JP5381750B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録シートを装置筐体の外部に排出するための排出ローラ(駆動ローラ)および2つのピンチローラを備える画像形成装置に関する。
画像形成後の用紙(記録シート)を装置筐体の外部に排出するための排紙ローラ対を有する画像形成装置において、該排紙ローラ対を、排紙方向に沿って並べて配置された2つのピンチローラを駆動ローラに対向・圧接させる構成とすることで、用紙のカール取りを行いつつ排紙するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている画像形成装置では、2つのピンチローラを保持する保持部材を駆動ローラに向けて付勢する板ばねが設けられている。そして、この板ばねを、排紙方向に延びてピンチローラを保持させる保持部と、この保持部から折れ曲がって、排紙方向に対して略垂直な方向に延びる基部とからなるものとすることにより、ピンチローラを排紙方向に変位可能とすることで確実に駆動ローラに当接させている。
特開2000−56530号公報
一般に、画像形成後の用紙のカール量は使用する用紙の種類等によって異なるので、ピンチローラの当接圧を調節することによってカール取りの量を調節できるのが望ましい。例えば、特許文献1の画像形成装置では、画像形成工程後のカール量が少ない用紙を使用するときにはピンチローラの当接圧を小さくするため、板ばねの位置を移動してピンチローラを駆動ローラから遠ざけ、駆動ローラに対してピンチローラが一つだけ当接するように設定される。
ところが、特許文献1の構成によると、例えば、駆動ローラに対してピンチローラが一つだけ当接するように設定した状態で曲げ剛性の高い厚紙などが通過すると、板ばねの弾性変形により排紙方向にピンチローラが振れて、駆動ローラとピンチローラとの間に隙間が生じるなどして安定した姿勢を保つことができない虞がある。
そこで、駆動ローラに対してピンチローラが一つだけ当接するよう設定した状態であっても、ピンチローラの安定した姿勢を保つことで、排出される用紙のカール量のばらつきを抑えることが望まれる。本発明者は、記録シートの良好なカール取りによる円滑な排出と排出後の良好な積載性を達成することのできる画像形成装置を提供するための研究の過程でこのような技術課題に着目し、本発明を創案するに至った。
本発明の一態様としての画像形成装置は、筐体と、前記筐体の内部に設けられ、記録シートに画像を形成する画像形成部と、駆動ローラと、当該駆動ローラに対向する位置にシート排出方向に並べて配置された2つのピンチローラと、当該2つのピンチローラを保持する保持部材とを有し、前記画像形成部から搬送された記録シートを前記筐体の外部へ排出する排出ローラユニットと、前記保持部材を前記駆動ローラに向けて付勢する付勢部材と、前記排出ローラユニットの動作モードを、前記2つのピンチローラがともに前記駆動ローラに圧接されるダブルモードと、前記2つのピンチローラのうちの一方のみが前記駆動ローラに圧接されるシングルモードとの間で切り換える切換部材と、前記シングルモードにおいて前記保持部材のシート排出方向位置をロックする規制手段とを備え、前記保持部材は、前記駆動ローラと平行な軸周りに回動可能に支持され、前記シングルモードを実現する第1の位置と前記ダブルモードを実現する第2の位置とに変位可能であり、前記切換部材は、前記駆動ローラと平行な軸周りに回動可能に支持され、前記シングルモードを実現するシングルモード位置と、前記ダブルモードを実現するダブルモード位置とに変位可能であり、当該切換部材の回動に連動して前記保持部材が回動し、前記切換部材を前記シングルモード位置に切り換えると前記保持部材が前記第1の位置に、前記切換部材を前記ダブルモード位置に切り換えると前記保持部材が前記第2の位置に配置されるように構成され、前記規制手段は、前記切換部材に設けられた当接部と、前記筐体の内部に配置された本体フレームの一部とで構成され、前記シングルモード位置にある前記切換部材の前記当接部が、前記付勢部材の付勢力に抗して前記保持部材の回動を規制するとともに、前記本体フレームの一部が前記保持部材の回動を規制する
このように構成された画像形成装置によれば、記録シートの種類の変更等に伴い切り換えが可能な排出ローラユニットの動作モードが「シングルモード」に設定されているときでも、保持部材の位置がシート排出方向に振れることなく安定するので、記録シートの良好なカール取り性能が発揮される。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例としてのカラープリンタの概略構成を示す図である。 排出ローラユニット周りの概略構成を示す斜視図である。 駆動ローラを除く排出ローラユニットおよび切換部材の配置を示す斜視図である。 駆動ローラを除く排出ローラユニットと切換部材の構造を示す分解斜視図である。 ダブルモード切換時の状態を示す断面図である。 シングルモード切換時の状態を示す断面図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1の概略構成について説明した後、本発明の特徴部分に係る構成の詳細について説明する。
また、以下の説明において、方向は、カラープリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前」、右側を「後」とし、紙面に向かって手前側を「右」、奥側を「左」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下」とする。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、カラープリンタ1は、本体筐体2内に、給紙部3と、画像形成部4と、搬送部5とを主に備えている。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、給紙トレイ31と、給紙機構32とを主に備えている。給紙トレイ31に収容された記録シートの一例としての用紙Sは、給紙機構32によって画像形成部4に供給される。
画像形成部4は、用紙Sに画像を形成するための構成であり、露光装置41と、4つのプロセスユニット42と、転写ユニット43と、定着装置44とを主に備えている。
露光装置41は、本体筐体2内の上部に設けられ、図示しないレーザ光源、ポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。画像データに基づいてレーザ光源から出射されたレーザ光は、ポリゴンミラーや反射鏡で反射され、レンズを通過して、各感光体ドラム42Aの表面で高速走査される。
プロセスユニット42は、給紙トレイ31と露光装置41との間で前後に並んで配置され、感光体ドラム42A、帯電器42B、図示しない現像ローラ、供給ローラ、トナー収容部などを主に備えている。各プロセスユニット42は、トナー収容部内に収容されるトナーの色が相違するのみであり、構成は略同一である。
転写ユニット43は、給紙トレイ31とプロセスユニット42との間に設けられ、駆動ローラ43Aと従動ローラ43Bの間で張設された無端状の搬送ベルト43Cと、4つの転写ローラ43Dとを主に備えている。搬送ベルト43Cは、外側の面が各感光体ドラム42Aに接しており、その内側には各転写ローラ43Dが各感光体ドラム42Aとの間で搬送ベルト43Cを挟持するように配置されている。
定着装置44は、プロセスユニット42の後方に設けられ、加熱ローラ44Aと、加熱ローラ44Aと対向配置されて加熱ローラ44Aを押圧する加圧ローラ44Bとを主に備えている。
画像形成部4では、感光体ドラム42Aの表面が、帯電器42Bにより一様に帯電された後、露光装置41からのレーザ光(鎖線参照)によって露光されることで、感光体ドラム42A上に画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、トナー収容部内のトナーが、供給ローラおよび現像ローラを介して感光体ドラム42A上の静電潜像に供給されることで、静電潜像が可視像化されて感光体ドラム42A上にトナー像が形成される。
その後、給紙部3から画像形成部4に供給された用紙Sが、感光体ドラム42Aと搬送ベルト43C(転写ローラ43D)の間を搬送されることで、各感光体ドラム42A上に形成されたトナー像が用紙S上に順次重ね合わせて転写される。そして、用紙Sが加熱ローラ44Aと加圧ローラ44Bの間を搬送されることで、用紙S上に転写されたトナー像が熱定着されて、用紙Sに画像が形成される。
搬送部5は、搬送経路51と、一対の搬送ローラ52と、排出ローラユニット100とを主に備えている。
搬送経路51は、画像形成部4(定着装置44の出口)から搬出される用紙Sを排出ローラユニット100に向けて案内する経路(記録シートの搬送路)であり、本体筐体2内の後部において略上下に延び、上端側でゆるやかに前方に湾曲している。搬送ローラ52は、搬送経路51に設けられており、搬送経路51において用紙Sを搬送するローラである。排出ローラユニット100は、画像形成部4から搬送された用紙Sを本体筐体2の外部へ排出する機構である。排出ローラユニット100周りの構造の詳細は後述する。
搬送部5では、画像形成部4から搬出された用紙Sが、搬送ローラ52により搬送経路51に沿って搬送され、排出ローラユニット100により本体筐体2の外部(上面)に形成された排紙トレイ22上に排出される。
<排出ローラユニット周りの構造>
次に、搬送部5における、排出ローラユニット100とその周辺の構造について、主として図2〜4を参照しつつ詳細に説明する。図2に、搬送部5の全体配置を、図3および図4に、用紙Sを本体筐体2の外部へ排出する機構の主要な構成要素(排出ローラユニット100と、付勢部材の一例としてのコイルばね130と、切換部材120)の構成例を具体的に例示する。
図2に示すように、排出ローラユニット100は、左右方向(排出される用紙Sの幅方向)に間隔を空けて4つ設けられており、それぞれ、主に、駆動ローラ101と、駆動ローラ101に対向する位置に用紙Sの排出方向に並べて配置された2つのピンチローラ102,103と、ピンチローラ102,103を保持する保持部材110とを有する。
4つの駆動ローラ101は、駆動軸部101Sにより連結されており、駆動軸部101Sの左端部に駆動ギヤ部101Gが設けられている。この駆動ギヤ部101Gに、本体筐体2内に設けられた図示せぬモータの駆動力が入力されることで、駆動ローラ101が駆動される。
下流側のピンチローラ102は、2つのローラが同軸に並んで一体に構成されている(図3も参照)。また、上流側のピンチローラ103は、3つのローラが同軸に並んで一体に構成されている。各ピンチローラ102,103は、それぞれ保持部材110に回転可能に保持されている。
保持部材110は、図3および図4に示すように、基部111、下流側軸受部112、上流側軸受部113、アーム部114、被係合部115、軸部116およびガイド部117を備えて、これらが一体に構成されている。
下流側軸受部112は、基部111の前部の左右両側から上方に突出するように形成されており、下流側のピンチローラ102を回転可能に支持する。上流側軸受部113は、下流側軸受部112の後方(用紙排出方向上流側)に隣接して配置され、上流側のピンチローラ103を回転可能に支持する。下流側軸受部112および上流側軸受部113が、基部111とともに、2つのピンチローラ102,103を保持する「ホルダ部」を構成している。
アーム部114は、左右方向を幅方向とし上下方向を長手方向とする長方形の面を前後に向けた板状部分であり、基部111の後端部から下方に延出するように形成されている。アーム部114の下端部は、後方に向かって略垂直に折り曲げられた形状となっており、後方に突出する板状の被係合部115を形成している。
被係合部115の上面115Sは、前後方向略中央部が***した形状とされ、後述する切換部材120の当接作用部122が係合可能となっている。また、アーム部114の前面下端の被係合部115に連接する角部114Sは、曲面状に面取りされた形状となっており、後述するシングルモードでの動作時に本体フレーム140の一部(規制面140S)に当接する配置とされている(図5,6参照)。
軸部116は、下流側軸受部112および上流側軸受部113の下方において、基部111の左右両側から外側に突設されており、図5および図6に示すように、本体筐体2の内部の本体フレーム140に固定された支持部145の溝部145G内に遊嵌されている。したがって、ピンチローラ102,103を保持した保持部材110は軸部116周りに回動可能であるとともに、その回動軸たる軸部116が溝部145Gに沿って上下方向に変位可能に構成されている。
軸部116は、ホルダ部(下流側軸受部112、上流側軸受部113)の用紙排出方向中央よりやや上流側にずれた位置に配置されている(図5、図6参照)。アーム部114の下端部(被係合部115との連接部)は、軸部116に対して、下流側軸受部112(ピンチローラ102)のほぼ反対側に位置するよう構成されている。
ガイド部117は、上流側軸受部113の後方に設けられた案内リブであり、各排出ローラユニット100毎に、4枚ずつ左右方向に間隔をおいて配置されている。ガイド部117は、本体筐体2の複数のガイドリブ160(図2,5,6参照)とともに、用紙Sを駆動ローラ101とピンチローラ102,103との間に向けて案内する搬送経路51の一部を構成する。
コイルばね130は、図3〜6に示すように、保持部材110と本体筐体2の内部に設けられた本体フレーム140の間に配置され、保持部材110を駆動ローラ101に向けて付勢している。
切換部材120は、図3および図4に示すように、排出ローラユニット100の動作モードを2つのピンチローラ102,103がともに駆動ローラ101に圧接されるダブルモードと、ピンチローラ102のみが駆動ローラ101に圧接されるシングルモードとの間で切り換えるための部材である。
切換部材120は、左右方向に延びる長尺状の部材であり、その略中央部に押圧操作部125が設けられている。押圧操作部125は、それぞれ長方形の板状に形成されたシングルモード切換タブ125Aとダブルモード切換タブ125Bとを鈍角をなすように連結した形状を有する。
切換部材120の左右両端と、押圧操作部125の左右両側に隣接する箇所には、それぞれ、断面視C字形状のフック部123が設けられている。フック部123は、本体フレーム140に固定されたピン部140A(図5参照)に回動可能に嵌め込まれている。切換部材120の回動中心は、押圧操作部125のシングルモード切換タブ125Aおよびダブルモード切換タブ125Bの連結部分とほぼ一致する。したがって、シングルモード切換タブ125Aを上方から下方へまたはダブルモード切換タブ125Bを後方から前方へ押すことにより切換部材120を回動させることができる。
切換部材120における保持部材110の被係合部115が配置される位置に対応する部位には、保持部材110の被係合部115に作用して保持部材の110の回動と位置決めを実現する当接部の一例としての当接作用部122が形成されている。
切換部材120の押圧操作部125、フック部123および当接作用部122は、連結部121により連結されており、押圧操作部125の押圧操作に連動して、4箇所の当接作用部122(図3、4では3箇所のみ図示)がピン部140Aを中心に回動する。なお、切換部材120の長尺状の本体のほとんど(連結部121、当接作用部122など)は、図2に示すように、カバー部150によって搬送経路51から隔離されている。
切換部材120の当接作用部122は、図5および図6に示すように、押圧操作部125のシングルモード切換タブ125Aを押し下げることで、保持部材110のアーム部114の下端部の被係合部115に後方から当接してアーム部114を回動させ、コイルばね130の付勢力に抗して保持部材110全体を押し下げつつ被係合部115の上面115Sの***を乗り越えて係合するよう構成されている。
また、切換部材120の当接作用部122が係合した状態で、保持部材110のアーム部114の前面下端部(角部114S)に対向する位置に、本体フレーム140の規制面140Sが配置されている。規制面140Sは、本体フレーム140の平坦な壁の一部からなり、押圧操作部125のシングルモード切換タブ125Aを押し下げることで回動されるアーム部114が図6に示す係合状態を越えて回動し過ぎないよう阻止する役割を担っている。
保持部材110のアーム部114の後面下端部で係合する当接作用部122と、アーム部114の前面下端部に対向配置された本体フレーム140の規制面140Sとが、シングルモードにおいて、保持部材110の前後方向(用紙排出方向)位置をロックする「規制手段」を構成する。
図2,5,6に示すガイドリブ160は、カバー部150の表面から垂直に立設され用紙搬送方向に沿って複数配列された板状の部材であり、搬送ローラ52から排出ローラユニット100に向かう搬送経路51の内側の案内面を画定するものである。カバー部150の外側に配置された切換部材120の押圧操作部125は、ガイドリブ160の間で、ガイドリブ160から用紙Sの搬送経路51側に突出しない位置に配置されている。
<動作モードの切り換え操作>
搬送部5における、排出ローラユニット100とその周辺の構造を、上記のように構成することによって、排出ローラユニット100の動作モードを、2つのピンチローラ102,103がともに駆動ローラ101に圧接されるダブルモードと、2つのピンチローラのうち一方(下流側のピンチローラ102)のみが駆動ローラ101に圧接されるシングルモードとの間で切り換えることができる。以下、動作モードの切り換え操作について、主として図5および図6を参照しつつ詳細に説明する。
ダブルモードでの動作時には、図5に示すように、2つのピンチローラ102,103は略水平に並んで保持されている。駆動ローラ101は、その回転軸がピンチローラ102,103の回転軸からほぼ等距離となる位置の上方に配置されている。そして、2つのピンチローラ102,103を保持する保持部材110がコイルばね130によって上方に付勢されることで、ピンチローラ102,103を駆動ローラ101に圧接させている。
このようなダブルモードでの動作時においては、ピンチローラ102,103が、用紙排出方向における2箇所で駆動ローラ101に圧接される。すなわち、駆動ローラ101がピンチローラ102,103の間に入り込んで前後から挟まれる状態となり、コイルばね130による上方向の付勢力が、常に用紙排出方向に沿って前後方向の均衡した力としても作用することになる。したがって、用紙Sの排出時に、ピンチローラ102,103の位置が前後にずれることなく、安定的に保持される。
なお、このとき、切換部材120の当接作用部122は、図5に示す位置にあり、保持部材110から延びるアーム部114先端の被係合部115には係合していない。ダブルモードでの動作を実現するこの切換部材120の位置を「ダブルモード位置」という。
この状態から、切換部材120の押圧操作部125のシングルモード切換タブ125Aを押し下げると、当接作用部122が、保持部材110のアーム部114の先端に設けられた被係合部115の上面115Sに摺接しながら、ピン部140Aを中心として前方に回動する。すると、保持部材110は、コイルばね130の付勢力に抗して軸部116を支持部145の溝部145Gに沿って下方に変位させながら回動し、図6に示す姿勢(第1の位置)に位置決めされ、シングルモードが実現される。
図6に示す、シングルモードでの動作を実現する切換部材120の位置を「シングルモード位置」という。シングルモード位置においては、切換部材120の当接作用部122が、コイルばね130で上方に付勢されているアーム部114の下端部に形成された被係合部115に上方(やや斜め後方)から係合している。
シングルモードでの動作時には、図6に示すように、保持部材110の上部(下流側軸受部112および上流側軸受部113が設けられている側)が後方に傾き、軸部116が下方に変位することにより、ピンチローラ102のみが駆動ローラ101に圧接されるよう位置決めされる。このときは、ダブルモードでの動作時とは異なり、ばねの付勢力がピンチローラ102の前後方向の振れを抑止するよう作用しないので、用紙Sの排出時に、ピンチローラ102の位置が前後にずれないように、前記「規制手段」によって保持部材110(ホルダ部)の用紙排出方向の位置をロックしている。
規制手段は、保持部材110の回動中心となる軸部116に対して「ホルダ部」(軸受部112,113側)の反対側に延在するアーム部114の下端側において保持部材110の回動を規制するよう作用する。具体的には、規制手段が次のように作用することで、シングルモードでの動作時における保持部材110の回動が規制される。
(1)切換部材120の当接作用部122が被係合部115の上面115Sの***を乗り越えて、アーム部114の後面下端の被係合部115に連接する角部に係合し、コイルばね130の作用でロックされる。このとき、当接作用部122は、上方やや斜め後方からアーム部114の被係合部115に係合し、アーム部114が後方に戻らないように抑えている。
(2)保持部材110が図6に示す姿勢(第1の位置)にあるとき、アーム部114の前面下端部に形成された面取りされた角部114Sが、本体フレーム140の規制面140Sに対向する位置に配置されるので、必要以上に保持部材110が回動することがない。なお、このときの角部114Sの位置は、規制面140Sに正確に当接する位置であってもよいが規制面140Sとの間に多少の間隙があってもよい。
このように、アーム部114の後方への回動(ピンチローラ102の前方への変位)は、切換部材120の当接作用部122によって阻止され、アーム部114の前方への回動(ピンチローラ102の後方への変位)は、本体筐体2の内部に配置されている本体フレーム140の規制面140Sによって規制されている。
排出ローラユニット100の動作モードをシングルモードからダブルモードに戻す場合には、押圧操作部125のダブルモード切換タブ125Bを前方に押し上げる。すると、当接作用部122が、保持部材110のアーム部114の先端に設けられた被係合部115の上面115Sに摺接しながら、ピン部140Aを中心として後方に回動する。そのとき、保持部材110は、コイルばね130の付勢力に抗して軸部116を支持部145の溝部145Gに沿って下方に変位させながら回動し、図6に示す姿勢から図5に示す姿勢(第2の位置)に復帰する。
<カラープリンタの効果>
以上のように構成された本実施形態のカラープリンタ1によれば以下のような効果を得ることができる。
用紙Sの種類の変更等に伴い切り換えが可能な排出ローラユニット100の動作モードが「シングルモード」であるか「ダブルモード」であるかにかかわらず、保持部材110の位置が用紙排出方向に振れることなく安定する。
一般に、排出ローラの圧接により、定着後の用紙の順カール状態を取り除くことが期待されるが、保持部材110の位置が不安定であると、順カール状態が完全に除去できなかったり、順カールが取り除かれる代わりに筒カール状態で排出されてしまったりすることになり、所望のカール取り性能が発揮されない結果となる。
本実施形態では、保持部材110の位置が安定することで、「シングルモード」「ダブルモード」それぞれの動作モードで所望のカール取り性能が発揮されることになるので、用紙Sの円滑な搬送・排出および排出後の用紙Sの整序された積載が可能となる。
保持部材110を「第1の位置」と「第2の位置」との間で回動させるための切換部材120の作用を、保持部材110の回動中心となる軸部116に対して下流側軸受部112の反対側に位置するアーム部114先端に設けた被係合部115で受ける構成としたことで、アームの長さ等を適宜設定することにより押圧操作部125の切り換え操作に必要な押圧力の角度や強さを最適化することができる。したがって、スムーズな切り換え操作が可能な操作性のよい切換部材120が設計可能である。
さらに、保持部材110のアーム部114の先端に設けられた被係合部115の上面115Sを、前後方向略中央部が***した形状とし、切換部材120の当接作用部122を摺接させるように構成したので、コイルばね130の弾性を利用して、保持部材110を押し下げながらスムーズに動作モードを切り換えることができる。
「シングルモード」において保持部材110の用紙排出方向位置をロックする規制手段を、保持部材110の回動中心となる軸部116に対してピンチローラ102の反対側において規制するものとしているので、シングルモードへの切り換え時にピンチローラ102が後方にずれる(回動し過ぎる)のを簡単に規制することができる。本実施形態においては、搬送経路51における用紙の搬送に干渉しないカバー部150内部の本体フレーム140の一部を利用することによりこれを実現している。
「シングルモード」において保持部材110の用紙排出方向位置をロックする規制手段として、切換部材120の一部(当接作用部122)と本体フレーム140の一部(規制面140S)を利用しているので、規制手段として別途部品を追加する必要がなく、装置のコンパクト化と製造コストの抑制に寄与するシンプルな構成を実現している。
複数の排出ローラユニット100の動作モードを同時に切り換えるために切換部材120に設けられた押圧操作部125を、排出ローラユニット100が設けられた範囲に配置したので、排出ローラユニット100の、例えば駆動ローラ101の軸方向における外側に押圧操作部125を設けた場合と比較して、他の部材との干渉が設計上の制約となることがなく、装置全体のコンパクト化を達成することにもつながる。
また、押圧操作部125が、駆動ローラ101の軸方向における、排出ローラユニット100が設けられた範囲の中央に設けられているので、押圧操作部125の切り換え操作に必要な押圧力が比較的小さくて済む。したがって、切り換え操作が、一層スムーズにできるようになる。また、切換部材120のねじれ剛性を考慮した設計上の制約が少なくなり部品や装置全体の軽量化や小型化が実現しやすくなるという利点もある。
画像形成部4と排出ローラユニット100との間に、搬送経路51を構成する複数のガイドリブ160を備え、画像形成部4から排出ローラユニット100への用紙Sの搬送を案内するよう構成し、切換部材120(特に、その押圧操作部125)が、ガイドリブ160から搬送経路51側に突出しない位置に配置されているので、用紙Sの搬送を阻害することのない切り換え操作しやすい配置が実現している。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、規制手段を、切換部材120に設けられた当接部(当接作用部122)と、本体筐体2の内部に配置された本体フレーム140の一部(規制面140S)とで構成されるものとしたが、本発明は、前記実施形態で例示した具体的な構成に限定されるものではない。
例えば、切換部材120が単独で保持部材100に作用してその用紙排出方向位置をロックするものであってもよく、他の部品を介して間接的にロックする形態であってもよい。また、本体フレーム140の一部ではなく、本体フレーム140に設けた他の部品により規制面140Sに相当する構造を配置するものであってもよい。
前記実施形態では、排出ローラユニット100を4つ間隔を置いて配置した形態を例示したが、本発明は、このような具体的な構成に限定されない。例えば、排出ローラユニット100の数は、適用される画像形成装置のサイズや構造に応じて適宜決定されるものであり、場合によっては1つであってもかまわない。ただし、2つ以上であれば、前記したように、押圧操作部を、排出ローラユニットが設けられた範囲に配置することができ、偶数であれば、排出ローラユニットをほぼ等間隔で配置した上でその中央に配置することができるという点で有利である。
前記実施形態では、用紙の搬送経路51を構成する部材として、複数のガイドリブを採用した形態を例示したが、本発明が適用可能な記録シートの搬送路は、これに限定されない。例えば、案内面を有する壁により搬送路を画定するものとしてもよい。なお、その場合には、切換部材の押圧操作部を案内面に形成した開口から(突出させずに)露出させて操作可能とすれば、用紙Sの搬送を阻害しない配置が実現可能となる。
前記実施形態で示した、画像形成部4の構成は一例であり、適宜変更することができる。例えば、レーザ光で感光体ドラム42Aを露光する露光装置41の代わりに、LED素子やEL素子、蛍光体などから出射される光で感光体ドラム42Aを露光する露光装置を採用してもよい。また、加熱ローラ44Aと加圧ローラ44Bを備える定着装置44の代わりに、フィルム定着方式の定着装置を採用してもよい。
前記実施形態では、画像形成装置としてカラープリンタ1を例示したが、これに限定されず、例えば、モノクロプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、複写機や複合機などであってもよい。
前記実施形態では、記録シートの一例として、いわゆる普通紙やはがきなどの用紙Sを示したが、これに限定されず、例えば、OHPシートなどであってもよい。
1 カラープリンタ(画像形成装置)
2 本体筐体
4 画像形成部
100 排出ローラユニット
101 駆動ローラ
102 ピンチローラ
103 ピンチローラ
110 保持部材
114 アーム部
120 切換部材
122 当接作用部
125 押圧操作部
130 コイルばね(付勢部材)
140 本体フレーム
140S 規制面
S 用紙

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、記録シートに画像を形成する画像形成部と、
    駆動ローラと、当該駆動ローラに対向する位置にシート排出方向に並べて配置された2つのピンチローラと、当該2つのピンチローラを保持する保持部材とを有し、前記画像形成部から搬送された記録シートを前記筐体の外部へ排出する排出ローラユニットと、
    前記保持部材を前記駆動ローラに向けて付勢する付勢部材と、
    前記排出ローラユニットの動作モードを、前記2つのピンチローラがともに前記駆動ローラに圧接されるダブルモードと、前記2つのピンチローラのうちの一方のみが前記駆動ローラに圧接されるシングルモードとの間で切り換える切換部材と、
    前記シングルモードにおいて前記保持部材のシート排出方向位置をロックする規制手段とを備え
    前記保持部材は、前記駆動ローラと平行な軸周りに回動可能に支持され、前記シングルモードを実現する第1の位置と前記ダブルモードを実現する第2の位置とに変位可能であり、
    前記切換部材は、前記駆動ローラと平行な軸周りに回動可能に支持され、前記シングルモードを実現するシングルモード位置と、前記ダブルモードを実現するダブルモード位置とに変位可能であり、当該切換部材の回動に連動して前記保持部材が回動し、前記切換部材を前記シングルモード位置に切り換えると前記保持部材が前記第1の位置に、前記切換部材を前記ダブルモード位置に切り換えると前記保持部材が前記第2の位置に配置されるように構成され、
    前記規制手段は、前記切換部材に設けられた当接部と、前記筐体の内部に配置された本体フレームの一部とで構成され、前記シングルモード位置にある前記切換部材の前記当接部が、前記付勢部材の付勢力に抗して前記保持部材の回動を規制するとともに、前記本体フレームの一部が前記保持部材の回動を規制することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記保持部材は、前記2つのピンチローラを保持するホルダ部と、当該保持部材の回動中心に対して前記ホルダ部の反対側に延在するアーム部とを備え、
    前記切換部材の前記当接部が、前記シングルモード位置において、前記アーム部に当接して前記ホルダ部の一方向への回動を規制し、前記本体フレームの一部が前記アーム部に当接して前記ホルダ部の他方向への回動を規制することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記排出ローラユニットは複数設けられ、
    前記切換部材は、前記複数の排出ローラユニットの動作モードを同時に切り換えるための押圧操作部を備え、
    前記押圧操作部は、前記駆動ローラの軸方向における前記複数の排出ローラユニットが設けられた範囲内に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記押圧操作部は、前記駆動ローラの軸方向における前記複数の排出ローラユニットが設けられた範囲の中央に設けられていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成部と前記排出ローラユニットとの間に、前記画像形成部から前記排出ローラユニットへの記録シートの搬送を案内する複数のガイドリブを備え、
    前記切換部材は、前記複数のガイドリブの間で当該ガイドリブから記録シートの搬送路側に突出しない位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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