JP5384287B2 - 陳列用包装材 - Google Patents

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Description

本発明は、陳列用包装材に関し、特に、突出部を備えた容器を収容する箱状部を備えるようにした陳列用包装材に関するものである。
従来、洗浄剤、芳香・消臭剤、殺虫剤等においては、使用済みの本体部を再利用できるように薬剤等を収容した交換用容器が販売されている。
ところで、これらの交換用容器は、収容物を取り出すための口部としての突出部を備えており、また、装着される本体部に対応した形状をしていることもあって、それ自体では、設置安定性に欠けるものが多いことから、販売に際しては、ブリスターパック等の合成樹脂材料を一部に使用した陳列用包装材が多用されている。
しかしながら、ブリスターパック等の合成樹脂材料を一部に使用した陳列用包装材は、コスト高になるとともに、廃棄時に分別処理を行う必要があるという問題があった。
本発明は、上記従来の陳列用包装材の有する問題点に鑑み、紙製のシート状材料を用いることによって、コストを低廉できるとともに、廃棄時の分別処理の手間をなくすようにしながら、設置安定性に欠けるものが多い突出部を備えた容器を安定して収容することができる陳列用包装材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の陳列用包装材は、紙製のシート状材料を折り曲げて、突出部を備えた容器を収容する箱状部を備えるようにした陳列用包装材において、前記箱状部の側面を開口して形成するとともに、該開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料を折り曲げて箱状部の内方に向けて挿入するとともに、該挿入したシート状材料の先端部をさらに折り曲げて対面する箱状部の内面から離間するようにすることにより、開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料によって、箱状部に収容した容器の突出部を挟持するようにしたことを特徴とする。
この場合において、箱状部の前面部を構成するシート状材料に、箱状部に収容した容器の本体部が嵌り込む開口部を形成することができる。
本発明の陳列用包装材によれば、箱状部の側面を開口して形成するとともに、該開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料を折り曲げて箱状部の内方に向けて挿入するとともに、該挿入したシート状材料の先端部をさらに折り曲げて対面する箱状部の内面から離間するようにすることにより、開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料によって、箱状部に収容した容器の突出部を挟持するようにすることにより、紙製のシート状材料を用いることによって、コストを低廉できるとともに、廃棄時の分別処理の手間をなくすようにしながら、設置安定性に欠けるものが多い突出部を備えた容器を安定して収容することができる。
そして、箱状部に収容した容器を取り出す場合には、容器を開口した側面に向けて押圧することによって、箱状部の内方に向けて挿入した開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料と共に押し出し、簡単に取り出すことができる。
また、箱状部の前面部を構成するシート状材料に、箱状部に収容した容器の本体部が嵌り込む開口部を形成することにより、箱状部に収容した容器の設置安定性が向上するとともに、箱状部に収容した状態で容器の本体部を視認することができ、購入者の商品の誤認を防止することができる。
本発明の陳列用包装材の一実施例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 同陳列用包装材の展開図である。 同陳列用包装材に突出部を備えた容器を収容した状態を示し、(a)は図1(a)のA−A断面図、(b)は図1(a)のB−B断面図、(c)は図1(b)のC−C断面図である。
以下、本発明の陳列用包装材の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図3に、本発明の陳列用包装材の一実施例を示す。
この陳列用包装材1は、紙製のシート状材料を折り曲げて、突出部22を備えた容器2を収容する箱状部10を備えるようにした陳列用包装材1において、箱状部10の側面を開口して形成するとともに、この開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料16、17を折り曲げて箱状部10の内方に向けて挿入するとともに、挿入したシート状材料16、17の先端部16a、17aをさらに折り曲げて対面する箱状部10の内面から離間するようにすることにより、開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料16、17によって、箱状部10に収容した容器2の突出部22を挟持するようにしている。
ところで、陳列用包装材1を形成するために用いる紙製のシート状材料には、箱状部10に薬剤等を収容した容器2を収容した状態で、吊り下げて陳列することができる程度の強度を有する厚紙又は段ボールを使用することができる。
紙製のシート状材料は、図2に示すように、所定形状に打ち抜くとともに、必要に応じて、折り目となるミシン目や押圧線を付けるようにする。
なお、紙製のシート状材料の形状等は、収容する突出部22を備えた容器2の形状や陳列形態に合わせて決定することができる。
そして、本実施例において、紙製のシート状材料は、吊り下げ部11、天面部12、前面部13、底面部14、背面部15及び開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料16、17となる底面部14の両側から側方に延設した延設部からなり、吊り下げ部11に背面部15を固着することにより、天面部12、前面部13、底面部14及び背面部15によって、側面が開口した箱状部10を形成するようにしている。
そして、開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料16、17となる底面部14の両側から側方に延設した延設部を、底面部14との境界から折り曲げて箱状部10の内方に向けて挿入するとともに、挿入したシート状材料16、17の先端部16a、17aをさらに折り曲げて(本実施例においては、折り曲げ状態が維持されるように、2回折り曲げて)、対面する箱状部10の底面部14の内面から離間するようにしている。
また、挿入したシート状材料16、17の先端部16a、17aは、その一部を切り欠くことによって、箱状部10に収容した容器2の突出部22を挟持する挟持部16b、17bを形成するようにしている。
また、本実施例においては、箱状部10の前面部13を構成するシート状材料に、箱状部10に収容した容器2の本体部21が嵌り込む開口部13aを形成するようにしている。
これにより、箱状部10に収容した容器2の設置安定性が向上するとともに、箱状部10に収容した状態で容器2の本体部21を視認することができ、購入者の商品の誤認を防止することができる。
また、本実施例においては、箱状部10の吊り下げ部11を構成するシート状材料に、吊り下げ用の孔部11aを形成するようにしている。
次に、この陳列用包装材1の使用方法について説明する。
紙製のシート状材料の吊り下げ部11、天面部12、前面部13、底面部14及び背面部15を折り曲げるとともに、吊り下げ部11に背面部15を固着することにより、側面が開口した箱状部10を形成するようにする。
そして、箱状部10の開口した側面から、突出部22を備えた容器2を、突出部22が下側となるように挿入し、この開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料16、17となる底面部14の両側から側方に延設した延設部を折り曲げて箱状部10の内方に向けて挿入する。
このとき、挿入したシート状材料16、17の先端部16a、17aをさらに折り曲げて対面する箱状部10の内面から離間するようにすることにより、開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料16、17の先端部16a、17aの一部を切り欠いて形成した挟持部16b、17bが、箱状部10に収容した容器2の突出部22の位置に合致するようにし、この挟持部16b、17bによって、容器2の突出部22を挟持するようにする。
さらに、本実施例においては、箱状部10の前面部13を構成するシート状材料に形成した開口部13aに、箱状部10に収容した容器2の本体部21が嵌り込み、容器2が保持される。
この陳列用包装材1は、これにより、紙製のシート状材料を用いることによって、コストを低廉できるとともに、廃棄時の分別処理の手間をなくすようにしながら、設置安定性に欠けるものが多い突出部22を備えた容器2を安定して収容することができる。
そして、箱状部10に収容した容器2を取り出す場合には、容器2を開口した側面に向けて押圧することによって、箱状部10の内方に向けて挿入した開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料16、17と共に押し出し、簡単に取り出すことができる。
以上、本発明の陳列用包装材について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の陳列用包装材は、紙製のシート状材料を用いることによって、コストを低廉できるとともに、廃棄時の分別処理の手間をなくすようにしながら、設置安定性に欠けるものが多い突出部を備えた容器を安定して収容することができることから、洗浄剤、芳香・消臭剤、殺虫剤等においては、使用済みの本体部を再利用できるように薬剤等を収容した交換用容器の陳列用包装材の用途に好適に用いることができるほか、その他の突出部を備えた容器の陳列用包装材の用途にも用いることができる。
1 陳列用包装材
10 箱状部
11 吊り下げ部
12 天面部
13 前面部
14 底面部
15 背面部
16 開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料
16a 先端部
16b 挟持部
17 開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料
17a 先端部
17b 挟持部
2 容器
21 本体部
22 突出部

Claims (2)

  1. 紙製のシート状材料を折り曲げて、突出部を備えた容器を収容する箱状部を備えるようにした陳列用包装材において、前記箱状部の側面を開口して形成するとともに、該開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料を折り曲げて箱状部の内方に向けて挿入するとともに、該挿入したシート状材料の先端部をさらに折り曲げて対面する箱状部の内面から離間するようにすることにより、開口した側面の端縁の一辺から延設したシート状材料によって、箱状部に収容した容器の突出部を挟持するようにしたことを特徴とする陳列用包装材。
  2. 箱状部の前面部を構成するシート状材料に、箱状部に収容した容器の本体部が嵌り込む開口部を形成したことを特徴とする請求項1記載の陳列用包装材。
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