JP5387381B2 - レバー式コネクタ - Google Patents
レバー式コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5387381B2 JP5387381B2 JP2009286288A JP2009286288A JP5387381B2 JP 5387381 B2 JP5387381 B2 JP 5387381B2 JP 2009286288 A JP2009286288 A JP 2009286288A JP 2009286288 A JP2009286288 A JP 2009286288A JP 5387381 B2 JP5387381 B2 JP 5387381B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- connector
- fitting
- elastic piece
- engagement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
前記弾性片はその中央部分を前記操作部材に支持され、前記弾性片にはその一端に前記係合面が形成され、他の一端には押圧操作することで前記弾性片が撓み変形して前記係合爪と前記係合面との係合状態が解除される解除操作部が形成されていることが望ましい。
このような構成によると、メンテナンスなどによって互いのコネクタハウジングを嵌合解除状態にする必要性が生じたときには、解除操作部を押すことによって弾性片が係止解除方向に変形して係止が解除され、互いのコネクタハウジングを簡単に嵌合解除状態にすることができる。
前記解除操作部は前記操作部材の嵌合側とは反対側の端部に設けられている。このような構成によると、両コネクタハウジングを嵌合解除状態にするときには、嵌合したコネクタの端部にある解除操作部を押圧しながら、容易に両コネクタハウジングを嵌合解除方向に変位させることができる。
本実施形態では、機器の取付部Yに取り付けられて固定された機器側コネクタ10と電線が接続された端子金具(図示せず)を装着する電線側コネクタ40とから構成されるコネクタを例示している。
機器側ハウジング11は図1及び図3に示すように、全体の外観が直方体形状をなし、前方部に形成されたフード部12と、後方部に形成されて内部に図示しないキャビティが縦横に複数形成されたハウジング本体13とによって構成されている。
フード部12の外面には短手方向の両側面の中央位置に傾斜係合部14が形成され、長手方向の両側面にはカムピン15が形成されている。傾斜係合部14はフード部12の前方開口縁よりやや後方の位置からフード部12の後方部よりやや前方位置まで真っ直ぐに延びて僅かに拡幅する拡幅斜面14Aと、拡幅斜面14Aの後方端部において嵌合方向と交差する段差部14Bとによって構成されている。カムピン15はフード部12の長手側面の前方縁よりやや後方において長手側面の側端縁よりやや中央寄りの位置に突設されており、フード部12におけるそれぞれのカムピン15の位置関係は嵌合面の中心に対して点対称に配置されている。
嵌合初期状態において開口部61は機器側ハウジング11のカムピン15と対応する位置に設定されており、両コネクタ10,40を嵌合させる時には開口部61にカムピン15をセットすることでカムピン15がカム溝62へ進入可能な状態に設定される。そして、レバー60を嵌合完了方向に回動することでカムピン15をカム溝62の終端部へ案内して機器側ハウジング11に電線側ハウジング41を引き込むカム機構により互いのコネクタ10,40が嵌合される。
一方、ホルダ70の短手方向の両壁面には弾性係合片72に隣接してレバー60の係合爪66と対応する位置に後方開口縁から嵌合方向に延びる弾性片75が設けられている。弾性片75が設けられた周囲には後方開口縁側とは異なる三面にスリット76が形成され、その長手方向のスリット76の中央には弾性片75を支持して弾性片75とホルダ70の壁面と一体に形成された支持部77が設けられている。
弾性片75の前方端部のレバー60側には先端から後方に向かって盛り上がるR面75Aと、そのR面の後方に嵌合方向と交差してレバー60の係合爪66と係合する係合面75Bが形成されている。また、弾性片75の後方端部の外面には押圧操作することにより弾性片75を撓み変形させてレバー60の係合爪66と係合面75Bとの係合状態を解除する略正方形状の解除操作部75Cが僅かに突出した状態に形成されている。
レバー60の係合爪66のR形状部分と弾性片75のR面75Aとは、両コネクタ10,40が嵌合完了状態に至る時に当接し、係合爪66のR形状部分にR面75Aが乗り上げて弾性片75の前方端部がホルダ70の外側に向かって撓み変形する。そして、両コネクタ10,40が嵌合完了状態に至ったときには、図7に示すように係合爪66のR形状部分と弾性片75のR面75Aとの当接状態が解除されて係合爪66の端面と弾性片75の係合面75Bとが係止されることによってレバー60の回動が規制され、両コネクタ10,40の嵌合完了状態が保持される。
まず、図3に示すように機器側コネクタ10のフード部12に電線側ハウジング41を収容してレバー60の開口部61とそれに対応する機器側ハウジング11のカムピン15を係合させて嵌合初期状態とする。次にホルダ70を嵌合方向に押圧操作することによりレバー60の連結ピン63が連結溝74の終端部に向かって摺動することによりレバー60が嵌合方向に回動する。すると、機器側ハウジング11のカムピン15とレバー60のカム溝62によるカム作用によって互いのコネクタ10,40が嵌合方向に引き寄せられる。
また、レバー60の端面に係合爪66を設けると共に、ホルダ70の壁面の一部を弾性片とすることによってホルダ70の外側に保持部材を別途新たに設けた場合に比べて互いのコネクタを保持する部材をコンパクト化できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、傾斜係合部と弾性係合片とが形成されている構成としたが、本発明はこのような態様に制限されるものではなく、傾斜係合部と弾性係合片とが形成されない構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、レバーの係合突起と、ホルダーの弾性片とがホルダの短手方向の両側面に形成されている構成としたが、本発明はこのような態様に制限されるものではなく、係合突起と弾性片とはホルダの短手方向の両側面のどちらか一方に形成される構成としてもよい。
(3)上記実施形態では、操作部材に相当するホルダの内部に電線側ハウジングとレバーとを完全に収容する構成としたが、本発明はこのような態様に制限されるものではなく、例えば、ホルダは前後方向に開口することによってレバーや電線側ハウジングが露出する構成としてもよい。
15 :カムピン
41 :電線側ハウジング(第二コネクタハウジング)
60 :レバー
62 :カム溝
63 :連結ピン
66:係合爪
70 :ホルダ(操作部材)
74 :連結溝
75 :弾性片
75B:係合面
75C:解除操作部
Claims (3)
- 互いに嵌合可能な第一及び第二コネクタハウジングと、前記第一コネクタハウジングに突設されたカムピンと、前記第二コネクタハウジングに回動可能に支持され前記カムピンと係合するカム溝を有するレバーと、前記第二コネクタハウジングに嵌合方向及びその反対方向に沿ってスライド可能に保持された操作部材と、前記レバー及び前記操作部材の一方又は他方に形成されて互いに係合する連結ピン及び連結溝を備え前記操作部材を嵌合方向に操作することにより前記連結ピンが前記連結溝の末端部へ案内されて前記レバーが回動し互いのコネクタハウジングを引き寄せて嵌合するレバー式コネクタにおいて、
前記操作部材にはそのレバー側の面に前記スライド方向と交差する係合面を有する弾性片が設けられ、前記レバーにはその端面から突出して前記両コネクタハウジングが嵌合完了状態に至ったときには前記係合面と係合して前記レバーを固定する係合爪が形成されていることを特徴とするレバー式コネクタ。 - 前記弾性片はその中央部分を前記操作部材に支持され、前記弾性片にはその一端に前記係合面が形成され、他の一端には押圧操作することで前記弾性片が撓み変形して前記係合爪と前記係合面との係合状態が解除される解除操作部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
- 前記解除操作部は前記操作部材の嵌合側とは反対側の端部に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレバー式コネクタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009286288A JP5387381B2 (ja) | 2009-12-17 | 2009-12-17 | レバー式コネクタ |
DE102010053262A DE102010053262B4 (de) | 2009-12-17 | 2010-12-02 | Steckverbinder |
US12/968,349 US8133065B2 (en) | 2009-12-17 | 2010-12-15 | Lever-type connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009286288A JP5387381B2 (ja) | 2009-12-17 | 2009-12-17 | レバー式コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011129347A JP2011129347A (ja) | 2011-06-30 |
JP5387381B2 true JP5387381B2 (ja) | 2014-01-15 |
Family
ID=44291728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009286288A Expired - Fee Related JP5387381B2 (ja) | 2009-12-17 | 2009-12-17 | レバー式コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5387381B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000067999A (ja) * | 1998-08-26 | 2000-03-03 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP3538750B2 (ja) * | 1999-08-02 | 2004-06-14 | 住友電装株式会社 | レバー式コネクタ |
JP2003036931A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-07 | Ryosei Electro-Circuit Systems Ltd | レバー式コネクタ |
-
2009
- 2009-12-17 JP JP2009286288A patent/JP5387381B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011129347A (ja) | 2011-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4267935B2 (ja) | 電気コネクタ組立体及び電気コネクタ | |
JP3911142B2 (ja) | レバー嵌合式コネクタ | |
JP2624049B2 (ja) | コネクタ | |
JP5500680B2 (ja) | レバー式電気コネクタ | |
JP4317973B2 (ja) | コネクタ | |
JP2006236926A (ja) | コネクタ用ブーツ及びコネクタ組立体 | |
KR101632557B1 (ko) | 레버 타입 커넥터 | |
JP2012037652A (ja) | 光コネクタ、取り外し治具、及び光コネクタの取り外し構造 | |
JP2014165031A (ja) | 倍力機構付きコネクタ | |
JP5968605B2 (ja) | レバーを備えたコネクタおよび電線カバー | |
JP3422925B2 (ja) | 電気コネクタ | |
JP4575423B2 (ja) | コネクタ | |
JP5979498B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
JP2013182858A (ja) | レバー式コネクタ | |
JP5172871B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
JP5370254B2 (ja) | コネクタ | |
JP6354601B2 (ja) | 通信モジュール | |
JP3467388B2 (ja) | スライド嵌合型コネクタ | |
JP5387381B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
KR101839388B1 (ko) | 레버타입 커넥터 | |
JP6179452B2 (ja) | コネクタ | |
WO2021131637A1 (ja) | レバー式コネクタ | |
JP3595195B2 (ja) | コネクタ支持機構 | |
JP5472720B2 (ja) | レバー式コネクタ | |
JP2004103557A (ja) | レバー式嵌合コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120326 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130710 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130716 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130826 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130923 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |