JP5364432B2 - 面付錠の戸当たり構造 - Google Patents
面付錠の戸当たり構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5364432B2 JP5364432B2 JP2009109508A JP2009109508A JP5364432B2 JP 5364432 B2 JP5364432 B2 JP 5364432B2 JP 2009109508 A JP2009109508 A JP 2009109508A JP 2009109508 A JP2009109508 A JP 2009109508A JP 5364432 B2 JP5364432 B2 JP 5364432B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- block
- unit
- lock
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
ところが、施錠装置を設けるために金属枠部分を付設するのでは、折角の全面ガラス扉の意匠性を低下させることがあり、好ましくはこれら金属枠部分が設けられない方が良い。
このような不具合を解消するものに、扉ガラス素材に直接穿設した取付穴を利用して、施錠装置のみを全面ガラス扉に取り付けた特許文献1のドア錠が提案されている。
このドア錠によれば、全面ガラス扉に施錠装置を設けるための金属枠部を付設せずに、全面ガラス扉の開閉端にドア錠のみを取り付けでき、全面ガラス扉の意匠性を損ねず、見栄えを向上させることができた。
閉扉の際は、錠ボルトがストライクに進入し、係止状態となり、且つその係止状態は、なるべくガタつきを有さないことが望まれる。このことから、反発力が作用するとストライクに対して負担となり、騒音が発生したり、ストライクや錠ボルトを損傷したりする虞が生じる。特に、扉の高さ方向の全縁部に渡って戸当たりパッキン等があれば(例えば特許文献2参照)、その長さで衝撃を受けることが可能であるが、面付錠のみで受ける上記全面ガラス扉の場合、戸当たりのみで集中して衝撃を受けることとなり、反発の小さい面付錠の戸当たり構造が望まれる
本発明の請求項1記載の面付錠の戸当たり構造は、両開きガラス扉11の一方の扉11aに取り付けられ、閉扉時に他方の扉11bが当たる面付錠100の戸当たり構造であって、
前記一方の扉11aの室内面に設けられ前記他方の扉11bから突出される錠ボルト37を受け入れるストライクユニット27と、該ストライクユニット27とによって前記一方の扉11aを挟んで室外面に設けられる戸当たりユニット25と、を備え、
前記戸当たりユニット25が、
前記室外面に取り付けられる本体51と、
該本体51の内部に固定されるブロック71と、
弾性材よりなり該ブロック71に当接して枠体65を介し前記本体51に保持され前記他方の扉11bと当たる表面が平坦面に形成されるとともに前記ブロック71に当接する裏面が凹凸面85で形成される戸当たり板45と、
を具備するとともに、
前記ブロック71に当接する前記戸当たり板45の裏面が、複数のアーチ状凹曲面87を並設した凹凸面で形成され、該凹凸面の複数の凸部分となる各脚部89が先端に向かって徐々に小断面積に形成され、該脚部89が前記ブロック71に対向し、当接しており、該脚部89先端側の小断面積部分が圧縮変形する際に、前記凹曲面87の空間部分が逃げとなることを特徴とする。
図1は本発明に係る戸当たり構造を備えたガラス扉の正面図である。
本実施の形態による面付錠の戸当たり構造は、開閉体である例えば両開きの全面ガラス扉に好適に用いることができる。この他、面付錠の戸当たり構造は、片開きの全面ガラス扉、両開き・片開きのスチール扉等にも用いることができる。本実施の形態では、面付錠の戸当たり構造が両開きの全面ガラス扉11(11a,11b)に用いられる例を説明する。
面付錠100は、他方のガラス扉11bの戸先を挟んで取り付けられる室外側錠ユニット21と、室内側錠ユニット23と、一方のガラス扉11aの戸先を挟んで取り付けられる室外側の戸当たりユニット25と、室内側のストライクユニット27と、から構成される。
戸当たりユニット25は、一方のガラス扉11aの木口端面41よりも突出する戸当たり部43を有する。戸当たり部43の室内側の面には戸当たり板45が表出し、戸当たり板45は他方のガラス扉11bの戸先室外面42(図2参照)が当接する。図3中、47はストライク穴39を一体に形成するストライク板、49はストライク板47に形成されたボルト衝接片を示す。
戸当たりユニット25は、本体である箱51(図5参照)に、ケース53が被せられて止めネジ55,55にて固定される。箱51の扉取付面には台板52(図6参照)が設けられ、台板52にはさらに樹脂製ライナー57が設けられる。ライナー57には複数の透孔59が穿設され、透孔59は台板52に固定されたゴム板61を突出させる。戸当たりユニット25は、ストライクユニット27と、スタッド63(図6参照)にて一方のガラス扉11aに挟持固定される。戸当たりユニット25は、ゴム板61を押圧して滑り止めされるとともに、ライナー57の厚みで均等な取付高さにて一方のガラス扉11aに取付固定される。
戸当たり部43の室内面に表出する戸当たり板45は、枠体である樹脂枠65の内側開口67に突出部69が裏側から嵌合されて突出する。箱51の内部にはブロック71が固定され、ブロック71は戸当たり板45を裏側から支持する。ブロック71の戸当たり板支持面73と反対側の面75には凹部77が形成され、凹部77は樹脂枠65の係止部79を係止する。
ブロック71は、ケース53、箱51と台板52とに挟持され、表裏両側から不図示の固定ビスにて固定される。つまり、ケース53、箱51、ブロック71、台板52は、一体に固定される。箱51にはスタッド63の基端が加締め固定される。スタッド63は、一方のガラス扉11aに穿設された取付貫通穴81を介して反対側のストライクユニット27に挿入され、ストライクユニット27の室内側から挿入された固定ビス83に先端の雌ネジ部(不図示)が螺合される。
戸当たり板45は、ゴム等の弾性材よりなり、ブロック71の戸当たり板支持面73に当接して、樹脂枠65を介し箱51に保持される。戸当たり板45は、他方のガラス扉11bと当たる突出部69の表面が、平坦面に形成される。一方、ブロック71に当接する裏面が、凹凸面85で形成される。
図8は閉扉時の力の伝わりを説明する要部平断面図である。
戸当たりユニット25では、端部に穿孔できないガラスの切欠き条件により、荷重点(戸当たり板45)とスタッド63までにある程度の距離を確保する必要がある。そのため、荷重点から固定ビス83までにモーメントのような応力が働く。力の伝達は、戸当たり板45に強い荷重Fがかかると、先ず、戸当たり板45の凹凸面85が撓む、或いは変形を起こし潰れる。
11a…一方の扉
11b…他方の扉
25…戸当たりユニット
27…ストライクユニット
37…錠ボルト
45…戸当たり板
51…本体(箱)
65…枠体(樹脂枠)
71…ブロック
85…凹凸面
87…アーチ状凹曲面
100…面付錠
Claims (1)
- 両開きガラス扉の一方の扉に取り付けられ、閉扉時に他方の扉が当たる面付錠の戸当たり構造であって、
前記一方の扉の室内面に設けられ前記他方の扉から突出される錠ボルトを受け入れるストライクユニットと、該ストライクユニットとによって前記一方の扉を挟んで室外面に設けられる戸当たりユニットと、を備え、
前記戸当たりユニットが、
前記室外面に取り付けられる本体と、
該本体の内部に固定されるブロックと、
弾性材よりなり該ブロックに当接して枠体を介し前記本体に保持され前記他方の扉と当たる表面が平坦面に形成されるとともに前記ブロックに当接する裏面が凹凸面で形成される戸当たり板と、
を具備するとともに、
前記ブロックに当接する前記戸当たり板の裏面が、複数のアーチ状凹曲面を並設した凹凸面で形成され、該凹凸面の複数の凸部分となる各脚部が先端に向かって徐々に小断面積に形成され、該脚部が前記ブロックに対向し、当接しており、該脚部先端側の小断面積部分が圧縮変形する際に、前記凹曲面の空間部分が逃げとなることを特徴とする面付錠の戸当たり構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009109508A JP5364432B2 (ja) | 2009-04-28 | 2009-04-28 | 面付錠の戸当たり構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009109508A JP5364432B2 (ja) | 2009-04-28 | 2009-04-28 | 面付錠の戸当たり構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010255376A JP2010255376A (ja) | 2010-11-11 |
JP5364432B2 true JP5364432B2 (ja) | 2013-12-11 |
Family
ID=43316575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009109508A Expired - Fee Related JP5364432B2 (ja) | 2009-04-28 | 2009-04-28 | 面付錠の戸当たり構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5364432B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0321422Y2 (ja) * | 1984-11-28 | 1991-05-09 | ||
JPH0262083U (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-09 | ||
DE19838623C1 (de) * | 1998-08-26 | 2000-04-06 | Dorma Gmbh & Co Kg | Türschloß für eine Ganzglastür mit feststehendem Glasseitenteil |
JP4919329B2 (ja) * | 2006-05-25 | 2012-04-18 | 技研金物株式会社 | ラッチ錠用の非常脱出機能を備えたラッチ受け座 |
-
2009
- 2009-04-28 JP JP2009109508A patent/JP5364432B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010255376A (ja) | 2010-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8510994B2 (en) | Security apparatus | |
US5836628A (en) | Doorjamb reinforcing device | |
US7258374B2 (en) | Low profile push/pull door latch assembly | |
US10907377B2 (en) | Quiet panic device having sound dampening materials | |
US20140311194A1 (en) | Door lever & key cylinder lock combination | |
JP2013527349A (ja) | 設置容易で傷つかないセキュリティ・ラッチ | |
WO2006119486A3 (en) | Locking mechanism and method | |
US9206622B2 (en) | Energy absorbing lock systems and methods | |
WO2006060740A3 (en) | Universal door striker plate that permits continuous adjustment | |
JP5364432B2 (ja) | 面付錠の戸当たり構造 | |
KR101044842B1 (ko) | 충격완화 및 소음저감기능을 갖는 도어로크장치 | |
KR101444618B1 (ko) | 미닫이 창문용 잠금장치 | |
US20070029823A1 (en) | Retrofittable reinforced door jamb plate | |
US10961744B2 (en) | Door latching system having a reduced profile exit device | |
JP2013531750A (ja) | 設置容易で傷つかないセキュリティ・ラッチ | |
KR100678693B1 (ko) | 알루미늄재 문틀 및 도어 결합구조 | |
JP4515776B2 (ja) | 引戸用錠前 | |
JP5220681B2 (ja) | 面付錠の取付構造 | |
JP2010270538A (ja) | 扉の脱出構造 | |
JP7301478B2 (ja) | 引戸構造 | |
JP2869044B2 (ja) | 指詰め対策用ドア | |
JP3249464B2 (ja) | 耐震機構付きドア錠 | |
JP5390254B2 (ja) | 面付錠の取付構造 | |
KR102635151B1 (ko) | 래치볼트의 방향전환기능을 구비한 도어락 | |
JP3801970B2 (ja) | ローラと低摩擦プレートとによる地震用ドア開放装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130909 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |