JP5409204B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置とその制御方法に関し、特にオートフォーカス(AF)制御に最適な制御用設定値の変更機能に関する。
ユーザが設定可能なAF制御に関する設定値は数多く存在する。それらの設定値については、ユーザがファインダを覗きながらリアルタイムで変更する事が可能である。このような機能に関する技術としては、例えば特許文献1に開示されているが、該機能はそれ以外にも広く製品に実装されている。
特開2001−147365号公報
ところで実際の撮影において被写体が静物でない場合、被写体の状況は時々刻々と変化するので、その動きや被写体同士の位置関係、撮影の構図変更に合わせて、AF制御に関する様々な諸設定が必要である。その際、AF制御結果を継続的に有効利用しながらも、即座に一括して設定を切り替えることを要するが、従来技術においてはその点が考慮されていないという問題がある。多くのシーンにおいてユーザの意図するAF制御設定にならず、その都度ユーザが、リアルタイムで各項目の設定を1つずつ個別に変更する必要がある。あるいは、ユーザは一旦撮影を中断し、それぞれの設定状態を変更した上で撮影を再開させる、といった煩わしさを感じる場合もある。
そこで、本発明は、撮影中にユーザが望むタイミングで、被写体の状況に合わせたAF制御の設定切替が可能な撮像装置及びその制御方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る撮像装置は、複数の焦点状態検出点を有し被写体に対する撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段備え、前記複数の焦点状態検出点のうち選択された焦点状態検出点による1の焦点状態の検出結果に基づいてオートフォーカス制御を行って被写体を撮影する撮像装置であって、オートフォーカス制御又は撮影動作の開始指示に係る操作部材とは別個に設けられ、かつオートフォーカス制御用の複数の設定値の変更を操作者による一つの操作指示で指示可能な操作部材と、オートフォーカス制御において、操作者が任意に設定した1の焦点状態検出点に基づいてオートフォーカス制御を行う第1のモードと、それぞれが1又は複数の焦点状態検出点を含む複数のゾーンの中から1のゾーンが選択されるとともに当該選択されたゾーンの中から選択された1の焦状態検出点に基づいてオートフォーカス制御を行う第2のモードとを有する制御手段であって、前記第1のモードにおいてオートフォーカス制御を行っている際に、前記設定値の変更を指示する操作部材が操作されたと判定した場合、前記第1のモードから前記第2のモードへ移行するよう制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1のモードから前記第2のモードへの移行の際に、前記選択される1の焦点状態検出点が包含関係になるように前記複数のゾーンから1のゾーンを選択する
本発明によれば、例えば被写体の動きや被写体同士の位置関係、及び撮影の構図変更に合わせて、AF制御に関する諸設定を、これまでのAF制御結果を継続利用しながら、即座に一括して切り替えることができる。
図2乃至9とともに本発明の実施形態を説明するために、AF制御用設定値の変更処理例を示すフローチャートである。 デジタル一眼レフカメラへの適用例を示すブロック図である。 AF制御用設定値群の構成処理例を示すフローチャートである。 AF制御用の各設定値の登録処理例を示すフローチャートである。 AF制御用設定値の切替処理例を示すフローチャートである。 焦点状態検出範囲の設定値の切替処理例を示すフローチャートである。 AF制御用設定値群の構成処理に係る表示画面例を示す図である。 AF制御用の各設定値の登録処理に係る表示画面例を示す図である。 焦点状態検出点及び焦点状態検出範囲の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。本実施形態では、オートフォーカス制御(以下、AF制御と略記する)に関する1つ以上の設定値をまとめて登録しておき、それらを独立した釦操作によってユーザが任意のタイミングで一括して変更する機能を提供する。図1に示すAF制御用設定値の変更処理を説明する前に、本発明の一実施形態に係る撮像装置の構成例を説明する。
図2は本発明に係る撮像装置を電子スチルカメラに適用した例を示すブロック図である。撮影レンズ1と、絞り機能を具備するシャッタ2は撮像光学系を構成する。撮像素子3はCCD(電荷結合素子)等を用いた固体撮像素子とされ、光学像を電気信号に変換する。
撮像信号処理部を構成するプロセス回路4は、ガンマ補正等の公知のカメラ信号処理を行い、処理後の信号をA/D変換器5に送出する。プロセス回路4のアナログ出力信号はA/D変換器5にてデジタル信号に変換された後、画像圧縮回路6が適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮する。その後段の切換スイッチ7は、画像圧縮回路6にて圧縮を施した画像データと、画像圧縮回路6を迂回した非圧縮の画像データとの伝送を切り換えて、バッファメモリ13に送出する。
音声信号処理部は、外部音声入力用のマイク8から出力される音声信号のノイズを低減するノイズ低減回路9と、該回路のアナログ出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器10を備える。音声圧縮回路11は、A/D変換後のデータを適応差分PCM(DPCM)等により圧縮する。切換スイッチ12は、音声圧縮回路11により圧縮を施した音声データと、音声圧縮回路11を迂回した非圧縮の音声データとの伝送を切り換えて、バッファメモリ13に送出する。
バッファメモリ13は画像データや音声データを一時的に記憶し、メモリ制御回路14の制御指示に従って、記憶済みデータを所望の速度で読み出す。メモリ制御回路14はA/D変換器5及び10、画像圧縮回路6、音声圧縮回路11、切換スイッチ7及び12、並びにバッファメモリ13を制御する。画像データの圧縮時には画像圧縮回路6による圧縮画像データがメモリ制御回路14の制御下でバッファメモリ13に書き込まれ、また非圧縮時にはA/D変換器5から出力される画像データが、メモリ制御回路14の制御下でバッファメモリ13に書き込まれる。音声データの圧縮時には音声圧縮回路11による圧縮音声データがメモリ制御回路14の制御下でバッファメモリ13に書き込まれ、非圧縮時にはA/D変換器10から出力される音声データがメモリ制御回路14の制御下でバッファメモリ13に書き込まれる。
インタフェース(I/F)部15はメモリカード16、ハードディスク17や外部機器との間で通信を行う。コネクタ18は、メモリカード16又はハードディスク17とカメラ本体との間の電気的接続を行う、カメラ本体側のコネクタである。メモリカード16の記録領域には、管理データ領域19及び情報データ領域20があり、これらの領域の記憶情報についてはメモリカード16側のインタフェース部21及びコネクタ22を介して外部から読み書きが行われる。また、ライトプロテクト(書き込み禁止)23の情報も、インタフェース部21及びコネクタ22を介して外部に読み出し可能である。なおインタフェース部21は、CPU、MPU等の演算処理及び制御回路、ROM、EEPROM等の不揮発性メモリ、並びにRAM等により構成され、所定のプログラムに基づいてメモリカード16を制御する。
一方、ハードディスク17の記憶領域には、管理データ領域24及び情報データ領域25があり、これらに記憶された情報はインタフェース部26及びコネクタ27を介して外部から読み書きが行われる。インタフェース部26は、CPU、MPU等の演算処理及び制御回路、ROM、EEPROM等の不揮発性メモリ、並びにRAM等により構成され、所定のプログラムに基づいてハードディスク17を制御する。
撮像光学系の駆動回路部は、シャッタ2を駆動するシャッタ駆動回路28と、撮影レンズ1内の焦点調節用可動レンズ(フォーカシングレンズ)を駆動するレンズ駆動回路29を備え、これらの駆動回路は後述のシステム制御部39から制御指令を受ける。測距回路30は被写体に対する撮影レンズ1の焦点状態を検出し、AF制御のための焦点検出手段を構成する。測光回路31は被写体の明るさを測定する。測定した距離や明るさの情報は後述のシステム制御部39に送出される。フラッシュ32は、後述のシステム制御部39から制御指令を受けて発光制御される。温度検出回路33は記録媒体の温度、凍結や露結の有無を検出し、検出結果を後述のシステム制御部39に送出する。
電源制御回路34は電源の状態検出及び制御を行う。電源部35は、電池、DC−DCコンバータ、通電対象とする回路ブロックを切り換えるスイッチ等で構成されており、電源制御回路34によって制御される。また、電源制御回路34は電池装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、その検出結果及び後述のシステム制御部39の指示に基づいて電源部35を制御する。
表示装置36は後述のシステム制御部39からの指示に従い、カメラの各種情報、撮影画像、メニュー項目等を表示する。メモリ37は、後述するシステム制御部39の撮影動作用定数、変数等を記憶する制御用メモリである。またメモリ37は焦点検出結果の保持や、AF制御用設定値の記憶に用いられる。
スイッチ群38について説明すると、各スイッチは後述のシステム制御部39への各種操作指示を入力するために設けられている。スイッチ群38には例えば、電源スイッチ40、シャッタスイッチ(41乃至43)がある。レリーズボタン41は撮影時にユーザが使用する。測距測光スイッチ42はレリーズボタン41の第1ストロークで閉成され、測距回路30及び測光回路31による焦点状態の検出及び測光を指示する。また記録スイッチ43は、レリーズボタン41の第2ストロークで閉成され、撮影画像をメモリカード16又はハードディスク17に記録するように指示する。
撮影者はモードスイッチ44を使って、1枚又は1組の撮影を行うシングル(S)モード、連続して複数枚又は複数組の撮影を行う連続(C)モード、及びセルフタイマ撮影モードを選択する。画像モードスイッチ45は、画像の記録枚数、フレーム記録/フィールド記録の区別、アスペクト比、画素構成、圧縮方式、圧縮率等の画像記録方式を選択するためのスイッチである。なお図中では1つのスイッチとして描かれているが、複数のスイッチで構成されている。消去モードスイッチ46は消去モードの選択に使用され、撮影者は消去スイッチ47を使って消去の実行をカメラに指示する。音声記録スイッチ48は、音声記録のオン/オフを指定する音声記録用のスイッチであり、音声記録実行スイッチ49は音声の記録実行を指示するスイッチである。
AF制御変更スイッチ52は、AF制御の変更に用いる。つまり、このスイッチはAF制御用の設定値の変更を指示する操作部材の操作によって閉成され、操作信号がシステム制御部39に送出される。なおこの操作部材は、AF制御又は撮影動作の開始指示に係る操作部材(レリーズボタン41)とは別個に設けられ、独立に操作可能である。
システム制御部39は、スイッチ群38による操作指示、カメラ本体に装着されている記録媒体の種類及び該記録媒体の状態(残り記憶容量等)に関する検出結果、上記したカメラ本体の検出装置に応じて撮像装置全体を制御する。例えばシステム制御部39は、測距回路30の測定結果に従いレンズ駆動回路29を制御し、撮影レンズ1内のフォーカシングレンズを駆動して撮影レンズ1を合焦状態に制御する。更に、システム制御部39は測光回路31の測光結果に基づいて、最適露光量が得られるようにシャッタ駆動回路28を制御し、シャッタ2の開放時間を決定する等の制御を行う。
コネクタ50はカメラ本体と外部機器とを接続する。姿勢検出回路51はカメラ本体の姿勢検出を行う回路である。
次に、上記構成をもつカメラの動作制御について、図2、図3、図7を参照しながら詳細に説明する。図3はAF制御用の設定値群の構成処理について説明するフローチャートである。本処理は具体的には、後述するAF制御切替を行う対象となる設定項目を、任意に追加し、変更し、又は削除することで、専用の設定値群を構成する機能である。なお、システム制御部39が解釈して実行するプログラムに従って、以下の処理が実現される。
図3のS01_01にて、システム制御部39は表示装置36を制御し、AF制御に関する設定項目の一覧表示を行う。図7は画面イメージの一例を示す。本例では、焦点調節の制御態様に係るAFモードや、焦点状態検出範囲の変更、サーボAF(焦点の位置を固定せずに、周期的に焦点検出を繰り返して常に焦点を被写体の動きに合わせ続けるAFモード)に係る設定項目等がメニュー画面に一覧表示される。この一覧の中からユーザ操作で追加や削除を行う事により、AF制御用設定値群が構成される。なお本実施形態では、AF制御用設定値群を1つのみとしているが、これに限らず、複数の設定値群を構成してもよい。
システム制御部39は、現在選択されている項目の追加、削除、又は選択項目の変更について判定する(S01_03乃至05参照)。つまり、S01_03にて項目の追加の如何をシステム制御部39が判定し、項目の追加と判定した場合、S01_06に進み、項目を追加しない場合にはS01_04に進む。
S01_06では、対象となる項目が既に追加されている項目であるか否かを、システム制御部39が判定する。その結果、該項目が既に追加済みであると判定された場合、S01_04に進む。また、該項目が未だ追加されていないと判定された場合、S01_09に進む。ここで、AF制御用設定値の変更対象項目への追加が行われた後、S01_01に戻って、再度AF制御に関する設定項目の一覧表示が行われる。追加された項目については、例えば図7に示すように、明示的に当該項目が追加された状態であることを示す表示も行われる。
S01_04では、項目の削除についてシステム制御部39が判定する。その結果、削除の場合、S01_07に進み、対象となる項目が既に追加されている項目であるか否かを、システム制御部39が判定する。その結果、該項目が既に追加済みであると判定された場合、S01_010に進み、該項目がAF制御用設定値の変更対象項目から削除される。そしてS01_01に戻って、再度AF制御に関する設定項目の一覧表示が行われる。また、該項目が未だ追加されていないと判定された場合、S01_05に進む。ここで、選択項目の変更操作についてシステム制御部39が判定し、選択項目の変更が判定された場合、S01_02に進む。つまり選択項目の変更操作時には、システム制御部39が選択項目を変更した後、S01_01に戻り、再度AF制御に関する設定項目の一覧表示が行われる。選択項目の変更操作が行われない場合、S01_08に進んでシステム制御部39が終了判定を行い、終了と判定した場合、上記した一連の処理が終了する。また、未終了の場合、S01_01に戻り、再度AF制御に関する設定項目の一覧表示が行われる。
次に図4のフローチャートを用いて、AF制御用の各設定値の登録処理について説明する。図4に示す処理は、図3に示す処理で追加しておいた設定値群に属する各変更対象項目について、どの設定値に切り替えるかを具体的に決めて登録しておく処理である。図8は、図3の処理によって構成されたAF制御用設定値群に属する各変更対象項目を4項目とした場合の画面イメージを一例として示している。本例では(A)図の変更対象項目が「焦点状態検出範囲変更」であり、(B)図の変更対象項目が「サーボAF時の被写体追従敏感度」である。焦点状態検出範囲の変更については後で詳述する。被写体追従敏感度については、標準を含めた5つの選択肢が表示される。そして(C)図の変更対象項目が「サーボAF1コマ目/2コマ目以降動作」であり、ピント優先、レリーズ優先などを含む4つの選択肢が表示される。(D)図の変更対象項目が「サーボAF時の焦点状態検出点選択特性」であり、2つの選択肢として、中心優先と連続性優先が表示される。
まず、システム制御部39は表示装置36を制御して、AF制御用設定値群に属するAF制御用設定値の変更対象項目を表示させる(S02_01)。次にその各項目の設定値が表示される(S02_02)。設定値については、図8に示すように、現時点でユーザが登録予定(選択中)の項目(図中の黒丸印」参照)と、ユーザが既に元の設定値として選んでいる項目(図中の二重丸印参照)とが区別して表示される。これにより、ユーザは設定の切替時において、設定値がどのように変わるのかを考えながら設定できる。なお、これに合わせて、既に登録済みの項目があればそれを重ねて表示してもよい。
次のS02_03にてシステム制御部39は設定登録の確定について判定する。確定と判定された場合、S02_06に進むが、未確定と判定された場合、S02_05に進む。
S02_06にてシステム制御部39は再度この設定でよいどうかをユーザに確認する。ユーザから設定の確認がとれた場合、S02_10に進むが、そうでない場合にはS02_07に進む。
S02_10では対象項目に関するAF制御用設定値が登録され、メモリ37に保存される。そしてシステム制御部39は次の対象項目が未だあるか否かを判定する(S02_11)。その結果、対象項目が未だ存在すると判定された場合、S02_12に進み、システム制御部39はAF制御用設定値の変更対象項目を1つ進める。そしてS02_01に戻って、再度AF制御用設定値の変更対象項目が表示される。つまり、AF制御用設定値群に属する分だけ順序的に登録動作を行う必要があり、全ての登録が完了すると、S02_11にて対象項目がないと判定され、上記一連の処理が終了する。
上記S02_03にて未確定と判定された場合、S02_05に進み、システム制御部39は選択項目の設定値変更の如何を判定する。その結果、選択項目の設定値変更と判定された場合、S02_04に進むが、そうでない場合、S02_02に戻る。S02_04にてシステム制御部39は選択項目の設定値を変更した後、S02_02に戻る。一方、ユーザが選択項目の設定値を変更しない場合、選択項目は変更されずに、S02_02に戻って、再度AF制御用設定値が表示される。
前記S02_03での確定後、S02_06にてユーザの確認がとれない場合、S02_07に進み、ここでシステム制御部39はキャンセルの如何を判定する。ユーザが設定を取り消したい場合、これまでの変更対象項目の設定操作を遡ってやり直すことができる。但し、システム制御部39はまず現在の項目が最初の項目であるか否かを判定する必要がある(S02_09)。その結果、現在の項目が最初の項目であると判定された場合、これ以上の項目を戻しようがないので、これにて上記一連の処理が終了となる。一方、現在の項目が最初の項目でないと判定された場合、それ以前の項目があるので、システム制御部39はAF制御用設定値の変更対象項目を1つ前の項目に戻す(S02_08)。そしてS02_01に戻って、当該項目に応じたAF制御用設定値の表示画面が表示されて、処理が続行する。
次に図1のフローチャートを用いて、AF制御変更処理例について説明する。本処理は、これまで図3、図4にて登録してきたAF制御用設定値群に属する、各AF制御用設定値への一括変更処理である。
まず、S0_01の操作判定ステップにてシステム制御部39はAF制御用設定値の変更釦操作の有無を調べる。AF制御変更スイッチ52の操作部材は、AF開始機能を持つスイッチや撮影動作の開始機能を持つスイッチの操作部材とは独立に設けられており、また特に各機能の動作状態や操作の順序等、機能においても操作においても、依存関係は無いものとする。この操作部材が操作されてAF制御変更スイッチ52が閉成されたと判定された場合、S0_02に進むが、そうでない場合、この判定処理が繰り返される。
S0_02にてシステム制御部39は、図4で説明した、AF制御用の各設定値が既に登録済みであるか否かを判定する。その結果、各設定値が登録済みであると判定された場合、S0_03に進むが、登録済みでないとの判定が下された場合、処理が終了する。S0_03でシステム制御部39は現時点でAF制御が作動中か否かを判定する。AF作動中との判定が下された場合、S0_04に進むが、そうでない場合にはS0_09に進む。
S0_04でシステム制御部39はAFモードがシングルAFモードかどうかを判定する。AFモードがシングルAFモードであると判定された場合、これまでのAF制御結果を継続して利用する必要がないのでS0_08に進む。ここでシステム制御部39はAF制御結果をリセットし、メモリ37に記憶された焦点検出情報などを用いることなく、S0_09に進む。またAFモードがサーボAFモードであると判定された場合、S0_05に進み、システム制御部39は現時点で連写中かどうかを判定する。その結果、連写中と判定された場合、S0_07に進むが、連写中でないと判定された場合、S0_06に進む。
S0_06にてシステム制御部39はさらに、サーボAFでの被写体捕捉中かどうかを判定する。その結果、サーボAFでの被写体捕捉中との判定が下された場合、S0_07に進むが、そうでない場合、S0_08に進む。なお、サーボオートフォーカスモードでは、焦点検出が繰り返されて、焦点を被写体の動きに追従させる制御が行われる。
S0_07では、メモリ37に保持されている、これまでのAF制御結果が継続して利用され、S0_09に進み、AF制御用設定値の切替制御が行われた後、上記一連の処理が終了する。
以上のように、サーボAFでの被写体捕捉中の場合、AF制御結果が継続して利用されて、AF制御用設定値の切替制御が行われる。一方、シングルAFモードでの動作中や、サーボAFでの被写体捕捉中でない場合には、継続して利用すべきAF制御結果は無いものと判断され、システム制御部39はAF制御結果をリセットする(S0_08)。そしてAF制御用設定値の切替制御を行い(S0_09)、上記一連の処理が終了する。
次に図5のフローチャートを用いて、AF制御用設定値の切替処理について説明する。本例では、図8と同様に4項目についてのAF制御用設定値の切替処理が行われる。つまりS03_01にて焦点状態検出範囲の設定値切替処理が行われ、S03_02にてサーボAF時の被写体追従敏感度の設定値切替処理が行われる。そして、S03_03にてサーボAF1コマ目/2コマ目以降動作、S03_04にてサーボAF時の焦点状態検出点選択特性の、各設定値について切替処理が順次に行われる。それぞれのAF制御用設定値は、図4の処理例に従って登録された設定値であり、本例では4項目を代表例として示すが、これら以外の項目についても基本的な処理は同様である。
以下では、特殊な例である、焦点状態検出範囲の設定値の切替処理について図6及び図9を用いて説明する。焦点状態検出範囲とは、簡単に言うと焦点状態を検出する範囲を意味する。しかし、本実施形態では検出範囲を構成する焦点状態検出点の単なる選択のみでなく、以下に示す3種類の選択に係るAF位置のグループ(以下、AF位置グループという)を含む。
・複数の検出範囲を有する場合、それぞれの範囲に付随して、焦点状態検出センサの位置と1対1に対応した任意選択(Aグループ)。
・少なくとも1つ以上の焦点状態検出センサからなるゾーンを有する場合における、該ゾーンの任意選択(Bグループ)。
・全ての焦点状態検出センサを用いて自動でAFを行う全自動選択(Cグループ)。
図9には、19個の焦点状態検出点と、5つゾーンA乃至Eと、全ての焦点状態検出点を含む1つのゾーンとの関係を、AF位置グループに関して例示している。図9の(1)では焦点状態検出センサの位置と1対1に対応した任意選択を示しており、各矩形枠は19点の焦点状態検出点をそれぞれ表している。図9の(2)には、ゾーン任意選択の一例を示しており、上下左右、中央の5つのゾーンを示す。つまり本例では、中央に位置するゾーンBの上下にゾーンD、Eがそれぞれ位置し、それらの左右にゾーンA、Cがそれぞれ位置している。図9の(3)は、任意選択とゾーン任意選択との包含関係を示しており、図示のように、各ゾーンは、これに含まれる1つ以上の任意選択点によって構成される。例えば、ゾーンBは、中央にて横並びの3つの焦点状態検出点を含み、またゾーンAは、左端寄りの4つの焦点状態検出点を含む。図9の(4)には、全自動選択として、19個の焦点状態検出点を全て含む1つのゾーンを示す。このように焦点状態検出点の任意選択、ゾーンの任意選択、全自動選択については、領域間の包含関係がある。
本実施形態にて例示する5つの焦点状態検出範囲については、図8(A)に示す通りである。「スポット1点AF(任意選択)」、「1点AF(任意選択)」、「領域拡大AF(任意選択)」、「ゾーンAF(ゾーン任意選択)」、「自動選択AF(全自動選択)」がある。これらの順序は範囲の広狭を表しており、後に来るものほど、範囲が広くなるように包含関係が予め定められている。「スポット1点AF(任意選択)」、「1点AF(任意選択)」、「領域拡大AF(任意選択)」は、グループAに属する。「ゾーンAF(ゾーン任意選択)」はグループBに属する。そして、「自動選択AF(全自動選択)」はグループCに属する。それぞれの意味は以下に示す通りである。
・スポット1点AF:選択された焦点状態検出点において、所定のセンサ画素数よりも少ない画素数で焦点状態の検出が行われる。
・1点AF:選択された焦点状態検出点において、所定のセンサ画素数で焦点状態の検出が行われる。
・領域拡大AF:選択された焦点状態検出点において焦点状態の検出が行われるが、その焦点状態検出点で焦点状態の検出ができないときのみ、予め決められた上下方向で隣り合う焦点状態検出点での焦点状態の検出が行われる。
・ゾーンAF:グループ化された焦点状態検出点群で焦点状態の検出が行われ、それらのうちでAFセンサの2つの像信号の一致度が高く、最も近距離である1点を自動で選択して、ピント合わせが行われる。
・自動選択AF:全ての焦点状態検出点で焦点状態の検出が行われ、それらのうちAFセンサの2つの像信号の一致度が高く、最も近距離である1点を自動で選択して、ピント合わせが行われる。
グループAは、原則として1の焦点状態検出点でレンズ制御のための焦点状態を検出するグループであるのに対して、グループBは、予め決められたゾーンという焦点状態検出点群の単位でレンズ制御のための焦点状態を検出するグループである。また、グループCは、全ての焦点状態検出点をレンズ制御のための検出対象とするグループである。
上記のように本実施形態では、複数のグループごとに焦点状態検出範囲を有する。第1の焦点状態検出範囲でオートフォーカス制御が行われている際に、設定値の変更を指示する操作部材が操作されたと判定された場合、第1の焦点状態検出範囲から第2の焦点状態検出範囲へ切替制御が行われる。
以下、図6のフローチャートを用いて、焦点状態検出範囲の設定値の切替処理について説明する。まず、S04_01では、変更前と変更後の焦点状態検出範囲が比較される。システム制御部39は変更前の元のエリアのAF位置グループと、変更後のエリアのAF位置グループが同じかどうかを判断する。その結果、両者が同じであると判断された場合、両者間でAF位置グループは同じであり、すなわち焦点状態検出点の情報としては変わらないため、S04_04に進み、システム制御部39が焦点状態検出範囲のみを切り替えて、処理が終了となる。
一方、S04_01にて、両者のAF位置グループが同じでないと判断された場合、S04_02乃至04の処理が行われ、変更前と変更後の焦点状態検出範囲の位置の関係が、前記した包含関係に収まるよう考慮して焦点状態検出範囲の切替が行われる。例えば、「1点AF(任意選択)」から「領域拡大AF(任意選択)」への切替は許可されるが、前記の包含関係を満たさない切替は禁止される。ここで焦点状態検出範囲の包含関係を考慮する理由は、AFを行う範囲の広狭が変更されたとしても、基本的に焦点状態を検出したい位置という意味では、この位置を変えないことが望ましいからである。これにより、特に、それまでのAF制御結果を有効に継続して利用できるという利点が得られる。
S04_02では、前述のように包含関係を考慮しつつ、変更後の焦点状態検出範囲に対応した焦点状態検出点の位置情報をシステム制御部39が求めてから、その焦点状態検出点の情報へと切り替える(S04_03)。つまり、選択する1の焦点状態検出点について、前記の包含関係が得られるように当該検出点が選択される。そして焦点状態検出範囲の切り替えが行われて(S04_04)、処理が終了する。
以上のように本実施形態によれば、AF制御に関する様々な諸設定を、設置値群としてユーザ操作で任意に構成しておき、それをリアルタイムに、かつ一括して、それまでのAF制御結果を継続して利用しながら切り替えることができる。その際、AF動作や撮影動作の状態に依存せず、オートフォーカス制御用の設定値の変更を指示する操作部材の操作に応じて、上記したAF制御用設定値の一括変更機能を実現できる。しかもそれまでのAF制御結果を継続利用しながら、撮影者は登録した設定値に変更し、又は変更前の元の設定値に戻すことができる。従って、撮影中にユーザの望むタイミングで、被写体の状況に合わせたAF制御への切替が短時間で可能となる。
1 撮影レンズ
29 レンズ駆動回路
30 測距回路
37 メモリ(記憶手段)
39 システム制御部
52 AF制御変更スイッチ

Claims (9)

  1. 複数の焦点状態検出点を有し被写体に対する撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段備え、前記複数の焦点状態検出点のうち選択された焦点状態検出点による1の焦点状態の検出結果に基づいてオートフォーカス制御を行って被写体を撮影する撮像装置であって、
    オートフォーカス制御又は撮影動作の開始指示に係る操作部材とは別個に設けられ、かつオートフォーカス制御用の複数の設定値の変更を操作者による一つの操作指示で指示可能な操作部材と、
    オートフォーカス制御において、操作者が任意に設定した1の焦点状態検出点に基づいてオートフォーカス制御を行う第1のモードと、それぞれが1又は複数の焦点状態検出点を含む複数のゾーンの中から1のゾーンが選択されるとともに当該選択されたゾーンの中から選択された1の焦状態検出点に基づいてオートフォーカス制御を行う第2のモードとを有する制御手段であって、前記第1のモードにおいてオートフォーカス制御を行っている際に、前記設定値の変更を指示する操作部材が操作されたと判定した場合、前記第1のモードから前記第2のモードへ移行するよう制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1のモードから前記第2のモードへの移行の際に、前記選択される1の焦点状態検出点が包含関係になるように前記複数のゾーンから1のゾーンを選択することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、オートフォーカス制御に関する設定項目を表示手段に表示させことを特徴とする、請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、複数の設定項目に係る変更対象項目の追加、削除又は変更を行うことで設定値群を構成することを特徴とする、請求項2記載の撮像装置。
  4. 複数の設定項目のそれぞれに対応した設定値を関連付けて登録して記憶手段に保存することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記複数の設定値には、前記焦点検出手段によって周期的に焦点検出を繰り返して被写体を捕捉するオートフォーカスモードに関する設定値を含むことを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段はオートフォーカスモードで被写体を捕捉中であると判定した場合、記憶手段によって保持された焦点状態を維持するよう制御することを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記複数の設定値には、焦点状態検出点及びオートフォーカス制御の前記モードに関する設定値を含むことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1のモードから前記第2のモードへの変更の際に、選択された1の焦点状態検出点が包含されるように前記ゾーンを変更することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 複数の焦点状態検出点を有し被写体に対する撮影レンズの焦点状態を検出する焦点検出手段備え、前記複数の焦点状態検出点のうち選択された焦点状態検出点による1の焦点状態の検出結果に基づいてオートフォーカス制御を行って被写体を撮影する撮像装置の制御方法であって、
    オートフォーカス制御又は撮影動作の開始指示に係る操作部材とは別個に設けられ、かつオートフォーカス制御用の複数の設定値の変更を操作者による一つの操作指示で指示可能な操作部材が操作されたか否かを判定する操作判定ステップと、
    オートフォーカス制御において、操作者が任意に設定した1の焦点状態検出点に基づいてオートフォーカス制御を行う第1のモードと、それぞれが1又は複数の焦点状態検出点を含む複数のゾーンの中から1のゾーンが選択されるとともに当該選択されたゾーンの中から選択された1の焦状態検出点に基づいてオートフォーカス制御を行う第2のモードとを有する制御手段により、前記第1のモードにおいてオートフォーカス制御を行っている際に、前記設定値の変更を指示する前記操作部材が操作されたと判定した場合、前記第1のモードから第2のモードへ移行させる制御を行うステップと、
    前記制御手段により、前記第1のモードから前記第2のモードへの移行の際に、前記選択される1の焦点状態検出点が包含関係になるように前記複数のゾーンから1のゾーンを選択するステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。

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