JP5367654B2 - メス端子 - Google Patents

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Description

本発明は、主要には、メス端子の構造に関する。詳細には、メス端子の嵌合部の内部にオス端子を案内するための構成に関する。
従来から、ワイヤハーネス等を構成する電線の端部にメス端子を接続し、このメス端子をハウジングに収容してメスコネクタとしている。この種のメスコネクタは、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されている。このメスコネクタに対して、オス端子を収容したオスコネクタを嵌合させることにより、メス端子とオス端子を電気的に接続させることができるように構成される。
一般的に、メス端子は角筒状のオス端子嵌合部を有しており、このオス端子嵌合部の内部に接触部が形成されている。相手側のオス端子は、このオス端子嵌合部の内部に挿入されることにより前記接触部に接触し、これによりオス端子とメス端子とが電気的に接続する。
特開平8−213092号公報 特開平9−326271号公報
上記のように、メス端子とオス端子が電気的に接続するためには、オス端子嵌合部の内部にオス端子が挿入される必要がある。逆にオス端子がオス端子嵌合部に挿入されていない状態でメスコネクタとオスコネクタを無理矢理嵌合させてしまうと、端子間の電気的な接続が達成されないばかりでなく当該端子の破損の原因となる。そこで従来から、メスコネクタハウジングには、前記オス端子嵌合部の内側に向けて傾斜したテーパ部が形成されている。このテーパ部により、オス端子がオス端子嵌合部の内部に向かって自然に案内されるので、メスコネクタとオスコネクタを嵌合させる際に、オス端子嵌合部の内部にオス端子を容易に挿入することができる。
しかし、メスコネクタの小型化により、メスコネクタハウジングにテーパ部を形成できなくなる場合がある。このようにテーパ部が形成されない場合にはオス端子をオス端子嵌合部の内部まで確実に案内することができないため、オスコネクタとメスコネクタを嵌合させたときの接触不良や端子破損を防止することができない。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、オス端子嵌合部の内部までオス端子を確実に案内することができるメス端子を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成のメス端子が提供される。即ち、このメス端子は、相手側オス端子のタブが挿入される略角筒状のオス端子嵌合部と、電線の導体を接続する圧着部と、を有する。そして、前記オス端子嵌合部の端部には、当該オス端子嵌合部の内側に向けて傾斜するとともに当該オス端子嵌合部の内壁面に連続するスロープ片が形成されている。前記オス端子嵌合部は、弾性接触片を有する底板と、前記底板から一側に向けてそれぞれ折り曲げられた左右両側の側壁と、前記側壁の一方から折り曲げられた内側天板と、前記側壁の他方から折り曲げられて前記内側天板の外側に重なり合う外側天板と、によって囲まれた略角筒状に形成される。前記内側天板には、前記外側天板とは別に前記側壁から折り返されたストッパ片が前記オス端子嵌合部の外側から接触する。そして、前記スロープ片は、前記内側天板の端部から伸長して設けられ、その先端部が前記外側天板の先端側端面に当接するとともに、前記空間の入口を塞ぐように配置される。
このようにオス端子嵌合部の端部にスロープ片を設けることにより、オス端子のタブを、オス端子嵌合部の内部に誘い込むことができる。この結果、メス端子とオス端子とを確実に接続することができる。
また、接触部が形成された面から伸長するようにスロープ片が形成されているので、当該スロープ片によって、オス端子のタブを接触部まで良好に誘導することができる。
また、上記のように、内側天板と外側天板との間の空間の入口を塞ぐようにスロープ片を配置することより、当該空間にオス端子のタブが誤って挿入されてしまうことを防ぐことができる。また、内側天板と外側天板とがある程度の空間を隔てて配置されているので、当該空間を塞ぐように配置されるスロープ片は、ある程度の長さで形成することができる。このようにスロープ片を長く形成することができるので、当該スロープ片によってタブを案内できる範囲を広くとることができる。
なお、内側天板と外側天板との間に空間が形成されている場合、外側天板によって内側天板を押えることができない。そこで上記のように、内側天板を押えるためのストッパ片を外側天板とは別に設け。これにより、内側天板が開いてしまうことを防ぎ、当該内側天板に形成された接触部とタブとを確実に接触させることができる。
本発明の第2の観点によれば、上記のメス端子と、当該メス端子を収容したメスコネクタハウジングと、を備えるワイヤハーネスが提供される。
このワイヤハーネスは、メスコネクタをオスコネクタに嵌合させた際に、オス端子嵌合部の内部にオス端子のタブを確実に案内することができるので、接触不良や端子の破損を防止することができる。
本発明の一実施形態に係るワイヤハーネスが備えるメスコネクタと、当該メスコネクタに嵌合するオスコネクタの外観斜視図。 メスコネクタとオスコネクタの断面図。 メスコネクタとオスコネクタを嵌合させたときの様子を示す断面図。 メス端子の外観斜視図。 メス端子の側面断面図。 図5のA−A断面矢視図。 図5のB−B断面矢視図。 オス端子嵌合部の外観斜視図。 オス端子嵌合部の外観斜視図。 オス端子嵌合部の外観斜視図。 メスコネクタハウジングの断面図。 メスコネクタの開口部近傍を拡大した斜視図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本実施形態に係るワイヤハーネス1は複数の電線2を束ねたものであり、所定の枝分かれ構造(図略)を有している。ワイヤハーネス1の全体を図示することは省略するが、枝分かれしたワイヤハーネス1の先端のそれぞれには、図1及び図2に示すようなメスコネクタ3が配置されている。
メスコネクタ3は、メスコネクタハウジング4を有している。このメスコネクタハウジング4の内部には、図2に示すように、複数のキャビティ5が形成されている。この複数のキャビティ5それぞれの内部には、メス端子6が収容されている。このメス端子6は、前記電線2の導体に対して電気的に接続されている。またこのメス端子6は、オス端子のタブ部を挿入可能なオス端子嵌合部20を備えている。
一方、このワイヤハーネス1に対して接続される電装品(図略)は、図1及び図2に示すようなオスコネクタ7を有している。このオスコネクタ7が備えるオスコネクタハウジング8は、ワイヤハーネス1側のメスコネクタハウジング4に嵌合可能に形成されている。また、オスコネクタハウジング8内には、複数のオス端子9が収容されている。各オス端子9は、オスコネクタハウジング8から突出するタブ部11を備えている。
そして図3に示すように、コネクタハウジング4,8同士を嵌合させることにより、各オス端子9のタブ部11が、対応する位置にあるキャビティ5の内部に挿入されるように構成されている。キャビティ5内に挿入されたタブ部11は、当該キャビティ5内に配置されたメス端子6のオス端子嵌合部20に挿入される。これにより、メス端子6とオス端子9とが電気的に接触し、ワイヤハーネス1に前記電装品を接続することができるようになっている。
次に、メス端子6の構造について詳しく説明する。
図4に示すように、メス端子6は、オス端子嵌合部20と、ワイヤバレル(圧着部)21と、インシュレーションバレル22と、を備えている。メス端子6は、1枚の銅板をプレスによって打ち抜き加工したあと適宜折り曲げて形成されている。なお以下の説明で、メス端子6の長手方向(図5の左右方向)の両端部のうち、インシュレーションバレル22が配置されている側の端部を基端側と呼び、反対側の端部を先端側と呼ぶことがある。
図4に示すように、インシュレーションバレル22は、電線2の絶縁被覆23に対して圧着されている。これにより、メス端子6を電線2に対して固定することができる。ワイヤバレル21は、電線2の導体24に対して圧着されている。これにより、メス端子6と導体24が電気的に接続している。
オス端子嵌合部20は、図6に示すように、底板30と、当該底板30から上方に向かって折り曲げられた左右の側壁31と、一方の側壁31から更に折り曲げられて底板30に対面する内側天板32と、他方の側壁から更に折り曲げられて内側天板32の外側に重なり合う外側天板33と、によって囲まれた四角筒状に形成されている。この四角筒状のオス端子嵌合部20は、その内部に、オス端子9のタブ部11を挿入することができるように構成されている。
図5に示すように、底板30には舌片(弾性接触片)34が形成されている。この舌片34は、底板30の先端側から伸長して形成されるとともに、オス端子嵌合部20の内側に向けて略へ字状(L字状)に折り返されている。また底板30には、舌片34を内側天板32側に向かって支える弾性片35が形成されている。一方、内側天板32の舌片34を向く側の面には、タブ部11と接触するためのビード(接触部)36が形成されている。このビード36は、図7及び図9に示すように、オス端子嵌合部20の内側に向けて凸となる凸部として形成されている。
以上の構成で、オス端子嵌合部20の内側に挿入されたタブ部11は、ビード36と舌片34との間に差し込まれることになる。このとき、当該タブ部11は、舌片34及び弾性片35の弾性力によって、ビード36に対して押し合てられるように構成されている。これにより、タブ部11をビード36に確実に接触させることができるので、オス端子9とメス端子6とを電気的に確実に接続することができる。
図4等に示すように、外側天板33には、ランス係合孔38が形成されている。このランス係合孔38には、メスコネクタハウジング4に形成された後述のランス40を係合させることができる。
図5及び図9等に示すように、内側天板32の先端側からは、スロープ片37が伸長して形成されている。このスロープ片37は、オス端子嵌合部20の内側に向かって傾斜するように折り曲げられている。このように傾斜したスロープ片37を設けることにより、タブ部11をオス端子嵌合部20の内側に案内することができる。
スロープ片37は内側天板32を伸長して形成したものであるから、当該スロープ片37は内側天板32の壁面に連続しており、スロープ片37と内側天板32との間に段差等は形成されていない。従って、このスロープ片37によって、タブ部11をオス端子嵌合部20の内側までスムーズに案内することができる。特に、このスロープ片37が連続している内側天板32の壁面にはビード36が形成されているので、当該スロープ片によってタブ部11をビード36までスムーズに案内することができる。
また、図5に示すように、スロープ片37の先端部分は、外側天板33の先端側端面に当接させている。これにより、スロープ片37の先端部分が基端側に向かって移動することを阻止している。従って、スロープ片37によってオス端子嵌合部20の内部までタブ部11を案内する際に、当該スロープ片37がタブ部11によって基端側に向かって押されても、当該スロープ片37が変形してしまうことを防止することができる。
また、スロープ片37の先端部分は、外側天板33が形成する平面から突出しないように構成されている。これにより、スロープ片37がオス端子嵌合部20の外側に突出することが無いので、メス端子6をメスコネクタハウジング4のキャビティ5に挿入する場合などに、スロープ片37が引っかかって邪魔になることが無い。
ところで、従来のメス端子においては、内側天板と外側天板とは密着させるようにして重ね合わせていた。即ち、従来のメス端子では、内側天板と外側天板との間には空間が形成されていなかった。一方で、本実施形態のスロープ片37は、図5に示すように、内側天板32の先端側端面と外側天板33の先端側端面とを結ぶように配置されている。従って、仮に従来のメス端子のように内側天板と外側天板とが密着していると、スロープ片37の長さが極めて短いものとなる。このようにスロープ片37の長さが短い場合、当該スロープ片37によってタブ部11を案内できる範囲が狭くなるため、タブ部11をオス端子嵌合部20の内部に案内するというスロープ片37の効果を発揮し難くなってしまう。
そこで本実施形態のメス端子6では、図6に示すように、内側天板32と外側天板33は、側壁31から段違いに折り曲げられている。これにより、内側天板32と外側天板33との間には、所定の空間が形成されている。これにより、スロープ片37を長く形成することができるので、スロープ片37の面積を大きくとることが可能となり、当該スロープ片37によってタブ部11を効果的に案内することができるようになる。
また、図5及び図8等に示すように、スロープ片37は、内側天板32と外側天板33との間の空間への入口を塞ぐように配置されている。これにより、内側天板32と外側天板33との間の空間にタブ部11が誤って挿入されてしまうことを防ぐことができる。
なお、従来のメス端子では、内側天板と外側天板とが密着して重なり合っていたので、外側天板が内側天板を押える役割を果たしていた。即ち、オス端子嵌合部20にタブ部11を挿入すると、当該タブ部11がビード36に押し付けられる結果、内側天板32が開く方向の力が当該内側天板32にかかる。従来のメス端子では、内側天板を外側天板によって押えることにより、内側天板が開いてしまうことを防止していた。
一方本実施形態のメス端子6では、内側天板32と外側天板33との間に空間が形成されているので、外側天板33によって内側天板32を押えることはできない。そこで本実施形態のメス端子6では、外側天板33の一部に切り欠きが形成されており、当該切り欠いた部分を外側天板33よりも一段低い位置で折り曲げることにより内側天板32を外側から押えるストッパ片39を形成している(図7参照)。このように、外側天板33とは別に設けたストッパ片39により、内側天板32を外側から押えることができるので、ビード36と舌片34の間にタブ部11が挿入されて内側天板32が開く方向に力が加わったとしても、当該内側天板32が開いてしまうことを防ぐことができる。
次に、メスコネクタハウジング4について説明する。
前述のように、メスコネクタハウジング4の内部には、メス端子6を収容するためのキャビティ5が形成されている。図11に示すように、キャビティ5内にはランス40が形成されており、このランス40がメス端子6のランス係合孔38と係合することにより、メス端子6がキャビティ5から抜けてしまうことを防ぐように構成されている。
メスコネクタハウジング4には、図11及び図12等に示すように、キャビティ5内のオス端子嵌合部20の内部に向かって傾斜するテーパ部41が形成されている。メスコネクタとオスコネクタを嵌合させる際には、このテーパ部41によって、タブ部11をオス端子嵌合部20の内部に誘い込むことができる。
ところが近年、コネクタを小型化したいという要望があり、メスコネクタハウジング4を小さく形成しなければならない場合がある。このようにコネクタを小型化すると、メスコネクタハウジング4にテーパ部を形成するスペースを十分に確保できない場合もあり、このような場合はテーパ部41を省略することがある。例えば本実施形態のメスコネクタハウジング4では、図11及び図12に示すように、外側天板33に対応させたテーパ部を省略している。このようにテーパ部を一部省略しているので、メスコネクタハウジング4に形成されたテーパ部41のみではオス端子嵌合部20の内部に向けてタブ部11を確実に案内することができない。
しかしながら本実施形態のメス端子6は、外側天板33の先端側端面には、上記テーパ部と同等の機能(タブ部の誘い込み機能)を有するスロープ片37が配置されているので、タブ部11をオス端子嵌合部20の内部まで適切に誘い込むことができる。このように、メス端子6自身がスロープ片37を有することにより、メスコネクタハウジング4にテーパ部を形成できない場合であっても、タブ部11をオス端子嵌合部20の内部まで適切に誘い込むことができる。
以上で説明したように、本実施形態のメス端子6は、相手側のオス端子9のタブ部11が挿入される略角筒状のオス端子嵌合部20と、電線2の導体24を接続するワイヤバレル21と、を有する。そして、オス端子嵌合部20の端部には、当該オス端子嵌合部20の内側に向けて傾斜するとともに内側天板32に連続するスロープ片37が形成されている。
このようにオス端子嵌合部20の端部にスロープ片37を設けることにより、オス端子9のタブ部11を、オス端子嵌合部20の内部に誘い込むことができる。この結果、メス端子6とオス端子9とを確実に接続することができる。
また本実施形態のメス端子6は、以下のように構成されている。即ち、オス端子嵌合部20は、舌片34を有する底板30と、底板30から一側に向けてそれぞれ折り曲げられた左右両側の側壁31と、側壁31の一方から折り曲げられた内側天板32と、側壁31の他方から折り曲げられて内側天板32の外側に重なり合う外側天板33と、によって囲まれた略角筒状に形成される。内側天板32の舌片34を向く面には、タブ部11に電気的に接触するビード36が形成されている。そして、内側天板32の端部から、スロープ片37を伸長して設けている。
このように、ビード36が形成された面から伸長するようにスロープ片37が形成されているので、当該スロープ片37によって、オス端子9のタブ部11をビード36まで良好に誘導することができる。
また本実施形態のメス端子6は、以下のように構成されている。即ち、内側天板32と外側天板33とは、空間を隔てて重なり合っている。そして、スロープ片37は、前記空間の入口を塞ぐように配置されている。
これにより、内側天板32と外側天板33との間の空間に、オス端子9のタブ部11が誤って挿入されてしまうことを防ぐことができる。また、内側天板32と外側天板33とがある程度の空間を隔てて配置されているので、当該空間を塞ぐように配置されるスロープ片37は、ある程度の長さで形成することができる。このようにスロープ片37を長く形成することができるので、当該スロープ片37によってタブ部11を案内できる範囲を広くとることができる。
また本実施形態のメス端子6において、内側天板32には、外側天板33とは別に側壁31から折り返されたストッパ片39がオス端子嵌合部20の外側から接触している。
即ち、本実施形態のように内側天板32と外側天板33との間に空間が形成されている場合、外側天板33によって内側天板32を押えることができないので、内側天板32を押えるためのストッパ片39を外側天板33とは別に設ける。これにより、内側天板32が開いてしまうことを防ぎ、当該内側天板32に形成されたビード36とタブ部11とを確実に接触させることができる。
また本実施形態のワイヤハーネス1は、メス端子6と、当該メス端子6を収容したメスコネクタハウジング4と、を備えている。
このワイヤハーネス1は、メスコネクタ3をオスコネクタ7に嵌合させた際に、オス端子嵌合部20の内部にオス端子9のタブ部11を確実に案内することができるので、接触不良や端子の破損を防止することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
本願発明のメス端子は、ワイヤハーネスに限らず、各種電線の接続に用いることができる。
メスコネクタハウジングにテーパ部が全く形成されない構成であっても良い。この場合であっても、本願発明のメス端子が備えるスロープ片によって、オス端子嵌合部の内部にタブ部を誘い込むことができる。
図面に示したメスコネクタハウジングの構成は一例であって、例えばランスの形状や配置等は適宜変更することができる。
1 ワイヤハーネス
2 電線
4 メスコネクタハウジング
6 メス端子
9 オス端子
11 タブ部
20 オス端子嵌合部
21 ワイヤバレル(圧着部)
37 スロープ片

Claims (2)

  1. 相手側オス端子のタブが挿入される略角筒状のオス端子嵌合部と、
    電線の導体を接続する圧着部と、
    を有するメス端子であって、
    前記オス端子嵌合部の端部には、当該オス端子嵌合部の内側に向けて傾斜するとともに当該オス端子嵌合部の内壁面に連続するスロープ片が形成されており、
    前記オス端子嵌合部は、
    弾性接触片を有する底板と、
    前記底板から一側に向けてそれぞれ折り曲げられた左右両側の側壁と、
    前記側壁の一方から折り曲げられた内側天板と、
    前記側壁の他方から折り曲げられ、前記内側天板の外側において当該内側天板と空間を隔てて重なり合う外側天板と、
    によって囲まれた略角筒状に形成され、
    前記内側天板には、前記外側天板とは別に前記側壁から折り返されたストッパ片が前記オス端子嵌合部の外側から接触し、
    前記内側天板の前記弾性接触片を向く面には、前記タブに電気的に接触する接触部が形成されており、
    前記スロープ片は、前記内側天板の端部から伸長して設けられ、その先端部が前記外側天板の先端側端面に当接するとともに、前記空間の入口を塞ぐように配置されることを特徴とするメス端子。
  2. 請求項1に記載のメス端子と、
    当該メス端子を収容したメスコネクタハウジングと、
    を備えることを特徴とするワイヤハーネス。
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