JP5386237B2 - 部材情報管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、部材情報管理システムに関する。
建設工事や土木工事では、設計図面通りに施工されていることを記録するため、工事現場において完成前の建物の各部位を検査する作業が実施されている。例えば、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の建物の躯体工事においては、鉄筋の配置、鋼種、間隔、定着状態、継手等が設計通りとなっているか否かを確認する配筋検査が行われる。
この配筋検査では、作業現場における検査対象部位の位置を特定するための平面図(伏図)、各検査対象部位の配筋図、及び各検査対象部位に対応したチェックリスト等が記載された検査野帳を用いて、検査者が検査対象(例えば梁、スラブ、柱等)を特定し、当該検査対象の検査結果を記録していた。
特開平10−25895号公報(段落「0002」)
ところで、上述のような検査に用いられる検査野帳は、例えば作成者が手作業で配筋図から検査対象部位に対応する箇所を切り出し、平面図における当該検査対象部位に対応する位置に貼り付けることで作成されていた。従って、切り出すべき配筋図の選択ミスや選択漏れ、あるいは平面図における各配筋図の貼り付け位置の間違い等が発生する可能性があった。これらの過誤を防止し検査野帳の信頼性を確保するためには、元の平面図や配筋図との照合を行う等の数段のチェックが必要となり、検査野帳の作成及びチェックに要する作業負荷が大きなものとなっていた。
また、設計変更が生じた場合、該当箇所の配筋図を切り出した上で検査野帳全体を再度作成する等、出戻り作業が発生していた。更に、検査野帳を作業現場へ携帯するため、本来A1サイズで作成されている平面図や配筋図をA3サイズに縮小コピーした上で検査野帳を作成していたため、文字が過度に縮小されて読みづらいという不都合も生じていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、信頼性の高い検査野帳を容易に作成することができる、部材情報管理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の部材情報管理システムは、建築部材に関する部材図面と、前記建築部材を用いた建築物に関する建築図面とを格納する図面格納手段と、前記建築部材に関する部材情報を前記部材図面から当該建築部材毎に抽出する部材情報抽出手段と、前記建築部材を一意に識別する識別情報と前記部材情報抽出手段によって抽出された前記部材情報とを、相互に関連付けて格納する部材情報格納手段と、前記建築図面に含まれている前記建築部材に対応する識別情報を当該建築図面から取得し、当該取得した識別情報に対応する前記部材情報を前記部材情報格納手段から取得し、当該取得した部材情報を前記取得した識別情報に対応する建築部材に関連付けて当該建築図面中に配置する部材情報配置手段と、前記部材情報配置手段によって前記部材情報が配置された建築図面の少なくとも一部を出力する出力手段と、を備え、前記建築図面は、当該建築図面に含まれている前記建築部材に対応する符号を有し、前記部材情報配置手段は、前記建築図面から前記符号を抽出し、当該抽出した符号に対応する前記識別情報に関連付けられている前記部材情報を前記部材情報格納手段から取得し、前記建築図面における通り芯の配置を基準として当該建築図面における前記符号の位置を特定し、前記取得した部材情報を前記特定した符号の位置に対応付けて配置する。
また、請求項2に記載の部材情報管理システムは、請求項1に記載の部材情報管理システムにおいて、前記部材図面は、区画線によって前記建築部材毎に区画された表であって、前記部材情報を含む部材表を有し、前記部材情報抽出手段は、前記部材図面から前記部材表をベクターデータとして取得し、当該取得した部材表における前記区画線を特定し、当該特定した区画線によって区画された各ベクターデータを前記部材情報として抽出する。
また、請求項3に記載の部材情報管理システムは、請求項2に記載の部材情報管理システムにおいて、前記部材表は、前記区画線で区画された領域であって、前記識別情報を含むタイトル領域と、前記部材情報を含む部材情報領域とを有し、前記部材情報抽出手段は、前記区画線によって区画された各ベクターデータの内、前記タイトル領域に対応するベクターデータと前記部材情報領域に対応するベクターデータとを組み合わせたデータを前記部材情報として抽出する。
また、請求項4に記載の部材情報管理システムは、請求項2又は3に記載の部材情報管理システムにおいて、前記部材情報抽出手段は、前記部材表を構成する線のうち、所定の長さ以上の線を前記区画線として特定する。
請求項1に記載の部材情報管理システムによれば、建築部材に関する部材情報を部材図面から当該建築部材毎に自動的に抽出するので、従来は手作業で行っていた部材情報の切り出しを容易に行うことができ、検査野帳の作成に要する作業コストを低減することができる。また、建築部材を一意に識別する識別情報に対応する部材情報を、当該識別情報に対応する建築部材に関連付けて建築図面中に配置するので、抽出した部材情報と建築図面中の建築部材との関連付けにおける過誤を防止することができ、検査野帳の信頼性を向上させることができると共に、検査野帳のチェックに要する手間を削減することができる。
また、建築図面から建築部材に対応する符号を抽出し、当該抽出した符号に対応する部材情報を建築図面中の符号の位置に対応付けて配置するので、建築図面中の各建築部材の位置に対応して容易に部材情報を配置することができる。
また、建築図面における通り芯の配置を基準として当該建築図面における符号の位置を特定し、当該特定した符号の位置に対応付けて部材情報を配置するので、建築図面における各建築部材の位置を容易に特定することができる。
また、請求項2に記載の部材情報管理システムによれば、部材図面から部材表をベクターデータとして取得し、当該取得した部材表における区画線を特定し、当該特定した区画線によって区画された各ベクターデータを部材情報として抽出するので、ベクターデータとしての部材図面から建築部材毎に部材情報を抽出することができる。
また、請求項3に記載の部材情報管理システムによれば、区画線によって区画された各ベクターデータの内、タイトル領域に対応するベクターデータと部材情報領域に対応するベクターデータとを組み合わせたデータを部材情報として抽出するので、各建築部材について必要な情報を有する部材情報を容易に抽出することができる。
また、請求項4に記載の部材情報管理システムによれば、部材表を構成する線のうち、所定の長さ以上の線を区画線として特定するので、ユーザに煩雑な選択操作を要求することなく、区画線を容易に特定することができる。
実施の形態1に係る部材情報管理システムの電気的構成を機能概念的に示したブロック図である。 梁についての部材図面を例示した図である。 伏図を概念的に例示した図である。 部材情報管理処理のフローチャートである。 部材情報抽出処理のフローチャートである。 端末装置の表示部に表示された部材表及び区画線の選択指示を例示した図である。 端末装置の表示部に表示された部材表及び区画線の選択指示を例示した図である。 表示部に表示された部材表と区画線の要否及び各区画の呼称の入力指示とを例示した図である。 表示部に表示された部材表と区画線の要否及び各区画の呼称の入力指示とを例示した図である。 表示部に表示された部材表と同上部材・不要部材の設定指示とを例示した図である。 部材情報抽出部が抽出して表示部に表示させた部材情報を例示した図である。 符号位置特定処理のフローチャートである。 端末装置の表示部に表示された通り芯の範囲の設定指示を例示した図である。 表示部に表示された通り芯の符号選択指示を例示した図である。 表示部に表示された全建築部材の符号選択指示を例示した図である。 部材情報配置処理のフローチャートである。 端末装置の表示部に表示された工区分割数の指定指示を例示した図である。 端末装置の表示部に表示された工区の範囲及び呼称の指定指示を例示した図である。 部材情報が配置された建築図面を例示する図である。 スラブについての部材図面を概略的に示した図である。 端末装置の表示部に表示された部材表及び区画線の選択指示を例示した図である。 端末装置の表示部に表示された部材表及び区画線の選択指示を例示した図である。 表示部に表示された部材表と区画線の要否及び各区画の呼称の入力指示とを例示した図である。 表示部に表示された部材表と区画線の要否及び各区画の呼称の入力指示とを例示した図である。 部材情報抽出部が抽出して表示部に表示させた部材情報を例示した図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る部材情報管理システムの各実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕各実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕各実施の形態の具体的内容について説明し、〔III〕最後に、各実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、各実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕各実施の形態の基本的概念
まず、各実施の形態の基本的概念について説明する。各実施の形態に係る部材情報管理システムの適用対象は任意であり、例えば建設中の建物についての検査野帳や、製造中の製品の検査用帳票を出力するために用いることができる。ここで「部材」とは、建築物、機械、輸送機器、電子機器等の製品を構成する各要素を示す概念であり、例えば建築部材、機械部品、電子部品等を含む。以下の各実施の形態においては、配筋検査用に、建設中の建物の各部材(例えば梁、スラブ、柱等)の配筋検査野帳を作成する場合を例に挙げて説明する。
この部材情報管理システムの特徴の一つは、概略的に、部材図面から配筋情報や寸法等の部材情報を建築部材毎に抽出し、抽出した部材情報を対応する建築部材に関連付けて建築図面中に配置する点にある。
このシステムによれば、従来は手作業で行っていた部材情報の切り出しを容易に行うことができ、検査野帳の作成に要する作業コストを低減することができる。また、抽出した部材情報と建築図面中の建築部材との関連付けにおける過誤を防止することができ、検査野帳の信頼性を向上させることができると共に、検査野帳のチェックに要する手間を削減することができる。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、各実施の形態の具体的内容について説明する。
〔実施の形態1〕
まず実施の形態1について説明する。図1は、実施の形態1に係る部材情報管理システムの電気的構成を機能概念的に示したブロック図である。図1に示すように、部材情報管理システム1は、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワーク2を介して、プリンタ3、端末装置4、及び部材情報管理装置5が相互に通信可能に接続されて構成されている。
(構成−プリンタ、端末装置)
プリンタ3及び端末装置4は、ネットワーク2を介して部材情報管理装置5から入力された建築図面の少なくとも一部を出力する出力手段である。プリンタ3としては、公知のプリンタを用いることができる。また、端末装置4としては、例えば公知の携帯型情報端末やノートブック型PC等を用いることができる。この端末装置4は、部材情報管理装置5から入力された情報を表示する表示部41を備えている。表示部41としては、例えば液晶ディスプレイ等の公知の表示装置を用いることができる。
(構成−部材情報管理装置)
部材情報管理装置5は、ネットワークIF51、制御部52、及びデータ記録部53をバス54にて通信可能に接続して構成されている。
(構成−部材情報管理装置−ネットワークIF)
ネットワークIF51は、部材情報管理装置5がネットワーク2を介した通信を行うための通信制御インターフェースである。このネットワークIF51は、例えばネットワークボードとして構成されている。
(構成−部材情報管理装置−制御部)
制御部52は、部材情報管理装置5の各部を制御する制御手段であり、具体的には、CPU(Central Processing Unit)や、このCPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの制御プログラムや、各種の処理手順などを規定したプログラム)、及び所要プログラムや所要データを格納するための内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。
この制御部52は、機能概念的に、部材情報抽出部52a及び部材情報配置部52bを備える。部材情報抽出部52aは、建築部材に関する部材情報を部材図面から当該建築部材毎に抽出する部材情報抽出手段である。部材情報配置部52bは、部材情報を建築部材に関連付けて建築図面中に配置する部材情報配置手段である。これらの制御部52の各構成要素によって実行される処理の詳細については後述する。
(構成−部材情報管理装置−データ記録部)
データ記録部53は、制御部52が各種処理を実行する際に参照するテーブルやデータベース等を記憶するための記録手段であり、例えばハードディスクやその他の記録媒体によって構成されたものであって、図面データベース(以下「DB」)53a及び部材情報DB53bを格納する。図面DB53aは、建築部材に関する部材図面53cと、建築部材を用いた建築物に関する建築図面53dとを格納する図面格納手段である。
ここで、部材図面53cとは、例えば梁、スラブ、柱、あるいは壁等の建築部材に関する図面であり、部材情報を含んでいる。部材情報には、例えば、各建築部材に使用される鉄筋の配置、鋼種、間隔、定着状態、継手等を特定する配筋情報や、当該建築部材の形状、寸法等が含まれる。図2は、梁についての部材図面53cを例示した図である。図2に示したように、部材図面53cは部材表を有している。この部材表は、区画線で区画された領域であって、建築部材を一意に識別するための識別情報を含むタイトル領域と、部材情報を含む部材情報領域とを有している。図2の例では、タイトル領域(部材表における太線で囲まれた領域)には、識別情報として各梁の名称(「G51」「G52」等)、各梁のスパン(「5,000」等)、各梁が配置されている階(「PH」「7」等)、及び梁の配筋情報や形状等の項目名(「巾×成」「配筋」等)が格納されている。また、部材情報領域(部材表におけるタイトル領域以外の領域)には、タイトル領域の各項目に関連付けて、梁の寸法(「500×1,800」等)、配筋図、主筋やあばら筋の規格や寸法等(「HD25」「LD13[2]@100」等)の情報が部材情報として格納されている。
また、建築図面53dには、建築物を構成する梁、スラブ、柱、壁等の各建築部材の構造的な骨組みを平面図で表した伏図や、平面図、立面図、断面図、配置図等が含まれる。図3は、伏図を概念的に例示した図である。図3に示したように、伏図には、柱や壁の中心線となる通り芯が縦横に引かれており、この通り芯を基準として梁や柱等の建築部材の配置が示されている。なお、図3における垂直方向の通り芯を「X方向の通り芯」と呼び、水平方向の通り芯を「Y方向の通り芯」と呼ぶ。また、これらの各通り芯を一意に識別する符号((図3ではX方向の通り芯について「1」等、Y方向の通り芯について「A」等)が振られている。さらに、各建築部材の位置に対応して当該建築部材の種別を特定する符号(図3では「G1」等)が振られている。なお、図3では簡略化のため、梁に対応する符号のみを表記している。
部材情報DB53bは、建築部材を一意に識別する識別情報と部材情報抽出部52aによって抽出された部材情報とを、相互に関連付けて格納する部材情報格納手段である。識別情報としては、例えば、建築図面53dにおいて各建築部材に割り当てられた符号や任意の識別番号等を用いることができる。なお、部材情報DB53bに格納される情報の詳細については後述する。
(処理−部材情報管理処理)
次に、このように構成される部材情報管理システム1によって実行される部材情報管理処理について説明する。図4は部材情報管理処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。この部材情報管理処理は、例えば端末装置4における公知の入力手段を介して部材情報管理処理の起動指示入力がされた場合に起動される。
図4に示すように、部材情報管理処理が起動されると、部材情報抽出部52aは、建築部材に関する部材情報を部材図面53cから当該建築部材毎に抽出する部材情報抽出処理を実行する(SA1)。続いて、部材情報配置部52bは、建築部材に対応する符号の建築図面53dにおける位置を特定する符号位置特定処理を実行する(SA2)。続いて、部材情報配置部52bは、部材情報を建築部材に関連付けて建築図面53d中に配置する部材情報配置処理を実行する(SA3)。以下、これらの部材情報抽出処理、符号位置特定処理、及び部材情報配置処理について、それぞれ説明する。
(処理−部材情報抽出処理)
図5は、部材情報抽出処理のフローチャートである。図5に示すように、部材情報抽出処理が起動されると、部材情報抽出部52aは、図面DB53aに格納されている部材図面53cから部材表を取得する(SB1)。この時、部材情報抽出部52aは部材表をベクターデータとして取得する。部材表の取得方法は任意で、例えば、端末装置4の表示部41に部材図面53cを表示させ、ユーザに部材図面53cにおける部材表の領域を公知の入力手段を介して選択させ、当該選択された領域に含まれる図形をベクターデータとして取得する。あるいは、ユーザにより予め部材図面53cからベクターデータとして切り出された部材表を図面DB53aに格納しておき、当該ベクターデータを図面DB53aから取得する。
次に、部材情報抽出部52aは、SB1で取得した部材表を端末装置4の表示部41に表示させると共に、当該部材表における区画線の選択指示を表示させる(SB2)。図6及び図7は、端末装置4の表示部41に表示された部材表及び区画線の選択指示を例示した図である。図6及び図7に示すように、図2に例示した部材図面53cからベクターデータとして取得された部材表が表示部41に表示されると共に、当該部材表における区画線の選択を促す指示(図6及び図7では「区画線選択」ウィンドウ)が表示される。
図5に戻り、部材情報抽出部52aは、表示部41に表示させた部材表のベクターデータに含まれる線が選択されたか否かを判定する(SB3)。その結果、線が選択されていない場合(SB3、No)、部材情報抽出部52aは線が選択されたか否かを再度判定する(SB3)。一方、線が選択された場合(SB3、Yes)、部材情報抽出部52aは、選択された線以上の長さの線を区画線として特定する(SB4)。例えば、図6に示した部材表を構成する線のうち、部材表の左端から右端に至る水平線の何れか一本が選択されると、当該選択された線の長さ以上の他の水平線を区画線として特定する(図6の部材表における水平方向の太線)。また、図7に示した部材表を構成する線のうち、部材表の中央近傍から下端に至る垂直線(図7中の「A」)が選択されると、当該選択された線の長さ以上の他の垂直線を区画線として特定する(図7の部材表における垂直方向の太線)。
この時、部材情報抽出部52aは区画線として特定された各線の座標情報を取得し、当該取得した各区画線の座標情報を区画線テーブルとして表示部41に表示させる(図6及び図7では左上のテーブル)。この区画線テーブルは、テーブル項目として項目「T」、「D」、「XS」、「YS」、「XE」、「YE」、「3pt」を備え、これらの項目に対応する情報が相互に関連付けられて格納されている。項目「T」には線の種別を特定する情報(図6及び図7では区画線を意味する「L」等)が格納される。項目「D」には線の方向を特定する情報(図6及び図7では水平方向について「0」、垂直方向について「1」)、項目「XS」には線の始点のX座標を特定する情報(図6及び図7では「0」等)、項目「YS」には線の始点のY座標を特定する情報(図6及び図7では「0」等)、項目「XE」には線の終点のX座標を特定する情報(図6及び図7では「547」等)、項目「YE」線の終点のY座標を特定する情報(図6及び図7では「1」等)、項目「3pt」には線に対応する名称等を特定する情報が格納される。
図5に戻り、部材情報抽出部52aは、区画線の選択が完了したか否かを判定する(SB5)。例えば、公知の入力手段を介して区画線の選択が完了した旨の入力がされた場合(図6及び図7では、「区画線選択」ウィンドウの「完了」ボタンが押された場合)、区画線の選択が完了したと判定する。
その結果、区画線の選択が完了していない場合(SB5、No)、SB3に戻り、部材表のベクターデータに含まれる線が選択されたか否かを判定する(SB3)。一方、区画線の選択が完了した場合(SB5、Yes)、部材情報抽出部52aは、特定された区画線の要否及び各区画の呼称の入力指示を表示させる(SB6)。
図8及び図9は、表示部41に表示された部材表と区画線の要否及び各区画の呼称の入力指示とを例示した図である。図8及び図9に示すように、区画線の要否及び各区画の呼称を入力するための入力欄(図8及び図9では「区画の要否と呼称」ウィンドウ)が表示部41に表示される。なお、図8及び図9における網掛け領域は、入力手段を介して当該領域が選択されている状態を示している。
図5に戻り、部材情報抽出部52aは、区画線の要否及び各区画の呼称が入力されたか否かを判定する(SB7)。その結果、区画線の要否及び各区画の呼称が入力されていない場合(SB7、No)、部材情報抽出部52aは区画線の要否及び各区画の呼称が入力されたか否かを再度判定する(SB7)。一方、区画線の要否及び各区画の呼称が入力された場合(SB7、Yes)、部材情報抽出部52aは、入力された区画線の要否及び各区画の呼称を区画線テーブルに反映する(SB8)。
例えば、図8において、部材表の最上段の行(項目「名称」に対応する行)の直下の行(項目「スパン」に対応する行)が選択され、当該行に対応する区画が不要であることを示す「/」が入力欄に入力された場合、部材情報抽出部52aは、部材表の最上段の行と、その直下の行とを区画する区画線が不要なものとし、これらの二つの行をまとめて一つの行として扱う。これに対応して、区画線テーブルの項目「3pt」において不要な区画線に対応する部分に「/」を格納するとともに、部材表における当該不要な区画線の表示を太い実線から点線に変更する。
また、図9において、部材表のうち「G51」に対応する列が選択され、当該列に対応する区画の名称として「G51」が入力欄に入力された場合、部材情報抽出部52aは、当該選択されている列の名称を「G51」と設定する。これに対応して、区画線テーブルの項目「3pt」において、選択された列に対応する区画線(垂直方向の区画線のうち、部材表の左端から3本目の区画線)に対応する部分に「G51」を格納する。
また、図8及び9において、部材表の最上段の行(項目「名称」に対応する行)が選択され、当該行に対応する区画がタイトル領域であることを示す「*」が入力欄に入力された場合、部材情報抽出部52aは、部材表の最上段の行の上側の水平方向の区画線から次の水平方向の区画線(水平方向の区画線のうち、部材表の上端から2本目の区画線)までの領域をタイトル領域として扱う。これに対応して、区画線テーブルの項目「3pt」において、部材表の最上段の行の上側の水平方向の区画線に対応する部分に「*」を格納する。
図5に戻り、部材情報抽出部52aは、区画線の要否及び各区画の呼称の入力が完了したか否かを判定する(SB9)。例えば、公知の入力手段を介して区画線の要否及び各区画の呼称の入力が完了した旨の入力がされた場合、区画線の要否及び各区画の呼称の入力が完了したと判定する。
その結果、区画線の要否及び各区画の呼称の入力が完了していない場合(SB9、No)、SB7に戻り、区画線の要否及び各区画の呼称が入力されたか否かを判定する(SB7)。一方、区画線の要否及び各区画の呼称の入力が完了した場合(SB9、Yes)、部材情報抽出部52aは、同上部材・不要部材の設定指示を表示させる(SB10)。
図10は、表示部41に表示された部材表と同上部材・不要部材の設定指示とを例示した図である。図10に示すように、同上部材・不要部材の設定が完了したか否かを確認するための画面(図10では「同上・不要部材の設定」ウィンドウ)が表示部41に表示される。この時、部材情報抽出部52aは、同上部材・不要部材の設定を行うための同上・不要部材設定テーブル(図10では「確認・設定画面」ウィンドウ内)を表示部41に表示させる。ここで「同上部材」とは、直上階の建築部材と配筋や寸法等が同じ建築部材を意味するものであり、部材表における同上部材に対応する部分には例えば「同上」と記載される。また、「不要部材」とは、直上階や直下階に建築部材が存在するために部材表においては区画が存在するものの、実際には当該区画に建築部材が存在しないことを意味するものであり、部材表における不要部材に対応する部分には例えば斜線が引かれる。
同上・不要部材設定テーブルは、テーブル項目として各階の名称(図10では「PH」「7F」等)と区画の名称(図10では「G51」「G52」等)とを備え、これらの項目に関連付けて建築部材の上下階間での異同を特定するための記号(図10では「1」「2」等)が格納されている。例えば、名称「G51」において、階「PH」に記号「1」、階「7F」及び「6F」に記号「2」が格納されている場合、当該名称「G51」の階「PH」の建築部材と階「7F]の建築部材とは異なっているが、階「7F」の建築部材と階「6F」の建築部材とは同じであることを意味している。また、名称「G54」において、階「PH」に記号「1」、階「7F」に記号「0」、階「6F」に記号「3」が格納されている場合、当該名称「G54」の階「PH」の建築部材と階「6F]の建築部材とは異なっており、階「7F」には建築部材が存在しないことを意味している。
図5に戻り、部材情報抽出部52aは、同上部材・不要部材の設定がされたか否かを判定する(SB11)。その結果、同上部材・不要部材の設定がされていない場合(SB11、No)、部材情報抽出部52aは同上部材・不要部材の設定がされたか否かを再度判定する(SB11)。一方、同上部材・不要部材の設定がされた場合(SB11、Yes)、部材情報抽出部52aは、入力された同上部材・不要部材の設定指示を同上・不要部材設定テーブルに反映する(SB12)。
例えば、図10に示した部材表においては、名称「G51」「G52」「G53」の階「6F」に対応する部分に「同上」と記載されていることから、当該部分に対応する建築部材は同上部材であることが分る。この場合、公知の入力手段を介して、同上・不要部材設定テーブルにおける名称「G51」「G52」「G53」の階「6F」に対応する各部分に、直上階である階「7F」に記載されている記号「2」が入力されると、部材情報抽出部52aは当該入力結果を同上・不要部材設定テーブルに反映して表示部41に表示させる。
また、図10に示した部材表においては、名称「G54」の階「7F」に対応する部分に斜線が引かれていることから、当該部分に対応する建築部材は存在しないことが分る。この場合、公知の入力手段を介して、同上・不要部材設定テーブルにおける名称「G54」の階「6F」に対応する各部分に記号「0」が入力されると、部材情報抽出部52aは当該入力結果を同上・不要部材設定テーブルに反映して表示部41に表示させる。
図5に戻り、部材情報抽出部52aは、同上部材・不要部材の設定が完了したか否かを判定する(SB13)。例えば、公知の入力手段を介して同上部材・不要部材の設定が完了した旨の入力がされた場合(図10では、「同上・不要部材の設定」ウィンドウの「OK」ボタンが押された場合)、同上部材・不要部材の設定が完了したと判定する。
その結果、同上部材・不要部材の設定が完了していない場合(SB13、No)、SB11に戻り、同上部材・不要部材の設定がされたか否かを判定する(SB11)。一方、同上部材・不要部材の設定が完了した場合(SB13、Yes)、部材情報抽出部52aは、区画線テーブルに基づき、部材表におけるタイトル領域及び部材情報領域を特定する(SB14)。例えば、部材情報抽出部52aは各区画線について区画線テーブルの項目「3pt」を参照し、「*」が格納されている区画線に対応する領域をタイトル領域として特定し、それ以外の領域を部材情報領域として特定する。
次に、部材情報抽出部52aは、区画線によって区画された部材表の各ベクターデータの内、タイトル領域に対応するベクターデータと部材情報領域に対応するベクターデータとを組み合わせたデータを部材情報として建築部材毎に抽出し、当該抽出した部材情報を識別情報と相互に関連付けて部材情報DB53bに格納する(SB15)。
例えば、部材情報抽出部52aは、タイトル領域を区画する水平方向の区画線と垂直方向の区画線との双方に囲まれた領域(例えば部材表の左上端の領域、以下「タイトル区画」)に含まれるベクターデータと、タイトル領域において相互に隣接する水平方向及び垂直方向の区画線にて囲まれた各領域(以下、「識別区画」)に含まれるベクターデータと、これらの各識別区画と共通の区画線によって区画される部材情報領域中の領域(以下、「部材区画」)に含まれるベクターデータとを組合わせる。そして、組合わせたデータを、建築部材毎の部材情報として表示部41に表示させると共に、当該建築部材を一意に識別する識別情報(例えば、識別区画を区画している区画線の名称)と相互に関連付けて部材情報DB53bに格納する。
図11は、部材情報抽出部52aが抽出して表示部41に表示させた部材情報を例示した図である。この図11では、タイトル区画に含まれるベクターデータと、階「PH」を含む識別区画及び名称「G51」を含む識別区画に含まれるベクターデータと、これらの識別区画と共通の区画線によって区画された部材区画に含まれる配筋情報等のベクターデータとが、相互に組み合わされて表示されている。さらに、図11の例では、名称「G51」に対応する列の両側に、元の部材表において当該列に隣接する所定幅の領域に含まれるベクターデータを組合わせている。これにより、建築部材の端部や隣接領域における配筋情報(定着状態や継手等)を、当該建築部材の部材情報に含めることができる。この図11の例では、部材情報抽出部52aは、識別区画を区画している水平方向の区画線の名称である「PH」をフォルダ名とするデータフォルダを部材情報DB53b内に設ける。そして、上述のように部材表から抽出して組合わせたベクターデータに、識別区画を区画している垂直方向の区画線の名称である「G51」をファイル名として付して、部材情報DB53bの「PH」フォルダに格納する。なお、抽出した部材情報を部材情報DB53bに格納する際に、他のデータ形式(例えばJPEG形式)等に変換して格納してもよい。
図5に戻り、SB15において部材情報の抽出及び部材情報DB53bへの格納を行った後、部材情報抽出処理を終了してメインルーチンに戻る。
(処理−符号位置特定処理)
次に、符号位置特定処理について説明する。図12は、符号位置特定処理のフローチャートである。図12に示すように、符号位置特定処理が起動されると、部材情報配置部52bは、図面DB53aから建築図面53dを読み込む(SC1)。建築図面53dの読込方法は任意で、例えば端末装置4の表示部41に建築図面53dを表示させ、ユーザに建築図面53dにおける必要な領域を公知の入力手段を介して選択させ、当該選択された領域に含まれる図形をベクターデータとして取得する。あるいは、ユーザにより予め建築図面53dから必要な領域として切り出されたベクターデータを図面DB53aに格納しておき、当該ベクターデータを図面DB53aから取得する。
続いて、部材情報配置部52bは、SC1で取得した建築図面53dを端末装置4の表示部41に表示させると共に、当該建築図面53dにおける通り芯の範囲の設定指示を表示させる(SC2)。図13は、端末装置4の表示部41に表示された通り芯の範囲の設定指示を例示した図である。図13に示すように、図3に例示した建築図面53dから必要な領域として取得されたベクターデータが表示部41に表示されると共に、当該領域における通り芯の範囲の設定を促す指示(図13では「通り芯の始終点の設定」ウィンドウ)が表示される。図13におけるハッチング領域は、選択された通り芯の範囲を示す。
図11に戻り、部材情報配置部52bは、表示部41に表示させた建築図面53dにおける通り芯の範囲が設定されたか否かを判定する(SC3)。その結果、通り芯の範囲が設定されていない場合(SC3、No)、部材情報配置部52bは通り芯の範囲が設定されたか否かを再度判定する(SC3)。一方、通り芯の範囲が設定された場合(SC3、Yes)、部材情報配置部52bは、設定された通り芯の範囲の表示画面における座標値を取得し、RAM(図示省略)に記憶させる(SC4)。
続いて、部材情報配置部52bは、図面DB53aに格納されている元の建築図面53dにおける、通り芯の符号選択指示を表示部41に表示させる(SC5)。図14は、表示部41に表示された通り芯の符号選択指示を例示した図である。通り芯の符号の選択方法は任意で、例えば表示部41に図3に例示したような建築図面53dを表示させ、ユーザに建築図面53dにおける通り芯の符号を公知の入力手段を介して選択させる。
図11に戻り、部材情報配置部52bは、建築図面53dにおける通り芯の符号が選択されたか否かを判定する(SC6)。例えば、公知の入力手段を介して通り芯の符号を選択した旨の入力がされた場合(図14では、「符号選択」ウィンドウの「OK」ボタンが押された場合)、通り芯の符号の選択が完了したと判定する。その結果、建築図面53dにおける通り芯の符号が選択されていない場合(SC6、No)、部材情報配置部52bは通り芯の符号が選択されたか否かを再度判定する(SC6)。一方、通り芯の符号が選択された場合(SC6、Yes)、部材情報配置部52bは、選択された通り芯の符号及び当該符号の座標値を取得する(SC7)。
この時、部材情報配置部52bは取得した各符号の座標情報を通り芯符号テーブルとして表示部41に表示させる(図14では左上のテーブル)。この通り芯符号テーブルは、テーブル項目として「No.」「名」「XS」「YS」「高」「幅」「度」を備え、これらに対応する情報が相互に関連付けて格納される。項目「No.」には符号を一意に識別するための情報(図14では「1001」等)が格納される。項目「名」には各通り芯の符号を特定する情報(図14では「1」「A」等)が格納される。項目「XS」には建築図面53dにおける符号のX座標(図14では「582」等)が格納される。特に、X方向の通り芯については、符号のX座標が当該通り芯のX座標と対応する。項目「YS」には建築図面53dにおける符号のY座標(図14では「298」等)が格納される。特に、Y方向の通り芯については、符号のY座標が当該通り芯のX座標と対応する。項目「高」には建築図面53dにおける符号の文字高さ(図14では「6」等)が格納される。項目「幅」には建築図面53dにおける符号の文字幅(図14では「5」等)が格納される。項目「度」には建築図面53dにおける符号の傾きが格納される。
図11に戻り、部材情報配置部52bは、図面DB53aに格納されている元の建築図面53dにおける、全建築部材の符号選択指示を表示部41に表示させる(SC8)。図15は、表示部41に表示された全建築部材の符号選択指示を例示した図である。建築部材の符号の選択方法は任意で、例えば表示部41に図3に例示したような建築図面53dを表示させ、ユーザに建築図面53dにおける建築部材の符号を公知の入力手段を介して選択させる。
図11に戻り、部材情報配置部52bは、建築図面53dにおける全建築部材の符号が選択されたか否かを判定する(SC9)。例えば、公知の入力手段を介して全建築部材の符号を選択した旨の入力がされた場合(図15では、「符号選択」ウィンドウの「OK」ボタンが押された場合)、建築部材の符号の選択が完了したと判定する。その結果、建築図面53dにおける全建築部材の符号が選択されていない場合(SC9、No)、部材情報配置部52bは全建築部材の符号が選択されたか否かを再度判定する(SC9)。一方、全建築部材の符号が選択された場合(SC9、Yes)、部材情報配置部52bは、選択された全建築部材の符号及び当該符号の座標値を取得する(SC10)。そして、建築図面53dにおける通り芯の配置を基準として建築部材の符号の位置を特定する(SC11)。例えば、部材情報配置部52bは、通り芯符号テーブルを参照し、SC10で取得した建築部材の符号のX座標から所定範囲内に符号のX座標が位置するX方向の通り芯、及び建築部材の符号のY座標から所定範囲内に符号のY座標が位置するY方向の通り芯を特定する。これにより、図3の建築図面53dにおいて建築部材の符号が何れの通り芯の上、又は通り芯の間に位置しているかを特定することができる。
この時、部材情報配置部52bは取得した各符号の座標情報を部材符号テーブルとして表示部41に表示させる(図15では左上のテーブル)。この部材符号テーブルは、テーブル項目として「No.」「名」「X1」「X2」「Y1」「Y2」を備え、これらに対応する情報が相互に関連付けて格納される。項目「No.」には符号を一意に識別するための情報(図15では「3001」等)が格納される。項目「名」には符号を特定する情報(図15では「G1」等)が格納される。項目「X1」及び項目「X2」には、建築部材の符号位置に対応するX方向の通り芯の符号名が格納される(図15では「1」等)。例えば、建築部材の符号がX方向の通り芯「1」の上に位置している場合は、項目「X1」にのみ「1」が格納される。また、建築部材の符号がX方向の通り芯「1」と「2」との間に位置している場合は、項目「X1」に「1」が格納され、項目「X2」に「2」が格納される。同様に、項目「Y1」及び項目「Y2」には、建築部材の符号位置に対応するY方向の通り芯の符号名が格納される(図15では「E」等)。例えば、建築部材の符号がY方向の通り芯「E」の上に位置している場合は、項目「Y1」にのみ「E」が格納される。また、建築部材の符号がX方向の通り芯「E」と「F」との間に位置している場合は、項目「Y1」に「E」が格納され、項目「Y2」に「F」が格納される。
次に、部材情報配置部52bは、SC10で取得した建築部材の符号の位置情報と、通り芯符号テーブル及び部材符号テーブルを含む建築図面53dと相互に関連づけて図面DB53aに記憶させる(SC12)。その後、符号位置特定処理を終了してメインルーチンに戻る。
(処理−部材情報配置処理)
次に、部材情報配置処理について説明する。図16は、部材情報配置処理のフローチャートである。図16に示すように、部材情報配置処理が起動されると、部材情報配置部52bはSC12で記憶させた建築図面53d及び当該建築図面53dに対応する符号位置情報を図面DB53aから読み込む(SD1)。
続いて、部材情報配置部52bは、SD1で読み込んだ建築図面53dを端末装置4の表示部41に表示させると共に、当該建築図面53dの工区分割数の指定指示を表示させる(SD2)。図17は、端末装置4の表示部41に表示された工区分割数の指定指示を例示した図である。図17に示すように、例えば表示部41に検査野帳のテンプレートを表示させると共に、当該テンプレートの中央にSD1で読み込んだ建築図面53dを表示し、左下には当該建築図面53dの縮小図を表示させる。また、当該建築図面53dの工区分割数の指定を促す指示(図17では「工区分割」ウィンドウ)が表示される。ここで、「工区分割」とは、建築図面53dを複数の工区に分割することを意味する。
図16に戻り、部材情報配置部52bは、建築図面53dの工区分割数が指定されたか否かを判定する(SD3)。その結果、工区分割数が指定されていない場合(SD3、No)、部材情報配置部52bは工区分割数が指定されたか否かを再度判定する(SD3)。一方、工区分割数が指定された場合(SD3、Yes)、部材情報配置部52bは、指定された数に分割した各工区の範囲及び呼称の指定指示を表示させる(SD4)。図18は、端末装置4の表示部41に表示された工区の範囲及び呼称の指定指示を例示した図である。図18に示すように、検査野帳のテンプレートの中央に、公知の入力手段を介して指定された工区の範囲が表示されると共に、分割された工区の呼称を入力するための入力欄(図18では「工区の呼称」ウィンドウ)が表示される。
図16に戻り、部材情報配置部52bは、工区の範囲及び呼称が指定されたか否かを判定する(SD5)。その結果、工区の範囲及び呼称が指定されていない場合(SD5、No)、部材情報配置部52bは工区の範囲及び呼称が指定されたか否かを再度判定する(SD5)。一方、工区の範囲及び呼称が指定された場合(SD5、Yes)、部材情報配置部52bは、当該指定された工区の範囲に含まれている建築部材の符号を特定する(SD6)。建築部材の符号の特定方法は任意で、例えば、部材情報配置部52bは、図12のSC12で建築図面53dに関連付けて図面DB53aに記憶させた建築部材の符号の位置情報を取得し、図16のSD5で指定された工区の範囲内に位置する建築部材の符号を特定する。
続いて、部材情報配置部52bは、SD6で特定した各符号に対応する識別情報に関連付けられている部材情報を部材情報DB53bから取得する(SD7)。例えば、部材情報配置部52bは、SD6で特定した符号の名称を特定すると共に、当該符号が含まれている建築図面53dに対応する階数を当該建築図面53dのファイル名に基づいて特定する。そして、部材情報DB53bにおいて、当該特定した階数の名称のフォルダを参照し、各符号の名称と同一名称のファイルを当該符号に対応する部材情報として取得する。
次に、部材情報配置部52bは、SD1で読み込んだ建築図面53dのうちSD5で指定された工区の範囲を拡大表示させると共に、当該工区の範囲の周辺領域において、SD7で取得した各部材情報を建築図面53d中の符号の位置に対応付けて配置する(SD8)。部材情報配置部52bは、各部材情報に対応する建築部材の符号の位置情報を取得し、当該符号から所定範囲内に部材情報を配置すると共に、部材情報から符号に至る矢印を表示させる。さらに、部材情報配置部52bは、検査用のチェックリストを部材情報に隣接した位置に配置する。このチェックリストの具体的な内容は任意であり、例えば鉄筋径やピッチ、かぶり等のチェック項目を含んだ表として構成されている。また、複数の部材情報が相互に重複表示されないように、公知の描画ソフトにおける図形整列機能を用いることができる。
図19は、部材情報が配置された建築図面53dを例示する図である。図19に示すように、拡大表示された工区の範囲の周辺に、各建築部材の符号に対応する部材情報が配置され、各部材情報から対応する各建築部材の符号に対して矢印が表示される。図16に戻り、部材情報配置部52bは、部材情報を配置した建築図面53dをプリンタ3から出力させる(SD9)。その後、部材情報配置処理を終了し、メインルーチンに戻る。
(効果)
このように、本実施の形態1によれば、建築部材に関する部材情報を部材図面53cから当該建築部材毎に自動的に抽出するので、従来は手作業で行っていた部材情報の切り出しを容易に行うことができ、検査野帳の作成に要する作業コストを低減することができる。また、建築部材を一意に識別する識別情報に対応する部材情報を、当該識別情報に対応する建築部材に関連付けて建築図面53d中に配置するので、抽出した部材情報と建築図面53d中の建築部材との関連付けにおける過誤を防止することができ、検査野帳の信頼性を向上させることができると共に、検査野帳のチェックに要する手間を削減することができる。
また、部材図面53cから部材表をベクターデータとして取得し、当該取得した部材表における区画線を特定し、当該特定した区画線によって区画された各ベクターデータを部材情報として抽出するので、ベクターデータとしての部材図面53cから建築部材毎に部材情報を抽出することができる。
また、区画線によって区画された各ベクターデータの内、タイトル領域に対応するベクターデータと部材情報領域に対応するベクターデータとを組み合わせたデータを部材情報として抽出するので、各建築部材について必要な情報を有する部材情報を容易に抽出することができる。
また、部材表を構成する線のうち、所定の長さ以上の線を区画線として特定するので、ユーザに煩雑な選択操作を要求することなく、区画線を容易に特定することができる。
また、建築図面53dから建築部材に対応する符号を抽出し、当該抽出した符号に対応する部材情報を建築図面53d中の符号の位置に対応付けて配置するので、建築図面53d中の各建築部材の位置に対応して容易に部材情報を配置することができる。
また、建築図面53dにおける通り芯の配置を基準として当該建築図面53dにおける符号の位置を特定し、当該特定した符号の位置に対応付けて部材情報を配置するので、建築図面53dにおける各建築部材の位置を容易に特定することができる。
〔実施の形態2〕
次に、実施の形態2について説明する。この実施の形態2は、スラブについての部材図面から部材情報を抽出する形態である。なお、実施の形態2の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたものと同一の符号及び/又は名称を必要に応じて付して、その説明を省略する。
(構成−部材情報管理装置−図面DB)
本実施の形態2に係る図面DB53aに格納されている部材図面53cは、スラブに関する部材図面である。図20は、スラブについての部材図面53cを概略的に示した図である。この部材図面53cは、実施の形態1で説明した梁についての部材図面53cと同様に部材表を有している。この部材表のタイトル領域には、識別情報として項目「名称」に対応する各スラブの名称(「S0」「S1」等)、項目「Lx×Ly」「版厚」に対応する各スラブの寸法(「6,400×13,000」等)、及びスラブの配筋情報の項目名(「位置」「短辺方向」「長辺方向」等)が格納されている。また、部材情報領域には、タイトル領域の各項目に関連付けて、各スラブの配筋情報(「LD10,13@200」等)が格納されている。
(処理−部材情報抽出処理)
次に、本実施の形態2に係る部材情報管理システムによって実行される部材情報抽出処理について説明する。なお、実行される各処理の内容は実施の形態1で説明した部材情報抽出処理と同様であるので、図5を適宜参照しつつ説明する。
図5のSB2において、部材情報抽出部52aは、SB1で取得した部材表を端末装置4の表示部41に表示させると共に、当該部材表における区画線の選択指示を表示させる(SB2)。図21及び図22は、端末装置4の表示部41に表示された部材表及び区画線の選択指示を例示した図である。図21及び図22に示すように、図20に例示した部材図面53cからベクターデータとして取得された部材表が表示部41に表示されると共に、当該部材表における区画線の選択を促す指示(図21及び図22では「区画線選択」ウィンドウ)が表示される。
図5のSB4において区画線を特定する際、部材情報抽出部52aは、例えば、図21に示した部材表を構成する線のうち、部材表の左端から右端に至る水平線の何れか一本が選択されると、当該選択された線の長さ以上の他の水平線を区画線として特定する(図21の部材表における水平方向の太線)。また、図22に示した部材表を構成する線のうち、部材表の上端から下端に至る垂直線の何れか一本が選択されると、当該選択された線の長さ以上の他の垂直線を区画線として特定する(図22の部材表における垂直方向の太線)。
この時、部材情報抽出部52aは区画線として特定された各線の座標情報を取得し、当該取得した各区画線の座標情報を区画線テーブルとして表示部41に表示させる(図21及び図22では左上のテーブル)。この区画線テーブルの項目「T」には線の種別又は建築部材のタイプを特定する情報(図21及び図22では、スラブの柱間帯及び柱列帯の配筋が同一であることを意味する「A」、柱間帯の端部・中央及び柱列帯のそれぞれについて配筋が異なることを意味する「WMN」、不要な線であることを意味する「×」、区画線を意味する「L」等)が格納される。
図23及び図24は、表示部41に表示された部材表と区画線の要否及び各区画の呼称の入力指示とを例示した図である。
図5のSB8において、部材情報抽出部52aは、入力された区画線の要否及び各区画の呼称を区画線テーブルに反映する(SB8)。例えば、図23において、部材表の項目「版厚」に対応する列が選択され、当該列に対応する区画が不要であることを示す「/」が入力欄に入力された場合、部材情報抽出部52aは、項目「Lx×Ly」に対応する列と項目「版厚」に対応する列とを区画する区画線が不要なものとし、これらの二つの列をまとめて一つの列として扱う。
また、図24において、部材表のうち項目「短辺方向」に対応する列が選択され、当該列に対応する区画の名称として「スラブ」が入力欄に入力された場合、部材情報抽出部52aは、当該選択されている列の名称を「スラブ」と設定する。これに対応して、区画線テーブルの項目「3pt」において、選択された列に対応する区画線(垂直方向の区画線のうち、部材表の左端から3本目の区画線)に対応する部分に「スラブ」を格納する。
図5のSB15において、部材情報抽出部52aは区画線によって区画された部材表の各ベクターデータを組合わせて部材情報を抽出する(SB15)。本実施の形態2では、部材情報抽出部52aは、タイトル区画を含む部材表の上端のタイトル領域全体に含まれるベクターデータと、部材表の左端のタイトル領域における識別区画に含まれるベクターデータと、識別区画と共通の水平方向の区画線によって区画される部材情報領域中の領域(以下、「部材区画」)に含まれるベクターデータとを組合わせる。そして、組合わせたデータを、建築部材毎の部材情報として表示部41に表示させると共に、当該建築部材を一意に識別する識別情報(例えば、識別区画を区画している区画線の名称)と相互に関連付けて部材情報DB53bに格納する。
図25は、部材情報抽出部52aが抽出して表示部41に表示させた部材情報を例示した図である。この図25では、タイトル区画を含む部材表の上端のタイトル領域全体に含まれるベクターデータと、スラブの名称「S1」を含む識別区画に含まれるベクターデータと、この識別区画と共通の水平方向の区画線によって区画された部材区画に含まれる配筋情報等のベクターデータとが、相互に組み合わされて表示されている。特に図25の例では、組み合わされた部材情報が画面全体に表示可能な様に、垂直方向の区画線を境界として3分割されて表示されている。さらに、備考欄を部材情報に隣接して配置している。
(効果)
このように、本実施の形態2によれば、建築部材の種別に対応した形式で部材情報を部材図面53cから当該建築部材毎に抽出するので、建築部材の種別に適した部材情報の切り出しを容易に行うことができ、検査野帳の作成に要する作業コストを低減することができる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(構成及び制御について)
また、本実施の形態で自動的に行われるものとして説明した制御の全部または任意の一部を手動で行っても良く、逆に、手動で行われるものとして説明した制御の全部または任意の一部を公知技術または上述した思想に基づいて自動化しても良い。また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成できる。例えば、プリンタ3や端末装置4の表示部41を部材情報管理装置5に備えてもよい。この他、前記文書中や図面中で示した処理手順、または、制御手順については、特記する場合を除いて任意に変更できる。
(部材情報管理処理について)
部材情報管理処理の各処理については、公知のCAD(Computer Aided Design)システム上で実行させてもよく、さらに公知の表計算ソフトやプレゼンテーションソフト等を組合わせて処理を実行させてもよい。
この発明に係る部材情報管理システムは、信頼性の高い検査野帳を容易に作成することができる、部材情報管理システムに有用である。
1 部材情報管理システム
2 ネットワーク
3 プリンタ
4 端末装置
5 部材情報管理装置
41 表示部
51 ネットワークIF
52 制御部
52a 部材情報抽出部
52b 部材情報配置部
53 データ記録部
53a 図面DB
53b 部材情報DB
53c 部材図面
53d 建築図面
54 バス

Claims (4)

  1. 建築部材に関する部材図面と、前記建築部材を用いた建築物に関する建築図面とを格納する図面格納手段と、
    前記建築部材に関する部材情報を前記部材図面から当該建築部材毎に抽出する部材情報抽出手段と、
    前記建築部材を一意に識別する識別情報と前記部材情報抽出手段によって抽出された前記部材情報とを、相互に関連付けて格納する部材情報格納手段と、
    前記建築図面に含まれている前記建築部材に対応する識別情報を当該建築図面から取得し、当該取得した識別情報に対応する前記部材情報を前記部材情報格納手段から取得し、当該取得した部材情報を前記取得した識別情報に対応する建築部材に関連付けて当該建築図面中に配置する部材情報配置手段と、
    前記部材情報配置手段によって前記部材情報が配置された建築図面の少なくとも一部を出力する出力手段と、を備え
    前記建築図面は、
    当該建築図面に含まれている前記建築部材に対応する符号を有し、
    前記部材情報配置手段は、
    前記建築図面から前記符号を抽出し、当該抽出した符号に対応する前記識別情報に関連付けられている前記部材情報を前記部材情報格納手段から取得し、
    前記建築図面における通り芯の配置を基準として当該建築図面における前記符号の位置を特定し、
    前記取得した部材情報を前記特定した符号の位置に対応付けて配置する、
    部材情報管理システム。
  2. 前記部材図面は、
    区画線によって前記建築部材毎に区画された表であって、前記部材情報を含む部材表を有し、
    前記部材情報抽出手段は、
    前記部材図面から前記部材表をベクターデータとして取得し、当該取得した部材表における前記区画線を特定し、当該特定した区画線によって区画された各ベクターデータを前記部材情報として抽出する、
    請求項1に記載の部材情報管理システム。
  3. 前記部材表は、
    前記区画線で区画された領域であって、前記識別情報を含むタイトル領域と、前記部材情報を含む部材情報領域とを有し、
    前記部材情報抽出手段は、
    前記区画線によって区画された各ベクターデータの内、前記タイトル領域に対応するベクターデータと前記部材情報領域に対応するベクターデータとを組み合わせたデータを前記部材情報として抽出する、
    請求項2に記載の部材情報管理システム。
  4. 前記部材情報抽出手段は、前記部材表を構成する線のうち、所定の長さ以上の線を前記区画線として特定する、
    請求項2又は3に記載の部材情報管理システム。
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