JP7298413B2 - 操作画面作成装置、操作画面作成方法及びプログラム - Google Patents

操作画面作成装置、操作画面作成方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、操作画面作成装置、操作画面作成方法及びプログラムに関する。
電子機器の画面上に操作画面として表示させるためのGUI(グラフィカルユーザインターフェース)は、実行する操作を対応付けた画像がオブジェクトとして、画面上に配置される。この操作画面であるGUIを作成する装置としては、種々の装置が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1には、オブジェクトの座標・サイズ・属性等をデータベースで共有することが記載されている。また、特許文献2には、オブジェクト情報から共通部分を抽出し、オブジェクト座標情報から算出された座標に、結合したオブジェクトを表示することが記載されている。
特開2009-9473号公報 特開2010-231316号公報
ここで、GUIは、使用者に合わせて、複数の言語で表示可能であることが求められる場合、機種に対応して微調整が必要な場合等がある。このように、情報を管理するデータベースや、GUIを表示させるコードを修正して、GUIを微調整する場合、修正対象のオブジェクトが、どこにあるかを確認し、その対象のデータやコードを修正する必要があるため、作業に時間がかかる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、オブジェクトの配置や変更を容易に行うことができ、GUIの作成を簡単にすることができる操作画面作成装置、操作画面作成方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る操作画面作成装置は、実行する処理が対応付けられたオブジェクトを含む電子機器の操作画面を作成する操作画面作成装置であって、当該オブジェクトのサイズ情報と、当該オブジェクトに表示されるテキスト又はアイコンの配置情報とを異なる階層に定義して当該オブジェクトを作成し、当該オブジェクトを含む当該操作画面を作成する画像編集処理部と、当該画像編集処理部が作成した当該操作画面に含まれる当該オブジェクトの階層構造を解析して、当該サイズ情報を定義する第1のIDと、当該配置情報を定義する第2のIDとを作成し、当該第1のIDと第2のIDとが埋め込まれた当該操作画面のソースコードを作成するデータ解析処理部とを備える。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る操作画面作成方法は、実行する処理が対応付けられたオブジェクトを含む電子機器の操作画面を作成するための操作画面作成方法であって、当該オブジェクトのサイズ情報と、当該オブジェクトに表示されるテキスト又はアイコンの配置情報とを異なる階層に定義して当該オブジェクトを作成することと、当該オブジェクトを含む当該操作画面を作成することと、当該操作画面に含まれる当該オブジェクトの階層構造を解析することと、当該サイズ情報を定義する第1のIDを作成することと、当該配置情報を定義する第2のIDを作成することと、当該第1のIDと第2のIDとが埋め込まれた当該操作画面のソースコードを作成することとを含む。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るプログラムは、実行する処理が対応付けられたオブジェクトを含む電子機器の操作画面を電子計算機に作成させるためのプログラムであって、当該オブジェクトのサイズ情報と、当該オブジェクトに表示されるテキスト又はアイコンの配置情報とを異なる階層に定義して当該オブジェクトを作成するステップと、当該オブジェクトを含む当該操作画面を作成するステップと、当該操作画面に含まれる当該オブジェクトの階層構造を解析するステップと、当該サイズ情報を定義する第1のIDを作成するステップと、当該配置情報を定義する第2のIDを作成するステップと、当該第1のIDと第2のIDとが埋め込まれた当該操作画面のソースコードを作成するステップとを、当該電子計算機に実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、GUIの作成において、配置するオブジェクトの変更を容易にすることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態に係る操作画面作成装置が実装される電子計算機の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態に係る操作画面作成装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実機で使用されるGUIの操作画面の一例を示す模式図である。 図4は、本発明の実施形態に係る操作画面作成装置におけるGUI開発画面の例について説明するための模式図である。 図5は、レイヤーの階層構造を例示する模式図である。 図6Aは、第1のIDを格納する第1のID管理台帳のデータ構造を説明するための図表である。 図6Bは、第2のIDを格納する第2のID管理台帳のデータ構造を説明するための図表である。 図6Cは、第3のIDを格納する第3のID管理台帳のデータ構造を説明するための図表である。 図7は、土台レイヤーに対するテキストロケーションレイヤー/アイコンレイヤーのマージンについての説明図である。 図8は、操作画面作成装置の処理の全体の流れの概要を示すフローチャートである。 図9Aは、画像編集処理の全体の流れの概要を示すフローチャートである。 図9Bは、単独テキスト作成処理の流れを示すフローチャートである。 図9Cは、入れ子テキスト作成処理の流れを示すフローチャートである。 図9Dは、単独画像作成処理の流れを示すフローチャートである。 図9Eは、入れ子画像作成処理の流れを示すフローチャートである。 図9Fは、組み合わせ部品作成処理の流れを示すフローチャートである。 図9Gは、テンプレート作成処理の流れを示すフローチャートである。 図10Aは、データ解析処理のうち、レイアウト情報取得処理の流れを示すフローチャートである。 図10Bは、データ解析処理のうち、階層構造情報生成処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、第1のID生成処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、第2のID生成処理の流れを示すフローチャートである。 図13Aは、第3のID生成処理の前半の流れを示すフローチャートである。 図13Bは、第3のID生成処理の後半の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含む。
<実施形態>
図1から図4を用いて、本発明の実施形態に係る操作画面作成装置の構成について説明する。本実施形態に係る操作画面作成装置は、パーソナルコンピュータ等の電子計算機1に実装される。図1は、本実施形態に係る操作画面作成装置が実装される電子計算機1の構成の一例を示すブロック図である。以下の説明において、同様の構成要素について同一の符号を付すことがある。以下の説明において、重複する説明は省略することがある。
[操作画面作成装置]
図1に示すように、本実施形態に係る操作画面作成装置が実装される電子計算機1は、処理装置2と、主記憶装置3と、入出力インターフェース4と、外部記憶装置5と、入力装置6と、表示装置7と、駆動装置8と、通信装置9とを備える。ここで、処理装置2と、主記憶装置3と、入出力インターフェース4とは、互いに内部バスで接続されている。更に、入出力インターフェース4には、外部記憶装置5と、入力装置6と、表示装置7と、駆動装置8と、通信装置9とがそれぞれ接続されている。
処理装置2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のマイクロプロセッサやマイクロコントローラ等、ソフトウェアプログラムに記述された命令セット(データの転送、計算、加工、制御、管理等)を実行する装置である。また、処理装置2は、主記憶装置3とのデータのやり取りを高速化するために、アクセスする頻度の高いデータや命令を保存しておくためのキャッシュメモリ(図示省略)を搭載している。なお、処理装置2には、例えば、画像処理をするGPU(Graphics Processing Unit)等、補助的な処理を行うプロセッサも含まれる。
主記憶装置3は、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等、実行中のプログラムやデータを一時的に格納している記憶装置である。入出力インターフェース4は、電子計算機1の本体と周辺装置とを接続するためのインターフェースである。入出力インターフェース4の規格の種類には、例えば、PS/2コネクタ、IDE/E-IDE、シリアルATA、USB、RS-232C、IEEE1394、SCSI、HDMI(登録商標)、PCカード、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、IrDA、NFC等がある。
外部記憶装置5は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Disk)、USBフラッシュメモリー等、主記憶装置3を補助するための記憶装置である。なお、外部記憶装置5は、電子計算機1に内蔵されていてもよいし、外付けであってもよい。また、外部記憶装置5は、後述する通信装置9を介して接続されたネットワーク上に存在するファイルサーバ(ストレージサーバ)であってもよい。
入力装置6は、例えば、キーボードやマウス、あるいはキーパッド等、ユーザの操作に応じて、電子計算機1にデータや情報、指示等を与えるための装置である。入力装置6は、ユーザの操作を特定の信号に変換して電子計算機1に入力する。なお、入力装置6には、例えば、スキャナーやデジタルカメラ、ペンタブレット、マイク等も含まれる。即ち、入力装置6は、画像認識や音声認識等の技術を用いて、画像データや音声データをテキストデータに変換するものであってもよい。
表示装置7は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro-Luminescence Display)等、電子計算機1から出力されるデータを、文字、数字、記号、図形、静止画または動画等の映像で表示するための装置である。なお、表示装置7がタッチパネルである場合、入力装置6と表示装置7は一体化していてもよい。
駆動装置8は、例えば、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)を始めとする光ディスク、又は磁気テープ等の記憶媒体の読み取りや書き込みを行う装置である。通信装置9は、例えば、通信用ケーブルを接続するためのNIC(Network Interface Card)等のネットワークアダプタや、無線通信用のアンテナ等、ネットワークに接続するための装置である。
本実施形態では、処理装置2が駆動装置8又は通信装置9を介してネットワーク上のサーバ等又は光ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムやデータを取得して外部記憶装置5内にインストールすることにより、本実施形態に係る操作画面作成装置が電子計算機1に実装される。その後、処理装置2がそのプログラムやデータを外部記憶装置5から主記憶装置3に読み込んで処理することで、本実施形態に係る操作画面作成装置の各機能が処理装置2内に構成される。
なお、実際には、処理装置2が通信装置9を介してネットワーク上のアプリケーションサーバにアクセスし、アプリケーションサーバ上でプログラムやデータを処理するようにしてもよい。また、シンクライアント(Thin client)等の技術を利用して、サーバ上でプログラムやデータを処理するようにしてもよい。また、クラウドコンピューティング等の技術を利用して、ネットワーク経由で他のコンピュータ資源を利用するようにしてもよい。この場合、ネットワーク上のサーバ等が、本実施形態に係る操作画面作成装置を実装した電子計算機1となる。
図2は、本実施形態に係る操作画面作成装置の機能構成の一例を示すブロック図である。図3は、実機で使用されるGUI(グラフィカルユーザインターフェース)の操作画面の一例を示す模式図である。図4は、本実施形態に係る操作画面作成装置におけるGUI開発画面の例について説明するための模式図である。図4に示すように、本実施形態に係る操作画面作成装置におけるGUI開発画面は、表示装置7に表示される。
図2に示すように、処理装置2は、ソースコード変換処理部21と、画像編集処理部22と、データ解析処理部23とを備える。ソースコード変換処理部21、画像編集処理部22、及びデータ解析処理部23の各々は、処理装置2がプログラムやデータを外部記憶装置5から主記憶装置3に読み込んで処理することで、処理装置2内に構成される。
ソースコード変換処理部21は、ソースコードファイル10をデータ交換用ファイル11に変換し、このデータ交換用ファイル11を画像編集処理部22に出力する。ソースコードファイル10は、例えば、図3に示すようなGUIの操作画面のソースコードファイルであり、電子機器等の操作に用いる操作画面を表示装置7や当該電子機器等の画面上に表示させる。例えば、WebベースのGUIの場合には、ソースコードファイル10はHTML(HyperText Markup Language)ファイルである。データ交換用ファイル11は、異なるアプリケーション間でデータをやり取りする際に使用されるデータ交換用のファイルである。データ交換用ファイル11として、CSV(Comma-Separated Values)ファイルが例示される。CSVファイルは、カンマの代わりにタブ(Tab)又はその他の区切り文字で区切られたファイルであってもよい。
図3に示すようなGUIの操作画面には、実行する操作が対応付けられたオブジェクトが含まれている。本実施形態では、オブジェクトは、複数のレイヤーにより構成されている。図5から図7を用いて、オブジェクトを構成する複数のレイヤーの詳細について説明する。図5は、オブジェクトを構成するレイヤーの階層構造を説明するための模式図である。
図5に示すように、まず、台紙となる土台レイヤーが配置され、その土台レイヤーの上に、入れ子となるアイコンを表示するためのアイコンレイヤーや、テキストを表示するためのテキストレイヤーセットが配置される。テキストレイヤーセットは、テキストロケーションレイヤーと、テキストレイヤーとの組み合わせである。テキストロケーションレイヤーは、台紙の中の入れ子となるテキスト表示領域に関するレイヤーである。テキストロケーションレイヤーは、上記土台レイヤーの上に重ねられる。テキストレイヤーは、テキスト表示領域に記述されるテキストに関するレイヤーである。テキストレイヤーは、上記テキストロケーションレイヤーの上に重ねられる。
本実施形態では、土台レイヤーは第1のIDで管理される。第1のIDは、オブジェクトの座標情報及びサイズ情報を定義するIDである。座標情報は、平面上の点の位置を数値で表す直交座標系であり、座標軸としてXを横軸に、Yを縦軸にとり、XとYの値を組み合わせた座標「X、Y」の形式で表現される。サイズ情報は、座標「X、Y」を基準点とし、土台レイヤーのX軸方向の長さである幅W(width)と、Y軸方向の長さである高さH(height)の値を組み合わせたサイズ「W、H」の形式で表現される。
図6Aは、第1のIDを格納する第1のID管理台帳31のデータ構造を説明するための図表である。図6Aに示すように、第1のID管理台帳31においては、例えば、「第1のID、座標情報、サイズ情報」の形式、即ち、「第1のID、X、Y、W、H」のレコード形式で管理される。したがって、第1のIDには、土台レイヤーを定義するために必要な情報が含まれている。また、別の観点から見れば、第1のIDや土台レイヤーは、オブジェクト自体のサイズ情報を定義するものである。
また、テキストロケーションレイヤーやアイコンレイヤーは第2のIDで管理される。第2のIDは、テキスト/アイコン(画像)の表示位置に関するマージン(margin)及びアライメント(alignment)を定義するIDである。マージンは、土台レイヤーとアイコンレイヤーとのオフセット値であり、直交座標系における上下左右のマージン幅を指定する際に使用される。
図7は、土台レイヤーに対するテキストロケーションレイヤー/アイコンレイヤーのマージンについての説明図である。(a)は、土台レイヤーに対するアイコンレイヤーのマージンを示す。(b)は、土台レイヤーに対するテキストロケーションレイヤーのマージンを示す。(a)、(b)に示すように、マージンは、直交座標系における上下左右のマージン幅、即ち、上側T(Top)、下側B(Bottom)、左側L(Left)、右側R(Right)について、マージン「T、R、B、L」の形式で表現される。(c)は、座標情報、サイズ情報、マージンの具体的な数値を例示する。(c)に示す例では、土台レイヤーの座標X「259」、座標Y「381」、幅W「122」、高さH「69」である。一方、アイコンレイヤーの座標X「295」、座標Y「392」、幅W「49」、高さH「47」である。マージン幅は、上側T「11」、右側R「37」、下側B「11」、左側L「36」であるため、マージン「11、37、11、36」と表現される。
アライメントは、テキストロケーションレイヤーやアイコンレイヤーの位置決めに関する値であり、水平方向のアライメントA(align)と、垂直方向のアライメントV(valign)について、アライメント「A、V」の形式で表現される。水平方向のアライメントAには、右揃え(right)、左揃え(left)、左右中央揃え(center)等が指定される。垂直方向のアライメントVには、上揃え(top)、下揃え(bottom)、上下中央揃え(middle)等が指定される。アライメント「A、V」を指定することで、アイコンの伸縮の有無、左中央、左下、右上、右中央の配置指定が可能である。
図6Bは、第2のIDを格納する第2のID管理台帳32のデータ構造を説明するための図表である。図6Bに示すように、第2のID管理台帳32においては、例えば、「第2のID、マージン、アライメント」の形式、即ち、「第2のID、T、R、B、L、A、V」のレコード形式で管理される。したがって、第2のIDには、テキストロケーションレイヤーやアイコンレイヤーを定義するために必要な情報が含まれている。また、別の観点から見れば、第2のIDや、テキストロケーションレイヤー/アイコンレイヤーは、オブジェクトに表示されるテキストやアイコンのオブジェクト内での配置情報を定義するものである。
更に、テキストレイヤーは第3のIDで管理される。第3のIDは、テキストに指定するフォントのプロパティを定義するIDである。プロパティとは、例えば、フォントサイズ(Font-size)、フォントスタイル(Font-style)、フォントカラー(Font-color)、影付き(Text-shadow)、アウトライン(Outline)、行間(Linespace)等である。
図6Cは、第3のIDを格納する第3のID管理台帳33のデータ構造を説明するための図表である。図6Cに示すように、第3のID管理台帳33においては、例えば、「第3のID、プロパティ」の形式、即ち、「第3のID、フォントサイズ、フォントスタイル、フォントカラー、影付き、アウトライン、行間」のレコード形式で管理される。したがって、第3のIDには、テキストレイヤーに表示されるテキストのフォントを定義するために必要な情報が関連付けられている。また、別の観点から見れば、第3のIDやテキストレイヤーは、オブジェクトに表示されるテキストのフォントの属性情報を定義するものである。
本実施形態では、ソースコードファイル10のソースコードには、第1のID、第2のID及び第3のIDが埋め込まれており、ソースコードファイル10から変換されたデータ交換用ファイル11にも、第1のID、第2のID及び第3のIDが含まれている。
図2に示すように、処理装置2は、第1のID管理台帳31、第2のID管理台帳32、及び第3のID管理台帳33にアクセスし、これらの参照や操作を行うことができる。第1のID管理台帳31、第2のID管理台帳32、及び第3のID管理台帳33は一元化されることなく、個別に管理される。第1のID管理台帳31、第2のID管理台帳32、及び第3のID管理台帳33は、主記憶装置3又は外部記憶装置5に格納されていてもよいし、通信装置9を介して接続されたネットワーク上に存在するファイルサーバ(ストレージサーバ)上に存在していてもよい。第1のID管理台帳31、第2のID管理台帳32、及び第3のID管理台帳33はそれぞれデータベースに限らず表形式のファイルやCSVファイルであってもよい。
このように、第1のID、第2のID及び第3のIDを使用することで、GUIのデザインを設計するデザイナーと、GUIの機能を設計するエンジニアとの間で、オブジェクトの各レイヤーに関する情報のやり取りが簡潔かつ容易になる。
画像編集処理部22は、ソースコード変換処理部21からデータ交換用ファイル11を取得し、GUIの編集に用いる画像編集ソフトウェア(Image editor)と連携して、データ交換用ファイル11を画像編集用ファイル12に変換する。画像編集用ファイル12は、画像編集ソフトウェアで使用可能な画像編集用ファイルである。
画像編集処理部22は、データ交換用ファイル11を画像編集用ファイル12に変換する際に、データ交換用ファイル11に含まれている第1のID、第2のID及び第3のIDを基に、第1のID管理台帳31、第2のID管理台帳32、又は第3のID管理台帳33にアクセスして、登録されている情報を取得する。即ち、画像編集処理部22は、第1のIDに関連付けられている座標情報やサイズ情報、第2のIDに関連付けられているマージンやアライメント等の配置情報、及び第3のIDに関連付けられているプロパティ等の属性情報を取得する。そして、画像編集処理部22は、これらの情報を反映したオブジェクトが表示される画像編集用ファイル12を生成する。したがって、第1のID管理台帳31、第2のID管理台帳32、又は第3のID管理台帳33に登録されている情報が変更された場合、オブジェクトも変更されることになる。
本実施形態では、土台レイヤー、テキストロケーションレイヤー/アイコンレイヤー、又はテキストレイヤーのいずれかを変更する必要が生じた場合には、第1のID管理台帳31、第2のID管理台帳32、又は第3のID管理台帳33にアクセスし、対応する第1のID、第2のID、又は第3のIDに関連付けられた情報を変更することにより対処することができる。
例えば、第1のIDや第3のIDを変更せずに、第2のIDに関連付けられたマージンやアライメントのみを変更することができる。また、テキストレイヤーのフォントのプロパティを変更したい場合には、第3のIDを他の第3のIDに変更することで、他の第3のIDに関連付けられたプロパティに変更することができる。また、第3のIDに関連付けられたプロパティを変更することで、同じ第3のIDを使用しているテキストレイヤーのフォントのプロパティを一括して変更することができる。
画像編集処理部22は、画像編集用ファイル12を読み込むことで、図3に示すようなGUIを作成又は編集するための、図4に示すようなGUI開発画面を表示装置7に表示する。図4を用いて、本実施形態に係る操作画面作成装置におけるGUI開発画面の例について説明する。
図4に示すように、GUI開発画面には、操作画面の部品(パーツ)となるオブジェクトに関するカテゴリとして、単独テキストST、入れ子テキストNT、単独画像SI、入れ子画像NI、組み合わせ部品CP、テンプレートTMP等が用意されており、それぞれアイコンで表示されている。ユーザは、入力装置6を操作して、カテゴリを示すアイコンの中から、作成を所望するオブジェクトのカテゴリに該当するアイコンを選択しクリックする。
これにより、各カテゴリに該当するオブジェクトの基本的な構成のパラメータ入力画面が表示される。例えば、組み合わせ部品CPが選択された場合、土台レイヤーと、アイコンレイヤーと、テキストレイヤーセットに関するパラメータ入力画面が表示される。新規のオブジェクトを作成する場合には、パラメータ入力画面において、当該オブジェクトに関する全てのパラメータが未入力の状態となっている。あるいは、初期値(デフォルト)となるパラメータが予め入力されていてもよい。
なお、GUI開発画面に表示されている既存のオブジェクトが選択された場合には、パラメータ入力画面において、当該オブジェクトに関する各種情報、即ち、第1のID管理台帳31、第2のID管理台帳32、及び第3のID管理台帳33から取得した情報がパラメータとして予め入力されている状態となる。また、GUI開発画面に表示されているオブジェクトの表示形態も、これらのパラメータに従ったものとなっている。
ユーザは、入力装置6を操作して、選択されたカテゴリのオブジェクトに関する各種パラメータを入力により指定する。まず、基準点となる座標「X、Y」を入力により指定する。次に、土台レイヤーに関するパラメータを入力により指定する。例えば、土台レイヤーについては、画像ファイル名と、サイズ「W、H」を指定する。このとき、画像ファイル名を指定しなければ、土台ノーマルレイヤーとなり、画像ファイル名を指定すれば、土台画像レイヤーとなる。
なお、パラメータとして入力される画像ファイル名は、画像ファイルの所在を示すパス名であると好ましい。例えば、ユーザがフォルダを開いて画像ファイルを直接指定することや、画像ファイルを入力欄にドラッグアンドドロップすることにより、画像ファイルのパス名をパラメータとして入力するようにしてもよい。
次に、ユーザは、入力装置6を操作して、アイコンレイヤーやテキストレイヤーセットに関するパラメータを入力により指定する。例えば、アイコンレイヤーについては、画像ファイル名と、マージン「T、R、B、L」と、アライメント「A、V」を指定する。テキストレイヤーセットについては、テキストロケーションレイヤーのマージン「T、R、B、L」と、アライメント「A、V」を指定する。更に、テキストレイヤーに入力される文字列と、フォントのプロパティを指定する。
最後に、ユーザは、入力装置6を操作して、追加ボタンをクリックし、選択されたカテゴリや入力された各種パラメータを確定する。画像編集処理部22は、選択されたカテゴリや入力された各種パラメータをチェックし、当該カテゴリのオブジェクトに関するグループのフォルダを作成し、当該カテゴリのオブジェクトに関するデータを当該フォルダ内に格納して管理する。
画像編集処理部22は、選択されたカテゴリや入力された各種パラメータに従ってオブジェクトを生成し、表示装置7の画面上に表示する。例えば、組み合わせ部品CPのオブジェクトの場合、土台レイヤーの上に、アイコンレイヤーとテキストレイヤーセットが積層された状態で表示される。
なお、ユーザは、追加のアイコンレイヤーやテキストレイヤーセットを所望する場合には、入力装置6を操作して、アイコンレイヤーやテキストレイヤーセットを追加する。これにより、画像編集処理部22は、追加のアイコンレイヤーやテキストレイヤーセットを作成する。作成されたアイコンレイヤーやテキストレイヤーセットは、作成された順に、既存のレイヤーの上に積層される。画像編集処理部22は、追加のアイコンレイヤーやテキストレイヤーセットに関するデータも、同一のグループのフォルダ内に格納して管理する。
このように、ユーザは、入力装置6を操作して、GUI開発画面上での入力作業を行う。ユーザによる入力作業に応じて、画像編集処理部22は、画像編集ソフトウェアと連携して、画像編集用ファイル12に対する画像編集処理を実施する。画像編集処理部22は、画像編集用ファイル12に対する画像編集処理が終了すると、画像編集用ファイル12をデータ解析処理部23に出力する。
データ解析処理部23は、画像編集処理部22から画像編集用ファイル12を取得し、画像編集用ファイル12を解析してソースコードファイル10に変換する。本実施形態では、データ解析処理部23は、画像編集用ファイル12を解析して、オブジェクトの新規作成や変更があった場合には、必要に応じて、第1のID、第2のID、及び第3のIDの生成や、第1のID管理台帳31、第2のID管理台帳32、及び第3のID管理台帳33に登録されている情報の変更を実施する。
[操作画面作成装置の処理]
次に、図8を用いて、本実施形態に係る操作画面作成装置の処理について説明する。図8は、操作画面作成装置の処理の全体の流れの概要を示すフローチャートである。ここでは、既存のソースコードファイル10の部分的な変更処理、いわゆるマイナーチェンジを行う場合について説明する。
図8に示すように、ソースコード変換処理部21は、バージョン更新を実行し、通信装置9を介してネットワーク上のサーバから、バージョン管理されているソースコードファイル10を取得する(ステップS101)。例えば、ソースコードファイル10の作業コピーにおいて、ユーザがバージョン更新を実行することで、サーバ上のソースコードファイル10の内容を、現在編集中の作業コピーへ反映させる。
このとき、ソースコード変換処理部21は、サーバ上のソースコードファイル10について、ロックを実行する。ソースコードファイル10のロックを実行すると、当該ユーザしか作業コピーをコミットできなくなる。他のユーザが作業コピーをコミットしようとしても、当該ユーザがロックを解除するまで作業コピーをコミットできない。また、ロックはユーザ単位ではなく、特定のユーザと作業コピーに結び付けられている。したがって、ある作業コピーでロックを実行すると、同じユーザでも別の作業コピーをコミットすることはできなくなる。
次に、ソースコード変換処理部21は、バージョン更新を行ったソースコードファイル10をデータ交換用ファイル11に変換に変換する(ステップS102)。画像編集処理部22は、ソースコード変換処理部21からデータ交換用ファイル11を取得し、データ交換用ファイル11を画像編集用ファイル12に変換する(ステップS103)。なお、画像編集処理部22は、ソースコード変換処理部21からデータ交換用ファイル11を取得するのではなく、バージョン更新を実行し、通信装置9を介してネットワーク上のサーバから、バージョン管理システムによりバージョン管理されている画像編集用ファイル12を取得してもよい。このとき、画像編集処理部22は、サーバ上の画像編集用ファイル12について、ロックを実行する。
画像編集処理部22は、画像編集用ファイル12に対するユーザのレイアウト設計に関する操作に応じて、この画像編集用ファイル12に対する画像編集処理を実施する(ステップS104)。なお、部分的な変更処理ではなく、GUIを新規作成する場合には、上記ステップS101からS103の処理を行わず、画像編集処理部22は、ユーザのレイアウト設計に関する操作に応じて、直接、画像編集用ファイル12を新規作成する。画像編集用ファイル12の新規作成も、本実施形態における画像編集処理に含まれる。画像編集処理部22は、画像編集処理が終了した場合、データ解析処理部23に画像編集処理部22を出力するとともに、コミットを実行し、通信装置9を介してネットワーク上のサーバに、画像編集処理部22で編集された画像編集用ファイル12をアップデートする。
データ解析処理部23は、画像編集処理部22で編集された画像編集用ファイル12を解析し、ソースコードファイル10に変換する(ステップS105)。その後、データ解析処理部23は、コミットを実行し、通信装置9を介してネットワーク上のサーバに、データ解析処理部23で変換されたソースコードファイル10をアップデートする(ステップS106)。例えば、ソースコードファイル10の作業コピーにおいて、ユーザがコミットを実行することで、サーバ上のソースコードファイル10のロックを解除し、現在編集中の作業コピーの内容を、サーバ上のソースコードファイル10へ反映させる。そして、一連の処理を終了する。なお、バージョン管理システムを用いずに電子計算機1の内部環境においてバージョン管理を行う場合、ソースコードなどの各種ファイルは常に最新版となることから、図8に示すバージョン管理システムと電子計算機1との一連の同期処理は不要である。すなわち、図8におけるバージョン管理システムと電子計算機1とにおける各ステップは、任意の処理である。
[画像編集処理]
次に、図9Aから図9Gを用いて、図8のステップS104において画像編集処理部22が実施する画像編集処理の詳細について説明する。図9Aは、画像編集処理の全体の流れの概要を示すフローチャートである。
図9Aに示すように、ユーザは、入力装置6を操作して、操作画面の部品となるオブジェクトに関する複数のカテゴリの中から、作成を所望するオブジェクトのカテゴリを入力又は選択により指定する(ステップS201)。画像編集処理部22は、ユーザにより指定されたカテゴリを設定する。カテゴリの種類として、単独テキストST、入れ子テキストNT、単独画像SI、入れ子画像NI、組み合わせ部品CP、テンプレートTMP等が用意されている。
また、ユーザは、入力装置6を操作して、選択されたカテゴリのオブジェクトに関する各種パラメータを入力又は選択により指定する(ステップS202)。画像編集処理部22は、ユーザにより指定された各種パラメータを設定する。
その後、ユーザは、入力装置6を操作して、選択されたカテゴリのオブジェクトの作成開始指示を行う(ステップS203)。例えば、ユーザは、入力装置6を操作して、表示装置7の画面上に表示された「追加ボタン」等をクリックする。これに応じて、画像編集処理部22は、ステップS201で選択されたカテゴリ及びステップS202で設定された各種パラメータを確定し、オブジェクトを作成するための以降の処理を正式に開始する。
画像編集処理部22は、ユーザにより選択されたカテゴリのオブジェクトを作成するための処理を行う(ステップS204)。画像編集処理部22は、ユーザの操作に応じて、作成されたオブジェクトを操作画面の部品として配置するためのレイアウト設計を行う(ステップS205)。
画像編集処理部22は、レイアウト設計が終了したか判定する(ステップS206)。例えば、ユーザは、入力装置6を操作して、表示装置7の画面上に表示された「完了ボタン」等をクリックする。これに応じて、画像編集処理部22は、レイアウト設計が終了したと判断する。画像編集処理部22は、レイアウト設計が終了していない場合(ステップS206でNo)、ステップS201に戻る。ユーザは、操作画面の他の部品となるオブジェクトを作成するため、更にカテゴリを選択する。画像編集処理部22は、レイアウト設計が終了した場合(ステップS206でYes)、画像編集用ファイル12を外部記憶装置5に保存する。そして、一連の処理を終了する。
(単独テキスト作成処理)
図9Bを参照して、カテゴリ毎のオブジェクト作成処理のうち、単独テキストSTのオブジェクト作成処理の流れについて説明する。図9Bは、単独テキスト作成処理の流れを示すフローチャートである。なお、単独テキストSTとは、操作画面において、テキストのみが表示されるオブジェクトである。
図9Bに示すように、画像編集処理部22は、設定されたパラメータのうち、単独テキストSTの作成に関連するパラメータをチェックする(ステップS211)。例えば、画像編集処理部22は、土台レイヤー及びテキストレイヤーセットに関連するパラメータをチェックする。
画像編集処理部22は、パラメータを基に、単独テキストSTに関するグループを作成する(ステップS212)。例えば、画像編集処理部22は、グループ毎にフォルダを作成し、同じグループに属するデータは同一のフォルダで管理する。この場合、画像編集処理部22は、土台レイヤー及びテキストレイヤーセットに関連するデータを同一のフォルダに格納して管理する。データ自体は互いに独立している。
画像編集処理部22は、ユーザの操作に応じて、土台ノーマルレイヤーを作成する(ステップS213)。土台ノーマルレイヤーとは、台紙となる土台レイヤーの1つであり、画像ファイルが指定されていない土台レイヤーである。土台ノーマルレイヤーは、例えば、テキストやアイコンを表示する際の背景となる領域を表示するための土台レイヤーである。
画像編集処理部22は、ユーザの操作に応じて、テキストレイヤーセットを作成する(ステップS214)。上述の通り、テキストレイヤーセットとは、テキストロケーションレイヤーと、テキストレイヤーとの組み合わせである。
本実施形態では、台紙となる土台ノーマルレイヤーと、その土台ノーマルレイヤーの上に重ねられるテキストレイヤーセットとは、互いに独立している。そのため、他のレイヤーを残したまま、土台ノーマルレイヤーのみ差し替えたり、テキストレイヤーセットのみ差し替えたりすることが可能になっている。
(入れ子テキスト作成処理)
図9Cを参照して、カテゴリ毎のオブジェクト作成処理のうち、入れ子テキストNTのオブジェクト作成処理の流れについて説明する。図9Cは、入れ子テキスト作成処理の流れを示すフローチャートである。なお、入れ子テキストNTとは、例えば、操作画面において、土台となるボタン等の画像の上にテキストが表示されるオブジェクトである。
図9Cに示すように、画像編集処理部22は、設定されたパラメータのうち、入れ子テキストNTの作成に関連するパラメータをチェックする(ステップS221)。例えば、画像編集処理部22は、土台レイヤー及びテキストレイヤーセットに関連するパラメータをチェックする。
画像編集処理部22は、パラメータを基に、入れ子テキストNTに関するグループを作成する(ステップS222)。例えば、画像編集処理部22は、グループ毎にフォルダを作成し、同じグループに属するデータは同一のフォルダで管理する。この場合、画像編集処理部22は、土台レイヤー及びテキストレイヤーセットに関連するデータを同一のフォルダに格納して管理する。データ自体は互いに独立している。
画像編集処理部22は、ユーザの操作に応じて、土台画像レイヤーを作成する(ステップS223)。土台画像レイヤーとは、台紙となる土台レイヤーの1つであり、画像ファイルが指定されている土台レイヤーである。土台画像レイヤーは、例えば、テキストやアイコンの台紙となる画像を表示するための土台レイヤーである。
画像編集処理部22は、ユーザの操作に応じて、テキストレイヤーセットを作成する(ステップS224)。上述の通り、テキストレイヤーセットとは、テキストロケーションレイヤーと、テキストレイヤーとの組み合わせである。
本実施形態では、台紙となる土台画像レイヤーと、その土台画像レイヤーの上に重ねられるテキストレイヤーセットとは、互いに独立している。そのため、他のレイヤーを残したまま、土台画像レイヤーのみ差し替えたり、テキストレイヤーセットのみ差し替えたりすることが可能になっている。
(単独画像作成処理)
図9Dを参照して、カテゴリ毎のオブジェクト作成処理のうち、単独画像SIのオブジェクト作成処理の流れについて説明する。図9Dは、単独画像作成処理の流れを示すフローチャートである。なお、単独画像SIとは、操作画面において、土台となるボタン等の画像のみが表示されるオブジェクトである。
図9Dに示すように、画像編集処理部22は、設定されたパラメータのうち、単独画像SIの作成に関連するパラメータをチェックする(ステップS231)。例えば、画像編集処理部22は、土台画像レイヤーに関連するパラメータをチェックする。
画像編集処理部22は、パラメータを基に、単独画像SIに関するグループを作成する(ステップS232)。例えば、画像編集処理部22は、グループ毎にフォルダを作成し、同じグループに属するデータは同一のフォルダで管理する。この場合、画像編集処理部22は、土台画像レイヤーに関連するデータを同一のフォルダに格納して管理する。次に、画像編集処理部22は、ユーザの操作に応じて、土台画像レイヤーを作成する(ステップS233)。
(入れ子画像作成処理)
図9Eを参照して、カテゴリ毎のオブジェクト作成処理のうち、入れ子画像NIのオブジェクト作成処理の流れについて説明する。図9Eは、入れ子画像作成処理の流れを示すフローチャートである。なお、入れ子画像NIとは、例えば、操作画面において、土台となるボタン等の画像の上にアイコン等の別の画像が表示されるオブジェクトである。
図9Eに示すように、画像編集処理部22は、設定されたパラメータのうち、入れ子画像NIの作成に関連するパラメータをチェックする(ステップS241)。例えば、画像編集処理部22は、土台画像レイヤー及びアイコンレイヤーに関連するパラメータをチェックする。
画像編集処理部22は、パラメータを基に、入れ子画像NIに関するグループを作成する(ステップS242)。例えば、画像編集処理部22は、グループ毎にフォルダを作成し、同じグループに属するデータは同一のフォルダで管理する。この場合、画像編集処理部22は、土台画像レイヤー及びアイコンレイヤーに関連するデータを同一のフォルダに格納して管理する。データ自体は互いに独立している。
画像編集処理部22は、ユーザの操作に応じて、土台画像レイヤーを作成する(ステップS243)。次に、画像編集処理部22は、ユーザの操作に応じて、アイコンレイヤーを作成する(ステップS244)。アイコンレイヤーとは、台紙の中の入れ子となるアイコン等の画像を表示するためのレイヤーである。アイコンレイヤーは、上記土台レイヤーの上に重ねられる。即ち、アイコンレイヤーは、土台画像レイヤーとは別の画像レイヤーである。
本実施形態では、台紙となる土台画像レイヤーと、その土台画像レイヤーの上に重ねられるアイコンレイヤーとは、互いに独立している。そのため、他のレイヤーを残したまま、土台画像レイヤーのみ差し替えたり、アイコンレイヤーのみ差し替えたりすることが可能になっている。
(組み合わせ部品作成処理)
図9Fを参照して、カテゴリ毎のオブジェクト作成処理のうち、組み合わせ部品CPのオブジェクト作成処理の流れについて説明する。図9Fは、組み合わせ部品作成処理の流れを示すフローチャートである。なお、組み合わせ部品CPとは、操作画面において、土台となるボタン等の画像の上に複数のテキストや別の画像が表示されるオブジェクトである。
図9Fに示すように、画像編集処理部22は、設定されたパラメータのうち、組み合わせ部品CPの作成に関連するパラメータをチェックする(ステップS251)。例えば、画像編集処理部22は、土台画像レイヤー及びアイコンレイヤーに関連するパラメータをチェックする。
画像編集処理部22は、パラメータを基に、組み合わせ部品CPに関するグループを作成する(ステップS252)。例えば、画像編集処理部22は、グループ毎にフォルダを作成し、同じグループに属するデータは同一のフォルダで管理する。この場合、画像編集処理部22は、土台画像レイヤー及びアイコンレイヤーに関連するデータを同一のフォルダに格納して管理する。データ自体は互いに独立している。
画像編集処理部22は、ユーザの操作に応じて、土台画像レイヤーを作成する(ステップS253)。次に、画像編集処理部22は、ユーザの操作に応じて、アイコンレイヤーを作成する(ステップS254)。次に、画像編集処理部22は、追加アイコン(2つ目以降のアイコン)が必要であるか判定する(ステップS255)。画像編集処理部22は、追加アイコンが必要である場合(ステップS255でYes)、ステップS254に戻り、ユーザの操作に応じて、ユーザの操作に応じて、追加のアイコンレイヤーを作成する。
画像編集処理部22は、追加アイコンが必要でない場合(ステップS255でNo)、ユーザの操作に応じて、テキストレイヤーセットを作成する(ステップS256)。次に、画像編集処理部22は、追加テキスト(2つ目以降のテキスト)が必要であるか判定する(ステップS257)。追加テキストが必要である場合(ステップS257でYes)、ステップS256に戻り、ユーザの操作に応じて、追加のテキストレイヤーセットを作成する。画像編集処理部22は、追加アイコンが必要でない場合(ステップS257でNo)、一連の処理を終了する。
本実施形態では、台紙となる土台画像レイヤーと、その土台画像レイヤーの上に重ねられる単数又は複数のアイコンレイヤーと、その土台画像レイヤーの上に重ねられる単数又は複数のテキストレイヤーセットとは、互いに独立している。そのため、他のレイヤーを残したまま、土台画像レイヤーのみ差し替えたり、単数又は複数のアイコンレイヤーを差し替えたり、単数又は複数のテキストレイヤーセットを差し替えたりすることが可能になっている。
(テンプレート作成処理)
図9Gを参照して、カテゴリ毎のオブジェクト作成処理のうち、テンプレートTMPのオブジェクト作成処理の流れについて説明する。図9Gは、テンプレート作成処理の流れを示すフローチャートである。
図9Gに示すように、画像編集処理部22は、設定されたパラメータのうち、テンプレートTMPからのオブジェクト作成に関連するパラメータをチェックする(ステップS261)。次に、画像編集処理部22は、パラメータを基に、テンプレートTMPとして用意されているデータから、オブジェクトを作成する(ステップS254)。
なお、画像編集処理部22は、上記の単独テキストST、入れ子テキストNT、単独画像SI、入れ子画像NI、組み合わせ部品CPとして作成されたオブジェクトのうち、作成頻度(使用頻度)の高いものをテンプレートTMPとして外部記憶装置5に保存しておいてもよい。なお、テンプレートTMPは、作成されたオブジェクト自体ではなく、パラメータを変更可能なオブジェクトの雛形であってもよい。
[データ解析処理]
次に、図10A及び図10Bを用いて、図8のステップS105においてデータ解析処理部23が実施するデータ解析処理の詳細について説明する。データ解析処理には、レイアウト情報取得処理と、階層構造情報生成処理とが含まれる。図10Aは、データ解析処理のうち、レイアウト情報取得処理の流れを示すフローチャートである。図10Bは、データ解析処理のうち、階層構造情報生成処理の流れを示すフローチャートである。
(レイアウト情報取得処理)
図10Aに示すように、データ解析処理部23は、画像編集処理部22で編集された画像編集用ファイル12を取得して解析する(ステップS301)。
データ解析処理部23は、画像編集用ファイル12の解析結果のデータから、ソースコードファイル10の作成に必要なデータであるレイアウト情報を、レイヤー毎に取得する(ステップS302)。レイアウト情報は、例えば、レイヤー名、レイヤー種類、親レイヤー名、可視/不可視、座標、サイズ等である。また、レイアウト情報のうち、テキスト関連のデータとしては、例えば、フォントファミリー、フォントサイズ、太字(Bold)、斜体(Italic)、フォントカラー、行間、縦/横スケール、横揃え、縦揃え、クラスID、テキスト、影付き、アウトライン等である。
データ解析処理部23は、レイアウト情報を含むデータ交換用ファイル11を出力する(ステップS303)。データ解析処理部23は、例えば、レイアウト情報を含むデータ交換用ファイル11を、主記憶装置3又は外部記憶装置5に格納する。
(階層構造情報生成処理)
図10Bに示すように、データ解析処理部23は、レイアウト情報を含むデータ交換用ファイル11を取得し、このデータ交換用ファイル11を解析する(ステップS311)。データ解析処理部23は、このデータ交換用ファイル11の解析結果のデータから、レイアウト情報を取得する(ステップS312)。データ解析処理部23は、レイアウト情報を基に、レイアウト構造をチェックして階層構造に変換し、階層構造情報を作成する(ステップS313)。
また、データ解析処理部23は、レイアウト情報を基に、第1のID生成処理、第2のID生成処理、及び第3のID生成処理を実施する(ステップS314~ステップS316)。データ解析処理部23は、第1のID管理台帳31、第2のID管理台帳32、及び第3のID管理台帳33を参照して、各IDの生成処理において生成された第1のID、第2のID、及び第3のIDをそれぞれチェックする(ステップS317)。
データ解析処理部23は、チェックされた第1のID、第2のID、及び第3のIDをそれぞれ個別に保存する(ステップS318)。本実施形態では、データ解析処理部23は、第1のIDを第1のID管理台帳31に格納し、第2のIDを第2のID管理台帳32に登録し、第3のIDを第3のID管理台帳33に登録する。
データ解析処理部23は、第3のIDから、スタイル指定ファイルを作成する(ステップS319)。スタイル指定ファイルは、文書のスタイルを指定する情報が含まれるファイルである。例えば、WebベースのGUIの場合には、スタイル指定ファイルとしてCSS(Cascading Style Sheets)を作成する。CSSは、HTML文書のスタイルを指定するスタイルシートである。最後に、データ解析処理部23は、階層構造情報、第1のID、第2のID、及び第3のIDを基に、ソースコードファイル10を生成する(ステップS320)。
[第1のID生成処理]
図11を用いて、第1のID生成処理の詳細について説明する。図11は、第1のID生成処理の流れを示すフローチャートである。
図11に示すように、データ解析処理部23は、土台レイヤーの座標情報を取得する(ステップS401)。次に、データ解析処理部23は、土台レイヤーのサイズ情報を取得する(ステップS402)。なお、土台レイヤーとは、上述した土台ノーマルレイヤーと、土台画像レイヤーとを指す。
次に、データ解析処理部23は、土台レイヤーが土台画像レイヤーであり、土台レイヤーに画像ファイルの指定がある場合、当該画像ファイルの識別情報である画像ファイル名を取得する(ステップS403)。反対に、土台レイヤーが土台ノーマルレイヤーであり、土台レイヤーに画像ファイルの指定がない場合には、画像ファイル名を取得しない。
画像ファイル名は、プレフィックス(prefix:接頭辞)と、任意の名称と、拡張子とを組み合わせたものとして規定されている。プレフィックスとは、画像ファイルのファイル名の接頭辞である。画像ファイル名のプレフィックスは、オブジェクトの種類を示す。オブジェクトの種類については、背景画、画像、ボタン、チェックボタン、ラジオボタン、リスト、エディットテキスト、テンポラリ、バリエーション等が例示される。プレフィックスについては、例えば、画像の場合には「img」、ボタンの場合には、「btn」、バリエーションの場合には「var」等とする。
画像ファイル名には、画像の変更による影響がないものを付ける。例えば、画像ファイル名には、画像サイズの情報を使用しない。画像サイズを微調整した時に画像ファイル名まで変更する必要が生じるためである。
次に、データ解析処理部23は、取得した土台レイヤーの座標情報及びサイズ情報を定義する第1のIDを生成する(ステップS404)。第1のIDは、画像ファイル名のプレフィックスと、任意の名称とを組み合わせて生成される。画像ファイル名のプレフィックスとは、土台レイヤーに指定された画像ファイルのファイル名の接頭辞である。画像ファイル名のプレフィックスは、オブジェクトの種類を示す。したがって、第1のIDは、[プレフィックス]_[名称]となる(例えば、img_albumart、btn_playpaus)。
また、土台レイヤーに画像ファイルの指定がない場合には、第1のIDは、オブジェクトの種類としてテキストを示す文字列「txt」と、任意の名称とを組み合わせて生成されるようにしてもよい。この場合、第1のIDは、txt_[名称]となる(例えば、txt_title)。
次に、データ解析処理部23は、主記憶装置3又は外部記憶装置5に格納された第1のID管理台帳31を確認する(ステップS405)。即ち、データ解析処理部23は、第1のID管理台帳31にアクセスする。
次に、データ解析処理部23は、上記生成された第1のIDと同名のものが第1のID管理台帳31に既にあるか確認する(ステップS406)。即ち、データ解析処理部23は、第1のID管理台帳31で管理されている第1のIDの中に、上記生成された第1のIDと一致するものが既に存在しているか確認する。
データ解析処理部23は、上記生成された第1のIDと同名のものが第1のID管理台帳31にはない場合には、上記生成された第1のIDを第1のID管理台帳31に追加登録する(ステップS407)。本実施形態では、データ解析処理部23は、例えば、「第1のID、座標情報、サイズ情報」の形式、即ち、「第1のID、X、Y、W、H」のレコード形式で、第1のID管理台帳31に追加登録する。そして、一連の処理を終了する。
また、データ解析処理部23は、上記生成された第1のIDと同名のものが第1のID管理台帳31に既にある場合には、上記生成された第1のIDと、第1のID管理台帳31に既に存在する同名の第1のIDとを比較照合し、両第1のIDの座標情報及びサイズ情報が同じであるか確認する(ステップS408)。データ解析処理部23は、両第1のIDの座標情報及びサイズ情報が同じである場合(ステップS408でYes)には、同一の第1のIDであると判断して、一連の処理を終了する。
データ解析処理部23は、両第1のIDの座標情報及びサイズ情報が同じではない場合(ステップS408でNo)には、第1のID管理台帳31に既に存在する同名の第1のIDを、上記生成された第1のIDで上書き(更新)するか確認する(ステップS409)。この場合、データ解析処理部23は、例えば、ユーザに対して第1のIDを上書きするか否かを問い合わせる確認メッセージ等を表示装置7に表示し、それに対するユーザの操作に応じて、当該第1のIDの上書きの可否を判断する。データ解析処理部23は、当該第1のIDの上書きを行わないと判断した場合(ステップS409でNo)には、一連の処理を終了する。その後、画像編集処理部22が実施する画像編集処理に戻り、再度ユーザがレイアウト設計を行うようにしてもよい。
データ解析処理部23は、当該第1のIDの上書きを行うと判断した場合(ステップS409でYes)には、第1のID管理台帳31に既に存在する同名の第1のIDを、上記生成された第1のIDで上書き(更新)する(ステップS410)。その後、一連の処理を終了する。
[第2のID生成処理]
図12を用いて、第2のID生成処理の詳細について説明する。図12は、第2のID生成処理の流れを示すフローチャートである。
図12に示すように、データ解析処理部23は、アイコンレイヤーの座標情報を取得する(ステップS501)。次に、データ解析処理部23は、アイコンレイヤーのサイズ情報を取得する(ステップS502)。次に、データ解析処理部23は、第1のID管理台帳31にアクセスして、アイコンレイヤーが表示される土台画像レイヤーの座標情報及びサイズ情報を取得する(ステップS503)。
次に、データ解析処理部23は、アイコンレイヤーの座標情報及びサイズ情報と、土台画像レイヤーの座標情報及びサイズ情報とから、土台画像レイヤーに対するアイコンレイヤーのマージン及びアライメントを求め、そのアイコンレイヤーのマージン及びアライメントを定義する第2のIDを生成する(ステップS504)。第2のIDは、オブジェクトの種類としてアイコン(画像)を示す文字列「img」と、任意の名称とを組み合わせて生成される。したがって、第2のIDは、img_[名称]となる(例えば、img_back)。
次に、データ解析処理部23は、主記憶装置3又は外部記憶装置5に格納された第2のID管理台帳32を確認する(ステップS505)。即ち、データ解析処理部23は、第2のID管理台帳32にアクセスする。
次に、データ解析処理部23は、上記生成された第2のIDと同名のものが第2のID管理台帳32に既にあるか確認する(ステップS506)。即ち、データ解析処理部23は、第2のID管理台帳32で管理されている第2のIDの中に、上記生成された第2のIDと一致するものが既に存在しているか確認する。
データ解析処理部23は、上記生成された第2のIDと同名のものが第2のID管理台帳32にはない場合(ステップS506でNo)には、上記生成された第2のIDを第2のID管理台帳32に追加登録する(ステップS507)。本実施形態では、データ解析処理部23は、例えば、「第2のID、マージン、アライメント」の形式、即ち、「第2のID、T、R、B、L、A、V」のレコード形式で、第2のID管理台帳32に追加登録する。その後、一連の処理を終了する。
また、データ解析処理部23は、上記生成された第2のIDと同名のものが第2のID管理台帳32に既にある場合(ステップS506でYes)には、上記生成された第2のIDと、第2のID管理台帳32に既に存在する同名の第2のIDとを比較照合し、両第2のIDのマージン及びアライメントが同じであるか確認する(ステップS508)。データ解析処理部23は、両第2のIDのマージン及びアライメントが同じである場合(ステップS508でYes)には、同一の第2のIDであると判断して、一連の処理を終了する。
データ解析処理部23は、両第2のIDのマージン及びアライメントが同じではない場合(ステップS508でNo)には、第2のID管理台帳32に既に存在する同名の第2のIDを、上記生成された第2のIDで上書き(更新)するか確認する(ステップS509)。この場合、データ解析処理部23は、例えば、ユーザに対して第2のIDを上書きするか否かを問い合わせる確認メッセージ等を表示装置7に表示し、それに対するユーザの操作に応じて、当該第2のIDの上書きの可否を判断する。
データ解析処理部23は、当該第2のIDの上書きを行わないと判断した場合(ステップS509でNo)には、一連の処理を終了する。その後、画像編集処理部22が実施する画像編集処理に戻り、再度ユーザがレイアウト設計を行うようにしてもよい。
データ解析処理部23は、当該第2のIDの上書きを行うと判断した場合(ステップS509でYes)には、第2のID管理台帳32に既に存在する同名の第2のIDを、上記生成された第2のIDで上書き(更新)する(ステップS510)。その後、一連の処理を終了する。
[第3のID生成処理]
図13A及び図13Bを用いて、第3のID生成処理の詳細について説明する。図13Aは、第3のID生成処理の前半の流れを示すフローチャートである。図13Bは、第3のID生成処理の後半の流れを示すフローチャートである。
図13Aに示すように、データ解析処理部23は、テキストロケーションレイヤーの座標情報を取得する(ステップS601)。次に、データ解析処理部23は、テキストロケーションレイヤーのサイズ情報を取得する(ステップS602)。次に、データ解析処理部23は、第1のID管理台帳31にアクセスして、テキストロケーションレイヤーが表示される土台ノーマルレイヤーの座標情報及びサイズ情報を取得する(ステップS603)。
次に、データ解析処理部23は、テキストロケーションレイヤーの座標情報及びサイズ情報と、土台ノーマルレイヤーの座標情報及びサイズ情報とから、土台ノーマルレイヤーに対するテキストロケーションレイヤーのマージン及びアライメントを求め、そのテキストロケーションレイヤーのマージン及びアライメントを定義する第2のIDを生成する(ステップS604)。第2のIDは、オブジェクトの種類としてテキストを示す文字列「txt」と、任意の名称とを組み合わせて生成される。したがって、第2のIDは、txt_[名称]となる(例えば、txt_title)。
次に、データ解析処理部23は、主記憶装置3又は外部記憶装置5に格納された第2のID管理台帳32を確認する(ステップS605)。即ち、データ解析処理部23は、第2のID管理台帳32にアクセスする。
次に、データ解析処理部23は、上記生成された第2のIDと同名のものが第2のID管理台帳32に既にあるか確認する(ステップS606)。即ち、データ解析処理部23は、第2のID管理台帳32で管理されている第2のIDの中に、上記生成された第2のIDと一致するものが既に存在しているか確認する。
データ解析処理部23は、上記生成された第2のIDと同名のものが第2のID管理台帳32にはない場合(ステップS606でNo)には、上記生成された第2のIDを第2のID管理台帳32に追加登録する(ステップS607)。その後、図13Bに示すステップS611の処理に移行する。
また、データ解析処理部23は、上記生成された第2のIDと同名のものが第2のID管理台帳32に既にある場合(ステップS606でYes)には、上記生成された第2のIDと、第2のID管理台帳32に既に存在する同名の第2のIDとを比較照合し、両第2のIDのマージン及びアライメントが同じであるか確認する(ステップS608)。データ解析処理部23は、両第2のIDのマージン及びアライメントが同じである場合(ステップS608でYes)には、図13Bに示すステップS611の処理に移行する。
データ解析処理部23は、両第2のIDのマージン及びアライメントが同じではない場合(ステップS608でNo)には、第2のID管理台帳32に既に存在する同名の第2のIDを、上記生成された第2のIDで上書き(更新)するか確認する(ステップS609)。この場合、データ解析処理部23は、例えば、ユーザに対して第2のIDを上書きするか否かを問い合わせる確認メッセージ等を表示装置7に表示し、それに対するユーザの操作に応じて、当該第2のIDの上書きの可否を判断する。データ解析処理部23は、当該第2のIDの上書きを行わないと判断した場合(ステップS609でNo)には、図13Bに示すステップS611の処理に移行する。
データ解析処理部23は、当該第2のIDの上書きを行うと判断した場合(ステップS609でYes)には、第2のID管理台帳32に既に存在する同名の第2のIDを、上記生成された第2のIDで上書き(更新)する(ステップS610)。その後、図13Bに示すステップS611の処理に移行する。
図13Bに示すように、データ解析処理部23は、テキストレイヤーの詳細情報を取得する(ステップS611)。次に、データ解析処理部23は、テキストレイヤーの詳細情報に第3のIDの指定があるか確認する(ステップS612)。データ解析処理部23は、テキストレイヤーの詳細情報に第3のIDの指定がある場合(ステップS612でYes)には、外部記憶装置5に格納された第3のID管理台帳33にアクセスし、第3のID管理台帳33から、指定された第3のIDを取得する(ステップS613)。その後、一連の処理を終了する。
データ解析処理部23は、テキストレイヤーの詳細情報に第3のIDの指定がない場合(ステップS612でNo)には、テキストレイヤーに入力されるテキストのフォントのプロパティを定義する第3のIDを生成する(ステップS614)。このとき、データ解析処理部23は、テキストレイヤーの詳細情報にプロパティに関する情報が含まれている場合には、その情報に基づいてプロパティを設定する。また、データ解析処理部23は、初期値(デフォルト)として事前に規定されているプロパティを設定してもよいし、プロパティをユーザに問い合わせてユーザ操作に応じてプロパティを設定してもよい。
各プロパティに指定できる設定値は、例えば、以下のとおりである。フォントサイズには、サイズの値[px]を指定できる。フォントスタイルには、通常(Normal)、太字(Bold)、斜体(Italic)等が指定できる。フォントカラーには、「#000000形式」でフォントの色を指定できる。影付きには、オフセット値と色を指定できる。オフセット値は水平距離、垂直距離のみ指定可能である。半径は0[px]とする。アウトラインには、色と幅を指定できる。但し、幅の値は固定値である。行間には、行間の値[px]を指定できる。複数行表示する場合には指定し、1行表示する場合には指定しない。なお、行間の代わりに行の高さ(Line-height)を用いてもよい。
第3のIDは、そのフォントが使用されるオブジェクトの種類と、任意の名称と、必要に応じて状態とを組み合わせて生成される。したがって、第3のIDは、テキスト用フォントの場合、txt_[名称]となり(例えば、txt_title)、ボタン用フォントの場合、btn_[名称]_[状態]となり(例えば、btn_ok_p)、リスト用フォントの場合、lst_[名称]_[状態]となる(例えば、lst_music_n)。
オブジェクトがボタンやリストの場合、押下や選択等の操作によって、オブジェクトの状態が変化する。「状態」は、オブジェクトの状態を示す識別子である。例えば、通常状態(Normal)は状態「n」である。押下状態(Pushed)は状態「p」である。無効状態(Disabled)は状態「d」である。選択状態(Selected)は状態「s」である。選択及び押下状態(SelectedPushed)は状態「sp」である。選択及び無効状態(SelectedDisabled)は状態「sd」である。
次に、データ解析処理部23は、主記憶装置3又は外部記憶装置5に格納された第3のID管理台帳33を確認する(ステップS615)。即ち、データ解析処理部23は、第3のID管理台帳33にアクセスする。
次に、データ解析処理部23は、上記生成された第3のIDと同名のものが第3のID管理台帳33に既にあるか確認する(ステップS616)。即ち、データ解析処理部23は、第3のID管理台帳33で管理されている第3のIDの中に、上記生成された第3のIDと一致するものが既に存在しているか確認する。
データ解析処理部23は、上記生成された第3のIDと同名のものが第3のID管理台帳33にはない場合(ステップS616でNo)には、上記生成された第3のIDを第3のID管理台帳33に追加登録する(ステップS617)。本実施形態では、データ解析処理部23は、例えば、「第3のID、プロパティ」の形式、即ち、「第3のID、フォントサイズ、フォントスタイル、フォントカラー、影付き、アウトライン、行間」のレコード形式で、第3のID管理台帳33に追加登録する。その後、一連の処理を終了する。
また、データ解析処理部23は、上記生成された第3のIDと同名のものが第3のID管理台帳33に既にある場合(ステップS616でYes)には、上記生成された第3のIDと、第3のID管理台帳33に既に存在する同名の第3のIDとを比較照合し、両第3のIDのプロパティが同じであるか確認する(ステップS618)。データ解析処理部23は、両第3のIDのプロパティが同じである場合(ステップS618でYes)には、同一の第3のIDであると判断して、一連の処理を終了する。
データ解析処理部23は、両第3のIDのプロパティが同じではない場合(ステップS618でNo)には、第3のID管理台帳33に既に存在する同名の第3のIDを、上記生成された第3のIDで上書き(更新)するか確認する(ステップS619)。この場合、データ解析処理部23は、例えば、ユーザに対して第3のIDを上書きするか否かを問い合わせる確認メッセージ等を表示装置7に表示し、それに対するユーザの操作に応じて、当該第3のIDの上書きの可否を判断する。データ解析処理部23は、当該第3のIDの上書きを行わないと判断した場合(ステップS619でNo)には、一連の処理を終了する。その後、画像編集処理部22が実施する画像編集処理に戻り、再度ユーザがレイアウト設計を行うようにしてもよい。
データ解析処理部23は、当該第3のIDの上書きを行うと判断した場合(ステップS619でYes)には、第3のID管理台帳33に既に存在する同名の第3のIDを、上記生成された第3のIDで上書き(更新)する(ステップS620)。その後、一連の処理を終了する。
[各IDの埋め込み方法]
次に、データ解析処理部23が階層構造情報から生成するソースコードファイル10上での各IDの埋め込み方法について説明する。ソースコードファイル10上での各IDの記載法は入れ子構成とする。ソースコードファイル10がHTMLファイルの場合には、HTMLタグ「div」の要素「id」に第1のIDや第2のIDを記述し、要素「class」に第3のIDを記述する。例えば、単独テキストSTの場合、<div id="第1のID/第2のID" class="第3のID">文字列</div>と記述する。
また、第2のIDを記述する際、台紙は「base」、文字の入れ子は「text*」、画像の入れ子は「icon*」と記述する。「*」は1~9の数字である。例えば、同一オブジェクト内のテキスト、画像の数に応じて、「text」、「icon」にそれぞれ1から順に9までの数字を割り当てる。
また、入れ子テキストNTや入れ子画像NIの場合には、文字の入れ子「text*」、又は画像の入れ子「icon*」の後に、区切り文字「/」で続けて第2のIDを付与する。テキストは「text*/第2のID」、アイコンは「icon*/第2のID」と記述する。例えば、入れ子テキストNTの場合、<div id="第1のID"><div id="base"><img src="画像ファイル名"></div><div id="text*/第2のID" class="第3のID">文字列</div></div>と記述する。
[変形例]
(電子計算機の例)
本実施形態に係る電子計算機1、又はその電子計算機1により作成されたGUIの操作画面を表示する電子機器は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット、モバイルパソコン、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、ウェアラブルデバイス、又はゲーム機等でもよい。
(他の第1のID生成方法)
土台レイヤーに画像ファイルの指定がある場合には、第1のIDは、画像ファイル名のプレフィックス(prefix:接頭辞)と、画像編集用ファイル名(拡張子なし)と、グループ名とを組み合わせて生成されるようにしてもよい。この場合、第1のIDは、[画像ファイル名のプレフィックス]_[画像編集用ファイル名(拡張子なし)]_[グループ名]となる。
画像ファイル名のプレフィックスとは、土台レイヤーに指定された画像ファイルのファイル名の接頭辞である。画像編集用ファイル名とは、現在編集中の画像編集用ファイル12のファイル名である。グループ名とは、例えば、画像編集処理部22により作成されたグループ毎のフォルダ名のうち、当該土台レイヤーが属するグループのフォルダ名である。例えば、画像ファイル名「btn_card_n.png」、画像編集用ファイル名「69_7333.edit」、グループ名「card_left」の場合には、第1のID「btn_69_7333_card_left」となる。
また、土台レイヤーに画像ファイルの指定がない場合には、第1のIDは、オブジェクトの種類としてテキストを示す文字列「txt」と、グループ名とを組み合わせて生成されるようにしてもよい。この場合、第1のIDは、txt_[グループ名]となる。
(他の第2のID生成方法)
アイコンレイヤーの第2のIDは、オブジェクトの種類としてアイコン(画像)を示す文字列「img_i」と、アイコンレイヤー番号と、画像編集用ファイル名(拡張子なし)と、グループ名とを組み合わせて生成されるようにしてもよい。この場合、第2のIDは、img_i[アイコンレイヤー番号]_[画像編集用ファイル名(拡張子なし)]_[グループ名]となる。例えば、アイコンレイヤー番号「1」、画像編集用ファイル名「69_7333.edit」、グループ名「card_left」の場合には、第2のID「img_i1_69_7333_card_left」となる。
また、テキストロケーションレイヤーの第2のIDは、オブジェクトの種類としてテキストを示す文字列「txt_t」と、テキストレイヤー番号と、画像編集用ファイル名(拡張子なし)と、グループ名とを組み合わせて生成されるようにしてもよい。なお、テキストレイヤー番号は、テキストロケーションレイヤーと、テキストレイヤーとで同一の番号とする。この場合、第2のIDは、txt_t[テキストレイヤー番号]_[画像編集用ファイル名(拡張子なし)]_[グループ名]となる。例えば、テキストレイヤー番号「1」、画像編集用ファイル名「81_3143.edit」、グループ名「title」の場合には、第2のID第2のID「txt_t1_81_3143_title」となる。
(他の第3のID生成方法)
第3のIDは、オブジェクトの種類と、レイヤー番号と、画像編集用ファイル名(拡張子なし)と、グループ名と、状態を組み合わせて生成されるようにしてもよい。この場合、第3のIDは、[オブジェクトの種類]_[レイヤー番号]_[画像編集用ファイル名(拡張子なし)]_[グループ名]となる。「オブジェクトの種類」は、フォントを適用するオブジェクトにより異なる。オブジェクトの種類は、例えば、テキスト用フォントの場合には「txt」である。ボタン用フォントの場合には「btn」である。リスト用フォントの場合には「lst」である。例えば、オブジェクトの種類「txt」、テキストレイヤー番号「1」、画像編集用ファイル名「81_3143.edit」、グループ名「title」、状態「n」の場合には、第3のID「txt_1_81_3143_title_n」となる。
以上説明したように、本発明では、GUIの作成において、部品となるオブジェクトのサイズ(第1のID)、テキストやアイコンの配置(第2のID)、フォントの属性(第3のID)を個別に管理・編集することができる。そのため、表示位置を変えずに、配置したオブジェクトの形状等の変更を容易に行うことができる。また、本発明では、各IDの組み合わせにより、GUIの構成を決定する。したがって、レイアウトを変えずに部品を変える、または部品を流用してレイアウトを変える、といったGUI開発ができる。また、本発明では、GUI情報(データ、ソースコード)を画像ファイル形式に変換することができる。
添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な本実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記本実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作し得る全ての変形例及び代替可能な構成を具現化するように構成されるべきである。
1…電子計算機、2…処理装置、3…主記憶装置、4…入出力インターフェース、5…外部記憶装置、6…入力装置、7…表示装置、8…駆動装置、9…通信装置、10…ソースコードファイル、11…データ交換用ファイル、12…画像編集用ファイル、21…ソースコード変換処理部、22…画像編集処理部、23…データ解析処理部、31…第1のID管理台帳、32…第2のID管理台帳、33…第3のID管理台帳

Claims (7)

  1. 実行する処理が対応付けられたオブジェクトを含む電子機器の操作画面を作成する操作画面作成装置であって、
    前記オブジェクトのサイズ情報と、前記オブジェクトに表示されるテキスト又はアイコンの配置情報とを異なる階層に定義し、前記サイズ情報に基づいて前記オブジェクトを構成する土台レイヤーを作成し、前記配置情報に基づいて前記テキストを表示するテキストロケーションレイヤーまたは前記アイコンを表示するアイコンレイヤーを作成し、前記土台レイヤーと前記テキストロケーションレイヤーまたは前記アイコンレイヤーとを含む前記オブジェクトを構成するレイヤーの階層構造を作成する画像編集処理部と、
    前記画像編集処理部が作成した前記階層構造を解析して、前記サイズ情報に対応づけられた第1のIDと、前記配置情報に対応づけられた第2のIDとを作成し、前記第1のIDと前記第2のIDとが埋め込まれた前記操作画面のソースコードを作成するデータ解析処理部と、を備え
    前記画像編集処理部は、前記土台レイヤーに対する前記アイコンレイヤーの上下左右のマージン幅を含む前記配置情報に基づいて前記階層構造を作成する、
    とを特徴とする操作画面作成装置。
  2. 前記第1のIDと前記サイズ情報とを関連付けて格納する第1のID管理台帳を更に備え、
    前記第1のID管理台帳に格納された前記サイズ情報が変更された場合、変更された前記サイズ情報を基に、前記操作画面に含まれる前記オブジェクトのサイズが変更される、請求項1に記載の操作画面作成装置。
  3. 前記第2のIDと前記配置情報とを関連付けて格納する第2のID管理台帳を更に備え、
    前記第2のID管理台帳に格納された前記配置情報が変更された場合、変更された前記配置情報を基に、前記操作画面に含まれる前記オブジェクトに表示されるテキスト又はアイコンの配置が変更される、請求項1又は請求項2に記載の操作画面作成装置。
  4. 前記画像編集処理部は、前記オブジェクトに表示されるテキストのフォントの属性情報を、前記サイズ情報及び前記配置情報とは異なる階層に定義して前記オブジェクトを作成し、
    前記データ解析処理部は、前記画像編集処理部が作成した前記操作画面に含まれる前記オブジェクトの階層構造を解析して、前記フォントの属性情報に対応づけられた第3のIDを作成し、前記第1のID及び前記第2のIDと共に前記第3のIDが埋め込まれた前記操作画面のソースコードを作成する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の操作画面作成装置。
  5. 前記第3のIDと前記属性情報とを関連付けて格納する第3のID管理台帳を更に備え、
    前記第3のID管理台帳に格納された前記属性情報が変更された場合、変更された前記属性情報を基に、前記オブジェクトに表示されるテキストのフォントの属性が変更される、請求項4に記載の操作画面作成装置。
  6. 実行する処理が対応付けられたオブジェクトを含む電子機器の操作画面を作成するための操作画面作成方法であって、
    前記オブジェクトのサイズ情報と、前記オブジェクトに表示されるテキスト又はアイコンの配置情報とを異なる階層に定義し、前記サイズ情報に基づいて前記オブジェクトを構成する土台レイヤーを作成し、前記配置情報に基づいて前記テキストを表示するテキストロケーションレイヤーまたは前記アイコンを表示するアイコンレイヤーを作成し、前記土台レイヤーと前記テキストロケーションレイヤーまたは前記アイコンレイヤーとを含む前記オブジェクトを構成するレイヤーの階層構造を作成することと、
    前記操作画面に含まれる前記オブジェクトの階層構造を解析することと、
    前記サイズ情報に対応付けられた第1のIDを作成することと、
    前記配置情報に対応付けられた第2のIDを作成することと、
    前記第1のIDと前記第2のIDとが埋め込まれた前記操作画面のソースコードを作成することと、を含み、
    前記土台レイヤーに対する前記アイコンレイヤーの上下左右のマージン幅を含む前記配置情報に基づいて前記階層構造を作成する操作画面作成方法。
  7. 実行する処理が対応付けられたオブジェクトを含む電子機器の操作画面を電子計算機に作成させるためのプログラムであって、
    前記オブジェクトのサイズ情報と、前記オブジェクトに表示されるテキスト又はアイコンの配置情報とを異なる階層に定義し、前記サイズ情報に基づいて前記オブジェクトを構成する土台レイヤーを作成し、前記配置情報に基づいて前記テキストを表示するテキストロケーションレイヤーまたは前記アイコンを表示するアイコンレイヤーを作成し、前記土台レイヤーと前記テキストロケーションレイヤーまたは前記アイコンレイヤーとを含む前記オブジェクトを構成するレイヤーの階層構造を作成するステップと、
    前記操作画面に含まれる前記オブジェクトの階層構造を解析するステップと、
    前記サイズ情報に対応付けられた第1のIDを作成するステップと、
    前記配置情報に対応付けられた第2のIDを作成するステップと、
    前記第1のIDと前記第2のIDとが埋め込まれた前記操作画面のソースコードを作成するステップと、を含み、
    前記土台レイヤーに対する前記アイコンレイヤーの上下左右のマージン幅を含む前記配置情報に基づいて前記階層構造を作成する、処理を、前記電子計算機に実行させるためのプログラム。
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