JP5395645B2 - ヘッドレスト成形用中子 - Google Patents
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Description
前記開口部の壁面をなす前記トリムカバーの開口成形部内で、前記開口形成部の湾曲部に向けて移動可能であると共に、湾曲状の押圧面が形成された駒型部と、
前記駒型部を前記開口成形部の前記湾曲部に押圧した状態で保持する保持機構と、を備えた
ことを特徴とする。
前記保持機構は、前記第1の駒型部側に立設された係止ピンと、前記係止ピンに摺接するカム面と、前記係止ピンに嵌合する係止凹部とが設けられ、前記第2の駒型部側で回転支持される回転カムと、を備えると好適である。
この保持機構の回転カムを回転させると、カム面に沿って係止ピンがスムーズに押されるので、第1の駒型部に対して第2の駒型部が離れる方向にスムーズに移動し、これによって第1の駒型部の押圧面及び第2の駒型部の押圧面が開口形成部の湾曲部に押し当てられる。そして、回転カムの係止凹部内に係止ピンが入り込んで中子がロックされると、第1の駒型部に第2の駒型部が近づく方向の移動が規制されるので、トリムカバー内に発泡液を注入しても、発泡液の圧力によって開口形成部の湾曲部が変形することがない。このような構成の保持機構は、操作や構造が簡単で作業性の向上に寄与している。
このような構成は、係止ピン及び軸部を利用して引張りバネを取り付けているので構造が簡素化され、しかも、回転カムを回転させて係止ピンから係止凹部が外すだけで、引張りバネの付勢力により第1の駒型部に対し第2の駒型部を、作業者の手を煩わすことなく常に近づけておくことができる。従って、駒型部で開口形成部の湾曲部を無理に圧迫せずして、開口部内に中子をスムーズに入れることができる。更には、一体発泡成形後、回転カムを回転させるだけで中子のロックを解除でき、ヘッドレストの開口部から中子をスムーズに取り外すこともできる。
このような構成のヘッドレストにおいては、第1の開口形成半部と第2の開口形成半部とが重ね合わされているので、第1の開口形成半部の端部と第2の開口形成半部の端部との間に隙間が発生することがなく、開口部の外観品質を向上させることができる。しかしながら、第1の開口形成半部と第2の開口形成半部とを単に重ね合わせて一体発泡成形しただけでは、開口部の壁部の湾曲部分に皺が寄り易い。そこで、本発明では、第1の開口形成半部の湾曲部と第2の開口形成半部の湾曲部との少なくとも一方に湾曲形状の保形板を逢着しておき、開口部の壁部の湾曲部分を予め所望の湾曲形状にしておくことで、一体発泡成形時に開口部の壁部の湾曲部分に皺が寄り難く、これによって、開口部の外観品質を更に向上させることができる。しかも、第1の開口形成半部の端部と第2の開口形成半部の端部との隙間のバラツキを気にすることなく型入れ作業を行うことができるので、作業性をも向上させることができる。
前記開口部の壁面をなす前記トリムカバーの開口形成部内で、該開口形成部の湾曲部に向けて移動可能であると共に、湾曲状の押圧面が形成された駒型部と、
この駒型部を前記開口形成部の湾曲部に押圧した状態で保持する保持機構と、を備え、
前記駒型部は、対向して配置された第1の駒型部と第2の駒型部とを有し、第1の駒型部は、パイプ状の第1の支持部に、第2の駒型部は前記第1の支持部内に移動可能に挿入するパイプ状の第2の支持部に各々固定されていることを特徴とする。
Claims (4)
- 袋状のトリムカバーに設けられた後方視認可能な開口部内に装填された状態で金型内に装着してヘッドレストを一体発泡成形するヘッドレスト成形用中子において、
前記開口部の壁面をなす前記トリムカバーの開口形成部内で、該開口形成部の湾曲部に向けて移動可能であると共に、湾曲状の押圧面が形成された駒型部と、
この駒型部を前記開口形成部の湾曲部に押圧した状態で保持する保持機構と、を備え、
前記駒型部は、対向して配置された第1の駒型部と第2の駒型部とを有し、第1の駒型部は、パイプ状の第1の支持部に、第2の駒型部は前記第1の支持部内に移動可能に挿入するパイプ状の第2の支持部に各々固定されていることを特徴とするヘッドレスト成形用中子。 - 前記保持機構は、
前記第1の駒型部側に立設された係止ピンと、
前記係止ピンに摺接するカム面と、前記係止ピンに嵌合する係止凹部とが設けられ、前記第2の駒型部側で回転支持される回転カムと、を備えたことを特徴とする請求項1記載のヘッドレスト成形用中子。 - 前記第1の駒型部に固定された第1の支持部に立設されると共に前記回転カムの回転軸をなす軸部と、前記第2の駒型部に固定された第2の支持部に立設された前記係止ピンとを引張りバネで連結したことを特徴とする請求項1又は2記載のヘッドレスト成形用中子。
- 前記の開口形成部は、前記トリムカバーの前部の一部として帯状に形成された第1の開口形成半部と、前記トリムカバーの後部の一部として帯状に形成された第2の開口形成半部とで2分割され、重ね合わされる前記第1の開口形成半部の湾曲部と前記第2の開口形成半部の湾曲部との少なくとも一方には、湾曲形状の保形板が逢着され、前記第1の開口形成半部と前記第2の開口形成半部と前記保形板とを重ね合わせて前記開口部の前記壁部が形成されているヘッドレストにおいて、
前記の開口形成部に装填されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの記載のヘッドレスト成形用中子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009275070A JP5395645B2 (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | ヘッドレスト成形用中子 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009275070A JP5395645B2 (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | ヘッドレスト成形用中子 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2011116017A JP2011116017A (ja) | 2011-06-16 |
JP5395645B2 true JP5395645B2 (ja) | 2014-01-22 |
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JP (1) | JP5395645B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002187142A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-02 | Namba Press Works Co Ltd | シースルー型ヘッドレスト製造装置及び方法 |
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2009
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