JP6159782B2 - 情報処理装置の制御方法、情報処理装置および制御プログラム並びに端末の制御方法および端末制御プログラム - Google Patents

情報処理装置の制御方法、情報処理装置および制御プログラム並びに端末の制御方法および端末制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6159782B2
JP6159782B2 JP2015230762A JP2015230762A JP6159782B2 JP 6159782 B2 JP6159782 B2 JP 6159782B2 JP 2015230762 A JP2015230762 A JP 2015230762A JP 2015230762 A JP2015230762 A JP 2015230762A JP 6159782 B2 JP6159782 B2 JP 6159782B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
talk room
user terminal
sharing
message
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015230762A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017107255A (ja
Inventor
イルグ イ
イルグ イ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Line Corp
Original Assignee
Line Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Line Corp filed Critical Line Corp
Priority to JP2015230762A priority Critical patent/JP6159782B2/ja
Publication of JP2017107255A publication Critical patent/JP2017107255A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6159782B2 publication Critical patent/JP6159782B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置の制御方法、情報処理装置および制御プログラム並びに端末の制御方法および端末制御プログラムに関し、特にユーザのメッセージ履歴を取得する情報処理装置の制御方法、情報処理装置および制御プログラム並びに端末の制御方法および端末制御プログラムに関する。
近年、IT化に伴い、クラウドサービスに見られるようにユーザ間のデータの共有や、ユーザが複数端末保持する場合のデータ共有に関するサービスが普及している。
このようなデータ共有サービスにおいて、大量のデータの共有をするためには、例えば、ファイル転送サービスを利用する場合、共有対象のファイルを一旦サーバにアップロードし共有先の端末を指定して転送処理を行うなど、共有先が多ければ多いほど、また、共有対象のデータが多ければ多いほどアップロードや指定等に手間がかかる問題があった。
このような問題を解決するための技術として、例えば、特許文献1には、所定の時間内や所定の位置範囲内にあるマッチ要求をする端末同士をマッチングさせ、マッチングした端末間でアプリケーション情報を共有する技術が開示されている。
また、特許文献2には、オンラインストアから取得したアプリケーション等をクラウドストレージ等のリポジトリ―にローカル装置からアップロードし、当該アップロードしたアプリケーション等を別のローカル装置でダウンロードして、ローカル装置間で受け渡しをする技術が開示されている。
特開2014−523054公報 特開2014−518410公報
しかしながら、特許文献1および2に記載の発明では、いずれの発明についても、アプリケーションの共有については開示されているものの、アプリケーションに関するデータの共有は開示されておらず、端末の機種を変更した場合等に、以前使用していたアプリケーションと同じアプリケーションをインストールするのは容易であっても、当該アプリケーションに関するデータは共有されず、ユーザ自身が別の記録媒体やクラウドストレージ等に一旦保存して新しい端末にアプリケーションのインストールが完了した後に、当該データを格納し直す必要があった。
また、当該保存および格納のし直しにあたって、元の端末に保存するデータの中から共有する必要があるデータを、ユーザ自身で一から選択し、記録媒体やクラウドストレージ等に記録またはアップロードする必要があった。このような記録等の作業は、例えば、メッセージングサービスのアプリケーションの場合、大量のメッセージ履歴情報から選択しなければならず、ユーザにとって、必ずしも利便性の高いものではなかった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、端末の機種を変更した際に過去のテキストやコンテンツを含むトークルーム情報やメッセージ履歴情報を復活させたい場合等に、情報処理装置またはメッセージのやり取りをしていた相手の端末に保存されているトークルーム情報(メッセージ履歴情報含む)から共有すべきトークルーム情報(メッセージ履歴情報を含む)を抽出し共有することができるサービスシステムに係る情報処理装置の制御方法、情報処理装置および制御プログラムならびに端末の制御方法および端末制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置の制御方法は、ユーザ端末とネットワークを介して接続された情報処理装置の制御方法であって、ユーザ間のメッセージのやり取りに関する、第1トークルーム情報を記憶する記憶ステップと第1のユーザ端末から第1トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求める第1トークルーム共有要求を受信する第1の受信ステップと、前記第1トークルーム共有要求に基づいて第1トークルーム情報に含まれる少なくとも1以上のユーザを特定し、当該特定したユーザの端末に前記第1トークルーム情報と関連する第2トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求める第2トークルーム共有要求を送信する第1の送信ステップと、前記第2トークルーム共有要求に対応する、前記特定したユーザの端末が保持している第2トークルーム情報の少なくとも一部を受信する第2の受信ステップと、前記第2トークルーム情報の少なくとも一部を前記第1のユーザ端末に送信する第2の送信ステップとを含む。
さらに、本発明に係る情報処理装置の制御方法において、第1トークルーム共有要求は、第1のユーザ端末に保持されていないトークルーム情報を共有するよう情報処理装置または第2のユーザ端末の少なくともいずれか一つに要求するものであってもよい。
さらに、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、第1トークルーム共有要求に基づいて、第1トークルーム情報を、情報処理装置に記憶されているトークルーム情報の中から検索し、抽出する抽出ステップと、抽出した前記第1トークルーム情報に、共有を求める第1トークルーム情報の少なくとも一部が存在するか否かを判定する判定ステップとをさらに含み、第1の送信ステップは、判定の結果、第1トークルーム情報の少なくとも一部が存在する場合は、当該第1トークルーム情報の少なくとも一部を第1のユーザ端末に送信し、第1トークルーム情報の少なくとも一部が存在しない場合には、特定したユーザの端末に第2トークルーム共有要求を送信するものであってもよい。
さらに、本発明に係る情報処理装置の制御方法において、第2の受信ステップは、特定したユーザの端末からのメッセージの共有を許可するか拒否するかの共有許可情報を受信し、第2の送信ステップは、共有許可情報に基づいて、共有が許可される場合には第2トークルーム情報を、共有が拒否される場合には拒否された通知を送信するものであってもよい。
さらに、本発明に係る情報処理装置の制御方法において、第1トークルーム共有要求は、さらに、第1のユーザ端末がトークルームに参加した参加日時情報と、第1のユーザ端末が保持している共有要求対象のトークルーム情報の中で最も古いメッセージの送信日時情報または受信日時情報の少なくともいずれか一つを含み、判定ステップは、さらに、参加日時情報の参加日時以降、かつ、メッセージの送信日時情報または受信日時情報の日時より前に送受信したメッセージ履歴情報を共有すべきトークルーム情報とするものであってもよい。
さらに、本発明に係る情報処理装置の制御方法において、判定ステップは、さらに、参加日時より前に送受信したメッセージ履歴情報を共有許可情報に基づいて共有するか否かを決定する共有候補メッセージとして判定し、第2の送信ステップは、さらに、共有許可情報に基づいて、特定したユーザの端末うち少なくとも1以上のユーザの端末から共有が許可されていた場合には、共有候補メッセージのメッセージ履歴情報を送信するものであってもよい。
さらに、本発明に係る情報処理装置制御方法において、第1の送信ステップは、さらに、特定したユーザのうち、参加日時情報の参加日時以降、かつ、メッセージの送受信日時情報の日時より前に共有対象範囲のトークに参加していたユーザを、第2のメッセージ共有要求を送信する送信先とするものであってもよい。
さらに、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、第2トークルーム情報の共有要求範囲を示す情報を表示する領域を、特定したユーザの端末の表示部に表示させる表示情報を生成する生成ステップをさらに含み、第1の送信ステップは、さらに、表示情報を前記ユーザに送信するものであってもよい。
さらに、本発明に係る情報処理装置の制御方法において、生成ステップは、さらに、領域にある第2トークルーム情報のうち、共有を許可する対象を限定させる入力表示を生成するものであってもよい。
さらに、本発明に係る情報処理装置の制御方法において、第1トークルーム共有要求は、第1のユーザ端末に表示されるトークルーム上で最も古いメッセージが表示された時に第1のユーザ端末で生成され、第1トークルーム共有要求は、さらに、トークルームに参加するユーザのユーザ情報を含むものであってもよい。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法において、第1トークルーム共有要求は、第1のユーザ端末に情報処理装置と関連する所定のアプリケーションのインストール時に第1のユーザ端末で生成され、第1トークルーム共有要求は、さらに、トーク相手の候補となるユーザのユーザ情報を含むものであってもよい。
本発明に係る情報処理装置は、ユーザ端末とネットワークを介して接続された情報処理装置であって、ユーザ間のメッセージのやり取りに関する、第1トークルーム情報を記憶する記憶部と第1のユーザ端末から第1トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求める第1トークルーム共有要求を受信する受信部と、第1トークルーム共有要求に基づいて第1トークルーム情報に含まれる少なくとも1以上のユーザを特定し、当該特定したユーザの端末に第1トークルーム情報と関連する第2トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求める第2トークルーム共有要求を送信する送信部とを備え、受信部は、第2メッセージ共有要求に対応する、特定したユーザの端末が保持している第2トークルーム情報の少なくとも一部を含む回答情報を受信し、送信部は、第2トークルーム情報の少なくとも一部を第1のユーザ端末に送信する。
本発明に係る制御プログラムは、ユーザ端末とネットワークを介して接続されるコンピュータを制御するプログラムあって、ユーザ間のメッセージのやり取りに関する、第1トークルーム情報を記憶する記憶機能と第1のユーザ端末から第1トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求める第1トークルーム共有要求を受信する受信機能と、第1トークルーム共有要求に基づいて第1トークルーム情報に含まれる少なくとも1以上のユーザを特定し、当該特定したユーザの端末に第1トークルーム情報と関連する第2トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求める第2トークルーム共有要求を送信する送信機能とをコンピュータにより実現させる制御プログラムであって、受信機能は、第2トークルーム共有要求に対応する、前記特定したユーザの端末が保持している第2トークルーム情報の少なくとも一部を受信し、送信機能は、第2トークルーム情報の少なくとも一部を前記第1のユーザ端末に送信する。
本発明に係る端末の制御方法は、情報処理装置または1以上の端末の少なくともいずれか一つとネットワークを介して接続された端末の制御方法であって、ユーザ間のメッセージのやり取りに関する、第1トークルーム情報を記憶する記憶ステップと前記第1トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求めるトークルーム共有要求を受信する受信ステップと、前記トークルーム共有要求に対応する、第2トークルーム情報の少なくとも一部を送信する送信ステップとを含む。
本発明に係る端末制御プログラムは、情報処理装置または1以上の端末の少なくともいずれか一つとネットワークを介して接続される端末を制御するプログラムあってユーザ間のメッセージのやり取りに関する、第1トークルーム情報を記憶する記憶機能と
第1トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求めるトークルーム共有要求を受信する受信機能と、前記トークルーム共有要求に対応する、第2トークルーム情報の少なくとも一部を送信する送信機能とをコンピュータにより実現させる。
本発明によれば、情報処理装置またはメッセージのやり取りしていた相手の端末に保存されているトークルーム情報から共有すべきトークルーム情報(メッセージ履歴情報等の情報含む)を抽出し共有することができるサービスシステムに係る情報処理装置の制御方法、情報処理装置および制御プログラムを提供することができ、利便性の高いサービスを提供することができる。
サービスシステム構成を示すシステム図 サーバ(情報処理装置)および端末の機能構成を示すブロック図 トークルーム情報およびメッセージ履歴情報のデータ構成例を示すデータ概念図 トークルーム情報の共有の例を説明するための模式図 グループにおけるトークルーム情報の共有の許可要求の例を示す模式図 実施形態1に係るサーバ(情報処理装置)の動作を示すフローチャート図 実施形態1に係るサーバ(情報処理装置)と端末間の情報のやり取りおよび処理の流れを示すシーケンス図 参考例に係るサーバ(情報処理装置)および端末の機能構成を示すブロック図 実施形態2に係る端末の動作を示すフローチャート図
以下、本発明の一実施態様について、図面を参照しながら説明する。
<概要>
図1は、サービスシステム構成を示すシステム図である。
図1に示すように、当該サービスシステムは、サーバ(情報処理装置)100、複数のユーザ端末200A、200Bを含む。サーバ(情報処理装置)100は、ネットワーク400を介してユーザ端末200A、200Bと接続される。なお、図1において、説明を簡単にするために、ユーザ端末は2台だけ示してあるが、これ以上存在してもよいことは言うまでもない。また、ユーザ端末200の具体的な機器は、図示のように、スマートフォンに限定されず、例えば、携帯端末、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、その他の電子機器であってもよい。なお、以下においては、特に区別の必要がない場合に、ユーザ端末を総称して、ユーザ端末200と記載する。
ユーザ端末200A〜200Bは、本発明の一実施形態によるサービスの一部であるチャットを、サービス側が提供するメッセージングアプリを搭載し、当該搭載したアプリを用いて行っている。なお、ユーザ端末200Aは、ユーザ端末200Bおよび図示しないその他の複数のユーザ端末と共にグループを構成することもでき、グループ間でメッセージのやり取りを行うことができる。
なお、端末装置200Aは、端末装置200Bを含まないグループに属していても良い。すなわち、各端末装置は、それぞれ他の端末装置と共に複数のグループを構成することができる。
本発明に係るサービスシステムは、サーバ(情報処理装置)またはメッセージのやり取りしていた相手の端末に保存されているトークルーム情報から共有すべき情報を抽出し共有することができる。ここで一例として、本発明に係るサービスシステムを図4で相手の端末に保存されているトークルーム情報(メッセージ履歴情報を含む)を共有する例について説明する。なお、トークルーム情報およびメッセージ履歴情報の詳細については、後述の<データ>で示す。
例えば、ユーザ(当該ユーザをユーザCとする)が携帯端末の機種を変更した場合等に、図4(b)で示すように9:30に送信した「行こう!行こう!良さそうなお店知っている?」とするメッセージより前に送受信されたメッセージ履歴情報を保有していない状態であった場合に、該当のメッセージがやり取りされたトークルーム画面をスワイプ操作等させると、当該操作をトリガーに図4(a)で示す他のユーザ(当該ユーザをユーザAとする)のユーザ端末にメッセージ共有要求が送信される。当該他のユーザ端末は当該共有要求に基づいて、ユーザCの端末に保持されている最新のメッセージ履歴情報(9:30に送信したメッセージ履歴情報)より前のメッセージ履歴情報を、サーバ(情報処理装置)100を経由してユーザCの端末に送信する。当該送信されたメッセージ履歴情報により、図4(c)の点線枠内に示すように、保有していなかったメッセージ履歴情報を再び保有し、表示させることができる。ここで、トークルームとは、ユーザ端末200に搭載されるメッセージングアプリが提供するチャット機能を用いて、ユーザ間でメッセージのやりとりをする仮想空間をいう。
これにより、端末の機種変更等により失われた過去のメッセージ履歴情報をサーバ(情報処理装置)に保存されていなくとも、トーク相手の端末に保存されていれば、再び取得し表示させることができ、ユーザにとって、利便性の高いサービスを提供することができる。
<実施形態1>
<構成>
以下、実施形態1に係るサーバ(情報処理装置)100、ユーザ端末200の構成について説明する。図2は、サーバ100、ユーザ端末200の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ100は、通信部110と、制御部120と、記憶部130を含んで構成される。
通信部110は、受信部111および送信部112を備え、ネットワーク400を介して、ユーザ端末200との通信(各種データ、メッセージの送受信等)を実行する機能を有する。当該通信は、有線、無線のいずれでもよく、また、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。ここで、メッセージとは、テキストメッセージに限らず、画像、音声、動画、スタンプ(デジタルステッカー)等が含まれる。
受信部111は、ネットワーク400を介して、各ユーザ端末200からメッセージを受信し、当該メッセージに含まれるデータを制御部120に伝達する機能を有する。具体的には、例えば、受信部111は、ユーザ端末200からトークルーム情報の共有要求(以下、「トークルーム共有要求」という)およびトークルーム共有要求に対応するトークルーム情報(メッセージ履歴情報を含む)および共有許可情報等を受信する。
送信部112は、ネットワーク400を介して、制御部120の制御に従って、各ユーザ端末200にメッセージを送信する機能を有する。具体的には、例えば、送信部112は、ユーザ端末200にトークルーム共有要求およびトークルーム共有要求に対応するトークルーム情報の少なくとも一部、共有許可情報および他のユーザ端末200から受信した共有の拒否通知等を送信する。
制御部120は、抽出部121、判定部122、生成部123を備え、サーバ100の各部を制御する機能を有するプロセッサである。
抽出部121は、受信部111から伝達されたトークルーム共有要求に係るデータ(以下、「共有要求データ」という)に基づいて、記憶部130が記憶するトークルーム情報から、当該データの要求対象のデータを抽出する機能を有する。
具体的には、抽出部121は、記憶するトークルーム情報から、当該共有要求データに含まれる抽出の際の検索キーとなる情報、例えば、トークルームID情報(トークルームを識別するために付与する固有の識別情報)、ユーザID情報(ユーザを識別するために付与するユーザ固有の識別情報)、グループID情報(1人以上のユーザがグルーピングされたグループを識別するために付与するグループ固有の識別情報)といった情報の少なくともいずれか一つを、単一キーまたは複合キーとして用いて検索し、当該キー情報に合致するトークルーム情報を抽出する。抽出部121は、当該抽出の結果、抽出したトークルーム情報と共有要求データを判定部に伝達する。
判定部122は、抽出部121から伝達されたトークルーム情報および共有要求データに基づいて、当該トークルーム情報に共有要求する情報が存在するか否か判定する機能を有する。具体的には、判定部122は、共有要求データに含まれるメッセージID情報(トークルーム情報ごとに、サーバ100またはユーザ端末200によってメッセージを識別するために付与される固有の識別情報)またはユーザ端末200が保持するトークルーム上で最も古い送信日時情報(ユーザ端末がメッセージを送信した日付および時刻を示す情報)もしくは受信日時情報(ユーザ端末がメッセージを受信した日付および時刻を示す情報)に基づいて、メッセージID情報であれば、当該ID情報より前に付与されたID情報を持つメッセージ履歴情報を、送信日時情報または受信日時情報であれば、それ以前に送受信されたメッセージ履歴情報全てを、該当する共有要求する情報と判定する。ここで、一例としてメッセージ履歴情報単位の共有要求を説明したが、トークルーム情報ごとの共有要求でもよい。
また、判定部122は記憶部130が記憶するトークルーム情報に含まれる共有要求するユーザのトークに参加した日時情報に基づいて、さらに当該参加日時以降のメッセージ履歴情報に限定することができる。これにより、実際には参加していない分のトークルームのメッセージ履歴情報等の共有することなく、必要十分な範囲のトークルーム情報を当該情報の共有を要求するユーザに提供することができる。
判定部122は、当該判定の結果、共有要求する情報が存在すると判定された場合は、ユーザ端末200に抽出したトークルーム情報の少なくとも一部等送信するために、当該判定の結果およびトークルーム情報の少なくとも一部を送信部112に伝達する。一方、共有要求する情報が存在しないと判定された場合、トークルーム情報に含まれるユーザID情報に基づいて、共有要求データを送信したユーザ以外のユーザ(共有要求相手のユーザ)を特定し、当該特定したユーザのユーザ端末200にトークルーム共有要求を送信するために、当該抽出の結果、当該判定の結果および共有要求データを送信部112に伝達し、また、当該抽出の結果、当該判定の結果および共有要求データを生成部123に伝達する。
判定部122は、トークルーム情報に含まれるユーザID情報に基づいて、共有データを送信したユーザ以外のユーザを特定する際に、さらに、これらの共有要求相手のユーザのトークに参加した日時情報に基づいて、上記共有要求するユーザのトーク参加日時以降、かつ、メッセージの送受信日時情報より前に共有対象範囲のトークに参加していたユーザに限定することもできる。これにより、実際にはトークに参加していないユーザにトークルームの共有要求をすることなく、必要十分な範囲の相手にのみトークルームの共有要求をすることができる。
また、判定部122は、逆に、上記参加日時より前にトークに参加していたユーザにもトークルーム共有要求を送信し、上記参加日時より前の送受信したメッセージ(以下、「共有候補メッセージ」という)のメッセージ履歴情報についても、共有許可情報に基づいて参加していたユーザ全員または一部の少なくとも1以上のユーザが共有を許可した場合には、当該共有候補メッセージのメッセージ履歴情報も共有要求するユーザに送信するよう判定し、当該メッセージ履歴情報を送信部112に伝達することができる。これにより、トークに参加していたユーザの許可が得られれば、トークに参加する前のトーク情報を共有することもできる。
生成部123は、判定部122から伝達された抽出の結果、判定の結果および共有要求データに基づいて、生成部123は、共有要求対象のメッセージを示す情報を、共有要求相手のユーザのユーザ端末200の表示部210に表示させる表示情報を生成する。ここで、当該共有要求対象のメッセージを示す情報とは、例えば、図4(c)で示すように対象のメッセージを矩形の点線枠で囲んで共有要求範囲を示す表示領域であったり、対象のメッセージの吹き出し枠や文字色を強調表示させたりすることで対象を明示する情報をいう。生成部123は、生成した表示情報を、メッセージの共有要求メッセージに含めてユーザ端末200に送信するために、送信部112に伝達する。これにより、共有要求の相手のユーザは、どのメッセージが共有要求の対象となっているか視覚的に認識することができる。
また、生成部123は、上記表示領域にあるメッセージのうち、共有を許可する対象を限定する入力表示を生成することもできる。具体的には、例えば、図5(b)のユーザBが18:05に送信したメッセージ「月末の土曜日ご飯食べに行こう!」およびユーザAが20:00に送信したOKを表す犬のスタンプが共有対象のメッセージであった場合、その右隣りにチェックボックスを設けて、共有を許可する対象を選択することで限定する入力表示等をいう。これにより、共有要求相手のユーザは、共有要求されているトークルーム情報の全てを許可するか拒否するかの二択だけでなく、一部のメッセージを許可および拒否することができ、柔軟な選択をすることができる。
さらに、生成部123は、図5(a)に示すように、共有要求相手のユーザ端末200に、トークルームの共有を要求し、当該要求に対して共有を許可するか拒否するかの入力表示を生成することもできる。また、図(b)に示すように共有を許可する対象を限定する入力表示に限定したメッセージのみ許可することを選択することもできる。これにより、共有相手のユーザの端末に記憶するトークルーム情報を無断で共有するのではなく、当該ユーザの許可を得て当該トークルーム情報を共有することができる。さらに、図(c)に示すように、当該入力表示に併せて他のユーザが許可済か、未回答か、拒否かを表示することもできる。これにより、他のユーザの意見をふまえて共有を許可するか拒否するか選択することができる。
記憶部130は、サーバ100が動作するうえで必要とする各種プログラム、データおよびパラメータを記憶する機能を有する。記憶部130は、具体的には、例えば、トークルーム情報(メッセージ履歴情報を含む)およびユーザ情報(ユーザID情報およびユーザアドレス情報(ユーザ端末200にメッセージ送信するための識別情報)を含む。また、ユーザ端末200の端末固有の識別情報を含んでもよい)等を記憶する。記憶部130は、典型的には、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等各種の記録媒体により実現される。
以上が、実施形態1に係るサーバ(情報処理装置)100の構成である。
次に実施形態1に係るユーザ端末200の構成について説明する。
図2に示すように、ユーザ端末200は、表示部210、制御部220、通信部230、記憶部240を含んで構成される。
表示部210は、ユーザからの入力を受け付ける機能を有する。典型的には、タッチパネル等のソフトキーあるいはハードキーにより実現される。また、表示部210は、制御部220の制御に従い、サーバ100およびユーザ端末200から送信された表示情報および入力表示等を表示する機能を有するモニタである。具体的には、例えば、表示部210は、送信されたトークルーム情報によるトークルームの表示や当該トークルーム上のメッセージの表示等を行い、また、トークルーム上に共有要求範囲を示す表示領域の表示等を行う。典型的には、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ等を用いればよい。
制御部220は、ユーザ端末200の各部を制御する機能を有するプロセッサである。制御部220は、通信部230から伝達されたサーバ100から受信した情報を表示部210に伝達し、表示させる機能を有する。また、制御部220は、表示部210から入力された情報に基づいて、サーバ100に送信するよう、通信部230に伝達し、送信させる機能を有する。さらに、制御部220は、伝達された各種情報に基づいて、記憶部240に記憶されている情報を更新(追加、変更および削除)する機能を有する。具体的には、例えば、サーバ100からトークルーム共有要求を受信部231が受信し、制御部220に伝達された場合、制御部220は、当該共有要求および表示部210から伝達された共有を許可する入力情報に基づいて、記憶部240に記憶するトークルーム情報の少なくとも一部をサーバ100に送信するよう、送信部232に伝達する。制御部220は、表示部共有を拒否する入力情報が伝達された場合には、共有が拒否された通知をサーバ100に送信するよう、送信部232に伝達する。
また、制御部220は、共有要求対象のトークルームの画面のスワイプ操作等をトリガーに、共有要求対象のトークルームの画面に記憶部240に保存する当該トークルーム上の最も古いメッセージが表示されたことをトリガーに、または、サーバ100が提供するメッセージングアプリをインストールしたことをトリガーに、トークルーム情報の共有要求を生成し、サーバ100に送信するよう、送信部232に伝達することができる。
なお、上記メッセージングアプリのインストールとトリガーにする場合には、共有要求の対象として、当該インストール時にトークルームでのトーク相手の候補となるユーザ情報(例えば、当該ユーザの友達として認定されたユーザのユーザID情報等)またはトーク参加の候補となるグループ情報(例えば、これまで参加していたグループのグループID情報等)を共有要求メッセージに含めることもできる。これにより、表示部210にトークルーム共有要求実行のための入力表示を備えなくとも、また、それに伴うユーザの入力操作が無くとも、自動的に共有要求をすることができ、また、メッセージングアプリの再インストール時に、トークを開始しなくとも、当該トーク相手のユーザ情報に基づいて、サーバ100で共有すべきトークルーム情報を検索し、共有要求をすることができる。
通信部230は、受信部231および送信部232を備え、ネットワーク400を介して、サーバ100との通信(各種データ、メッセージの送受信等)を実行する機能を有する。当該通信は、有線、無線のいずれでもよく、また、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。ここで、メッセージとは、テキストメッセージに限らず、画像、音声、動画、スタンプ(デジタルステッカー)等が含まれる。
受信部231は、ネットワーク400を介して、サーバ100または各ユーザ端末200からメッセージを受信し、当該メッセージに含まれるデータを制御部220に伝達する機能を有する。具体的には、例えば、受信部231は、サーバ100からトーク
ルーム共有要求(表示情報を含む)および共有許可情報等を受信する。
送信部232は、ネットワーク400を介して、制御部220の制御に従って、サーバ100または各ユーザ端末200にメッセージを送信する機能を有する。具体的には、例えば、送信部232は、サーバ100にトークルーム共有要求およびトークルーム共有要求に対するトークルーム情報(メッセージ履歴情報を含む)の少なくとも一部および共有許可情報等を送信する。
記憶部240は、サーバ100が動作するうえで必要とする各種プログラム、データおよびパラメータを記憶する機能を有する。記憶部240は、具体的には、例えば、メッセージングアプリおよびトークルーム情報(メッセージ履歴情報を含む)およびユーザ情報(ユーザアドレス情報を含む)等を記憶する。記憶部240は、典型的には、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等各種の記録媒体により実現される。
以上が、実施形態1に係るユーザ端末200の構成である。
<実施形態2>
<構成>
以下、実施形態2に係るサーバ(情報処理装置)100、ユーザ端末200の構成について説明する。実施形態2は、実施形態1と異なり、サーバ100はユーザ端末200間の中継のみ実施し、または、ユーザ端末200同士がサーバ100を経由せずダイレクトに、あるユーザ端末200から送信されたトークルーム共有要求に基づいて、要求相手の他のユーザ端末200側でトークルーム情報の抽出および共有要求する情報の有無の判定等を行う。実施形態2を用いることにより、サーバ100での判定処理および抽出処理等を実行せず、これらの処理による負荷をかけずとも、ユーザ端末間でトークルームの共有を行うことができ、サーバ100との通信が不可能な状態であってもユーザ端末間でトークルームの共有を行うことができる。本発明に係るサービスシステムは、実施形態1または実施形態2の少なくともいずれか一つの形態を用いることができる。図2に示すように、サーバ(情報処理装置)100は、通信部110と、制御部120と、記憶部130を含んで構成される。
通信部110は、実施形態1と同じである。
受信部111は、実施形態1と同じである。
送信部112は、実施形態1と同じである。
制御部120は、サーバ100の各部を制御する機能を有するプロセッサである。具体的には、制御部120は、受信部111から伝達されたトークルーム共有要求等に含まれるユーザID情報と、記憶部130に記憶するユーザアドレス情報を照合し、当該照合したアドレス情報のユーザ端末200にトークルーム共有要求等を送信するよう、トークルーム共有要求等を送信部112に伝達する。
記憶部130は、実施形態1と同じである。
以上が、実施形態2に係るサーバ(情報処理装置)100の構成である。
次に実施形態2に係るユーザ端末200の構成について説明する。
図2に示すように、ユーザ端末200は、表示部210、制御部220、通信部230、記憶部240を含んで構成される。
表示部210は、実施形態1と同じである。
制御部220は、ユーザ端末200の各部を制御する機能を有するプロセッサである。制御部220は、通信部230から伝達されたサーバ100から受信した情報を表示部210に伝達し、表示させる機能を有する。また、制御部220は、表示部210から入力された情報に基づいて、サーバ100に送信するよう、通信部230に伝達し、送信させる機能を有する。さらに、制御部220は、伝達された各種情報に基づいて、記憶部240に記憶されている情報を更新(追加、変更および削除)する機能を有する。具体的には、例えば、サーバ100からトークルーム共有要求を受信部231が受信し、制御部220に伝達された場合、制御部220は、当該共有要求および表示部210から伝達された共有を許可する入力情報に基づいて、記憶部240に記憶するトークルーム情報の少なくとも一部をサーバ100に送信するよう、送信部232に伝達する。制御部220は、表示部共有を拒否する入力情報が伝達された場合には、共有が拒否された通知をサーバ100に送信するよう、送信部232に伝達する。
また、制御部220は、共有要求対象のトークルームの画面のスワイプ操作等をトリガーに、共有要求対象のトークルームの画面に記憶部240に保存する当該トークルーム上の最も古いメッセージが表示されたことをトリガーに、または、サーバ100が提供するメッセージングアプリをインストールしたことをトリガーに、トークルーム情報の共有要求を生成し、サーバ100に送信するよう、送信部232に伝達することができる。
なお、上記メッセージングアプリのインストールとトリガーにする場合には、共有要求の対象として、当該インストール時にトークルームでのトーク相手の候補となるユーザ情報(例えば、当該ユーザの友達として認定されたユーザのユーザID情報等)またはトーク参加の候補となるグループ情報(例えば、これまで参加していたグループのグループID情報等)を共有要求メッセージに含めることもできる。これにより、表示部210にトークルーム共有要求実行のための入力表示を備えなくとも、また、それに伴うユーザの入力操作が無くとも、自動的に共有要求をすることができ、また、メッセージングアプリの再インストール時に、トークを開始しなくとも、当該トーク相手のユーザ情報に基づいて、サーバ100で共有すべきトークルーム情報を検索し、共有要求をすることができる。
さらに、制御部220は、受信部231から伝達されたトークルー共有要求に係るデータ(以下、「共有要求データ」という)に基づいて、記憶部240が記憶するトークルーム情報から、当該データの要求対象のデータを抽出する機能を有する。
具体的には、制御部220は、記憶するトークルーム情報から、当該共有要求データに含まれる抽出の際の検索キーとなる情報、例えば、トークルームID情報(トークルームを識別するために付与する固有の識別情報)、ユーザID情報(ユーザを識別するために付与するユーザ固有の識別情報)、グループID情報(1人以上のユーザがグルーピングされたグループを識別するために付与するグループ固有の識別情報)といった情報の少なくともいずれか一つを、単一キーまたは複合キーとして用いて検索し、当該キー情報に合致するトークルーム情報を抽出する。当該抽出の結果、該当するトークルーム情報が抽出できなかった場合には、トークルーム共有要求するユーザ端末200に共有不可通知を送信するため、当該判定の結果および共有要求データを送信部232に伝達する。
制御部220は、当該抽出結果に基づいて、当該トークルーム情報に共有要求する情報が存在するか否か判定する機能を有する。具体的には、判定部122は、共有要求データに含まれるメッセージID情報またはユーザ端末200が保持するトークルーム上で最も古い送信日時情報もしくは受信日時情報に基づいて、メッセージID情報であれば、当該ID情報より前に付与されたID情報を持つメッセージ履歴情報を、送信日時情報または受信日時情報であれば、それ以前に送受信されたメッセージ履歴情報全てを、該当する共有要求する情報と判定する。ここで、一例としてメッセージ履歴情報単位の共有要求を説明したが、トークルーム情報ごとの共有要求でもよい。
制御部220は、当該判定の結果、共有要求する情報が存在すると判定された場合は、共有要求するユーザ端末200に抽出したトークルーム情報等を送信するために、当該判定の結果および当該トークルーム情報の少なくとも一部を送信部232に伝達する。一方、共有要求する情報が存在しないと判定された場合、ユーザ端末200に共有不可通知を送信するため、当該判定の結果および共有要求データを送信部232に伝達する。
制御部220は、抽出の結果および共有要求データに基づいて、生成部123は、共有要求対象のメッセージを示す情報を、表示部210に表示させる表示情報を生成する。ここで、当該共有要求対象のメッセージを示す情報とは、例えば、図4(c)で示すように対象のメッセージを矩形の点線枠で囲んで共有要求範囲を示す表示領域であったり、対象のメッセージの吹き出し枠や文字色を強調表示させたりすることで対象を明示する情報をいう。制御部220は、生成した表示情報を、表示部210に伝達する。これにより、ユーザは、どのメッセージが共有要求の対象となっているか視覚的に認識することができる。
また、制御部220は、上記表示領域にあるメッセージのうち、共有を許可する対象を限定する入力表示を生成することもできる。具体的には、例えば、図5(b)のユーザBが18:05に送信したメッセージ「月末の土曜日ご飯食べに行こう!」およびユーザAが20:00に送信したOKを表す犬のスタンプが共有対象のメッセージであった場合、その右隣りにチェックボックスを設けて、共有を許可する対象を選択することで限定する入力表示等をいう。これにより、共有要求相手のユーザは、共有要求されているトークルーム情報の全てを許可するか拒否するかの二択だけでなく、一部のメッセージを許可および拒否することができ、柔軟な選択をすることができる。
さらに、制御部220は、図5(a)に示すように、表示部210に表示する共有を許可するか拒否するかの入力表示を生成することもできる。また、図(b)に示すように共有を許可する対象を限定する入力表示に限定したメッセージのみ許可することを選択することもできる。これにより、ユーザの端末に記憶するトークルーム情報を無断で共有するのではなく、当該ユーザ端末と保持するユーザの許可を得て当該トークルーム情報を共有することができる。さらに、図(c)に示すように、当該入力表示に併せて他のユーザが許可済か、未回答か、拒否かを表示することもできる。これにより、他のユーザの意見をふまえて共有を許可するか拒否するか選択することができる。
通信部230は、受信部231および送信部232を備え、ネットワーク400を介して、サーバ100との通信(各種データ、メッセージの送受信等)を実行する機能を有する。当該通信は、有線、無線のいずれでもよく、また、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。ここで、メッセージとは、テキストメッセージに限らず、画像、音声、動画、スタンプ(デジタルステッカー)等が含まれる。
受信部231は、ネットワーク400を介して、サーバ100または各ユーザ端末200からメッセージを受信し、当該メッセージに含まれるデータを制御部220に伝達する機能を有する。具体的には、例えば、受信部231は、サーバ100および他のユーザ端末200からトークルーム共有要求(表示情報を含む)および共有許可情報等を受信する。
送信部232は、ネットワーク400を介して、制御部220の制御に従って、サーバ100または各ユーザ端末200にメッセージを送信する機能を有する。具体的には、例えば、送信部232は、サーバ100および他のユーザ端末200にトークルーム共有要求、トークルーム共有要求に対するトークルーム情報(メッセージ履歴情報を含む)の少なくとも一部、共有許可情報および共有不可通知等を送信する。
記憶部240は、実施形態1と同じである。
以上が、実施形態2に係るユーザ端末200の構成である。
<データ>
ここで、本実施の形態において、記憶部130に記憶されるトークルーム情報のデータ構成例について図3に示す。図3は、トークルーム情報のデータ構成例を示すデータ概念図である。
トークルーム情報は、サーバ100の記憶部130またはユーザ端末200の記憶部210に記憶される特定のトークルームに参加するユーザの情報、グループの情報および当該トークルーム上においてユーザ間でやり取りされる1以上のメッセージ履歴情報(ここで、図3の“×N”の“N”の記載は、1以上の数を示す)から構成される。なお、トークルーム情報は、図3に示すデータ構成に示す全ての事項を含むと限定されない。また、サーバ100とユーザ端末200に記憶されるトークルーム情報は、トークルームID等の識別情報で関連付けられていてもよいし、当該識別情報等で関連付けられなくてもよい。さらに、当該関連付けがなされていても、他の項目の情報が異なっていてもよい(例えば、同一のトークルームIDおよび同一のメッセージIDであっても、メッセージテキスト等の内容が異なること等をいう)。
トークルームIDは、サーバ100によってトークルームのトークを識別するために付与される固有の識別情報である。ユーザIDは、サーバ100によってユーザを識別するために付与される固有の識別情報である。グループIDは、サーバ100によってグループを識別するために付与される固有の識別情報である。
メッセージ履歴情報は、メッセージID情報、メッセージテキスト、スタンプID情報(スタンプを識別するために付与される固有の識別情報)、スタンプの画像データ、画像データ、送信ユーザID情報(対象のメッセージを送信したユーザのユーザID情報)、送信日時情報(対象のメッセージを送信した日付および時刻の情報)、受信ユーザID情報(対象のメッセージを受信した全てのユーザのユーザID情報)、受信日時情報(受信したユーザごとの対象のメッセージを受信した日付および時刻の情報)から構成することができる。メッセージ履歴情報は、一つのトークルーム情報に当該トークでやり取りされたメッセージ分保持される。また、メッセージ履歴情報は、各メッセージデータのMAC(Message Authentication Code)値を含むことができる。さらに、一旦送信されたメッセージは後から修正することができ、記憶部130は、修正ごとのメッセージ履歴情報(MAC値を含む)を保持することもできる。
また、メッセージ履歴情報の全てまたは一部は、セキュリティ、個人情報の保護および記憶部130のキャパシティ等の諸事情によりサーバ100に保存することが出来ないときに、所定の期間を過ぎると、記憶部130は対象のメッセージ履歴情報を消去してもよい。例えば、図3(a)に示すように、当初記憶されていたメッセージID「Msg0011」および「Msg0012」について、所定の期間経過後、図3(b)に示すようにメッセージID以外のデータを消去してもよい。「Msg0011」および「Msg0012」のメッセージ履歴情報が消去された状態で、当該メッセージ履歴情報に対するメッセージの共有要求を受信した場合、ユーザID「User0022」、「User0101」または「User0078」のユーザに対して、当該ユーザのユーザ端末200に保有されている当該メッセージ履歴情報を共有要求することとなる。
また、共有対象のメッセージ履歴情報が修正されていた場合、生成部123は、メッセージが修正されている旨の表示または修正前と修正後のいずれのメッセージを共有するか選択させる入力表示の少なくとも1つ以上を含む表示情報を共有要求するユーザのユーザ端末200に送信するため、当該表示情報を生成し、当該生成した表示情報を送信部112に伝達し、送信部112は伝達された当該表示情報をユーザ端末200に送信することができる。これにより、共有要求するユーザは、メッセージが後から修正されていた場合、当該修正を知ることができ、また、修正前と修正後のメッセージを選択して当該メッセージ履歴情報を復活させる(取得する)ことができる。
さらに、サーバ100の記憶部130に記憶されていたメッセージ履歴情報を消去する際に、各メッセージのMAC値を残すこともでき、修正ごとのメッセージ履歴情報を保持していなかった場合、判定部122は、ユーザ端末200から受信した共有対象のメッセージ履歴情報のMAC値とサーバ100の記憶部130に残されたMAC値を比較し、メッセージが修正されたか否かを判定することができる。具体的には、判定部122は、これらのMAC値が一致するか比較し、当該比較の結果、MAC値が一致する場合は、メッセージは修正されていないと判定し、MAC値が一致しない場合は、メッセージは修正がされていると判定することができる。メッセージが修正されていると判定した場合は、他のユーザ端末から受信した修正されていないメッセージ履歴情報を優先的に共有(共有要求するユーザのユーザ端末200に送信)してもよいし、判定部122は当該判定の結果を生成部123に伝達し、当該判定結果を伝達された生成部123は、メッセージが修正されている旨の表示または修正前と修正後のいずれのメッセージを共有するか選択させる入力表示の少なくとも1つ以上を含む表示情報を生成し、当該生成した表示情報を共有要求するユーザのユーザ端末200に送信するため、当該表示情報を送信部112に伝達し、送信部112は伝達された当該表示情報をユーザ端末200に送信してもよい。これにより、サーバ100で共有対象のメッセージ履歴情報の一部が削除されていても、共有要求するユーザは、メッセージが後から修正されていた場合、当該修正を知ることができ、また、修正前と修正後のメッセージを選択して当該メッセージ履歴情報を復活させる(取得する)ことができる。
以上が、トークルーム情報のデータ構成の例である。
<実施形態1>
<動作>
以下、実施形態1に係るサーバ(情報処理装置)100の動作およびサーバ(情報処理装置)100とユーザ端末200のメッセージ等のやり取りの流れを説明する。図6を用いて、サーバ100の動作を説明する。図6は、実施の形態1に係るサーバ100の動作を示すフローチャート図である。
図6を示すように、記憶部130に、トークルーム情報(当該トークルーム情報を「第1トークルーム情報」という。実施形態1において以降同じ)が記憶される(ステップS11)。受信部111は、ユーザ端末200から送信された第1トークルーム情報の共有要求(当該共有要求を「第1トークルーム共有要求」という。以降同じ)を受信する(ステップS12)。抽出部121は、受信した第1トークルーム共有要求に基づいて、記憶部130が記憶するトークルーム情報から、第1トークルーム情報を抽出する(ステップS13)。当該抽出の結果は判定部122に伝達され、判定部122は、抽出部121が抽出した第1トークルーム情報に共有要求する情報が存在するか否か判定し、当該判定の結果、該当の共有要求する情報が存在する場合(ステップS14のYES)には、当該抽出の結果(第1トークルーム情報の少なくとも1部を含む)および当該判定の結果(共有要求する情報を含む)を送信部112に伝達し、送信部112が当該抽出の結果等をユーザ端末200に送信する(ステップS21)。一方、該当の共有要求する情報が存在しない場合(ステップS14のNO)には、判定部122は、生成部123に当該抽出の結果および当該判定の結果を伝達し、生成部123は伝達された抽出の結果等に基づき、共有要求相手のユーザのユーザ端末200の表示部210に表示させる表示情報を生成する(ステップS15)。
生成部123は生成した表示情報を送信部112に伝達し、送信部112は、上記抽出の結果(第1トークルーム情報少なくとも一部を含む)、上記判定の結果(メッセージ履歴情報を含む)および当該伝達された表示情報をトークルームの共有要求(当該共有要求を「第2トークルーム共有要求」という。以降同じ)として共有要求相手に特定されたユーザのユーザ端末200に送信する(ステップS15)。その後、特定されたユーザのユーザ端末200から第2トークルーム共有要求に対応する記憶部240に記憶するトークルーム情報(当該トークルーム情報を「第2トークルーム情報」という。実施形態1において以降同じ)の少なくとも一部または共有許可情報(共有の許可または拒否のユーザからの回答情報)を受信部111が受信し(ステップS17)、共有が許可されていた場合(ステップS18のYES)には、送信部112は、第2トークルーム情報の少なくとも一部を共有要求するユーザのユーザ端末200に送信し、共有が拒否された場合(ステップS20のNO)には、送信部112は、共有要求するユーザのユーザ端末200に共有が拒否された旨の通知を送信する。
次に、図7を用いて、サーバ100とユーザ端末200間のメッセージ等の情報のやり取りおよび処理の流れを説明する。図7は、実施の形態1に係るユーザ端末のアプリケーションインストールからサーバ100とユーザ端末200間のメッセージ履歴情報送信までのメッセージ等の情報のやり取りおよび処理の流れを示すシーケンス図である。ここで、図7におけるユーザ端末200について、トークルームの共有要求(第1トークルーム共有要求)を行うユーザをユーザ1とし、ユーザ1が所有するユーザ端末200を第1のユーザ端末と、当該要求されたトークルームに参加するメッセージのやり取りの相手であるユーザをユーザ2とし、ユーザ2が所有するユーザ端末200を第2のユーザ端末、同じく当該要求されたトークルームに参加するメッセージのやり取りの相手である別のユーザをユーザ3とし、ユーザ3が所有するユーザ端末200を第3のユーザ端末とする。
先ず、第1のユーザ端末がメッセージングアプリのアプリケーションをインストール等すると(ステップS31)、当該インストール等をトリガーに第1のユーザ端末はサーバ100に第1トークルーム共有要求メッセージを送信する(ステップS32)。サーバ100は受信した第1トークルーム共有要求メッセージに基づいて、第1トークルーム情報を抽出し(ステップS33)抽出した第1トークルーム情報から共有要求する情報が存在するか否か判定する(ステップS34)。サーバ100は、当該判定の結果、共有要求する情報が存在する場合は、サーバ100は、alt(Alternative)タグのエリアの破線上部エリアにあるメッセージのやり取りおよび処理を実行する。具体的には、サーバ100は、第1トークルーム情報等の抽出結果および判定結果を第1のユーザ端末に送信する(ステップS35)。一方、共有要求する情報が存在しない場合は、サーバ100および第2のユーザ端末は、al1タグのエリアの破線下部エリアにあるメッセージのやり取りおよび処理を実行する。具体的には、サーバ100は、ユーザ2およびユーザ3の第2のユーザ端末および第3のユーザ端末の表示部210に表示させる表示情報を生成し(ステップS36)、当該生成した表示情報を含めた第2トークルーム共有要求を第2のユーザ端末および第3のユーザ端末を送信する(ステップS37、S38)。第2のユーザ端末および第3のユーザ端末は、当該共有要求に対応する、ユーザの端末が保持している第2トークルーム情報の少なくとも一部または共有許可情報の少なくともいずれか一つを含む回答情報をサーバ100に送信し(ステップS39、S40)、サーバ100は送信された第2トークルーム情報等に基づいて、第1のユーザ端末に第2トークルーム情報の少なくとも一部または共有拒否の通知メッセージのいずれかを送信する(ステップS41)。
以上が、実施形態1に係るサーバ(情報処理装置)100の動作およびサーバ(情報処理装置)100とユーザ端末200のメッセージ等のやり取りの流れである。
<実施形態2>
<動作>
以下、実施形態2に係るユーザ端末200の動作を説明する。図9を用いて、ユーザ端末200の動作を説明する。図9は、実施の形態2に係るユーザ端末200の動作を示すフローチャート図である。
図9に示すように、記憶部240に、トークルーム情報(当該トークルーム情報を「第1トークルーム情報」という。実施形態2において以降同じ)が記憶される(ステップS51)。受信部231は、他のユーザ端末200から送信された第1トークルーム情報の共有要求(当該共有要求を「トークルーム共有要求」という。実施形態2において以降同じ)を受信する(ステップS52)。制御部220は、受信したトークルーム共有要求に基づいて、記憶部240が記憶する第1トークルーム情報から、トークルーム共有要求に対応するトークルーム情報(当該トークルーム情報を「第2トークルーム情報」という。実施形態2において以降同じ)を抽出する(ステップS53)。制御部220は、第2トークルーム情報の少なくとも一部が抽出できたか否か判定し、当該判定の結果、抽出できた場合は(ステップS54のYES)、当該抽出した第2トークルーム情報に共有要求する情報が存在するか否か判定する(ステップS55)。当該判定の結果、該当の共有要求する情報が存在する場合(ステップS55のYES)には、当該抽出の結果、当該判定の結果および第2トークルーム情報の少なくとも一部を送信部232に伝達し、送信部232が当該抽出の結果等を共有要求する他のユーザ端末200に送信する(ステップS56)。一方、該当の共有要求する情報存在しない場合(ステップS55のNO)には、制御部220は、共有不可通知を送信部232に伝達し、送信部232が当該共有不可通知を共有要求する他のユーザ端末200に送信する(ステップS57)。
一方、第2トークルーム情報の少なくとも一部を抽出できなかった場合(ステップS54のNO)は、制御部220は、共有不可通知を送信部232に伝達し、送信部232が当該共有不可通知を共有要求する他のユーザ端末200に送信する(ステップS58)。
以上が、実施形態2に係るユーザ端末200の動作である。
<参考例>
サーバ(情報処理装置)100及びユーザ端末200の各機能部は、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)およびメモリを用いてソフトウェアによって実現してもよい。また、各機能部は、1または複数の集積回路により実現されてよく、複数の機能部の機能を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。図11には、サーバ(情報処理装置)100およびユーザ端末200の各機能部を回路で示した例を示している。なお、ここで「回路」は、コンピュータによるデジタル処理、すなわち、ソフトウェアによる機能的処理としての意味合いを含んでもよい。また、当該回路は、再構築可能な回路(例えば、FPGA:Field Programmable Gate Away)により実現されてもよい。
サーバ(情報処理装置)100及びユーザ端末200の各機能部をソフトウェアにより実現する場合、サーバ(情報処理装置)100またはユーザ端末200は、各機能を実現するソフトウェアである表示情報生成プログラムの命令を実行するCPU、上記検索プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記検索プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記検索プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記検索プログラムは、当該検索プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。本発明は、上記検索プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、上記検索プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。
<その他>
本発明に係るサービスシステムの例として、トークルームでやり取りされているトークおよびメッセージの履歴情報の共有を取りあげているが、本発明は、当該共有以外においても、ユーザの端末に保有されている情報を用いた他のサービス、例えば、専門家が質問者からの質問に回答するサービスにも用いることができる。
具体的には、例えば、サーバ(情報処理装置)100は、専門家を専門分野ごとにサーバ100でカテゴライズし、質問者の保有するユーザ端末200からの質問情報を受信すると、当該質問が属するカテゴリの専門家の保有するユーザ端末200に送信する。当該専門家のユーザ端末200の制御部220は、ユーザ端末200に保存されている過去の質問および回答のトーク履歴等の情報、お気に入り等のリンク情報、画像情報、動画情報、テキスト情報等から、当該受信した質問および回答に類似する情報を検索する。当該制御部220は、検索の結果、該当する情報があった場合は、表示部210に当該情報の送信可否を問うダイアログを表示し、送信可能が選択された場合には、質問者のユーザ端末200に当該情報を送信する。これにより、専門家が一から質問に対する回答を検討しなくとも、自身のユーザ端末200に保存している過去の質問および回答情報等を利用して、効率的に回答することができ、専門家の負担軽減を図ることができる。
100 サーバ(情報処理装置)
110 通信部
111 受信部
112 送信部
120 制御部
121 抽出部
122 判定部
123 生成部
130 記憶部
200 ユーザ端末
210 表示部(ユーザ端末)
220 制御部(ユーザ端末)
230 通信部(ユーザ端末)
231 受信部(ユーザ端末)
232 送信部(ユーザ端末)
240 記憶部(ユーザ端末)
400 ネットワーク

Claims (17)

  1. ユーザ端末とネットワークを介して接続された情報処理装置の制御方法であって、
    ユーザ間のメッセージのやり取りに関する、第1トークルーム情報を記憶する記憶ステップと
    第1のユーザ端末から第1トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求める第1トークルーム共有要求を受信する第1の受信ステップと、
    前記第1トークルーム共有要求に基づいて第1トークルーム情報に含まれる少なくとも1以上のユーザを特定し、当該特定したユーザの端末に前記第1トークルーム情報と関連する第2トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求める第2トークルーム共有要求を送信する第1の送信ステップと、
    前記第2トークルーム共有要求に対応する、前記特定したユーザの端末が保持している第2トークルーム情報の少なくとも一部を受信する第2の受信ステップと、
    前記第2トークルーム情報の少なくとも一部を前記第1のユーザ端末に送信する第2の送信ステップと、
    を含み、
    前記第1トークルーム共有要求は、前記第1のユーザ端末に前記情報処理装置と関連する所定のアプリケーションのインストール時に前記第1のユーザ端末で生成され、前記第1トークルーム共有要求は、さらに、トーク相手の候補となるユーザのユーザ情報を含む情報処理装置の制御方法。
  2. 前記記憶ステップは、さらに、所定の期間経過後、前記第1トークルーム情報の少なくとも1部を消去する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
  3. 前記第1トークルーム共有要求は、前記第1のユーザ端末に保持されていないトークルーム情報を共有するよう情報処理装置または第2のユーザ端末の少なくともいずれか一つに要求する、
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の情報処理装置の制御方法。
  4. 前記情報処理装置の制御方法は、
    前記第1トークルーム共有要求に基づいて、前記第1トークルーム情報を、前記情報処理装置に記憶されているトークルーム情報の中から検索し、抽出する抽出ステップと、
    前記第1の送信ステップは、前記抽出した前記第1トークルーム情報に、前記共有を求める第1トークルーム情報の少なくとも一部が存在する場合は、当該第1トークルーム情報の少なくとも一部を前記第1のユーザ端末に送信し、前記第1トークルーム情報の少なくとも一部が存在しない場合には、前記特定したユーザの端末に第2トークルーム共有要求を送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  5. 前記第2の受信ステップは、前記特定したユーザの端末からのメッセージの共有を許可するか拒否するかの共有許可情報を受信し、
    前記第2の送信ステップは、前記共有許可情報に基づいて、前記共有が許可される場合には前記第2トークルーム情報を、前記共有が拒否される場合には拒否された通知を送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  6. 前記第1トークルーム共有要求は、さらに、前記第1のユーザ端末がトークルームに参加した参加日時情報と、前記第1のユーザ端末が保持している共有要求対象のトークルーム情報の中で最も古いメッセージの送信日時情報または受信日時情報の少なくともいずれか一つを含み、
    前記第1の送信ステップは、さらに、前記参加日時情報の参加日時以降、かつ、前記メッセージの送信日時情報または受信日時情報の日時より前に送受信したメッセージ履歴情報を共有すべきトークルーム情報として前記第1のユーザ端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理装置の制御方法。
  7. 前記第1トークルーム共有要求は、さらに、前記第1のユーザ端末がトークルームに参加した参加日時情を含み、
    前記第2の送信ステップは、さらに、前記参加日時情報の参加日時より前に送受信したメッセージ履歴情報を、前記共有許可情報に基づいて、前記特定したユーザの端末うち少なくとも1以上のユーザの端末から前記共有が許可されていた場合には、当該メッセージ履歴情報を共有すべきトークルーム情報として前記第1のユーザ端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置の制御方法。
  8. 前記第1の送信ステップは、さらに、前記特定したユーザのうち、前記参加日時情報の参加日時以降、かつ、前記メッセージの送受信日時情報の日時より前に共有対象範囲のトークに参加していたユーザを、前記第2のメッセージ共有要求を送信する送信先とする、
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。
  9. 前記情報処理装置制御方法は、
    前記第2トークルーム情報の共有要求範囲を示す情報を表示する領域を、前記特定したユーザの端末の表示部に表示させる表示情報を生成する生成ステップをさらに含み、
    前記第1の送信ステップは、さらに、前記表示情報を前記ユーザに送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  10. 前記生成ステップは、さらに、前記領域にある第2トークルーム情報のうち、共有を許可する対象を限定させる入力表示を生成する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置の制御方法。
  11. 前記第1トークルーム情報および前記第2トークルーム情報は、メッセージごとのMAC値を含み、
    前記記憶ステップは、さらに、前記第1トークルーム情報のメッセージが一旦受信した後に修正された場合、前記修正ごとのメッセージ履歴情報を記憶し、前記メッセージの履歴情報を消去する際に、前記MAC値を残し、
    前記第2の送信ステップは、さらに、前記残されたMAC値と、前記第2トークルーム情報のMAC値を比較し、MAC値が一致する前記第2トークルーム情報を優先的に共有対象として前記第1のユーザ端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項4乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  12. 前記第1トークルーム情報および前記第2トークルーム情報は、メッセージごとのMAC値を含み、
    前記記憶ステップは、さらに、前記第1トークルーム情報のメッセージが一旦受信した後に修正された場合、前記修正ごとのメッセージ履歴情報を記憶し、前記メッセージの履歴情報を消去する際に、前記MAC値を残し、
    前記生成ステップは、さらに、前記残されたMAC値と、共有対象のメッセージ履歴情報のMAC値を比較した結果、MAC値が一致しない場合には、メッセージが修正されている旨の表示または修正前と修正後のいずれのメッセージを共有するか選択させる入力表示の少なくとも1つ以上を含む表示情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置の制御方法。
  13. 前記第1トークルーム共有要求は、前記第1のユーザ端末に表示されるトークルーム上で最も古いメッセージが表示された時に前記第1のユーザ端末で生成され、
    前記第1トークルーム共有要求は、さらに、前記トークルームに参加するユーザのユーザ情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  14. ユーザ端末とネットワークを介して接続された情報処理装置であって
    ユーザ間のメッセージのやり取りに関する、第1トークルーム情報を記憶する記憶部と
    第1のユーザ端末から第1トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求める第1トークルーム共有要求を受信する受信部と、
    前記第1トークルーム共有要求に基づいて第1トークルーム情報に含まれる少なくとも1以上のユーザを特定し、当該特定したユーザの端末に前記第1トークルーム情報と関連する第2トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求める第2トークルーム共有要求を送信する送信部と、
    を備え、
    前記受信部は、前記第2メッセージ共有要求に対応する、前記特定したユーザの端末が保持している第2トークルーム情報の少なくとも一部を信し、
    前記送信部は、前記第2トークルーム情報の少なくとも一部を前記第1のユーザ端末に送信
    前記第1トークルーム共有要求は、前記第1のユーザ端末に前記情報処理装置と関連する所定のアプリケーションのインストール時に前記第1のユーザ端末で生成され、前記第1トークルーム共有要求は、さらに、トーク相手の候補となるユーザのユーザ情報を含む情報処理装置。
  15. ユーザ端末とネットワークを介して接続されるコンピュータを制御するプログラムあって
    ユーザ間のメッセージのやり取りに関する、第1トークルーム情報を記憶する記憶機能と、
    第1のユーザ端末から第1トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求める第1トークルーム共有要求を受信する受信機能と、
    前記第1トークルーム共有要求に基づいて第1トークルーム情報に含まれる少なくとも1以上のユーザを特定し、当該特定したユーザの端末に前記第1トークルーム情報と関連する第2トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求める第2トークルーム共有要求を送信する送信機能と、
    をコンピュータにより実現させる制御プログラムであって、
    前記受信機能は、前記第2トークルーム共有要求に対応する、前記特定したユーザの端末が保持している第2トークルーム情報の少なくとも一部を受信し、
    前記送信機能は、前記第2トークルーム情報の少なくとも一部を前記第1のユーザ端末に送信
    前記第1トークルーム共有要求は、前記第1のユーザ端末に前記情報処理装置と関連する所定のアプリケーションのインストール時に前記第1のユーザ端末で生成され、前記第1トークルーム共有要求は、さらに、トーク相手の候補となるユーザのユーザ情報を含む制御プログラム。
  16. 情報処理装置または1以上の端末の少なくともいずれか一つとネットワークを介して接続された端末の制御方法であって、
    ユーザ間のメッセージのやり取りに関する、第1トークルーム情報を記憶する記憶ステップと、
    前記第1トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求めるトークルーム共有要求を受信する受信ステップと、
    前記トークルーム共有要求に対応する、第2トークルーム情報の少なくとも一部を送信する送信ステップとを含み、
    前記トークルーム共有要求は、当該トークルーム共有要求を送信した端末において、前記情報処理装置と関連する所定のアプリケーションのインストール時に生成され、前記第1トークルーム共有要求は、さらに、トーク相手の候補となるユーザのユーザ情報を含む端末の制御方法。
  17. 情報処理装置または1以上の端末の少なくともいずれか一つとネットワークを介して接続される端末を制御するプログラムあって、
    ユーザ間のメッセージのやり取りに関する、第1トークルーム情報を記憶する記憶機能と、
    第1トークルーム情報の少なくとも一部の共有を求めるトークルーム共有要求を受信する受信機能と、
    前記トークルーム共有要求に対応する、第2トークルーム情報の少なくとも一部を送信する送信機能とを端末により実現させ
    前記トークルーム共有要求は、当該トークルーム共有要求を送信した端末において、前記情報処理装置と関連する所定のアプリケーションのインストール時に生成され、前記第1トークルーム共有要求は、さらに、トーク相手の候補となるユーザのユーザ情報を含む端末制御プログラム。
JP2015230762A 2015-11-26 2015-11-26 情報処理装置の制御方法、情報処理装置および制御プログラム並びに端末の制御方法および端末制御プログラム Active JP6159782B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015230762A JP6159782B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 情報処理装置の制御方法、情報処理装置および制御プログラム並びに端末の制御方法および端末制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015230762A JP6159782B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 情報処理装置の制御方法、情報処理装置および制御プログラム並びに端末の制御方法および端末制御プログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017087160A Division JP2017152032A (ja) 2017-04-26 2017-04-26 情報処理装置の制御方法、情報処理装置および制御プログラム並びに端末の制御方法および端末制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017107255A JP2017107255A (ja) 2017-06-15
JP6159782B2 true JP6159782B2 (ja) 2017-07-05

Family

ID=59059537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015230762A Active JP6159782B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 情報処理装置の制御方法、情報処理装置および制御プログラム並びに端末の制御方法および端末制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6159782B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7131428B2 (ja) * 2019-02-22 2022-09-06 日本電信電話株式会社 通信端末装置、通信制御方法及び通信制御プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001184288A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Casio Comput Co Ltd チャットシステム及びチャット方法
JP2003178016A (ja) * 2001-12-11 2003-06-27 Sony Corp サービス提供システム、情報提供装置および方法、情報処理装置および方法、並びにプログラム
JPWO2011077501A1 (ja) * 2009-12-26 2013-05-02 株式会社ラピースドリーム コミュニケーションシステム
JP5631947B2 (ja) * 2012-09-21 2014-11-26 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 管理装置、メッセージ管理方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017107255A (ja) 2017-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8689293B2 (en) Access control device, access control method, program, storage medium, and integrated circuit
CN102804144A (zh) 远程地定位和命令移动设备
KR102079892B1 (ko) 비동기 메시징 시스템에서의 단일 계정에 대한 다수 프로파일의 관리
CN108337210B (zh) 设备配置方法及装置、***
KR102535312B1 (ko) 정보처리 방법, 정보처리 장치, 프로그램 및 정보처리 단말
JP2019040557A (ja) 認証システム、認証方法、認証装置およびプログラム
JP6107196B2 (ja) 管理システム、管理方法及びプログラム
CN102549591A (zh) 共享面部训练数据
CN106559312B (zh) 基于受控设备的群组管理方法和装置
US10905961B2 (en) User management server, terminal, information display system, user management method, information display method, program, and information storage medium
US20190129672A1 (en) Information processing program, information processing method, and information processing terminal
US20170279745A1 (en) Enhancing network messaging with a real-time, interactive representation of current messaging activity of a user's contacts and associated contacts
US20190386839A1 (en) Device, method, and system for managed updating of meeting handout data
JP2020052509A (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報処理システム
CN105453072A (zh) 以用户为中心的数据维护
US20140157433A1 (en) Management apparatus, membership managing method, service providing apparatus, and membership managing system
KR20190114288A (ko) 메신저 서비스에서의 사용자 상황에 따른 효율적인 멀티미디어 메시지 제공 방법 및 시스템
JP2017152032A (ja) 情報処理装置の制御方法、情報処理装置および制御プログラム並びに端末の制御方法および端末制御プログラム
CN105830079A (zh) 认证信息管理***、认证信息管理设备、程序、记录介质和认证信息管理方法
US11985122B2 (en) Method and apparatus for sharing content data between networked devices
JP6159782B2 (ja) 情報処理装置の制御方法、情報処理装置および制御プログラム並びに端末の制御方法および端末制御プログラム
JP2013131202A (ja) ユーザーの連絡情報を処理するための方法及びシステム
US20140028787A1 (en) Non-Transitory Computer-Readable Medium Storing Program and Communication Device
CN107203915B (zh) 数据存储方法及装置
JP6375235B2 (ja) 情報処理装置、プログラムに対するデータの引渡し方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170426

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170426

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6159782

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250