JP5389251B2 - 並列駆動システム - Google Patents

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Description

本発明は並列駆動システムに関するものであり、特に、互いに並列に配置され直動する可動部を有するマスター側及びスレーブ側の2つのサーボアクチュエータと、当該アクチュエータの可動部同士を結合するアーム部材を有する並列駆動システムに関するものである。
アーム部材を2つのアクチュエータで並列駆動する従来のシステムとして、マスター側とスレーブ側の双方のアクチュエータ毎に位置検出器を備えるシステムと、片側のアクチュエータに位置検出器を持たないシステムとがある。
従来の並列駆動システムの一例を示す図を図9に示す。図9(a)はマスター側アクチュエータにだけ位置検出器を備える並列駆動システムの構成図である。図9(a)においてマスター側及びスレーブ側のアクチュエータの各可動部5A及び5Bは、ヘッド9を備えたアーム部材8にて連結される。マスター側サーボアンプ12Aはコントローラ14から受ける位置指令、及び位置検出器10から入力されるマスター側アクチュエータの可動部5Aの位置を示すマスター側位置情報に基づき位置制御を行う。マスター側サーボアンプ12Aからスレーブ側サーボアンプ12Bにはトルク指令が送られ、スレーブ側サーボアンプ12Bは当該トルク指令を用いてトルク制御を行うことで並列駆動システムを構築する(例えば、特許文献1参照)。
図9(b)は従来の別の並列駆動システムを示す図である。図9(b)ではマスター側とスレーブ側それぞれのアクチュエータに位置検出器10A及び10Bを備える。マスター側及びスレーブ側サーボアンプ12A及び12Bは、ともにコントローラ14から受ける位置指令、及び位置検出器10A並びに10Bから入力される可動部5A及び5Bの位置を示す位置情報に基づき位置制御を行う。さらに図9(b)に示すシステムにおいては、破線の矢印で示すように位置検出器10A及び10Bで得られる位置情報を、それぞれスレーブ側及びマスター側サーボアンプ12B及び12Aに入力することで、これらの位置情報を共有してもよい。サーボアンプの内部で、各アクチュエータの可動部の位置偏差の差を抑制する制御、すなわち、マスター側、スレーブ側の各可動部の位置がより同期して移動するよう制御することで、アーム部材の平行度を高精度に維持できる並列駆動システムを構築する(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−140751号公報 特開2004−92859号公報
図9(a)に示す従来の並列駆動システムでは、スレーブ側アクチュエータに位置検出器がないため、コストを低く抑えつつシステムを構成することができる。しかしながら、スレーブ側アクチュエータにマスター側と同じトルク指令が与えられるため、アーム部材8の重心位置がアーム部材8の中心からずれている場合や、アーム部材8におけるヘッド9の位置がアーム部材8の駆動方向と直交する方向へ移動する場合には、アーム部材8の平行移動精度が低下する。この場合、高精度位置決めが難しくなるだけでなく、アーム部材8への機械的負荷が大きくなるため、アーム部材8の高速移動が難しくなるという問題があった。
一方、図9(b)に示す従来の並列駆動システムにおいては、マスター側及びスレーブ側アクチュエータ双方に位置検出器10A及び10Bを備え、マスター側及びスレーブ側のサーボアンプ12A及び12Bそれぞれにおいて位置制御を行うため、アーム部材8を高速、高精度に位置決めできる。さらに破線の矢印で示すように位置情報を共有する構成とすれば、各可動部5A及び5Bの実際の位置の差を抑制する制御を行うことができるので、アーム部材8をさらに高精度に平行移動することが可能となる。しかしながら、マスター側及びスレーブ側双方のアクチュエータに位置検出器10A及び10Bを備えるため、システムのコストが高いという問題があった。位置検出器としてリニアスケールを用いる場合は、一般的に装置の大きさに比例してリニアスケールのコストが増大するため、さらに問題となる。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、互いに並列に配置され直動する可動部を有するマスター側及びスレーブ側の2つのサーボアクチュエータと、当該アクチュエータの可動部同士を結合するアーム部材とを有する並列駆動システムにおいて、システムコストを低く抑え、かつ高速位置決めを可能とするシステムを実現するものである。
この発明に係る並列駆動システムは、互いに並列に配置され直動する可動部を有する第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータと、前記第1のアクチュエータの可動部と前記第2のアクチュエータの可動部とに橋架されるアーム部材とを有する並列駆動システムにおいて、前記第1のアクチュエータの可動部の位置情報を検出する位置検出手段と、前記第2のアクチュエータの可動部の加速度情報を検出する加速度検出手段と、前記位置情報に基づき第1のアクチュエータを制御する第1の制御手段と、前記位置情報及び前記加速度情報に基づき第2のアクチュエータを制御する第2の制御手段と、を備えたものである。
また、次の発明に係る並列駆動システムは、前記アクチュエータはリニアサーボモータであり、前記制御装置はサーボアンプであり、前記位置検出手段はリニアスケールであることを特徴とするものである。
また、次の発明に係る並列駆動システムは、前記第2の制御手段は、前記位置情報を第1の速度情報に変換する第1の速度変換手段と、前記加速度情報を第2の速度情報に変換する第2の速度変換手段と、前記第1及び第2の速度情報を合成して合成速度を生成する速度合成手段と、を備えたものである。
また、次の発明に係る並列駆動システムは、前記速度合成手段は、前記第1の速度情報から前記第2の速度情報を減算する減算手段と、前記減算手段の出力を入力とする所定の遮断周波数を備えたローパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力と前記第2の速度情報とを加算して合成速度を生成する加算手段と、を備えたものである。
また、次の発明に係る並列駆動システムは、前記速度合成手段は、前記第1の速度情報を入力とする所定の遮断周波数を備えたローパスフィルタと、前記第2の速度情報を入力とする所定の遮断周波数を備えたハイパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力と前記ハイパスフィルタの出力とを加算して合成速度を生成する加算手段と、を備えたものである。
また、次の発明に係る並列駆動システムは、前記第2の制御手段は、前記第1の制御手段から前記第1のアクチュエータのトルクを制御する制御信号がさらに入力され、前記位置情報と前記加速度情報とに基づき補正トルクを計算するトルク計算手段を備え、前記トルク計算手段の出力と前記制御信号とに基づき第2のアクチュエータを制御することを特徴とするものである。
この発明によれば、スレーブ側サーボモータは位置検出器を備えないため、低コストでシステムを構築できるという効果を奏する。また、マスター側サーボモータの位置検出器により得た位置情報をマスター側及びスレーブ側両方のサーボアンプに取り込むため、スレーブ側も位置制御ができるという効果を奏する。また、換算したマスター側及びスレーブ側それぞれの可動部の速度情報から、スレーブ側の速度情報を合成する速度合成部をスレーブ側サーボアンプに備えるため、アーム部材を高速位置決めできるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1における並列駆動システムの機械駆動部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における並列駆動システムの構成図である。 本発明の実施の形態1における並列駆動システムの機能ブロックを示すブロック図である。 図3における速度演算部132の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における共振抑制効果を示す計算機シミュレーション結果である。 図3における速度演算部132の別の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における並列駆動システムの機能ブロックを示すブロック図である。 図7における補正トルク計算部27の構成を示すブロック図である。 従来の並列駆動システムを説明するための図である。
以下この発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。なお実施の形態では、この発明に係る並列駆動システムを、互いに並列に配置され直動する可動部を有するアクチュエータをリニアサーボモータで構成したサーボシステムである場合を例にとり説明する。
実施の形態1.
まず本実施の形態1における並列駆動システムの構成を図を用いて説明する。図1はこの発明に係る並列駆動システム1の機械駆動部を示す斜視図である。また図2は実施の形態1における並列駆動システム1の構成図である。符号のAはマスター側、Bはスレーブ側の構成要素であることを表す。第1のアクチュエータであるマスター側サーボモータ2A及び第2のアクチュエータであるスレーブ側サーボモータ2Bにおいて、マスター側の固定部3Aとスレーブ側の固定部3Bは並列に配置され、図示しないテーブル等に固定される。リニアガイド4A、4B、4C及び4Dは直線案内部材であり、固定部3A及び3Bに対向して配置されるサーボモータの可動部5A及び5Bは、これらリニアガイド4A乃至4Dに沿って直動すなわち直線運動を行う。
可動部5A及び5Bには、固定部3A及び3Bと対抗する側の反対側にテーブル部材6A及び6Bがそれぞれ設けられる。テーブル部材6A及び6Bには、それぞれアーム支持部材7A及び7Bが載置され、アーム支持部材7A及び7Bはアーム部材8が橋架されている。サーボモータの可動部5A及び5Bが駆動されることで、アーム部材8が並列駆動される。アーム部材8にはヘッド9が設けられる。
マスター側のテーブル部材6Aには位置検出手段である位置検出器10が設けられる。実施の形態では、位置検出器10はリニアスケールであるものとして説明する。スレーブ側のテーブル部材6Bには加速度検出手段である加速度センサ11が設けられる。すなわち本実施の形態では、図1及び図2に示すように、スレーブ側サーボモータ2Bにリニアスケールではなく加速度センサ11を備える。一般に加速度センサ11はリニアスケールと比較して安価であることから、本実施の形態1は、マスター側及びスレーブ側の双方に位置検出器10としてリニアスケールを備える従来の並列駆動システムと比較して、低コストなシステム構築が可能となる。
また、位置検出器10から得られた位置情報は、第1の制御手段であるマスター側サーボアンプ12A及び第2の制御手段であるスレーブ側サーボアンプ12Bの双方にフィードバックされる。このため、スレーブ側のサーボアンプ12Bはトルク制御だけでなく位置制御も可能となる。一方、加速度センサ11から得られた加速度情報は、スレーブ側のサーボアンプ12Bにフィードバックされる。
次に本実施の形態1における並列駆動システムの動作を図を用いて説明する。図3は、実施の形態1における並列駆動システム1の機能ブロックを示すブロック図である。また図4は、図3における速度演算部132の構成を示すブロック図である。まず、マスター側サーボアンプ12Aの動作を説明する。
図3においてマスター側サーボアンプ12Aにはコントローラ14から位置指令が入力されるとともに、位置検出器10から可動部5Aの実際の位置に相当する位置情報が入力される。そして加算器15Aにおいて位置指令から位置情報が減算され、位置偏差である減算結果は位置制御部16Aに入力される。位置制御部16Aからは、位置偏差の大きさに応じた速度指令が出力され、位置偏差が0となるように速度指令が出力される。
位置検出器10から入力される位置情報は、速度変換部131にも入力される。速度変換部131は、位置情報を微分することで実速度に変換して出力する。具体的には所定の時間間隔における位置情報の差に基づいて実速度を求める。出力された実速度は加算器17Aに入力されて速度指令から減算され、速度偏差である減算結果は速度制御部18Aに入力される。速度制御部18Aからは、速度偏差に応じたトルク指令が出力され、速度偏差が0となるようにトルク指令が出力される。トルク指令は加算器19Aに入力されて電流制御部20Aから出力される実電流が減算され、電流偏差が電流制御部20Aに入力される。電流制御部20Aは、電流偏差に基づき実電流を制御することで、マスター側サーボモータ2Aのトルクを制御する。
次にスレーブ側サーボアンプ12Bの動作を説明する。スレーブ側サーボアンプ12Bの動作のうち、マスター側サーボアンプ12Aの動作と同じものについては対応する符号を付して説明を省略する。スレーブ側サーボアンプ12Bの動作のうちマスター側と動作が異なるものは、速度演算部132である。速度演算部132には位置検出器10から入力される位置情報だけでなく、スレーブ側の可動部5Bに設けられた加速度センサ11で得られた加速度情報も入力される。速度演算部132は各可動部の速度情報に基づき、合成速度を出力する。
次に、図4を用いて速度演算部132の動作を説明する。図4において速度演算部132に入力された位置情報は、第1の速度変換手段である微分器21によって微分され、マスター側の実速度が算出される。一方、加速度センサ11から入力される加速度情報は、第2の速度変換手段である積分器22によって積分され、スレーブ側の実速度が算出される。算出されたマスター側及びスレーブ側の実速度は、加算器23、ローパスフィルタ24、及び加算器25で構成される速度合成手段に入力される。まず、減算手段である加算器23においてマスター側の実速度からスレーブ側の実速度が減算され、これらの差分すなわち実速度差がローパスフィルタ24へ入力される。ローパスフィルタ24は、実速度差において遮断周波数fclよりも高い周波数成分を減衰させる。ローパスフィルタ24の出力は加算手段である加算器25において積分器22の出力であるスレーブ側の実速度と加算され、合成速度として速度演算部132から出力される。
アーム部材8の高速位置決め及び高精度定速度送り等の性能を向上するためには、各制御器の制御ゲインを上げることでコントローラ14からの位置指令に対する追従性を上げ、外乱に対する応答を高める必要がある。ここで制御ゲインを上げると制御帯域が広がり、結果としてアーム部材8の機械的に固有な値である共振周波数が制御帯域内に含まれることとなる。
アーム部材8の共振周波数が制御帯域内に含まれると、アーム部材8の共振の影響で位置検出器10から得られる位置情報から算出したマスター側の実速度は、スレーブ側可動部の実速度との差が大きくなる。このとき、マスター側の実速度を基準にスレーブ側サーボアンプ12Bの速度制御ループを構成すると、大きくなった実速度の差に起因して、スレーブ側サーボアンプ12Bの制御が不安定となり、制御ゲインを上げることが困難となる。結果として、位置決め時間が増加してしまい、高速位置決めが達成できない。
一方、アーム部材8に共振が発生したとしても、加速度センサ11で得られた加速度情報を変換して求めた速度情報はスレーブ側サーボモータ可動部5Bの実速度と一致する。従って、この速度情報に基づきスレーブ側サーボアンプ12Bの速度制御ループを構成すれば、安定した制御を期待できる。すなわち、制御ゲイン低下に伴う位置決め時間増加を抑制できる。
高速位置決めを行なうためには、上記のように位置検出器10で得られた位置情報から算出したマスター側の実速度ではなく、加速度センサ11で得られた加速度情報から算出した速度情報によりスレーブ側サーボアンプ12Bを制御する必要がある。しかし、実際のシステムでは加速度センサ11の出力にオフセット等の低周波数誤差成分が混入する可能性を考慮しなければならない。低周波数誤差成分が混入すると速度演算部132の出力が当該誤差成分に応答し、不要なトルク指令が発生してしまう。なお、アーム部材8の共振周波数よりも十分低い制御帯域でスレーブ側サーボアンプ12Bの速度制御ループを構成すれば、位置検出器10で得られた位置情報から算出した速度情報と加速度センサ11で得られた加速度情報から算出した速度情報の差異は少ない。このため、位置検出器10で得られた位置情報から算出した速度情報を基準に速度制御ループを構成しても、スレーブ側サーボアンプ12Bの制御が不安定となることはない。
そこで、スレーブ側サーボアンプ12Bの速度制御ループが、低周波領域では位置検出器10から得られる速度情報を元にして動作する一方、高周波領域では加速度センサ11から得られる速度情報を元にして動作するシステムを考える。これにより、高速位置決め可能、かつ、安定なシステムが構築できる。本実施の形態1においては、ローパスフィルタ24を用いることで、これを簡単に実現する。
この場合の動作について以下に説明する。まず微分器21からの速度情報を考えると、ローパスフィルタ24において、速度情報のfcl以上の周波数成分は減衰する。このため、周波数fcl以下の成分しか出力である合成速度に反映されない。次に積分器22からの速度情報を考えると、積分器22の出力はマイナス符号を付加した上でローパスフィルタ24を通過し、加算器25に入力される。一方で、加算器25への入力も別途行われるため、結果として、加算器25の出力では周波数fcl以下の成分はキャンセルされる。このため、積分器22からの速度情報は、周波数fcl以上の成分しか出力である合成速度に反映されない。すなわち、fcl以下の周波数帯では、微分器21からの速度情報、つまり位置検出器10から得られる速度情報により合成速度が求められ、一方でfcl以上の周波数帯では、積分器22からの速度情報、つまり加速度センサ11から得られる速度情報により合成速度が求められる。
以上のように、fclを次に示す範囲に設定することで、スレーブ側サーボアンプ12Bは広い帯域で安定な制御が可能となり、アーム部材8を高速位置決め可能なシステムを構築することができる。
加速度センサ11出力の低周波数誤差を除去可能な周波数<fcl<スレーブ側サーボアンプ12の制御が不安定にならない周波数、または、アーム部材8の共振周波数 式(1)
本発明によるアーム部材8の共振抑制効果を定量的に確認するためシミュレーションモデルを作成し、アーム部材8を高速位置決めした場合の計算機シミュレーションを実施した。計算結果を図5(a)〜(d)に示す。各図中に速度指令、マスター側及びスレーブ側サーボアンプ12A及び12Bの位置偏差(指令位置−実位置)及びヘッド9の位置のそれぞれの挙動を示す。なお各図の横軸は時間である。図5(a)及び(b)は従来のスレーブ側に加速度センサ11を備えていない並列駆動システムの計算結果である。(a)はマスター側にヘッド9が位置する場合、(b)はスレーブ側にヘッド9が位置する場合である。速度指令が与えられた後、100μs程度の時間が経過しても、位置偏差及びヘッド9の位置は振動している。
一方、図5(c)及び(d)が本実施の形態における並列駆動システムの計算結果である。(c)はマスター側にヘッド9が位置する場合、(d)はスレーブ側にヘッド9が位置する場合である。図5(a)及び(b)と比較すると、本実施の形態の場合は、ヘッド9の振動、及びマスター側ならびにスレーブ側それぞれの位置偏差の振動はともに小さいうえ減衰も速く、100μs程度で収束することがわかる。
以上述べたように、本実施の形態1によれば、スレーブ側サーボモータ2Bに位置検出器を備えない構成としたので、低コストでシステムを構築することができるという効果を奏する。また、マスター側サーボモータ2Aの位置検出器10より得た位置情報をマスター側及びスレーブ側双方のサーボアンプ12A及び12Bに取り込む構成としたので、スレーブ側サーボモータ2Bの位置制御が可能となるという効果を奏する。さらに、スレーブ側サーボモータ2Bの可動部5Bに加速度センサ11を備え、検出した加速度情報をスレーブ側サーボアンプ12Bで速度に換算し、マスター側の位置情報を速度に換算した値と比較する構成としたので、アーム部材8の振動状態が速度情報として把握できるという効果を奏する。さらに、算出したマスター側及びスレーブ側それぞれの可動部5A及び5Bの速度情報から、スレーブ側の速度情報を合成する速度演算器132をスレーブ側サーボアンプ12Bに備える構成としたので、スレーブ側サーボアンプ12Bは安定な制御が可能となり、アーム部材8の高速位置決めが可能となるという効果を奏する。
なお、本実施の形態1では、速度演算部132の構成として図4を用いて説明したが、必ずしも図4に示す構成だけに限られない。例えば速度演算部132の別の構成として、図6に示すような構成としてもよい。図6において、微分器21及び積分器22にて位置情報及び加速度情報をマスター側及びスレーブ側の実速度に変換する機能は図4と同様である。算出されたマスター側の実速度はローパスフィルタ24へ入力される一方、スレーブ側の実速度はハイパスフィルタ26へ入力される。
次に図6を用いて、速度演算部132の動作を説明する。ローパスフィルタ24は、図4に示す構成と同様に遮断周波数fclよりも高い周波数成分を減衰させる。一方、ハイパスフィルタ26は、遮断周波数fchよりも低い周波数成分を減衰させる。ローパスフィルタ24とハイパスフィルタ26の出力は加算器25において加算され、合成速度として速度演算部132から出力される。
図6に示す構成の場合、ローパスフィルタ24の遮断周波数fcl、及びハイパスフィルタ26の遮断周波数fchを、スレーブ側サーボアンプ12Bが安定に制御可能な範囲、例えばアーム部材8の共振周波数よりも低い値とし、かつfcl=fchと設定するのが基本となる。この場合、ハイパスフィルタ26からの出力は、積分器22から得た速度情報の周波数帯域fch以上の情報に制限され、逆に、ローパスフィルタ24からの出力は、微分器21から得た速度情報の周波数帯域fcl以下の情報に制限される。つまり、設定した遮断周波数にて、合成速度の基準となる速度情報が微分器21の情報から、積分器22の情報に入れ替わるという効果が生まれる。
以上のように、fclとfchを図4に示す構成と同等の考え方で設定することで、同等の効果が得られる。これにより、スレーブ側サーボアンプ12Bは安定な制御が可能となり、アーム部材8の高速位置決めが可能となる。
なお、本実施の形態1では、位置制御部16Aや速度制御部18Aは、それぞれ位置偏差及び速度偏差が0となるように速度指令及びトルク指令を出力するものとして説明した。必ずしも常時、各偏差が0となる制御を行わなくてもよい。例えば、位置偏差や速度偏差が、0に近い十分小さな所定の値内になれば、制御を中止する構成としてもよく、本発明と同じ効果を得ることができることは言うまでもない。
実施の形態2.
実施の形態1では、コントローラ14から入力される位置指令をマスター側及びスレーブ側双方のサーボアンプ12A及び12Bに入力し、それぞれで位置制御を行う場合について説明したが、スレーブ側サーボアンプ12Bでは、必ずしもコントローラ14からの位置指令に基づく位置制御を行わなくてもよい。例えば、図9(a)に示した従来の並列駆動システムのように、スレーブ側サーボアンプ12Bにおいてはマスター側サーボアンプ12Aから出力されるトルク指令を用いてトルク制御を行ってもよい。本実施の形態2では、スレーブ側サーボアンプ12Bでマスター側のサーボアンプ12Aのトルク指令を用いる場合を例にとり説明する。
図7は、本実施の形態2における並列駆動システムの機能ブロックを示すブロック図である。図7において、図3と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。本実施の形態2では、コントローラ14からの位置指令はスレーブ側サーボアンプ12Bに入力されない。マスター側サーボアンプ12Aからは、速度制御部18Aの出力である、制御信号であるトルク指令がスレーブ側サーボアンプ12Bに入力される。
一方、スレーブ側サーボアンプ12Bには、実施の形態1と同様に位置検出器10からのマスター側サーボモータ可動部5Aの位置情報及び加速度センサ11からの加速度情報が入力される。これらはトルク計算手段である補正トルク計算部27に入力されて、補正トルクが計算される。
図8は、図7における補正トルク計算部27の機能ブロックを示すブロック図である。図8において図4と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。補正トルク計算部27に入力された位置情報及び加速度情報はそれぞれマスター側の実速度及びスレーブ側の実速度に変換される。そして加算器23において、これらの差分すなわち実速度差が算出され、ハイパスフィルタ28に入力される。ハイパスフィルタ28では、遮断周波数fchよりも低い周波数成分を減衰させる。ハイパスフィルタ28の出力はP補償部29に入力されて所定のゲインを乗算された後、補正トルクとして出力される。補正トルクは加算器19Bにおいてマスター側サーボアンプ12Aから入力されるトルク指令に加算され、さらにスレーブ側サーボモータ2Bに供給される実電流が減算されて電流偏差が電流制御部20Bに入力される。
次に補正トルク計算部27の動作について説明する。まず、図9(a)に示した従来の並列駆動システムを用いて説明する。スレーブ側サーボアンプ12Bではマスター側サーボアンプ12Aから入力されるトルク指令を用いてトルク制御を行う。このため、アーム部材8の重心位置やヘッド9の位置の変化により、駆動時のアーム部材8の平行移動精度が低下し、アーム部材8への機械的負荷が大きくなるだけでなく、アーム部材8の高速、高精度位置決めが困難となる。アーム部材8の共振周波数が制御帯域内に含まれると、アーム部材8の共振の影響で位置検出器10から得られる位置情報から算出したマスター側の速度情報は、スレーブ側可動部の実速度との差が大きくなる。これに対して本実施の形態2に示す並列駆動システムでは、これらの速度情報の差異である実速度差を加算器23により求め、この実速度差が少なくなるよう、補正トルクを出力する。
ハイパスフィルタ28の動作について説明する。加速度センサ11の出力にはオフセット等の低周波数誤差成分が混入する可能性があるが、これにより、スレーブ側の補正トルクが発散しないようにする必要がある。ハイパスフィルタ28はこれを対策するために備えられており、低周波数誤差成分に対しては補正トルクが出力されなくなる。そのため、位置検出器10の位置情報から変換した速度と、加速度センサ11の加速度情報から変換した速度が同期するような補正トルクを安定に出力することが可能となる。結果として、アーム部材8の平行移動精度が高くなり、アーム部材の高速、高精度決めが可能となる。なお、補正トルク計算部27の実際の演算の実装に際しては、加速度センサ11に前記誤差があっても積分器22の出力など演算の中間変数が無限大にならないよう、積分器22、加算器23における減算演算、及びハイパスフィルタ28とが一体となった等価な演算を行うものである。
以上述べたように、本実施の形態2によれば、算出したマスター側及びスレーブ側それぞれのサーボモータ可動部5A及び5Bの速度情報から補正トルクを算出する補正トルク計算部27をスレーブ側サーボアンプ12Bに備えるため、アーム部材8の高精度な平行移動が可能となり、アーム部材の高速、高精度位置決めが可能となるという効果を奏する。
なお、本実施の形態では、ヘッド9はアーム部材8に固定されている、すなわちヘッド9の移動方向はアーム部材8の駆動方向のみとして説明したが、ヘッド9は必ずしもアーム部材8に固定される必要はない。例えば、ヘッド9をX−Y軸で位置決めが可能となるよう、ヘッド9に対してアーム部材8の駆動方向と直交する方向に駆動できるアクチュエータを設ける構成としてもよい。このような構成により本発明の効果を得ることができるうえ、ヘッド9をX−Y軸で位置決めすることができる。
なお、本実施の形態では、互いに並列に配置され直動する可動部を有するアクチュエータをリニアサーボモータで構成したサーボシステムであるものとして説明したが、これは必ずしもこの限りではない。例えば駆動系を回転型モータとボールネジの組み合わせ等により構成してもよく、可動部が並列に直動する構成であれば、本発明と同じ効果を得ることができる。
この発明は工作機械などの分野において、並列に配置した直動サーボアクチュエータをアーム部材にて連結した並列駆動システムのアームの位置決め制御機器、定速度送り制御機器に利用できる。
1 並列駆動システム
2 サーボモータ
3 サーボモータ固定部
4 リニアガイド
5 サーボモータ可動部
6 テーブル部材
7 アーム支持部材
8 アーム部材
9 ヘッド
10 位置検出器
11 加速度センサ
12 サーボアンプ
131 速度変換部
132 速度演算部
14 コントローラ
15、17、19、23、25 加算器
16 位置制御部
18 速度制御部
20 電流制御部
21 微分器
22 積分器
24 ローパスフィルタ
26、28 ハイパスフィルタ
27 補正トルク計算部
29 P補償部

Claims (5)

  1. 互いに並列に配置され直動する可動部を有する第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータと、
    前記第1のアクチュエータの可動部と前記第2のアクチュエータの可動部とに橋架されるアーム部材とを有する並列駆動システムにおいて、
    前記第1のアクチュエータの可動部の位置情報を検出する位置検出手段と、
    前記第2のアクチュエータの可動部の加速度情報を検出する加速度検出手段と、
    前記位置情報に基づき第1のアクチュエータを制御する第1の制御手段と、
    前記位置情報及び前記加速度情報に基づき第2のアクチュエータを制御する第2の制御手段と、
    を備え
    前記第2の制御手段は、
    前記位置情報を第1の速度情報に変換する第1の速度変換手段と、
    前記加速度情報を第2の速度情報に変換する第2の速度変換手段と、
    前記第1及び第2の速度情報を合成して合成速度を生成する速度合成手段と、
    を備えることを特徴とする並列駆動システム。
  2. 前記アクチュエータはリニアサーボモータであり、前記制御装置はサーボアンプであり、前記位置検出手段はリニアスケールであることを特徴とする、請求項1に記載の並列駆動システム。
  3. 前記速度合成手段は、
    前記第1の速度情報から前記第2の速度情報を減算する減算手段と、
    前記減算手段の出力を入力とする所定の遮断周波数を備えたローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタの出力と前記第2の速度情報とを加算して合成速度を生成する加算手段と、
    を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の並列駆動システム。
  4. 前記速度合成手段は、
    前記第1の速度情報を入力とする所定の遮断周波数を備えたローパスフィルタと、
    前記第2の速度情報を入力とする所定の遮断周波数を備えたハイパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタの出力と前記ハイパスフィルタの出力とを加算して合成速度を生成する加算手段と、
    を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の並列駆動システム。
  5. 互いに並列に配置され直動する可動部を有する第1のアクチュエータ及び第2のアクチュエータと、
    前記第1のアクチュエータの可動部と前記第2のアクチュエータの可動部とに橋架されるアーム部材とを有する並列駆動システムにおいて、
    前記第1のアクチュエータの可動部の位置情報を検出する位置検出手段と、
    前記第2のアクチュエータの可動部の加速度情報を検出する加速度検出手段と、
    前記位置情報に基づき第1のアクチュエータを制御する第1の制御手段と、
    前記位置情報及び前記加速度情報に基づき第2のアクチュエータを制御する第2の制御手段と、
    を備え、
    前記第2の制御手段は、
    前記第1の制御手段から前記第1のアクチュエータのトルクを制御する制御信号がさらに入力され、
    前記位置情報と前記加速度情報とに基づき補正トルクを計算するトルク計算手段を備え、
    前記トルク計算手段の出力と前記制御信号とに基づき第2のアクチュエータを制御する
    ことを特徴とする並列駆動システム。
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