JP5388881B2 - 帳票入出力装置 - Google Patents
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Description
すなわち、1頁あたりの最大出力行数が定まった帳票の場合に、テンプレートとなるスプレッドシートをコピーして、同一様式での複数スプレッドシートを出力することが考慮されておらず、また、改ページを挿入しての出力や、出力するデータの出力位置が固定の定型帳票および出力位置が固定のデータを、繰り返し出力データが混在した帳票の出力ができないという問題があった。
さらに、出力済み帳票の一部を再出力して更新することもできなかった。
帳票入力においては、最近ではデータ出力された帳票内の値を利用者が更新し、当該帳票の内容を読み込むことで、システムに格納されているデータの更新を実施したり、帳票フォーマットをデータ入力インターフェースとして使用したいという要望があるが、これに対応できていないという問題もあった。
また、従来の帳票生成装置では、帳票上に表示する項目、見出し、文字への装飾、帳票データを出力するカラム幅、カラム高などの属性情報を外部パラメータ化した定義情報のみで設定していたため、出力される帳票の仕上がりを確認しながら帳票レイアウトをデザインするのが困難であった。
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による帳票入出力装置のソフトウェア構成を示す図である。
図1において、帳票入出力装置1は、帳票出力時には、帳票構造定義情報9、帳票テンプレート10および帳票出力データDTO(Data Transfer Object)13が入力され、帳票データ出力処理装置6(帳票データ出力処理手段)によって帳票データ14を出力し、この出力された帳票データ14は、スプレッドシートソフトウェア15に備わる表示装置16によって、画面表示装置17に表示されるように構成されている。
また、帳票入力時には、帳票構造定義情報9、電子帳票11、帳票構造定義識別子18が入力され、入力帳票データ取得処理装置8(入力帳票データ取得処理手段)によって入力帳票データDTO12を生成するように構成されている。
帳票構造定義処理装置2(帳票構造定義処理手段)は、帳票構造定義情報9を読み込み、帳票テンプレート取得処理装置3、帳票データ取得処理装置4、帳票データ配置処理装置5が解釈可能な形式に変換する。
帳票テンプレート取得処理装置3(帳票テンプレート取得処理手段)は、帳票構造定義処理装置2によって変換された帳票構造定義情報に基づき、帳票データ配置処理装置5で使用する帳票テンプレート10の格納先パス情報から帳票テンプレート10を取得し、帳票データ配置処理装置5が解釈可能なデータ形式に変換する。
帳票データ取得処理装置4(帳票データ取得処理手段)は、帳票構造定義処理装置2によって変換された帳票構造定義情報に基づき、帳票出力データDTO13を取得し、帳票データ配置処理装置5が解釈可能なデータ形式に変換する。
帳票データ配置処理装置5(帳票データ配置処理手段)は、帳票構造定義処理装置2、帳票テンプレート取得処理装置3、帳票データ取得処理装置4がそれぞれ変換したデータに基づき、帳票テンプレート10上の指定された出力位置に、指定されたデータを指定された形式で配置する。
帳票入力においては、帳票構造定義処理装置2が、帳票構造定義情報9を読み込み、入力帳票データ取得処理装置8が解釈可能なデータ形式に変換する。帳票入力処理装置7(帳票入力処理手段)は、電子帳票11を読み取り、入力帳票データ取得処理装置8が解釈可能なデータ形式に変換する。入力帳票データ取得処理装置8は、帳票構造定義処理装置2、帳票入力処理装置7が変換した帳票構造定義情報、電子帳票データを基に、電子帳票データ内から帳票構造定義情報で定義されたデータ項目名称を取得し、入力帳票データDTO12を生成する。
定義内容として、入出力しようとする帳票を特定する識別子ごとに、それに使用される帳票テンプレートの格納先パス、帳票テンプレートを識別するテンプレートIDおよびテンプレート名、帳票様式、帳票を出力するスプレッドシートのシート名、出力様式、シート番号、総ページ数、帳票への入出力データを格納するDTOクラス名、入出力データ項目名、帳票データ項目(帳票データ)の帳票上での配置位置、データ形式の情報などが含まれる。
つまり、帳票構造定義情報9は、帳票テンプレート10および帳票出力データDTO13並びに入力帳票データDTO12を、帳票に紐付けしている。
なお、1つの帳票は、1または複数のスプレッドシートからなるものである。
また、帳票出力データDTO13及び入力帳票データDTO12では、1つのDTOは帳票内の1入出力単位に対応するデータを有し、ここで1入出力単位は、日付や顧客名などの固定的なデータや、一覧表などで繰り返されるレコードを、1つのまとまりとして扱うようにするためである。すなわち、1つの帳票は、1または複数のDTOに対応する。
また、1つの帳票テンプレートは、1または複数の帳票に対応する様式を有し、1または複数の帳票から参照されるようになっている。
入力帳票データDTO12には、電子帳票11から取得したデータが格納され、帳票出力データDTO13には、出力しようとする帳票へ配置するデータが格納されている。
帳票出力時に使用される帳票テンプレート10、帳票構造定義情報9、帳票出力データDTO13、帳票構造定義識別子18は、帳票入出力装置1に対する入力時に予め設定しておくものとする。
また、帳票入力時に使用する帳票構造定義情報9、電子帳票11は、帳票入出力装置1に対する入力時に予め設定しておくものとする。
図3は、この発明の実施の形態1による帳票入出力装置の帳票入力動作を示すフローチャート図である。
図2において、帳票構造定義処理装置2によって、帳票構造定義情報9が読み込まれると(ステップS11)、帳票構造定義処理装置2において、帳票構造定義情報9内に定義された帳票テンプレート格納先パス情報、帳票テンプレートを構成するスプレッドシート名称、スプレッドシートに出力するデータを格納しているDTOクラス名称、出力するデータ項目名称、データ配置セル位置およびデータ形式を取得し、帳票テンプレート取得処理装置3、帳票データ取得処理装置4、帳票データ配置処理装置5が解釈可能な形式に変換する(ステップS12)。
入力された帳票構造定義識別子18に基づき、ステップS12にて取得した帳票テンプレート格納先パス情報をもとに、帳票テンプレート取得処理装置3が帳票テンプレート10を取得し、帳票データ配置処理装置5が解釈可能な形式に変換する(ステップS13)。
次いで、帳票構造定義識別子18に対応する、ステップS12で取得した帳票構造定義情報9内の出力データ項目名称と一致する帳票出力データDTO13のフィールドに格納されている帳票出力データを取得する手段を、帳票出力データDTO13の中から自動的に検索し、この検索された手段により帳票出力データDTOのフィールドに格納された出力対象データを取得する(ステップS14)。
出力された帳票データ14は、スプレッドシートソフトウェア15内の表示装置16によって、画面表示装置17に表示される。
図3において、帳票構造定義処理装置2により帳票構造定義情報9が読み込まれると(ステップS51)、帳票構造定義処理装置2において、帳票構造定義情報9内で定義された、電子帳票を構成するスプレッドシート名、取得したデータの格納先となるDTO、取得対象のデータ項目、データ配置位置を取得し、入力帳票データ取得処理装置8が解釈可能な形式に変換する(ステップS52)。
ステップS52において、帳票構造定義情報9内から、ステップS53で取得した、帳票構造定義識別子18に対応する帳票構造定義を検索し、検索結果として得られた帳票構造定義内のDTOクラス名称に基づき、入力帳票データDTO12のインスタンスを自動的に生成する(ステップS54)。
入力帳票データ取得処理装置8は、次いで、ステップS54で生成した入力帳票データDTO12のフィールドに、ステップS55にて取得した取得対象データを格納する(ステップS56)。なお、取得したデータの格納先フィールド名は、電子帳票11からのデータ取得時に参照した帳票構造定義情報9内の取得対象のデータ項目名称に対応する。
したがって、帳票レイアウトに変更が生じた場合であっても、帳票構造定義情報9、入力帳票データDTO12、帳票出力データDTO13、入力帳票データDTO12を再構築する機会、コストを削減し、生産性を向上することができる。
実施の形態1では、帳票出力時に帳票出力データDTO13と帳票構造定義情報9の出力データが1対1で対応する場合、および電子帳票11から取得するデータ項目と帳票構造定義情報で定義されたデータ項目が1対1に対応する場合、すなわち、帳票上のデータ項目の配置位置が固定されている定型帳票の入出力について述べた。
実施の形態2では、帳票内に帳票構造定義情報9内で定義したデータ項目が複数出現する場合、すなわち、繰り返しデータが存在する場合についてのものである。
図4において、ステップS201、ステップS202およびステップS203は、図2におけるステップS11、ステップS12、ステップS13と同一の処理であり、その説明を省略する。
図4で、帳票データ取得処理装置4は、出力対象である繰り返しデータ、すなわち帳票データ14に出力する帳票出力データDTO13のインスタンスのリストを取得する(ステップS204)。なお、該リスト内の帳票出力データDTO13は、帳票データ14に出力する順序で格納されている。
次いで、帳票データ取得処理装置4は、ステップS204で取得された帳票出力データDTO13のリストから1要素(インスタンス)を取得し(ステップS205)、ステップS202で取得した、帳票構造定義情報9内の帳票構造定義識別子18に対応するデータ項目名から、データ項目名称と一致する帳票出力データDTO13のフィールドに格納されている帳票出力データを取得する手段を帳票出力データDTO13の中から自動的に検索し、検索された手段により帳票出力データDTO13のフィールドに格納された出力対象データを取得する(ステップS206)。
なお、上述の帳票出力データDTO13のリストは、複数の要素(インスタンス)からなり、各要素(インスタンス)は、複数の出力データ項目の各データを含んでいる。
出力対象データDTOリストの内容をすべて出力した場合(ステップS210→NO)、出力対象データを配置した帳票は、帳票データ出力インターフェース60を介して、帳票データ出力処理装置6から帳票データ14として出力される。
図5は、この発明の実施の形態3による帳票入出力装置の帳票出力動作を示すプローチャート図である。
図5において、ステップS301〜ステップS311は、図4のステップS201〜ステップS211と、ステップS315は図4のステップS213と、それぞれ同一のものである。
図6において、帳票テンプレート10内にスプレッドシート名が「納品伝票」で作成されたテンプレート1000が示され、このテンプレート1000へ出力が行われる。
図7(a)は、納品伝票_1への出力例を示す図、図7(b)は、納品伝票_2への出力例を示す図である。図7(a)では、10件の出力、図7(b)では、図7(a)に続く5件の出力が行われている。
実施の形態3は、繰り返しデータ項目が存在し、帳票1シートあたりの出力行数上限値を超えて出力するときに、出力項目データを配置するスプレッドシートをコピーし、コピーされたスプレッドシートにデータ出力を継続する場合、およびスプレッドシート群で構成された電子帳票を入力する場合についてのものである。
図5では、図4のステップS212に替えて、ステップS312〜S314を挿入している。
図5のステップS312で行われるシートコピーは、帳票テンプレート10内のスプレッドシートからコピーされるため、コピーされた「納品伝票_2」シートのB7〜B11セルにはデータは入っていないが、セルに設定した枠線が出力される。
なお、シートコピー形式で出力した帳票のスプレッドシートは、「スプレッドシート名_X」(Xは1から始まる連番)で必ず作成される。これは、スプレッドシートが1枚であっても適用される。なお、Xはスプレッドシート単位で割り振られる。
これによって、出力領域が固定されたスプレッドシートに収まらないデータを出力する場合でも、1シートに収まるように帳票出力データDTO13のリストを分割し、複数回に分けて帳票出力する必要がないため、帳票出力データDTO13のリストを分割する手間を省く効果を得る。
また、これにより出力も複数の帳票データ14に分割されることもないため、出力後にスプレッドシートソフトウェア上で手作業による集約作業を省くことができ、帳票の生産性を向上させるという効果を得ることができる。
図8は、この発明の実施の形態4による帳票入出力装置のソフトウェア構成を示す図である。
図8において、1〜9、1〜14、18、60は図1におけるものと同一のものである。図8では、図1の帳票テンプレート10に替えて、帳票入出力装置によってすでに出力済みの電子帳票100が入力され、この電子帳票100を上書きするようにデータを出力する。
帳票構造定義情報9内のデータ配置位置で定義された以外の帳票上のデータは、帳票入出力装置1の操作対象ではない。このため、帳票構造定義情報9及び帳票出力データDTO13を用いれば、すでに出力された電子帳票の一部またはすべてを上書きし、帳票データを出力することが可能となる。
これによって、例えば出力済みの帳票の一部を修正し、帳票を再出力するといったことが可能になり、すでに出力した帳票出力データDTOの全データを用意しなくとも、修正したい箇所に対応する帳票出力データDTOを用意するだけで、帳票の修正が可能となり、利用者の利便性が向上する。
図9は、この発明の実施の形態5による帳票入出力装置のソフトウェア構成を示す図である。
図9において、1〜14、18、60は図1におけるものと同一のものである。図9では、帳票データ14は、帳票入出力装置1が動作するコンピュータの主記憶上に出力されるようになっている。
帳票データ14を帳票入出力装置1が動作するコンピュータの主記憶上に出力することにより、他システムとの連携時にファイルシステムを介することなく、帳票データの受け渡しが可能になるため、連携先のシステムにおいて、帳票データ14を取得するためのディスクアクセス処理を実装するコストが不要になり、他プログラムの生産性を高める効果を得ることができる。
例えば、帳票入出力装置1を使用するシステムの要件に応じて、一方のシステムには帳票データ出力処理装置Aを使用し、もう一方のシステムには帳票データ出力処理装置Bを使用するというように帳票データ出力処理装置を切り替えて帳票データを出力することが可能となり、帳票データ出力処理装置1の利便性を高める効果を得ることができる。
また、帳票入出力装置1を使用するシステムの要件によって多様な帳票データ出力処理装置を選択することができるようになるなど、帳票入出力装置1の利便性を高める効果が得られる。
図10は、この発明の実施の形態6による帳票入出力装置の利用形態を示すシステム構成図である。
図10において、1、9、10、13は図1におけるものと同一のものである。図10では、帳票入出力装置1は、WEBシステム710のアプリケーションサーバ711上で動作し、アプリケーションサーバ711のリクエスト処理部712により、クライアント720からのリクエストを受付け、生成した帳票データを、アプリケーションサーバ711のレスポンス処理部713を介して、クライアント720に出力するようになっている。
図11において、1、9、10は図1におけるものと同一のものである。図11では、帳票入出力装置1は、レポート生成アプリケーション810上で動作し、レポート生成アプリケーション810は、センサー811からデータを収集するデータ収集部813を有するデータ収集装置812を備えている。帳票入出力装置1は、このデータ収集部813によってセンサー811から収集したデータを格納したセンサー収集データ803を使用して、レポート帳票820を作成して、出力するようになっている。
これにより、例えば、図10に示すWEBシステムのようなサーバサイドアプリケーションと組み合わせて使用することや、図11に示すバッチアプリケーションのようなローカル環境で動作するアプリケーションと組み合わせて使用することができる。
また、ローカルアプリケーションと組み合わせることによって、ローカルアプリケーションで生成されたデータを帳票として出力することや、帳票データを取得し、ローカルアプリケーションで活用することが容易に行える。
したがって、本発明の帳票入出力装置の適用範囲を広げることができ、本発明の帳票入出力装置の有用性を向上させる効果を得ることができる。
2 帳票構造定義処理装置
3 帳票テンプレート取得処理装置
4 帳票データ取得処理装置
5 帳票データ配置処理装置
6 帳票データ出力処理装置
7 帳票入力処理装置
8 入力帳票データ取得処理装置
9 帳票構造定義情報
10 帳票テンプレート
11 電子帳票
12 入力帳票データDTO
13 帳票出力データDTO
14 帳票データ
15 スプレッドシートソフトウェア
16 表示装置
17 画面表示装置
18 帳票構造定義識別子
60 帳票データ出力インターフェース
100 電子帳票
710 WEBシステム
711 アプリケーションサーバ
712 リクエスト処理部
713 レスポンス処理部
720 クライアント
803 センサー収集データ
810 レポート生成アプリケーション
811 センサー
812 データ収集装置
813 データ収集部
820 レポート帳票
Claims (15)
- 帳票に出力される帳票データが予め作成され格納されたデータトランスファオブジェクト、
上記帳票に使用される様式を有する帳票テンプレートを複数格納した帳票テンプレートファイル、
帳票構造定義識別子によって特定される帳票ごとにその構造を予め定義するとともに、上記帳票ごとに上記データトランスファオブジェクト及び上記帳票テンプレートを紐付けした帳票構造定義情報、
上記帳票構造定義識別子が入力され、当該帳票構造定義識別子によって特定される上記帳票構造定義情報を用いて、上記データトランスファオブジェクトから帳票データを取得する帳票データ取得処理手段、
上記入力された帳票構造定義識別子によって特定される上記帳票構造定義情報を用いて、上記帳票テンプレートファイルから該当する上記帳票テンプレートを取得する帳票テンプレート取得処理手段、
上記帳票データ取得処理手段によって取得された上記帳票データを、上記帳票構造定義識別子に対応する上記帳票テンプレート上に配置することにより電子帳票を作成する帳票データ配置処理手段、
この帳票データ配置処理手段によって上記帳票データが配置された上記電子帳票を出力する帳票データ出力処理手段を備えたことを特徴とする帳票入出力装置。 - 帳票データがすでに格納された電子帳票が入力され、上記帳票構造定義識別子によって特定される上記帳票構造定義情報を用いて、上記電子帳票から帳票データを抽出し、データトランスファオブジェクトに格納して出力する入力帳票データ取得処理手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の帳票入出力装置。
- 帳票データがすでに格納された電子帳票が入力され、この入力された電子帳票を上記入力帳票データ取得処理手段が解釈可能なデータ形式に変換する帳票入力処理手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の帳票入出力装置。
- 上記入力帳票データ取得処理手段は、上記帳票が行追加形式の場合には、上記帳票構造定義情報によって定義された1ページあたりの出力行数上限値に基づき、自動的に改ページを挿入することを特徴とする請求項2または請求項3記載の帳票入出力装置。
- 上記電子帳票は、複数の帳票シートに渡って帳票データが格納されている場合には、各帳票シートに連番が付与されており、
上記入力帳票データ取得処理手段は、上記帳票構造定義情報によって定義された1シートあたりの出力行数上限値と、帳票シートに付与された連番に基づき、上記帳票データを抽出することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の帳票入出力装置。 - 上記帳票構造定義情報は、上記帳票構造定義識別子によって識別される帳票ごとに、対応する帳票テンプレート、データトランスファオブジェクト、及び帳票データの帳票上での配置位置の情報を含むことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の帳票入出力装置。
- 上記帳票構造定義情報に基づき、上記帳票構造定義識別子に対応する帳票テンプレートを取得し、上記帳票データ配置処理手段が解釈可能なデータ形式に変換する帳票テンプレート取得処理手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の帳票入出力装置。
- 帳票ごとに出力すべき帳票データが予め作成され格納されたデータトランスファオブジェクト、
帳票データがすでに格納された電子帳票、
帳票構造定義識別子によって特定される帳票ごとにその構造を予め定義するとともに、上記帳票ごとに上記データトランスファオブジェクト及び上記電子帳票を紐付けした帳票構造定義情報、
上記帳票構造定義識別子が入力され、当該帳票構造定義識別子によって特定される上記帳票構造定義情報を用いて、上記データトランスファオブジェクトから帳票データを取得する帳票データ取得処理手段、
この帳票データ取得処理手段によって取得された上記帳票データを上記入力された帳票構造定義識別子に対応する上記電子帳票上に上書きするように配置する帳票データ配置処理手段、
この帳票データ配置処理手段によって上記帳票データが配置された上記電子帳票を出力する帳票データ出力処理手段を備えたことを特徴とする帳票入出力装置。 - 上記帳票構造定義情報が入力され、この入力された上記帳票構造定義情報を、帳票入出力装置を構成する各手段が解釈可能なデータ形式に変換する帳票構造定義情報処理手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の帳票入出力装置。
- 上記帳票データ出力処理手段は、上記電子帳票を上記帳票入出力装置が動作するコンピュータ上の主記憶を含む記録媒体に出力することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の帳票入出力装置。
- 上記帳票データ出力処理手段は、上記電子帳票を上記帳票入出力装置が動作するコンピュータ以外の主記憶を含む記録媒体に出力することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の帳票入出力装置。
- 上記帳票入出力装置は、ソフトウェアにより構成され、上記ソフトウェアはプログラムライブラリとして、他コンピュータプログラムから再利用可能にされていることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の帳票入出力装置。
- 上記帳票データ出力処理手段は、帳票データ出力インターフェースを介して、上記帳票データ配置処理手段に接続されていることを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載の帳票入出力装置。
- 上記帳票データ配置処理手段は、上記帳票が行追加形式の場合には、上記帳票構造定義情報によって定義された1ページあたりの出力行数上限値に基づき、自動的に改ページを挿入することを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載の帳票入出力装置。
- 上記帳票データ配置処理手段は、上記帳票構造定義情報によって定義された1ページあたりの出力行数上限値を超えて出力する場合、帳票シートのコピーを行い、このコピーされた帳票シートにデータ出力を継続することを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれか一項に記載の帳票入出力装置。
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