JP5384050B2 - ゲル状化粧料 - Google Patents

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本発明はゲル状化粧料に関し、更に詳しくは高内水相で、みずみずしい使用感触を有するゲル状化粧料に関する。
従来、メーキャップ用の乳化化粧料には、ファンデーション、アイライナー、アイシャドー、マスカラなどがあるが、乳化系から分類すると、水中油型化粧料(以下、O/W型化粧料と称する。)と、油中水型化粧料(以下、W/O型化粧料と称する。)に分類できる。これらの乳化化粧料は、油性化粧料に比べ、成分中に水を含有するため、肌に塗布した場合、さっぱり感を与え、さらに油性感が抑えられている。また、形状が液状やクリーム状のものが多く、その性能として肌上でのびが良く、ムラのない均一な仕上がりが得られやすい等の特性を有する。特にW/O型化粧料は、O/W乳化化粧料に比べ、油相が連続相であるため微生物抵抗性が高く、使用に際しても、皮膚表面上に水分透過性の低い油膜を残し、長時間にわたって肌を乾燥から保護すると共に、水浴あるいは水仕事、発汗などによって水と接触しても再乳化を起こすことが少なく、色ムラ、よれなどの化粧くずれが起こりにくい等の優れた性能を有している。
しかし一方で、従来のW/O型化粧料は安定な乳化物を得ることが困難であり、安定化を図るためには分散相に含有せしめる水分量を制限したり、また、粘度の高い油成分を使用したりすることが多く、実際に使用した場合、べとつき感や油性感が強いという欠点があった。
近年、特定のポリエーテル変性シリコーンを用い、さらにシリコーン油、水、および低級アルコールを配合することによって、のびが軽く、さっぱりとした感触のゲル状化粧料が開発されている(特許文献1)。しかしながらこの方法では、水を高配合することができない為、水々しい使用感を得ることができないという問題点があった。
さらに、特定のポリエーテル変性シリコーン、ポリシロキサン、表面撥水処理された粉体、エチルアルコールおよび水を含有し、水相が長時間安定に乳化され、塗布時には清涼感を与えることができ、塗布後は化粧くずれにしにくい、乳化安定性に優れた油中水型乳化組成物が得られている(特許文献2)。しかしながらこの組成物は、高内水性であるがポリエーテル変性シリコーンの配合量が少なくゲル状化粧料としての独特な使用感を得ることが出来ないという欠点があった。
特開平7−100358号公報 特開平9−183710号公報
本発明は、水々しく、独特のソフトな使用感を有するゲル状化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、ポリエーテル変性シリコーンを含有するゲル状化粧料に特定の水膨潤性粘土鉱物を配合することで多量の水と多量のポリエーテル変性シリコーンを配合することができ、その結果、みずみずしさとゲル状化粧料としての独特な使用感を付与することが出来ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、次の(a)〜(c)成分を含むことを特徴とするゲル状化粧料である。
(a)下記一般式(1)で表されるポリエーテル変性シリコーン 4〜9質量%
(b)ベントナイトおよびケイ酸ナトリウム・マグネシウムから選ばれる一種又は二種の水膨潤性粘土鉱物 0.1〜2質量%
(c)水 8〜25質量%
Figure 0005384050
[式中、Aは一般式:−C36O(C24O)a(C36O)bR’(式中、R’は水素原子、アシル基、および炭素数1〜4のアルキル基からなる群から選択される基であり、a、bはそれぞれ0〜50の整数であるが、aおよびbの両方が0である場合を除く。)で示されるポリオキシアルキレン基であり、Rはメチル基またはフェニル基、mは50〜1000の整数、nは1〜40の整数である。〕
本発明のゲル状化粧料は、のびが軽くさっぱりとしたみずみずしい感触を有し、かつ経時安定性に優れ、ゲル状化粧料としての独特の使用感を有するものである。
以下本発明について詳述する。
(ポリエーテル変性シリコーン)
本発明に用いられるポリエーテル変性シリコーンは下記一般式(1)で示される一種または二種以上である。
Figure 0005384050
[式中、Aは一般式:−C36O(C24O)a(C36O)bR’(式中、R’は水素原子、アシル基、および炭素数1〜4のアルキル基からなる群から選択される基であり、a、bはそれぞれ0〜50の整数であるが、aおよびbの両方が0である場合を除く。)で示されるポリオキシアルキレン基であり、Rはメチル基またはフェニル基、mは50〜1000の整数、nは1〜40の整数である。〕
R' のアシル基として、具体的には、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、アクリロイル基、ベンゾイル基、トルオイル基等が例示され、炭素数1〜4のアルキル基として、具体的には、メチル基、エチル基、i−プロピル基、n−プロピル基、t−ブチル基、n−ブチル基が例示される。
なお、ポリオキシアルキレン基において、aおよびbが0である場合には、ポリエーテル変性シリコーンに水性成分が関与しても十分な増粘効果を示さなくなり、また、aまたはbが50を超える場合には、得られた液状化粧料がべとつき感を有するようになる。
また、ポリオキシアルキレン基の含有量は、質量基準で40〜60%であることが望ましく、より好ましくは44〜60%であり、さらに好ましくはポリオキシアルキレン基の含有量が51〜60%である。これは、ポリオキシアルキレン基の含有量が40%未満や60%を超える場合には、ポリエーテル変性シリコーンの増粘効果が著しく低下するためである。
また、mは50〜1000の整数であり、nは1〜40の整数である。これは、mが50未満、またはnが0である場合には、増粘効果が不十分であり、mが1000を超えるか、またはnが40を超える場合には、得られた液状化粧料がべとつき感を有するようになるからである。
本発明に用いられるポリエーテル変性シリコーンの分子量は特に限定されるものではないが、強固な化粧膜の形成のため、水性成分の関与が少量でも済むように設計する場合には10000以上の高分子量が好ましい。またその25℃における粘度も特に限定されるものではない。
本発明に用いられるポリエーテル変性シリコーンとしては、例えばA=メチル基、R’=水素原子、a=24、b=24、R=メチル基、m=400、n=10、分子量55000、ポリオキシアルキレン含有率=44%(質量基準)などが挙げられる。市販されているものとしては、例えば東レ・ダウコーニング・シリコーン社製、BY11−030などが挙げられる。
本発明に用いられるポリエーテル変性シリコーンの配合量は4〜9質量%であり、好ましくは6〜8質量%の範囲である。これは、本発明の油中水型乳化ゲル状化粧料において、ポリエーテル変性シリコーンの配合量が4質量%未満であると、ゲル状化粧料としての独特な使用感を得ることができず、また9質量%を超えると増粘し過ぎてしまい分散が困難になるためである。
(水膨潤性粘土鉱物)
本発明に用いられる水膨潤性粘土鉱物は、ベントナイトおよびケイ酸ナトリウム・マグネシウムが挙げられ、市販品としては、クニピアG(クニミネ工業株式会社)、ラポナイトXLG(LAPORTE INDUSTRIES LTD.)等が挙げられる。
本発明に用いられる水膨潤性粘土鉱物の配合量は0.1〜2質量%であり、好ましくは0.5〜1質量%の範囲である。これは、本発明のゲル状化粧料において、水膨潤性粘土鉱物の配合量が0.1質量%未満であると、良好な分散性が得られず、また2質量%を超えると膨潤し切らず残渣が生じてしまうためである。また、水膨潤性粘土鉱物以外の増粘剤を用いた場合にも良好な分散性が得られない。
本発明において、水の配合量は、8〜25質量%であり、好ましくは10〜23質量%である。
水の配合量が8質量%未満ではみずみずしさが劣り、25質量%を超えると安定な油中水型のゲル状化粧料とすることが困難になる。
本発明のゲル状化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、前記必須成分のほかに、通常化粧料に基剤として配合される顔料、油分、界面活性剤、保湿剤、低級アルコールや、化粧料を修飾する成分として防腐剤、香料、キレート剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を配合できることは言うまでもない。
本発明に用いられる低級アルコールとしては、炭素数3以下のエチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−プロピルアルコール等が例示される。
顔料としては、無機顔料の例として、タルク、カオリン、炭酸カルシウム、亜鉛華、二酸化チタン、赤酸化鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、チタンコーティッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、ベンガラ、焼結顔料、グンジョウピンク、水酸化クロム、雲母チタン、酸化クロム、酸化アルミニウムコバルト、紺青、カーボンブラック、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、ベントナイト、マイカ、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム等が例示される。
有機顔料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、メタクリル酸メチルポリマー、ポリスチレン、ポリスチレンポリアクリル酸共重合体、塩化ビニルポリマー、テトラフルオロエチレンポリマー等の粉末や、セルロースパウダー、キチンパウダー、キトサンパウダー、魚鱗箔、レーキ化タール色素等が例示される。
またこれらの顔料は疎水化処理などの表面処理を施したものも応用できる。例えば、高粘度シリコーン油処理、アルキルハイドロジェンポリシロキサンを反応させたシリコーン樹脂処理、あるいはそれらをアルケン処理したもの、カチオン活性剤処理、アニオン活性剤処理、ノニオン活性剤処理、ワックス処理、デキストリン脂肪酸処理、フッ素処理等が例示される。
本発明に係るゲル状化粧料に配合できる油分としては、アボガド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等の液状油分、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等の固形油分や、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポクロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリンセラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等、あるいは流動パラフィン、オゾケライト、スクワレン、プリスン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素油等も配合できる。ただし、油分全体に占めるシリコーン油の割合は、少なくとも33重量%以上である必要がある。また、使用性の点からは、実質的にワックス成分を配合していないことが望ましい。
本発明のゲル状化粧料としては、例えば、ファンデーション、アイシャドー、マスカラ、アイライナー、サンスクリーン、モイスチャークリーム、ヘアジェル、制汗クリーム等が挙げられ、特にアイシャドーが好適である。これらのゲル状化粧料は常法に従って製造することができる。
以下に、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。ただし、本発明の範囲はこれらの実施例によってなんら限定されるものではないことはいうまでもない。
試験例1[(1−1)〜(1−6)](水膨潤性粘土鉱物の配合量の検討)
表1に示すゲル状アイシャドーを下記の方法で調製し、分散性(乳化安定性)、みずみずしさ、硬度を次の基準で評価した。その結果を併せて表1に示す。
なお、表1に示されるポリエーテル変性シリコーンは下記の構造を有するものを用いた。
ポリエーテル変性シリコーン:一般式(1)において、R’は水素原子、aは24、bは24、Rはメチル基、mは400、nは10
(製法)
(5)〜(12)を室温においてディスパーで攪拌し完全に混合した。その後、ディスパーによる攪拌を続けながら別途ディスパーにて混合溶解した(1)〜(4)を添加してゲル化させ、ゲル状アイシャドーを得た。
(1)分散性
室温にて(5)〜(12)と(1)〜(4)を混合しディスパー分散した時の分散性を観察する。
◎:直後に均一分散する。
○:1〜2分後に均一分散する。
△:2〜5分後に均一分散する。
×:均一に分散されない。
(2)みずみずしさ
化粧品専門パネル10名により、みずみずしさについて官能評価を行い、次の基準で評価した。
◎:10人中8名以上が良いと判断した。
○:10人中6〜7名が良いと判断した。
△:10人中4〜5名が良いと判断した。
×:10人中3人以下が良いと判断した。
(3)硬度
レオメーター硬度計を用いて、5.6Φ、2cm/min、1cm針入、RTの条件で測定した。
Figure 0005384050
※1:トスパール2000B(東芝シリコーン(株)製)
※2:アルキル変性シリコーン樹脂被覆亜鉛華処理群青(日本精化(株)製)
※3:SA−チミロン MP115(三好化成(株)製)
表1から分かるように、試験例(1−2)〜(1−5)では極めてみずみずしい質感を保持しつつ適度な硬度を有するゲル状アイシャドーを得ることが出来た。試験例(1−6)では分散性は良好であったが、水々しい質感にやや欠けたものであった。試験例(1−1)では水々しい質感は得られたものの分散性が著しく低下し満足な品質を得ることは出来なかった。
試験例2[(2−1)〜(2−5)](水分量の検討)
表2に示すゲル状アイシャドーを上記の方法で調製し、分散性(乳化安定性)、みずみずしさ、硬度を前記の基準で評価した。その結果を併せて表2に示す。
なお、表2に示されるポリエーテル変性シリコーンは下記の構造を有するものを用いた。
ポリエーテル変性シリコーン:一般式(1)において、R’は水素原子、aは24、bは24、Rはメチル基、mは400、nは10
Figure 0005384050
表2から分かるように、試験例(2−1)〜(2−3)では極めてみずみずしい質感を保持しつつ適度な硬度を有するゲル状アイシャドーを得ることが出来た。試験例(2−4)〜(2−5)では転相して油中水型乳化タイプとはならなかった。ただし、試験例(2−4)では、(2)〜(3)の水相パーツを減量することで油中水型タイプとすることが可能である。
試験例3[(3−1)〜(3−7)](水膨潤性粘土鉱物の種類の検討)
表3に示すゲル状アイシャドーを上記の方法で調製し、分散性(乳化安定性)、みずみずしさを前記の基準で評価した。その結果を併せて表3に示す。
なお、表3に示されるポリエーテル変性シリコーンは下記の構造を有するものを用いた。
ポリエーテル変性シリコーン:一般式(1)において、R’は水素原子、aは24、bは24、Rはメチル基、mは400、nは10
Figure 0005384050
表3から分かるように、試験例(3−1)〜(3−5)では良好な分散性を有するものが得られなかったのに対し、試験例(3−6)〜(3−7)では、極めてみずみずしい質感を保持しつつ分散性にも優れたゲル状アイシャドーを得ることが出来た。
試験例4[(4−1)〜(4−5)](ポリエーテル変性シリコーン量の検討)
表4に示すゲル状アイシャドーを上記の方法で調製し、分散性(乳化安定性)、みずみずしさ、硬度を前記の基準で評価した。その結果を併せて表4に示す。
なお、表4に示されるポリエーテル変性シリコーンは下記の構造を有するものを用いた。
ポリエーテル変性シリコーン:一般式(1)において、R’は水素原子、aは24、bは24、Rはメチル基、mは400、nは10
Figure 0005384050
表4から分かるように、試験例(4−1)〜(4−3)では分散性がよく、みずみずしい質感を保持しつつ適度な硬度を有するゲル状アイシャドーを得ることが出来た。試験例(4−4)では硬度が高くなって分散性が悪くなり、試験例(4−5)では分散が困難となった。
処方例1 クリーム
組成 配合量(質量%)
A.ワセリン 2.0
スクワラン 7.0
デカメチルペンタシロキサン 40.0
ポリエーテル変性シリコーン 8.0
ホホバ油 5.0
トコフェロール 適量
B.1,3ブチレングリコール 3.0
エチルアルコール95% 10.0
ケイ酸ナトリウム・マグネシウム 0.1
グリセリン 5.0
水 残余
−製法−
処方例1に示されるポリエーテル変性シリコーンは下記の構造を有するものを用いた。
ポリエーテル変性シリコーン:一般式(1)において、R’は水素原子、aは24、bは24、Rはメチル基、mは400、nは10
A(油相)とB(水相)をそれぞれ室温にてディスパーで完全溶解する。ディスパーで攪拌を続けながらBをAに加えてゲル化し、クリームを得る。
処方例2 ファンデーション
組成 配合量(質量%)
A.ワセリン 2.0
スクワラン 6.0
トリメチルシロキシケイ酸 2.5
デカメチルペンタシロキサン 40.0
ポリエーテル変性シリコーン 8.0
ホホバ油 5.0
トコフェロール 適量
香料 0.3
B.1,3ブチレングリコール 3.0
エチルアルコール95% 10.0
ケイ酸ナトリウム・マグネシウム 0.1
グリセリン 5.0
調合粉末 12.0
水 残余
−製法−
処方例2に示されるポリエーテル変性シリコーンは下記の構造を有するものを用いた。
ポリエーテル変性シリコーン:一般式(1)において、R’は水素原子、aは24、bは24、Rはメチル基、mは400、nは10
A(油相)とB(水相)をそれぞれ室温にてディスパーで完全溶解する。ディスパーで攪拌を続けながらBをAに加えてゲル化し、ファンデーションを得る。
処方例3 マスカラ
組成 配合量(質量%)
A.トリメチルシロキシケイ酸 10.0
デカメチルペンタシロキサン 40.0
ポリエーテル変性シリコーン 8.0
疎水化処理色材 10.0
トコフェロール 適量
B.1,3ブチレングリコール 3.0
エチルアルコール95% 10.0
ケイ酸ナトリウムマグネシウム 0.1
水 残余
−製法−
処方例3に示されるポリエーテル変性シリコーンは下記の構造を有するものを用いた。
ポリエーテル変性シリコーン:一般式(1)において、R’は水素原子、aは24、bは24、Rはメチル基、mは400、nは10
A(油相)とB(水相)をそれぞれ室温にてディスパーで完全溶解する。ディスパーで攪拌を続けながらBをAに加えてゲル化し、マスカラを得る。

Claims (3)

  1. 次の(a)〜(c)成分を含むことを特徴とするゲル状化粧料。
    (a)ポリオキシアルキレン基が40〜60%(重量基準)で、分子量が10000以上である下記一般式(1)で表されるポリエーテル変性シリコーン 6〜8質量%
    (b)ベントナイトおよびケイ酸ナトリウム・マグネシウムから選ばれる一種又は二種の水膨潤性粘土鉱物 0.1〜2質量%
    (c)水 8〜25質量%
    Figure 0005384050
    [式中、Aは一般式:−C36O(C24O)a(C36O)bR’(式中、R’は水素原子、アシル基、および炭素数1〜4のアルキル基からなる群から選択される基であり、a、bはそれぞれ0〜50の整数であるが、aおよびbの両方が0である場合を除く。)で示されるポリオキシアルキレン基であり、Rはメチル基またはフェニル基、mは50〜1000の整数、nは1〜40の整数である。〕
  2. 油中水型乳化タイプであることを特徴とする請求項1に記載のゲル状化粧料。
  3. ゲル状化粧料がアイシャドーであることを特徴とする請求項1に記載のゲル状化粧料。
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