JP5387385B2 - ガラスルーフの照明構造 - Google Patents
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Description
このようなパノラマ・サンルーフでは、車室内に外光を取り込むときなどには、サンシェードをスライド移動させてガラスルーフとサンシェードとの重なり状態を無くす。一方、外光がまぶしいときなどには、サンシェードを逆向きにスライド移動させてガラスルーフとサンシェードとが重なる状態にする。
このため、光源から出射した光は、取り外し天井に照射され、また、光源から出射してサイドパネルやシェードにて反射した光(反射光)が取り外し天井に照射される。
このようにして、光源から出射した光は車室内を直接照明することはなく、光源から天井に照射された光により、車室内を間接照明している。
そこで、この特許文献2では、長尺な導光棒と、この導光棒の端部に配置した発光源(発光ダイオード)からなる長尺な照明装置を採用し、この照明装置を天井内装材(ルーフライナー、ヘッドライナー)に組み込み、間接照明(イルミネーション照明)している。
この場合には、特許文献2に示すような、長尺な照明装置を使用することが検討された。
自動車の上部に配置されたガラスルーフと、
前記自動車の車室内のうち前記ガラスルーフの下面に対し光を照射する照明装置と、
前記照明装置を下方から覆って隠すように、自動車の車室内のうち前記照明装置の下方に配置されたガーニッシュと、
前記ガーニッシュの上側の面のうち、前記照明装置が配置された位置と前記ガーニッシュの先端部との間の位置で、前記照明装置に対向しつつ前記ガラスルーフに向けて突出する遮光用リブと、
を備え、
前記ガラスルーフに照射された光が自動車の前後方向又は幅方向に連続または所定間隔に配列され、
前記ガーニッシュが前記光に対応して自動車の前後方向又は幅方向に伸びており、
前記ガーニッシュの長手方向に垂直な断面視で、前記照明装置と前記ガーニッシュの先端部との間の位置に前記遮光用リブが配置されていることを特徴とする。
前記照明装置は、自動車の前後方向又は幅方向に伸びた導光棒と、この導光棒の長手方向端部に配置された発光源とを有することを特徴とする。
前記遮光用リブは、前記ガーニッシュと一体的に形成されており、
前記遮光用リブの高さは、当該遮光用リブの頂部が、前記照明装置の出射面と前記ガーニッシュの先端部とを繋ぐ線に接する位置を含めて前記線よりも高く設定されていることを特徴とする。
前記遮光用リブは、前記ガーニッシュの長手方向に沿い伸びて形成されていることを特徴とする。
前記ガラスルーフの下方に配置されて、自動車の前後方向にスライド移動するサンシェードを有することを特徴とする。
このとき、夜間等である場合において、後述する照明装置により、自動車の前後方向に沿い直線状に並ぶ多数のドット状の光を、ガラスルーフ11の左右の下面の縁部に照射してイルミネーション照明をすることにより、意匠的効果を高めることができる。
このとき、夜間等である場合において、後述する照明装置からサンシェード12の左右の下面の縁部に向けて光を照射することにより、照射された光がサンシェード12にて淡く反射して、間接照明をすることができる。
同図に示すように、ガラスルーフ11の下方(車室内側)に、サンシェード12が配置されている。このサンシェード12の左右両側縁は、サンシェードレール13に移動自在に支持されている。このため、サンシェード12は自動車の前後方向(図3では紙面に対して垂直方向)に沿いスライド移動することができる。なお、図3ではサンシェード12の一方の側縁の部分のみ示している。
樹脂製のガーニッシュ22は、その基端部22aがルームトリム21に取り付けられると共に、その先端部22bが車幅方向の中央側に位置した状態で、自動車の前後方向に伸びた状態で配置されている。
このため、ガーニッシュ22の先端部22bと、サンシェードレール13との間に、光を通過させるための隙間が形成される。
逆に言えば、ガーニッシュ22は、自動車の車室内のうち、照明装置23の下方で且つ車室の両側縁の部分で、自動車の前後方向に伸びた状態で配置されている。このようにしてガーニッシュ22が、照明装置23を下方から覆って隠しているため、車室内側の乗員は照明装置23を視認することができないようになっている。
なお、図3において、25はレールカバーである。
導光棒23−1では、図5に示すように、出射面23aの反対側の面である裏面23bに、多数の切欠23cが形成されている。このため、発光源23−2から発生して、導光棒23−1の端面に入射した光は、導光棒23−1の長手方向に沿い進行し、その一部が各切欠23cにて屈折して、出射面23aから出射する。したがって、出射面23aの長手方向に沿う複数箇所から、光が出射する。なお、導光棒23−1の周面(4つの長方形の面)全体からも光が淡く出てくる。
遮光用リブ24は、ガーニッシュ22の長手方向に垂直な断面視で、照明装置23とガーニッシュ22の先端部22aとの間の位置で、且つ、照明装置23(導光棒23−1)の出射面23aと対向しつつ平行に配置されている。
このため、照明装置23の出射面23aから出射して遮光用リブ24に向かって進行する光は、遮光用リブ24によって遮られる。この結果、ガーニッシュ22の内側面(上側の面)のうち、遮光用リブ24が配置された位置と先端部22aとの間にある面は、照明装置23から出射した光が届かず影の面となる。
また、導光棒23−1の出射面23aとガーニッシュ22の先端部22aとを繋ぐ線に対して、遮光用リブ24の頂部が接するように、遮光用リブ24の高さが設定されているため、出射面23aからガラスルーフ11に向かって進行する光を、遮光用リブ24が遮光することはなく、ガラスルーフ11への照明を妨害することはない。
このようにすれば、ガーニッシュ22の内側面(上側の面)のうち、遮光用リブ24が配置された位置と先端部22aとの間にある面を、確実に暗い影の面とすることができ、この面がガラスルーフ11に写し込まれることを確実に防止することができる。
また遮光用リブ24は、ガーニッシュ22と一体的に形成されるため、遮光用リブ24を備えていてもコストアップを招来することはない。遮光用リブ24とガーニッシュ22を一体的に形成する手法としては、例えば、樹脂を射出成型して形成する手法がある。
このため、図1に示すようにガラスルーフ11が車室内に臨む状態になった場合には、遮光用リブ24が配置されるべき位置と先端部22aとの間にある面が白く光り、この白く光った面がガラスルーフ11に写ってしまい、見栄えが悪くなることがあった。つまり、ガラスルーフ11には、光がドット状に直線状に並んで見えると共に、これに重なって白く光った面が見えてしまうことがあった。
実施例1は係る不具合を解消して、見栄えを向上したものである。
実施例2では、ガーニッシュ22の内側面(上側の面)に、2本の平行な遮光用リブ24−1,24−2が、ガーニッシュ22と一体的に形成されている。
他の部分の構成及び動作は実施例1と同様であり、実施例1と同様の効果を得ることができる。
11 ガラスルーフ
12 サンシェード
13 サンシェードレール
20 ガラスルーフの照明構造
21 ルームトリム
22 ガーニッシュ
22a 基端部
22b 先端部
23 照明装置
23−1 導光棒
23−2 発光源
23a 出射面
23b 裏面
23c 切欠
24,24−1,24−2 遮光用リブ
25 レールカバー
Claims (5)
- 自動車の上部に配置されたガラスルーフと、
前記自動車の車室内のうち前記ガラスルーフの下面に対し光を照射する照明装置と、
前記照明装置を下方から覆って隠すように、自動車の車室内のうち前記照明装置の下方に配置されたガーニッシュと、
前記ガーニッシュの上側の面のうち、前記照明装置が配置された位置と前記ガーニッシュの先端部との間の位置で、前記照明装置に対向しつつ前記ガラスルーフに向けて突出する遮光用リブと、
を備え、
前記ガラスルーフに照射された光が自動車の前後方向又は幅方向に連続または所定間隔に配列され、
前記ガーニッシュが前記光に対応して自動車の前後方向又は幅方向に伸びており、
前記ガーニッシュの長手方向に垂直な断面視で、前記照明装置と前記ガーニッシュの先端部との間の位置に前記遮光用リブが配置されている
ことを特徴とするガラスルーフの照明構造。 - 請求項1において、
前記照明装置は、自動車の前後方向又は幅方向に伸びた導光棒と、この導光棒の長手方向端部に配置された発光源とを有することを特徴とするガラスルーフの照明構造。 - 請求項1または請求項2において、
前記遮光用リブは、前記ガーニッシュと一体的に形成されており、
前記遮光用リブの高さは、当該遮光用リブの頂部が、前記照明装置の出射面と前記ガーニッシュの先端部とを繋ぐ線に接する位置を含めて前記線よりも高く設定されていることを特徴とするガラスルーフの照明構造。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
前記遮光用リブは、前記ガーニッシュの長手方向に沿い伸びて形成されていることを特徴とするガラスルーフの照明構造。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
前記ガラスルーフの下方に配置されて、自動車の前後方向にスライド移動するサンシェードを有することを特徴とするガラスルーフの照明構造。
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