JP5397022B2 - 液体供給装置及び液滴吐出装置 - Google Patents
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前記供給タンク内の液体の液面高さを検知する液面高さ検知手段を備えると共に、
前記圧力制御装置は、前記供給タンク内の空気層の圧力を検知する圧力検知手段と、前記供給タンク内の空気層の空気圧を調整する空気圧調整手段と、前記空気圧調整手段を制御する制御手段とを備えてなり、
前記制御手段は、前記圧力検知手段が検知する圧力の値と前記液面高さ検知手段が検知する液面高さの値とに基づいて、前記圧力検知手段が検知する前記空気層の空気圧が、前記液面高さ検知手段が検知した液面高さに応じた所定の空気圧となるように前記空気圧調整手段を制御することにより、前記吐出口にかかる圧力を一定範囲内に制御すると共に、
前記圧力検知手段が検知する前記空気層の空気圧が、前記供給タンク内の空気層の直前の調整後の空気圧に対して一定の圧力値まで低下したことを検知したときに、その時点における前記液面高さ検知手段が検知した液面高さに応じた調整後の空気圧の値を求め、前記空気層の空気圧が前記調整後の空気圧となるように前記空気圧調整手段を制御することを特徴とする液体供給装置である。
前記一定の圧力値<前記調整後の空気圧≦大気圧であり、
前記空気圧調整手段は、前記供給タンク内の空気層と大気とを連通する連通路と、該連通路を開閉する弁により構成され、
前記制御手段は、前記弁を開放して外気の流入量を制御することにより、前記供給タンク内の空気層の空気圧を正圧側に制御することにより、前記空気層の空気圧が前記調整後の空気圧となるように前記空気圧調整手段を制御することを特徴とする請求項1記載の液体供給装置である。
大気圧≦前記一定の圧力値<前記調整後の空気圧であり、
前記空気圧調整手段は、前記供給タンク内の空気層に対して給気を行うポンプにより構成され、
前記制御手段は、前記ポンプを駆動して給気量を制御することにより、前記供給タンク内の空気層の空気圧を正圧側に制御することにより、前記空気層の空気圧が前記調整後の空気圧となるように前記空気圧調整手段を制御することを特徴とする請求項1記載の液体供給装置である。
前記空気圧調整手段は、前記圧力変動緩和手段を介して前記供給タンク内の空気層に連通していることを特徴とする請求項1、2又は3記載の液体供給装置である。
まず、各供給タンク2内に液体Wを充填する。充填は供給タンク2の上部の蓋部材23を外し、手動にて各供給タンク2内の液面高さが吐出口11から液漏れを起こさない程度の所定の高さとなるように注入する。
充填完了後は液漏れが起きないようにポンプ5を反対方向に駆動させて排気を行い、各供給タンク2内の減圧を行う。このときの圧力は空気圧センサー31によって検知される。そして、供給タンク2内が、液漏れが起きず、液滴を吐出する条件を満たす負圧(初期標準圧P0)となった時点で、その供給タンク2に通じる電磁弁V1−1又はV1−2を閉め、全ての供給タンク2内が初期標準圧P0となったらポンプ5の駆動を停止する。ここまでがインク充填後の初期調整となる。調整完了後、各液滴吐出ヘッド1は液滴を吐出することが可能となる。
液滴の吐出を行うことで、各供給タンク2内の液体Wは徐々に消費され、液面高さが低下していく。そして、これに伴い、各供給タンク2内の空気圧センサー31の値も、対応する液滴吐出ヘッド1からの液滴の吐出量に応じてそれぞれ低下し、これによって各液滴吐出ヘッド1の吐出口11にかかる圧力もそれぞれ低下していく。
吐出を続けることにより、各供給タンク2内の空気層21が液滴の消費量に応じて減圧され、空気圧センサー31が検知する空気圧の値が、液滴の安定吐出を維持できなくなる一定の圧力値まで低下した圧力値P1となったとき、各空気層21の空気圧が液面高さに応じた空気圧となるように正圧側に調整を行う。ここでは、この一定の圧力値P1は、空気層21の直前の調整後の空気圧P0に対して5%の低下率となった場合としている。
11:吐出口
2:供給タンク
21:空気層
22:供給流路
23:蓋部材
3:圧力制御装置
31:圧力検知手段
311:連通路
32:空気圧調整手段
321:連通路
33:制御手段
34:圧力変動緩和手段
341:ケーシング
342:開口
343:可撓性の膜
344:空気室
345:付勢部材
346:押し当て部材
100、101、102:液体供給装置
Claims (6)
- 吐出口から液滴を吐出する液滴吐出ヘッドへ供給する液体を貯留する供給タンクと、前記供給タンク内の空気層の圧力を制御することにより、前記液滴吐出ヘッドの前記吐出口にかかる圧力を制御する圧力制御装置とを有する液体供給装置において、
前記供給タンク内の液体の液面高さを検知する液面高さ検知手段を備えると共に、
前記圧力制御装置は、前記供給タンク内の空気層の圧力を検知する圧力検知手段と、前記供給タンク内の空気層の空気圧を調整する空気圧調整手段と、前記空気圧調整手段を制御する制御手段とを備えてなり、
前記制御手段は、前記圧力検知手段が検知する圧力の値と前記液面高さ検知手段が検知する液面高さの値とに基づいて、前記圧力検知手段が検知する前記空気層の空気圧が、前記液面高さ検知手段が検知した液面高さに応じた所定の空気圧となるように前記空気圧調整手段を制御することにより、前記吐出口にかかる圧力を一定範囲内に制御すると共に、
前記圧力検知手段が検知する前記空気層の空気圧が、前記供給タンク内の空気層の直前の調整後の空気圧に対して一定の圧力値まで低下したことを検知したときに、その時点における前記液面高さ検知手段が検知した液面高さに応じた調整後の空気圧の値を求め、前記空気層の空気圧が前記調整後の空気圧となるように前記空気圧調整手段を制御することを特徴とする液体供給装置。 - 前記供給タンク内の液体の液面高さは、前記液滴吐出ヘッドの前記吐出口の高さよりも高い位置にあり、
前記一定の圧力値<前記調整後の空気圧≦大気圧であり、
前記空気圧調整手段は、前記供給タンク内の空気層と大気とを連通する連通路と、該連通路を開閉する弁により構成され、
前記制御手段は、前記弁を開放して外気の流入量を制御することにより、前記供給タンク内の空気層の空気圧を正圧側に制御することにより、前記空気層の空気圧が前記調整後の空気圧となるように前記空気圧調整手段を制御することを特徴とする請求項1記載の液体供給装置。 - 前記供給タンク内の液体の液面高さは、前記液滴吐出ヘッドの前記吐出口の高さよりも低い位置にあり、
大気圧≦前記一定の圧力値<前記調整後の空気圧であり、
前記空気圧調整手段は、前記供給タンク内の空気層に対して給気を行うポンプにより構成され、
前記制御手段は、前記ポンプを駆動して給気量を制御することにより、前記供給タンク内の空気層の空気圧を正圧側に制御することにより、前記空気層の空気圧が前記調整後の空気圧となるように前記空気圧調整手段を制御することを特徴とする請求項1記載の液体供給装置。 - 前記供給タンク内の空気層に連通して、該空気層の圧力変動を緩和する圧力変動緩和手段を有し、
前記空気圧調整手段は、前記圧力変動緩和手段を介して前記供給タンク内の空気層に連通していることを特徴とする請求項1、2又は3記載の液体供給装置。 - 吐出口から液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、請求項1〜4のいずれかに記載の液体供給装置とを有することを特徴とする液滴吐出装置。
- 前記液体供給装置の供給タンクは、前記液滴吐出ヘッドと1対1に対応して該液滴吐出ヘッドに近接して配置されていることを特徴とする請求項5記載の液滴吐出装置。
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