JP5365019B2 - 半導体装置 - Google Patents

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この発明は、主たる半導体素子と温度検出用素子を備えた半導体装置に関する。
電力のスイッチングに用いられる半導体装置では、過電流による半導体装置の熱的破壊を防ぐために、過熱保護機能を備えているのが望ましい。過熱保護機能としては、ダイオードの順特性や逆特性が温度によって変化することを利用したものが公知である。例えば、ダイオードの飽和電圧は、温度によってほぼ直線的に変化する。従って、主たる半導体素子(以下、主半導体素子とする)とともに温度検出用素子としてダイオードを設け、その飽和電圧を監視することにより、主半導体素子の温度を検知することができる(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照。)。主半導体素子の温度が高いことを検知した場合には、その主半導体素子のゲート電圧を下げて電流を制限することにより、主半導体素子を過熱による破壊から保護することができる。
図9は、従来の半導体装置の構成を示す断面図である。図9に示すように、従来の半導体装置では、N-ドリフト層3の第1主面に、Pベース領域4a、N+エミッタ(ソース)領域5、ゲート絶縁膜6、ゲート電極7およびエミッタ(ソース)電極8からなる主半導体素子1の表面構造と、P型のアノード領域(Pベース領域4bおよびP+領域9)、N+カソード領域10、アノード電極(図示省略)およびカソード電極(図示省略)からなる温度検出用ダイオード2が設けられている。
また、図10に示す半導体装置のように、主半導体素子1を構成する半導体素体の第1主面に絶縁膜11を形成し、この絶縁膜11上に温度検出用ダイオード2を形成するようにしたものが公知である(例えば、特許文献5参照。)。なお、本明細書および添付図面においては、NまたはPを冠記した層や領域では、それぞれ電子または正孔が多数キャリアであることを意味する。また、NやPに付す+および−は、それぞれそれが付されていない層や領域よりも高不純物濃度および低不純物濃度であることを意味する。
特開平1−157573号公報 特開2006−324412号公報 特許第3538505号公報 特開2006−302977号公報 特開平6−117942号公報
しかしながら、図9に示す半導体装置では、温度検出用ダイオードのアノード領域とN-ドリフト層により寄生ダイオードが構成される。主半導体素子にチャネルが形成されると、このチャネルを流れる電流が寄生ダイオードにも流れる。このため、主半導体素子がオン状態であるか、オフ状態であるかということに依存して、温度検出用ダイオードの飽和電圧が変化してしまうという問題点がある。また、主半導体素子がIGBTである場合には、第2主面のPコレクタ層、N-ドリフト層、温度検出用ダイオードのP型アノード領域およびN+カソード領域により、寄生サイリスタが構成される。このIGBTがターンオフする際、N-ドリフト層からアノード領域に少数キャリアである正孔が注入されるため、寄生サイリスタが誤動作し、ラッチアップ破壊に至る危険性がある。
一方、図10に示す半導体装置では、ポリシリコンを用いて温度検出用ダイオードを形成するため、飽和電圧にばらつきが生じる。また、漏れ電流が非常に多いため、オン電圧の温度依存性が理論曲線から外れてしまう。これらの原因によって、主半導体素子の温度を検出する精度が低いという問題点がある。また、温度検出用ダイオードが絶縁膜上に小さく形成されるため、静電耐量が低いという問題点と、主半導体素子の温度変化に対する応答速度が遅いという問題点がある。また、製造工程が大幅に増加するという問題点がある。特に、主半導体素子がトレンチゲート型の素子である場合、一般に、ゲート電極にドープトポリシリコンが用いられるため、このドープトポリシリコンを用いて温度検出用ダイオードを形成することができない。つまり、ゲート電極とは別にポリシリコンを積層して温度検出用ダイオードを形成する必要があるため、製造工程がさらに増加するという問題点がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、主半導体素子の状態によらずに、一定の温度特性を有する温度検出用素子を備えた半導体装置を提供することを目的とする。また、ラッチアップ耐量の高い半導体装置を提供することを目的とする。さらに、温度検出精度の高い半導体装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置は、主半導体素子と、この主半導体素子の温度を検出するための温度検出用素子を備えている。温度検出用素子は、主半導体素子を構成する第1導電型の第1半導体層に対してPN接合により分離された領域に設けられている。さらに、第1半導体層内に第2導電型の第2半導体領域が設けられており、この第2半導体領域内に第1導電型の第3半導体領域が設けられており、この第3半導体領域内に第2導電型の第4半導体領域が設けられている。そして、温度検出用素子が、第3半導体領域をカソードおよびアノードのうちの一方とし、第4半導体領域をカソードおよびアノードのうちの他方とするダイオードであるとよい。
また、第2半導体領域が電気的にフローティングであってもよいし、主半導体素子のエミッタまたはソースと同じ電位であってもよい。また、第3半導体領域の側方が、第2半導体領域よりも高濃度の第2導電型の第5半導体領域で囲まれていてもよいし、第3半導体領域よりも深いトレンチで囲まれていてもよい。このトレンチが絶縁膜を介して導電体で埋められており、この導電体がカソードと同じ電位であってもよい。さらに、アノードおよびカソードは、ホール引き抜き用の領域により囲まれていてもよい。
この発明によれば、温度検出用素子が主半導体素子に対して接合分離されているので、主半導体素子にチャネルが形成されても、このチャネルを流れる電流は、温度検出用素子の温度特性に影響を及ぼさない。また、第2半導体領域によって、寄生サイリスタが動作するのを抑えることができる。また、第5半導体領域やトレンチによって、寄生サイリスタが動作するのをさらに抑えることができる。また、ホール引き抜き用の領域が温度検出用素子を囲むことによって、温度検出用素子のラッチアップ破壊を防ぐことができる。また、主半導体素子と温度検出用素子が第1半導体層に形成されることによって、主半導体素子の温度を正確に検出することができる。
本発明にかかる半導体装置によれば、主半導体素子の状態によらずに、一定の温度特性を有する温度検出用素子を備えた半導体装置が得られるという効果を奏する。また、ラッチアップ耐量の高い半導体装置が得られるという効果を奏する。さらに、温度検出精度の高い半導体装置が得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態の説明および添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。図1に示すように、この半導体装置100は、第1半導体層であるN-ドリフト層23の第1主面に、第2半導体領域である第1Pウェル24bを備えている。この第1Pウェル24b内には、第3半導体領域であるNウェル25が設けられている。温度検出用ダイオード(温度検出用素子)22は、このNウェル25内に設けられている。
すなわち、Nウェル25内に、第4半導体領域である高濃度のP+アノード領域26と、高濃度のN+カソードコンタクト領域27が設けられている。P+アノード領域26には、アノード電極(A)が接続されている。N+カソードコンタクト領域27には、カソード電極(K)が接続されている。N+カソードコンタクト領域27は、カソード領域となるNウェル25に対してカソード電極を低抵抗で接触させるために設けられている。また、図示省略するが、半導体装置100は、N-ドリフト層23を用いて構成される主半導体素子を備えている。温度検出用ダイオード22は、図示しない主半導体素子に対して、第1Pウェル24bとNウェル25からなるPN接合により分離されている。
第1Pウェル24bは、寄生サイリスタによるラッチアップ破壊を防ぎ得る程度に十分に高濃度になっている。また、第1Pウェル24bは、寄生サイリスタによるラッチアップ破壊を防ぎ得る程度に十分に深くなっている。Nウェル25の側方は、第5半導体領域であるP+高濃度領域28により囲まれている。P+高濃度領域28は、第1Pウェル24bよりも高濃度になっている。P+高濃度領域28は、絶縁膜29により被覆されている。そして、第1Pウェル24bおよびP+高濃度領域28は、電気的にフローティングとなっている。
また、N-ドリフト層23の第1主面には、第1Pウェル24bの外側に、第1Pウェル24bから離れて第2Pウェル24cが設けられている。例えば、この第2Pウェル24cは、図示しない主半導体素子のエミッタ(ソース)電位と同じ電位とされ、ホールを引き抜くダイバータを構成する。図示省略するが、例えば、半導体装置100の平面レイアウトは、P+アノード領域26を中心とする同心円状となっている。
図1に示す半導体装置100を作製する際、図示しないガードリングを形成するときに、同時に第1Pウェル24bを形成してもよい。また、主半導体素子のP型半導体領域に電極を低抵抗で接触させるためのP+コンタクト領域を形成するときに、同時にP+アノード領域26を形成してもよい。また、主半導体素子のN型半導体領域に電極を低抵抗で接触させるためのN+コンタクト領域やN+エミッタ(ソース)領域を形成するときに、同時にN+カソードコンタクト領域27を形成してもよい。そうすれば、半導体装置100の製造プロセスを簡略化することができる。これら三つを全て採用して半導体装置100を製造すれば、Nウェル25を形成するプロセスを追加するだけでよいので、図10に示す従来の半導体装置を製造する場合に比べて、著しく製造プロセスを簡略化することができる。
実施の形態1によれば、温度検出用ダイオード22が主半導体素子に対して接合分離されているので、主半導体素子にチャネルが形成されて電流が流れても、温度検出用ダイオード22の飽和電圧は影響を受けない。つまり、主半導体素子の状態によって温度検出用ダイオード22の飽和電圧が変動するのを防ぐことができるので、主半導体素子の状態によらずに、一定の飽和電圧を有する温度検出用ダイオード22が得られる。また、そのような温度検出用ダイオード22を備えた半導体装置100が得られる。
また、第1Pウェル24bによって、寄生サイリスタが動作するのを抑えることができるので、寄生サイリスタによるラッチアップ破壊を抑制することができる。また、P+高濃度領域28によって、横方向(深さ方向に交差する方向)のnpnトランジスタが動作するのを抑えることができるので、横方向でラッチアップが起こるのを抑制することができる。従って、ラッチアップ耐量の高い半導体装置100が得られる。また、温度検出用ダイオードを絶縁膜上のポリシリコンで構成する従来装置と比べて、飽和電圧のばらつきが小さく、漏れ電流が少ないので、高い温度検出精度が得られる。また、主半導体素子の温度変化に対する応答速度も速い。なお、P+アノード領域26とN+カソードコンタクト領域27を接触させてもよい。そうすれば、オン電圧のばらつきを低減させることができる。
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。図2に示すように、この半導体装置200は、図1に示す実施の形態1の半導体装置100において、P+高濃度領域28の代わりに、Nウェル25の側方をトレンチゲート構造31で囲む構成としたものである。このトレンチゲート構造31によって、横方向のnpnトランジスタが動作するのを完全に抑えることができるので、横方向でラッチアップが起こるのを防ぐことができる。
トレンチゲート構造31は、第1Pウェル24b内において、Nウェル25の終端部に設けられている。トレンチゲート構造31は、Nウェル25よりも深くまで延びている。トレンチゲート構造31の半導体に接する部分、すなわちトレンチの内周面には、酸化膜等の絶縁膜32が設けられている。この絶縁膜32の内側に導電体、例えばポリシリコン33が充填されている。このポリシリコン33は、カソードと同じ電位にされるのが望ましい。例えば、主半導体素子のゲート構造がトレンチゲート構造である場合には、主半導体素子のトレンチゲート構造を形成するときに、同時にトレンチゲート構造31を形成してもよい。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態3.
図3は、この発明の実施の形態3にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。図3に示すように、この半導体装置300は、図1に示す構成の温度検出用ダイオード22とその周辺構造を含めた構成のものである。ただし、第1Pウェル24bが実施の形態1よりも横方向に延びており、ダイバータ41のホール引き抜き領域42を構成している。第1Pウェル24bの、ダイバータ41を構成する部分の表面には、高濃度のP+コンタクト領域43が設けられている。ホール引き抜き領域42は、主半導体素子21のエミッタ(ソース)電位と同じ電位にされる。これによって、第1Pウェル24bがエミッタ(ソース)電位と同じ電位になり、スイッチング時の電圧変化(dV/dt)が緩やかになるので、高dV/dtに起因するラッチアップが起こるのを抑制することができる。
なお、ホール引き抜き領域42は、第1Pウェル24bから離れて設けられた別のPウェルで構成されていてもよい。この場合、ホール引き抜き領域42を構成するPウェルを主半導体素子21のエミッタ(ソース)電位と同じ電位にし、第1Pウェル24bを実施の形態1と同様に電気的にフローティングにしてもよい。また、ホール引き抜き領域42を主半導体素子21と同様のPベース領域で構成し、このPベース領域をエミッタ(ソース)電位と同じ電位にしてもよい。
特に限定しないが、主半導体素子21は、プレーナゲート構造の縦型IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)やプレーナゲート構造の縦型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor、絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)などである。主半導体素子21がIGBTである場合には、N-ドリフト層23の第2主面にPコレクタ領域46およびコレクタ電極47が設けられる。主半導体素子21がMOSFETである場合には、N-ドリフト層23の第2主面にNドレイン領域48およびドレイン電極49が設けられる。N-ドリフト層23の第2主面側の構造については、実施の形態4〜6においても同様である。
実施の形態4.
図4は、この発明の実施の形態4にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。図4に示すように、この半導体装置400は、図2に示す構成の温度検出用ダイオード22とその周辺構造を含めた構成のものである。図2に示す構成の温度検出用ダイオード22は、Nウェル25の終端部にトレンチゲート構造31を有するので、主半導体素子21のゲート構造がトレンチゲート構造51である場合に適している。この場合には、主半導体素子21のトレンチゲート構造51を形成するときに、同時に温度検出用ダイオード22のトレンチゲート構造31を形成することができる。
また、ダイバータ41のホール引き抜き領域42は、Pベース領域により構成されている。ホール引き抜き領域42は、その表面に高濃度のP+コンタクト領域43を有し、主半導体素子21のエミッタ(ソース)電位と同じ電位にされる。なお、第1Pウェル24bは、電気的にフローティングであってもよいし、主半導体素子21のエミッタ(ソース)電位と同じ電位にされてもよい。
実施の形態5.
図5は、この発明の実施の形態5にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。また、図6は、実施の形態5にかかる半導体装置の平面レイアウトの一例を示す平面図である。図5に示すように、この半導体装置500は、図4に示す実施の形態4の半導体装置400において、ダイバータ41のホール引き抜き領域42を、第1Pウェル24bから離れて設けられた別のPウェルで構成したものである。この場合、ホール引き抜き領域42となるPウェルの表面に高濃度のP+コンタクト領域43が設けられ、ホール引き抜き領域42は、主半導体素子21のエミッタ(ソース)電位と同じ電位にされる。第1Pウェル24bは、電気的にフローティングであってもよいし、主半導体素子21のエミッタ(ソース)電位と同じ電位にされてもよい。
図7は、平面レイアウトの他の例を示す平面図である。図7に示す平面レイアウトは、温度検出用ダイオード22が複数、特に限定しないが、例えば4個設けられた場合のレイアウトである。図7に示すように、4個の温度検出用ダイオード22を並べ、それを囲むようにダイバータのホール引き抜き領域42が設けられる。
実施の形態6.
図8は、この発明の実施の形態6にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。図8に示すように、この半導体装置600は、図5に示す実施の形態5の半導体装置500において、実施の形態3と同様に、第1Pウェル24bを横方向に延ばしてダイバータ41のホール引き抜き領域42を構成したものである。これは、第1Pウェル24bとホール引き抜き領域42を同一パターンで形成したのと同じことである。なお、実施の形態4〜6において、トレンチゲート構造を有する主半導体素子と、トレンチゲート構造のない温度検出用ダイオード、例えば図1に示す構成の温度検出用ダイオード22を組み合わせてもよい。
以上において本発明は、上述した実施の形態に限らず、種々変更可能である。例えば、各実施の形態では第1導電型をN型とし、第2導電型をP型としたが、本発明は第1導電型をP型とし、第2導電型をN型としても同様に成り立つ。
以上のように、本発明にかかる半導体装置は、過熱保護用の温度検出素子を備える半導体装置に有用であり、特に、IGBTやMOSFETなどのパワー半導体装置に適している。
この発明の実施の形態1にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態2にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態3にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態4にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態5にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態5にかかる半導体装置の平面レイアウトの一例を示す平面図である。 この発明の実施の形態5にかかる半導体装置の平面レイアウトの他の例を示す平面図である。 この発明の実施の形態6にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。 従来の半導体装置の構成を示す断面図である。 従来の半導体装置の別の構成を示す断面図である。
符号の説明
21 主半導体素子
22 温度検出用素子
23 第1半導体層
24b 第2半導体領域
25 第3半導体領域
26 第4半導体領域
28 第5半導体領域
24c,42 ホール引き抜き領域
31 トレンチゲート構造
32 絶縁膜
33 導電体
100,200,300,400,500,600 半導体装置

Claims (2)

  1. 主たる半導体素子と、前記主たる半導体素子の温度を検出するための温度検出用素子を備えた半導体装置において、
    前記主たる半導体素子のゲート構造がトレンチゲート構造であり、
    前記温度検出用素子は、前記主たる半導体素子を構成する第1導電型の第1半導体層に対してPN接合により分離された領域に設けられており、
    前記第1半導体層内に設けられた第2導電型の第2半導体領域と、
    前記第2半導体領域内に設けられた、前記主たる半導体素子のトレンチゲート構造にかかるトレンチと同じ深さであって、自身よりも深いトレンチで囲まれている第1導電型の第3半導体領域と、
    前記第3半導体領域内に設けられた第2導電型の第4半導体領域と、
    を備え、前記温度検出用素子は、前記第3半導体領域をカソードおよびアノードのうちの一方とし、前記第4半導体領域をカソードおよびアノードのうちの他方とするダイオードであり、
    前記温度検出用素子を囲むように、前記第2半導体領域から離れて設けられた第2導電型のホール引き抜き用の領域を設けることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記トレンチ内に絶縁膜を介して導電体が埋められており、前記導電体が前記カソードと同じ電位であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
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