JP5387123B2 - 摩擦ダンパー - Google Patents
摩擦ダンパー Download PDFInfo
- Publication number
- JP5387123B2 JP5387123B2 JP2009117879A JP2009117879A JP5387123B2 JP 5387123 B2 JP5387123 B2 JP 5387123B2 JP 2009117879 A JP2009117879 A JP 2009117879A JP 2009117879 A JP2009117879 A JP 2009117879A JP 5387123 B2 JP5387123 B2 JP 5387123B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- force
- rotary inertia
- mass body
- inertia mass
- friction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Description
大地震時には、その制震性を高めるべく、大きな減衰力を生じさせる必要があるが、そのためには、大きな摩擦力を発生させねばならず、多量の摩擦部材が必要となってコストアップを招く。
また、最大層間変位時には、建物自身が大きく変形していることから、建物には大きな内力が生じている。このような時に、更に大きな外力を変形方向と逆向きに付与すると、その分だけ、更に内力が拡大して破壊限界強度に至り易くなる。ここで、上記減衰力は、変形方向と逆向きの外力として作用する。また、上述の摩擦ダンパーは、層間変位の大きさによらず常に略一定の減衰力を発生する。つまり、上述の摩擦ダンパーによれば、建物は、最大層間変位時の厳しい内力下においても、大きな減衰力が加えられることになり、その場合、建物の破壊限界強度の大きさによっては建物が破損してしまう。それ故、特に、古い既存建物等の低強度構造体には、摩擦ダンパーの適用が困難であった。
相対移動する二部材同士の間に介装されて、前記二部材同士の間の振動を減衰する摩擦ダンパーであって、
前記相対移動に係る往復の直線移動動作を、所定の軸芯を回転中心とする往復の回転動作に変換する運動変換機構と、
前記二部材のうちの一方の部材に前記軸芯周りに回転自在に支持されて、前記回転動作によって回転する回転慣性質量体と、
前記回転慣性質量体に設けられ該回転慣性質量体と一体となって回転する摩擦材と、
前記一方の部材に設けられ、前記摩擦材との摺動により前記摩擦材との間に生じる摩擦力によって前記振動を減衰する滑り材と、を備え、
前記運動変換機構によって、前記摩擦材の前記軸芯周りの回転速度は、前記直線移動動作の速度よりも増速されており、
前記回転慣性質量体は、前記直線移動動作に係る所定長をリード長として、前記軸芯周りに回転し、
前記直線移動動作の速度に応じて、前記回転慣性質量体の回転半径を増減変更する回転半径変更機構を有し、
前記回転半径変更機構は、前記回転慣性質量体に作用する遠心力の大きさに応じて、前記回転慣性質量体の回転半径を増減変更し、
前記運動変換機構には、前記一方の部材に前記軸芯周りに回転自在に支持された回転運動伝達部材が設けられ、
前記回転慣性質量体は、前記回転運動伝達部材を介して前記一方の部材に回転自在に支持され、
前記回転半径変更機構は、前記回転運動伝達部材に対する前記回転慣性質量体の回転方向への相対移動を規制しつつ、前記回転半径方向への相対移動を許容する案内部材と、前記回転慣性質量体に前記回転半径方向の向心力を付与する第1弾性部材と、を有し、
前記運動変換機構により前記直線移動動作から変換された前記回転動作に基づいて前記回転運動伝達部材が回転することにより、前記回転慣性質量体に前記回転動作が伝達され、
前記向心力と前記遠心力とが釣り合う前記回転半径方向の位置に前記回転慣性質量体が移動し、
前記滑り材と前記摩擦材とは、前記軸芯方向に互いに対向して配置され、
前記摩擦材を前記滑り材へ圧接するための第2弾性部材が、前記摩擦材と前記回転慣性質量体との間に介装されており、
前記案内部材によって、前記回転慣性質量体は、前記回転半径方向の内側の位置よりも外側の位置の方が前記滑り材の方へ押し出されるように、又はその逆になるように案内されていることを特徴とする。
前記回転慣性質量体は、少なくもと二つ設けられ、
二つの前記回転慣性質量体同士は、互いに前記軸芯に関して対称に配置されていることを特徴とする。
上記請求項2に示す発明によれば、減衰力に与える重力の影響を概ね無くすことができる。詳しくは次の通りである。
この点につき、上記請求項2の構成によれば、二つの回転慣性質量体同士は、互いに前記軸芯に関して対称に配置されている。よって、仮に一方の回転慣性質量体が重力の影響で回転半径方向の内側に移動した場合であっても、もう一方の回転慣性質量体は逆にほぼ同量だけ外側に移動しており、これら回転慣性質量体をペアで考えれば、重力が摩擦材の回転半径に与える影響は相殺されることになる。よって、上記構成によれば、重力の影響を概ね無くすことができる。
前記運動変換機構は、ボール状の転動体を介してナット部がねじシャフト部に螺合するボールねじ機構を有し、
前記ナット部は、前記二部材のうちの前記一方の部材に、前記軸芯周りの回転を許容されつつ前記軸芯方向の移動を規制されて支持され、
前記回転運動伝達部材は、前記ナット部を介して前記一方の部材に回転自在に支持され、
前記ねじシャフト部は、その軸芯方向が前記直線移動動作の方向に沿って配置されつつ、前記ねじシャフト部の軸芯方向の一端部は、前記二部材のうちの他方の部材に固定され、
前記ナット部の前記ねじシャフト部に対する前記リード長分の移動動作毎に、前記ナット部は一回転することを特徴とする。
上記請求項3に示す発明によれば、運動変換機構は、ボールねじ機構を有しているので、前記直線移動動作の前記回転動作への変換を円滑に行うことができる。
図1は、第1実施形態の摩擦ダンパー20を、建物の柱梁架構3のブレース10に組み込んだ状態の側面図である。ブレース10は、柱梁架構3の対角方向を架け渡し方向として配置されている。また、ブレース10は、その長手方向たる前記架け渡し方向の略中央の位置において分断されていて、これにより、摩擦ダンパー20を介装するための隙間Gが形成されている。詳しくは、この隙間Gの一方側には、ブレース10の一方の分断端10a(「一方の部材」に相当し、以下、第1分断端10aとも言う)が位置し、同隙間Gの他方側には、ブレース10の他方の分断端10b(「他方の部材」に相当し、以下、第2分断端10bとも言う)が位置していて、これら分断端10a,10b同士は、建物の揺れに応じて前記架け渡し方向に互いに相対移動可能になっている。よって、当該隙間Gに摩擦ダンパー20が介装されつつ各分断端10a,10bに接続されると、摩擦ダンパー20には、建物の揺れに応じて分断端10a,10b同士の間の相対移動が入力される。そして、この入力された相対移動に基づいて、摩擦ダンパー20は、ブレース10の架け渡し方向の振動を減衰し、建物の揺れを低減する。
また、この負剛性効果を更に拡大すべく、図2に示すようにフランジ部41の外周縁に沿って更に環状のリブ部41bを一体に設け、回転慣性質量体として機能させても良い。
図4は、第2実施形態の摩擦ダンパー20aの中心縦断面図である。
上述の第1実施形態では、回転慣性質量体43及び摩擦材50は、ナット部33のフランジ部41に対する回転方向及び回転半径方向の両方向の移動が規制されていたが、この第2実施形態では、回転半径変更機構を有し、この回転半径変更機構により、回転方向の移動のみが規制され回転半径方向の移動は許容されている点で主に相違する。そして、この相違点に基づいて、この第2実施形態の摩擦ダンパー20aは、減衰力Pの大きさが振動の速度Vに応じて変化する速度依存型摩擦ダンパーとして構成されている。なお、これ以外の点は概ね第1実施形態と同じであり、以下では、同様の構成については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
Fc=k1×(r1−r0) …(1)
また、振動の速度(つまり、ナット部33のねじシャフト部31に対する直線移動動作の速度のこと)をVとし、ボールねじ機構30のリード長をLとし、回転慣性質量体43の質量をm1とすると(摩擦材50やばね部材45等の質量は無視する)、回転慣性質量体43及び摩擦材50にかかる遠心力Feは、下式2で表せる。
Fe=m1×{(2π×r1/L)×V}2/r1 …(2)
そして、これら向心力Fcと遠心力Feとの力の釣り合いにより、下式3を得る。
k1×(r1−r0)=m1×{(2π×r1/L)×V}2/r1 …(3)
これをr1について解くと、下式4になる。
r1=(k1×r0)/{k1−m1×(2π/L) 2×V2} …(4)
なお、上式4の分母が零となる条件、つまりV≧√(k1/m1)×L/(2π) の場合には、r1は発散して回転半径r1は無限大となるが、この場合には、回転慣性質量体43及び摩擦材50は、それ以上回転半径r1が増えないように、前述の環状壁部41aに支持された状態となっている。
P=(2π×r1/L)×(N×μ) …(5)
但し、上式5は、回転慣性質量体43及び摩擦材50が1セットの場合であり、複数セットの場合には、その減衰力は上式5の複数倍となる。例えば、図4の例では2セットなので2倍となるが、ここでは、説明の関係上、1セット、つまり1倍として説明する。
この上式5のr1に前述の式4を代入すると、下式6が得られる。
P=(k1×r0)/{k1−m1(2π/L) 2×V2}×(2π/L )×(N×μ) …(6)
そして、この式6に基づいて摩擦ダンパー20aの減衰力Pをグラフ化すると、図5のV−P関係が得られる。すなわち、上式6および図5から分かるように減衰力Pが振動の速度Vに応じて変化する速度依存型摩擦ダンパーが実現されているのがわかる。
ちなみに、このグラフ化に当たり必要なr0,k1,L,N,μの各値には、それぞれ、図5中に記載の値を使用しており、また、m1については、同図5中に示すように三水準で振っている。
なお、図6A中で、グラフが全体として右肩下がりになっているのは、負剛性効果の影響である。つまり、負剛性効果が小さい場合には図6Bのように略水平になる。
なお、このようなばね特性のばね部材により概ね線形のV−P関係を作り出せることについては、前述したような力学的検討により、以下のように確認することができる。
Fc=k1×(r1−r0)2 …(7)
また、回転慣性質量体43にかかる遠心力Feは、前述の式2と同じく下式8のように表せる。
Fe=m1×{(2π×r1/L)×V}2/r1 …(8)
そして、これら向心力Fcと遠心力Feとの力の釣り合いにより、下式9を得る。
k1×(r1−r0) 2=m1×{(2π×r1/L)×V}2/r1 …(9)
これをr1で解くと、下式10になる。
r1=[k1×L2×r0+2π×{m1×π×V2+√{m1×V2×(k1×L2×r0+m1×π2×V2)}}]/(k1×L2) …(10)
P=(2π×r1/L )×(N×μ) …(11)
但し、前述したように、上式11は、回転慣性質量体43及び摩擦材50が1セットの場合であり、複数セットの場合には、その減衰力は上式11の複数倍となる。例えば、図4の例では2セットなので2倍となるが、ここでは説明の関係上、1セット、つまり1倍とする。
P=(2π×N×μ)×[k1×L2×r0+2π×{m1×π×V2+√{m1×V2×(k1×L2×r0+m1×π2×V2)}}]/(k1×L3) …(12)
そして、この式12に基づいて摩擦ダンパー20aの減衰力Pをグラフ化すると、図7のV−P関係が得られる。すなわち、V−P関係はほぼ線形関係になっている。
なお、図8A中、グラフが全体として右肩下がりになっているのは、前述したように負剛性効果の影響である。つまり、負剛性効果が小さい場合には図8Bのように略水平になる。
更には、上述の第1及び第2実施形態では、滑り材60と摩擦材50との間の摩擦係数μは、回転半径方向の全域に亘り一定としていたが、回転半径方向の位置に応じて摩擦係数μを異ならせ、これにより、摩擦力を変化させても良い。
図11は、第3実施形態の摩擦ダンパー20bの中心縦断面図である。
上述の第2実施形態では、速度依存型摩擦ダンパーを実現するのに、遠心力による回転慣性質量体43及び摩擦材50の回転半径r1の変化を利用していたが、この第3実施形態では、回転半径r1は概ね固定としている。その代わりに、回転慣性質量体73の遠心力によって摩擦材50の滑り材60への圧接力を変化させ、これによる摩擦材50と滑り材60との間の摩擦力の変化を通じて、減衰力Pを変化させている。
F1=m1×{(2π×r1/L)×V}2/r1
=m1×r1×{(2π/L)×V}2 …(13)
F1×r3=N×r2 …(14)
N=F1×(r3/r2) …(15)
=m1×r1×(r3/r2)×{(2π/L)×V}2 …(16)
ここで、圧接力Nの力で摩擦材50が滑り材60に押し付けられ、摩擦力F2が発生する。よって、このときの摩擦係数をμとすると、摩擦力F2は下式16で表せて、この式16のNに上式16を代入すると、下式17を得る。
F2=μ×N …(16)
=μ×m1×r1×(r3/r2)×{(2π/L)×V}2 …(17)
P=(2π×r1/L )×F2 …(18)
そして、上式18のF2に式16を代入すると、下式19を得る。
P=μ×m1×r12×(r3/r2)×(2π/L)3×V2 …(19)
よって、上式19から明らかなように、そのV−P関係は、振動の速度Vに依存して減衰力Pが変化するものとなり、かくして、速度依存型摩擦ダンパーが実現されているのがわかる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような変形が可能である。
10a 第1分断端(一方の部材)、10b 第2分断端(他方の部材)、
20 摩擦ダンパー、20a 摩擦ダンパー、20b 摩擦ダンパー、
30 ボールねじ機構(運動変換機構)、
31 ねじシャフト部、31b 一端部、32 連結部材、
33 ナット部、35 連結部材、35a ベアリング、
40 摩擦力発生機構、40a 摩擦力発生機構、
41 フランジ部(回転運動伝達部材)、41a 環状壁部、41b リブ部、
41h 貫通孔、
42 レール(案内部材)、42a 案内面、
42b レール(案内部材)、42c 案内面、
43 回転慣性質量体、
45 ばね部材(第2弾性部材)、
47 ばね部材(第1弾性部材)、
47a コイルばね、 47b コイルばね、 47c コイルばね、
50 摩擦材、60 滑り材、
70 圧接力変更機構、
71 ヒンジ、72 アーム部材、
73 回転慣性質量体、74 ばね部材、
75 減衰部材、77 連結部材、78 ばね部材、
C31 軸芯(軸芯方向、回転中心軸)、
r 回転半径、r0 回転半径、r1 回転半径、
L リード長、V 速度、G 隙間
Claims (3)
- 相対移動する二部材同士の間に介装されて、前記二部材同士の間の振動を減衰する摩擦ダンパーであって、
前記相対移動に係る往復の直線移動動作を、所定の軸芯を回転中心とする往復の回転動作に変換する運動変換機構と、
前記二部材のうちの一方の部材に前記軸芯周りに回転自在に支持されて、前記回転動作によって回転する回転慣性質量体と、
前記回転慣性質量体に設けられ該回転慣性質量体と一体となって回転する摩擦材と、
前記一方の部材に設けられ、前記摩擦材との摺動により前記摩擦材との間に生じる摩擦力によって前記振動を減衰する滑り材と、を備え、
前記運動変換機構によって、前記摩擦材の前記軸芯周りの回転速度は、前記直線移動動作の速度よりも増速されており、
前記回転慣性質量体は、前記直線移動動作に係る所定長をリード長として、前記軸芯周りに回転し、
前記直線移動動作の速度に応じて、前記回転慣性質量体の回転半径を増減変更する回転半径変更機構を有し、
前記回転半径変更機構は、前記回転慣性質量体に作用する遠心力の大きさに応じて、前記回転慣性質量体の回転半径を増減変更し、
前記運動変換機構には、前記一方の部材に前記軸芯周りに回転自在に支持された回転運動伝達部材が設けられ、
前記回転慣性質量体は、前記回転運動伝達部材を介して前記一方の部材に回転自在に支持され、
前記回転半径変更機構は、前記回転運動伝達部材に対する前記回転慣性質量体の回転方向への相対移動を規制しつつ、前記回転半径方向への相対移動を許容する案内部材と、前記回転慣性質量体に前記回転半径方向の向心力を付与する第1弾性部材と、を有し、
前記運動変換機構により前記直線移動動作から変換された前記回転動作に基づいて前記回転運動伝達部材が回転することにより、前記回転慣性質量体に前記回転動作が伝達され、
前記向心力と前記遠心力とが釣り合う前記回転半径方向の位置に前記回転慣性質量体が移動し、
前記滑り材と前記摩擦材とは、前記軸芯方向に互いに対向して配置され、
前記摩擦材を前記滑り材へ圧接するための第2弾性部材が、前記摩擦材と前記回転慣性質量体との間に介装されており、
前記案内部材によって、前記回転慣性質量体は、前記回転半径方向の内側の位置よりも外側の位置の方が前記滑り材の方へ押し出されるように、又はその逆になるように案内されていることを特徴とする摩擦ダンパー。 - 請求項1に記載の摩擦ダンパーであって、
前記回転慣性質量体は、少なくもと二つ設けられ、
二つの前記回転慣性質量体同士は、互いに前記軸芯に関して対称に配置されていることを特徴とする摩擦ダンパー。 - 請求項1又は請求項2に記載の摩擦ダンパーであって、
前記運動変換機構は、ボール状の転動体を介してナット部がねじシャフト部に螺合するボールねじ機構を有し、
前記ナット部は、前記二部材のうちの前記一方の部材に、前記軸芯周りの回転を許容されつつ前記軸芯方向の移動を規制されて支持され、
前記回転運動伝達部材は、前記ナット部を介して前記一方の部材に回転自在に支持され、
前記ねじシャフト部は、その軸芯方向が前記直線移動動作の方向に沿って配置されつつ、前記ねじシャフト部の軸芯方向の一端部は、前記二部材のうちの他方の部材に固定され、
前記ナット部の前記ねじシャフト部に対する前記リード長分の移動動作毎に、前記ナット部は一回転することを特徴とする摩擦ダンパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009117879A JP5387123B2 (ja) | 2009-05-14 | 2009-05-14 | 摩擦ダンパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009117879A JP5387123B2 (ja) | 2009-05-14 | 2009-05-14 | 摩擦ダンパー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010265987A JP2010265987A (ja) | 2010-11-25 |
JP5387123B2 true JP5387123B2 (ja) | 2014-01-15 |
Family
ID=43363131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009117879A Expired - Fee Related JP5387123B2 (ja) | 2009-05-14 | 2009-05-14 | 摩擦ダンパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5387123B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5149453B1 (ja) * | 2012-07-17 | 2013-02-20 | 株式会社免制震ディバイス | 構造物の制振装置 |
JP5399540B1 (ja) * | 2012-07-17 | 2014-01-29 | 株式会社免制震ディバイス | 構造物の制振装置 |
JP6493755B2 (ja) * | 2015-06-15 | 2019-04-03 | 清水建設株式会社 | 可変剛性装置及びこれを備えた制振構造物 |
JP6493754B2 (ja) * | 2015-06-15 | 2019-04-03 | 清水建設株式会社 | 回転慣性質量装置及びこれを備えた制振構造物 |
JP6795749B1 (ja) * | 2020-05-13 | 2020-12-02 | 有限会社沖田工業技術開発 | 免震装置 |
CN112359999B (zh) * | 2020-11-18 | 2022-04-12 | 山东塞米克工程科技有限公司 | 一种摩擦-金属屈服复合消能钢支撑 |
CN112539237A (zh) * | 2020-12-14 | 2021-03-23 | 广州大学 | 一种双向惯性速度型阻尼器 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6084846U (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-11 | 石川島播磨重工業株式会社 | メカニカルスナツバ |
JPS60158089U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-21 | 三和テッキ株式会社 | 遠心ブレ−キ型制振装置 |
JP2550064Y2 (ja) * | 1990-06-22 | 1997-10-08 | 絢一郎 大亦 | 防振器 |
JP2005009565A (ja) * | 2003-06-18 | 2005-01-13 | Tokkyokiki Corp | 振動減衰装置 |
-
2009
- 2009-05-14 JP JP2009117879A patent/JP5387123B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010265987A (ja) | 2010-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5387123B2 (ja) | 摩擦ダンパー | |
JP6580457B2 (ja) | 回転慣性質量ダンパ | |
JP5746209B2 (ja) | 遠心力振り子装置 | |
JP5831734B2 (ja) | 慣性質量ダンパー | |
US10422397B1 (en) | Methods to dynamically alter the stiffness of nonlinear structures | |
Chen et al. | A variable positive-negative stiffness joint with low frequency vibration isolation performance | |
JP2012122228A (ja) | 慣性質量ダンパーを用いた制振装置 | |
JP6890491B2 (ja) | 免震ダンパおよび免震システム | |
JP6249178B2 (ja) | 制振構造 | |
WO2018055516A1 (en) | Disc spring assembly for vibration reduction | |
JP2012007635A (ja) | 回転慣性質量ダンパー | |
JP5521720B2 (ja) | 接合部の制振構造 | |
JP5358322B2 (ja) | 制震装置及び制震装置の諸元設定方法 | |
JP6726381B2 (ja) | 回転マスダンパの設置構造 | |
WO2007114072A1 (ja) | 負の剛性装置及び該負の剛性装置を備えた免震構造物 | |
JP4989488B2 (ja) | 負の剛性装置及び該負の剛性装置を備えた免震構造物 | |
JP6467564B2 (ja) | 構造物 | |
US11761502B2 (en) | Elastic joints having a torsion stop and use of such joints in vibration absorbers | |
JP7143856B2 (ja) | ダンパ | |
JP2013152012A (ja) | 回転慣性質量ダンパー | |
JP7121652B2 (ja) | 免制振装置 | |
CN109210133B (zh) | 扭转减振器 | |
JP2011007122A (ja) | 水平軸風車 | |
JP7444150B2 (ja) | 振動抑制装置 | |
CN112982704B (zh) | 串并联调谐惯质阻尼器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130319 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130322 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130923 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |