JP5401658B1 - 名刺情報管理装置、携帯端末、名刺情報管理システム、名刺情報管理方法およびプログラム - Google Patents

名刺情報管理装置、携帯端末、名刺情報管理システム、名刺情報管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】名刺データを交換した相手を容易に思い出すことができ、また逆に交換した相手に自分を容易に思い出してもらうことができる。
【解決手段】名刺情報管理システムにおいて、管理装置(サーバ)100は、名刺情報管理部(交換部)112を備える。名刺情報管理部(交換部)112は、複数の携帯端末での名刺データ交換操作を契機に、これらの複数の携帯端末の各々に対応づけられる名刺データを交換する。名刺情報管理部(記録部)112は、この名刺情報管理部112で交換した名刺データに対して、交換したときの複数の携帯端末のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する。
【選択図】図2

Description

本発明は、名刺情報管理装置、携帯端末、名刺情報管理システム、名刺情報管理方法およびプログラムに関する。
近年、紙媒体の名刺に代えて、名刺の情報をデジタルデータとして取扱うことが可能な電子的な名刺が提案されている。具体的には、携帯電話やスマートフォンなどの携帯端末同士で赤外線通信等を介して直接接続して電子名刺を交換したり、インターネットなどのネットワーク上の管理サーバを用いて名刺データを送受信したりする名刺管理システムが提案されている。
例えば、特許文献1には、ユーザが、パーソナルコンピュータから名刺管理サーバへアクセスして相手に電子名刺を送付するシステムが提案されている。このシステムでは、電子名刺を送付したい相手の電子メールアドレスを指定すると、名刺管理サーバは、指定された電子メールアドレスに基づいて相手を特定して電子名刺を送信する。
特開2005−128636号公報
しかしながら、特許文献1の名刺管理システムによれば、名刺交換してから時間が経つと、交換相手がどのような人物であるかを忘れてしまい、氏名や所属等の記載を見ただけでは相手を思い出すことができないという問題があった。これは名刺を交換した自分と相手の双方に発生する問題である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、名刺データを交換した相手を容易に思い出すことができ、また逆に交換した相手に自分を容易に思い出してもらうことができる名刺情報管理装置、携帯端末、名刺情報管理システム、名刺情報管理方法およびプログラムを提供するものである。
本発明によれば、複数の携帯端末での名刺データ交換操作を契機に、上記複数の携帯端末の各々に対応づけられる名刺データを交換する交換手段と、上記交換手段で交換した名刺データに対して、交換したときの上記複数の携帯端末のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する記録手段と、上記複数の携帯端末から、当該携帯端末を識別するユーザID、上記名刺データを交換するユーザ同士の間でその場で取り決められた合言葉情報および当該携帯端末の位置情報をともに含む名刺交換要求をそれぞれ受信する受信手段と、上記受信手段が受信した複数の上記名刺交換要求に含まれる上記合言葉情報が互いに一致しているか否かを判定する合言葉認証手段と、上記合言葉情報が互いに一致していると上記合言葉認証手段が判定した場合に、複数の上記名刺交換要求に含まれる上記位置情報に基づいて上記複数の携帯端末が所定の距離以内に存在するか否かを判定する位置判定手段と、を備え、上記交換手段が、上記複数の携帯端末が上記所定の距離以内に存在すると上記位置判定手段が判定した場合に、上記名刺交換要求に含まれる上記ユーザIDに対応して上記記録手段に記録されている上記名刺データの交換を受け付ける、ことを特徴とする名刺情報管理装置が提供される。
また、本発明によれば、表示手段と、上記表示手段の画面上のタッチ操作を検出する検出手段と、上記表示手段に他者と交換する名刺データに対応する名刺画像を描画し、上記検出手段によって、上記表示手段の画面上で前記名刺画像に対するスライド操作が検出されると、上記スライド操作に応じて上記名刺画像をスライドさせるような名刺交換を模擬するアニメーションを表示する表示制御手段と、を備える携帯端末が提供される。
また、本発明によれば、複数の携帯端末と、ネットワークを介して上記複数の携帯端末と接続された名刺情報管理装置とからなる名刺情報管理システムであって、上記名刺情報管理装置は、上記複数の携帯端末での名刺データ交換操作を契機に、上記複数の携帯端末の各々に対応づけられる名刺データを交換する交換手段と、上記交換手段で交換した名刺データに対して、交換したときの上記複数の携帯端末のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する記録手段と、上記複数の携帯端末から、当該携帯端末を識別するユーザID、上記名刺データを交換するユーザ同士の間でその場で取り決められた合言葉情報および当該携帯端末の位置情報をともに含む名刺交換要求をそれぞれ受信する受信手段と、上記受信手段が受信した複数の上記名刺交換要求に含まれる上記合言葉情報が互いに一致しているか否かを判定する合言葉認証手段と、上記合言葉情報が互いに一致していると上記合言葉認証手段が判定した場合に、複数の上記名刺交換要求に含まれる上記位置情報に基づいて上記複数の携帯端末が所定の距離以内に存在するか否かを判定する位置判定手段と、を備え、上記交換手段が、上記複数の携帯端末が上記所定の距離以内に存在すると上記位置判定手段が判定した場合に、上記名刺交換要求に含まれる上記ユーザIDに対応して上記記録手段に記録されている上記名刺データの交換を受け付ける、ことを特徴とする名刺情報管理システムが提供される。
また、本発明によれば、複数の携帯端末とネットワークを介して接続され、上記複数の携帯端末間で交換される名刺情報を管理する名刺情報管理装置のコンピュータを用いて行う名刺情報管理方法であって、上記コンピュータが、上記複数の携帯端末での名刺データ交換操作を契機に、上記複数の携帯端末の各々に対応づけられる名刺データを交換する交換ステップと、上記交換した名刺データに対して、交換したときの上記複数の携帯端末のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する記録ステップと、上記複数の携帯端末から、当該携帯端末を識別するユーザID、上記名刺データを交換するユーザ同士の間でその場で取り決められた合言葉情報および当該携帯端末の位置情報をともに含む名刺交換要求をそれぞれ受信する受信ステップと、受信された複数の上記名刺交換要求に含まれる上記合言葉情報が互いに一致しているか否かを判定する合言葉認証ステップと、上記合言葉情報が互いに一致していると判定された場合に、複数の上記名刺交換要求に含まれる上記位置情報に基づいて上記複数の携帯端末が所定の距離以内に存在するか否かを判定する位置判定ステップと、を含み、上記交換ステップにおいて、上記複数の携帯端末が上記所定の距離以内に存在すると判定された場合に、上記名刺交換要求に含まれる上記ユーザIDに対応して記録されている上記名刺データの交換を受け付ける名刺情報管理方法が提供される。
また、本発明によれば、複数の携帯端末とネットワークを介して接続され、上記複数の携帯端末間で交換される名刺情報を管理する名刺情報管理装置のコンピュータを用いて名刺情報管理処理を行うためのプログラムであって、上記複数の携帯端末での名刺データ交換操作を契機に、上記複数の携帯端末の各々に対応づけられる名刺データを交換する交換処理と、上記交換した名刺データに対して、交換したときの上記複数の携帯端末のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する記録処理と、上記複数の携帯端末から、当該携帯端末を識別するユーザID、上記名刺データを交換するユーザ同士の間でその場で取り決められた合言葉情報および当該携帯端末の位置情報をともに含む名刺交換要求をそれぞれ受信する受信処理と、受信された複数の上記名刺交換要求に含まれる上記合言葉情報が互いに一致しているか否かを判定する合言葉認証処理と、上記合言葉情報が互いに一致していると判定された場合に、複数の上記名刺交換要求に含まれる上記位置情報に基づいて上記複数の携帯端末が所定の距離以内に存在するか否かを判定する位置判定処理と、を上記コンピュータに実行させ、上記交換処理において、上記複数の携帯端末が上記所定の距離以内に存在すると判定された場合に、上記名刺交換要求に含まれる上記ユーザIDに対応して記録されている上記名刺データの交換を受け付けるよう上記コンピュータに実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、名刺データを交換した相手を容易に思い出すことができ、また、逆に交換した相手に自分を容易に思い出してもらうことができる携帯端末、名刺情報管理システム、名刺情報管理装置、名刺情報管理方法およびプログラムが提供される。
本発明の第一実施形態の名刺データ交換システムの構成を示すブロック図である。 第一実施形態の管理装置(サーバ)の主要構成を示すブロック図である。 第一実施形態の携帯端末の主要構成を示すブロック図である。 図4(a)は第一実施形態の管理装置(サーバ)のデータベースに記憶されている個人情報のデータ構成例を示す図である。図4(b)は第一実施形態の管理装置(サーバ)のデータベースに記憶されている自名刺データのデータ構成例を示す図である。 第一実施形態の管理装置(サーバ)のデータベースに記憶されている名刺データのデータ構成例を示す図である。 第一実施形態の携帯端末の動作(名刺データ交換処理)を説明するためのフローチャートである。 第一実施形態の携帯端末の動作(名刺データ交換処理)を説明するためのフローチャートである。 第一実施形態の管理装置(サーバ)の動作(名刺データ交換処理)を説明するためのフローチャートである。 第一実施形態の管理装置(サーバ)での名刺データ交換動作を示す概念図である。 図10(a)は第一実施形態の携帯端末の動作(名刺データ更新処理)を説明するためのフローチャートである。図10(b)は管理装置(サーバ)の動作(名刺データ更新処理)を説明するためのフローチャートである。 本発明の第二実施形態の管理装置(サーバ)の主要構成を示すブロック図である。 第二実施形態の携帯端末の動作(名刺データ交換処理)を説明するためのフローチャートである。 第二実施形態の携帯端末の動作(名刺データ交換処理)を説明するためのフローチャートである。 第二実施形態の携帯端末の動作(名刺データ交換処理)を説明するためのフローチャートである。 第二実施形態の管理装置(サーバ)の動作(名刺データ交換処理)を説明するためのフローチャートである。 第二実施形態の管理装置(サーバ)の動作(名刺データ交換処理)を説明するためのフローチャートである。 第二実施形態の携帯端末での名刺交換時の画面例を示す模式図である。 図18(a)は第二実施形態の携帯端末の動作(名刺データ閲覧処理)を説明するためのフローチャートである。図18(b)は管理装置(サーバ)の動作(名刺データ閲覧処理)を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図中、同様の構成要素には同様の符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。
<第一実施形態>
まず、第一実施形態の名刺情報管理システム1000の概要について説明する。
本実施形態の名刺情報管理システム1000は、複数の携帯端末200−1、200−2と、ネットワーク400を介して複数の携帯端末200−1、200−2と接続された管理装置(サーバ)である名刺情報管理装置100と、からなる。本実施形態の名刺情報管理システム1000において、管理装置(サーバ)である名刺情報管理装置100は、名刺情報管理部(交換部、記録部)112を備える。
名刺情報管理部(交換部)112は、複数の携帯端末200−1、200−2での名刺データ交換操作を契機に、複数の携帯端末200−1、200−2の各々に対応づけられる名刺データを交換する。名刺情報管理部(記録部)112は、この名刺情報管理部(交換部)112で交換した名刺データに対して、交換したときの複数の携帯端末200−1、200−2のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する。
複数の携帯端末200(200−1、200−2)は、各々、表示部22と、検出部(タッチパネル)と、名刺交換処理部(表示制御部)201とを備える。検出部(タッチパネル)は、表示部22の画面上のタッチ操作を検出する。名刺交換処理部(表示制御部)201は、表示部22に他者と交換する名刺データに対応する名刺画像を描画し、タッチパネルによって、名刺データ交換操作として、表示部22の画面上で名刺画像に対するスライド操作が検出されると、当該スライド操作に応じて名刺画像をスライドさせるような名刺交換を模擬するアニメーションを表示する。
次に、本発明の第一実施形態の名刺データ交換システムについて詳細に説明する。
図1は、本発明の第一実施形態の名刺情報管理システム1000の構成を示すブロック図である。名刺情報管理システム1000は、少なくとも1つ以上の管理装置(サーバ)である名刺情報管理装置100と、少なくとも2つの携帯端末200−1、200−2(以下、総称して携帯端末200という場合がある)とを備える。名刺情報管理装置100と携帯端末200−1、200−2とは、基地局300や、例えば、インターネットや、専用の通信回線網などのネットワーク400を介して各種コマンドや、情報を送受信する。
名刺情報管理装置100は、携帯端末200−1、200−2同士で行われる電子的な名刺データの交換を実現する。名刺情報管理装置100は、それぞれのユーザA、B自身の名刺データや、交換される相手の名刺データ、名刺データの交換に係る様々な情報(書誌事項、特定事項)を一括して管理(閲覧、蓄積)する。これにより、携帯端末200−1、200−2同士で行われる名刺データの交換が実現される。
一方、携帯端末200−1、200−2は、一般的な携帯電話や、スマートフォン(多機能携帯電話)などからなり、通信機能、撮影機能、録音機能、コンテンツ再生機能などを備えている。特に、第一実施形態による携帯端末200は、ユーザ自身の自名刺データの作成・編集、名刺データの交換、交換した相手の名刺データの閲覧、名刺データの更新などを行うための名刺交換アプリケーションプログラムを備えている。ユーザは、名刺交換の場面において、携帯端末200で上記名刺交換アプリケーションプログラムを起動することで、上記名刺交換、それに伴う各種作業を実行することができるようになっている。なお、名刺交換アプリケーションプログラムは、広く普及している携帯端末200で用いられている各種OS用に用意されている。ユーザは、適宜、自分の携帯端末200のOS用の名刺交換アプリケーションプログラムを所定のサーバからダウンロードしてインストールする。
第一実施形態において、ユーザは、名刺交換アプリケーションプログラムを用いて、携帯端末200−1、200−2を用いて、あたかも紙名刺を交換するような動作にて名刺データを交換する。名刺データ自体は、管理装置(サーバ)である名刺情報管理装置100において処理される。すなわち、名刺情報管理装置100は、携帯端末200−1、200−2で名刺交換の操作が行われると、当該装置で管理しているユーザA、Bの名刺データを相互に交換する。言い換えると、名刺情報管理装置100は、ユーザAの名刺データを、ユーザBのデータ保存領域に保存し、ユーザBの名刺データを、ユーザAのデータ保存領域に保存する。すなわち、ユーザA、B、それぞれの名刺データは、管理装置(サーバ)100内で行き来することになり、携帯端末200−1、200−2は、名刺情報管理装置100で管理・保存されている名刺データを閲覧することになる。ただし、相手の名刺データの書誌事項に関しては、後述するように携帯端末200にて閲覧可能に保存しておくことができる。このように、管理装置(サーバ)である名刺情報管理装置100で名刺データを一元的に管理することで、名刺データの漏えいの防止や、情報の更新に係る管理などを容易に実現することが可能となる。
次に、第一実施形態の名刺情報管理装置100の概要について説明する。
名刺情報管理装置100は、名刺データの交換部と記録部とを備えている。交換部は、複数の携帯端末200−1、200−2での名刺データ交換操作を契機に、複数の携帯端末200−1、200−2の各々に対応づけられる名刺データを交換する。記録部は、交換部で交換した名刺データに対して、交換したときの複数の携帯端末200−1、200−2のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する。図2では、交換部および記録部の機能を兼ねる名刺情報管理部112を図示してある。名刺情報管理部112は制御部11により実現される。以下、名刺情報管理装置100の交換部と記録部とを総称して名刺情報管理部112と呼称する場合がある。
管理装置(サーバ)100は、名刺情報管理部(更新部)112を更に備える。名刺情報管理部(更新部)112は、自名刺データ122の情報が変更されると、名刺情報管理部(記録部)112によって記録されている、交換した相手の名刺データ123の情報を更新する。
自名刺データ(名刺データ)122は、一ユーザ/一端末に対して複数登録されている。名刺情報管理部(更新部)112は、複数の自名刺データ(名刺データ)122のうち、変更された自名刺データ(名刺データ)122を交換した相手の携帯端末に名刺データの更新情報を送信する。
ここで、一ユーザ/一端末とは一つのユーザアカウントを意味している。一端末で複数のユーザアカウントを登録可能とする場合はユーザアカウントごとにそれぞれ複数の自名刺データ122を登録することができる。
次に、本実施形態の管理装置(サーバ)100について詳細に説明する。
図2は、第一実施形態の管理装置(サーバ)100の主要構成を示すブロック図である。図2において、管理装置(サーバ)100は、送受信部10、制御部11およびデータベース12を備えている。送受信部10は、ネットワーク400を介して、携帯端末200−1、200−2との間で各種情報を送受信する。制御部11は、図示しないメモリに記憶されているプログラムを実行することで、名刺データを管理するための各種処理を実行する。特に、第一実施形態では、制御部11は、認証部111、名刺情報管理部112およびデータ変換部113を備えている。
認証部111は、携帯端末200−1、200−2のユーザA、Bが名刺交換時に起動した名刺交換アプリケーションで当該管理装置(サーバ)にログインする際の認証処理を実行する。認証は、ユーザIDとパスワードとの照合に基づいて行う一般的なものでよい。名刺情報管理部112は、上述したように、名刺データの交換処理に伴う、種々のタスクを実行する。特に、第一実施形態では、名刺交換時に、携帯端末200−1、200−2から送信されてくる、ユーザID、機種情報および位置情報を受信し、相手の名刺データと位置情報とを紐付けてユーザの保存領域に保存するようになっている。このように、交換した相手の名刺データに、名刺交換した場所を示す位置情報を対応づけることで、名刺交換してから長時間が経っても、名刺交換した場所が分かることで、その交換相手が誰であったかを容易に思い出すことができるという効果が得られる。
データ変換部113は、名刺データを交換する携帯端末200−1、200−2でOSの違いなどによりデータフォーマット(信号フォーマット)が異なる場合に、機種情報などから判別したフォーマット仕様に基づいてデータを変換する。例えば、自分の携帯端末200−1がi−OS(登録商標)で動作するiPhone(登録商標)で、相手の携帯端末200−2がAndroid(登録商標)OSで動作するスマートフォンである場合、データ変換部113は、名刺データをそれぞれの携帯端末で表示可能なフォーマットに変換する。但し、携帯端末200−1、200−2で起動する名刺交換アプリケーションによって、異なるデータフォーマットの名刺データを閲覧可能とする場合は、データ変換部113を必ずしも必要としない。
このほか、制御部11は時刻管理部(図示せず)を備えている。時刻管理部は、名刺情報管理システム1000における基準時刻を管理する手段である。名刺情報管理部(記録部)112は、名刺情報管理部(交換部)112が名刺データを交換するとき、時刻管理部から日時情報を取得する。そして、名刺情報管理部(記録部)112は、交換された名刺データに対して日時情報を対応づけて記録する(図5を参照)。
時刻管理部が管理する日時情報は、年・月・日のほか、時・分・秒を含む情報である。名刺情報管理部(記録部)112は、携帯端末200−1、200−2から送信されてくるユーザID、機種情報および位置情報を受信したことを契機として、時刻管理部が管理する日時情報の一部または全部を取得する。名刺情報管理部(記録部)112は、日時情報として、年・月・日および時・分・秒を時刻管理部から取得してもよく、または年・月・日のみを取得してもよい。時・分・秒の情報を取得する場合には、1秒未満のサブ秒を示す情報を、1秒単位に四捨五入して取得するとよい。名刺情報管理部(記録部)112は、取得した日時情報を、交換した相手の名刺データ123に対応づけてデータベース12に記録する。
これにより、名刺交換した相手の名刺データ123には、名刺交換した位置のみならず日付または時刻を示す情報が特定情報として対応づけられて記録される。このため、ユーザA、Bは、名刺情報管理装置100にアクセスして相手の名刺データ123を参照することで、当該交換相手と、「いつ」、「どこで」名刺交換したかを知ることができる。
なお、上記形態に代えて、名刺情報管理装置100の送受信部10が、携帯端末200−1、200−2から、ユーザID、機種情報および位置情報に加えて日時情報を受信してもよい。この場合、携帯端末200−1、200−2の制御部20が一般的に備えている内部時計管理部(図示せず)を参照して、送受信部10は日時情報を取得および送信することができる。ただし、携帯端末200−1、200−2の内部時計管理部が管理する時刻情報は互いに同期していない場合があるため、上記実施形態のように名刺情報管理装置100の時刻管理部(図示せず)により基準時刻として管理される日時情報を名刺データ123に対応づけて記録することが好ましい。
データベース12は、携帯端末200−1、200−2のユーザA、Bを認証するための個人情報121、ユーザA、B自身の自名刺データ122、および交換した相手の名刺データ123を、ユーザ毎に保存している。なお、個人情報121、自名刺データ122および名刺データ123の詳細について後述する。
次に、第一実施形態の携帯端末200について詳細に説明する。
図3は、第一実施形態の携帯端末200の主要構成を示すブロック図である。図3において、携帯端末200は、制御部20、送受信部21、表示部22、記憶部23、位置情報取得部(GPS:Global Positioning System)24を備えている。制御部20は、所定のプログラムを実行することによって当該装置の各部の動作を制御する。特に、第一実施形態では、制御部20は、名刺交換処理部201および名刺編集処理部202を備えている。名刺交換処理部201および名刺編集処理部202は、上述した名刺交換アプリケーションプログラムによって実現される機能に相当する。
名刺交換処理部201は、名刺データの交換に際して、送受信部21を介して管理装置(サーバ)100からの名刺データ(閲覧用)の受信、名刺交換操作に伴う各種要求の管理装置(サーバ)100への送信などを行う。また、名刺交換処理部201は、所定の画面や、名刺データなどの表示部22への表示、あるいは、位置情報取得部(GPS)24から現在の位置情報の取得などを行う。特に、第一実施形態では、名刺交換時に、ユーザID、機種情報、位置情報を管理装置(サーバ)100に送信するようになっている。
名刺編集処理部202は、自名刺データ122を編集して内容を変更し、管理装置(サーバ)100に対して、相手ユーザのデータベース12に格納されている自名刺データ122の更新を要求する。また、名刺編集処理部202は、当該自名刺データ122を交換した相手ユーザの名刺データ123の更新を自分のデータベース12に適用することを要求する。
送受信部21は、ネットワーク400を介して、管理装置(サーバ)100との間で各種情報を送受信する。表示部22は、液晶表示器や有機EL表示器などからなり、制御部20(名刺交換処理部201)の制御の下、所定の画面や、名刺データなどを表示する。また、表示部22は、画面のタッチ操作を検出するタッチパネル(図示略)を備えている。第一実施形態(または後述する第二実施形態)では、表示部22へのタッチ操作について言及した場合、それはタッチパネル(図示略)に対するタッチ操作を意味する。記憶部23は、不揮発性メモリやハードディスク装置などからなり、プログラムや、各種データなどを記憶する。位置情報取得部(GPS)24は、上空にある数個の衛星からの信号を受信することで現在位置を示す位置情報を取得する。位置情報は、携帯端末200−1、200−2の位置情報取得部(GPS)24で個別に取得する。
図4(a)は、第一実施形態の管理装置(サーバ)100のデータベース12に記憶されている個人情報121のデータ構成例を示す図である。また、図4(b)は、第一実施形態の管理装置(サーバ)100のデータベース12に記憶されている自名刺データ122のデータ構成例を示す図である。
まず、個人情報121は、図4(a)に示すように、例えば、ユーザID、パスワード、氏名および端末機種情報とからなる。これ以外も連絡先(電話番号、FAX番号、メールアドレスなど)、住所、勤務先情報などを加えてもよい。次に、自名刺データ122は、図4(b)に示すように、名刺ID(TP01、TP02、TP03・・・)毎に、書誌事項および特定事項とからなる、ユーザ自身の名刺データである。第一実施形態では、相手に応じて交換する名刺を変更できるように(仕事用、プライベート用、その他)、1ユーザに対して、複数の自名刺データを記憶させておくことが可能となっている。
書誌事項は、名刺データの基本データであり、氏名、所属、連絡先(電話番号)、連絡先(メールアドレス)および名刺フォームからなる。なお、名刺フォームは、名刺自体の形状(縦長、横長など)、背景(色、柄など)、フォント、文字の配置などを特定する情報である。携帯端末200では、当該名刺フォームに従って自名刺データや、交換した相手の名刺データを表示する。また、特定事項とは、付加情報であり、ユーザの顔画像、趣味情報などからなる。図示の項目は、一例であり、必要に応じて種々の情報を追加、あるいは削除可能とする。
図5は、第一実施形態の管理装置(サーバ)100のデータベース12に記憶されている名刺データ123のデータ構成例を示す図である。名刺データ123は、図5に示すように、名刺ID(0001、0002、0003・・・)毎に、書誌事項および特定事項とならなる、交換した相手の名刺データである。なお、名刺IDは、名刺データを識別可能であればよく、相手の名刺データの名刺IDでもよいし、交換順に割り振られた名刺IDでもよい。
書誌事項は、上述した自名刺データの書誌事項と同じである。一方、特定事項については、交換相手の名刺データの特定事項に加え、交換したときの携帯端末200の位置情報、日時情報、相手の端末機種情報および特定事項の閲覧有効期限を含む。図示の項目は、一例であり、必要に応じて種々の情報を追加、あるいは削除可能とする。
なお、位置情報は、携帯端末200−1、200−2同士が名刺交換のために近接しているときは、どちらも同じ位置になるため、どちらの携帯端末200−1、200−2のものであってもよい。このように、本実施形態では、交換(取得)した相手の名刺データに対して、交換したときの携帯端末200の位置情報を対応づけて記録する。これにより、名刺交換してから長時間が経っても、名刺交換した場所が分かることで、その相手が誰であったかを容易に思い出すことが支援される。
また、交換した相手の名刺データにおける書誌事項は、携帯端末200にも保存しておくことが可能となっている。言い換えると、携帯端末200に保存しておくべきデータは、地下や飛行機内等でも急ぎ確認する必要があるような書誌事項(相手の氏名・所属・連絡先)程度でよい。相手の顔画像などの特定事項は、管理装置(サーバ)100のデータベース12(ユーザごとに割り当てられた記憶領域)に名刺データ123として記録しておけばよい。ネットワーク環境下で、携帯端末200で相手の名刺データを選択したときに、携帯端末200が管理装置(サーバ)100から特定事項を取得・一時保存して画面表示すればよい。
また、特定事項を相手に閲覧させる有効期限を自名刺データ122に設定した状態で、この自名刺データ122を相手と交換することができる。視点を換えていうと、受け取った相手の名刺データ123には、有効期限に達すると閲覧不可となる特定事項を有していてもよい。
この有効期間が経過すると、特定事項の情報は、相手端末で閲覧できなくなり、書誌事項のみが閲覧できる状態となる。つまり、特定事項の閲覧有効期限を迎えた場合に、管理装置(サーバ)100上で、交換した相手の名刺データにおける特定事項を抹消すれば、以降は閲覧不可となる。管理装置(サーバ)100のデータベース12は、交換した相手の名刺データ123と、当該名刺データ123の特定事項の閲覧期限を示す有効期限情報と、を対応づけて記憶している。そして制御部11は、この有効期限情報を参照し、有効期限情報が示す閲覧期限が経過していると判断したとき、当該名刺データ123の特定事項をデータベース12から抹消する。なお、特定事項をデータベース12から抹消することに代えて、携帯端末200からの閲覧要求を制御部11が拒否することとしてもよい。
また、複数の自名刺データのうちのどれをその相手と交換したかについても分かるようにしてもよい。この場合、交換した自名刺データの名刺IDを、相手の名刺データと対応づけて記録してもよい。すなわち、図4(b)において、複数の相手と交換して取得した名刺ID(0001、0002、0003・・・)ごとに、当該交換に用いた自名刺データ122を示す情報、たとえば自名刺の名刺ID(TP01、TP02、TP03・・・)を特定事項として追加してもよい。これにより、名刺データ123を閲覧したときに、名刺交換した相手の属性(仕事関連、プライベート関連、その他)を容易に思い出すことができる。
このように、本実施形態では、名刺交換した相手の名刺データ123に対して、日時情報、位置情報、および相手に差し出した自名刺データ122を示す情報を対応づけて記録する。そして、名刺データ123には、相手ユーザの書誌事項に加えて、相手ユーザの顔画像や趣味情報などが特定情報として含まれている。したがって、本実施形態の名刺情報管理システム1000を用いることで、「いつ」、「どこで」、「誰と」、「どの名刺を使って」名刺交換したかを把握することができる。このため、名刺交換から長期間が経過しても、交換した相手を容易に思い出すことができる。
以下、第一実施形態の名刺情報管理システム1000を用いて情報を管理する名刺情報管理方法(以下、本方法という場合がある)を説明する。本方法は、複数の携帯端末200−1、200−2とネットワーク400を介して接続され、複数の携帯端末200−1、200−2間で交換される名刺情報を管理する名刺情報管理方法であり、交換ステップと、記録ステップとを含む。
交換ステップは、複数の携帯端末200−1、200−2での名刺データ交換操作を契機に、複数の携帯端末200−1、200−2の各々に対応づけられる名刺データを交換する。記録ステップは、交換した名刺データに対して、交換したときの複数の携帯端末200−1、200−2のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する。
第一実施形態のプログラムは、コンピュータ(携帯端末の処理装置)を用いて情報管理処理を行うためのものである。本実施形態のプログラムは、複数の携帯端末200−1、200−2とネットワーク400を介して接続され、前記複数の携帯端末200−1、200−2間で交換される名刺情報を管理する管理装置(サーバ)(名刺情報管理装置100)のコンピュータを用いて名刺情報管理処理を行うためのプログラムであり、交換処理と、記録処理とをコンピュータに実行させる。
交換処理は、複数の携帯端末200−1、200−2での名刺データ交換操作を契機に、複数の携帯端末200−1、200−2の各々に対応づけられる名刺データを交換する。記録処理は、交換した名刺データに対して、交換したときの複数の携帯端末200−1、200−2のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する。
第一実施形態のプログラムは、コンピュータが読み出し可能な記憶媒体に格納されていてもよく、または有線もしくは無線の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
本方法を更に詳細に説明する。
まず、第一実施形態の携帯端末200の動作について説明する。
図6および図7は、第一実施形態の携帯端末200の動作(名刺データ交換処理)を説明するためのフローチャートである。携帯端末200において、まず、制御部20は、ユーザ操作に従って、名刺交換アプリケーションプログラム(名刺交換処理部201)を起動する(ステップS10)。名刺交換処理部201は、ユーザにより入力されるユーザIDとパスワードとを用いて、管理装置(サーバ)100にログインする(ステップS12)。なお、名刺交換アプリケーションプログラムを起動すると、自動的にログインするようにしてもよい。
次に、名刺交換処理部201は、管理装置(サーバ)100から自名刺データ122を受信する(ステップS14)。次に、これまでに交換した相手の名刺データに対する更新情報がデータベース12に蓄積されているか否を判定する(ステップS16)。相手の名刺データに対する更新は、ログイン時や、所定の時間間隔(5秒ごと)で管理装置(サーバ)100から通知される。なお、名刺データに対する更新処理の詳細については後述する。
名刺交換処理部201は、相手の名刺データに対する更新がある場合には(ステップS16のYES)、更新情報(書誌事項:差分)を受信する(ステップS18)。書誌事項の差分を受信するのは、携帯端末200の記憶部23に保存されている相手の名刺データの書誌事項を更新するためである。特定事項に対して更新があった場合には、管理装置(サーバ)100側で更新処理するため、携帯端末200が受信する必要はない。そして、名刺交換処理部201は、記憶部23に保存されている相手の名刺データ(書誌事項:差分)を更新する(ステップS20)。一方、更新情報がない場合には(ステップS16のNO)、ステップS18、S20の更新処理をスキップする。
次に、名刺交換処理部201は、名刺交換用に初期画面を表示部22に表示し(ステップS22)、ユーザ操作により名刺交換の指示操作があったか否かを判定する(ステップS24)。そして、ユーザ操作により名刺交換の指示操作がない場合には(ステップS24のNO)、名刺交換処理部201は、初期画面で待機し、一方、ユーザ操作により名刺交換の指示操作があった場合には(ステップS24のYES)、名刺交換画面を表示部22に表示する(ステップS26)。名刺交換画面では、複数の自名刺データの中から交換用に用いる自名刺データを選択することが可能となっている。
次に、名刺交換処理部201は、複数の自名刺データの中から交換用に用いる自名刺データが選択されたか否かを判定し(ステップS28)、選択されない場合には(ステップS28のNO)、デフォルトの自名刺データを交換用に設定する(ステップS30)。一方、選択された場合には(ステップS28のYES)、選択された自名刺データを交換用に設定する(ステップS32)。
次に、名刺交換処理部201は、ユーザ操作による交換操作があったか否かを判定する(ステップS34)。本方法における交換操作とは、表示部22に仮想的に表示されている自分の名刺を、表示部22の画面上で、対面している相手の方に指をスライドさせることを意味する。自分の名刺画像は実際の名刺のようにグラフィックス表示されている。また、名刺交換する相手と自分とは、実際には対面していなくてもよい。具体的な例については後述する第二実施形態で説明する。
そして、名刺交換処理部201は、ユーザ操作による交換操作があるまで待機し(ステップS34のNO)、ユーザ操作による交換操作があると(ステップS34のYES)、位置情報取得部(GPS)24から現在の位置を示す位置情報を取得する(ステップS36)。次に、名刺交換処理部201は、送受信部21により、ユーザID、機種情報および位置情報を、ネットワーク400を介して、管理装置(サーバ)100に送信する(ステップS38)。
次に、名刺交換処理部201は、管理装置(サーバ)100から名刺データの交換完了が通知されたか否かを判定する(ステップS40)。そして、管理装置(サーバ)100から名刺データの交換完了が通知されるまで待機する(ステップS40のNO)。一方、管理装置(サーバ)100から名刺データの交換完了が通知されると(ステップS40のYES)、名刺交換処理部201は、交換した相手の名刺データを、管理装置(サーバ)100から受信する(ステップS42)。ステップS42において相手の名刺データより受信する項目は選択可能としてもよい。そして、受信した相手の名刺データの書誌事項および特定事項を表示部22に表示する(ステップS44)。
次に、名刺交換処理部201は、ユーザにより終了操作(またはログオフ)があったか否かを判定する(ステップS46)。そして、ユーザによる終了操作(またはログオフ)がない場合には(ステップS46のNO)、名刺交換処理部201は、図6のステップS16に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、ユーザによる終了操作(またはログオフ)があった場合(ステップS46のYES)には、名刺交換処理部201は、名刺交換アプリケーションを停止するか、またはログオフ処理を行うことにより、一連の処理を終了する。
次に、第一実施形態の管理装置(サーバ)100の動作について説明する。
図8は、第一実施形態の管理装置(サーバ)100の動作(名刺データ交換処理)を説明するためのフローチャートである。管理装置(サーバ)100において、まず、認証部111は、ログインしてきたユーザに対して、ユーザIDとパスワードとを用いて、正規のユーザであるか個人認証を行う(ステップS50)。次に、名刺情報管理部112は、ユーザIDに対応する自名刺データを、ネットワーク400を介して、対応する携帯端末200−1、200−2に送信する(ステップS52)。
次に、名刺情報管理部112は、更新フラグが有効であるか否かを判定する(ステップS54)。更新フラグは、当該ユーザの格納領域に保存している交換した名刺データに変更があった場合に有効となるフラグである。そして、更新フラグが有効である場合には(ステップS54のYES)、名刺情報管理部112は、該当する名刺データに対する更新情報(書誌事項:差分)を、携帯端末200に送信する(ステップS56)。なお、特定事項に更新があった場合には、当該管理装置(サーバ)100で更新するので、閲覧するときでなければ、携帯端末200に送信する必要はない。更新フラグが有効でない場合には(ステップS54のNO)、続くステップS58に進む。
次に、名刺情報管理部112は、携帯端末200−1、200−2において、名刺交換の操作があったか否かを判別し(ステップS58)、名刺交換の操作がない場合には(ステップS58のNO)、待機する。一方、携帯端末200−1、200−2において、名刺交換(の操作)があった場合には(ステップS58のYES)、それぞれの携帯端末200−1、200−2から、ユーザID、機種情報および位置情報を受信する(ステップS60)。
次に、名刺情報管理部112は、それぞれの名刺データと位置情報とを対応づけて、それぞれの格納領域に保存する(ステップS62)。すなわち、ユーザAの名刺データに位置情報を対応づけてユーザBの格納領域に保存し、ユーザBの名刺データに位置情報を対応づけてユーザAの格納領域に保存する。このとき、名刺情報管理部(記録部)112は、制御部11の時刻管理部(図示せず)が管理する日時情報を取得し、ユーザBの名刺データに対応づけてユーザAの格納領域に保存する。
図9は、第一実施形態の管理装置(サーバ)100での名刺データ交換動作を示す概念図である。図9に示すように、管理装置(サーバ)100のデータベース12には、ユーザAの格納領域12AにユーザAの自名刺データ(交換用)122Aが保存されており、ユーザBの格納領域12BにユーザBの自名刺データ(交換用)122Bが保存されている。そして、携帯端末200−1、200−2との間で名刺交換の操作が行われると、ユーザAの格納領域12Aに、ユーザBの名刺データ(交換用)122Bと位置情報130Bとが対応づけて保存される。そして、ユーザBの格納領域12Bに、ユーザAの名刺データ(交換用)122Aと、位置情報130Aおよび日時情報(図示せず)と、が対応づけられて保存される。
図8に説明を戻すと、名刺情報管理部112は、それぞれの携帯端末200−1、200−2に対して、交換した相手の名刺データ(書誌事項)を送信する(ステップS64)。次に、携帯端末200−1、200−2の双方、あるいはいずれか一方が、ログオフしたか否かを判定する(ステップS66)。そして、ログオフしない場合には(ステップS66のNO)、ステップS54に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、携帯端末200−1、200−2の双方、あるいはいずれか一方が、ログオフした場合には(ステップS66のYES)、当該処理を終了する。
図10(a)、第一実施形態の携帯端末200の動作(名刺データ更新処理)を説明するためのフローチャートであり、図10(b)は、管理装置(サーバ)100の動作である名刺データ更新処理を説明するためのフローチャートである。まず、携帯端末200において、名刺編集処理部202は、ユーザ操作により自名刺データ122の編集が指示されたか否かを判定する(ステップS70)。そして、自名刺データ122の編集でない場合には(ステップS70のNO)、当該処理を終了する。一方、ユーザ操作により自名刺データ122の編集が指示された場合には(ステップS70のYES)、名刺編集処理部202は、自名刺データ122を編集(変更)する編集処理を実行する(ステップS72)。編集処理では、例えば、自分が所属する部署や、電話番号などが変わった場合などに、自名刺データの一部を変更したり、後からメールアドレスや、顔画像を追加したり、逆に、メールアドレスを削除したりする。
次に、名刺編集処理部202は、編集処理が終了したか否かを判別し(ステップS74)、終了していない場合には(ステップS74のNO)、ステップS72に戻り、編集処理を継続する。一方、編集処理が終了した場合には(ステップS74のYES)、名刺編集処理部202は、ネットワーク400を介して、管理装置(サーバ)100に自名刺データ122の更新を要求する(ステップS76)。次に、名刺編集処理部202は、管理装置(サーバ)100からの更新完了通知に従って更新が完了したか否かを判定する(ステップS78)。そして、管理装置(サーバ)100での更新が完了するのを待って(ステップS78のNO)、更新が完了すると(ステップS78のYES)、当該処理を終了する。
次に、管理装置(サーバ)100では、名刺情報管理部112が、携帯端末200から自名刺データ122の更新要求があったか否かを判定し(ステップS90)、更新要求がない場合には(ステップS90のNO)、当該処理を終了する。一方、携帯端末200から自名刺データ122の更新要求があった場合には(ステップS90のYES)、名刺情報管理部112は、該当ユーザの自名刺データ122を編集内容に従って更新する(ステップS92)。具体的には、自分が所属する部署や、電話番号などを変更したり、後からメールアドレスや、顔画像を追加したり、逆に、メールアドレスを削除したりする。次に、名刺情報管理部112は、該当する携帯端末200に更新完了を通知する(ステップS94)。
次に、名刺情報管理部112は、当該ユーザが交換した名刺データ123を参照して交換した相手を特定し(ステップS96)、この特定した交換相手の格納領域に保存されている該当名刺データを更新する。名刺情報管理部112は、更新があったことを示す更新フラグを立てる(ステップS98)。そして、当該処理を終了する。
このように、ユーザが自名刺データ122を更新すると、管理装置(サーバ)100においては、上記ステップS92で、管理装置(サーバ)100内の相手の名刺データ123を更新することができる。これにより、相手の携帯端末200においては、前述した図6のステップS16〜S20で、名刺データ123のうち端末内に記憶されている書誌事項を更新することができる。
紙名刺および従来の電子名刺は、情報をアップデートすることができなかったため、名刺交換した情報の妥当性が経時的に劣化していくことが問題であった。第一実施形態の場合、転職や引越等で名刺情報が変更された場合に、名刺交換済みの相手に個別に通知する必要がない。
また、名刺データの一部が入力されていない場合(例えば、顔画像が未登録の場合)でも、まず相手と名刺交換しておいて、後日、当該データを登録すれば、そのデータが自動的に相手に送信され、名刺データが更新される。具体的には、たとえば、自分の顔画像を管理装置(サーバ)100に登録すれば、この顔画像が相手に送信される。このため、名刺交換アプリケーションをインストールしたばかりの状態でも、携帯端末を識別可能な最低限の書誌事項のみ登録しておけば名刺交換をすることができる。
第一実施形態によれば、自名刺データが複数(仕事用、プライベート用など)登録されており、そのうち更新された自名刺データ(例えば、仕事用)を名刺交換した相手ユーザに対してのみ、更新情報が送信される。他の自名刺データ(例えば、プライベート用)を名刺交換した他の相手ユーザに対しては、更新情報は送信されない。
第一実施形態によれば、更新情報は、名刺データの変更項目のみ(差分情報)である。更新(差分)情報は、管理装置(サーバ)100における相手ユーザの格納領域にまず格納しておく。当該相手ユーザが管理装置(サーバ)100にアクセスしたときに、その更新情報が管理装置(サーバ)100から配信されて携帯端末200内の名刺データ(書誌事項)が更新される。なお、管理装置(サーバ)100から自動的にダウンロードされてもよく、または更新情報が届いている旨が相手ユーザに通知されて、更新実行を選択することでダウンロードされてもよい。
また、携帯端末200は、名刺交換アプリケーションの起動時(ログオン時)以外にも、名刺交換などのコマンド入力時や、名刺交換アプリケーション使用中の所定時間(例えば5秒)ごとに、管理装置(サーバ)100の当該ユーザの割当領域を参照するようにしてもよい。
<第二実施形態>
次に、第二実施形態の携帯端末200の概要について説明する。
携帯端末200は、表示部22と、検出部(タッチパネル)と、表示制御部(名刺交換処理部)201とを備える。検出部(タッチパネル)は、表示部22の画面上のタッチ操作を検出する。表示制御部(名刺交換処理部)201は、表示部22に他者と交換する名刺データに対応する名刺画像を描画し、検出部(タッチパネル)によって、表示部22の画面上で名刺画像に対するスライド操作が検出されると、スライド操作に応じて名刺画像をスライドさせるような名刺交換を模擬するアニメーションを表示する。
名刺データ(自名刺データ)122は、一ユーザ/一端末に対して複数登録されている。携帯端末200は、選択部(名刺交換処理部)201を更に備える。選択部(名刺交換処理部)201は、複数の名刺データ(自名刺データ)122から交換対象となる名刺データを選択する。表示制御部(名刺交換処理部)201は、選択部(名刺交換処理部)201によって選択された名刺データ(自名刺データ)122に対応する名刺画像を、表示部22に描画する。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
なお、第二実施形態の名刺データ交換システムは、上述した第一実施形態の図1に示す構成と同じであるので説明を省略する。
次に、第二実施形態の管理装置(サーバ)100について詳細に説明する。
図11は、第二実施形態の管理装置(サーバ)100の主要構成を示すブロック図である。なお、図2に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。また、携帯端末200の構成は図3と同じであるので省略する。第二実施形態の管理装置(サーバ)100は、図2に示す構成に加えて、さらに、位置判別部114、合言葉認証部115および時刻判定部116を備えている。
位置判別部114は、名刺交換時に複数の携帯端末200−1、200−2のそれぞれから送信されてくる、名刺交換を行った場所を示す位置情報に基づいて、これらの複数の携帯端末200が所定の距離以内に存在するか否かを判定する。合言葉認証部115および時刻判定部116は、所定の合言葉情報が所定の時間差内で入力されたか否かを判定する。交換部である名刺情報管理部112は、位置判別部114により複数の携帯端末200が所定の距離以内に存在し、かつ合言葉認証部115および時刻判定部116により所定の合言葉が所定の時間差内で入力された場合に、名刺データの交換を受け付ける。
より具体的には、位置判別部114は、複数の携帯端末200の各々の位置情報の測定精度以下の距離内にこれらの複数の携帯端末200が存在する場合に、携帯端末200同士が所定の範囲内(距離以内)に存在すると判定する。携帯端末200の位置情報は、本方法ではGPSで取得する。このため、携帯端末200間の距離がGPSの測定精度以下の場合に、これらの携帯端末200同士の位置が一致していると判断する。GPSの精度は、現時点で50m〜150m程度であるので、位置情報から求まる携帯端末間の距離が50m〜150m程度、またはそれ以下であるとき、「近接」していると判定する。
また、合言葉認証部115は、名刺交換時に名刺交換する相手を特定するため、交換相手と共通の言葉、すなわち合言葉(アルファベット3文字と4ケタの数字)が一致するか否かを判定する。第二実施形態では、名刺交換時に名刺交換する相手を特定するために、携帯端末200−1、200−2の双方に合言葉を入力するようになっている。管理装置(サーバ)100では、該合言葉が一致したユーザ同士で名刺交換が行われると判定する。言い換えると、その場にいない、合言葉を知らない第三者との誤交換を防ぐことができる。
なお、合言葉は、事前に管理装置(サーバ)100で記憶しているのではなく、人間同士が会話で取り決めたワンタイムパスワードを合言葉として携帯端末200−1、200−2からそれぞれ入力を受け付ける。管理装置(サーバ)100は、携帯端末200−1、200−2のユーザA、Bが実際に対面していると推定して、名刺データの交換処理を受け付ける。
すなわち、合言葉認証部115は、所定の合言葉情報として、複数の携帯端末200の所有者間で決められたワンタイムパスワードが所定の時間差内で入力されたか否かを判定する。
また、時刻判定部116は、名刺交換時に携帯端末200−1、200−2のそれぞれから、ユーザID、合言葉(後述)、機種情報、位置情報(名刺交換要求)を受信したタイミングで時刻情報を取得する。さらに時刻判定部116は、取得した時刻情報が示す時刻同士を比較し、所定の時間差内(ほぼ同時)に名刺交換が行われた否かを判別する。
名刺情報管理部112は、名刺交換時に、(条件1)位置判別部114により携帯端末200−1、200−2が「近接」していると判定され、(条件2)合言葉認証部115により双方の合言葉が一致したと判定され、かつ時刻判定部116により「ほぼ同時」に両端末からサーバに入力されたと判定された場合にのみ、名刺交換を受け付ける。管理装置(サーバ)100は、両携帯端末200−1、200−2から受け付けた合言葉が不一致であったときはもちろん、受け付けた時間差が所定時間(ネットワーク遅延時間も考慮して、例えば、1分)以上であったときにも、名刺交換を処理しない。
管理装置(サーバ)100は、本方法のサービス提供エリア(日本または外国)から送られてくる名刺交換要求に対して、「近接」している複数台の携帯端末から、「ほぼ同時」に共通する合言葉を受信した場合に、これらの複数台の携帯端末同士が名刺交換の対象であると判断して、名刺データの交換を実行する。
なお、本発明の名刺データの交換とは、原則は相互交換を意味するが、一方から他方に向かって一方的に名刺データを送付することも、広い意味で、本発明の「交換」に含めるものとする。
本方法を更に詳細に説明する。
まず、第二実施形態の携帯端末200の動作について説明する。
図12乃至図14は、第二実施形態の携帯端末200の動作(名刺データ交換処理)を説明するためのフローチャートである。携帯端末200において、まず、制御部20は、ユーザ操作に従って、名刺交換アプリケーションプログラム(名刺交換処理部201)を起動する(ステップS120)。名刺交換処理部201は、ユーザにより入力されるユーザIDとパスワードとを用いて、管理装置(サーバ)100にログインする(ステップS122)。なお、名刺交換アプリケーションプログラムを起動すると、自動的にログインするようにしてもよい。
次に、名刺交換処理部201は、管理装置(サーバ)100から自名刺データ122を受信する(ステップS124)。次に、これまでに交換した相手の名刺データに対する更新情報があるか否を判定する(ステップS126)。相手の名刺データに対する更新は、ログイン時や、所定の時間間隔(5秒ごと)で管理装置(サーバ)100から通知される。なお、名刺データに対する更新処理は、前述した第一実施形態で説明した更新処理と同じである。
名刺交換処理部201は、相手の名刺データに対する更新がある場合には(ステップS126のYES)、更新情報(書誌事項:差分)を受信し(ステップS128)、記憶部23に保存されている相手の名刺データ(書誌事項:差分)を更新する(ステップS130)。一方、更新情報がない場合には(ステップS126のNO)、ステップS128、S130の更新処理をスキップする。
次に、名刺交換処理部201は、名刺交換用に初期画面を表示部22に表示し(ステップS132)、ユーザ操作により名刺交換の指示操作があったか否かを判定する(ステップS134)。そして、ユーザ操作により名刺交換の指示操作がない場合には(ステップS134のNO)、名刺交換処理部201は、初期画面で待機し、一方、ユーザ操作により名刺交換の指示操作があった場合には(ステップS134のYES)、名刺交換画面を表示部22に表示する(ステップS136)。名刺交換画面では、複数の自名刺データの中から交換用に用いる自名刺データを選択することが可能となっている。
次に、名刺交換処理部201は、複数の自名刺データの中から交換用に用いる自名刺データが選択されたか否かを判定し(ステップS138)、選択されない場合には(ステップS138のNO)、デフォルトの自名刺データを交換用に特定する(ステップS140)。一方、選択された場合には(ステップS148のYES)、選択された自名刺データを交換用に特定する(ステップS142)。
次に、名刺交換処理部201は、交換相手とその場で取り決めた共通の言葉、すなわち合言葉(アルファベット3文字と4ケタの数字)が(ソフトウェアキーボードなどから)入力されたか否かを判定する(ステップS144)。そして、合言葉が入力された場合には(ステップS144のYES)、名刺交換処理部201は、位置情報取得部(GPS)24から現在の位置を示す位置情報を取得する(ステップS146)。次に、名刺交換処理部201は、送受信部21により、ユーザID、合言葉、機種情報および位置情報を、ネットワーク400を介して、管理装置(サーバ)100に送信する(ステップS148)。管理装置(サーバ)100では、上記合言葉、位置情報および時刻に従って名刺交換を受け付けるか否かを判定することになる。
次に、名刺交換処理部201は、管理装置(サーバ)100から名刺交換がOKであるとの応答があったか否かを判定する(ステップS150)。そして、管理装置(サーバ)100から名刺交換がNGであるとの応答があった場合には(ステップS150のNO)、名刺交換がNGであることを表示部22に表示し(ステップS154)、ステップS144に戻り、合言葉の入力から再度、処理を繰り返す。名刺交換がNGとなる理由は、例えば、十分に近接していない(GPS誤差)、合言葉が一致していない(入力ミス)、ほぼ同時でない(通信回線上の問題)のいずれか、あるいは組み合わせによる。
一方、管理装置(サーバ)100から名刺交換がOKであるとの応答があった場合には(ステップS150のYES)、名刺交換処理部201は、表示部22に名刺交換用画面を表示する(ステップS152)。名刺交換用画面には、図17に示すように、表示部22に相手の名前(▼▼○○、○○□□)と画像上に、自名刺データ122A、122Bが重なるように表示されている。ここで描画される自名刺データ(自分および相手の名刺)の画像は、複数の自名刺データから選択されたもの(仕事用、プライベート用など)である。
次に、名刺交換処理部201は、ユーザ操作による交換操作があったか否かを判定する(ステップS156)。ユーザは、図17に示すように、自端末の表示部22に仮想的に表示されている自名刺データ122A、122Bの画像を、指で図示の矢印で示す方向に向かって相手の名前と画像の上にドラッグすることで、名刺の交換操作が行われる。自名刺データ122A、122Bは、実際の名刺のようにグラフィックス表示されている。つまり、ユーザAの携帯端末200−1の表示部22には、交換相手のユーザBの名前(▼▼○○)と画像とが表示されており、ユーザAは、その上に重なるように、自名刺データ122Aをスライドさせる。一方、ユーザBの携帯端末200−2の表示部22には、交換相手のユーザAの名前(○○□□)と画像とが表示されており、ユーザBは、その上に重なるように、自名刺データ122Bをスライドさせる。
そして、名刺交換処理部201は、ユーザ操作による交換操作があるまで待機し(ステップS156のNO)、ユーザ操作による交換操作があると(ステップS156のYES)、名刺交換アニメーションを表示部22に表示する(ステップS158)。名刺交換アニメーションでは、上述したように、図17の上段に示すように、自分の名刺を差し出す操作を行うと、図17の下段に示すように、交換相手の名前と画像から手前側に相手の名刺がスライドするように表示される。
次に、名刺交換処理部201は、上記交換操作が行われたことを契機に、管理装置(サーバ)100に名刺データ交換操作完了を通知し(ステップS160)、管理装置(サーバ)100から名刺データの交換完了が通知されたか否かを判定する(ステップS162)。そして、管理装置(サーバ)100から名刺データの交換完了が通知されるまで待機する(ステップS162のNO)。一方、管理装置(サーバ)100から名刺データの交換完了が通知されると(ステップS162のYES)、名刺交換処理部201は、交換した相手の名刺データ(書誌事項および特定事項:選択可能でもよい)を、管理装置(サーバ)100から受信する(ステップS164)。さらに名刺交換処理部201は、受信した相手の名刺データ(書誌事項および特定事項)を表示部22に表示する(ステップS166)。
次に、名刺交換処理部201は、ユーザにより終了操作(またはログオフ)があったか否かを判定する(ステップS168)。そして、ユーザによる終了操作(またはログオフ)がない場合には(ステップS168のNO)、名刺交換処理部201は、図12のステップS126に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、ユーザによる終了操作(またはログオフ)があった場合には(ステップS168のYES)、名刺交換処理部201は、記憶部23に保存されている、名刺データ123の特定事項を削除し(ステップS170)、当該処理を終了する(名刺交換アプリケーションの停止、またはログオフ)。
次に、第二実施形態の管理装置(サーバ)100の動作について説明する。
図15および図16は、第二実施形態の管理装置(サーバ)100の動作(名刺データ交換処理)を説明するためのフローチャートである。管理装置(サーバ)100において、まず、認証部111は、ログインしてきたユーザに対して、ユーザIDとパスワードとを用いて、正規のユーザであるか個人認証を行う(ステップS180)。次に、名刺情報管理部112は、ユーザIDに対応する自名刺データを、ネットワーク400を介して、対応する携帯端末200−1、200−2に送信する(ステップS182)。
次に、名刺情報管理部112は、更新フラグが有効であるか否かを判定する(ステップS184)。該更新フラグは、当該ユーザの格納領域に保存している交換した名刺データに変更があった場合に有効となるフラグである。そして、更新フラグが有効である場合には(ステップS184のYES)、名刺情報管理部112は、該当する名刺データに対する更新情報(書誌事項:差分)を、携帯端末200に送信する(ステップS186)。なお、特定事項に更新があった場合には、当該管理装置(サーバ)100で更新するので、閲覧するときでなければ、携帯端末200に送信する必要はない。
次に、名刺情報管理部112は、名刺交換要求(ユーザID、合言葉、機種情報、位置情報)を受信したか否かを判別し(ステップS188)、名刺交換要求を受信していない場合には(ステップS188のNO)、待機する。一方、名刺交換要求を受信した場合には(ステップS188のYES)、合言葉認証部115は、受信した名刺交換要求の中に合言葉が一致するものがあるか否かを判定する(ステップS190)。そして、一致する合言葉を有する名刺交換要求がない場合には(ステップS190のNO)、名刺交換の相手を紐付けることができないので、名刺交換要求を送信してきた携帯端末200に対して、NG(エラー)を通知する(ステップS200)。その後、ステップS188に戻る。
一方、一致する合言葉を有する名刺交換要求がある場合には(ステップS190のYES)、合言葉認証部115は、一致する合言葉を有する名刺交換要求を紐付ける(ステップS192)。すなわち、名刺交換の相手を紐付ける。第二実施形態の場合、携帯端末200−1のユーザAと携帯端末200−2のユーザBとが名刺交換の相手として紐付けられる。
次に、位置判別部114は、名刺交換時に携帯端末200−1、200−2のそれぞれから送信された、名刺交換を行った場所を示す位置情報を比較し、所定の範囲内(近接)で名刺交換が行われた否かを判別する(ステップS194)。そして、所定の範囲内(近接)でない場合には(ステップS194のNO)、携帯端末200−1、200−2に対して、NG(エラー)を通知する(ステップS200)。その後、ステップS188に戻る。
一方、携帯端末200−1、200−2が所定の範囲内(近接)である場合には(ステップS194のYES)、時刻判定部116は、携帯端末200−1、200−2のそれぞれから名刺交換要求(ユーザID、後述する合言葉、機種情報、位置情報)を受信したタイミングに基づいて、時刻情報を比較する。これにより、時刻判定部116は、所定の時間差内(ほぼ同時:例えば、1分以内)に名刺交換が行われた否かを判別する(ステップS196)。そして、名刺交換要求の受信タイミングが所定の時間差内(ほぼ同時:例えば、1分以内)でない場合には(ステップS196のNO)、携帯端末200−1、200−2に対して、NG(エラー)を通知する(ステップS200)。その後、ステップS188に戻る。
一方、名刺交換要求の受信タイミングが所定の時間差内(ほぼ同時:例えば、1分以内)であった場合には(ステップS196のYES)、名刺情報管理部112は、携帯端末200−1、200−2に対して、OKを通知する(ステップS198)。
次に、名刺情報管理部112は、携帯端末200−1、200−2から名刺データ交換操作完了の通知を受信したか否を判定する(ステップS202)。そして、名刺データ交換操作完了の通知を受信していない場合には(ステップS202のNO)、待機する。一方、携帯端末200−1、200−2から名刺データ交換操作完了の通知を受信した場合には(ステップS202のYES)、それぞれの名刺データ123に位置情報、日時情報、端末機種情報、有効期限を対応づけて、それぞれの格納領域に保存する(ステップS204)。すなわち、ユーザAの名刺データ123Aに位置情報、日時情報、端末機種情報、有効期限を対応づけてユーザBの格納領域に保存し、ユーザBの名刺データ123Bに位置情報、日時情報、端末機種情報、有効期限を対応づけてユーザAの格納領域に保存する。
なお、第二実施形態では、人間同士が対面して名刺交換することを想定しているので、携帯端末200−1、200−2は、GPSの測定精度でいうところの同位置にある。したがって、前述した第一実施形態で説明したように、相手の名刺データ123と、そのときの自端末または相手端末の位置情報とを対応づけて記録する。携帯端末200−1、200−2の位置は「近接」しているので、自端末または相手端末のどちらの位置情報を対応づけてもよい。
次に、名刺情報管理部112は、それぞれの携帯端末200−1、200−2に対して、交換した相手の名刺データ(書誌事項)を送信する(ステップS206)。次に、携帯端末200−1、200−2の双方、あるいはいずれか一方が、ログオフしたか否かを判定する(ステップS208)。そして、ログオフしない場合には(ステップS208のNO)、図15のステップS184に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、携帯端末200−1、200−2の双方、あるいはいずれか一方が、ログオフした場合には(ステップS208のYES)、当該処理を終了する。
図18(a)、第二実施形態の携帯端末200の動作である名刺データ閲覧処理を説明するためのフローチャートである。図18(b)は、管理装置(サーバ)100の動作である名刺データ閲覧処理を説明するためのフローチャートである。まず、携帯端末200において、名刺交換処理部201は、ユーザによる閲覧操作があったか否かを判定する(ステップS220)。そして、ユーザによる閲覧操作がなかった場合には(ステップS220のNO)、当該処理を終了する。一方、ユーザによる閲覧操作があった場合には(ステップS220のYES)、名刺交換処理部201は、記憶部23に記憶されている、名刺データ123の書誌事項を表示部22に一覧表示する(ステップS222)。次に、名刺交換処理部201は、一覧表示した名刺データ123の書誌事項のいずれかがユーザにより選択されたか否かを判定する(ステップS224)。ユーザは、閲覧したい名刺データ123を一覧から選択(タッチ操作)する。
そして、ユーザによりいずれかの名刺データ123の書誌事項が選択されない場合には(ステップS224のNO)、ステップS222に戻る。一方、ユーザによりいずれかの名刺データ123(の書誌事項)が選択された場合には(ステップS224のYES)、名刺交換処理部201は、選択された名刺データ123の特定事項が記憶部23に保存されているか否かを判定する(ステップS226)。ログイン後、既に閲覧している場合、名刺データ123の特定事項は、記憶部23に保存されている。
そして、選択された名刺データ123の特定事項がない場合には(ステップS226のNO)、名刺交換処理部201は、選択された名刺データ123の名刺IDを名刺情報管理装置100に送信する(ステップS228)。これは特定事項の要求に相当する。図18(b)に示すように、名刺情報管理装置100は、携帯端末200の名刺交換処理部201から、名刺データ123の名刺IDおよび当該名刺データ123の特定事項の閲覧の要求を受け付ける(ステップS250のYES)。名刺情報管理装置100は、データベース12を参照して、この名刺IDに対応づけられた名刺データ123の特定事項を取得し、携帯端末200に送信する(ステップS252)。名刺情報管理装置100におけるこの送信処理は割込処理であり、特定事項の閲覧の要求を受け付けていない場合(ステップS250のNO)は、そのまま終了する。次に、名刺交換処理部201は、選択された名刺データ123の特定事項を管理装置(サーバ)100から受信し(ステップS230)、選択された名刺データ123の書誌事項および特定事項を、対応する名刺フォームに従って描画した擬似的な名刺として表示部22に表示する(ステップS232)。
次に、名刺交換処理部201は、ユーザにより閲覧処理に対する終了操作があったか否かを判定し(ステップS234)、終了操作がない場合には(ステップS234のNO)、ステップS222に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、ユーザにより閲覧処理に対する終了操作があった場合には(ステップS234のYES)、特定事項を消去して(ステップS236)、当該処理を終了する。なお、名刺データ123の特定事項は、図14のステップS170で消去しているので携帯端末200に残ることはなく、情報漏洩のリスクが低減されている。
上述した第二実施形態によれば、名刺交換を行おうとする携帯端末200の距離が所定以下である場合に制限することで、日本または世界の遠く離間した複数箇所で、偶然同時に同じ合言葉を使用していた場合であっても、その遠方の第三者に名刺データを送信してしまうエラーを排除することができる。
また、上述した第二実施形態によれば、合言葉がほぼ同時に入力されることを、名刺交換の要件とすることで、善意または悪意の第三者に名刺データが漏洩することを防止することができる。これにより、特定の相手とのみ名刺データが交換され、不特定の第三者から名刺データを送りつけられることがない。
また、従来であれば、自分の名刺データを、連絡先として未登録の相手に送信したい場合、当該相手のIDまたはメールアドレス等で手入力してサーバ経由で指定するか、または赤外線通信等で当該相手の端末と直接通信する必要がある。赤外線通信の他には、Bluetooth(登録商標)やQRコード(登録商標)などの手段がある。しかしながら、手入力は面倒であり、また赤外線通信等の通信デバイスは機種によっては不具備であったりOSが違う(i−OS(登録商標)、Android(登録商標)、Windows mobile(登録商標))携帯端末とは通信できなかったりする。
これに対して、第二実施形態によれば、特定の端末同士が名刺データの交換を希望していることを、位置情報と合言葉に基づいてサーバが判断できるので、相手のユーザIDを自端末に手入力で打ち込むことなく、また端末間で直接通信するデバイスを用いることなく、正しく特定された相手と名刺データを交換することができる。
以上より、第二実施形態によれば、連絡先が未登録の相手に対しても容易に、かつ携帯端末200の機種やOSの違いがあっても、第三者への漏洩なく名刺データを交換することができる。
<リアルタイム名刺交換モード以外の動作モード>
上述した第二実施形態は、携帯端末200−1、200−2の位置の一致と、ほぼ同時の合言葉の入力を条件として、名刺データをリアルタイムで交換するリアルタイム名刺交換モードである。第二実施形態では、該リアルタイム名刺交換モードに加えて、メール経由モードと、1対N配信モードと、を備えている。
<メール経由モード>
メール経由モードは、メールアドレス既知の人と、双方任意のタイミングで名刺データを交換する動作モードである。メール経由モードでは、位置が一致していなくてもよく、さらに合言葉の入力がまったく相違していてもよい。
既知のメールアドレスの相手に、ワンタイムパスワード付きの招待メールを送って自分の名刺データを送付する。ワンタイムパスワードとすることで、仮に受信者が招待メールを多数の第三者にマルチ送信またはチェーン送信したとしても、最初の1人としか名刺データは交換されない。これにより、招待メールが不測に拡散して名刺交換相手が無制限に拡大することがない。
<1対N配信モード>
1対N配信モードは、マルチキャストを通じて多数の視聴者に対して自分の名刺データを頒布する動作モードである。マルチキャストとしては、街頭演説、テレビ、ラジオ、紙媒体、WEB掲載など、情報を同時配信するメディアであれば何でもよい。携帯端末200の位置情報に基づく近接判定は名刺交換の条件としない。配信者は、ワンタイムパスワードを口頭または文字で伝達する。それを見聞きした多数の相手が、そのとき直ちに、または指定された日時に、配信者のユーザIDとワンタイムパスワードを入力することで、管理装置(サーバ)100から多数の相手全員に配信者の名刺データを配信する。
なお、1対N配信モードでは、指定した時刻からの時間遅れの許容閾値を、通常の名刺交換モードよりも長く設定するとよい。この許容閾値は、自分で設定可能とすることが好ましい。多数に頒布することを目的とした動作モードであるため、時間遅れを厳しく判断する必要はないからである。但し、無制限にいつまでも配信可能としてしまうと、サーバ負荷が大きくなり、また配信者の思惑を超えて名刺データが拡散する虞があるため、所定の許容閾値を設定するとよい。
なお、1対N配信モードでは、街頭演説のような近距離のマルチキャストの場合を除いて、相手の名刺データと、そのときの自端末または相手端末の位置情報とを対応づけて記録するということに意義がある。相手端末の位置情報を取得することで、視聴者の存在地域を知ることができ、各種のマーケティングにも有用である。
本発明の管理装置(サーバ)100、携帯端末200は、コンピュータプログラムを読み取って対応する処理動作を実行できるように、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、I/F(Interface)ユニット、等の汎用デバイスで構築されたハードウェア、所定の処理動作を実行するように構築された専用の論理回路、これらの組み合わせ、等として実施することができる。そして、本発明の各種の構成要素は、その機能を実現するように形成されていればよく、たとえば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたデータ処理装置、コンピュータプログラムによりデータ処理装置に実現された所定の機能、これらの任意の組み合わせ、等として実現することができる。そして、本発明の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、一つの構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等を許容する。
本発明の構成要素(データベース12、記憶部23)がデータを記憶するとは、本発明の装置が、データを記憶する機能を有することを意味しており、当該データが常に格納されていることを必ずしも要しない。
本発明の名刺情報管理方法に含まれる複数の工程は、本発明に支障のない範囲で順序を変更することができ、また複数の工程の一部または全部が互いに重複するタイミングで実行されることを許容する。
上記実施形態は、以下の技術思想を包含するものである。
(1)複数の携帯端末での名刺データ交換操作を契機に、前記複数の携帯端末の各々に対応づけられる名刺データを交換する交換手段と、前記交換手段で交換した名刺データに対して、交換したときの前記複数の携帯端末のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する記録手段と、を備えることを特徴とする名刺情報管理装置。
(2)前記名刺データは、有効期限に達すると閲覧不可となる特定事項を有する、ことを特徴とする上記(1)に記載の名刺情報管理装置。
(3)前記名刺データの情報が変更されると、前記記録手段によって記録されている、交換した相手の前記名刺データの情報を更新する更新手段を更に備える、ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の名刺情報管理装置。
(4)前記名刺データは、一ユーザ/一端末に対して複数登録されており、前記更新手段は、前記複数の名刺データのうち、前記変更された名刺データを交換した相手の携帯端末に前記名刺データの更新情報を送信する、ことを特徴とする上記(3)に記載の名刺情報管理装置。
(5)前記名刺データ交換時に、前記複数の携帯端末の各々の位置情報に基づいて、前記複数の携帯端末が所定の距離以内に存在するか否かを判定する位置判定手段と、前記名刺データ交換時に、所定の合言葉情報が所定の時間差内で入力されたか否かを判定する合言葉認証手段と、を更に備え、前記交換手段は、前記位置判定手段により前記複数の携帯端末が前記所定の距離以内に存在し、かつ前記合言葉認証手段により前記所定の合言葉が所定の時間差内で入力された場合に、前記名刺データの交換を受け付ける、ことを特徴とする上記(1)に記載の名刺情報管理装置。
(6)前記位置判定手段は、前記複数の携帯端末の各々の位置情報の測定精度以下の距離内に前記複数の携帯端末が存在する場合に、前記所定の距離以内に存在すると判定する、ことを特徴とする上記(5)に記載の名刺情報管理装置。
(7)前記合言葉認証手段は、前記所定の合言葉情報として、前記複数の携帯端末の所有者間で決められたワンタイムパスワードが所定の時間差内で入力されたか否かを判定する、ことを特徴とする上記(5)に記載の名刺情報管理装置。
(8)時刻管理手段を更に備え、前記記録手段は、前記交換手段が前記名刺データを交換するとき、前記時刻管理手段から日時情報を取得し、前記名刺データに対して前記日時情報を対応づけて記録することを特徴とする上記(1)から(7)のいずれか一項に記載の名刺情報管理装置。
(9)上記(1)から(8)のいずれかに一項に記載の名刺情報管理装置とネットワークを介して接続して用いられる前記携帯端末であって、表示手段と、前記表示手段の画面上のタッチ操作を検出する検出手段と、前記表示手段に他者と交換する名刺データに対応する名刺画像を描画し、前記検出手段によって、前記表示手段の画面上で前記名刺画像に対するスライド操作が検出されると、前記スライド操作に応じて前記名刺画像をスライドさせるような名刺交換を模擬するアニメーションを表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする携帯端末。
(10)前記名刺データは、一ユーザ/一端末に対して複数登録されており、前記複数の名刺データから交換対象となる名刺データを選択する選択手段を更に備え、前記表示制御手段は、前記選択手段によって選択された名刺データに対応する名刺画像を、前記表示手段に描画する、ことを特徴とする上記(9)に記載の携帯端末。
(11)複数の携帯端末と、ネットワークを介して前記複数の携帯端末と接続された名刺情報管理装置とからなる名刺情報管理システムであって、前記名刺情報管理装置は、前記複数の携帯端末での名刺データ交換操作を契機に、前記複数の携帯端末の各々に対応づけられる名刺データを交換する交換手段と、前記交換手段で交換した名刺データに対して、交換したときの前記複数の携帯端末のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する記録手段と、を備えることを特徴とする名刺情報管理システム。
(12)前記複数の携帯端末は、各々、表示手段と、前記表示手段の画面上のタッチ操作を検出する検出手段と、前記表示手段に他者と交換する名刺データに対応する名刺画像を描画し、前記検出手段によって、前記名刺データ交換操作として、前記表示手段の画面上で前記名刺画像に対するスライド操作が検出されると、前記スライド操作に応じて前記名刺画像をスライドさせるような名刺交換を模擬するアニメーションを表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする上記(11)に記載の名刺情報管理システム。
(13)複数の携帯端末とネットワークを介して接続され、前記複数の携帯端末間で交換される名刺情報を管理する名刺情報管理方法であって、前記複数の携帯端末での名刺データ交換操作を契機に、前記複数の携帯端末の各々に対応づけられる名刺データを交換する交換ステップと、前記交換した名刺データに対して、交換したときの前記複数の携帯端末のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する記録ステップと、を含むことを特徴とする名刺情報管理方法。
(14)複数の携帯端末とネットワークを介して接続され、前記複数の携帯端末間で交換される名刺情報を管理する名刺情報管理装置のコンピュータを用いて名刺情報管理処理を行うためのプログラムであって、前記複数の携帯端末での名刺データ交換操作を契機に、前記複数の携帯端末の各々に対応づけられる名刺データを交換する交換処理と、前記交換した名刺データに対して、交換したときの前記複数の携帯端末のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する記録処理と、を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
10:送受信部、11:制御部、12:データベース、20:制御部、21:送受信部、22:表示部、23:記憶部、24:位置情報取得部(GPS)、100:名刺情報管理装置、111:認証部、112:名刺情報管理部、113:データ変換部、114:位置判別部、115:合言葉認証部、116:時刻判定部、121:個人情報、122:自名刺データ、123:名刺データ、130:位置情報、200・200−1・200−2:携帯端末、201:名刺交換処理部、202:名刺編集処理部、300:基地局、400:ネットワーク、1000:名刺情報管理システム

Claims (14)

  1. 複数の携帯端末での名刺データ交換操作を契機に、前記複数の携帯端末の各々に対応づけられる名刺データを交換する交換手段と、
    前記交換手段で交換した名刺データに対して、交換したときの前記複数の携帯端末のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する記録手段と、
    前記複数の携帯端末から、当該携帯端末を識別するユーザID、前記名刺データを交換するユーザ同士の間でその場で取り決められた合言葉情報および当該携帯端末の位置情報をともに含む名刺交換要求をそれぞれ受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した複数の前記名刺交換要求に含まれる前記合言葉情報が互いに一致しているか否かを判定する合言葉認証手段と、
    前記合言葉情報が互いに一致していると前記合言葉認証手段が判定した場合に、複数の前記名刺交換要求に含まれる前記位置情報に基づいて前記複数の携帯端末が所定の距離以内に存在するか否かを判定する位置判定手段と、
    を備え
    前記交換手段が、前記複数の携帯端末が前記所定の距離以内に存在すると前記位置判定手段が判定した場合に、前記名刺交換要求に含まれる前記ユーザIDに対応して前記記録手段に記録されている前記名刺データの交換を受け付ける、
    ことを特徴とする名刺情報管理装置。
  2. 前記名刺データの情報が変更されると、前記記録手段によって記録されている、交換した相手の前記名刺データの情報を更新する更新手段を更に備え、
    前記記録手段に記録される前記名刺データは、前記位置情報および閲覧有効期限を示す情報を含み有効期限に達すると閲覧不可となる特定事項と、氏名および連絡先を示す情報を含む書誌事項と、を有し、
    前記更新手段は、
    前記記録手段に記録されている前記名刺データにおける前記書誌事項が更新されると、ログインしている前記相手の携帯端末に対して、更新された前記書誌事項に関する更新情報を前記相手の携帯端末に送信し、
    前記記録手段に記録されている前記名刺データにおける前記特定事項が更新されると、前記相手の携帯端末から閲覧の要求を受け付けたときであってかつ前記有効期限に達していないときに、更新された前記特定事項を前記相手の携帯端末に対して閲覧可能に送信することを特徴とする請求項1に記載の名刺情報管理装置。
  3. 前記名刺データは、一ユーザ/一端末に対して複数登録されており、
    前記更新手段は、前記複数の名刺データのうち、前記変更された名刺データを交換した相手の携帯端末に前記名刺データの更新情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の名刺情報管理装置。
  4. 前記合言葉認証手段は、前記受信手段が受信した複数の前記名刺交換要求が所定の時間差内で入力されたか否かを判定し、
    前記交換手段は、前記位置判定手段により前記複数の携帯端末が前記所定の距離以内に存在し、かつ前記合言葉認証手段により前記所定の合言葉が所定の時間差内で入力された場合に、前記名刺データの交換を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1に記載の名刺情報管理装置。
  5. 前記位置判定手段は、前記複数の携帯端末の各々の位置情報の測定精度以下の距離内に前記複数の携帯端末が存在する場合に、前記所定の距離以内に存在すると判定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の名刺情報管理装置。
  6. 前記合言葉認証手段は、前記所定の合言葉情報として、前記複数の携帯端末の所有者間で決められたワンタイムパスワードが所定の時間差内で入力されたか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の名刺情報管理装置。
  7. 時刻管理手段を更に備え、
    前記記録手段は、前記交換手段が前記名刺データを交換するとき、前記時刻管理手段から日時情報を取得し、前記名刺データに対して前記日時情報を対応づけて記録する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の名刺情報管理装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の名刺情報管理装置とネットワークを介して接続して用いられる前記携帯端末であって、
    表示手段と、
    前記表示手段の画面上のタッチ操作を検出する検出手段と、
    前記表示手段に他者と交換する名刺データに対応する名刺画像を描画し、前記検出手段によって、前記表示手段の画面上で前記名刺画像に対するスライド操作が検出されると、前記スライド操作に応じて前記名刺画像をスライドさせるような名刺交換を模擬するアニメーションを表示する表示制御手段と、
    を備える携帯端末。
  9. 前記名刺データは、一ユーザ/一端末に対して複数登録されており、
    前記複数の名刺データから交換対象となる名刺データを選択する選択手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記選択手段によって選択された名刺データに対応する名刺画像を、前記表示手段に描画する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の携帯端末。
  10. 複数の携帯端末と、ネットワークを介して前記複数の携帯端末と接続された名刺情報管理装置とからなる名刺情報管理システムであって、
    前記名刺情報管理装置は、
    前記複数の携帯端末での名刺データ交換操作を契機に、前記複数の携帯端末の各々に対応づけられる名刺データを交換する交換手段と、
    前記交換手段で交換した名刺データに対して、交換したときの前記複数の携帯端末のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する記録手段と、
    前記複数の携帯端末から、当該携帯端末を識別するユーザID、前記名刺データを交換するユーザ同士の間でその場で取り決められた合言葉情報および当該携帯端末の位置情報をともに含む名刺交換要求をそれぞれ受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した複数の前記名刺交換要求に含まれる前記合言葉情報が互いに一致しているか否かを判定する合言葉認証手段と、
    前記合言葉情報が互いに一致していると前記合言葉認証手段が判定した場合に、複数の前記名刺交換要求に含まれる前記位置情報に基づいて前記複数の携帯端末が所定の距離以内に存在するか否かを判定する位置判定手段と、
    を備え
    前記交換手段が、前記複数の携帯端末が前記所定の距離以内に存在すると前記位置判定手段が判定した場合に、前記名刺交換要求に含まれる前記ユーザIDに対応して前記記録手段に記録されている前記名刺データの交換を受け付ける、
    ことを特徴とする名刺情報管理システム。
  11. 前記携帯端末は名刺交換用画面を備えており、
    前記交換手段は、前記複数の携帯端末が前記所定の距離以内に存在すると前記位置判定手段が判定した場合に、交換相手の携帯端末との名刺交換が受け付け可能であるとの応答を前記携帯端末にそれぞれ送信し、
    前記携帯端末は、前記応答を受信した場合、交換相手のユーザの名前を示す情報を前記名刺交換用画面に表示し、前記交換相手の携帯端末に対する前記名刺データ交換操作を受け付け、前記名刺データ交換操作を受け付けたことを示す通知を前記交換手段に送信し、
    前記交換手段は、前記通知を受信した場合、前記複数の携帯端末の各々に対応づけられている前記名刺データを前記交換相手の携帯端末にそれぞれ送信する、
    請求項10に記載の名刺情報管理システム。
  12. 前記複数の携帯端末は、各々、
    表示手段と、
    前記表示手段の画面上のタッチ操作を検出する検出手段と、
    前記表示手段に他者と交換する名刺データに対応する名刺画像を描画し、前記検出手段によって、前記名刺データ交換操作として、前記表示手段の画面上で前記名刺画像に対するスライド操作が検出されると、前記スライド操作に応じて前記名刺画像をスライドさせるような名刺交換を模擬するアニメーションを表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項10または11に記載の名刺情報管理システム。
  13. 複数の携帯端末とネットワークを介して接続され、前記複数の携帯端末間で交換される名刺情報を管理する名刺情報管理装置のコンピュータを用いて行う名刺情報管理方法であって、
    前記コンピュータが、
    前記複数の携帯端末での名刺データ交換操作を契機に、前記複数の携帯端末の各々に対応づけられる名刺データを交換する交換ステップと、
    前記交換した名刺データに対して、交換したときの前記複数の携帯端末のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する記録ステップと、
    前記複数の携帯端末から、当該携帯端末を識別するユーザID、前記名刺データを交換するユーザ同士の間でその場で取り決められた合言葉情報および当該携帯端末の位置情報をともに含む名刺交換要求をそれぞれ受信する受信ステップと、
    受信された複数の前記名刺交換要求に含まれる前記合言葉情報が互いに一致しているか否かを判定する合言葉認証ステップと、
    前記合言葉情報が互いに一致していると判定された場合に、複数の前記名刺交換要求に含まれる前記位置情報に基づいて前記複数の携帯端末が所定の距離以内に存在するか否かを判定する位置判定ステップと、
    を含み、
    前記交換ステップにおいて、前記複数の携帯端末が前記所定の距離以内に存在すると判定された場合に、前記名刺交換要求に含まれる前記ユーザIDに対応して記録されている前記名刺データの交換を受け付ける名刺情報管理処理、
    を行う名刺情報管理方法。
  14. 複数の携帯端末とネットワークを介して接続され、前記複数の携帯端末間で交換される名刺情報を管理する名刺情報管理装置のコンピュータを用いて名刺情報管理処理を行うためのプログラムであって、
    前記複数の携帯端末での名刺データ交換操作を契機に、前記複数の携帯端末の各々に対応づけられる名刺データを交換する交換処理と、
    前記交換した名刺データに対して、交換したときの前記複数の携帯端末のいずれかの現在位置を示す位置情報を対応づけて記録する記録処理と、
    前記複数の携帯端末から、当該携帯端末を識別するユーザID、前記名刺データを交換するユーザ同士の間でその場で取り決められた合言葉情報および当該携帯端末の位置情報をともに含む名刺交換要求をそれぞれ受信する受信処理と、
    受信された複数の前記名刺交換要求に含まれる前記合言葉情報が互いに一致しているか否かを判定する合言葉認証処理と、
    前記合言葉情報が互いに一致していると判定された場合に、複数の前記名刺交換要求に含まれる前記位置情報に基づいて前記複数の携帯端末が所定の距離以内に存在するか否かを判定する位置判定処理と、
    を前記コンピュータに実行させ、
    前記交換処理において、前記複数の携帯端末が前記所定の距離以内に存在すると判定された場合に、前記名刺交換要求に含まれる前記ユーザIDに対応して記録されている前記名刺データの交換を受け付けるよう前記コンピュータに実行させるプログラム。
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