JP5368607B1 - 綴じ部を有するシート及び該シートの綴じ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】他の道具等に頼ることなく、綴じ部を設けたシートを提供する。
【解決手段】綴じ部を設けたシートであって、前記綴じ部がシートの所定位置に設けられた突出片形成手段と、該突出片を差し込むための保持部形成手段からなる綴じ部を設けたシートによって解決したものであり、本発明の綴じ部を設けたシートは切り抜き折り曲げ差し込み結ぶことで、とめ具や用具を使うことなく、どこでも誰でも簡単にシートをまとめ綴じることができるシートである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シートを綴じ込むとき、シート自らまとめ綴じることができる綴じ部を設けたシートに関するものである。
従来のシートを綴じることに関しては、ほとんどが糊、紐、クリップ、綴じ具等、シート以外の用具を使用して綴じられていた。
従って、綴じるための用具がない場合にはシートを綴じることが難しく不便であった。
用具を使用しないでシート自らでシートを綴じることができる綴じ部を設けたシートの既出願(特許文献1)がある。
上記特許文献1は、シートの角先端部に矢印型切断紙構造と、その下に矢印型切断紙を折り曲げ差し込み穿設を設け、差し込み固定するものである。しかしこれは、切断紙構造が矢印型であるため差し込むのが難しく、枚数が増すにつれて、その厚み等で一層差し込みが困難になる。また、用紙の角先端部に、矢印型切断紙を持つため、一般のシートへの使用が不可能であるなどの欠点があった。
特開2003−251959号公報
本発明は上記特許文献1に記載の発明のような、切り込みを設けて矢印型切断紙を入れるため、ちぎれやすく入れにくいという従来の欠点を改良したものであり、他の用具に頼ることなく、シート自らでシートを綴じることができる綴じ部を有し、シートの枚数が増えても簡単にシートをまとめ綴じることができるとともに、一般のシートやレポート用紙等にも使用可能なるシートを提供することを目的としている。
上記課題を解決するためになされた本願発明の請求項1は綴じ部を設けたシートであって、前記綴じ部がシートの所定位置に設けられた突出片形成手段と、該突出片を差し込むための保持部形成手段からなり、前記シートの前記突出片の形成方向に対して前記保持部の形成方向が傾斜しており該傾斜角度は、90度よりも小さい鋭角であることを特徴とする。
本願発明の請求項2は請求項1に記載の綴じ部を設けたシートであって、前記突出片に識別手段が設けられていることを特徴とする。
本願発明の請求項3は請求項1又は2に記載の綴じ部を設けたシートの綴じ部を用いて綴じる際の手順として
(a)前記シートの前記突出片をシートの表面側に折り曲げる手順と
(b)前記突出片を重ねて、シートの縦方向の端縁に略平行に垂下させるように折り返す手順と
(c)前記突出片の先端部を保持部に貫通させて差し込み、差し込み部を形成する手順と
(d)裏面に貫通させた突出片をシートの縦方向の端縁を迂回して、シートの上端縁に略平行に折り曲げる手順と
(e)前記差し込み部に突出片の先端を差し込む手順とからなることを特徴とする。
本発明の綴じ部を有するシートの使用方法は、綴じるための用具等がなくても、誰にでも簡単にシートをまとめ綴じることができる。また、保持部より突出片の幅が小さく形成されているので、枚数が増えても簡単に突出片を保持部の長さに差し込むことができる。加えて、突出片を折り曲げ保持部を貫通し、さらに裏面より迂回して表面紙差し込み部に貫通してシートを綴じるため、結ぶのと同様の効果も得られ、しっかり綴じることができる。
図1は本発明の綴じ部を有するシートを示す平面図である。 図2は本発明の綴じ部を有するシートの、閉じた状態を示す平面図である。 図3は、本発明の綴じ部を有するシートの閉じた状態を示す斜視図である。 図4の(a)(b)(c)(d)(e)(f)は本発明の綴じ部を有するシートの綴じ方法の手順を示す説明図である。
以下、本発明の綴じ部を有するシート及び綴じ方法について、図面に従って詳細に説明する。
図1は本発明の綴じ部を有するシートの平面図である。又図2と図3は本発明のシートの綴じた状態を示す平面図と斜視図である。本発明の綴じ部を有するシートは、シート1にミシン目打ちされた突出片形成手段2と、同じくミシン目打ちされた保持部形成手段3より成り立つ。
初めミシン目打ちされた突出片形成手段2とミシン目打ちされた保持部形成手段3を、シート1の上部位置におよそ180度方向に設けて、突出片4を立ち上げ、およそ180度折り返して保持部5に差し込んだが、枚数が多くなると横にずれやすいことがわかった。
そこで突出片4の折り返す角度を変えることで、ずれを少なくできるのではないかと考えた。保持部5を突出片4とおよそ180度の位置ではなく、該突出片4の下方およそ90度の位置に設けて該突出片4を差し込んだ。これによって力の加わる方向が変わり、横にずれにくいことがわかった。
角度を変えて折り返すことにより、横にずれにくくなることがわかったので、さらにずれにくくするため、突出片4を保持部5に差し込んだあと、再びシート1の端縁方向へおよそ90度折り曲げることとし、保持部5を左下がりおよそ30度〜60度に設けると好適である。
さらにしっかり綴じるため、突出片4をシート1の裏面側から該シート1の端縁を迂回して、表面紙の保持部5に突出片4を貫通してできた差し込み部6に貫通して結んだ。
また、角度を変えて折り返し結ぶことで、しっかり綴じることができるようになったので、保持部5の幅を広くとることが可能になり、さらに突出片4の先端に矢印型等を設ける必要もなくなるため、突出片4を保持部5に楽に差し込むことが可能になった。
これで本発明が完成した。本発明の綴じ具を有するシートは、綴じ部を設けたシートであって、前記綴じ部がシートの所定位置に設けられた突出片形成手段2と、該突出片を差し込むための保持部形成手段3からなり、前記突出片4の形成方向に対して、前記保持部5の形成方向が傾斜しており、該傾斜角度は90度よりも小さい鋭角であることを特徴とする綴じ具を有するシートである。前記突出片形成手段2及び保持部形成手段3は、例えば前記したミシン目打ちの他、片押し等によって切り目をつけることが好適である。また、これらに限定されるものではない。
次に本発明の綴じ部を有するシートの使い方を順序だてて説明する。
の(a)に示すように本発明の綴じ部を有するシートは、初めの状態において突出片形成手段2と保持部形成手段3を有する平坦なシートである。(b)は綴じ部を設けたシートの綴じ部を用いて綴じる際、突出片4をシート1の表面側に重ねて折り曲げ、保持部5に差し込む直前の手順の説明図である。(c)は綴じ部を設けたシートの綴じ部を用いて綴じる際、突出片4をシート1の縦方向の端縁に略平行に垂下させるように保持部5に差し込んだ手順の説明図である。(d)は綴じ部を設けたシートの綴じ部を用いて綴じる際、突出片4の先端部を保持部5に貫通させて差し込み、差し込み部6を形成する手順の説明図である。(e)は綴じ部を設けたシートの綴じ部を用いて綴じる際、シート1の裏面に貫通させた突出片4をシート1の縦方向の端縁を迂回してシート1の上端縁に略平行に折り曲げ、差し込み部6に突出片4の先端を差し込む直前の手順の説明図である。(f)は綴じ部を設けたシートの綴じ部を用いて綴じる際の完成図である。まず本発明のシート1の突出片形成手段2と保持部形成手段3を切り抜いて、突出片4と保持部5を設ける。綴じようとするシートすべての突出片4をきちんと重ねた後、該突出片4を下方およそ90度に方向を変えて折り返し、保持部5に貫通して、差し込み部6を形成する。次に、シート1裏面に出た該突出片4を、シート1端縁方向へおよそ90度折り曲げ、シート1端縁を迂回して、表面紙の差し込み部6に貫通して結ぶ。
本発明の綴じ部を有するシートは、実施では20枚綴じ込むことは可能であったが、突出片4の厚さがおよそ2ミリになるので、10〜15枚をめやすにすることが望ましい。
また本発明の綴じ部を有するシートは実施例に記載しただけでなく、突出片形成手段2、保持部形成手段3を、ミシン目打ちのみでなく、他の方法で何箇所かを留めることも可能である。また容易に指で押せば切り抜ける、切り込み線を設けることも可能である。さらに突出片形成手段2と保持部形成手段3は、実施例にあげたシートの左上の場所だけに限るものではなく、また、突出片形成手段2と保持部形成手段3の数も同様であり、複数あってもよいものとする。なお、突出片4をシート1の縦方向端縁9を迂回して表面紙の差し込み部6に貫通して結ぶ時にできる結び目を附箋代わりとして利用することも可能である。実施例ではコピー用紙を使用したが、シートにおいては印刷用紙、新聞紙、レポート用紙、コート紙、便箋等、その他のシートや紙以外のシートを用いることも可能であり、これらに限定するものではない。また、突出片形成手段2に設けられた例えばミシン目から突出片4を折り曲げて突出させた際にシートにあながあくが、これをシートの孔11と称する。また、突出片4の幅を突出片の幅4aと符合を付した。また、保持部5の幅を保持部の幅5aと符合を付した。前記保持部の幅5aの寸法に対して突出片の幅4aの寸法は50%以下であることが好適である。閉じ作業が無理なく行える。
突出片4の裏側に識別手段7として色をつけると効果的である。カラーマーキング、蛍光塗料、印刷インク等あらかじめ色をつけておいたり、白紙にしておき各自好みのマーカー等で色別することもできる。この他、色またはその他の方法で目印をつける工夫はいろいろ考えられ、この限りではない。また、突出片4の先端の形状は実施例に示すように丸みをおびた曲線であると保持部5への差し込みにとって好適である。しかしながら、この形状に限定するものではない。一例として図視しないが、先端の尖った三角形状であってもよい。また、長円形状であってもよいものとする。
本発明の綴じ部を有するシートは、綴じ用冶具を用いることなく、コピー用紙、便箋、印刷用紙、新聞紙、スクラック紙、各種報告書、レポート用紙、メモ用紙等を極めて簡単に綴じることが可能となり、産業上の利用価値は大きい。
1 シート
2 突出片形成手段
3 保持部形成手段
4 突出片
4a 突出片の幅
5 保持部
5a 保持部の幅
6 差し込み部
7 識別手段
8 傾斜角度
9 シートの縦方向の端線
10 シートの上端線
11 シートの孔

Claims (3)

  1. 綴じ部を設けたシートであって、前記綴じ部がシートの所定位置に設けられた突出片形
    成手段と、該突出片を差し込むための保持部形成手段からなり、前記シートの前記突出片の形成方向に対して前記保持部の形成方向が傾斜しており該傾斜角度は90度よりも小さい鋭角であることを特徴とする綴じ部を有するシート。
  2. 前記突出片に識別手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の綴じ部を有するシート。
  3. 前記シートの綴じ部を用いて綴じる際の手順として(a)前記シートの前記突出片をシートの表面側に折り曲げる手順と(b)前記突出片を重ねて、シートの縦方向の端縁に略平行に垂下させるように折り返す手順と(c)前記突出片の先端部を保持部に貫通させて差し込み、差し込み部を形成する手順と(d)裏面に貫通させた突出片をシートの縦方向の端縁を迂回して、シートの上端縁に略平行に折り曲げる手順と(e)前記差し込み部に突出片の先端を差し込む手順とからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の綴じ部を有するシートの綴じ方法。
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