膜の傾斜部と同じ1000μmまで低減することができた。また、有機保護膜の傾斜部が表示領域Aにかかることがなく、画像が劣化することもなかった。
以上、表示素子として有機発光素子を用いた表示装置について説明してきたが、本発明は表示素子に関係なく、有機保護膜を有する封止構造の表示装置に適用することができる。
1 基板
8 発光素子
9 有機保護膜
10 無機保護膜
A 表示領域

Claims (6)

  1. 複数の発光素子が配置された表示領域を有する基板と、
    前記表示領域の基板を覆う有機保護膜と、
    前記有機保護膜を覆う無機保護膜と、
    を備える表示装置であって、
    前記基板は、土留めによって囲まれており、前記基板の面に沿ってかつ前記表示領域を囲む辺と交差する方向に延びる幅5μm以上100μm以下の溝が複数設けられ、前記有機保護膜が前記表示領域から延在して前記土留めまで設けられている領域と、
    前記土留めの外周に、前記無機保護膜が前記表示領域から延在して設けられている領域と、
    をさらに有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示領域と前記土留めとの距離は、前記有機保護膜の端部の傾斜部の幅以上であって、前記有機保護膜の端部の傾斜部が表示領域にかからないことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記溝の端部と土留めとの間隔が、5μm〜50μmであることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記土留めの外周の最表面は、無機材料で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 回路を備える基板の上に第1有機絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1有機絶縁膜の上に複数の第1電極を形成する工程と、
    前記複数の第1電極のそれぞれに応じた複数の開口を有する第2有機絶縁膜を形成する工程と、
    前記複数の開口を覆う有機化合物膜を形成する工程と、
    前記有機化合物膜の上に第2電極を形成する工程と、
    前記第2電極の上に有機保護膜を形成する工程と、
    前記有機保護膜を覆う無機保護膜を形成する工程と、
    を有する表示装置の製造方法であって、
    前記第1有機絶縁膜を形成する工程、前記第1電極を形成する工程、第2有機絶縁膜を形成する工程のいずれかの工程が、
    前記基板の面に沿って、前記複数の開口の最外周の開口と交差する方向に、所定位置まで複数の溝を設ける工程と前記複数の溝の外周に土留めを形成する工程とを含んでおり、
    前記有機保護膜を形成する工程は、有機保護膜材料を塗布して形成する工程であって、前記有機保護膜材料の塗布端部が、前記複数の溝の一部にかかるように配置する工程と、前記有機保護膜材料を前記土留めの位置まで広げる工程と、
    を有していることを特徴とする表示装置の製造方法。
  6. 前記複数の溝を設ける工程は、フォトリソグラフィによって設けられることを特徴とする請求項5に記載の表示装置の製造方法。
JP2009282284A 2009-12-11 2009-12-11 表示装置 Expired - Fee Related JP5409315B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009282284A JP5409315B2 (ja) 2009-12-11 2009-12-11 表示装置
CN201010540145.2A CN102097451B (zh) 2009-12-11 2010-11-11 显示装置及其制造方法
US12/945,626 US8552643B2 (en) 2009-12-11 2010-11-12 Display apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009282284A JP5409315B2 (ja) 2009-12-11 2009-12-11 表示装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011124160A JP2011124160A (ja) 2011-06-23
JP2011124160A5 JP2011124160A5 (ja) 2013-01-31
JP5409315B2 true JP5409315B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=44130436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009282284A Expired - Fee Related JP5409315B2 (ja) 2009-12-11 2009-12-11 表示装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8552643B2 (ja)
JP (1) JP5409315B2 (ja)
CN (1) CN102097451B (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101979369B1 (ko) * 2011-08-02 2019-05-17 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치
KR102103421B1 (ko) 2013-02-07 2020-04-23 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
KR102117612B1 (ko) 2013-08-28 2020-06-02 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 이의 제조 방법
KR20150025994A (ko) * 2013-08-30 2015-03-11 엘지디스플레이 주식회사 Oled 표시 장치 및 그의 제조 방법
KR102089335B1 (ko) * 2013-11-25 2020-03-16 엘지디스플레이 주식회사 표시장치와 이의 제조방법
KR102235703B1 (ko) * 2014-02-12 2021-04-05 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치 및 표시 장치의 제조 방법
CN104576972A (zh) * 2014-12-02 2015-04-29 深圳市华星光电技术有限公司 Oled封装方法及oled封装结构
KR102439308B1 (ko) * 2015-10-06 2022-09-02 삼성디스플레이 주식회사 표시장치
JP6723742B2 (ja) * 2015-12-28 2020-07-15 株式会社デンソーテン 電子装置および電子装置の製造方法
KR102465377B1 (ko) 2016-02-12 2022-11-10 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치 및 이의 제조 방법
JP2017147165A (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置
KR102553910B1 (ko) * 2016-08-31 2023-07-07 엘지디스플레이 주식회사 표시장치와 그의 검사방법
JP2019012099A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置及びその製造方法
JP2019029303A (ja) * 2017-08-03 2019-02-21 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置および表示装置の製造方法
CN110379933B (zh) * 2019-05-30 2021-12-10 京东方科技集团股份有限公司 显示基板及显示基板的制备工艺
CN110993817B (zh) * 2019-11-26 2020-12-25 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 Oled显示面板
KR102198966B1 (ko) * 2020-04-16 2021-01-07 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
KR102218650B1 (ko) * 2020-05-26 2021-02-23 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 이의 제조 방법
KR20210003072A (ko) * 2020-12-29 2021-01-11 삼성디스플레이 주식회사 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
CN114094033A (zh) * 2021-09-07 2022-02-25 信利(惠州)智能显示有限公司 Oled封装方法和oled封装结构

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6683376B2 (en) * 1997-09-01 2004-01-27 Fanuc Ltd. Direct bonding of small parts and module of combined small parts without an intermediate layer inbetween
JP2001222017A (ja) * 1999-05-24 2001-08-17 Fujitsu Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
US6833668B1 (en) * 1999-09-29 2004-12-21 Sanyo Electric Co., Ltd. Electroluminescence display device having a desiccant
US7019718B2 (en) * 2000-07-25 2006-03-28 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
JP3951599B2 (ja) * 2000-12-22 2007-08-01 セイコーエプソン株式会社 カラーフィルタ基板、カラーフィルタ基板の製造方法及び液晶装置
KR100466627B1 (ko) * 2001-02-27 2005-01-15 삼성에스디아이 주식회사 멀티 디스플레이장치
US6933537B2 (en) * 2001-09-28 2005-08-23 Osram Opto Semiconductors Gmbh Sealing for OLED devices
JP4019690B2 (ja) * 2001-11-02 2007-12-12 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置及びその製造方法並びに電子機器
US7109653B2 (en) * 2002-01-15 2006-09-19 Seiko Epson Corporation Sealing structure with barrier membrane for electronic element, display device, electronic apparatus, and fabrication method for electronic element
JP4197233B2 (ja) * 2002-03-20 2008-12-17 株式会社日立製作所 表示装置
US7109654B2 (en) * 2003-03-14 2006-09-19 Samsung Sdi Co., Ltd. Electroluminescence device
SG142140A1 (en) * 2003-06-27 2008-05-28 Semiconductor Energy Lab Display device and method of manufacturing thereof
JP4479381B2 (ja) 2003-09-24 2010-06-09 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、及び電子機器
KR100635049B1 (ko) * 2003-11-29 2006-10-17 삼성에스디아이 주식회사 유기 전계 발광 표시 장치
US7538488B2 (en) * 2004-02-14 2009-05-26 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Flat panel display
ATE541327T1 (de) * 2004-10-21 2012-01-15 Lg Display Co Ltd Organische elektrolumineszente vorrichtung und herstellungsverfahren
JP4329740B2 (ja) * 2004-10-22 2009-09-09 セイコーエプソン株式会社 有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法、及び有機エレクトロルミネッセンス装置
CN101572253B (zh) * 2005-01-10 2011-10-26 清华大学 湿敏电子器件的封装外壳、基底及其密封结构
US7781965B2 (en) * 2005-11-28 2010-08-24 Lg Display Co., Ltd. Glass encapsulation cap, organic electroluminescent device having the same, mother glass substrate for producing multiple glass encapsulation caps, and manufacturing method thereof
KR100683407B1 (ko) * 2006-03-13 2007-02-22 삼성전자주식회사 표시장치와 이의 제조방법
JP5007598B2 (ja) * 2007-04-12 2012-08-22 ソニー株式会社 表示装置およびその製造方法
JP4458379B2 (ja) * 2007-12-14 2010-04-28 キヤノン株式会社 有機el表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20110141717A1 (en) 2011-06-16
JP2011124160A (ja) 2011-06-23
CN102097451A (zh) 2011-06-15
US8552643B2 (en) 2013-10-08
CN102097451B (zh) 2013-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5409315B2 (ja) 表示装置
JP5424738B2 (ja) 表示装置
JP4458379B2 (ja) 有機el表示装置
US10211416B2 (en) Flexible display panel, fabrication method, and flexible display apparatus
US10707429B2 (en) Flexible display panel and flexible display apparatus
JP5007598B2 (ja) 表示装置およびその製造方法
US7936122B2 (en) Organic EL display apparatus
JP5361394B2 (ja) 有機el装置及びその製造方法
KR20150043148A (ko) 표시장치
JP2008177169A (ja) 有機エレクトロルミネセンスディスプレイデバイス及びその製造方法
JP2014170686A (ja) 表示素子の製造方法、表示素子及び表示装置
WO2019127203A1 (zh) 显示屏及其制作方法,以及显示设备
WO2019085080A1 (zh) 双面oled显示面板及其制造方法
JP2012134173A (ja) 表示装置およびその製造方法
JP2009283242A (ja) 有機el表示装置
JP2012038574A (ja) 表示装置の製造方法
CN113261105A (zh) 柔性显示面板及其制造方法
CN111883695A (zh) 一种显示面板的制作方法、显示面板及显示装置
JP4263474B2 (ja) 表示装置用素子基板の製造方法及び転写体
WO2023119374A1 (ja) 表示装置
KR100853539B1 (ko) 유기전계발광표시장치
KR101337188B1 (ko) 유기발광다이오드 표시장치의 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121211

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131105

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5409315

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees