JP5369458B2 - 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼 - Google Patents

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本発明は、建築、土木、建設産業機械、ラインパイプ、海洋構造物、エネルギープラント分野などで遅れ破壊が問題となる部位に使用される高強度鋼に関し、特に建設産業機械分野で用いられるTS1200MPa以上の耐磨耗鋼として好適なものに関する。
遅れ破壊は、静荷重下におかれた鋼板がある時間経過後に突然破壊する現象で、高強度鋼ほど発生しやすく、1200MPa以上の高強度鋼で問題となることが多い。遅れ破壊は、鋼中に存在する水素と残留応力が関与していることが明らかとされている。
高強度鋼の遅れ破壊を抑制する方法は、種々提案され、特許文献1〜4では、Mnを低減することによって、耐遅れ破壊特性を改善する技術が提案されている。特許文献4には、遅れ破壊特性に優れたボルト用鋼に関し、Mnが、セメンタイト中に固溶して、析出したセメンタイトの成長を促進するため、遅れ破壊特性を低下させることが記載されている。
特許文献5は、耐遅れ破壊性に優れた高強度鋼に関し、結晶粒径を微細化し、更に成分組成にZrを添加して、鋼中に水素の集積場所となる炭化物を微細分散させることにより、遅れ破壊特性を改善することが記載されている。オーステナイト粒度をASTM No.で8.5以上、およそ20μm以下と規制している。
また、特許文献6では、未再結晶温度域で十分な圧下を取ることによるオースフォーム効果によって、組織を微細化し、耐遅れ破壊特性を改善している。
特開昭60−59019 特開平5−51691号公報 特開昭63−317623号公報 特開平5−148580号公報 特開昭61−223168号公報 特開2002−115024号公報
しかしながら、特許文献3では、200〜500℃の低温焼戻し熱処理が必要で、低温焼戻し脆性による延性、靭性の劣化防止が課題とされ、特許文献1も、焼戻し処理を行う場合は、300〜500℃のため、同様の課題が生じる。
また、特許文献5では、600℃以上の高温焼戻しを実施するため、焼入れたままの状態に比較して強度、硬度が低下し、焼入れままの状態と同様の強度レベルを得ようとする場合には、合金元素を増量させる必要があり合金コストの上昇が課題とされる。
さらに、特許文献1,2,5では、Pをそれぞれ、0.018%以下、0.010%以下、0.020%以下としており、脱燐工程での負荷が増大する。特許文献6では、オースフォームを活用し、直接焼入れによって組織を微細化しているが、遅れ破壊を抑制するための圧延組織の微細化には、圧延中の厳密な温度管理が必要とされる。
本発明は、かかる従来技術の問題を鑑みてなされたものであって、耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼を提供することを目的とする。
発明者等は、上記課題を達成するため、種々の成分組成の鋼でSSRT試験を行い、マルテンサイト鋼の遅れ破壊特性について鋭意研究を重ねた。その結果、P量が0.020%を超える化学成分を有する鋼においても、Mn量を0.05%以下とし、かつ、Nb、Ti、Bなどを適量添加し、旧オーステナイト粒径を30μm以下のマルテンサイト組織とした場合、遅れ破壊特性が改善されることを見出した。
表1はSSRT試験に用いた供試鋼No.1〜3の化学成分を示し、12mmtの鋼板を900℃にて再加熱後、水焼入れを実施したものを試験材とした。
SSRT試験は、上記試験材から採取した3.4mmΦ×25mmLの平行部を持つ丸棒引張試験片を、3%塩化ナトリウム−0.3g/Lチオシアン酸アンモニウム水溶液中で陰極電流密度0.04mA/cmにて24時間の陰極水素チャージを行い、亜鉛めっきを行った後に、24時間保持し、室温にて、歪速度3.3×10−6/sの速度で引張荷重を与えて行った。
Figure 0005369458
表2に試験材(供試鋼No.1〜3)の室温強度とSSRT試験結果を示す。Mn量が0.45%以上、P量を0.020%以下まで低減した試験材(供試鋼No.2,3)より、P量が0.020%超えであってもMn量を0.05%以下まで低減した試験材(供試鋼No.1)が、破断までの時間、破断強度および絞り値が優れており、遅れ破壊特性が改善されていることが確認できる。尚、試験材の室温強度はほぼ同等である。
Figure 0005369458
本発明は、得られた知見に基づき、さらに検討を加えて完成されたものである。すなわち、発明の主旨は次のとおりである。
1.質量%で、C:0.20〜0.40%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.05%以下(0%含む)、P:0.020%超0.030%以下、S:0.005%以下、Nb:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.05%、B:0.0003〜0.0030%、Al:0.1%以下、N:0.0060%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなり、旧オーステナイト粒の平均粒径が30μm以下の、マルテンサイト組織あるいは焼戻しマルテンサイト組織を体積分率で90%以上の組織とする耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼。
2.前記組成に加えてさらに、質量%で、Cu:0.05〜1.0%、Ni:0.05〜2.0%、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%のうち選ばれた1種または2種以上を含有する組成とすることを特徴とする1に記載の耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼。
本発明によれば、高価な合金元素を大量に用いることなく、高強度と優れた耐遅れ破壊特性を備えた鋼が得られ、産業上格段の効果を奏する。
以下、本発明を詳細に説明する。
[化学成分]以下の%表示は、いずれも質量%を示す。
C:0.20〜0.40%
Cは、高強度鋼の強度確保、あるいは、耐摩耗鋼の表面硬度確保に有効な元素であり、その効果を発揮するには、0.20%以上必要である。しかし、0.40%を超えると、溶接性が著しく劣化する。したがって、0.20〜0.40%とする。
Si:0.05〜0.50%
Siは脱酸元素であり、かつ、固溶強化として強度確保に有効な元素である。その効果を発揮するためには、0.05%以上必要である。しかし、0.50%を超えると、溶接性が著しく劣化する。したがって、0.05〜0.50%とする。
Mn:0.05%以下
Mnは遅れ破壊特性を著しく劣化させる。そのため0.05%以下(無添加を含む)とする。
P:0.030%以下
Pは粒界に偏析し、粒界強度を弱め、遅れ破壊特性を低下させる。そのため、低いほうが望ましいが、製鋼工程での脱燐作業に負荷がかかる。
本発明では、この負荷を低減するため、Mn量を低減するが、P量が0.030%超えではMn量を低減したとしても粒界強度を低下させ、遅れ破壊特性を劣化させる。そのため、0.030%以下とする。
S:0.005%以下
SはMnSとして存在して、破壊の起点となり、遅れ破壊特性を劣化させる。本発明で規定する0.05%以下(無添加を含む)の僅かなMn量でもMnSを生成するため、Sの低減は重要である。そのため、0.005%以下とする。
Nb:0.005〜0.05%
Nbは、結晶粒径微細化に有効な元素である。その効果を発揮するためには、0.005%以上必要である。しかし、0.05%を超えて添加すると粗大なNb(CN)などが残存し、母材靭性を劣化させる。したがって、0.005〜0.05%とする。
Ti:0.005〜0.05%
Tiは、NをTiNとして固定し、ボロンの焼入れ性改善効果を有効に発揮させる元素であり、その効果を発揮するためには、0.005%以上必要である。しかし、0.05%を超えて添加すると粗大なTiNが生成し、母材靭性が劣化する。したがって、0.005〜0.05%とする。
B:0.0003〜0.0030%
Bは、粒界に偏析し、粒界強度を高め、母材靭性および遅れ破壊特性を改善する。さらに、微量添加により、焼入れ性を顕著に向上させる。その効果を発揮するためには、0.0003%以上必要である。しかし、0.0030%を超えて添加することにより、炭ほう化物として析出し、母材靭性を劣化させる。そのため、0.0003〜0.0030%とする。
Al:0.1%以下
Alは、脱酸材であり、かつ、AlNとしてNを固定することにより、結晶粒径を微細化し、母材靭性を向上させる。0.1%を超える多量の含有は、鋼の清浄度を低下させる。このため、Alは、0.1%以下に限定する。Alを脱酸材に用いる場合には、0.0020%以上とすることが望ましい。
N:0.0060%以下
Nは、ボロンと結合し、BNとして存在することにより、ボロンの焼入れ性改善効果を阻害する。したがって、0.0060%以下とする。
以上が本発明の基本成分系であるが、更に特性を向上させる場合、Cu,Ni,Cr,Mo,W,V,Ca、REMの一種または二種以上を含有する。
Cu:0.05〜1.0%
Cuは、固溶強化に有効な元素である。その効果を発揮するためには、0.05%以上必要である。しかし、1.0%を超えて添加すると、合金コストの上昇を招く。したがって、添加する場合は、0.05〜1.0%とする。
Ni:0.05〜2.0%
Niは、固溶強化に有効な元素であり、かつ、母材靭性を向上させる効果を有する。その効果を発揮するためには、0.05%以上必要である。しかし、2.0%を超えて添加すると、合金コストの上昇を招く。したがって、添加する場合は0.05〜2.0%とする。
Cr:0.05〜1.0%
Crは、固溶強化に有効な元素である。その効果を発揮するためには、0.05%以上必要である。しかし、1.0%を超えて添加すると、合金コストの上昇を招く。したがって、添加する場合は、0.05〜1.0%とする。
Mo:0.05〜1.0%
Moは、固溶強化に有効な元素である。その効果を発揮するためには、0.05%以上必要である。しかし、1.0%を超えて添加すると、合金コストの上昇を招く。したがって、添加する場合は、0.05〜1.0%とする。
W:0.05〜2.0%
Wは、固溶強化に有効な元素である。その効果を発揮するためには、0.05%以上必要である。しかし、2.0%を超えて添加すると、合金コストの上昇を招く。したがって、添加する場合は、0.05〜2.0%とする。
V:0.005〜0.1%
Vは、固溶強化に有効な元素である。その効果を発揮するためには、0.005%以上必要である。しかし、0.1%を超えて添加すると母材靭性が劣化する。したがって、添加する場合は、0.005〜0.1%とする。
Ca:0.0005〜0.0050%
Caは、Sを固定することにより、破壊起点となりうるMnSを減少させる効果を有する。その効果を発揮するためには、0.0005%以上必要である。一方、0.0050%を超えて添加することにより、鋼の清浄度を低下させる。従って、添加する場合は、0.0005〜0.0050%とする。
REM:0.0005〜0.0050%
REMは、Sを固定することにより、破壊起点となりうるMnSを減少させる効果を有する。その効果を発揮するためには、0.0005%以上必要である。一方、0.0050%を超えて添加することにより、鋼の清浄度を低下させる。従って、添加する場合は、0.0005〜0.0050%とする。
上記した成分以外の残部は、Feおよび不可避的不純物である。なお、不可避的不純物としては、O:0.040%以下、Pb:0.01%以下、Sn:0.01%以下、Sb:0.01%以下を許容できる。なお、不可避的不純物は少ないほど望ましい。
[ミクロ組織]
ミクロ組織は、旧オーステナイト粒の平均粒径が30μm以下の、マルテンサイト組織または焼戻しマルテンサイト組織を主組織とする。ここで主組織とは、体積分率で80%以上を占める組織とする
ミクロ組織は、微細なほど遅れ破壊特性は改善される。平均粒径が30μmを超えると、急激に遅れ破壊特性が劣化するため、30μm以下とする。優れた母材靭性とするため、母相の主組織はマルテンサイト分率が高いほうが望ましく、マルテンサイトあるいは焼戻しマルテンサイトの体積分率は90%以上とすることが望ましい。
残余の組織は特に規定しないが、上部ベイナイトが混在した組織になると母材靭性が劣化するため、極力含まない組織とすることが望ましい。次に、本発明の好ましい製造条件について説明する。
製造条件は、通常に鋼板を圧延後、室温まで空冷した後にオーステナイト単相領域まで再加熱後、焼入熱処理を実施することが望ましい。また、圧延直後に冷却する直接焼入れを用いても良い。なお、直接焼入れの場合には、平均粒径30μm以下の旧オーステナイト粒径を得るために、圧延仕上げ温度を950℃以下とすることが望ましい。
さらに、500〜Ac1点以下の焼戻しを実施しても良い。また、脱水素処理や歪除去のために300℃以下での焼戻しを実施することも許容できる。
表3に示す組成の溶鋼を、真空溶解炉で溶製し、小型鋼塊(150kg)(鋼素材)とした。これら鋼素材を、12mmに圧延した後に、900℃に再加熱し、焼入れ熱処理を実施した。得られた鋼板について、組織観察、引張試験、SSRT試験を実施した。
[組織観察]得られた鋼板から組織観察用試験片を採取し、研磨し、ナイタールで腐食後、電子顕微鏡で組織を観察し、マルテンサイト分率(体積分率)を求めた。
さらに、ピクリン酸水溶液により腐食して、板厚1/4t部の位置について、光学顕微鏡を用いて、旧オーステナイト粒径を測定した。旧オーステナイト粒径は、200個程度の旧オーステナイト粒を観察し、各々の粒の円相当粒径を求め、これらの平均値をこの鋼板の平均粒径とした。
[引張試験]得られた鋼板について、1/2t部より6mmΦ×30mmLの平行部を有する丸棒引張試験片を採取し、強度を測定した。
[SSRT試験]遅れ破壊特性はSSRT試験により評価した。得られた鋼板の1/2t位置より、3.4mmΦ×25mmLの平行部を持つ丸棒引張試験片を、3%塩化ナトリウム−0.3g/Lチオシアン酸アンモニウム水溶液中で陰極電流密度0.04mA/cm2にて24時間の陰極水素チャージを行い、亜鉛めっきを行った後に、24時間保持し、室温にて、歪速度3.3×10−6/sの速度で引張荷重を与えた。
表4に組織観察、引張試験、SSRT試験の結果を示す。組織観察の結果、全ての供試鋼(記号A〜G)で主組織は体積分率90%以上のマルテンサイトで、旧オーステナイト粒の平均粒径も記号Gを除いて30μm以下であった。
本発明鋼(記号A,B,C,D)は、SSRTにおける破断強度とTS(通常引張時の強度)との比が70%以上、さらに、RA値比も25%以上と遅れ破壊特性に優れているのに対し、比較鋼(記号E,F,G)は、SSRTにおける破断強度とTS(通常引張時の強度)との比が70%未満、RA値比も25%未満と遅れ破壊特性が劣っている。
比較鋼(記号E,F)は、ミクロ組織は本発明の規定を満足したが成分組成が本発明範囲外で、比較鋼(記号G)は、ミクロ組織と成分組成が本発明範囲外であった。特に、比較鋼(記号E)はMn量が0.42%と高く、P量が0.008%であっても、遅れ破壊特性に劣っていた。
Figure 0005369458
Figure 0005369458

Claims (2)

  1. 質量%で、C:0.20〜0.40%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.05%以下(0%含む)、P:0.020%超0.030%以下、S:0.005%以下、Nb:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.05%、B:0.0003〜0.0030%、Al:0.1%以下、N:0.0060%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなり、旧オーステナイト粒の平均粒径が30μm以下の、マルテンサイト組織あるいは焼戻しマルテンサイト組織を体積分率で90%以上の組織とする耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼。
  2. 前記組成に加えてさらに、質量%で、Cu:0.05〜1.0%、Ni:0.05〜2.0%、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%のうち選ばれた1種または2種以上を含有する組成とすることを特徴とする請求項1に記載の耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼。
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