JP5377199B2 - 信用情報機関に提供された個人信用情報の開示システム - Google Patents

信用情報機関に提供された個人信用情報の開示システム Download PDF

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Description

この発明は,信用情報機関に提供された個人信用情報をユーザに開示するシステムに関する。
貸金業法,割賦販売法等の法改正により,今後は一層,信用情報機関に登録されている個人信用情報を用いた審査の厳格化や極度額の抑制が行われる。その結果,信用情報機関に登録されている個人信用情報の内容によっては,融資を断られたり,クレジットカードの利用(極度額)を制限されたりするケースが,これまでより多く発生することが予想されている。
融資を断られたり,クレジットカードの利用を制限されたりしたユーザは,自分が利用しているクレジットカードの発行会社(以下,カード会社という)が,信用情報機関にどのような情報を提供しているのかを知りたいと考えるケースが増えることが予想される。
所定の手続をしかつ所定の手数料を支払うことによって,信用情報機関から自分の個人信用情報(登録状況)を入手することはできる(非特許文献1)。しかしながら,費用が必要とされるとともに,一般のユーザにとってはハードルが高い手続であると言える。
株式会社シー・アイ・シー "個人信用情報の開示"[平成21年9月14日 検索] インターネット<http://www.cic.co.jp/rkaiji/ki01_kaiji.html>
この発明は,特定のカード会社によって信用情報機関に提供されて登録されている個人信用情報と同じ情報を,クレジットカードの所有者(カードホルダ)に簡便に開示できるようにすることを目的とする。
この発明は,信用情報機関に提供された個人信用情報をカードホルダに開示するためのシステムを提供する。このシステムは,クレジットカードの利用実績データおよびカードホルダの属性変更データの入力を受付ける受付手段,上記受付手段によって受付けられた利用実績データおよび属性変更データを記憶する第1の記憶装置,所定のタイミングで,上記第1の記憶装置に記憶されている上記利用実績データおよび属性変更データに基づく報告データを作成し,上記カードホルダの識別情報とともに信用情報機関に送信する個人信用情報送信手段,上記個人信用情報送信手段によって信用情報機関に送信される報告データを記憶可能な第2の記憶装置,上記信用情報機関において上記報告データにエラーが含まれていると判断された場合に上記信用情報機関から送信されるエラー・データを受信するエラー受信手段,ならびに上記エラー受信手段によってエラー・データが受信されなかった場合に,上記信用情報機関に送信した上記報告データを第2の記憶装置に記憶し,かつ上記エラー受信手段によってエラー・データが受信された場合には,上記信用情報機関に送信した上記報告データを第2の記憶装置に記憶しないように,上記第2の記憶装置を制御する制御手段を備えている。
この発明は,上記システムを制御するためのプログラムも提供している。このプログラムは,受付手段が,クレジットカードの利用実績データおよびカードホルダの属性変更データの入力を受付け,第1の記憶装置が,上記受付手段によって受付けられた利用実績データおよび属性変更データを記憶し,個人信用情報送信手段が,所定のタイミングで,上記第1の記憶装置に記憶されている上記利用実績データおよび属性変更データに基づく報告データを作成し,上記カードホルダの識別情報とともに信用情報機関に送信し,エラー受信手段が,上記信用情報機関において上記報告データにエラーが含まれていると判断された場合に上記信用情報機関から送信されるエラー・データを受信し,制御手段が,上記エラー受信手段によってエラー・データが受信されなかった場合に,上記信用情報機関に送信した上記報告データを第2の記憶装置に記憶し,かつ上記エラー受信手段によってエラー・データが受信された場合には,上記信用情報機関に送信した上記報告データを第2の記憶装置に記憶しないように,上記第2の記憶装置を制御するものである。
一般に,信用情報機関には複数のカード会社から個人信用情報が集められて登録される。すなわち,信用情報機関は各カード会社の保有している個人信用情報をとりまとめる。信用情報機関に登録された個人信用情報は,一般にカード会社が消費者(カードホルダ)の支払能力を調査するための判断材料に用いられる。新規にクレジットやローンの申込みを受付けたとき,与信枠の見直しや信用状況の変化を確認するときに,信用情報機関からカード会社に,信用情報機関に登録されている個人信用情報が提供される。提供された個人信用情報に基づいて,カード会社は与信判断を行ったり,与信管理を行なう。
カード会社から信用情報機関へは,少なくともクレジットのカード利用実績(キャッシング,ショッピングのいずれをも含む),カードホルダの属性変更が報告される。カード利用実績には契約内容(いつ,どこで,ショッピングが行われた,その商品代金の返済(決済)方法および期日など),返済遅延の有無などが含まれる。カードホルダの属性変更には,カードホルダの氏名変更,住所変更,電話番号変更などが含まれる。利用実績データおよび属性変更データは報告データとして個人信用情報機関に送信される。一般には,利用実績データおよび属性変更データの一部(たとえば,変更があったデータ項目のデータのみ)が報告データとされるが,全部を報告データとしてもよい。所定のタイミング,たとえば,一日に一回(日次)または一月に一回(月次),報告データは作成されて信用情報機関に送信される。信用情報機関に送信された報告データ(またはその一部)が信用情報機関において登録(記憶装置に記憶)され,それが個人信用情報として扱われる。
この発明によると,信用情報機関における個人信用情報の登録の基礎とされる報告データが信用情報機関に送信されるとともに,基本的には第2の記憶装置に記憶される。このため,他のカード会社(他社)から提供された個人信用情報を含む信用情報機関に登録されている個人信用情報のすべてではないが,この発明によるシステムを導入しているカード会社(自社)が信用情報機関に提供することによって信用情報機関に登録されている部分については,信用情報機関に登録されている情報と同じ内容を,カードホルダに提供することができる。報告データの第2の記憶装置への記憶には,報告データをそのまま記憶する態様のみならず,変更があったデータ項目のデータのみを上書きして記憶する態様(更新)を含む。
信用情報機関は,上述したように,複数のカード会社からの個人信用情報をとりまとめるが,カード会社から信用情報機関に送信されるデータ(報告データ)にエラーが含まれている場合,その報告データに基づく個人信用情報の登録(更新)を行わず,エラーをカード会社に知らせる体制をとることがある。この発明によるシステムは,この信用情報機関の体制に対応する処理も行う。すなわち,信用情報機関において報告データにエラーが含まれていると判断された結果,上記信用情報機関からのエラー・データを受付けた場合には,信用情報機関に送信した報告データを第2の記憶装置に記憶せず,エラー・データが無かった場合にのみ,信用情報機関に送信した報告データを第2の記憶装置に記憶する。たとえ,エラーを含む報告データが信用情報機関に送信されたとしても,第2の記憶装置を,信用情報機関に登録されている情報と同じ内容に保つことができる。
一実施態様では,ユーザ端末が用いられて入力される,特定のカードホルダからの個人信用情報の開示要求を受付ける開示要求受付手段,および上記開示要求受付手段による開示要求の受付けに応じて,上記特定カードホルダについて上記第2の記憶装置に記憶されている報告データ(個人信用情報)を読出し,かつ上記ユーザ端末に送信する個人信用情報開示手段がさらに備えられる。
上述のように,第2の記憶装置には,カード会社(自社)が信用情報機関に提供することによって信用情報機関に登録されている個人信用情報と同じ情報が記憶されているので,自分が利用しているカード会社が,信用情報機関にどのような情報を提供しているかを,正確にユーザ(カードホルダ)に開示することができる。
クレジットカードに関するコンピュータ・システムの全体的構成を示すブロック図である。 カード会社のサーバにおける処理を,ユーザ端末2および信用情報機関サーバ8の処理の流れとともに示す。 (A)〜(C)は,取引データベースに含まれるカード契約テーブル,売上テーブルおよび債権残高テーブルをそれぞれ示す。 日次報告データを示す。 月次報告データを示す。 報告データに基づく個人信用情報データベースおよび自社登録個人信用情報データベースの更新/未更新の処理を示すフローチャートである。 個人信用情報の提供画面例を示す。 特定カードホルダによるクレジットカードの利用実績を示すタイムチャートである。 図8に示すタイムチャートのタイミングAにおける自社登録個人信用情報データベースおよび取引データベースを示す。 図8に示すタイムチャートのタイミングBにおける自社登録個人信用情報データベースおよび取引データベースを示す。 3月分の月次報告データと,図8に示すタイミングCにおける自社登録個人信用情報データベースを示す。 図8に示すタイムチャートのタイミングDにおける自社登録個人信用情報データベースおよび取引データベースを示す。 図8に示すタイムチャートのタイミングEにおける自社登録個人信用情報データベースおよび取引データベースを示す。
図1は,クレジットカードに関するコンピュータ・システムの全体的構成を概略的に示している。
ネットワーク1(インターネットなど)に,複数のユーザ端末(パーソナル・コンピュータ,携帯端末など)2,複数の店舗端末(クレジットカード情報の読取端末)3,複数のキャッシュ・ディスペンサ4,およびクレジットカードの発行会社(以下,カード会社という)X,Y,Zのサーバ・コンピュータ(以下,サーバという)5,6,7が接続されている。サーバ5,6,7は,いずれもCPU,メモリ,ハードディスク,通信装置等を備え,ハードディスクに記憶されているプログラムにしたがって,後述する所定の動作を実行する。
キャッシュカードはカード会社によって発行されてユーザに渡される。クレジットカードを所有するユーザを,以下「カードホルダ」と呼ぶ。カードホルダは,ユーザ端末(パーソナル・コンピュータ,携帯端末等)2,加盟店に設置されている店舗端末(クレジットカード読取端末)3またはキャッシュ・ディスペンサ4を用いて,クレジットカードを利用する。クレジットカードを用いてショッピングまたはキャッシングが行われる。ショッピングまたはキャッシングによるクレジットカードの利用実績(日付,購入商品,代金等)が,利用されたクレジットカードのカード会社のサーバに送信されて,記憶装置に記憶(登録)される。
この実施例において,カード会社X,カード会社Yおよびカード会社Zのサーバ5〜7のそれぞれに,取引データベース5a,6a,7a(データベースが構築された記憶装置)が接続されている。カード会社Xが発行したクレジットカードを用いてショッピングまたはキャッシングが行われると,ユーザ端末2,店舗端末3またはキャッシュ・ディスペンサ4から,ネットワーク1を介してカード会社Xのサーバ5にその利用実績を表すデータが送信され,X社の取引データベース5aに記憶される。カード会社Y,カード会社Zのサーバ6,7についても同様である。カード会社Yが発行したクレジットカードを用いてショッピングまたはキャッシングが行われると,カード会社Yのサーバ6に利用実績が送信され,Y社の取引データベース6aに記憶される。カード会社Zが発行したクレジットカードを用いてショッピングまたはキャッシングが行われると,カード会社Zのサーバ7に利用実績が送信され,Z社の取引データベース7aに記憶される。
ショッピングの場合,一旦カード会社が加盟店への支払いを肩代わりし,後日,ショッピングを行ったカードホルダに代金を請求する。キャッシングであれば,カード会社は直接に現金をカードホルダに融資する。カードホルダは,後日,融資金額の元本と融資金額にかかる利息をクレジットカード会社に返済する。
カード会社X,Y,Zのサーバ5〜7は,いずれも信用情報機関のサーバ8にネットワークを介して接続されている。信用情報機関サーバ8には,カード会社X,Y,Zから,カードホルダによるクレジットカードの利用実績,支払状況など(カード会社それぞれのユーザの個人信用情報)(クレジットヒストリ)が送信される。送信された個人信用情報は,信用情報機関サーバ8に接続されている個人信用情報データベース8aに記憶される。個人信用情報データベース8aには,複数のカード会社X,Y,Zから送られる個人信用情報が蓄積される。
たとえば,一の消費者がカード会社X発行およびカード会社Y発行の2枚のクレジットカードを所有しているとする。この場合,この消費者がカード会社Xのクレジットカードを利用すると,その利用実績等はカード会社Xのサーバ5に送信されて,カード会社Xの取引データベース5aに記憶される。カード会社Yのクレジットカードを利用すると,その利用実績等はカード会社Yのサーバ6に送信されて,カード会社Yの取引データベース6aに記憶される。信用情報機関の個人信用情報データベース8aには,この両方,すなわち,カード会社Xのクレジットカードの利用実績等およびカード会社Yのクレジットカードの利用実績等の両方が,登録される。
信用情報機関の個人信用情報データベース8aの登録内容(個人信用情報,クレジットヒストリー)は,一般に,カード会社X,Y,Zが消費者(カードホルダ)の支払能力を調査するための判断材料に用いられる。カードホルダから新規にクレジットやローンの申込みを受付けたとき,与信枠の見直しや信用状況の変化を確認するときに,信用情報機関からカード会社に,個人信用情報データベース8aに記憶されているその(特定の)カードホルダの個人信用情報が提供される。提供された個人信用情報に基づいて,カード会社X,Y,Zは与信判断を行ったり,与信管理を行なう。
カード会社X,Y,Zは,個人信用情報データベース8aに登録されている個人信用情報を利用することによって,与信判断を一層正確にしかも迅速に行うことができる。他方,カードホルダにとっても,カード会社の与信判断がスピーディーに行われることで,クレジットやローンを速やかに利用できるメリットがある。また,個人信用情報データベース8aに登録されている個人信用情報は,カードホルダの返済能力を超えた多額または多重の借入れが生じないようにチェック機能としての役割を果たすためにも用いられており,これにより消費者を保護する側面も有している。
しかしながら,カードホルダがカード会社から融資を断られたり,クレジットカードの利用を制限されたりすると,カードホルダは,自分が利用しているクレジットカードの発行会社が,信用情報機関にどのような情報を提供しているのかを知りたいと考えるケースがある。
所定の手続をしかつ所定の手数料を支払うことによって,信用情報機関から自分の個人信用情報を入手することはできる。しかしながら,一般の消費者にとってハードルが高い手続であると言える。また,カード会社と信用情報機関との取決め(契約)では,信用情報機関から得た個人信用情報はいかなる理由があっても本人を含む第三者に知らせてはならない旨を定めることがある。このため,カード会社は,特定の消費者の個人信用情報を信用情報機関から取得することはできるが,信用情報機関から取得した個人信用情報を消費者に開示することはできない。
図1を参照して,カード会社X,Y,Zのサーバ5〜7のうち,カード会社Yのサーバ6に,取引データベース6aとともに,自社登録個人信用情報データベース6bが接続されている。詳細は後述するが,自社登録個人信用情報データベース6bには,カード会社Yが信用情報機関サーバ8に送信した個人信用情報が記憶されている。すなわち,カード会社Yについては,カード会社X,Zと異なり,カード会社Y発行のクレジットカードのカードホルダが,カード会社Yが信用情報機関にどのような情報を提供しているのかを知りたい場合,その要求に応えることができる。信用情報機関から取得する個人信用情報ではなく,カード会社Yが独自に記憶(蓄積)した個人信用情報を消費者に提供するのであるから,上述したカード会社と信用情報機関との間の取決め(契約)(信用情報機関から得た個人信用情報はいかなる理由があっても本人を含む第三者に知らせてはならないこと)に反することもない。詳細は後述するが,信用情報機関サーバ8の個人信用情報が更新されると,カード会社Yの自社登録個人信用情報データベース6bも更新される。最新の登録状況が,カードホルダに提供(開示)される。
図2は,カード会社Yのサーバ6における処理を,カードホルダ(ユーザ端末2)および信用情報機関サーバ8の処理の流れとともに示すものである。
図2の上段を参照して,カード会社Yサーバ6において通常のカード業務処理が行われる。クレジットカード入会,クレジットカード利用(ショッピング,キャッシング),入金(返済),属性変更(氏名,住所,電話番号等の変更)が行われると,カード会社Yのサーバ6の取引データベース6aにおいて,契約内容,支払状況,残高などの登録処理または更新処理が行われる。
図3(A)〜(C)は,カード会社Yの取引データベース6aの一部を具体的に示している。この実施例において,取引データベース6aはカード契約テーブル21(図3(A)),売上テーブル22(図3(B))および債権残高テーブル23(図3(C))の3つのデータ・テーブルから構成されている。
カード契約テーブル21には,「カード番号」,「氏名」,「生年月日」,「住所」および「電話番号」などの各データが格納される。氏名,生年月日,住所および電話番号は消費者からの届出に基づく。カード番号はカード会社Yによって割当てられるユニークな番号であり,一般には発行されるクレジットカードの表面に刻印される。
売上テーブル22には,「利用日」,「カード番号」,「債権種目」,「加盟店」および「利用金額」などの各データが格納される。クレジットカードが利用されるたびに売上テーブル22に新たなレコードが作成され,作成されたレコードにクレジットカードの利用実績(利用日,カード番号,債権種目,加盟店および利用金額)が登録(記録)される。
債権残高テーブル23には「カード番号」,「ショッピング(SP)残高」および「キャッシング(CS)残高」などを表すデータが格納される。複数回のクレジットカードの利用があると,その合計値(債権残高)が,ショッピング(SP)とキャッシング(CS)とで区別されて,債権残高テーブル23に登録される。
図2に戻って,クレジットカードが利用されるとまたはカードホルダの属性(住所など)が変更されると,信用情報機関への報告処理が行われる。信用情報機関への報告処理は,登録内容に変更があった項目のデータについて,日次または月次のいずれかのタイミングで行われる。
図4は日次報告データの一例を示している。
日次報告データは,一日に一回,カード会社から信用情報機関に報告(送信)される。キャッシング利用があった場合および属性変更(住所,氏名,電話番号等)があった場合に,カード会社Yのサーバ6はその日のうちに日次報告データを作成し,信用情報機関サーバ8に送信する。図4に示す日次報告データは,カード番号「87654321」のクレジットカードのカードホルダである「トッキョ タロウ」が,2009年3月25日に,クレジットカードを利用してキャッシング(CS)を行い,60,000円を引出したこと,総残高(トッキョ タロウの債務総額)が200,000円であること,200,000円のうちキャッシング(CS)残高が180,000円であること(逆に言えば,ショッピング残高が20,000円であること)を示している。
日次報告データは,「カード番号」,「氏名」,「生年月日」,「住所」,「電話番号」,「最新出金日」,「最新出金額」,「総残高」,「キャッシング残高」,「変更前氏名」等の複数のデータ項目を含む。これらの複数のデータ項目のうち,カード番号,氏名および生年月日がキー項目として扱われる。キー項目を除いて,空欄の項目は登録内容に変更がないことを,データが入っている項目は変更があった項目を,それぞれ表す。
図5は月次報告データの一例を示している。
月次報告データは,一月に一回(たとえば,毎月25日),カード会社から信用情報機関に報告(送信)される。ショッピング利用があった場合に,カード会社Yのサーバ6は月次報告データを作成し,信用情報機関サーバ8に送信する。図5に示す例は,一ヶ月の間に,カード番号「8765421」のクレジットカードのカードホルダである「トッキョ タロウ」がショッピング(SP)にクレジットカードを利用して債権総残高が200,000円(そのうちキャッシング(CS)利用分は180,000円)(クレジット利用分が20,000円)であることを表す。
月次報告データは日次報告データと同じデータ項目を持ち,カード番号,氏名および生年月日がキー項目として扱われる。キー項目を除いて,空欄の項目は登録内容に変更がないことを,データが入っている項目は変更があった項目を,それぞれ表す。
図2の中段を参照して,上述した日次報告データ(図4)および月次報告データ(図5)は,特定のカードホルダについての取引データベース6a中のデータと自社登録個人信用情報データベース6b中のデータとの間の差分を抽出することによって作成される。カード番号をキーとして,登録内容に変更があった特定のカードホルダによるクレジットカードの利用実績(上述した,カード契約テーブル21,売上テーブル22および債権残高テーブル23)のデータが読出され,読出されたデータと,そのカードホルダについて自社登録個人信用情報データベース6b(後述する)の登録内容とが項目ごとに対比され,データの異なるデータ項目のデータが,日次報告データおよび月次報告データに含ませられる。
図6は,カード会社Yのサーバ6による報告データ(日次報告データまたは月次報告データ)の作成から,信用情報機関およびカード会社Yのサーバ6におけるデータ登録(更新)までの処理の流れを示すフローチャートである。以下,図2の中段および図6を参照する。
登録内容に変更のあった項目のデータが取引データベース6aから抽出され,抽出されたデータが,日次報告データまたは月次報告データとして,カード番号,氏名および生年月日(キー項目)とともに信用情報機関サーバ8に送信される(図2の処理I,図6のステップ11)。
信用情報機関サーバ8は,カード会社Yから報告データ(日次報告データまたは月次報告データ)を受信すると,受信した報告データ中のエラーの有無を判定(判断)する(図2の処理II,図6のステップ12)。
信用情報機関サーバ8におけるエラーの有無の判断は,報告データに含まれる複数のデータ項目のデータのそれぞれについて,それがあらかじめ定められたデータ特性(規則)に適合するデータであるかどうかを判断することによって行われる。たとえば,数字データとすべきデータ項目のデータが文字データであった場合,11桁の数字であるべきデータ項目のデータが10桁の数字であった場合など,あらかじめ定められたデータ特性(規則)に沿わないデータが含まれている場合に,その報告データはエラーを含むと判断される。
報告データにエラーが含まれていない場合,その報告データは,信用情報機関サーバ8の個人信用情報データベース8aに記憶される。すなわち,特定のカードホルダについての,個人信用情報データベース8aに記憶されているカード会社Yのクレジットカードの利用分の個人信用情報が,報告データに基づいて更新される(図2の処理IIで「更新」,図6のステップ13でNO,ステップ15)。他方,報告データにエラーが含まれている場合,そのままその報告データがカード会社Yのサーバ6に返却(返信)される,またはエラーを含む報告データである旨を表すデータがカード会社Yのサーバ6に送信される(図2の処理IIで「未更新」,処理III ,図6のステップ13でYES ,ステップ14)。エラーを含むと判断された場合,信用情報機関サーバ8においてその報告データに基づく個人信用情報の更新は行われない。
カード会社Yのサーバ6がエラーを含む報告データまたは報告データがエラーを含む旨を表すデータを受信すると,カード会社Yのサーバ6は,その報告データを自社登録個人信用情報データベース6bに登録せずに処理を終了する(図2の処理IVで「未更新」,図6のステップ16でYES )。他方,報告データにエラーが無かった場合(エラーを含む報告データまたは報告データがエラーを含む旨を表すデータを受信しなかった場合),信用情報機関サーバ8に送信した報告データが用いられて,特定のカードホルダについて自社登録個人信用情報データベース6bに登録されている個人信用情報が更新される(図2の処理IVで「更新」,図6のステップ16でNO,ステップ17)。これにより,エラーの有無にかかわらず,カード会社Yの自社登録個人信用情報データベース6bには,信用情報機関の個人信用情報データベース8aに記憶されているカード会社Yのクレジットカード使用分についての個人信用情報と同じ情報が,記憶されることになる。
カード会社Yが信用情報機関に提供した個人信用情報と同じ情報が,カード会社Yの自社登録個人信用情報データベース6bに記憶されているので,カード会社Yが,信用情報機関にどのような情報を提供しているか(カード会社Yからの情報提供に基づいて,信用情報機関に登録されている個人信用情報)を,カード会社Yのクレジットカードのカードホルダに開示することができる(図2の下段参照)。
図7は,カード会社Yのクレジットカードを所有するカードホルダから,カード会社Yが信用情報機関に提供した個人信用情報の開示要求があった場合に,そのカードホルダに示される画面表示例を示している。
上述したように,カード会社Yの自社登録個人信用情報データベース6bには,カード会社Yが信用情報機関に提供し,信用情報機関の個人信用情報データベース8aに記憶されているデータと同一のデータが記憶されている。このため,自社登録個人信用情報データベース6bに記憶されている個人信用情報に基づいて,信用情報機関に登録されている個人信用情報と同一の内容を,カードホルダに提供することができる。
登録内容表示画面W1は,カード会社Yのクレジットカードのカードホルダが,ユーザ端末(パーソナル・コンピュータなど)2からIDおよびパスワードを入力し(さらに,登録内容の開示の申し出を入力し),認証が成功することを条件にして,ユーザ端末2の表示装置の表示画面上に表示される。カード会社Yのサーバ6は,自社登録個人信用情報データベース6bからIDおよびパスワードによって特定されるカードホルダについてのデータを読出して,ユーザ端末2に送信する。ユーザ認証が行われた時点において信用情報機関に登録されている個人信用情報(カード会社Y社提供分)と同一の内容,ここでは,氏名,生年月日,住所,電話番号,最新の出金日,最新の出金額,および残高が,ユーザ端末2の表示画面上に表示される。
登録内容表示画面W1には,信用情報機関に登録されている個人信用情報と同一の内容のみならず,その詳細についても表示することができる。上述したように,カード会社Yの取引データベース6aには,カード会社Yから信用情報機関に送信される報告データに含まれるデータ以外の詳細なデータが含まれているからである。
たとえば,カード会社Yから信用情報機関に送信される日次報告データには最新出金日および最新出金額のデータが含まれるが(図4参照),その出金をどこで(どこに設置されているATMを利用して)行ったかまでのデータは含まれていない。他方,報告データの作成の基礎となるカード会社Yの取引データベース6a中の売上テーブル22(図3(B))には,利用日(最新出金日)および利用金額(最新出金額)のみならず,利用店舗(ATM)を表すデータまで含まれている。取引データベース6aに記憶されているデータに基づいて,信用情報機関における個人信用情報の登録の根拠(詳細なデータ)も,カードホルダに示すことができる(登録内容表示画面W1の「※最新の出金日,出金額について」参照)。
また,上述したように,報告データのうち月次報告データは1月に1回のペースで作成され,さらに報告データにエラーが含まれている場合に信用情報機関サーバ8においてデータ更新は行われないので,信用情報機関において登録されている個人信用情報は必ずしも最新の情報を反映していないこともある。他方,取引データベース6aには常に最新の情報が記憶されている。信用情報機関において最新の情報が登録されていない場合には,最新の情報とともに,その旨(信用情報機関に未登録であること)も,登録内容表示画面W1に表示することができる(登録内容表示画面W1の「※住所について」参照)。
以下,カードホルダによるクレジットカードの利用と,カード利用に伴ってカード会社Yおよび信用情報機関において行われるデータ登録(更新)処理を,図8に示すタイムチャートに沿って具体的に説明する。
図8に示すタイムチャートは,カード番号「12345678」のクレジットカードのカードホルダである「サトウ ハナコ」についてのもので,2009年2月10日に150,000円のキャッシング,2009年3月10日に50,000円のショッピング,2009年4月5日に属性変更届(氏名,住所および電話番号の変更),2009年4月9日に再度の属性変更届(電話番号の修正)が行われている例である。タイムチャート上のアルファベットA〜Eの5つのタイミングにおける,取引データベース6a(カード契約テーブル21,売上テーブル22および債権残高テーブル23),自社登録個人信用情報データベース6bの内容,および報告データの一例が,図9〜図13に示されている。
(1)タイミングA(2009年3月10日以前)(図9)
図8および図9を参照して,2009年2月10日に150,000円のキャッシングが行われているので,この利用実績が取引データベース6aの売上テーブル22および債権残高テーブル23と,自社登録個人信用情報データベース6bに登録されている。キャッシングについては日次処理で報告データの作成が行われるので,キャッシングが行われた当日に,キャッシングによる利用実績を含む日次報告データが作成され,これに基づいて信用情報機関の個人信用情報データベース8aに利用実績が登録され,かつ自社登録個人信用情報データベース6bにも利用実績が登録されたものである(日次報告データにはエラーは無かったことを前提としている)。上述したように,信用情報機関の個人信用情報データベース8aには,自社登録個人信用情報データベース6bと同一のデータが記憶される。
(2)タイミングB(2009年3月10日〜3月24日)(図10)
図8を参照して,2009年3月10日に50,000円のショッピングが行われている。図10を参照して,2009年3月10日の50,000円のショッピングの利用実績は,取引データベース6aの売上テーブル22および債権残高テーブル23に登録される。上述したキャッシングと異なり,ショッピングについては月次処理(毎月25日)によって作成される月次報告データに利用実績が格納される。したがって,3月の月次処理(2009年3月25日)の前の時点(タイミングB)において,自社登録個人信用情報データベース6b(および信用情報機関の個人信用情報データベース8a)には,2009年3月10日のショッピングの利用実績は未だ反映されていない。
(3)タイミングC(2009年3月25日後)(図11)
月次処理において,ショッピングによるクレジットカードの利用実績が月次報告データとして信用情報機関サーバ8に送信される。3月の月次報告データには,2009年2月26日〜2009年3月25日までの間のショッピング利用実績が含まれる。2009年3月10日のショッピング利用実績(50,000円)を含む月次報告データが,信用情報機関サーバ8に送信される。図11の月次報告データを参照して,2009年3月25日に送信されるカード番号12345678のクレジットカードを所有するサトウハナコの月次報告データにおいて,総残高が200,000円とされている。これは,2009年2月10日のキャッシング利用分(150,000円)と,2009年3月10日のショッピング利用分(50,000円)の合計金額である。
信用情報機関サーバ8において月次報告データが登録されると(すなわち,受信した月次報告データにエラーはないと判断された場合),カード会社Yのサーバ6が送信した月次報告データの内容が,自社登録個人信用情報データベース6bにも登録される。信用情報機関の個人信用情報データベース8aのデータ(カード会社Y提供分)と,カード会社Yの自社登録個人信用情報データベース6bのデータとの一致が図られる。
(4)タイミングD(2009年4月5日後)(属性変更後)(図12)
カード番号「12345678」のクレジットカードのカードホルダであるサトウ ハナコの氏名(氏)が,婚姻によって「タカハシ」に変更され,住所および電話番号も変更があったとする。この場合,カードホルダは属性変更届(氏名変更,住所変更,電話番号変更等)をカード会社Yに通知する。2009年4月5日に,属性変更届が,たとえば,ユーザ端末(パーソナル・コンピュータ)2が用いられて受付けられ,カード会社Yのサーバ6に送信されたとする。変更後の氏名等に基づいて,カード会社Yのサーバ6は,取引データベース6aのカード契約テーブル21の内容を更新(変更)する(図9に示すカード契約テーブル21(変更前)と図12に示すカード契約テーブル21(変更後)を対比)。
カード契約内容の変更は日次報告データとされる。2009年4月5日に属性変更が受付けられたとすると,2009年4月5日にカード会社Yサーバ6において日次報告データが作成されて,信用情報機関サーバ8に送信される。作成される日次報告データは,カード番号,(変更後の)氏名,(変更後の)住所,(変更後の)電話番号,および変更前氏名を表すデータを含む。日次報告データの「変更前氏名」にデータが格納されている場合,信用情報機関サーバ8においてデータ項目「氏名」ではなくデータ項目「変更前氏名」がキー項目として用いられる。すなわち,信用情報機関サーバ8は,「変更前氏名」にデータが格納されている報告データを受信した場合,カード番号,変更前氏名および生年月日をキー項目として用いて,個人信用情報データベース8a中の特定のカードホルダに関するデータ検索等を行う。
ここで,日次報告データにエラーがあるとする(「090」,「080」,「070」から始まる携帯電話番号は11桁の数字であるが,「090」から始まるにもかかわらず10桁の数字が,日次報告データ中に変更後の電話番号として含まれているとする)。この場合,上述したように,信用情報機関サーバ8は受信した報告データにエラーが含まれていると判断し,その報告データをカード会社Yのサーバ6に返却(返送)する(またはエラーが含まれている旨を表すデータを送信する)。エラーを含むと判断された報告データの内容は,信用情報機関サーバ8において個人信用情報データベース8aに登録されず(更新なし),かつカード会社Yのサーバ6においても自社登録個人信用情報データベース6bに登録されない(更新なし)。このため,エラー報告が行われた場合についても,信用情報機関の個人信用情報データベース8aのデータ(カード会社Y提供分)と,カード会社Yの自社登録個人信用情報データベース6bのデータとは一致する。なお,エラー報告があると,カード会社Yの取引データベース6a(ここでは,カード契約テーブル21)と,自社登録個人信用情報データベース6bの内容が一致しないことになる。
(5)タイミングE(2009年4月9日以降)(電話番号の修正後)(図13)
信用情報機関からのエラー報告に基づいて,カード会社Yからカードホルダ(ここでは,カード番号12345678のクレジットカードを所有しているタカハシ ハナコ)に対して,修正依頼が電話,郵送等によって行われる。正しい電話番号を含む属性変更届が,2009年4月9日に受付けられたとする。この場合,カード会社Yサーバ6において取引データベース6aのカード契約テーブル21の内容が更新(変更)される(図12に示すカード契約テーブル21(修正前)と図13に示すカード契約テーブル21(修正後)を対比)。
修正後の電話番号を含む日次報告データがカード会社Yサーバ6において作成され,信用情報機関サーバ8に送信される。新たな日次報告データはエラーを含まないので,日次報告データの内容は信用情報機関の個人信用情報データベース8aに登録され(更新され),かつカード会社Yの自社登録個人信用情報データベース6bにも登録される(更新される)。信用情報機関の個人信用情報データベース8aのデータ(カード会社Y提供分)と,カード会社Yの自社登録個人信用情報データベース6bのデータとが一致する。カード会社Yの取引データベース6a(カード契約テーブル21)と,自社登録個人信用情報データベース6bの内容も一致する。
1 ネットワーク
2 ユーザ端末
3 店舗端末
4 キャッシュ・ディスペンサ
5,6,7 カード会社サーバ・コンピュータ
6a 取引データベース
6b 自社登録個人信用情報データベース
8 信用情報機関サーバ・コンピュータ
8a 個人信用情報データベース

Claims (4)

  1. クレジットカードの利用実績データおよびカードホルダの属性変更データの入力を受付ける受付手段,
    上記受付手段によって受付けられた利用実績データおよび属性変更データを記憶する第1の記憶装置,
    所定のタイミングで,上記第1の記憶装置に記憶されている上記利用実績データおよび属性変更データに基づく報告データを作成し,上記カードホルダの識別情報とともに信用情報機関に送信する個人信用情報送信手段,
    上記個人信用情報送信手段によって信用情報機関に送信される報告データを記憶可能な第2の記憶装置,
    上記信用情報機関において上記報告データにエラーが含まれていると判断された場合に上記信用情報機関から送信されるエラー・データを受信するエラー受信手段,ならびに
    上記エラー受信手段によってエラー・データが受信されなかった場合に,上記信用情報機関に送信した上記報告データを第2の記憶装置に記憶し,かつ上記エラー受信手段によってエラー・データが受信された場合には,上記信用情報機関に送信した上記報告データを第2の記憶装置に記憶しないように,上記第2の記憶装置を制御する制御手段を備えている,
    信用情報機関に提供された個人信用情報の開示システム。
  2. ユーザ端末が用いられて入力される,特定のカードホルダからの個人信用情報の開示要求を受付ける開示要求受付手段,および
    上記開示要求受付手段による開示要求の受付けに応じて,上記特定カードホルダについて上記第2の記憶装置に記憶されている報告データを読出し,かつ上記ユーザ端末に送信する個人信用情報開示手段をさらに備えている,
    請求項1に記載の個人信用情報開示システム。
  3. 受付手段が,クレジットカードの利用実績データおよびカードホルダの属性変更データの入力を受付け,
    第1の記憶装置が,上記受付手段によって受付けられた利用実績データおよび属性変更データを記憶し,
    個人信用情報送信手段が,所定のタイミングで,上記第1の記憶装置に記憶されている上記利用実績データおよび属性変更データに基づく報告データを作成し,上記カードホルダの識別情報とともに信用情報機関に送信し,
    エラー受信手段が,上記信用情報機関において上記報告データにエラーが含まれていると判断された場合に上記信用情報機関から送信されるエラー・データを受信し,
    制御手段が,上記エラー受信手段によってエラー・データが受信されなかった場合に,上記信用情報機関に送信した上記報告データを第2の記憶装置に記憶し,かつ上記エラー受信手段によってエラー・データが受信された場合には,上記信用情報機関に送信した上記報告データを第2の記憶装置に記憶しないように,上記第2の記憶装置を制御する,
    信用情報機関に提供された個人信用情報を開示するシステムを制御するプログラム。
  4. 開示要求受付手段が,ユーザ端末が用いられて入力される,特定のカードホルダからの個人信用情報の開示要求を受付け,
    個人信用情報開示手段は,上記開示要求受付手段による開示要求の受付けに応じて,上記特定カードホルダについて上記第2の記憶装置に記憶されている報告データを読出し,かつ上記ユーザ端末に送信するように,開示システムを制御する,
    請求項3に記載のプログラム。
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