JP5374633B1

JP5374633B1 - 横排水管の洗浄装置

Info

Publication number: JP5374633B1
Application number: JP2012280626A
Authority: JP
Inventors: 昇天沼
Original assignee: 株式会社トップス
Priority date: 2012-12-25
Filing date: 2012-12-25
Publication date: 2013-12-25
Anticipated expiration: 2032-12-25
Also published as: JP2014125724A

Abstract

【課題】迅速且つ効率的に横排水管の洗浄を可能とし、しかも作業中の人手を極力少なくすることを目的とする。
【解決手段】横排水管に接続する接続筒１に、前方に向けて高圧洗浄水を噴射する高圧洗浄水噴射ノズル２を設けて、横排水管中に高圧洗浄水を噴射し、上記高圧洗浄水噴射ノズル２を接続筒１内で上下に移動して高圧洗浄水を横排水管中に満遍なく噴射することを特徴とする。
【選択図】図２

Description

本発明は、集合住宅、一般住宅、商業ビルディング等の建築物の横排水管の洗浄装置に関する。

集合住宅等の横排水管の洗浄方法および装置は公知である（例えば特許文献１）。

特開２００８−１６３６４４号公報

上記公知の排水管洗浄方法及び装置は、高圧洗浄水の供給源に接続する送水ホースの先端に、斜め後方に向けた高圧水噴射口を設けた高圧水噴射ノズルを設け、この高圧水噴射ノズルを横排水管内に送水ホースを押し込むことにより配置し、上記高圧水噴射ノズルの斜め後方に向けた高圧水噴射口から高圧洗浄水を噴射し、この高圧洗浄水の力によって高圧水噴射ノズルを進行し、高圧洗浄水によって横排水管の洗浄を行っていた。

この従前の排水管の洗浄方法では、その洗浄作業中人手を必要としていたと共に、高圧噴射ノズルをその斜め後方に向けた高圧噴射口からの高圧洗浄水噴射力により高圧噴射ノズルを排水管内で進行するため、ある程度の作業時間を必要としていたという課題がある。
本発明は、これらの課題に鑑み、迅速且つ効率的に横排水管の洗浄を可能とし、しかも作業中の人手を極力少なくすることを目的とする。

本発明の横排水管の洗浄装置は、横排水管に接続する接続筒を設け、この接続筒内に前方に向けて高圧洗浄水を噴射する高圧洗浄水噴射ノズルを配置し、この高圧洗浄水噴射ノズルを接続筒内の上端と下端間を移動可能としてあり、
両端を水平部とし、その間を湾曲部とした基板を上記接続筒上に固設し、下端に高圧洗浄水噴射ノズルを水平に設け、上端に高圧洗浄水供給源に接続する接続端を設けた縦管を接続筒の上部と基板に形成した透孔に挿通して、上記高圧洗浄水噴射ノズルを接続筒内に水平に配置し、上記基板上に間隔をおいて支持板を設け、この支持板に上記縦管を固定する一方、上記基板の両端の水平部にそれぞれエアーシリンダーを下向きに固定し、このエアーシリンダーのピストンロッドを上記支持板の両端に連結固定し、エアーシリンダーの作動により上記高圧洗浄水噴射ノズルの上下動を可能としてある、
ことを特徴とする。
さらに、本発明の横排水管の洗浄装置は、上記高圧洗浄水噴射ノズルの壁面に透孔を形成し、この透孔から空気を吸引して上記高圧洗浄水にエアージェットを混合することを特徴とする。

本発明の横排水管洗浄装置は、横排水管に接続する接続筒に、前方に向けて高圧洗浄水を噴射する高圧洗浄水噴射ノズルを設けて、横排水管中に高圧洗浄水を噴射し、上記高圧洗浄水噴射ノズルを接続筒内で上下に移動して高圧洗浄水を横排水管中に満遍なく噴射することを特徴とするから、横排水管の上部に付着する油脂類及び横排水管の下部に存在する重量物を迅速に排出できる効果がある。
また、高圧洗浄水の噴射及び高圧洗浄水噴射ノズルの上下移動は、遠隔操作によって作動することができるから、洗浄作業現場に常時人手をおかなければならないということがなく、必要なときだけ人手をおけばよく、作業を迅速かつ効率的に行うことができる効果がある。

また、本発明の横排水管洗浄装置は、高圧洗浄水にエアージェットを混合するから、排水管と高圧洗浄水との間に空気層の筒を形成し摩擦抵抗を低くして高圧洗浄水の進行速度を高めより高率のよい洗浄作業ができるという効果がある。

本発明横排水管洗浄装置の正面図で、高圧水噴射ノズルを接続筒内の中心に配置してある。高圧洗浄水噴射ノズルを接続筒内の中心に配置してある本発明装置の斜面図である。高圧洗浄水噴射ノズルを接続筒内の上部に配置してある本発明装置の斜面図である。高圧洗浄水噴射ノズルを接続筒内の下部に配置してある本発明装置の斜面図である。本発明方法の説明図である。

以下、図面に示した実施例により本発明装置の詳細を説明する。
図中符号１が洗浄する横排水管に接続する接続筒で、好ましくは透明な合成樹脂製にしてある。
図中符号２が上記接続筒１内に配置した水平方向即ち前方に向けて設けた高圧洗浄水噴射ノズルであり、本発明では、この高圧洗浄水噴射ノズル２を接続筒１内に設けて、この高圧洗浄水噴射ノズル２を接続筒１内で上下に移動するようにしてある。

図１及び図２にこの高圧洗浄水噴射ノズル２を接続筒１内の中心に位置付けた位置を示してあり、図３に高圧洗浄水噴射ノズル２を接続筒１内の上端に位置付けた位置を示してある。図４に高圧洗浄水噴射ノズル２を接続筒１内の下端に位置付けた位置を示してある。
このように本発明では高圧洗浄水噴射ノズル２を接続筒１内で上下に移動させるから、
高圧洗浄水を横排水管中に満遍なく噴射することができ、横排水管の上部に付着する油脂類も横排水管の下部に付着する重量物も迅速に排出できる。

そのために、本発明の実施例では、図面に示すように高圧洗浄水噴射ノズル２を上端に高圧洗浄水供給源に接続する接続端４を設けた縦管３を設け、この縦間３を接続筒１の上端に形成した透孔に挿通して上下移動できるようにしてある。
本発明装置の実施例では、接続筒１上に金属板により形成した基板５を固設してある。
この基板５は両端６，６を水平部とし、その間を湾曲部７とし、この湾曲部７の曲率を接続筒１の曲率と同じにしてある。そしてこの基板５の中心位置の上記接続筒１の上端に形成した透孔と一致する位置に透孔を形成し、この透孔に上記縦管３を挿通してある。

上記キバンの両端６，６にエアーシリンダー８，８を下向きに固定してあり、上記基板５上に間隔をおいて支持板９を設け、この支持板９に上記縦管３を固定してある。また、この支持板９の両端１０，１０に上記エアーシリンダー８の上向きのピストンロッド１１，１１を連結固定し、このエアーシリンダー８の作動により上記高圧洗浄水噴射ノズル２を上下動するようにしてある。
上記エアーシリンダー８の上下端にエアーパイプ１２，１２を接続し、このエアーパイプ１２，１２を接続筒１の上部に設けたエアー供給源に連結する連結部１３に接続し、エアー供給源からのエアーの供給を切り替えることによってピストンロッド１１，１１の上下作動を制御し、高圧洗浄水噴射ノズル２の上下作動を行うようにしてある。

また、本発明では図５に示すように、上記高圧洗浄水噴射ノズル２の壁面に透孔１４を形成し、この透孔１４から空気を吸引して高圧洗浄水にエアージェットを混合し、エアージェットを混合する高圧洗浄水を横排水管中に満遍なく噴射することを特徴とする。このエアージェットを高圧洗浄水に混合することにより排水管と高圧線浄水との間に空気の筒ができ高圧線浄水の進行速度高め、より効率のよい洗浄作業を行うことができる。

さらに本発明装置では、図５に示すように接続筒１の上部に蓋１５を設けた孔１６を形成し、この孔１６から砕氷状の多数の氷片を投入して、多数の氷片を高圧洗浄水に混合し、この多数の氷片を横排水管の内壁面に接して進行させることにより、より効率のよい横排水管の洗浄を行うことができる。

１接続筒
２高圧洗浄水噴射ノズル
３縦管
４接続端
５基板
６両端
７湾曲部
８エアーシリンダー
９支持板
１０両端
１１ピストンロッド
１２エアーパイプ
１３連結部
１４透孔

Claims

横排水管に接続する接続筒を設け、この接続筒内に前方に向けて高圧洗浄水を噴射する高圧洗浄水噴射ノズルを配置し、この高圧洗浄水噴射ノズルを接続筒内の上端と下端間を移動可能としてあり、
両端を水平部とし、その間を湾曲部とした基板を上記接続筒上に固設し、下端に高圧洗浄水噴射ノズルを水平に設け、上端に高圧洗浄水供給源に接続する接続端を設けた縦管を接続筒の上部と基板に形成した透孔に挿通して、上記高圧洗浄水噴射ノズルを接続筒内に水平に配置し、上記基板上に間隔をおいて支持板を設け、この支持板に上記縦管を固定する一方、上記基板の両端の水平部にそれぞれエアーシリンダーを下向きに固定し、このエアーシリンダーのピストンロッドを上記支持板の両端に連結固定し、エアーシリンダーの作動により上記高圧洗浄水噴射ノズルの上下動を可能としてある、
ことを特徴とする横排水管の洗浄装置。
上記高圧洗浄水噴射ノズルの壁面に透孔を形成し、この透孔から空気を吸引して上記高圧洗浄水にエアージェットを混合することを特徴とする上記請求項１に記載の横排水
管の洗浄装置。