JP5382264B1 - ブレーキキャリパの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】肉厚部に大きな気泡{ポロシティ(Porosity)}や収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}の発生を抑制して、加工精度の向上及び強度の向上を図れるようにしたブレーキキャリパの製造方法を提供すること。
【解決手段】ディスクを収容する中空部11を挟んで対向する対向部12,13と、対向部12,13の両側を連結する連結部14と、両対向部12,13の一方に形成されるシリンダ形成用の第1のシリンダ部15と、を具備するブレーキキャリパの製造方法において、金型のキャビティ20内を酸素で置換した後、第2のシリンダ部16を有する対向部13側に設けられた溶湯のゲート18からのアルミニウム溶湯の射出を、第1のシリンダ部15の両側の肉厚部の第1のシリンダ部側の壁面に向かう方向に向けて行う。
【選択図】 図13

Description

この発明は、ブレーキキャリパの製造方法に関するもので、更に詳細には、ダイカスト法を用いたアルミニウム製ブレーキキャリパの製造方法に関するものである。
従来、アルミニウム製品の鋳造法には多種の方法があり、例えば、重力金型鋳造法や重力と反対方向に溶湯を押し上げて金型内に注湯する低圧鋳造法がある(例えば、特許文献1参照)。
また、上記鋳造法に比べて寸法精度の向上及び生産性の向上が図れる技術として、高速及び高圧力によって金型内に溶湯を注湯(射出・充填)して鋳造するダイカスト法が知られている。アルミニウム製品の製造方法としてもダイカスト法も利用されている(例えば、特許文献2参照)。
また、ダイカスト法としてはキャビティ内の空気の巻込みによる巣の発生を防ぐ目的で、金型のキャビティの空気を活性ガス、例えば酸素ガスで置換した後に、溶湯を注湯(射出・充填)する無孔性ダイカスト法{PF(Pore Free)法}も知られている(例えば、特許文献3参照)。無孔性ダイカスト法によれば、キャビティ内に充填された酸素は、アルミニウム溶湯と反応して微細な酸化膜(Al2O3)になって製品内に分散するため、製品への悪影響を抑制できる。
一般に、アルミニウム製のディスクブレーキ用キャリパ(以下に、ブレーキキャリパという)は、例えば、特許文献1に示されるように重力鋳造方法により製造されていた。また、ダイカスト法を用いてブレーキキャリパを製造することを示唆する文献として、例えば、特許文献2に示されるものもあるが、その具体的製造方法は言及されていない。
ブレーキキャリパは、ディスクを収容する収容空間(中空部)を挟んで対向する対向部と、該対向部の両側を連結する連結部とを具備し、対向部の少なくとも一方にはピストンが嵌挿可能なシリンダ部が形成される複雑な形状を有している。
また、高速で回転するディスクを上記ピストンに取り付けたブレーキパットで挟持させ回転停止させるものであり、最終的寸法精度は精密性を要するため、寸法精度を高く鋳造可能なダイカスト方法での製造を行うことにより最終仕上げ加工工数も低減できるので、ダイカスト方法の実現が望まれている。
特開2000−220667号公報 特開平5−118360号公報 特開2000−52016号公報
しかし、対向部にシリンダ形成用のシリンダ部やディスク収容部などの加工面が必要となるブレーキキャリパにおいては、キャビティ内に圧入・充填された溶湯は温度の低い部分から凝固が始まり内部に及ぶため、凝固に際しての収縮によって先に凝固する部分は凝固の遅い対向部に有する肉厚部から湯を引きつけながら凝固する。その結果、肉厚部には溶湯中に発生したガスによって凝固後に丸状の気泡{ポロシティ(Porosity)}が発生し、また、先に凝固収縮した部分に引っ張られて収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}が発生する。
上述のように、気泡{ポロシティ(Porosity)}や収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}がシリンダ形成用のシリンダ部やディスク収容部の加工面側に生じると、加工面の加工精度が低下すると共に、製品の強度が低下する懸念がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、肉厚部に大きな気泡{ポロシティ(Porosity)}や収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}の発生を抑制して、加工精度の向上及び強度の向上を図れるようにしたブレーキキャリパの製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を達成するために、この発明のブレーキキャリパの製造方法は、ディスクを収容する中空部を挟んで対向する対向部と、該対向部の両側を連結する連結部と、上記両対向部の一方に形成されるシリンダ形成用の第1のシリンダ部と、を具備するブレーキキャリパの製造方法であって、金型のキャビティ内に大気圧以上の圧力で酸素を充填した後、上記両対向部のいずれか一方側に設けられたゲートからのアルミニウム溶湯の射出を、上記第1のシリンダ部の両側の肉厚部の第1のシリンダ部側の壁面に向かう方向に向けて行う、ことを特徴とする。
この発明のブレーキキャリパの製造方法において、上記ブレーキキャリパは、上記両対向部の対向側にシリンダ形成用の上記第1のシリンダ部とシリンダ形成用の第2のシリンダ部を具備するものも含む。
また、この発明において、上記ブレーキキャリパは、更に上記第1のシリンダ部が形成された上記対向部に設けられる冷却媒体が流通する鋳抜き部を具備するものも含む。
また、この発明において、上記溶湯のゲートからのアルミニウム溶湯の射出を、上記鋳抜き部から上記第1のシリンダ部側の壁面に向かう方向に跳ね返る方向に向けて行うようにしてもよい。
このように構成することにより、アルミニウム溶湯の射出を、シリンダ形成用の第1のシリンダ部の両側の肉厚部の第1のシリンダ部側壁面に向かう方向、又は鋳抜き部から第1のシリンダ部側の壁面に向かう方向に跳ね返る方向に向けて行うので、アルミニウム溶湯中に含まれる気泡を飛散させて微細化することができる。
また、この発明において、水で希釈した水溶性離型剤を上記金型に付着した状態で、上記金型のキャビティ内にアルミニウム溶湯を射出して圧入するのが好ましい。この場合、上記水溶性離型剤には、シリコンオイル系水溶性離型剤又は黒鉛系水溶性離型剤を用いるのが好ましい。
このように構成することにより、キャビティ内の酸素がアルミニウム溶湯と反応し、アルミニウム溶湯の表面に酸化膜(Al2O3)を形成するので、水分がアルミニウム溶湯と反応しづらく離型剤中の水分のうち一定量のH2Oはアルミニウム溶湯の熱によって水蒸気となり、H2Oは反応せずに鋳物中に分散した微細な気泡を形成する。
この発明によれば、アルミニウム溶湯の射出を、シリンダ形成用の第1のシリンダ部の両側の肉厚部の第1のシリンダ部側壁面に向かう方向に向けて行うことで、アルミニウム溶湯中に含まれる気泡を飛散させて微細化することができるので、気泡{ポロシティ(Porosity)}や収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}の発生を抑制して、加工精度の向上及び強度の向上を図ることができる。
また、水で希釈した水溶性離型剤(シリコンオイル系水溶性離型剤又は黒鉛系水溶性離型剤)を金型に付着した状態で、金型のキャビティ内にアルミニウム溶湯を射出して圧入することにより、離型剤中の水分の一部が蒸発して微細な気泡となって製品中に残るので、更に収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}を低減(微細化)することができる。
この発明に係るブレーキキャリパの製造方法によって作製されるアルミニウム製ブレーキキャリパを示す斜視図である。 上記ブレーキキャリパの正面図である。 上記ブレーキキャリパの背面図である。 上記ブレーキキャリパの左側面図である。 上記ブレーキキャリパの右側面図である。 上記ブレーキキャリパの平面図である。 上記ブレーキキャリパの底面図である。 図5のA−A線に沿う断面図である。 図7のB−B線に沿う断面図である。 この発明に係るブレーキキャリパの製造方法の工程を示すフローチャートである。 この発明に係る製造方法によって作成されるブレーキキャリパの工程の第1実施形態を示す概略断面図である。 この発明に係る製造方法によって作成されるブレーキキャリパの工程の第2実施形態を示す概略断面図である。 溶湯を内側に射出する比較例のダイカスト工程を示す概略断面図である。 溶湯を肉厚の対向部の鋳抜き部に向けて射出する実施例のダイカスト工程を示す概略断面図である。 上記比較例のダイカスト工程によって作成されたブレーキキャリパのシリンダ用開口部側の肉厚部の断面を示す拡大写真である。 上記実施例のダイカスト工程によって作成されたブレーキキャリパのシリンダ用第1のシリンダ部側の肉厚部の断面を示す拡大写真である。
以下に、この発明を実施するための形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、この発明に係る製造方法のダイカスト工程によって作製されるブレーキキャリパについて、図1ないし図9を参照して説明する。
上記ブレーキキャリパ10は、図1ないし図9に示すように、ディスクを収容する空間を形成する中空部11を挟んで対向する対向部12,13と、該対向部12,13の両側を連結する連結部14と、両対向部12,13の対向側の一方の対向部12に形成されるピストンを摺動可能に嵌挿するシリンダ形成用の第1のシリンダ部15と、他方の対向部13に形成されるシリンダ形成用の第2のシリンダ部16と、第1のシリンダ部15が形成された対向部12に設けられる冷却媒体が流通する鋳抜き部17と、を具備する。また、第2のシリンダ部16を有する対向部13側には、アルミニウム溶湯のゲート18が設けられている。
本実施形態では、ブレーキキャリパ10に設けられるシリンダ形成用の第1のシリンダ部15と第2のシリンダ部16は断面円形状に形成され、ブレーキキャリパ10の中心部に直線上に同じ中子(図示せず)で形成され、ゲート18が中子を取り外す側でないシリンダ形成用第2のシリンダ部16を有する対向部13に形成されている。この場合、ゲート18はブレーキキャリパ10の中心部に対して左右対称な4箇所に設けられている。なお、第1のシリンダ部15と第2のシリンダ部16は断面円形状であることが望ましいが、横長楕円形、あるいは断面角形などでもよく必ずしも断面円形である必要はない。また、ゲート18は必ずしも4箇所に設ける必要はなく、少なくとも両側の2箇所を設ければ任意の数であってもよい。
上記中空部11は、ブレーキキャリパ10の中心部を貫通する矩形状中空基部11aと、ブレーキキャリパ10の正面側の矩形状中空基部11aの両側の短辺から連結部14の一部に延設される一対の溝部11bとで形成されている。
上記のように形成されるブレーキキャリパ10は、中空部11に収容されるディスクをシリンダ形成用の第1のシリンダ部15と第2のシリンダ部16に収容された一対のシリンダに取り付けたブレーキパッドで挟持させてディスクの回転を停止する。
次に、この発明に係る製造方法について、図10,図11A及び図11Bを参照して詳細に説明する。
◎第1実施形態
<ステップS−1:金型組付け・離型剤塗布>
金型を組み付けると共に、中子(図示せず)を用いて、中空部11を挟んで対向する対向部12,13と、対向部12,13の両側を連結する連結部14及び対向部12の左右両側に膨隆する鋳抜き部17のキャビティ20を形成すると共に、一方の対向部12の中心位置にシリンダ形成用の第1のシリンダ部15と、他方の対向部13にシリンダ形成用の第2のシリンダ部16を形成する(図11A(a)参照)。
金型の組付け後に、金型の内面に水で例えば50〜100倍に希釈した水溶性離型剤を塗布する。この場合の水溶性離型剤としては、例えばシリコンオイル系水溶性離型剤又は黒鉛系水溶性離型剤が好適である。
<ステップS−2;酸素充填工程>
キャビティ20内に大気圧以上の圧力で酸素ガス(O2)を充填してキャビティ20内の空気を酸素ガスで置換する。
<ステップS−3:ダイカスト工程>
第2のシリンダ部16を形成する対向部13側に設けられたゲート18からアルミニウム溶湯を射出して、アルミニウム溶湯をキャビティ20内に流す。この際、ゲート18の両内側の2箇所のゲート18から対向部13にアルミニウム溶湯を射出し、両外側の2箇所のゲート18から対向部12のシリンダ形成用の第1のシリンダ部15側の壁面に向けてアルミニウム溶湯を射出する(図11A(b)参照)。
すると、アルミニウム溶湯はゲート18を通過した後広がって左右の連結部14側へ流れて、他方の対向部12側へ流れる。この際、対向部13を流れる溶湯は第2のシリンダ部16を囲むようにして流れる。また、他方の対向部12を流れるアルミニウム溶湯はシリンダ形成用の第1のシリンダ部15を囲むようにして流れると共に、左右の鋳抜き部17を囲むようにして流れる。
このように両外側の2箇所のゲート18から対向部12のシリンダ形成用の第1のシリンダ部15側の壁面に向けてアルミニウム溶湯を射出することにより、溶湯が霧状又は飛沫状に微細化するようになるので、酸素ガスと溶湯との反応が促進される。したがって、キャビティ20内に圧入・充填されたアルミニウム溶湯は温度の低い部分から凝固が始まり内部に及ぶため、凝固に際しての収縮によって先に凝固する部分は凝固の遅い肉厚の対向部12から湯を引きつけながら凝固するが、肉厚の対向部12の溶湯中に生じる気泡は微細なため、凝固後に生じる丸状の気泡{ポロシティ(Porosity)}の発生を抑制することができ、また、先に凝固収縮した部分に引っ張られて発生する収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}を抑制することができる。
また、水で希釈した水溶性離型剤を金型に付着した状態で、金型のキャビティ20内にアルミニウム溶湯を射出して圧入することにより、キャビティ20内の酸素がアルミニウム溶湯と反応し、アルミニウム溶湯の表面に酸化膜(Al2O3)を形成するので、水分がアルミニウム溶湯と反応しづらく離型剤中の水分のうち一定量のH2Oはアルミニウム溶湯の熱によって水蒸気となり、H2Oは反応せずに、酸素置換しても不可避的に僅かに残っている窒素(N)と共に鋳物中に分散した微細な気泡を形成して収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}を抑制する。なお、一部のH2Oはアルミニウムと反応して、Al2O3とHとなり、固体と固溶したH原子となって気泡にはならず、収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}の抑制には寄与しない。
ここで、溶湯はダイカスト用アルミニウム合金のうち、耐圧性,機械的性質及び耐食性に優れている材質例えばADC3相当{Cu:0.6質量%,Si:9.0〜10.0質量%,Mg:0.4〜0.6質量%,Zn:0.5質量%,Fe:1.3質量%,Mn:0.3質量%,Ni:0.5質量%,Sn:0.1質量%,残部Al}が使用される。
<ステップS−4:熱処理工程>
ダイカスト工程の後、ダイカスト工程によって作製された半製品に熱処理(例えばT6処理)を施す。すなわち、半製品を溶体化処理後人工時効硬化処理する。この場合、溶体化は480〜520℃の温度下で30分〜5時間行い、水冷による焼入れ処理後、時効は150〜180℃の温度下で3〜15時間行う。
<ステップS−5:仕上げ>
熱処理工程の後、シリンダ形成用の第1のシリンダ部15の内周面を仕上げ加工すると共に、第1のシリンダ部15に連通する作動油の連通路を形成してブレーキキャリパ10を作製する。この場合、ドリル等の工具を用いて連通路を形成することができ、連通路を形成した後、ドリルの挿入口に作動油の供給口を形成する。なお、不要なドリル挿入口は栓で塞ぐ。なお、熱処理を行わずにダイカスト工程後に仕上げ加工を行ってもよい。
◎第2実施形態
第2実施形態は、図11Bに示すように、第1実施形態と同様に、金型組付け(ステップS−1、図11B(a)参照)、酸素置換工程(ステップS−2)及び熱処理工程(ステップS−4)を具備しているが、ダイカスト工程においてアルミニウム溶湯の射出形態が異なる点で相違している。
すなわち、第2実施形態は、第2のシリンダ部16を形成する対向部13側に設けられたゲート18の両内側の2箇所のゲート18から対向部13にアルミニウム溶湯を射出し、両外側の2箇所のゲート18から対向部12の鋳抜き部17に向けてアルミニウム溶湯を射出して、鋳抜き部17からシリンダ形成用の第1のシリンダ部15側の壁面に向かう方向に跳ね返らせるようにした場合である(図11B(b)参照)。
第2実施形態のダイカスト工程において、アルミニウム溶湯はゲート18を通過した後広がって左右の連結部14側へ流れて、他方の対向部12側へ流れる。この際、対向部13を流れる溶湯は第2のシリンダ部16を囲むようにして流れる。また、他方の対向部12を流れるアルミニウム溶湯はシリンダ形成用第1のシリンダ部15を囲むようにして流れると共に、左右の鋳抜き部17を囲むようにして流れる。
このように両外側の2箇所のゲート18から対向部12の鋳抜き部17に向けてアルミニウム溶湯を射出して、鋳抜き部17からシリンダ形成用の第1のシリンダ部15側の壁面に向かう方向に跳ね返る方向に向けてアルミニウム溶湯を射出することにより、第1実施形態と同様に、溶湯が霧状又は飛沫状に微細化するようになるので、酸素ガスと溶湯との反応が促進される。また、冷却媒体が流通する鋳抜き部17にアルミニウム溶湯を射出して跳ね返らせることにより、肉厚の対向部12に冷えたアルミニウム溶湯を充填させることができ、対向部12の凝固時間を短縮することができる。したがって、キャビティ20内に圧入・充填されたアルミニウム溶湯は温度の低い部分から凝固が始まり内部に及ぶため、凝固に際しての収縮によって先に凝固する部分は凝固の遅い肉厚の対向部12から湯を引きつけながら凝固するが、肉厚の対向部12の溶湯中に生じる気泡は微細なため、凝固後に生じる丸状の気泡{ポロシティ(Porosity)}の発生を抑制することができ、また、先に凝固収縮した部分に引っ張られて発生する収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}を抑制することができる。
また、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、水で希釈した水溶性離型剤を金型に付着した状態で、金型のキャビティ20内にアルミニウム溶湯を射出して圧入するため、第1実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、酸素置換によりキャビティ20内に充填された酸素がアルミニウム溶湯と反応し、アルミニウム溶湯の表面に酸化膜(Al2O3)を形成するので、水分がアルミニウム溶湯と反応しづらく離型剤中の水分のうち一定量のH2Oはアルミニウム溶湯の熱によって水蒸気となり、H2Oは反応せずに、酸素置換しても不可避的に僅かに残っている窒素(N)と共に鋳物中に分散した微細な気泡を形成して収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}を抑制する。なお、一部のH2Oはアルミニウムと反応して、Al2O3とHとなり、固体と固溶したH原子となって気泡にはならず、収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}の抑制には寄与しない。
上記のように構成される上記実施形態によれば、アルミニウム溶湯の射出を、シリンダ形成用の第1のシリンダ部15の両側の肉厚部の第1のシリンダ部15側壁面に向かう方向、又は鋳抜き部17から第1のシリンダ部15側の壁面に向かう方向に跳ね返る方向に向けて行うことで、アルミニウム溶湯中に含まれる気泡を飛散させて微細化することができるので、気泡{ポロシティ(Porosity)}や収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}の発生を抑制して、加工精度の向上及び強度の向上を図ることができる。
なお、この発明に係る内容は、上記実施形態に限定されるものでない。例えば、第2のシリンダ部を有しない、いわゆるフローティングキャリパの製造も含まれる。また、第1のシリンダ部の両側の肉厚部の第1のシリンダ部側の壁面に向かう方向とは、第1のシリンダ部の壁面にゲートから射出された溶湯が直接ぶつかる方向、又は鋳抜き部から第1のシリンダ部側の壁面に向かう方向に溶湯が跳ね返る方向でなくとも、肉厚部側付近の金型又は中子等に、溶湯がぶつかったり跳ね返る方向も含むものとする。
また、上記実施形態では対向部の一方にシリンダ部が一つのものが記載されているが、これに限定されるものではなく、2つ以上のものも含まれる。対向部の一方にシリンダ部が2つ以上の場合も、シリンダ部の両側の肉厚部側付近の壁面に溶湯を射出する。
更に、ゲートの位置は第1のシリンダ部の上記対向部の他方側でなくとも、同一側の対向部に設けてもよい。
酸素充填工程の前にキャビティ内を真空吸引して減圧するダイカスト方法も本発明に含まれる。
また、水で希釈した水溶性離型剤(シリコンオイル系水溶性離型剤又は黒鉛系水溶性離型剤)を金型に付着した状態で、金型のキャビティ内にアルミニウム溶湯を射出して圧入することにより、離型剤中の水分の殆どが蒸発して微細な気泡となって製品中に残るので、更に収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}を低減(微細化)することができる。
次に、この発明に係るブレーキキャリパの製造方法によって作製されたブレーキキャリパにおける気孔率と、対向部12のシリンダ形成用第1のシリンダ部15側の気泡{ポロシティ(Porosity)}及び収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}の状態を調べるために行った試験結果ついて説明する。
アルミニウム溶湯の材質に上記ADC3相当の合金を用いて、上記ブレーキキャリパ10と同様の形状の比較例と実施例を以下の方法で作製して、気孔率と、対向部12のシリンダ形成用第1のシリンダ部15側の気泡{ポロシティ(Porosity)}及び収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}の状態を調べた。
<気孔率>
比較例は、図12に示すように、両外側のゲート18からのアルミニウム溶湯の射出を内側に向けて行ってブレーキキャリパ10を作製した。作製されたブレーキキャリパ10の成分の質量分率の分析値と成分の比重を測定したところ、比較例のブレーキキャリパ10の組成比重は、2.71634であった。
また、比較例のブレーキキャリパ10の実体比重を測定したところ、比較例のブレーキキャリパ10の実体比重は、2.660186であった。
上記より比較例のブレーキキャリパ10の組成比重(2.71634)と実体比重(2.660186)の比率から、比較例のブレーキキャリパ10の気孔率は、2.0674%であった。
一方、実施例は、図13に示すように、両外側のゲート18からのアルミニウム溶湯の射出を、鋳抜き部17からシリンダ形成用第1のシリンダ部15側の壁面に向かう方向に跳ね返る方向に向けて行ってブレーキキャリパ10を作製した。作製された実施例のブレーキキャリパ10の成分の質量分率の分析値と成分の比重を測定したところ、実施例のブレーキキャリパ10の組成比重は、2.71273であった。
また、実施例のブレーキキャリパ10の実体比重を測定したところ、実施例のブレーキキャリパ10の実体比重は、2.662504であった。
上記より実施例のブレーキキャリパ10の組成比重(2.71273)と実体比重(2.662504)の比率から、実施例のブレーキキャリパ10の気孔率は、1.8515%であった。
上記試験の結果より、比較例の気孔率が2.0674%であるのに対して実施例の気孔率は1.8515%であり、比較例に対して約0.2%少ないことが判った。この気孔率の比較はブレーキキャリパ全体の気孔率の比較であるため、アルミニウム溶湯の射出先端側の肉厚の対向部12では、0.2%の数値以上の気孔率の減少があるものと推測される。
<気泡{ポロシティ(Porosity)}及び収縮巣(引け巣){Shrinkage Cavity}>
次に、上記比較例と実施例のブレーキキャリパの対向部12のシリンダ形成用第1のシリンダ部15の壁面側を切断して、その切断面を観察したところ、比較例では図14に示すように、多数の気泡(ポロシティ)が現れ、最大のものは3mmであった。また、アルミニウム溶湯の凝縮による収縮巣(引け巣)があった。また、比較例では第1のシリンダ部15の壁面側付近の領域にも複数の気泡(ポロシティ)が存在した。
一方、実施例では図15に示すように、微細な気泡(ポロシティ)が現れたが、第1のシリンダ部15の壁面側付近の領域においては、気泡(ポロシティ)や収縮巣(引け巣)は殆ど存在しない。
上記より、比較例のものにおいては、シリンダ形成用第1のシリンダ部15を有する肉厚の対向部12に多数の気泡(ポロシティ)が発生し、また、収縮巣(引け巣)が発生するので、耐圧容器の性能を阻害するような内部欠陥が出現しやすくなり、強度も低下する懸念がある。
これに対して、実施例のものにおいては、第1のシリンダ部15の壁面側付近の領域においては、気泡(ポロシティ)や収縮巣(引け巣)は殆ど存在しないため、加工精度の向上が図れると共に、強度の向上が図れる。
なお、上記実施例に代えて、図11A(b)に示すように、ゲート18からのアルミニウム溶湯の射出を、シリンダ形成用第1のシリンダ部15側の壁面に向かう方向に向けて行ってブレーキキャリパ10を作製したものにおいても、アルミニウム溶湯中に含まれる気泡を飛散させて微細化することができるので、上記実施例と同様に比較例に対して気孔率の低減が図れ、かつ気泡(ポロシティ)や収縮巣(引け巣)の発生を抑制することができる。
10 ブレーキキャリパ
11 中空部
12,13 対向部
14 連結部
15 シリンダ形成用第1のシリンダ部
16 シリンダ形成用第2のシリンダ部
17 鋳抜き部
18 ゲート
20 キャビティ

Claims (6)

  1. ディスクを収容する中空部を挟んで対向する対向部と、該対向部の両側を連結する連結部と、上記両対向部の一方に形成されるシリンダ形成用の第1のシリンダ部と、を具備するブレーキキャリパの製造方法であって、
    金型のキャビティ内に大気圧以上の圧力で酸素を充填した後、上記両対向部のいずれか一方側に設けられたゲートからのアルミニウム溶湯の射出を、上記第1のシリンダ部の両側の肉厚部の第1のシリンダ部側の壁面に向かう方向に向けて行う、ことを特徴とするブレーキキャリパの製造方法。
  2. 請求項に記載のブレーキキャリパの製造方法において、
    上記ブレーキキャリパは、上記両対向部の対向側にシリンダ形成用の第1のシリンダ部とシリンダ形成用の第2のシリンダ部を具備することを特徴とするブレーキキャリパの製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載のブレーキキャリパの製造方法において、
    上記ブレーキキャリパは、更に上記第1のシリンダ部が形成された上記対向部に設けられる冷却媒体が流通する鋳抜き部を具備することを特徴とするブレーキキャリパの製造方法。
  4. 請求項に記載のブレーキキャリパの製造方法において、
    上記溶湯のゲートからのアルミニウム溶湯の射出を、上記鋳抜き部から上記第1のシリンダ部側の壁面に向かう方向に跳ね返る方向に向けて行う、ことを特徴とするブレーキキャリパの製造方法。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載のブレーキキャリパの製造方法において、
    水で希釈した水溶性離型剤を上記金型に付着した状態で、上記金型のキャビティ内にアルミニウム溶湯を射出して圧入することを特徴とするブレーキキャリパの製造方法。
  6. 請求項に記載のブレーキキャリパの製造方法において、
    上記水溶性離型剤は、シリコンオイル系水溶性離型剤又は黒鉛系水溶性離型剤であることを特徴とするブレーキキャリパの製造方法。
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