JP5379771B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP5379771B2
JP5379771B2 JP2010223499A JP2010223499A JP5379771B2 JP 5379771 B2 JP5379771 B2 JP 5379771B2 JP 2010223499 A JP2010223499 A JP 2010223499A JP 2010223499 A JP2010223499 A JP 2010223499A JP 5379771 B2 JP5379771 B2 JP 5379771B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
overlapping
washing
tank
water tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010223499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012075674A (ja
Inventor
敬彦 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2010223499A priority Critical patent/JP5379771B2/ja
Priority to CN201110299844.7A priority patent/CN102560954B/zh
Publication of JP2012075674A publication Critical patent/JP2012075674A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5379771B2 publication Critical patent/JP5379771B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Description

本発明は、衣類などの洗濯に用いられる洗濯機に関する。
従来、衣類などの洗濯に用いられる洗濯機(洗濯乾燥機なども含む)が広く利用されている。洗濯機は一般的に、蓋によって開閉される開口部を有した外筺部(外箱などから成る)と、外筺部の内側に設置される水槽などから構成される。また水槽の内部には、脱水槽が回転可能に収容される。
このような構成の洗濯機は、脱水槽或いは水槽内に供給された水を撹拌することによる、洗濯動作を行うことが可能となっている。更に当該洗濯機は、脱水槽を高速回転させることによる、脱水動作を行うことも可能となっている。
ところで洗濯や脱水動作の実行時などにおいては、水槽に比較的大きな揺れが発生する。そのため水槽は、外筺部に完全に固定されるのではなく、ある程度の揺動が許容されるように支持される。但し、外筺部と水槽の間に隙間があると、そこから水槽の外側へ水が漏れるおそれがある。
そこで、外筺部と水槽を略密閉状態に連結する連結部品(連結パッキン)が利用される。連結部品は、水槽の揺れに追従して伸縮可能となるように蛇腹状に形成され、その両端側に、外筺部と水槽がそれぞれ取り付けられる。
特開2007−330415号公報
上述した連結部品を利用すれば、外筺部と水槽を略密閉状態に連結し、隙間からの水漏れ等を防ぐことが可能となる。しかしながら、水槽が揺れることによって連結部品が伸縮すると、その度に蛇腹状の重なっている部分同士が接触し、接触音(叩き音)が発生する。大きな接触音はユーザ等に不快感を与えるため、接触音は極力小さくされることが望ましい。
通常、接触音は、当該部分同士の接触面積が広いほど大きくなる傾向にあるため、接触音を小さくするにあたっては、この接触面積を低減させることが有効である。なお特許文献1には、蛇腹状の部分に緩衝材を取り付けたものが開示されているが、緩衝材を取り付ける工程が必要になることは、洗濯機の製造コスト増大などの要因となるため、好ましいとは言えない。また緩衝材が接着などによって取り付けられる場合、緩衝材の固定強度が不足すると、緩衝材の剥離などが問題となる。
本発明は上述した問題に鑑み、蛇腹状の連結部品を備えた洗濯機であって、緩衝材を取り付ける工程等を要せずに、連結部品における接触音を小さくすることが可能な洗濯機の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る洗濯機は、蓋部によって開閉される開口部を有した外筺部と、内部に脱水槽が回転可能に収容された状態で、前記外筺部の内側に設置される水槽と、重畳部が軸方向に重なって成る側面蛇腹状の略円筒形状を有し、一端側に前記外筺部が取り付けられ、他端側に前記水槽が取り付けられることにより、該外筺部と該水槽を略密閉状態に連結する連結部品と、を備え、前記開口部を介して前記脱水槽の内部へ洗濯物が入れられ、洗濯および脱水動作を行う洗濯機であって、前記重畳部には、隣り合う前記重畳部同士の間に介在することで該重畳部同士の接触を抑える突起部が、一体的に形成されている構成とする。
本構成によれば、蛇腹状の折り重なっている部分同士の接触面積を低減させ、連結部品における接触音を小さくすることが可能となる。また突起部は、重畳部に一体的に形成されるため、緩衝材を取り付ける工程等を省略することが可能である。なおここでの「一体的に形成されている」とは、例えば成型によって、双方が分け目なく形成されていることを意味し、突起部が重畳部に取付けられるようにして形成されている形態を排除する表現である。
また上記構成において、前記突起部は、一の重畳部において複数個が設けられており、前記複数個の突起部の各々は、周方向に略等間隔に形成されている構成としてもよい。
本構成によれば、重畳部同士が極力接触しないように、突起部同士の間隔を大き過ぎないようにしつつも、突起部の個数は極力少なくて済むようになる。そのため、接触の生じる部分の面積を一層小さくすることが可能となる。
また隣り合う前記重畳部の一方に第1の突起部が設けられ、他方に第2の突起部が設けられている上記構成の洗濯機において、第1の突起部と第2の突起部は、軸方向に向かい合うように形成されている構成としてもよい。
本構成によれば、第1または第2の突起部が設けられた重畳部について、他の重畳部に設けられた突起部との接触も抑えられるため、接触による摩耗を極力抑えることが可能となる。
また上記構成としてより具体的には、前記突起部の各々は、径方向へ伸びるように形成されている構成としてもよい。
上述した通り、本発明に係る洗濯機によれば、蛇腹状の折り重なっている部分同士の接触面積を低減させ、連結部品における接触音を小さくすることが可能となる。また突起部は、重畳部に一体的に形成されるため、緩衝材を取り付ける工程等を省略することが可能である。
本発明の実施形態に係る洗濯乾燥機を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る洗濯乾燥機の概略構造を示す側面断面図である。 本発明の実施形態に係る洗濯乾燥機の蓋部を開いた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る連結部品についての斜視図である。 本発明の実施形態に係る連結部品についての断面図である。 本発明の実施形態に係る連結部品についての別の断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳述する。図1は、本発明の実施形態に係る洗濯乾燥機を前方斜め上視点で示す斜視図であり、図2は、図1の洗濯乾燥機を側方視点で示す概略側面断面図である。なお、図2に示した洗濯乾燥機は、左側が前面、右側が背面である。
[洗濯乾燥機の全体的な構成等について]
洗濯乾燥機1は全自動型であり、直方体形状の外箱10を備えている。外箱10は、略直方体に成形され、その上下は開放されている。外箱10の上側開放部は上面板11で覆われている。上面板11の前部には、洗濯乾燥機の操作を受付ける操作部(操作ボタン等)や、洗濯乾燥機1の操作画面や動作状態を表示する表示部(液晶を用いた表示装置等)が設けられる。上面板11の背面側にはバックパネル14が装着される。
上面板11の中央部には、洗濯乾燥機1内に洗濯物を投入するための出入口11aが開設されている。出入口11aは、バックパネル14の前端部に設けたヒンジ部15aで枢支される蓋部15によって開閉される。蓋部15の周縁にはパッキン(不図示)が設けられ、出入口11aと蓋部15との間が密封されている。蓋部15を上下に回動させて出入口11aを開閉することにより、後述する脱水槽30に洗濯物を投入したり、脱水槽30から洗濯物を取り出したりすることができる。
図3は蓋部15を開いた状態を示す斜視図である。図1〜図3において、外箱10の内部には、洗濯槽を兼ねる脱水槽30と、脱水槽30を収容する水槽20が収容される。脱水槽30は、洗剤を溶かした水またはすすぎ用の水(以下これらを総称して「洗濯水」という)を溜める。水槽20及び脱水槽30は、ともに上方に向けて開口した(開口面を有する)有底筒状のカップの形状を呈しており、各々軸線を垂直にして水槽20を外側、脱水槽30を内側とする形で同心的に配置される。
水槽20は、サスペンション部材21によって吊り下げられる。サスペンション部材21は、水槽20の外面下部と外箱10の内面コーナー部とを連結する形で計4箇所に配備され、水槽20を水平面内で揺動できるように支持している。
脱水槽30は上方にテーパ状に広がる周壁を有し、この周壁にはその最上部に環状に配置した複数個の脱水孔31を除いて、液体を通すための開口部はない。即ち、脱水槽30はいわゆる「孔なし」タイプに形成される。脱水槽30の上部開口部の縁には、洗濯物の脱水のため脱水槽30を高速回転させたときに振動を抑制する働きをする、環状のバランサ32が装着される。脱水槽30の内部底面には、槽内で洗濯水の流動を生じさせるためのパルセータ33が配置される。
水槽20の下面には、駆動ユニット40が取り付けられる。駆動ユニット40はモータ41及びクラッチ・ブレーキ機構43を有している。クラッチ・ブレーキ機構43は、モータ41にベルト42で連結され、脱水軸44及びパルセータ軸45が上方に突出する。クラッチ・ブレーキ機構43は電磁力で動作し、脱水軸44及びパルセータ軸45の一方を、択一的にモータ41に連結する。また、クラッチ・ブレーキ機構43は電磁力によって脱水軸44の回転にブレーキを掛けるとともに、ブレーキを解除する。
脱水軸44とパルセータ軸45は二重軸構造となっており、脱水軸44が外側に配されてパルセータ軸45が内側に配される。脱水軸44は、水槽20を貫通して脱水槽30に連結され、脱水槽30を軸支する。パルセータ軸45は、水槽20及び脱水槽30を貫通してパルセータ33に連結され、パルセータ33を軸支する。脱水軸44と水槽20との間、及び脱水軸44とパルセータ軸45との間には、各々水もれを防ぐためのシール部材が配置される。
外箱10には、出入口11aの周囲から下方に延びる延設部16が設けられる。延設部16は、環状に形成される略鉛直の鉛直部16aと、鉛直部16aの下端から略水平に延びる水平部16bとを有している。水平部16bの下面には、側面が蛇腹状である円筒形状の連結部品17が取り付けられる。連結部品17によって延設部16と水槽20の上面とが連結され、脱水槽30の回転等による水槽20の振動が吸収される。なお連結部品17の構成等については、改めて詳細に説明する。
また、延設部16及び連結部品17により、出入口11aの周囲と水槽20の上面との間を遮蔽する遮蔽部が構成される。遮蔽部によって水槽20と出入口11aとの間に密閉空間が形成される。これにより、水槽20の上面を開閉する内蓋を必要とせず、蓋部15を閉じて洗濯及び乾燥を行うことができる。
外箱10の後部の延設部16上には、乾燥ユニットが設置されている。乾燥ユニットは、送風機やヒータなどを備えており、乾燥工程の実行時に、脱水槽30の内周壁に沿って温風を吹き出す機能を有している。
また、延設部16の水平面16bには、給水口が設けられている。給水口は給水弁を介して市水に接続される。このように給水口及び給水弁は、脱水槽30に給水する給水部を構成する。なお給水口は、埃などの異物が内部に入らないように配慮されている。
水槽20の底部には、水槽20及び脱水槽30内の水を外箱10の外部に排水する、排水ホース60が取付けられている。脱水槽30には、排水孔62が同一円周上に4箇所設けられ、各排水孔62と排水ホース60との間は、排水ダクト61により連結される。排水ダクト61内には、排水弁63が設けられる。排水弁63を開くと、排水ダクト61及び排水ホース60を介して、脱水槽30内の水が排水される。また、脱水時に脱水槽30の上部から流出した水は、水槽20の周壁と脱水槽30の周壁との間を通って、排水ホース60から排水される。
また洗濯乾燥機1には、蓋部15の開閉状態を検知する蓋開閉センサ、脱水槽30の水位を検知する水位センサ、脱水槽30の内部の温度を検知する温度センサ、および脱水槽30の内部の湿度を検知する湿度センサといった、各種のセンサが備えられている。また更に洗濯乾燥機1には、ユーザの操作や各種センサの検知情報などに応じ、洗濯乾燥機1が適切に動作するように各部を制御する、制御装置が備えられている。制御装置は、外箱10の背面上部に配されている。
上記構成の洗濯乾燥機1においては、出入口11aから脱水槽30に洗濯物が入れられ、蓋部15が閉じられる。ユーザによって洗濯条件が選択され、洗濯の開始が指示されると、蓋開閉センサにより蓋部15が閉じたことを検知して、洗濯工程及び乾燥工程が実行される。
洗濯工程では、排水弁63を閉じて給水弁が開かれ、給水口から脱水槽30に給水する。脱水槽30に所定量の水が溜まると、水位センサの検知によって給水弁が閉じられる。次に、クラッチ・ブレーキ機構43により、パルセータ軸45をモータ41に連結してモータ41を駆動する。これにより、パルセータ33が回転し、脱水槽30の中の水を攪拌して洗濯動作が行われる。
洗濯動作を開始して所定時間が経過すると、排水弁63を開いて脱水槽30内の水が排水され、クラッチ・ブレーキ機構43により、脱水軸44がモータ41に連結される。これにより、モータ41の駆動によって脱水槽30が高速回転して脱水動作が行われる。脱水槽30の高速回転によって洗濯物から飛散した水は、排水ダクト61及び脱水孔31から流出する。
脱水動作を開始して所定時間が経過すると、モータ41が停止され、排水弁63を閉じて給水弁が開かれる。脱水槽30に所定量の水が溜まると、水位センサの検知によって給水弁が閉じられる。次に、クラッチ・ブレーキ機構43により、パルセータ軸45をモータ41に連結してモータ41を駆動する。これにより、パルセータ33が回転し、脱水槽30の中の水を攪拌してすすぎ動作が行われる。
すすぎ動作を開始して所定時間が経過すると、上記の脱水動作が再度行われる。そして、脱水動作が所定時間行われると、洗濯工程が終了する。また洗濯工程の終了後、乾燥工程が行われる。乾燥工程では、乾燥ユニットに備えられた送風機及びヒータを駆動させ、温められた空気を水槽20内に循環させること等により、洗濯物の乾燥が行われる。
[連結部品について]
次に、連結部品17の構成について説明する。連結部品17は先述したように、全体的に見て、側面蛇腹状の円筒形状となっている。また図4は、連結部品17を斜め上視点で示す斜視図であり、図5は、連結部品17の軸を含む面を断面とした断面図(ほぼ左右対称のため、左側の表示を省略する)である。なお連結部品17についての軸とは、特に断りのない限り、連結部品17を円筒形状と見た場合の中心軸を指す。連結部品17は、図5に示す上端側および下端側の部分が、それぞれ、延設部16および水槽20の上面に取付けられ、延設部16と水槽20を略密閉状態に連結する。
また図5の左側に破線で囲まれた部分は、同図の右側に破線で囲まれた部分(蛇腹状の部分)の形状を、模式的に表している。このように蛇腹状の部分は、断面が略直線状である要素(91a〜91f)が、軸方向に重畳して成っていると言う事ができる。本願ではこのような要素の各々を、「重畳部」と称することにする。重畳部(91a〜91f)の各々は、実際には概ね、円錐台の側面の形状となっている。
そして重畳部91aの外面側には突起部92aが、重畳部91cの外面側には突起部92bが、重畳部91dの外面側には突起部92cが、重畳部91eの外面側には突起部92dが、それぞれ設けられている。これらの突起部(92a〜92d)は、各重畳部の外面から突出するように設けられている。
図6に、線分A−A´(図5を参照)で示す面で切断した場合の断面図(図5における下方向に見た図)を示す。図6に示すように突起部92dは、一の重畳部91eにおいて複数個(本実施形態では16個)が設けられており、それぞれ、径方向(連結部品17を円筒形状と見た場合の径方向)へ伸びるように形成されている。また更に突起部92dの各々は、周方向(連結部品17を円筒形状と見た場合の周方向)に等間隔で設けられている。
なおここでは突起部92dの配置形態について説明したが、他の突起部(92a〜92c)の配置形態についても同様となっている。また少なくとも突起部92cと突起部92d(隣り合う重畳部同士の各々に設けられた突起部)については、連結部品17の軸方向に見て、互いに向い合うように配置されている。
また連結部品17は、例えば金型を用いたゴム材料(弾性材質)の成型により、全体が一体的に形成されている。そのため突起部(92a〜92d)は、例えば接着などによって取付けられる場合に比べ、重畳部に強固に固定されている。また連結部品17を製造するにあたって、突起部(92a〜92d)を重畳部に取付ける工程は、不要となっている。
次に、連結部品17に突起部(92a〜92d)を設けたことによる利点について説明する。洗濯乾燥機1において洗濯や脱水動作等が行われると、水槽20の揺れに伴って、連結部品17における主に蛇腹状の部分が伸縮する。
ここで、仮に突起部が設けられていないとすれば、当該伸縮が起こる度に、隣り合う重畳部同士が接触する。重畳部同士が接触する場合は接触面積が大きく、そのため大きな接触音が発生し、ユーザ等は不快感を覚えることになる。
しかしながら本実施形態では、突起部が設けられているため、連結部品17における接触の生じる部分の面積は小さくなっている。より具体的には、連結部品17において、重畳部91bと重畳部91cが接触する代わりに、重畳部91bと突起部92bが接触し、重畳部91dと重畳部91eが接触する代わりに、突起部92cと突起部92dが接触するようになっている。すなわち突起部(92b〜92d)は、隣り合う重畳部同士の間に介在することで当該重畳部同士の接触を抑え、接触の生じる部分の面積を低減させる役割を果たしている。
そのため連結部品17によれば、突起部が設けられていない場合に比べて、蛇腹状の部分の伸縮に伴う接触音が、低減するようになっている。また突起部92aは、重畳部91aがホルダー等と接触することを防ぐ役割を果たす。
なお先述したように、各重畳部において突起部は、複数個が周方向に等間隔で設けられている。そのため、重畳部同士が極力接触しないように、突起部同士の間隔(大き過ぎると、重畳部同士が接触し易くなる)を大き過ぎないようにしつつも、突起部の個数は極力少なくて済むようになっている。これにより、連結部品17における接触の生じる部分の面積は一層小さくされている。
また重畳部92cと重畳部92dに着目すると、これらの間は、突起部92c(第1の突起部)と突起部92d(第2の突起部)が接触するようになっている。そのため、これらの重畳部(92c、92d)については、他の重畳部に設けられた突起部との接触も抑えられるため、接触による摩耗が極力抑えられるようになっている。
[その他]
以上までに説明した通り、本実施形態に係る洗濯乾燥機1は、蓋部15によって開閉される出入口11a(開口部)を有した外筺部(外箱10や延設部16等を一体的に見た、外筺の部分)と、内部に脱水槽30が回転可能に収容された状態で、外筺部の内側に設置される水槽20を備えている。また洗濯乾燥機1は、重畳部が軸方向に重畳して成る側面蛇腹状の円筒形状を有し、一端側に外筺部が取り付けられ、他端側に水槽20が取り付けられることにより、外筺部と水槽20を略密閉状態に連結する連結部品17をも備えている。
更に洗濯乾燥機1は、出入口11aを介して脱水槽30の内部へ洗濯物が入れられ、洗濯および脱水動作を行うようになっている。そして重畳部には、隣り合う重畳部同士の間に介在することで当該重畳部同士の接触を抑える突起部が、一体的に形成されている。
そのため洗濯乾燥機1によれば、蛇腹状の折り重なっている部分同士の接触面積を低減させ、連結部品17における接触音を小さくすることが可能となっている。また突起部は、重畳部に一体的に形成されるため、洗濯乾燥機1(連結部品17)の製造過程において、緩衝材を取り付ける工程等を省略することが可能となっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。例えば本発明に係る洗濯機は、乾燥機能を有していなくても構わない。また本発明の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えることが可能である。
本発明は、各種形態の洗濯機に利用することができる。
1 洗濯乾燥機
10 外箱
11 上面板
11a 出入口
14 バックパネル
15 蓋部
16 延設部
16a 鉛直部
16b 水平部
17 連結部品
20 水槽
30 脱水槽
32 バランサ
33 パルセータ
40 駆動ユニット
41 モータ
42 ベルト
43 クラッチ・ブレーキ機構
44 脱水軸
45 パルセータ軸
60 排水ホース
61 排水ダクト
62 排水孔
63 排水弁
91a〜91f 重畳部
92a〜92d 突起部

Claims (2)

  1. 蓋部によって開閉される開口部を有した外筺部と、
    内部に脱水槽が回転可能に収容された状態で、前記外筺部の内側に設置される水槽と、
    重畳部が軸方向に重畳して成る側面蛇腹状の略円筒形状を有し、一端側に前記外筺部が取り付けられ、他端側に前記水槽が取り付けられることにより、該外筺部と該水槽を略密閉状態に連結する連結部品と、を備え、
    前記開口部を介して前記脱水槽の内部へ洗濯物が入れられ、洗濯および脱水動作を行う洗濯機であって、
    前記重畳部には、
    隣り合う前記重畳部同士の間に介在することで該重畳部同士の接触を抑える突起部が、一体的に形成され、
    前記突起部は、一の重畳部において複数個が設けられており、
    前記複数個の突起部の各々は、周方向に略等間隔に形成され、
    隣り合う前記重畳部の一方に第1の突起部が設けられ、他方に第2の突起部が設けられ、
    第1の突起部と第2の突起部は、軸方向に向かい合うように形成され、かつ前記重畳部の外周端部から中心部へと径方向に放射状に伸びるように形成されていることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記第1の突起部、および第2の突起部の各々は、前記重畳部の外周端部から中心部に伸びるにしたがって、徐々に突出量が小さくなるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
JP2010223499A 2010-10-01 2010-10-01 洗濯機 Active JP5379771B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010223499A JP5379771B2 (ja) 2010-10-01 2010-10-01 洗濯機
CN201110299844.7A CN102560954B (zh) 2010-10-01 2011-09-28 洗衣机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010223499A JP5379771B2 (ja) 2010-10-01 2010-10-01 洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012075674A JP2012075674A (ja) 2012-04-19
JP5379771B2 true JP5379771B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=46236629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010223499A Active JP5379771B2 (ja) 2010-10-01 2010-10-01 洗濯機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5379771B2 (ja)
CN (1) CN102560954B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111636174A (zh) * 2019-03-01 2020-09-08 青岛海尔洗衣机有限公司 一种滚筒洗衣机

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62138623U (ja) * 1986-02-27 1987-09-01
JPH0449379Y2 (ja) * 1987-02-06 1992-11-20
JPH0471862U (ja) * 1990-10-30 1992-06-25
JPH05229419A (ja) * 1992-02-21 1993-09-07 Jidosha Kiki Co Ltd ブレーキ倍力装置
EP0942093B1 (en) * 1998-03-12 2004-12-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electric washer-dryer
JPH11347280A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 全自動洗濯乾燥機
JP4698494B2 (ja) * 2006-06-14 2011-06-08 三菱電機株式会社 洗濯乾燥機

Also Published As

Publication number Publication date
CN102560954B (zh) 2015-09-30
CN102560954A (zh) 2012-07-11
JP2012075674A (ja) 2012-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2503759C2 (ru) Машина для обработки белья
EP1985741B1 (en) Drum type washing machine
US8033145B2 (en) Drum-type washing machine
KR20100129162A (ko) 세탁장치
JP3801167B2 (ja) ドラム式洗濯機
RU2536025C2 (ru) Способ изготовления стиральной машины
RU2505634C2 (ru) Машина для обработки белья
KR20070097947A (ko) 탑 로딩 드럼 세탁기
JP4038227B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP5379771B2 (ja) 洗濯機
KR102620364B1 (ko) 세탁기
JP2008000253A (ja) ドラム式洗濯機
KR102421544B1 (ko) 세탁기
KR20100129156A (ko) 세탁장치
JP2004329778A (ja) ドラム式洗濯機
JP5391230B2 (ja) 洗濯機
JP4583197B2 (ja) 洗濯機
JP5819668B2 (ja) 洗濯乾燥機
CN108950974B (zh) 洗涤干燥机
JP2013027416A (ja) 洗濯乾燥機
JP2005143795A (ja) ドラム式洗濯機
JP5676196B2 (ja) 給水口取付部品および洗濯機
JP2013000244A (ja) 洗濯乾燥機
JP3894845B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2023128132A (ja) ドラム式洗濯乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5379771

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03