JP5368109B2 - 建築分野で利用するためのガイドシュー及び昇降システム - Google Patents

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Description

本発明は、建築分野で利用するためのガイドシュー及び昇降システムに関する。建築分野では、自律昇降システムが、特に多層ビルディング、好ましくは高層ビルディングを建設するために利用されていることが知られている。このような自己昇降システムは、ビルディングの垂直壁を建築するために必要な型枠を備えている。新規に建設された壁が十分に硬化するとすぐに、昇降駆動装置(lifting drive)は、適切な断面によって壁に支持されているので、いわゆる足場ユニット(scaffold unit)を昇降させ、これにより昇降駆動装置と壁とが重なり合った領域で垂直壁をさらに“建設(grow)”することができる。壁が建設される一方で、足場ユニットの駆動装置が上方に“追従(follow)”するので、新規に建設した区間が十分に硬化するとすぐに新規に建設した区間から足場ユニットを上昇させることができる。
このような自律昇降システムは米国特許第4,962,828号明細書に開示されている。当該特許文献では、足場ユニットは必ずしも型枠を備えている訳ではないが、例えば自身の内部に建設されるべき床を含む建築構造物から外側に突出している安全ネット及び/又は足場を備えている。足場は足場ユニットに設けられている。さらなる構成部品(profile)が建築構造物の個々の点に取り付けられている。また、足場ユニット又は建築構造物に固定するために設けられた構成部品のいずれかを上昇させるために、切替式駆動装置が設けられている。
SKEによって設計された、足場ユニットを上昇させるための駆動装置を支持する垂直方向の構成部材が建築構造物に固定されている型枠昇降システムが知られている。代替的な動作位置では、駆動装置は足場ユニットで支持されている。このとき、前記足場ユニットは、垂直方向の構成部材を新しい区画に揚重するために建築構造物に懸架されるか、及び/又は係止されている。
本発明は、建築分野で利用するためのガイドシュー及び昇降システムを提供することを目的とし、建設の効率を改善する。
本発明の目的は、請求項1に記載のガイドシュー、及び該ガイドシューを備えた昇降システムによって達成される。さらなる請求項には、好ましい発展形態が開示されている。
本明細書で以下にガイド(guide)とも呼称されるガイドシュー(guide shoe)は、水平方向に移動可能且つ水平軸線を中心に回動可能な少なくとも1つの案内顎部材を備えているので、ガイドシューは昇降システムの足場ユニットから係合解除可能とされる。この案内顎部材は、例えばT字状断面、I字状断面、若しくはU字状断面又はこれら断面のうち一の断面の一部を有している部材を含んでいる。例えば、足場ユニットに設けられた少なくとも垂直部材(垂直方向に延在する部材)の断面は、T字状断面又はI字状断面とされる。T字状断面を有し、水平方向に延在する足場ユニットのリムは、建築構造物の外面に対して平行に且つ建築構造物に向かって延在している。この場合には、案内顎部材は、このリムを把持し、水平移動することによって係合解除されるように引っ張られ、略水平軸線を中心として回動することによって取り外される。少なくとも1つの案内顎部材をガイドシューに取り付ける回動式取付部のさらなる利点は、ガイドシューが建築構造物の取付部に回動可能に取り付けられた場合に負荷の分散を防止することができることである。すなわち、図面を参照しつつ以下に説明するように、足場ユニットがガイドシューに懸架された場合に、(断面図で見ると)ガイドシューが独立して配置され、又は(斜視図で見ると)垂直部材に沿って配置されるように傾斜している場合に、高いストレスが発生する。このことは、ガイドシューに回動可能に設けられた案内顎部材によって回避される。
ガイドシューは昇降システムの昇降駆動装置に設けられている。さらに、ガイドシューは建築構造物に取り付けられた壁側のシューに取り付けられ、及び/又は昇降システムはガイドシューによって案内される。
案内顎部材が回動する際の中心となる旋回軸と案内顎部材の外側端部との間に間隙が、旋回軸と固定装置との間の距離よりも小さく形成されていることがさらに望ましい。前記固定装置はガイドシューと壁側のシューとの間に設けられている。これにより、ガイドシューと壁側のシューとの間の固定装置が案内顎部材の旋回を阻害することを防止する。
従って、このようなガイドシューは、効果的に昇降駆動装置を建築構造物及び/又は足場ユニットのガイドシューに直接取り付けることができる。足場ユニットにガイドシューを直接取り付けることは、足場ユニットが上昇された場合に特に優位である。さらに、ガイドシューは単独で又はさらなる特徴と組み合わせることによって以下の優位点を有している。以下に説明するように2つの爪又はベアリングボルトが各ガイドシューに設けられていること。ガイドシューが壁側のシューに回転可能に取り付けられていること。以下にさらに詳述するようにガイドシューを平面的に支持するために、バネ又は例えばゴム緩衝器のような他の弾性要素によって回転式取付部を位置合せすること。図7を参照し以下に詳述するように軸方向移動に続いて、例えば四角形状又は他の矩形状によって、幾つかの領域で案内爪又は案内顎部材を無回動に、且つ、幾つかの領域では案内顎部材を旋回可能とするために回動可能にガイドシュー上で案内すること。
本明細書における昇降システムは、好ましくは以下に説明するような自己昇降システムであるが、建築構造物側の少なくとも1つの上記ガイドシューに案内され及び/又は懸架される少なくとも1つの足場ユニットを備えている。作業足場、型枠、及び足場ユニットにおける作業に必要とされる物が足場ユニットに装備されている
本発明において、自己昇降システムは建築構造物側の取付部それぞれに直接取付可能な少なくとも1つの昇降駆動装置を備えている。優位には、駆動装置は、足場ユニットの支持部材の垂直面に加えて、単一のさらなる第2の垂直面を形成している。特に、駆動装置は、昇汞方向において互いに対して平行に延在している要素を有していない。例えば建築物の壁側のシューに取り付けられた1つ以上のガイドシューによって、駆動装置が建築構造物に直接取り付けられた場合には、従来技術と同様にさらなる垂直部材を必要としない。本発明における自己昇降システムは特に単純に構成されている。例えば壁側のシューのような取付部のみが建築構造物に設けられている。これら取付部と足場ユニットとの間に位置している唯一の物は駆動装置である。この駆動装置は、さらなる垂直面を必要とすることなく任意に設けられたガイドシューを含んでいる。これにより自己昇降システムが容易に構成される。
さらに、昇降駆動装置は、建築構造物に取り外し自在に取付可能であり、足場ユニットが上昇する第1の動作モードと、昇降駆動装置が上昇する第2の動作モードとを切替可能とされる。結論として、足場ユニット又は駆動装置を上昇させるためにクレーンを必要とせず、理想的な昇降を効率的に実現することができる。これに関連して、昇降駆動装置のみが建築構造物に設けられた取付部と足場ユニットとの間において第1の動作モードで動作する。一方、第2の動作モードでは、昇降駆動装置は分解され、作業者によってより高い領域に持ち上げられる。この場合には、本発明の利点は、作業者が妥当な労力によってこのプロセスを実施可能な程度に駆動装置が小型軽量であることである。
自己昇降システムはガイドシューを備えていない場合における利点を示し、これに呼応して本出願の解決すべき課題を考慮していることに留意すべきである。このことは、上記及び/又は下記の1つ以上の特徴を有する自己昇降システムの任意の実施例に当てはまる。
さらに、少なくとも1つのガイドが足場ユニットから係合解除可能とされることが望ましい。このことは、昇降駆動装置が足場ユニットから分離可能とされ、より高い領域に移動可能である点において優位である。これにより、いわゆる部分液圧動作モード(partially hydraulic operating mode)が容易に実施可能となる。この動作モードでは、足場ユニットが上昇する場合に昇降駆動装置のみが動作可能である。さらに、昇降駆動装置が取り外し可能であるので、クレーンが少なくとも部分的に足場ユニットを上昇させる運転と組み合わせることが望ましい。これに関連して、ガイドを足場ユニットから係合解除することによって、足場ユニットがガイドの領域内で1つ以上の部材と共に延在している場合に駆動装置を足場ユニットから取り外すことができることは言うまでもない。上記処置は、足場ユニットがガイドの領域よりも十分に高い位置まで上昇した時を待つ必要がある一方で、昇降駆動装置が取り外し可能であることを意味している。その後に、ガイドが建築構造物の取付部、例えば壁側のシューから取り外される。
昇降駆動装置の前記構成部品は、引き上げ力を足場ユニットに作用させ、少なくとも1つの爪及び/又は少なくとも1つのベアリングボルトを利用することが望ましい。好ましくは、爪又はベアリングボルトが第1の動作モードにおいて重力を受け、第2の動作モードにおいてバネ力を受ける。爪又はベアリングボルトが第1の動作モードにおいてバネ力を受け、第2の動作モードにおいて重力を受け、又は両動作モードで重力を受けるか、若しくはバネ力を受ける。
これに関連して、少なくとも2つの爪又はベアリングボルトが昇降駆動装置上で昇降方向において重ねて配置されているとさらに優位である。これにより、足場ユニット又は昇降駆動装置が昇降する際に“ステージ(stage)”をさらに細分化することができるので優位である。この調整間隔、例えば昇降用カム(climbing cam)間の距離は最初に足場ユニットの係合部材によって規定される。しかしながら、2つ以上の爪又はベアリングボルトがガイド上に配置されている場合には、任意に一方の爪若しくは他方の爪、又は一方のベアリングボルト若しくは他方のベアリングボルトは、 “調整間隔(division)”がより細かいという点において特定の昇降用カムと係合可能とされる。例えば、各場合における昇降用カム22間の距離は300mmであり、2つのベアリングボルト80間の距離は150mmであるので、全体の調整間隔は150mmである。さらに、爪及び/又はベアリングボルトは第1の動作モード又は第2の動作モードのために設けられている。
ベアリングボルトの場合には、一の下部平坦区間及び/又は一の上部傾斜区間を備えた、少なくとも1つの曲線案内部(guide contour)を有していることが優位である。上部傾斜区間によって、重力を受けるベアリングボルトは、利用可能となり、この領域では曲線案内部の傾斜区間に起因して急激に下降する。優位には、図面を参照して以下に詳述するように、ベアリングボルトが少なくとも一時的に曲げられることによって、足場ユニットの昇降用カムがベアリングボルトの近傍を通過しなければならない場合には、下部平坦領域によって、ベアリングボルトが容易に曲げられる。
原則として、各場合において両動作モードを実施可能なように単一の爪又は単一のベアリングボルトを構成することができる。しかしながら、少なくとも1つのロック用爪は、第1の動作モードがロックされ、且つ、第2の動作モードが昇降駆動装置を足場ユニットのロック用爪によってサポートの近傍に“引き上げる”ように設けられていることが望ましい。
運転上の安全を確保するために、少なくとも1つの昇汞用駆動装置が取付部及び/又は足場ユニットに向かう重力によって保持及び/又は配置されていることがさらに望ましい。
足場ユニットの構成については、足場ユニットが建築構造物を通じて伝達される有意の重量を構成及び/又は発生させることがさらに望ましい。結論として、重量による力及び建築構造物に対して所定距離離間して作用する他の力は、足場ユニットを“建築構造物から離隔されるように”変形させる。従って、足場ユニットが建築構造物から離間した領域に少なくとも1つのプレストレスが作用したサポートを備えていることが好ましい。このサポートは、“足場ユニットに向かって”足場ユニットにプレストレスを作用させ、これにより発生する他の変形を小さく抑えることができる。レールが、作業者を保護するために足場ユニットの各足場に配置され、上記サポートに取り付けられている。以下のさらに詳述するように本発明における自己昇降システムが互いに接続された複数の垂直部材を備えている場合であっても、上記サポートは、さらにバックラッシを解消することが可能である。さらに、上記サポートは、有意な方法で建築物の傾斜部分に足場ユニットを適応させるために利用可能である。
優位な方法で、足場ユニットの各レベルの間に設けられたサポートは、足場ユニットの複数のレベルに取り付けられた複数の固定点を備えているので、これら固定点によって調整可能とされる。これにより足場ユニット、レベル、及びレベルに設けられた足場を建築構造物内の様々な階床に容易に適合させることができる。
例えば偏心スピンドルによってサポートを固定することができる。偏心スピンドル及び上記サポートの両方が権利範囲内において利点を有し、互いに組み合わせられるが、必ずしも本発明における自己昇降システムにとって必要とされる訳ではないことに留意すべきである。従って、1つ以上の上記特徴及び/又は下記特徴を有するサポートと、権利範囲に属し、1つ以上の上記特徴又は下記特徴を有する偏心スピンドルの配置と、サポート及び偏心スピンドルの組み合わせは、本発明のおける自己昇降システムを除いて、本出願の課題であることに留意すべきである。
本発明における自己昇降システムは、最終的な状態において垂直部材内に相当の伸びを備えている。最終的な状態における自己昇降システムの構成を単純化するために、自己昇降システムは、互いに堅固に接続された2つ以上の垂直部材を備えている。昇降プロセスが開始されると、自己昇降システムは単一の垂直部材と共に動作可能とされる。自己昇降システムが基礎よりも上方の所定の高さに位置すると、直ちにさらなる垂直部材が最初に傾斜配置の状態で取り付けられ、その後に垂直部材が所定高さに上昇した自己昇降システムと地面との間に位置する際に堅固に接続される。必要である場合には、このように分割された垂直部材によって、足場ユニットは、構造的な外形に対応するために、例えば建築構造物に向かって“屈曲点(kink)”を備えている。
自己昇降システムを運転するために、自己昇降システムが、建築構造物に係合した足場ユニットを水平方向において支持するために足場ユニットが少なくとも1つのサポートユニットを備えている場合にはさらに優位である。
本発明は、図面に表わす実施例を参照し詳細に説明される。
図1は、自己昇降システム10の側面図である。前記自己昇降システムは、足場ユニット12と、建築構造物14に沿って設けられた複数の駆動装置18とを備えている。図1には、建築構造物に沿って設けられた複数の駆動装置のうち一の駆動装置18が表わされる。図1は、現時点において最も高い建設部分の上方にさらなる区画を形成するために、駆動装置18によって上昇された自己昇降システム10を表わす。このために、1つ以上の型枠32、プラットフォーム34、様々なレール36、及び型枠を調整するためのサポート38を備え、且つ水平方向において広範囲に亘り移動可能な型枠キャリッジ30が、足場ユニット12の最も高い領域に設けられている。図1の左側領域に表わすように、型枠32は相違する建設部分を形成するために既に利用されている。最も高い建設部分のコンクリートが十分に硬化した場合には、直ちに、例えば足場ユニット12が上方領域に懸架された壁側のシュー20.3が上方領域に係止される。図2は、このような係止状態を表わす。
図1に表わすように、足場ユニット12は、例えばT字状断面やI字状断面を有する2つの垂直断面部材26.1,26.2を備えている。2つの垂直断面部材26.1,26.2は、互いに堅固に接続されている。特に上方の垂直断面部材26.2のみを基準面から僅かに上昇させなくてはならない場合において、下方の垂直断面部材26.1は、最初に建築構造物14から離間するように延在した状態で回動可能に傾斜配置されて、その後に上方の垂直断面部材26.2が十分に上昇し、これにより下方の垂直断面部材26.1が上方の垂直断面部材26.2と基準面との間で垂直方向に位置合わせされた際には、下方の垂直断面部材26.1は、上方の垂直断面部材26.2に堅固に接続される。
当該実施例では、上方のビーム42のためのサポートには、型枠キャリッジ30が配置され、傾斜又は対角線的に位置合わせされたサポート24.2には、下方のプラットフォーム44が設けられている。サポート24.2の下方領域には、上方のビーム42とプラットフォーム44との様々な距離に対応可能なように多数の固定用穴が設けられている。当該実施例では、前記サポートは、偏心スピンドル46によってプラットフォーム44に固定される。さらに、サポート24.2はプレストレス処理されている場合がある。このプレストレス処理は、一般に建築構造物14に向かって、すなわち図1における反時計回りに行なわれるので、垂直断面部材26を大きく変形させないで建築構造物14に移動することを要する足場ユニット12の上方領域に設けられた構成部品に起因する荷重に相殺することができる。当該実施例では、さらなるサポート24.1が、プラットフォーム44と下方のプラットフォーム48との間に設けられている。垂直断面部材26が足場ユニット12の領域内に唯一の垂直平面を形成することに留意すべきである。
唯一のさらなる垂直平面が駆動装置18によって形成される。しかしながら、以下で詳述するように、前記駆動装置は建築構造物14の独立した取付部20に取り付けられ、例えば建築構造物に取り付けられた垂直断面部材のような付加的な垂直平面を必要としない。駆動装置18は、壁側のシュー20.1,20.2それぞれに取り外し可能に取り付けられた下方のガイドシュー16.1及び上方のガイドシュー16.2と、足場ユニット12と係合する昇降用シュー50と、揚重シリンダ52と、昇降用シュー50の上方に延在しているガイドロッド54とを備えている。図1の状態では、駆動装置が建築構造物14に係止され、且つ足場ユニット12が上昇している場合には、建築構造物の下方の壁側のシュー20.1によって支持された揚重シリンダ52が延在しているので、昇降用シュー50と足場ユニット12とが係合することによって足場ユニット12を上昇させることができる。このために、当該実施例では、複数の昇降用カム22が足場ユニット12の垂直断面部材26に設けられている。図2を参照して以下に詳述するように、昇降用シュー50は、昇降用カムと係合するために少なくとも1つの爪56を備えている。揚重シリンダ52が延伸した場合には、ガイドロッド54は壁側のシュー20.2に取り付けられた上方のガイドシュー16.2によって押圧される。
足場ユニット12が最終状態になった場合、すなわち以下に詳述するように、前記足場ユニットが足場ユニットは最も高い位置に設けられた壁側のシュー20.3の上方領域に懸架された場合には、昇降用シュー50は昇降用カムの下側と係合しないように再配置される。ガイドロッド54は上方のガイドシュー16.2に取り付けられているので、上方のガイドシュー16.2は揚重シリンダ52が延伸した場合に上昇する。これにより、昇降用シュー50が、より高い位置、すなわち以下で詳述するように、揚重シリンダ52が縮小した場合に下方のガイドシューを引き上げるために昇降用シュー50が昇降用カムの上側に支持されている位置に移動する。下方のガイドシューは、壁側のシュー20.1から解放される。すなわち、サポートユニット28は矢印Aの向きに建築構造物から離間するように足場ユニットを押すので、足場ユニット12は下方のガイドシュー16.1を矢印Aの反対方向に押すことはできない。上述のように、下方のガイドシューは壁側のシュー20.1から解放され、揚重シリンダ52が縮小した場合に引き上げられる。
図2は、駆動装置18の上昇過程を表わす。図2に表わすように、足場ユニット12は最も高い位置に設けられた壁側のシュー20.3に係合し、揚重シリンダ52は縮小状態にある。このことは、図4に詳細に表わすように昇降用シュー50が昇降用カムの上側に支持され、これにより下方のガイドシュー16.1を引き上げることができることを意味する。その後に、下方のガイドシュー16.1は、昇降用カムの上側に支持され、揚重シリンダの延伸によって昇降用シュー50をさらに押し上げ、これより昇降用ガイド50が上方領域に支持されるので、その後に再び下方のガイドシュー16.1が引き上げられる。上方のガイドシュー16.2が上方の壁側のシュー20.3に係合し、且つ下方のガイドシュー16.1が(中間の)壁側のシュー20.2に係合するまで、これらプロセスは繰り返される。駆動装置18が第2の動作モードで上述のように上昇すると共に、型枠32によって壁区間が上方領域にさらに形成される。型枠が硬化し、図1と同様の状況になると、直ちに足場ユニットはより高い区間に向かって再度上昇する。
図3は、昇降用シュー50の爪56の詳細図である。足場ユニット12が上昇する第1の動作モードでは、前記爪は、重力の影響によって図3の位置から矢印Bの方向に回転するので、上面58は昇降用カム22の下側60と係合し、これにより足場ユニットを上昇させることができる。図3の位置では、第2の動作モードにおいて、爪56は例えばバネによってプレストレスされているので、爪56の上面58は図3における昇降用カム22の左側面近傍を通過し、これにより駆動装置が上昇する場合に昇降用シュー50を上方に移動させることができる。図3の如く爪の下方領域が昇降用カム22の領域に入った場合、矢印Bの方向に作用するバネ力に抗して僅かに旋回し、これにより昇降用カムの近傍を通過することができる。
図4は、駆動装置18が上昇した場合に昇降用カム22の平坦な上側に支持される態様を表わす。このような支持をするために、いわゆるロック爪60はバネによって図4の左側に向かってプレストレスされ、当該実施例では図4の左下から右上に向かって延在した傾斜面を備えている。昇降用シュー50が上方に移動され、ロック爪60が昇降用カムを打撃した場合に、この傾斜面はバネ力に抗してロック爪60を右側に偏向させるために利用される。揚重シリンダ52が延伸した場合には、ロック爪60の下側が昇降用カムの上側と係合し、揚重シリンダ52の重量を相殺するので、昇降用シューに続いて(図1及び図2を参照)下方のガイドシュー16.1を引き上げることができる。
図5は、駆動装置18が下方のガイドシュー16.1に取り付けられていないが、壁側のシュー20に直接支持されているという点において、図1〜図4に表わす実施例の駆動装置と相違する駆動装置を備えた代替的な実施例を表わす。当該実施例における下方のガイドシュー16.1の構成は、図1〜図4に表わすガイドシューの構成と相違し、図6及び図7を用いて以下に詳述する。壁側のシュー20上の駆動装置18のサポートは昇降用カム22が設けられた垂直断面部材26から比較的大きな距離で離間して配置されていることに留意すべきである。垂直断面部材26から離間した領域内で駆動装置18を支持することによって、重力が駆動装置18に作用し、駆動装置が“自動的に”垂直断面部材26に向かって傾くという効果を奏し、確実な係合が保証される。同時に、駆動装置18は、取付部62によって垂直断面部材から右側に解放されないようになっている。当該実施例では、昇降用カム22の下側には係合スロット64が形成され、前記昇降用カムの上側にはノッチ66が形成されている。係合スロット64は、ベアリングボルト68によって駆動装置18の昇降用シュー50に係合するので、垂直断面部材26によって足場ユニットを上昇させることができる。ベアリングボルト68は、昇降用カムの上側でノッチ66と係合し、これにより第2の動作モードで駆動装置18を引き上げる。図5に表わす実施例では、駆動装置18を取り外し、手動で駆動装置をより高い区画に運搬可能であることは言うまでもない。
図6及び図7は、ガイドシュー16の代替的な実施例を表わす。このガイドシューは、ロックボルト70によって回転可能に取り付けられている。このロックボルトは、クリップ72と、ワイヤロープ74の形態をした壁側のシュー20に対する固定装置とを備えている。この壁側のシューは、建築構造物に設けられたアンカー76によって係止されている。バネ又はゴムダンパー78は、適切な位置で壁側のシュー20に回転可能に取り付けられたガイドシュー16を保持する。図6に表わす実施例では、ガイドシュー16は図1〜図4に表わす実施例における爪を備えていないが、図示の場合では、各曲線案内部82.1,82.2(guide contour)内で移動可能な2つのベアリングボルト80.1,80.2を備えている。図6は、昇降用カム22と係合し、これにより足場ユニットを垂直断面部材26に亘って上昇させることができるガイドシュー16を表わす。しかしながら、垂直断面部材26がガイドシュー16を越えて上昇した際にガイドシュー16が機能していない場合には、昇降用カム22は、下方からベアリングボルト80に向かって移動し、傾斜面84(図5を参照)と共にベアリングボルトを偏向し、これによりベアリングボルト80によって通過することができる。このために、曲線案内部82は、容易に偏向するために下方領域(図6の右側領域)では比較的平坦になっている。上方領域(図6の左側領域)では、曲線案内部82は、重力の作用によってベアリングボルト80を図6に表わす位置に確実に復帰させるために比較的急勾配になっている。図6では、ベアリングボルトが、足場ユニットを上昇させるために昇降用カム22と係合可能とされる。
図6に表わす実施例では、各曲線案内部82内で案内される2つの略同一のベアリングボルト80が、調整間隔(division)を小さくするように設けられている。2つのベアリングボルト80間の距離が2つの隣り合う昇降用カム(図6には昇降用カムを1つのみ表わす)間の距離よりも小さいということは、上方のベアリングボルト又は下方のベアリングボルトのいずれか一方が各昇降用カムと係合し、且つ係合が可能な間隔(section)を小さくできることを意味する。
図6では、案内顎部材86は、ガイドシュー16に回動可能に取り付けられている。図7に明確に表わすように、この案内顎部材は、図6の如く投影面に対して垂直に延在するI字状断面のアームと後方から係合している。図6に表わす場合では、垂直断面部材26は、ガイドシュー16から離間する方向すなわち図6の右側に向かって案内顎部材上で支持されている。この案内顎部材はガイドシュー16に対して相対的に回動可能であるので、(断面図に表わす)個々の点上ではなく所定のラインに沿って支持することができる。立体的な見地から考慮すれば、このことは高い点荷重を避けるために有効な一定な支持を意味する。
図7に表わすように、案内顎部材86.1,86.2が回動可能に取り付けられているので、これら案内顎部材は垂直断面部材26から折り返し可能であり、これによりガイドシュー16全体を垂直断面部材から係合解除することができる。このために、図7に表わす左側(図7の上側)の案内顎部材86.1のように、案内顎部材は、最初に(動作可能位置で)左側すなわち図7の上方に向かって水平に押され、その後に矢印Cの方向に折り曲げられる。ガイドシュー16が壁側のシュー20に固定された状態では、案内顎部材が回動中心となる旋回軸88と案内顎部材86の前縁(図7の右縁部)との距離が旋回軸88とガイドシュー16を壁側のシュー20に固定するロックボルト70との距離よりも小さいので、ロックボルト70は案内顎部材86の折り曲げを阻害しない。これにより、ガイドシュー16から離間した旋回軸88の領域のみにおいて、例えば断面が丸められることによって上述の旋回運動が可能となる。これに対して、ガイドシュー16近傍の領域においては、例えば断面が四角形状や他の多角形状のような形状に形成されることによって、当該領域内における案内顎部材86が閉じた状態での旋回を防止することができる。
すべての実施例の詳細は、実施例同士を組み合わせることによって理解することができる。例えば、図5に表わす昇降用シュー50が壁側のシュー20ではなく、下部昇降用シュー16.1に懸架されるか又は取り付けられている。同様に、図6及び図7に表わす昇降用シューは図1〜図5に表わす実施例のすべてに利用することができる。
第1の動作モードにおける本発明の自己昇降システムの側面図である。 第2の動作モードにおける本発明の自己昇降システムの側面図である。 第2の動作モードにおける駆動装置の部分側面図である。 第2の動作モードにおける駆動装置の部分後面図である。 代替的な実施例における駆動装置の側面図である。 ガイドシューの側面図である。 図6に表わすガイドシューの上面図である。
符号の説明
10 自己昇降システム
12 足場ユニット
14 建築構造物
16 ガイドシュー
16.1 下方のガイドシュー
16.2 上方のガイドシュー
18 駆動装置
20 取付部
20.1 壁側のシュー
20.2 壁側のシュー
20.3 壁側のシュー
22 昇降用カム
24.2 サポート
26 垂直断面部材
26.1 垂直断面部材
26.2 垂直断面部材
28 サポートユニット
30 型枠キャリッジ
32 型枠
34 プラットフォーム
36 レール
38 サポート
42 上方のビーム
44 下方のプラットフォーム
46 偏心スピンドル
48 下方のプラットフォーム
50 昇降用シュー
52 揚重シリンダ
54 ガイドロッド
56 爪
58 上面
60 ロック爪(下側)
62 取付部
64 係合スロット
66 ノッチ
68 ベアリングボルト
70 ロックボルト
72 クリップ
74 ワイヤロープ
76 アンカー
78 バネ又はゴムダンパー
80.1 ベアリングボルト
80.2 ベアリングボルト
82.1 曲線案内部
82.2 曲線案内部
86 案内顎部材
86.1 案内顎部材
86.2 案内顎部材
88 旋回軸

Claims (18)

  1. 建築構造物の壁面に沿って昇降可能な昇降システム(10)のためのガイドシュー(16)であって、
    水平軸に沿って移動可能であると共に該水平軸を中心として回動可能な少なくとも1つの案内顎部材(86)を備え、前記昇降システムの足場ユニットを案内することを特徴とするガイドシュー。
  2. 建築構造物(14)に設けられた壁側のシュー(20)に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のガイドシュー。
  3. 前記案内顎部材(86)の旋回軸(88)と前記案内顎部材(86)の外側端部との距離が、前記旋回軸(88)と前記ガイドシュー(16)及び前記壁側のシュー(20)を固定する固定装置(70)との距離よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載のガイドシュー。
  4. 前記ガイドシュー(16)の少なくとも1つの前記案内顎部材(86)が、一部の領域では回動不能に案内され、一部の領域では回動可能に案内されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のガイドシュー。
  5. 建築構造物(14)で少なくとも1つの請求項1〜4のいずれか一項に記載のガイドシュー(16)に案内及び/又は懸架可能とされる少なくとも1つの足場ユニット(12)と、
    前記建築構造物(14)で各取付部(20)に取り外し可能に直接係合されており、前記足場ユニット(12)が上昇する第1の動作モードと昇降用駆動装置(18)が上昇する第2の動作モードとを切替可能な少なくとも1つの前記昇降用駆動装置(18)と、
    を備えていることを特徴とする建築分野で利用される昇降システム(10)。
  6. 少なくとも1つの前記ガイドシュー(16)が、前記昇降用駆動装置(18)に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の昇降システム。
  7. 前記足場ユニット(12)は、突出した昇降用カム(22)を備えていることを特徴とする請求項5又は6に記載の昇降システム。
  8. 少なくとも1つの前記ガイドシュー(16)は、前記足場ユニット(12)から係合解除可能とされることを特徴とする請求項5〜7のうちいずれか一項に記載の昇降システム。
  9. 前記昇降用駆動装置(18)は、重力及び/又はバネ力を受ける少なくとも1つの爪(56,60)及び/又は少なくとも1つのベアリングボルト(80)を備えていることを特徴とする請求項5〜8のうちいずれか一項に記載の昇降システム。
  10. 少なくとも2つの前記爪(56,60)又は前記ベアリングボルト(80.1,80.2)が、昇降方向において重ねられた状態で配置されていることを特徴とする請求項9に記載の昇降システム。
  11. 前記ベアリングボルト(80)のための少なくとも1つの曲線案内部(82)は、一の下部平坦区間及び/又は一の上部傾斜区間を備えていることを特徴とする請求項9又は10に記載の昇降システム。
  12. 少なくとも1つの前記爪(60)は、第2の動作モードにおいて前記足場ユニット(12)に支持されていることを特徴とする請求項9又は11に記載の昇降システム。
  13. 少なくとも1つの前記昇降用駆動装置(18)は、取付部(62)及び/又は前記足場ユニット(12)に作用する重力によって保持及び/又は取付られることを特徴とする請求項5〜12のうちいずれか一項に記載の昇降システム。
  14. 前記足場ユニット(12)は、少なくとも1つのプレストレス可能なサポート(24)を備えていることを特徴とする請求項5〜13のうちいずれか一項に記載の昇降システム。
  15. 前記サポート(24)は、前記足場ユニット(12)の平面(42,44,48)間を調整するために複数の固定点を備えていることを特徴とする請求項14に記載の昇降システム。
  16. 少なくとも1つの前記サポート(24)は、偏心スピンドル(46)によって調整されることを特徴とする請求項14又は15に記載の昇降システム。
  17. 前記足場ユニット(12)は、少なくとも1つの分割式垂直部材(26)を備え、
    前記分割式垂直部材(26.1,26.2)は、互いに堅固に接続されていることを特徴とする請求項5〜16のうちいずれか一項に記載の昇降システム。
  18. 前記足場ユニット(12)は、前記足場ユニット(12)を建築構造物(14)に水平に支持するために少なくとも1つのサポートユニット(28)を備えていることを特徴とする請求項5〜17のうちいずれか一項に記載の昇降システム。
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