JP5386915B2 - 動画撮像装置、動画撮像方法、及びプログラム - Google Patents

動画撮像装置、動画撮像方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、動画撮像装置、動画撮像方法、及びプログラムに関する。
従来より、デジタルカメラなどにおいて、動画撮影機能を有し、動画撮影時に位置情報を付加し、動画撮影後、付加された位置情報を利用して様々な処理を行う技術が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特開2004−140433号公報 特開2002−374443号公報 特開2001−8140号公報
しかしながら、上記従来技術によるデジタルカメラでは、動画データに位置情報を付加する際に、全てのフレームに付加すると処理効率や、記録効率が悪いため、一定の時間間隔(例えば、30フレームに1回の割合)や、一定の移動距離などで位置情報を付加している。このため、撮影後に何らかのアプリケーションなどで利用しようとしても、所望するフレームの位置情報が得られないなど、利便性が悪いという問題があった。
そこで本発明は、指定した記録要因が発生したときに撮像されたフレームを示す情報を動画とともに記録することで、動画撮影時における処理効率及び記録効率を向上させることができ、かつ、動画撮影後の利用における利便性を向上させることができる動画撮像装置、動画撮像方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明による動画撮像装置は、動画を撮像記録する動画撮像手段と、前記動画撮像手段による動画の撮像記録中に、位置情報を逐次取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段により逐次取得される位置情報に基づいて、位置に関する複数種類の事象のいずれかが発生したことを特定する特定手段と、前記動画撮像手段による動画の撮像記録を行う前に、前記動画撮像手段により撮像される動画のフレームを選択するための条件となる記録要因を、前記特定手段により特定可能な位置に関する複数種類の事象の中から任意に選択して指定する記録要因指定手段と、前記動画撮像手段による動画の撮像記録動作中に、前記記録要因指定手段により指定された記録要因に該当する事象が発生したことが前記特定手段により特定されると、該記録要因の発生時点における前記動画撮像手段により撮像された動画のフレームを所定の処理の対象として逐次選択していくフレーム選択手段とを備え、前記特定手段は、各々の種類の事象において、その事象の発生の程度を更に特定し、前記記録要因指定手段は、前記記録要因として、事象の種類と当該事象の発生の程度の両方を任意に指定することを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記動画撮像手段による動画の撮像記録動作中に前記フレーム選択手段により選択された複数のフレームを示すフレーム選択情報を、前記動画撮像手段により撮像記録された動画に対応付けて記録するフレーム選択情報記録手段を更に備えることを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記フレーム選択情報記録手段は、前記動画撮像手段による動画の撮像記録動作中に、前記記録要因指定手段により指定された記録要因に該当する事象が発生すると、前記記録要因の発生時点における前記位置情報取得手段により取得した位置情報を、前記フレーム選択手段により選択されるフレームを示すフレーム選択情報に対応付けて記録することを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記フレーム選択情報記録手段は、前記動画撮像手段による動画の撮像記録動作中に、前記記録要因指定手段により指定された記録要因に該当する事象が発生すると、この発生した記録要因を示す情報を、記フレーム選択手段により選択されるフレームを示すフレーム選択情報に対応付けて記録することを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記動画撮像手段による動画の撮像記録動作中に前記フレーム選択手段により選択された複数のフレームの個数を更に記憶する選択個数情報記録手段を更に備えることを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記特定手段が特定可能な複数種類の事象には、距離の変化と方向の変化を含み、前記記録要因指定手段は、距離の変化と方向の変化を含む複数種類の事象の中から前記記録要因を選択することを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記特定手段が特定可能な複数種類の事象には、方向の変化を含み、相対的な方向の変化と絶対的な方位を特定可能であり、前記記録要因指定手段は、前記記録要因として、相対的な方向の変化量と絶対的な方位とを指定可能であることを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、撮像記録後の動画ファイルを用いて所定の処理を実行する複数の処理機能に対して、それぞれの処理機能で利用可能な記録要因を記憶する記憶手段と、前記撮像記録後の動画ファイルに対して利用する処理機能を指定する処理機能指定手段とを更に具備し、前記記録要因指定手段は、前記処理機能指定手段により指定された処理機能に対して前記記憶手段に記憶されている記録要因を、前記指定された記録要因とすることを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記フレーム選択情報記録手段により記録されたフレーム選択情報で示される複数のフレームを、該フレーム選択情報に対応して記録されている動画から抽出するフレーム抽出手段と、前記フレーム抽出手段により抽出された複数のフレームに対して所定の処理を実行する処理手段とを更に具備することを特徴とする。
また、好ましい態様として更に、前記フレーム選択情報記録手段により記録されたフレーム選択情報で示される複数のフレームを、該フレーム選択情報に対応して記録されている動画から抽出するフレーム抽出手段と、前記フレーム選択情報に対応付けて記録された前記位置情報に基づいて、前記フレーム抽出手段により抽出されたフレームに対して所定の処理を実行する処理手段とを更に具備することを特徴とする。
上記目的達成のため、本発明による動画撮像方法は、動画を撮像記録する動画撮像処理と、前記動画撮像処理による動画の撮像記録中に、位置情報を逐次取得する位置情報取得処理と、前記逐次取得される位置情報に基づいて、位置に関する複数種類の事象のいずれかが発生したことを特定する特定処理と、前記撮像記録される動画のフレームを選択するための条件となる記録要因を、前記特定処理により特定可能な位置に関する複数種類の事象の中から任意に選択して指定する記録要因指定処理と、動画の撮像記録中に、前記指定された記録要因に該当する事象が発生したことが前記特定処理により特定されると、該記録要因の発生時点で撮像された動画のフレームを所定の処理の対象として逐次選択していくフレーム選択処理を含み、前記特定処理は、各々の種類の事象において、その事象の発生の程度を更に特定し、前記記録要因指定処理は、前記記録要因として、事象の種類と当該事象の発生の程度の両方を任意に指定することを特徴とする。
上記目的達成のため、本発明によるプログラムは、動画を撮像する動画撮像装置の動作を制御するプログラムであって、コンピュータに、動画を撮像記録する動画撮像機能、前記動画撮像手段による動画の撮像記録中に、位置情報を逐次取得する位置情報取得機能、前記位置情報取得機能により逐次取得される位置情報に基づいて、位置に関する複数種類の事象のいずれかが発生したことを特定する特定機能、前記動画撮像機能により撮像される動画のフレームを選択するための条件となる記録要因を、前記特定手段により特定可能な位置に関する複数種類の事象の中から任意に選択して指定する記録要因指定機能、前記動画撮像機能による動画の撮像記録動作中に、前記記録要因指定機能により指定された記録要因に該当する事象が発生したことが前記特定手段により特定されると、該記録要因の発生時点における前記動画撮像機能により撮像された動画のフレームを所定の処理の対象として逐次選択していくフレーム選択機能、を実現させ、前記特定機能は、各々の種類の事象において、その事象の発生の程度を更に特定し、前記記録要因指定機能は、前記記録要因として、事象の種類と当該事象の発生の程度の両方を任意に指定することを特徴とする。
この発明によれば、事象の種類と当該事象の発生の程度の両方で指定した記録要因が発生したときに撮像されたフレームを示す情報を動画とともに記録することで、動画撮影時における処理効率及び記録効率を向上させることができ、かつ、動画撮影後の利用における利便性を向上させることができるという利点が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。図において、画像取得部10は、レンズ11、シャッタ12、LPF13からなる。レンズ11は、通常の光学レンズであり、非球面レンズを重ねたレンズ群からなる。シャッタ12は、シャッタボタン7が操作されると、制御部20によって駆動されるドライバ14により動作する、所謂メカニカルシャッタである。なお、デジタルカメラによっては、メカニカルシャッタを備えない場合もあり、沈胴式のレンズ構造、メカニカルズームを搭載する機種の場合、これらの駆動制御もドライバ14で行なう。LPF13は、水晶ローパスフィルタであり、モアレの発生を防ぐために搭載されている。
次に、アナログ信号処理部15は、撮像センサ(CCD,CMOS)16、サンプリング/信号増幅処理部17、A/Dコンバータ18からなる。撮像センサ16は、被写体画像(イメージ)を結像し、RGBの各色の光の強さを、電流値に変換する。サンプリング/信号増幅処理部17は、ノイズや色むらを抑えるための相関二重サンプリング処理や信号増幅処理を行なう。A/Dコンバータ18は、アナログフロントエンドとも呼ばれ、サンプリング・増幅したアナログ信号をデジタル信号に変換する(RGB,CMYG各色について12bitデータに変換してバスラインに出力する)。
次に、制御部(CPU)20は、後述するプログラムメモリ格納されるプログラムに基づいてデジタルカメラ(撮像装置)の全体を制御する。特に、本実施形態では、制御部(CPU)20は、動画撮影中に、音声データと映像データとを多重化し、動画ファイルを生成するとともに、動画のフレームを選択するための条件となる、後述するキー操作部27から指定された記録要因に該当する事象が発生した場合に、その時点のフレーム番号に対応付けて、その記録要因を示す情報や、後述する位置情報入力部34により取得された位置情報などを、逐次、選択フレームファイルに記録する。なお、記録要因及び選択フレームファイルの詳細については後述する。
また、制御部(CPU)20は、動画撮影後に、所望するフレーム画像を検索するための検索要因(=記録要因)が、キー操作部27から指定されると、撮影後の動画ファイル、及び選択フレームファイルを用いて、動画ファイルから、検索要因に該当するフレーム画象や、その位置情報を検索して抽出し、所定の処理(例えば、スライドショー表示や、ムービープリント)を行う。
計時部21は、動画撮像開始からの経過時間を計時する。プレビューエンジン22は、録画モード(記録モード、撮影モードともいう)において、画像取得部10、アナログ信号処理部15を介して入力されたデジタルデータ、もしくはシャッタ操作検出直後、イメージバッファ26に格納されたデジタルデータ、および、画像メモリ31に格納されたデジタルデータを表示部25に表示させるために間引き処理を行なう。
D/Aコンバータ23は、プレビューエンジン22により間引き処理されたデジタルデータを変換し、後段のドライバ24に出力する。ドライバ24は、後段の表示部25に表示されるデジタルデータを一時記憶するバッファ領域を備え、キー操作部27、制御部20を介して入力された制御信号に基づいて表示部25を駆動させる。表示部25は、カラーTFT液晶や、STN液晶などからなり、プレビュー画像や、撮影後の画像データ、設定メニューなどを表示する。
イメージバッファ26は、アナログ信号処理部15、もしくはデジタル信号処理部28を介して入力され、デジタル信号処理部28に渡すまで一時的に撮影直後のデジタルデータを格納する。キー操作部27は、シャッタボタン7を含め、記録/再生モードの切り換えキー、十字キー、メニューキー等などの各種操作キーや、位置情報を記録する際の条件となる上記記録要因などを入力する入力キーなどからなる。デジタル信号処理部28は、アナログ信号処理部15を介して入力されたデジタルデータ(非圧縮のRAWイメージデータ)に対して、ホワイトバランス処理、色処理、階調処理、輸郭強調を行なう。画像圧縮/伸張処理部29は、デジタル信号処理部28を介して入力されたデジタルデータ(非圧縮のRAWイメージデータ)をJPEG方式に圧縮符号化したり、再生モードにおいては、JPEG形式のファイルを伸張する。
プログラムメモリ30は、制御部20にロードされる各種プログラムや、ベストショット機能におけるEV値、色補正情報等の各種をテーブル単位で格納する。また、DCF規格に準拠されているファイルに埋め込むべき各種情報も記憶している。画像メモリ31は、各種ファイル形式に変換されたデジタルデータを格納する。カードI/F32は、外部記録媒体33と撮像装置本体との間のデータ交換を制御する。外部記録媒体33は、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック、SDカード等からなる。
位置情報入力部34は、GPSなどからなり、所定の時間間隔で現在位置を示す位置情報(緯度、経度)を取得する。マイクロフォン36は、動画撮影時などに音声を入力する。スピーカ37は、動画再生時などに音声を出力する。音声処理部38は、所定のコーディックにより符号化(圧縮)/復号化(伸張)などを行うことにより、スピーカ37へ出力する音声データのアナログ化、マイクロフォン36からの音声信号のデジタル化などを行う。
図2は、本実施形態で作成される選択フレームファイルの構成を示す概念図である。本実施形態では、撮影した動画とともに、予め指定されている記録要因に合致する状態になった場合に位置情報などを動画ファイルとは別の選択フレームファイルとして記憶するようになっている。図2に示すように、選択フレームファイルは、記録されたフレーム数を示す選択フレーム個数、位置情報が記録されたフレームのフレーム番号、そのフレームが記録された要因を示す記録要因、そのフレームが記録された位置を示す座標、そのフレームが記録されたときの進行方向を示す方位からなる。記録要因としては、時間経過、距離変化、方向変化、指定方向、及び、これらの組合せがある。
図示の例では、選択フレーム個数が「5」であることから、全部で5フレームが記録されていることが分かる。記録されているフレームとしては、フレーム番号「1」、「2345」、「6789」、「12345」、及び「23456」が記録されている。また、それぞれのフレームの記録要因は、フレーム番号「1」が先頭フレーム、フレーム番号「2345」が位置変化、フレーム番号「6789」が方向変化、フレーム番号「12345」が指定された方向への方向変化、フレーム番号「23456」が位置変化、または方向変化である。そして、それぞれのフレーム毎に記録要因が発生し、フレームが記録されたときの位置を示す座標と、そのときの進行方向を示す方位とが記録されている。
図3(a)〜(c)は、本実施形態において、位置情報を記録するフレームを指定するための位置データ記録要因設定画面の一例を示す模式図である。図3(a)〜(c)に示すように、位置データ記録要因設定画面には、位置情報を記録するフレームを指定する指定項目として、時間経過、距離変化、方向変化、指定方向が表示され、それぞれに対して、有効/無効を指示するチェックボックス、及び具体的な数値を入力するための入力ボックスが表示されている。ユーザは、該位置データ記録要因設定画面において、位置情報を記録したいフレームを指定すべく、所望する項目のチェックボックスをチェックし、具体的な数値を入力すればよい。
図3(a)には、距離が50m以上変化する毎、及び進行方向が30°以上変化する毎に、記録要因の情報とともに位置情報を記録するよう指定している状態が示されている。また、図3(b)には、進行方向が北北東に変化した瞬間に、記録要因の情報とともに位置情報を記録するよう指定している状態が示されている。また、図3(c)には、進行方向が北北東から北東の間にある間は、時間が20秒経過する毎に、録要因の情報とともに位置情報を記録するよう指定している状態が示されている。
このように、本実施形態では、どのような条件になった場合に位置情報を記録するかを、さまざまな条件を指定することで、さらには、それら条件を組み合わせることで詳細に、かつ具体的に指定することが可能になっている。このため、撮影後に、撮影時と同様に、さまざまな条件を指定したり、それらの条件を組み合わせたりすることで、所望するフレームを抽出することが可能となり、さまざまな利用用途に用いることができるようになる。
次に、図4は、本実施形態において、撮影後に用いるアプリケーションを指定することで自動的に設定される記録要因を示す概念図である。本実施形態では、撮影後に、さまざまなアプリケーションから前述した選択フレームファイル(図2)を参照することで、撮影後の動画から所望する条件に合ったフレームを抽出して利用することが可能である。そこで、本実施形態では、撮影前に、予め撮影後に利用するアプリケーションを指定することで、そのアプリケーションに適切な記録要因を自動的に設定するようになっている。
撮影後に用いるアプリケーションとしては、例えば、スライドショー、ムービープリント、ナビゲーションなどがある。スライドショーでは、記録要因として、時間経過と距離変化(AND条件)が自動的に設定される。また、ムービープリントでは、記録要因として、距離変化が自動的に設定される。また、ナビゲーションでは、記録要因として、方向変化が自動的に設定される。これらアプリケーションと記録要因との組み合わせは、予めデフォルトとして設定されているが、ユーザ操作により任意に再設定可能になっている。
図5は、本実施形態において、撮影後に利用を想定するアプリケーションを設定する際のアプリケーション設定画面を示す模式図である。本実施形態では、上述したように、撮影後に利用するアプリケーションを指定することで、そのアプリケーションに適切な記録要因を自動的に設定するようになっている。そこで、本実施形態では、図5に示すように、利用するアプリケーションを指定するためのアプリケーション設定画面を用意している。
アプリケーション設定画面には、利用可能なアプリケーションの一覧と、それぞれを指定するためのチェックボックスとが表示される。ユーザは、該アプリケーション設定画面において、利用したいアプリケーションを指定すべく、所望するアプリケーションのチェックボックスをチェックすればよい。アプリケーションを指定することで、図4に示す記録要因が自動的に設定され、動画撮影時には、設定された記録要因が満足する場合にその時点のフレームに対応付けて位置情報などを記録するようになっている。
B.実施形態の動作
次に、上述した実施形態の動作について説明する。
図6及び図7は、本実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートにおいて、ステップS10〜S40のループは、動画撮影時のフレームレートに同期して実行され、動画撮影時のフレーム毎に実行される。例えば、動画撮影時のフレームレートが30fpsであれば、ステップS10〜S40のループは、1/30秒毎に実行される。また、動画撮影に際して、記録要因は、前述した図3(a)〜(c)に示す位置データ記録要因設定画面や、図5に示すアプリケーション設定画面で予め設定されているものとする。
まず、現在の位置情報を取得し(ステップS10)、後述するステップで記憶しておいた1フレーム前の位置情報との比較により、移動距離及び移動方向を算出する(ステップS12)。なお、移動距離及び移動方向は、撮影開始からの累積値であり、後述するステップで記録要因の条件に合致した場合にクリアされる。次に、現在の位置情報を所定のレジスタなどに一時保持する(ステップS14)。該位置情報は、上記ステップS12での1フレーム前の位置情報として用いられる。次に、記録要因(レジスタ)を「なし(クリア)」とする(ステップS16)。
次に、記録要因として、時間経過が指定されており、かつ、撮影開始からの時間経過が指定された時間経過に達したか否かを判断し(ステップS18)、該記録要因が満足すれば、選択フレームファイルの記録要因に、「時間経過」を記録する(ステップS20)。
また、記録要因として、距離変化(移動距離)が指定されており、かつ、距離が指定された以上変化したか否かを判断し(ステップS22)、該記録要因が満足すれば、選択フレームファイルの記録要因に、「位置変化」を記録する(ステップS24)。
また、記録要因として、方向変化が指定されており、かつ、方向が指定された以上変化したか否かを判断し(ステップS26)、該記録要因が満足すれば、選択フレームファイルの記録要因に、「方向変化」を記録する(ステップS28)。
また、記録要因として、方向が指定されており、かつ、移動方向が指定された方向に変化したか否かを判断し(ステップS26)、該記録要因が満足すれば、選択フレームファイルの記録要因に、「方向変化」を記録する(ステップS28)。
次に、何からの記録要因が満足したか否かを判断し(ステップS34)、上述したステップS18〜S32で、いずれかの記録要因が満足していれば、現在の位置情報を選択フレームファイルの座標に、移動方向を方位に記録し(ステップS36)、選択フレームファイルに記録されたフレームに付ける連番、及びフレーム番号を記録する(ステップS38)。一方、上述したステップS18〜S32で、1つの記録要因も満足していなければ、座標、及び方位、ならびに連番、フレーム番号を記録することはない。当然、この場合、記録要因も何ら記録されない。
次に、動画撮影が継続しているか否かを判断し(ステップS40)、動画撮影が継続している場合には、ステップS10に戻り、次のフレームに対して上述した処理を繰り返す。一方、動画撮影が終了した場合には、選択フレームファイルに選択フレーム個数(位置情報個数)を記録して終了する(ステップS42)。
上述した実施形態によれば、動画撮影後に、動画ファイルと、図2に示すような選択フレームファイルとが生成されることになる。すなわち、予め指定した記録要因を満足する状態が発生する度に、その時点のフレーム番号、どのような要因で記録されたかを示す記録要因、その時点の座標(位置情報)、及び方位(進行方向)からなる選択フレームファイルが生成される。したがって、動画撮影後に、記録要因や、座標、方位をキーとして、選択フレームファイルを検索することにより、検索条件に合致するフレーム番号を取得することができ、該フレーム番号を指定することで、動画ファイルから検索条件に合致するフレーム(静止画)を容易に抽出することが可能となる。
次に、動画撮影後の利用について説明する。
まず、動画撮影後の利用として、動画撮影後に、検索要因と検索開始フレーム番号とを指定し、選択フレームファイルを検索することにより、指定された検索要因に合致するフレーム番号とその位置情報(座標)を取得し、動画ファイルから該抽出したフレーム番号のフレーム(静止画)を抽出し、そのフレームに対応付けて記録されている位置情報に基づいて所定の処理を実行する場合について説明する。
位置情報を利用する処理としては、例えば、次のような利用法がある。
(1)位置情報に基づいて、地図上にフレーム(静止画)を表示する(貼り付ける)。
(2)位置情報に基づいて、異なる場所や、位置変化点におけるフレーム(静止画)として印刷する。
(3)位置情報に基づいて、位置変化点のフレームへジャンプしながら表示する(インデックス的な使用)。
(4)位置情報に基づいて、指定した距離以上離れた位置のフレームへジャンプしながら表示する。
(5)位置情報に基づいて、指定した方向の位置のフレームへジャンプしながら表示する。
(6)位置情報に基づいて、位置変化点から指定秒数ずつ動画を再生する(スライドショー的な使用)。
図8は、本実施形態において、動画ファイルから指定された検索要因に合致するフレーム(静止画)を抽出し、そのフレームに位置情報に基づく所定の処理を実行する検索処理の動作を説明するためのフローチャートである。まず、検索要因(=記録要因)を指定する(ステップS50)。検索要因としては、上述した記録要因のいずれか、あるいは組み合わせに相当し、例えば、「位置変化」があったフレーム、「方向変化」があったフレーム、「指定方向に方向変化」があったフレーム、「位置変化」または「方向変化」があったフレームなどが想定される。
次に、検索開始フレーム番号を指定し、検索を開始する(ステップS52)。検索が開始されると、まず、初期設定として、カウンタを「0」、結果(レジスタ)を「一致なし」、位置情報(レジスタ)を「0」とする(ステップS54)。なお、カウンタは、検索するフレームをカウントするものであり、選択フレームファイルの記録されたフレーム番号に付けられた連番に相当する。
次に、上記カウンタが選択フレームファイルの選択フレーム個数(位置情報個数)以上になったか否か、すなわち、選択フレームファイルの全フレームについて検索が終了したか否かを判断する(ステップS56)。そして、全フレームについて検索が終了していない場合には、カウンタが指す位置の位置情報を読み込む(ステップS58)。次に、カウンタが示す位置の記録要因に検索要因があるか否かを判断し(ステップS60)、記録要因に検索要因がない場合には、該当しないフレームであるので、カウンタを「1」だけインクリメントし(ステップS62)、ステップS56に戻り、次の記録されたフレームに対して上述した処理を繰り返す。
一方、ステップS60で、カウンタが指す位置の記録要因に検索要因がある場合には、結果(レジスタ)にその位置のフレーム番号を格納し、位置情報(レジスタ)にその位置の座標を格納する(ステップS64)。次に、結果(レジスタ)に格納したフレーム番号が指定した検索開始フレーム番号未満であるか否かを判断し(ステップS66)、検索開始フレーム番号未満である場合には、ステップS62で、カウンタを「1」だけインクリメントし、ステップS56に戻り、次の記録されたフレームに対して上述した処理を繰り返す。
一方、ステップS66で、フレーム番号が指定した検索開始フレーム番号未満でない場合には、動画ファイルから、結果(レジスタ)に格納されているフレーム番号のフレーム(静止画)を抽出し、該フレーム(静止画)と位置情報(レジスタ)に格納されている座標とから所定の処理を実行する(ステップS68)。次に、次のフレームを検索するか否かを判断し(ステップS70)、次のフレームを検索する場合には、ステップS62で、カウンタを「1」だけインクリメントし、ステップS56に戻り、次の記録されたフレームに対して上述した処理を繰り返す。
一方、ステップS56で、カウンタが選択フレーム個数以上となった場合や、ステップS70で、次のフレームを検索しないことが選択された場合には、当該処理を終了する。なお、上述した処理において、抽出された1つ1つのフレーム(静止画)に対して所定の処理を実行するのではなく、検索要因に該当する全てのフレーム番号、位置情報を保持しておき、検索処理終了後に、保持しておいた全てのフレーム番号、位置情報に従って、動画ファイルから該当するフレーム(静止画)を順次取り出しながら、所定の処理を行うようにしてもよい。
次に、動画撮影後の利用として、動画撮影後に、位置情報が記録されたフレームをスライドショー再生する場合について説明する。
図9は、本実施形態による、動画撮影後に、位置情報が記録されたフレームを動画ファイルから抽出し、スライドショー再生するスライドショー再生処理の動作を説明するためのフローチャートである。まず、選択フレームファイルの選択フレーム個数が「10」より大であるか否かを判断する(ステップS80)。これは、位置情報が記録されたフレーム数が10以下である場合には、スライドショー再生する効果があまり期待できないためである。したがって、選択フレームファイルの選択フレーム個数が「10」以下である場合には、当該処理を終了する。
一方、選択フレームファイルの選択フレーム個数が「10」より大である場合には、カウンタを「0」とし(ステップS82)、カウンタが指す位置のフレーム番号を取得し(ステップS84)、動画ファイルから当該フレーム番号のフレーム(静止画)を取得する(ステップS86)。
次に、取得したフレーム(静止画)を予め設定されているか、ユーザから指定された所定時間だけ再生表示し(ステップS88)、カウンタを「1」だけインクリメントし、該カウンタが選択フレーム個数以上になったか否かを判断し(ステップS92)、選択フレーム個数以上でない場合には、ステップS84に戻り、次のフレームに対して上述した処理を繰り返す。そして、選択フレームファイルに記録された全てのフレーム番号に対応するフレームの再生が終了すると、当該処理を終了する。
次に、動画撮影後の利用として、動画撮影後に、位置情報が記録されたフレームを印刷する場合について説明する。
図10は、本実施形態による、動画撮影後に、位置情報が記録されたフレームを動画ファイルから抽出し、位置情報に応じたページ内の位置に配置して印刷するムービープリント処理の動作を説明するためのフローチャートである。まず、選択フレームファイルの選択フレーム個数が「10」より大であるか否かを判断する(ステップS100)。これは、位置情報が記録されたフレーム数が10以下である場合には、位置情報に応じてページ内に配置して印刷しても効果があまり期待できないためである。したがって、選択フレームファイルの選択フレーム個数が「10」以下である場合には、当該処理を終了する。
一方、選択フレームファイルの選択フレーム個数が「10」より大である場合には、カウンタを「0」とし(ステップS102)、カウンタが指す位置のフレーム番号を取得し(ステップS104)、動画ファイルから当該フレーム番号のフレーム画像(静止画)を取得する(ステップS106)。
次に、取得したフレーム画像(静止画)を、その座標(位置情報)に対応するページ内の位置に配置して合成し(ステップS108)、カウンタを「1」だけインクリメントし(ステップS110)、該カウンタが選択フレーム個数以上になったか否かを判断し(ステップS112)、選択フレーム個数以上でない場合には、ステップS104に戻り、次のフレームに対して上述した処理を繰り返す。そして、選択フレームファイルに記録された全てのフレーム番号に対応するフレーム画像のページ内への合成が終了すると、ページ内に配置して合成したフレーム画像を印刷し(ステップS114)、当該処理を終了する。
上述した実施形態によれば、指定した記録要因が発生した場合に位置情報を記録するようにしたので、処理効率及び記録効率を向上させることができる。また、指定した記録要因を元に、対応するフレーム及び位置情報を検索可能としたので、位置情報の変化点におけるフレームを容易に抽出することができ、動画撮影後の利用における利便性を向上させることができる。
なお、上述した実施形態においては、動画撮影中に、キー操作でその時点のフレーム番号に対応付けて位置情報を記録するようにしてもよい。また、記録要因として、高度や、高度変化を加え、指定した高度で、あるいは指定した高度変化で、その時点のフレーム番号に対応付けて位置情報を記録するようにしてもよい。また、フレーム番号の逆順に位置情報を検索する処理であってもよい。
本発明の実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本実施形態で作成される選択フレームファイルの構成を示す概念図である。 本実施形態において、位置情報を記録するフレームを指定するための位置データ記録要因設定画面の一例を示す模式図である。 本実施形態において、撮影後に用いるアプリケーションを指定することで自動的に設定される記録要因を示す概念図である。 本実施形態において、撮影後に利用を想定するアプリケーションを設定する際のアプリケーション設定画面を示す模式図である。 本実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態において、動画ファイルから指定された検索要因に合致するフレーム(静止画)を抽出し、そのフレームに位置情報に基づく所定の処理を実行する検索処理の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による、位置情報が記録されたフレームをスライドショー再生するスライドショー再生処理の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による、位置情報が記録されたフレームを印刷するムービープリント処理の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 画像取得部
11 レンズ
12 シャッタ
14 ドライバ
15 アナログ信号処理部
16 撮像センサ
17 サンプリング/信号増幅処理部
18 A/Dコンバータ
20 制御部
21 計時部
22 プレビューエンジン
23 D/Aコンバータ
24 ドライバ
25 表示部
26 イメージバッファ
27 キー操作部
28 デジタル信号処理部
29 画像圧縮/伸張処理部
30 プログラムメモリ
31 画像メモリ
32 カードI/F
33 外部記録媒体
34 位置情報入力部
36 マイクロフォン
37 スピーカ
38 音声処理部

Claims (12)

  1. 動画を撮像記録する動画撮像手段と、
    前記動画撮像手段による動画の撮像記録中に、位置情報を逐次取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により逐次取得される位置情報に基づいて、位置に関する複数種類の事象のいずれかが発生したことを特定する特定手段と、
    前記動画撮像手段による動画の撮像記録を行う前に、前記動画撮像手段により撮像される動画のフレームを選択するための条件となる記録要因を、前記特定手段により特定可能な位置に関する複数種類の事象の中から任意に選択して指定する記録要因指定手段と、
    前記動画撮像手段による動画の撮像記録動作中に、前記記録要因指定手段により指定された記録要因に該当する事象が発生したことが前記特定手段により特定されると、該記録要因の発生時点における前記動画撮像手段により撮像された動画のフレームを所定の処理の対象として逐次選択していくフレーム選択手段と
    を備え、
    前記特定手段は、各々の種類の事象において、その事象の発生の程度を更に特定し、
    前記記録要因指定手段は、前記記録要因として、事象の種類と当該事象の発生の程度の両方を任意に指定することを特徴とする動画撮像装置。
  2. 前記特定手段が特定可能な複数種類の事象には、距離の変化と方向の変化を含み、
    前記記録要因指定手段は、距離の変化と方向の変化を含む複数種類の事象の中から前記記録要因を選択することを特徴とする請求項1に記載の動画撮像装置。
  3. 前記特定手段が特定可能な複数種類の事象には、方向の変化を含み、相対的な方向の変化と絶対的な方位を特定可能であり、
    前記記録要因指定手段は、前記記録要因として、相対的な方向の変化量と絶対的な方位とを指定可能であることを特徴とする請求項2に記載の動画撮像装置。
  4. 撮像記録後の動画ファイルを用いて所定の処理を実行する複数の処理機能に対して、それぞれの処理機能で利用可能な記録要因として、前記特定手段が特定可能な複数種類の事象のいずれかを記憶する記憶手段と、
    前記撮像記録後の動画ファイルに対して利用する処理機能を、前記記憶手段に記録要因が記憶されている複数の処理機能の中から選択して指定する処理機能指定手段と
    を更に具備し、
    前記記録要因指定手段は、前記処理機能指定手段により指定された処理機能に対して前記記憶手段に記憶されている記録要因を、前記指定された記録要因とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の動画撮像装置。
  5. 前記動画撮像手段による動画の撮像記録動作中に前記フレーム選択手段により選択された複数のフレームを示すフレーム選択情報を、前記動画撮像手段により撮像記録された動画に対応付けて記録するフレーム選択情報記録手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の動画撮像装置。
  6. 前記フレーム選択情報記録手段は、
    前記動画撮像手段による動画の撮像記録動作中に、前記記録要因指定手段により指定された記録要因に該当する事象が発生すると、前記記録要因の発生時点における前記位置情報取得手段により取得した位置情報を、前記フレーム選択手段により選択されるフレームを示すフレーム選択情報に対応付けて記録することを特徴とする請求項5記載の動画撮像装置。
  7. 前記フレーム選択情報記録手段は、
    前記動画撮像手段による動画の撮像記録動作中に、前記記録要因指定手段により指定された記録要因に該当する事象が発生すると、この発生した記録要因を示す情報を、記フレーム選択手段により選択されるフレームを示すフレーム選択情報に対応付けて記録することを特徴とする請求項5または6に記載の動画撮像装置。
  8. 前記動画撮像手段による動画の撮像記録動作中に前記フレーム選択手段により選択された複数のフレームの個数を更に記憶する選択個数情報記録手段を更に備えることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の動画撮像装置。
  9. 前記フレーム選択情報記録手段により記録されたフレーム選択情報で示される複数のフレームを、該フレーム選択情報に対応して記録されている動画から抽出するフレーム抽出手段と、
    前記フレーム抽出手段により抽出された複数のフレームに対して所定の処理を実行する処理手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の動画撮像装置。
  10. 前記フレーム選択情報記録手段により記録されたフレーム選択情報で示される複数のフレームを、該フレーム選択情報に対応して記録されている動画から抽出するフレーム抽出手段と、
    前記フレーム選択情報に対応付けて記録された前記位置情報に基づいて、前記フレーム抽出手段により抽出されたフレームに対して所定の処理を実行する処理手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の動画撮像装置。
  11. 動画を撮像記録する動画撮像処理と、
    前記動画撮像処理による動画の撮像記録中に、位置情報を逐次取得する位置情報取得処理と、
    前記逐次取得される位置情報に基づいて、位置に関する複数種類の事象のいずれかが発生したことを特定する特定処理と、
    前記撮像記録される動画のフレームを選択するための条件となる記録要因を、前記特定処理により特定可能な位置に関する複数種類の事象の中から任意に選択して指定する記録要因指定処理と、
    動画の撮像記録中に、前記指定された記録要因に該当する事象が発生したことが前記特定処理により特定されると、該記録要因の発生時点で撮像された動画のフレームを所定の処理の対象として逐次選択していくフレーム選択処理
    を含み、
    前記特定処理は、各々の種類の事象において、その事象の発生の程度を更に特定し、
    前記記録要因指定処理は、前記記録要因として、事象の種類と当該事象の発生の程度の両方を任意に指定することを特徴とする動画撮像方法。
  12. 動画を撮像する動画撮像装置の動作を制御するプログラムであって、
    コンピュータに、
    動画を撮像記録する動画撮像機能、
    前記動画撮像手段による動画の撮像記録中に、位置情報を逐次取得する位置情報取得機能、
    前記位置情報取得機能により逐次取得される位置情報に基づいて、位置に関する複数種類の事象のいずれかが発生したことを特定する特定機能、
    前記動画撮像機能により撮像される動画のフレームを選択するための条件となる記録要因を、前記特定手段により特定可能な位置に関する複数種類の事象の中から任意に選択して指定する記録要因指定機能、
    前記動画撮像機能による動画の撮像記録動作中に、前記記録要因指定機能により指定された記録要因に該当する事象が発生したことが前記特定手段により特定されると、該記録要因の発生時点における前記動画撮像機能により撮像された動画のフレームを所定の処理の対象として逐次選択していくフレーム選択機能、
    を実現させ、
    前記特定機能は、各々の種類の事象において、その事象の発生の程度を更に特定し、
    前記記録要因指定機能は、前記記録要因として、事象の種類と当該事象の発生の程度の両方を任意に指定することを特徴とするプログラム。
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