JP5370724B2 - 安全停止回路を備えたモータ制御装置 - Google Patents

安全停止回路を備えたモータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5370724B2
JP5370724B2 JP2008275076A JP2008275076A JP5370724B2 JP 5370724 B2 JP5370724 B2 JP 5370724B2 JP 2008275076 A JP2008275076 A JP 2008275076A JP 2008275076 A JP2008275076 A JP 2008275076A JP 5370724 B2 JP5370724 B2 JP 5370724B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
motor
state
safety
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008275076A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010104187A (ja
JP2010104187A5 (ja
Inventor
信 安藤
平次 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2008275076A priority Critical patent/JP5370724B2/ja
Publication of JP2010104187A publication Critical patent/JP2010104187A/ja
Publication of JP2010104187A5 publication Critical patent/JP2010104187A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5370724B2 publication Critical patent/JP5370724B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Description

本発明は、ロボットシステムや工作機械装置等に用いられるモータ制御装置に関するものであって、高い安全性を実現するために備えられた安全停止回路の故障を検出するモータ制御装置に関する。
一般的にモータ制御装置は、回路等の何らかの要因による破損や故障によるモータの暴走を確実に抑止する必要があり、また、モータの暴走に伴うモータに締結された機械可動部の危険な動作から人を保護するような、機械のリスクを低減させて機械の安全化を図るという技術課題がある。
この一般的な技術課題を解決するために、第1の従来技術におけるモータ制御装置は、「機械の動力源に使用されるインバータ制御モータの安全装置に係り、特に、確実にモータの暴走を抑止できるインバータ制御モータの安全装置に関するもの」であって、「モータとそのモータに供給する電力を制御するインバータとの間にコンタクタを設け、前記モータをロックアウトするときに、このコンタクタを開放にして前記モータへの電力供給を遮断するコンタクタ制御手段を設けたことを特徴と」している(例えば、特許文献1)。
また、第2の従来技術におけるモータ制御装置は、「ロボット、工作機械、各種産業機械等におけるモータの非常停止装置に関し、特に、何らかの故障によって非常停止スイッチの接点間が短絡しても、またスイッチ、リレー等を結ぶケーブルに断線が発生した場合でも、モータの非常停止を確実に行う非常停止装置に関するもの」であって、「何らかの故障によって非常停止スイッチの接点間が短絡しても、また、スイッチ、リレー等を結ぶケーブルに断線が発生した場合でも、モータの非常停止が確実に行われ、故障等の異常が発生した場合は、二度と電源電圧がモータに印加されることがなく、さらには異常箇所をユーザに特定させることが可能なモータの非常停止装置を得ることを目的と」している(例えば、特許文献2)。
図4は、第1の従来技術におけるモータ制御装置の概略構成図である。図において、100はインバータ、102は直流母線、103は平滑コンデンサ、104〜109はパワートランジスタ、110はコンタクタ、111はモータ、112はベース駆動回路、113はインバータオンオフ指令回路、114は電流指令器、115はインバータオンオフ要求信号合成回路、116は上位制御器、117はコンタクタ開閉信号生成回路である。
モータ111とインバータ100の間にコンタクタ110が挿入されて、ロックアウトイッチからコンタクタへの開放要求があると、副インバータオンオフ要求信号をオフにして、インバータオンオフ要求信号をオフに変化させてインバータ100をオフする。その後、コンタクタ駆動コイル駆動信号をオフにしてコンタクタ駆動コイル118を介してコンタクタ110を開きモータ電流を遮断し、フリーラン停止させている。
上記問題を解決するため、本発明は、次のようにしたのである。
請求項1に記載の発明は、外部の上位装置からのモータ駆動指令に応じて直流を交流に変換するインバータ部を駆動するゲート駆動回路と、前記ゲート駆動回路に与えるPWM信号を生成するPWM発生回路と、前記ゲート駆動回路と前記PWM発生回路の間に介在させる安全停止回路を備えたモータ制御装置であって、前記安全停止回路が、外部の複数のモータ停止スイッチと、前記複数のモータ停止スイッチと連動して前記PWM信号を遮断する複数の3ステートバッファと、前記上位装置が前記安全装置自体の異常を1つの出力信号で判断できるように構成した監視回路と、を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記監視回路が、前記複数の3ステートバッファそれぞれの、少なくとも1つの出力信号を入力する1つの論理回路と、前記1つの論理回路の出力信号を入力して該出力信号に基づいてオンオフ動作する1つの半導体素子と、を備え、前記上位装置が、モータ制御装置を駆動する前に、前記1つの半導体素子の1つの出力信号に基づいて前記安全装置自体の異常を判断できるようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記上位装置が、前記複数のモータ停止スイッチのオンオフ状態と、前記監視回路の1つの出力信号のオンオフ状態との組み合わせに基づいて、前記安全装置自体の異常を判断できるようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記安全停止回路が、前記複数のモータ停止スイッチが開になった状態を保持できることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記安全停止回路が、前記3ステートバッファを2個直列と、前記モータ停止スイッチを2個とを備え、前記3ステートバッファと前記モータ停止スイッチとをそれぞれ接続して、前記モータ停止スイッチが共に閉状態の場合、前記PWM信号を通過させることを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記安全停止回路が、前記モータ停止スイッチが開の場合、当該モータ停止スイッチに連動する前記3ステートバッファのイネーブル端子をHighとして出力状態をハイインピーダンスとし、前記PWM信号を遮断することを特徴とするものである
しかしながら、第1および2の従来技術におけるモータ制御装置は、コンタクタなどの機械接点スイッチを用いていたため、コンタククの設置スペースを必要し、省スペース化が図れず、また、大容量になるほど、ひとつひとつの部材が高価となってコストを削減することができないため、設備費用が高くなるという問題があった。更に、機械接点であるため、寿命による接触不良や接点の溶着というような問題もあった。
このような問題点に鑑みて、本出願人は、コンタクタを省略できるとともに省スペース化を実現し、システムトータルコスト削減を図ることができる安全停止回路を備えたモータ制御装置を提供することを目的とした提案を行なった(出願番号:PCT/JP2008/056881)。本出願人の提案(以下、第3の従来技術におけるモータ制御装置という)は、「直流を交流に変換するインバータ部を駆動するゲート駆動回路と該ゲート駆動回路に与えるPWM信号を生成するPWM発生回路との間に介在される安全停止回路を備えた電力変換装置において、外部電力遮断用端子と該外部電力遮断用端子と連動して前記PWM信号を遮断するPWM信号遮断回路とで構成し、前記外部電力遮断用端子が開状態のときに前記PWM信号遮断回路が遮断することで前記ゲート駆動回路へのPWM信号を遮断することを特徴とする電力変換装置。」であって、ソフトウェアを介さずにハードウェアにて外部端子からインバータへのゲート駆動信号を遮断できるような安全停止回路を備えた構成としているものである。(例えば、特許文献3参照)。
図3は、第3の従来技術におけるモータ制御装置の概略構成図である。図において、50は安全停止回路、1はPWM発生回路、2はPWM信号a、3はPWM信号b、4はPWM信号c、5は2のPWM信号aを遮断するための遮断回路として機能する3ステートバッファ、6は3のPWM信号bを遮断するための遮断回路として機能するための3ステートバッファ、51及び52は3ステートバッファ5の2つのイネーブル端子、61及び62は3ステートバッファ6の2つのイネーブル端子、7および8はモータ停止スイッチ、9及び10はフォトトランジスタ、11はゲート駆動回路、12はインバータ部(3相インバータ回路)、IP5は5V電源、IP24は24V電源である。
なお、モータ停止スイッチ7,8は、モータ制御装置外部に設けられるものであり、また互いに連動して開閉動作するものである。
PWM発生回路1は図示しない搬送波信号であるキャリヤとの比較等により、モータ駆動用PWM信号a(2)が生成され出力される。PWM発生回路1とゲート駆動回路11との間に2つの3ステートバッファ5、6が設けられている。この3ステートバッファ5、6はそれぞれ2つのイネーブル端子51と52、および61と62を持っており、両端子51と52、および61と62の信号レベルが共にロウ(L)のときにのみ、入力されたPWM信号a(2)を出力できるようになっている。この2つの3ステートバッファ5、6のゲートの開閉はモータ停止スイッチ7、8と連動して構成されている。なお、第3の従来技術におけるモータ制御装置が第1または2の従来技術におけるモータ制御装置と異なる部分は、電力変換装置の外部にコンタクタを装備しなくてもモータ動力源を電力変換装置ソフトウェアを介在させずに遮断することを可能とした、入力PWM信号をモータ停止スイッチ7、8からの開閉信号を制御信号としてスイッチング出力するロジックで動作する2重3ステートバッファ5、6と、それぞれフォトトランジスタ9、10を介して開閉信号を、3ステートバッファ5、6に入力するモータ停止スイッチ7、8によるスイッチングハードウェア回路と、その状態を保持できる回路を備えた部分である。
次に、第3の従来技術におけるモータ制御装置の安全停止回路50の動作について説明する。先ず、モータ停止スイッチ7または8が開となった場合、フォトトランジスタ9または10からの信号が切れ、3ステートバッファ5または6のイネーブル( Enable) 端子51または61がハイ(High)となり、ゲートが閉じて3ステートバッファ5または6の出力状態がハイインピーダンスとなり、PWM発生回路1から入力されたPWM信号a(2)、または3ステートバッッファ5から入力されたPWM信号b(3)を遮断することが出来る。また、3ステートバッファ5、6の状態をCPUで監視して、異常が検出されたらPWM信号a(2)の出力を停止するなどの処理を行うことができるのである。
特開2001−251867号公報(第2−4頁、図1) 特許第3506590号公報(第5−6頁、図1) 特願2008−056881号公報(第5−7頁、図1)
第3の従来技術におけるモータ制御装置は安全停止回路50を備え、第1または2の従来技術におけるモータ制御装置における問題点を解決できるものではあるが、安全停止回路自体の異常状態をモータ制御装置内のCPUにて監視することによって異常を検出し、PWM信号を停止するなどの処理を行っており、モータ制御装置外部の上位装置にて安全停止回路自体の異常状態を、モータ制御装置を駆動する前に、直接検出することができなかった。モータ制御装置を使用する上で、いち早く、モータ制御装置の異常を検出するためには、モータ制御装置のユーザー側である上位装置にて検出できることが望まれるのである。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、安全停止回路を備えたモータ制御装置において、モータ制御装置を駆動する前に、安全停止回路自体の異常状態をモータ制御装置外部の上位装置がより早く確実に検出することができ、安全性を高めることができる安全停止回路を備えたモータ制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、次のように構成したのである。
本発明の一の観点によるモータ制御装置は、外部の上位装置からのモータ駆動指令に応じて直流を交流に変換するインバータ部を駆動するゲート駆動回路と、前記ゲート駆動回路に与えるPWM信号を生成するPWM発生回路と、前記ゲート駆動回路と前記PWM発生回路の間に介在させる安全停止回路を備えたモータ制御装置であって、
前記安全停止回路が、外部のモータ停止スイッチと、前記モータ停止スイッチと連動して前記PWM信号を遮断する複数の3ステートバッファと、前記上位装置が前記安全装置自体の異常を判断できるように構成した監視回路と、を備えたモータ制御装置が適用される。
請求項1乃至7に記載の発明によると、モータ制御装置を駆動する前に、安全停止回路自体の異常状態をモータ制御装置外部の上位装置がより早く確実に検出することができ、安全性を高めることができる。更に、モータ制御装置を使用するシステム全体の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明に係る安全停止回路を備えたモータ制御装置の概略構成図である。図において、図3と同一の符号が付された構成は同一の効果を奏するものであるため、詳細な説明は省略する。150は安全停止回路、53は3ステートバッファ5のPWM信号3で使用していない端子、63は3ステートバッファ6のPWM信号4で使用していない端子、152は使用していない端子53、63の出力を論理演算する論理回路、151は論理回路152の出力によってオンオフ動作するフォトトランジスタ、である。なお、9,10,151はフォトトランジスタを例に挙げたが、フォトカプラであってもよい。
本発明が図3における第3の従来技術のモータ制御装置と異なる部分は、論理回路152とフォトトランジスタ151とを備え、3ステートバッファ5、6の使用していない端子53、63を使用すると共に、その出力信号を論理回路152を介してフォトトランジスタ151をオンオフさせ、フォトトランジスタ151の出力をモータ制御装置の外部に出力するようにした部分である。その他の部分は、第3の従来技術のモータ制御装置と同様な回路動作を行ない、それに伴う同一の作用効果を有するものである。
次に、図1に示す安全停止回路の動作について説明する。
モータ停止スイッチ7および8が開(OPEN)の状態の場合、安全停止回路150が定常状態(正常)であれば、フォトトランジスタ9および10からの信号が切れ、3ステートバッファ5および6のイネーブル端子(Enable)51および61がハイ(High)となり、ゲートが閉じて3ステートバッファ5および6の出力状態がハイインピーダンスとなり、PWM発生回路1からの入力されたPWM信号a(2)、および3ステートバッッファ5から入力されたPWM信号b(3)を遮断することが出来る。この場合、3ステートバッファ5の端子53及び3ステートバッファ6の端子63の出力は共にハイ(High)出力となり、論理回路152の出力はハイ(High)出力となり、フォトトランジスタ151がオン状態、すなわち、後述する動作表に基づき、モータ制御装置外部の上位装置は、安全停止回路150が定常状態(正常)であることを検知することができる。
また同様に、モータ停止スイッチ7および8が閉(CLOSE)の状態の場合、安全停止回路150が定常状態(正常)であれば、フォトトランジスタ9および10からの信号がオンし、3ステートバッファ5および6のイネーブル端子(Enable)51および61がロー(Low)となり、ゲートが開いて3ステートバッファ5および6から、PWM発生回路1からの入力されたPWM信号a(2)、および3ステートバッッファ5から入力されたPWM信号b(3)を出力することが出来る。
ここで、フォトトランジスタ9がshort状態での異常状態(フォトトランジスタ10は正常とする)のとき、モータ停止スイッチ7が開(OPEN)の状態であっても、イネーブル端子51がロー(Low)となりゲートが開いて3ステートバッファ5の端子53はロー(Low)出力となる。論理回路152の出力は端子53がロー(Low)出力となるためロー(Low)出力となり、フォトトランジスタ151がオフ状態、すなわち、後述する動作表に基づき、モータ制御装置外部の上位装置は、安全停止回路150が異常状態であることを検知することができる。
また同様に、フォトトランジスタ10がshort状態での異常状態(フォトトランジスタ9は正常とする)のとき、モータ停止スイッチ8が開(OPEN)の状態であっても、イネーブル端子61がロー(Low)となりゲートが開いて3ステートバッファ6の端子63はロー(Low)出力なる。論理回路152の出力は端子63がロー(Low)出力となるためロー(Low)出力となり、フォトトランジスタ151がオフ状態、すなわち、後述する動作表に基づき、モータ制御装置外部の上位装置は、安全停止回路150が異常状態であることを検知することができる。
更に、フォトトランジスタ9がopen状態での異常状態(フォトトランジスタ10は正常とする)のとき、安全停止スイッチ13が閉(CLOSE)の状態であっても、イネーブル端子51がハイ(High)となりゲートが閉じて3ステートバッファ5の出力状態がハイインピーダンスとなり、PWM発生回路1からの入力されたPWM信号a(2)を遮断することが出来る。
また同様に、フォトトランジスタ10がopen状態(フォトトランジスタ9は正常とする)での異常状態のとき、安全停止スイッチ13が閉(CLOSE)の状態であっても、イネーブル端子61がハイ(High)となりゲートが閉じて3ステートバッファ6の出力状態がハイインピーダンスとなり、PWM発生回路1からの入力されたPWM信号b(3)を遮断することが出来る。
図2は、安全停止回路150の正常/異常状態におけるフォトトランジスタ151のオンオフ状態を表した動作表であって、モータ停止スイッチ状態と、フォトトランジスタ151のオンオフ状態と、モータ通電状態信号の組み合せによって、安全停止回路150の正常/異常状態をモータ制御装置外部の上位装置が検知することができることを表したものである。
なお、モータ通電状態信号は、モータ制御装置が従来もつものであって、別途設けられた構成により、モータ制御装置がモータに通電できる状態であることを上位装置に示す信号である。具体的には、主回路(パワー部)の電源がオンであって、何らエラー出力がされていない場合、モータ制御装置はモータに通電できる状態とするものである。
先ず、モータ制御装置を駆動する前に、モータ停止スイッチ7および8を開状態(OPEN,ON)にした場合、フォトトランジスタ151のオンオフ状態をモータ制御装置外部の上位装置が監視することで、図2に示した通りのフォトトランジスタ151がオン状態であれば、安全停止回路が定常状態(正常)、すなわちフォトトランジスタ9および10が正常状態、あるいはフォトトランジスタ151がオフ状態であれば、安全停止回路が異常状態、すなわちフォトトランジスタ9または10がshort状態での異常状態、であることをモータ制御装置外部の上位装置は検知することができるのである。
次に、モータ制御装置を駆動する前に、モータ停止スイッチ7および8を閉状態(CLOSE,OFF)にした場合、モータ通電状態信号をモータ制御装置外部の上位装置が監視することで、図2に示した通りのモータ通電状態信号がオン状態であれば、安全停止回路が定常状態(正常)、すなわちフォトトランジスタ9および10が正常状態、あるいはモータ通電状態信号がオフ状態であれば、安全停止回路が異常状態、すなわちフォトトランジスタ9または10がopen状態での異常状態、であることをモータ制御装置外部の上位装置は検知することができるのである。
本発明に係る安全停止回路を備えたモータ制御装置の概略構成図 安全停止回路の正常/異常状態におけるフォトトランジスタのオンオフ状態を表した動作表 第3の従来技術におけるモータ制御装置の概略構成図 第1の従来技術におけるモータ制御装置の概略構成図 第2の従来技術におけるモータ制御装置の概略構成図
符号の説明
1 PWM発生回路
2 PWM信号a
3 PWM信号b
4 PWM信号c
5 PWM信号aを遮断するための3ステートバッファ
6 PWM信号bを遮断するための3ステートバッファ
7、8 モータ停止スイッチ
9、10、151 フォトトランジスタ
11 ゲート駆動回路
12 インバータ部(3相インバータ回路)
152 論理回路
16 安全回路異常検出信号
51、52 3ステートバッファ5のイネーブル端子
53 3ステートバッファ5で使用していない信号
61、62 3ステートバッファ6のイネーブル端子
63 3ステートバッファ6で使用していない信号
150 安全停止回路
IP5 5V電源
IP24 24V電源

Claims (6)

  1. 外部の上位装置からのモータ駆動指令に応じて直流を交流に変換するインバータ部を駆動するゲート駆動回路と、前記ゲート駆動回路に与えるPWM信号を生成するPWM発生回路と、前記ゲート駆動回路と前記PWM発生回路の間に介在させる安全停止回路を備えたモータ制御装置であって、
    前記安全停止回路が、外部の複数のモータ停止スイッチと、前記複数のモータ停止スイッチと連動して前記PWM信号を遮断する複数の3ステートバッファと、前記上位装置が前記安全装置自体の異常を1つの出力信号で判断できるように構成した監視回路と、を備えたことを特徴とする安全停止回路を備えたモータ制御装置。
  2. 前記監視回路が、前記複数の3ステートバッファそれぞれの、少なくとも1つの出力信号を入力する1つの論理回路と、前記1つの論理回路の出力信号を入力して該出力信号に基づいてオンオフ動作する1つの半導体素子と、を備え、
    前記上位装置が、モータ制御装置を駆動する前に、前記1つの半導体素子の1つの出力信号に基づいて前記安全装置自体の異常を判断できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の安全停止回路を備えたモータ制御装置。
  3. 前記上位装置が、前記複数のモータ停止スイッチのオンオフ状態と、前記監視回路の1つの出力信号のオンオフ状態との組み合わせに基づいて、前記安全装置自体の異常を判断できるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の安全停止回路を備えたモータ制御装置。
  4. 前記安全停止回路が、前記複数のモータ停止スイッチが開になった状態を保持できることを特徴とする請求項1−3のいずれか1項に記載の安全停止回路を備えたモータ制御装置。
  5. 前記安全停止回路が、前記3ステートバッファを2個直列と、前記モータ停止スイッチを2個とを備え、前記3ステートバッファと前記モータ停止スイッチとをそれぞれ接続して、前記モータ停止スイッチが共に閉状態の場合、前記PWM信号を通過させることを特徴とする請求項1−4のいずれか1項に記載の安全停止回路を備えたモータ制御装置。
  6. 前記安全停止回路が、前記モータ停止スイッチが開の場合、当該モータ停止スイッチに連動する前記3ステートバッファのイネーブル端子をHighとして出力状態をハイインピーダンスとし、前記PWM信号を遮断することを特徴とする請求項1−5のいずれか1項に記載の安全停止回路を備えたモータ制御装置。
JP2008275076A 2008-10-27 2008-10-27 安全停止回路を備えたモータ制御装置 Active JP5370724B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008275076A JP5370724B2 (ja) 2008-10-27 2008-10-27 安全停止回路を備えたモータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008275076A JP5370724B2 (ja) 2008-10-27 2008-10-27 安全停止回路を備えたモータ制御装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010104187A JP2010104187A (ja) 2010-05-06
JP2010104187A5 JP2010104187A5 (ja) 2012-01-05
JP5370724B2 true JP5370724B2 (ja) 2013-12-18

Family

ID=42294284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008275076A Active JP5370724B2 (ja) 2008-10-27 2008-10-27 安全停止回路を備えたモータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5370724B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2947760A1 (en) 2014-05-23 2015-11-25 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Safe-off for matrix converter

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5681210B2 (ja) 2010-12-07 2015-03-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置
JP5379880B2 (ja) 2012-04-18 2013-12-25 三菱電機株式会社 電動機駆動制御装置
JP6075024B2 (ja) * 2012-11-19 2017-02-08 富士電機株式会社 マルチレベルインバータ
JP6150222B2 (ja) * 2013-10-30 2017-06-21 株式会社安川電機 モータ制御装置
JP2016069339A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 三笠製薬株式会社 炎症性腸疾患治療薬
AT516568B1 (de) 2014-11-21 2017-03-15 Bernecker + Rainer Industrie-Elektronik Ges M B H Vorrichtung und ein Verfahren zur sicheren Ansteuerung eines Halbleiterschalters eines Wechselrichters
EP3179625A1 (en) * 2015-12-07 2017-06-14 ABB Technology Oy A method and apparatus for testing safe torque off circuitry in electric drives
EP3220539B1 (en) 2016-03-15 2021-04-21 Omron Corporation Motor controller
JP6806609B2 (ja) * 2017-03-27 2021-01-06 ファナック株式会社 電源制御装置、および、電源制御方法
WO2018221043A1 (ja) 2017-05-31 2018-12-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 診断装置
JP6814119B2 (ja) * 2017-09-19 2021-01-13 株式会社日立産機システム 電力変換装置および安全機能モジュール
KR20190136233A (ko) 2018-05-30 2019-12-10 엘에스산전 주식회사 인버터 보호장치
JP7398620B2 (ja) 2018-06-15 2023-12-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 遮断回路診断装置
KR102281632B1 (ko) * 2019-02-22 2021-07-23 엘에스일렉트릭(주) 인버터 보호장치
JP2022042126A (ja) 2020-09-02 2022-03-14 セイコーエプソン株式会社 ロボット制御装置およびロボットシステム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139546A (ja) * 2000-10-30 2002-05-17 Mitsubishi Electric Corp テスト回路
JP4273805B2 (ja) * 2003-03-31 2009-06-03 株式会社豊田自動織機 電源装置
JP2004357450A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Pwm回路およびマイクロコントローラ
JP4898275B2 (ja) * 2006-04-26 2012-03-14 株式会社ダイヘン 非常停止装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2947760A1 (en) 2014-05-23 2015-11-25 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Safe-off for matrix converter
US9601988B2 (en) 2014-05-23 2017-03-21 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Power conversion apparatus and method for analyzing for abnormality in power conversion apparatus having cutoff devices

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010104187A (ja) 2010-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5370724B2 (ja) 安全停止回路を備えたモータ制御装置
JP6519713B2 (ja) 電力変換装置
JP5418304B2 (ja) 電力変換器
JP5429181B2 (ja) モータ制御装置
JP6150222B2 (ja) モータ制御装置
JP5822041B1 (ja) 電力変換装置
US8884571B2 (en) Motor control apparatus which limits torque command according to input current or power
JP5260718B2 (ja) 産業用ロボットの可動部の回転軸に接続されたサーボモータを駆動するサーボモータ駆動装置
JP2010284051A (ja) インバータ装置
EP3588770A1 (en) Motor control device and motor control system
JP6107745B2 (ja) 電力変換装置、及び、電力変換装置の異常診断方法
JP6222362B2 (ja) 電力変換装置
JPWO2008132975A1 (ja) 電力変換装置
JPWO2018221043A1 (ja) 診断装置
JP2009011042A (ja) 突入電流防止回路の保護方法およびインバータ装置
WO2018155424A1 (ja) モータ制御装置
JP2007028752A (ja) エレベータ電動機制御装置
JP2013247693A (ja) 電動機駆動用電力変換装置
JP7047499B2 (ja) 電力変換装置
JP4643333B2 (ja) 電気車制御装置
JP2015142452A (ja) モータ駆動装置
JP4872322B2 (ja) マトリクスコンバータ
WO2024079775A1 (ja) 電力変換器
JP2007151230A (ja) インバータ装置及びインバータシステム
KR100608263B1 (ko) 모듈전원제어장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110509

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111114

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130219

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5370724

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150