JP5390262B2 - 太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法及び装置 - Google Patents

太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法及び装置 Download PDF

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本発明は、太陽光発電アレイからの直流発電出力を交流に変換しかつ電力制御を行うパワーコンディショナーが複数台並列に電力系統に接続された太陽光発電システムにおいて、前記各パワーコンディショナーの無効電力をそれぞれ制御して前記各パワーコンディショナーの出力電力の変動による電力系統の電圧変動を抑制できる制御方法及び装置に関するものである。
太陽光発電システムは、石油等の化石燃料に依存しない無限エネルギーであり、地球温暖化防止対策の一つとして期待されている。この種の太陽光発電システムの一般的な構成としては、例えば、特開2001−255949号公報(特許文献1)に開示のものが知られている。この特開2001−255949号公報に開示の太陽光発電システムは、太陽光発電アレイと、太陽光発電アレイからの直流発電出力を交流に変換しかつ電力制御を行う太陽光発電用パワーコンディショナー(以下、「PCS」と略称する。)と、前記PCSからの交流を一定電圧に昇圧するPCS用変圧器と、前記PCS用変圧器からの交流出力を配電線を介して取り込み電力系統の電圧にまで昇圧する昇圧用変圧器と、交流電圧や交流電流等の情報を取り込み前記PCSの電力制御等を行わせる制御装置とから構成されている。
この太陽光発電システムでは、太陽光発電アレイからの直流発電出力をPCSで交流に変換しかつPCSで電力制御を行い、このPCSからの交流出力をPCS用変圧器で一定電圧に昇圧し、その交流出力を配電線を介して昇圧用変圧器に取り込み昇圧用変圧器で電力系統の電圧にまで昇圧して電力系統に送りだすようになっている。
特開2001−255949号公報
ところで、太陽光発電システムにおいては、気象条件によって発電出力が変動し、電力系統に連携されている大規模太陽光発電システムにおいては、系統の電圧や周波数を変動させてしまう。この電力系統の電圧変動を抑制するために、PCSの無効電力を太陽光発電出力に応じて変える電圧変動抑制方法が考えられている。
しかしながら、多数台のPCSが並列接続されて構成される大規模太陽光発電システムにおいては、個々のPCSの出力電力による電圧抑制方法が不明であった。その理由は、従来PCSは力率=1で運転され、PV出力電力による電圧変動抑制は行われていないのが通常であり、仮に行なわれていたとしても、電力系統に多数並列接続されて構成される太陽光発電システムでは、電力系統に多数のPCSからの合計された電力が流れ、合計した電力変動による電圧変動が現れるので、各PCSの出力電力変動による電圧変動を明確にする方法が明らかにされていなかったからである。
そこで、電力系統の電圧変動抑制のために必要な無効電力をPCSの台数で均等配分することが考えられるが、電力出力少ないPCSでは力率が悪くなり、変換効率も悪化し、全体としての電圧変動抑制ができないという不都合があった。
本発明は、上述した不都合を解消し、大規模太陽光発電システムにおけるPCSの動作力率の悪化を抑え、高変換効率を維持しつつ電力系統の電圧変動を抑制できる太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法及び装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明に係る太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法は、太陽光発電アレイからの直流発電出力を交流に変換しかつ電力制御を行う太陽光発電用パワーコンディショナーが交流側で電力系統に多数並列接続されて構成された太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法において、各パワーコンディショナー毎に、電力系統の系統連系点電圧と前記並列接続された接続点の検出電圧との電圧差を求め、この電圧差と前記並列接続点の検出電圧及び電力系統に流れ込む電流を基に、電力系統の電力系統連系点から前記並列接続点までの線路定数を求め、かつ、パワーコンディショナーの有効電力と無効電力を求め、このパワーコンディショナーの有効電力と無効電力及び前記線路定数から電圧降下値を求め、この電圧降下値がなくなるように前記パワーコンディショナーの無効電力を制御することを特徴とする。
請求項2記載の発明に係る太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御装置は、太陽光発電アレイからの直流発電出力を交流に変換しかつ電力制御を行う太陽光発電用パワーコンディショナーが交流側で電力系統に多数並列接続されて構成された太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御装置において、各パワーコンディショナー毎に、電力系統の系統連系点電圧及び前記並列接続された接続点の検出電圧を取り込みこれら電圧の電圧差を求める電圧差検出回路と、前記電圧差検出回路からの電圧差と前記並列接続点の検出電圧及び電力系統に流れ込む電流を取り込み、これら基に電力系統の電力系統連系点から前記並列接続点までの線路定数を求める線路定数演算回路と、当該パワーコンディショナーの有効電力と無効電力を求める有効電力・無効電力検出回路と、前記有効電力・無効電力検出回路からの当該パワーコンディショナーの有効電力と無効電力及び前記線路定数演算回路からの線路定数を基に電圧降下値を求める電圧降下計算回路と、前記電圧降下計算回路からの電圧降下値がなくなるように当該パワーコンディショナーの無効電力を制御する制御回路とを備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項記載の太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御装置において、前記制御回路は、前記電圧降下計算回路からの電圧降下値を取り込むとともに、前記電圧差検出回路からの電圧差を取り込み、多数台並列に接続されたパワーコンディショナーのうち他のパワーコンディショナーより容量の大きなパワーコンディショナーによって、他の各パワーコンディショナーの制御によって電力系統連系点から並列接続点までの電圧降下を補償しきれなかった電圧降下を当該容量の大きなパワーコンディショナーの無効電力を制御することにより補償することを特徴とする。
請求項4記載の発明では、請求項2又は3記載の太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御装置において、各パワーコンディショナー毎に線路定数演算回路を設けず、一つのパワーコンディショナー側に線路定数演算回路を設け、この線路定数演算回路で求めた線路定数を他のパワーコンディショナーの制御装置で使用することを特徴とする。
太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法及び装置によれば、多数台並列接続されたパワーコンディショナーの動作力率の悪化を抑えることができるほか、多数台並列接続されたパワーコンディショナーの変換効率を高く保ちつつ、パワーコンディショナーの出力変動による電力系統の電圧変動を抑制することができる利点がある。
本発明の第1の実施形態に係る太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法を実現する制御装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法及び装置を説明するための図であって、(a)が線路定数を説明するための図、(b)が電圧抑制動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法を実現する制御装置を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法を実現する制御装置を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法を実現する制御装置の関係を説明するためのブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法を実現する制御装置を示すブロック図である。
まず、図1を参照して本発明の第1実施形態に係るパワーコンディショナーの制御方法が適用される太陽光発電システムについて説明する。
図1において、この太陽光発電システム1は、太陽光発電アレイ31,32,33,…と、前記各太陽光発電アレイ31,32,33,…からの直流発電出力を交流に変換しかつ電力制御を行う太陽光発電用パワーコンディショナー51,52,53,…と、前記各パワーコンディショナー(以下、「PCS」と略称することもある)51,52,53,…からの交流をそれぞれ一定電圧に昇圧するPCS用変圧器71,72,73,…と、前記各PCS用変圧器71,72,73,…の出力端子を並列接続してPCS接続点(並列接続点)9とし、このPCS接続点(並列接続点)9から配電線11を介して前記各PCS用変圧器71,72,73,…からの合成電力を取り込み電力系統13の電圧にまで昇圧する昇圧用変圧器15と、制御に必要な交流電圧や交流電流等の情報を取り込み前記パワーコンディショナー51,52,53,…の電力制御等をそれぞれ行わせるパワーコンディショナーの制御装置171,172,173,…とから構成されている。前記配電線(あるいは構内配電線)11は、配電線インピーダンスを有している。
なお、図1に示す第1の実施形態では、パワーコンディショナーの制御装置171,172,173,…については、パワーコンディショナーの制御装置173 のみを表示して、パワーコンディショナーの制御装置173 でパワーコンディショナー5 3 を制御しているが、他のパワーコンディショナー51,52,…毎にパワーコンディショナーの制御装置が設けられている。
また、太陽光発電システム1におけるパワーコンディショナーの制御装置171,172,173,…については、すべて同一構成要素で構成されているものとして説明することにする。もちろん、電力系統13の連系点電圧検出器(PT)19や、PCS接続点電圧検出器(PT)21や、PCS出力電圧検出器(PT)23や、電力系統13に流れ込む電流を検出する電流検出器(CT)25は、各パワーコンディショナーの制御装置171,172,173,…に共通して使用できるが、各パワーコンディショナーの制御装置171,172,173,…にそれぞれ個々に設けてあるものとして以下では説明する。
また、パワーコンディショナーの制御装置171,172,173,…は、同一構成要素で構成されているので、図1では、パワーコンディショナーの制御装置173を代表して説明するものとする。
パワーコンディショナーの制御装置173は、連系点電圧検出器(PT)19で検出された系統連系点電圧VsとPCS接続点電圧検出器(PT)21で検出された電圧Vpcsの電圧差ΔVを求める電圧差検出回路1731と、前記PCS接続点電圧検出器(PT)21により検出されたPCS接続点(並列接続点)9の電圧、前記電流検出器(CT)25で検出された電力系統13に流れ込む電流及び前記電圧差検出回路1731からの電圧差ΔVとを基に、電力系統13の電力系統連系点13pからPCS接続点9までの線路定数を求める線路定数演算回路1732と、PCS出力電圧検出器(PT)23からの検出電圧、PCS用変圧器73の出力電流を検出する電流検出器(CT)273からの電流からパワーコンディショナー53の有効電力P3と無効電力Q3をそれぞれ求める有効電力・無効電力検出回路1733と、前記線路定数演算回路1732で求めた線路定数と前記有効電力・無効電力検出回路1733で求めた当該パワーコンディショナー53の有効電力P3と無効電力Q3とから電圧降下値ΔVdを求める電圧降下計算回路1734と、前記電圧降下計算回路1734からの電圧降下値ΔVdがなくなるように前記パワーコンディショナー53を制御する制御回路1735とを備えたものである。
制御回路1735は、電圧指令値ΔVpと前記電圧降下計算回路1734からの電圧降下値ΔVdとを比較する比較器C35と、前記比較器C35からの比較値を基に定電圧制御する定電圧制御回路A35と、定電圧制御回路A35からの出力信号を基にパワーコンディショナー53を制御するPCS制御器L35とから構成されている。
このような構成のパワーコンディショナーの制御装置173の動作について説明する。
電力系統13の電力系統連系点13pの電圧は連系点電圧検出器(PT)19で検出され、パワーコンディショナーの制御装置173の電圧差検出回路1731の一方の入力端子に入力される。また、PCS接続点9の電圧は、PCS接続点電圧検出器(PT)21で検出されてパワーコンディショナーの制御装置173の電圧差検出回路1731の他方の入力端子に入力される。
パワーコンディショナーの制御装置173の電圧差検出回路1731では、前記PCS接続点9の電圧と、電力系統連系点13pの電圧との電圧差ΔVを求める。この電圧差検出回路1731で求めた電圧差ΔVは、線路定数演算回路1732に与えられる。また、電力系統に流れ込む電流は、電流検出器(CT)25で検出されてパワーコンディショナーの制御装置173の線路定数演算回路1732に与えられる。さらに、PCS接続点9のPCS接続点電圧は、PCS接続点電圧検出器(PT)21で検出されて、線路定数演算回路1732に入力される。
前記線路定数演算回路1732では、前記PCS接続点電圧検出器(PT)21で検出したPCS接続点9の電圧、前記電流検出器(CT)25で検出した電力系統に流れ込む電流及び前記電圧差検出回路1731で求めた電圧差ΔVとを基に、電力系統連系点13pからPCS接続点9までの線路定数を求める。
線路定数演算回路1732で求めた線路定数は、電圧降下計算回路1734の一方の入力端子に入力される。また、有効電力・無効電力検出回路1733で求めた有効電力P3と無効電力Q3とは、電圧降下計算回路1734の他方の入力端子に入力される。
電圧降下計算回路1734では、前記線路定数演算回路1732からの線路定数と有効電力・無効電力検出回路1733からの有効電力P3と無効電力Q3とから電圧降下値ΔVdを求める。この求めた電圧降下値ΔVdは、制御回路1735に入力される。
制御回路1735では、電圧指令値ΔVpと制御回路1735からの電圧降下値ΔVdとが比較器C35で比較される。その比較値は定電圧制御回路A35に入力されて定電圧制御されるように動作する。PCS制御器L35は、定電圧制御回路A35からの出力信号を基にパワーコンディショナー53の無効電力を制御して電力系統13の電力系統連系点13pにおける電圧降下値がなくなるようにパワーコンディショナー53による電圧変動を抑制するように制御している。
なお、電圧差検出回路1731では、系統連系点電圧Vsと電圧Vpcsの電圧差ΔVを次の数式1のように計算している。
(数1)
ΔV=Vs−Vpcs
次に、図2を参照しながら説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法及び装置を説明するための図であって、図2(a)が線路定数を説明するための図である。
図2(a)において、PCS接続点9にPCS用変圧器の出力が接続されている。PCS接続点9と電力系統連系点13pとの間には、構内配電線11及び昇圧用変圧器15から構成される線路定数(RT+jXT)が配置されている。ここで、RTは線路定数の抵抗分である。XTは線路定数のリアクタンス分である。jは虚数を表す。なお、電力系統連系点13pには、背後送電線31を介して系統背後点33が接続されている。また、電力系統連系点13pには、負荷35が接続されている。この負荷35には、複数のPSCから構内配電線11及び昇圧用変圧器15を介して図示矢印Cpに示すような方向の潮流が流れ込んでいる。同様に、この負荷35には、系統背後点33から背後送電線31を介して図示矢印Cmに示すような方向の潮流が流れ込んでいる。
線路定数演算回路1732においで実行されている演算について、図2(a)を参照して説明する。既に説明したが、系統連系点電圧Vsと電圧Vpcsとの電圧差をΔVとし、PCS接続点9における有効電力P及び無効電力Qとする。時刻t1における測定値をΔV1(t1)、P1(t1)、Q1(t1)、 この時刻t1とは異なる時刻t2における測定値ΔV2(t2)、P2(t2)、Q2(t2)とする。
時刻t1において、有効P1,無効電力Q1は、数式2に示すように各パワーコンディショナー51,52,53,…から出力される各電力Pi,Qiの合計となる。
(数2)
P1=ΣPi(t1),Q1=ΣQi(t1)
また、時刻t1において、電圧差ΔV1は、数式3で与えられる。
(数3)
ΔV1=RT・P1+XT・Q1
同様に、時刻t2において、有効P2,無効電力Q2は、数式4に示すように各パワーコンディショナー51,52,53,…から出力される各電力Pi,Qiの合計となる。
(数4)
P2=ΣPi(t2),Q1=ΣQi(t2)
また、時刻t2において、電圧差ΔV2は、数式5で与えられる。
(数5)
ΔV2=RT・P2+XT・Q2
線路定数演算回路1732では、これら数式1〜数式4を基に、線路定数の抵抗分RTを数式6で求めている。
(数6)
T=(ΔV1・Q2−ΔV2・Q1)/(P1・Q2−P2・Q1)
また、線路定数演算回路1732では、これら数式1〜数式4を基に、線路定数のリアクタンス分XTを数式7で求めている。
(数7)
T=(ΔV1・P2−ΔV2・P1)/(P2・Q1−P1・Q2)
このようにして線路定数演算回路1732では線路定数(RT+jXT)を求め、求めた線路定数(RT+jXT)を電圧降下計算回路1734に入力している。
電圧降下計算回路1734では、前記有効電力・無効電力検出回路1733で求めたパワーコンディショナー53の有効電力P3及び無効電力Q3と、前記線路定数演算回路1732から入力された線路定数(RT+jXT)とから数式8のようにして電圧降下値ΔVdを求めている。
(数8)
ΔVd=RT・P3+XT・Q3
電圧降下計算回路1734で求めた電圧降下値ΔVdは、前記制御回路1735の比較器C35に入力される。比較器C35では、この電圧降下値ΔVdと電圧指令値ΔVpと比較し、その比較値は定電圧制御回路A35に入力されて定電圧制御されるようにPCS制御器L35を制御する。PCS制御器L35では、定電圧制御回路A35からの出力信号を基にパワーコンディショナーの無効電力を制御して電力系統13の電力系統連系点13pにおける電圧降下値がなくなるようにパワーコンディショナーによる電圧変動を抑制するように制御する。
図2(b)が電圧抑制動作を説明するための図である。図2(b)において、同図の右側からPCS接続点、電力系統連系点及び連係背後点は、図2(a)におけるPCS接続点9、電力系統連系点13p及び系統背後点33を表している。
まず、系統背後点(例えば発電機)33から負荷35に流れる潮流(矢印Cm)による電圧降下は、系統背後点33が電力系統連系点13pから遠ざかるほど背後送電線31のリアクタンスが大きくなるので、低下する(図2(b)矢印y1)。
一方、太陽光発電用パワーコンディショナー51,52,53,…から電力系統連系点13p側に流れる電流による電圧降下は、一般にあるいは従来、太陽光発電用パワーコンディショナー51,52,53,…が力率=1で運転される(無効電流を流さない)ため、構内配電線11及び昇圧用変圧器15から構成される線路定数(RT+jXT)の抵抗分(RT)による電圧降下を生じ、系統に向かって下がっていく(図(b)の矢印y2)。したがって、太陽光発電用パワーコンディショナー51,52,53,…の出力が大きくなればなるだけPCS接続点(末端)9の電圧が上昇することになる。
そこで、本発明では、太陽光発電用パワーコンディショナー51,52,53,…の力率=1となる運転をやめ、無効電力を有効電力による電圧降下を補償するように流し(無効電力制御し)、太陽光の有効電力による電圧降下を抑制している。
さらに説明すると、図2(b)の連係背後点3では、系統背後電圧が示されている。
ここで、一般的にあるいは従来のように太陽光発電用パワーコンディショナー51,52,53,…が力率=1で運転れさている場合において、PCS接続点9から負荷35に流れる潮流(図2(a)矢印Cp)と、連係背後点3から負荷35に流れる潮流(図2(a)矢印Cm)とにより、電力系統連系点13pの電圧は図2(b)の符号U1のようにようになる。
一方、本発明のように、太陽光発電用パワーコンディショナー51,52,53,…の力率=1となる運転をやめ、無効電力を有効電力による電圧降下を補償するように流し(無効電力制御し)てやると、電力系統連系点13pの電圧は図2(b)の符号U2のようにようになる。
つまり、図2(b)符号U1の電圧と、図2(b)符号U2の電圧との差がPCSの無効電力制御による電圧変動の抑制分を表している。
なお、図2(b)に示すΔVは、電力系統連系点13pからPCS接続点9までの太陽光発電用パワーコンディショナー51,52,53,…の出力(有効電力)変動による電圧降下(上昇)を示している。
上述したパワーコンディショナーの制御装置によれば、多数台並列接続されたパワーコンディショナーの動作力率の悪化を抑えることができるほか、多数台並列接続されたパワーコンディショナーの変換効率を高く保ちつつ、パワーコンディショナーの出力変動による電力系統の電圧変動を抑制することができる。
[第2の実施形態]
図3は、本発明の第2の実施形態に係る太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法を実現する制御装置を示すブロック図である。この図3に示す太陽光発電システム1におけるパワーコンディショナーの制御装置173以外のパワーコンディショナーの制御装置171,172は、図1に示す第1の実施形態に係るパワーコンディショナーの制御装置173と全く同一構成であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略するものとする。
この図3に示す第2の実施形態に係るパワーコンディショナーの制御装置173は、多数台並列に接続されたパワーコンディショナー51,52,53,…のうち容量が最大のパワーコンディショナー53によって、他の各パワーコンディショナー51,52,…の制御によって電力系統連系点13pからPCS接続点9までの電圧降下を補償しきれなかった電圧降下を、最大のパワーコンディショナー53の無効電力を制御することにより補償するようにしたものである。
すなわち、図3に示す第2の実施形態に係るパワーコンディショナーの制御装置17は、電圧差検出回路1731で求めた電圧差ΔVと電圧指令値ΔVpとを比較する比較器CP 35 を設け、この比較器CP 35 において電圧指令値ΔVpに電圧差検出回路1731からの電圧差ΔVを反映させた後に比較器C35の一方の端子に一種の電圧指令値として入力するようにし、他の各パワーコンディショナー51,52,…の制御によって電力系統連系点13pからPCS接続点9までの電圧降下を補償しきれなかった電圧降下を、最大容量のパワーコンディショナー53の無効電力を制御して抑制できるようにしたものである。
したがって、太陽光発電システム1において、パワーコンディショナーの制御装置173の上記以外の他の構成は図1に示す第1の実施形態と全く同一である。したがって、図1に示す第1の実施形態の構成要素と同一のものには同一の符号を付して構成の説明を省略する。
この第2の実施形態によれば、電圧指令値ΔVpに電力系統連系点13pからPCS接続点9までの電圧降下(電圧差ΔV)を反映させることにより、各パワーコンディショナー51,52,…の制御によって電力系統連系点13pからPCS接続点9までの電圧降下を補償しきれなかった電圧降下を、最大のパワーコンディショナー53の無効電力を制御することにより補償している。
上述したパワーコンディショナーの制御装置によれば、多数台並列接続されたパワーコンディショナーの動作力率の悪化を抑えることができるほか、多数台並列接続されたパワーコンディショナーの変換効率を高く保ちつつ、パワーコンディショナーの出力変動による電力系統の電圧変動を抑制することができるるほか、電力系統連系点13pからPCS接続点9までの電圧降下を補償することができる。
[第3の実施形態]
図4は、本発明の第3の実施形態に係る太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法を実現する制御装置を示すブロック図である。
この図4に示す第3の実施形態に係る太陽光発電システム1におけるパワーコンディショナーの制御装置171,172,173,…のうちの一つに、例えばパワーコンディショナーの制御装置173に線路定数演算回路1732を設け、他のパワーコンディショナーの制御装置171,172…には、線路定数演算回路1732を設けず、他のパワーコンディショナーの制御装置171,172,…では、前記パワーコンディショナーの制御装置173の線路定数演算回路1732から線路定数を取り込むようにしたものである。
したがって、図4に示す第3の実施形態に係る太陽光発電システム1におけるパワーコンディショナーの制御装置171,172,…は、第1の実施形態に係る電圧差検出回路1731及び線路定数演算回路17 32 以外は全て同一構成要素で構成されているので、同一構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。なお、この図4に示す第3の実施例の電圧降下計算回路1724では、電圧差検出回路17 31 及び線路定数演算回路17 32 を有する他のパワーコンディショナーの制御装置から線路定数を取り込み、また、有効電力・無効電力検出回路1723からパワーコンディショナー5 2 の有効電力、無効電力を取り込んで、電圧降下値ΔVdを計算して制御回路17 25 に与え、制御回路1725でパワーコンディショナー52の無効電力を制御するようにしている。
なお、図4では、パワーコンディショナーの制御装置171,173,…は表示せず、パワーコンディショナーの制御装置172のみ表示している。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法を実現する制御装置の関係を説明するためのブロック図である。
この図5においては、パワーコンディショナーの制御装置173に線路定数演算回路1732を設けてこれをマスターとし、他のパワーコンディショナーの制御装置171,172,…,17nには線路定数演算回路1732を設けずにパワーコンディショナーの制御装置173の線路定数演算回路1732から線路定数を取り込みようにしてスレーブとするような関係を示している。
これにより、パワーコンディショナーの制御装置171,172,173,…の各々で線路定数を計算せず、多数台並列に接続されたPCS接続点9の有効電力と無効電力との検出値のトータルの値を使って求めるようにしたものである。
この第3の実施形態によっても、多数台並列接続されたパワーコンディショナーの動作力率の悪化を抑えることができるほか、多数台並列接続されたパワーコンディショナーの変換効率を高く保ちつつ、パワーコンディショナーの出力変動による電力系統の電圧変動を抑制することができるほか、線路定数演算回路1732を一つ設ければよいので、構成が簡易になる。
以上、電圧変動抑制制御装置の動作を分かりやすくするためにブロック図を元に説明したが、制御装置は実際にはマイクロプロセッサ等の計算機によるソフトウエアで実現されることになり、実現の手段は問わない。
1 太陽光発電システム
1,32,33,… 太陽光発電アレイ
1,52,53,… パワーコンディショナー
1,72,73,… PCS用変圧器
9 PCS接続点
13 電力系統
13p 電力系統連系点
15 昇圧用変圧器
171,172,173,… パワーコンディショナーの制御装置
1731 電圧差検出回路
1732 線路定数演算回路
1733 有効電力・無効電力検出回路
1734 電圧降下計算回路
1735 制御回路
35,CP35 比較器
35 定電圧制御回路
35 PCS制御器
19 連系点電圧検出器(PT)
21 PCS接続点電圧検出器(PT)
23 PCS出力電圧検出器(PT)
25 電流検出器(CT)
31 背後送電線

Claims (4)

  1. 太陽光発電アレイからの直流発電出力を交流に変換しかつ電力制御を行う太陽光発電用パワーコンディショナーが交流側で電力系統に多数並列接続されて構成された太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法において、
    各パワーコンディショナー毎に、電力系統の系統連系点電圧と前記並列接続された接続点の検出電圧との電圧差を求め、この電圧差と前記並列接続点の検出電圧及び電力系統に流れ込む電流を基に、電力系統の電力系統連系点から前記並列接続点までの線路定数を求め、かつ、パワーコンディショナーの有効電力と無効電力を求め、このパワーコンディショナーの有効電力と無効電力及び前記線路定数から電圧降下値を求め、この電圧降下値がなくなるように前記パワーコンディショナーの無効電力を制御することを特徴とする太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御方法。
  2. 太陽光発電アレイからの直流発電出力を交流に変換しかつ電力制御を行う太陽光発電用パワーコンディショナーが交流側で電力系統に多数並列接続されて構成された太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御装置において、
    各パワーコンディショナー毎に、
    電力系統の系統連系点電圧及び前記並列接続された接続点の検出電圧を取り込みこれら電圧の電圧差を求める電圧差検出回路と、
    前記電圧差検出回路からの電圧差と前記並列接続点の検出電圧及び電力系統に流れ込む電流を取り込み、これら基に電力系統の電力系統連系点から前記並列接続点までの線路定数を求める線路定数演算回路と、
    当該パワーコンディショナーの有効電力と無効電力を求める有効電力・無効電力検出回路と、
    前記有効電力・無効電力検出回路からの当該パワーコンディショナーの有効電力と無効電力及び前記線路定数演算回路からの線路定数を基に電圧降下値を求める電圧降下計算回路と、
    前記電圧降下計算回路からの電圧降下値がなくなるように当該パワーコンディショナーの無効電力を制御する制御回路とを備えたことを特徴とする太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御装置。
  3. 前記制御回路は、前記電圧降下計算回路からの電圧降下値を取り込むとともに、前記電圧差検出回路からの電圧差を取り込み、多数台並列に接続されたパワーコンディショナーのうち他のパワーコンディショナーより容量の大きなパワーコンディショナーによって、他の各パワーコンディショナーの制御によって電力系統連系点から並列接続点までの電圧降下を補償しきれなかった電圧降下を当該容量の大きなパワーコンディショナーの無効電力を制御することにより補償することを特徴とする請求項記載の太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御装置。
  4. 各パワーコンディショナー毎に線路定数演算回路を設けず、一つのパワーコンディショナー側に線路定数演算回路を設け、この線路定数演算回路で求めた線路定数を他のパワーコンディショナーの制御装置で使用することを特徴とする請求項2又は3記載の太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナーの制御装置。
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