JP5364052B2 - ベーン型圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、ベーン型圧縮機の組み付けにおいて、駆動軸を保持する軸受け部分の位置合わせ(芯出し)の精度を向上させる技術に関するものである。
通常のベーン型圧縮機は、エンジン等の駆動力を受けて回転する駆動軸に、ベーンを収納する円柱状のロータが固定され、このロータがシリンダ内の円形の孔に収納され、このシリンダの前後の端面を封止部材(フロント・リアヘッド、又はサイドブロック等と称されるもの)により封止されて構成される。シリンダの円形の孔の短径部とロータの外径との間のクリアランスは、隣接する圧縮室への圧縮ガスの漏れを低減するため、なるべく小さく設定する必要がある。シリンダ前後の封止手段には、駆動軸を保持するための軸受けが設けられており、この軸受けの軸芯とシリンダの円形の位置合わせ(芯出し)を正確に行うことは、圧縮機の性能、信頼性を高めるために重要である。
上記の課題に対処するため、従来においては、芯出し用ダミーロータを用いた位置合わせ方法が考えられている(特許文献1,2参照)。この芯出し用ダミーロータは、仮想のロータ部と、仮想の駆動軸部とを有する部材であり、シリンダとどちらか一方の封止手段とを組み付ける際に、このダミーロータをシリンダに配置しておくことによって、シリンダの楕円形の孔の中心と、封止手段の軸受け部分としての通孔の中心とがずれないようにするものである。
また、複数の機械部品を相対的に正しい位置に配置する一般的な位置合せ方法として、対象とする各部品に位置決めピン用の孔を設けておき(通常2箇所)、夫々のピン孔に位置決めピンを挿入させて各部品の位置を合せる方法や、相対する部品の一方に円筒状のボス部、他方に円筒状の孔を設けて、これらボス部と孔とを嵌合させることにより各部品の芯を合わせる方法(いわゆるインロー合わせ)等も用いられており、駆動軸に固定されるロータ、前記ロータに形成されたベーン溝に摺動可能に収納されるベーン、前記ロータ及び前記ベーンが収納される空間が形成されたシリンダ、前記シリンダの前面側を封止するフロント側封止部材、前記シリンダの後面側を封止するリア側封止部材、を有して構成されるベーン型圧縮機において、前記シリンダと前記フロント側封止部材との接合部分、及び前記シリンダと前記リア側封止部材との接合部分に、前記ロータの径方向に突出する突起を形成するようにした構成も知られている。(特許文献3参照)。
特開平4−58094号公報 特開平11−210651号公報 再表2008/026494号公報
しかしながら、上記の特許文献1及び2に記載された芯出し用ダミーロータを用いるものにあっては、その特性上、シリンダと2つの封止部材を有する合計3つ以上の部材でハウジングが構成されるベーン型圧縮機を組み付ける際に、片側の封止部材への使用が可能な構成であるので、ベーン型圧縮機の構成部材の低減を図るために、シリンダ及びサイドブロックを一体に形成する部材とシリンダの外周面を包囲する部材との2部材でハウジングを構成するベーン型圧縮機を組み付けする際には使用することができない。
ところで、ベーン型圧縮機のシャフトの軸受けにニードルベアリングを用いた場合には、シャフトと軸受けとの間にはクリアランスがほとんど無い状態にできるため、駆動軸を軸受けに保持させるだけで、軸受け間の芯出しが自動的に行われるものであったが、軸受けとしてプレーンベアリングを用いる場合には、シャフトと軸受けとの間にクリアランスが必要なため、この方法は使用できない。
また、特許文献3に記載のインローによる芯出しでは、シリンダとフロント側封止部材、シリンダとリア側封止部材の各々においてインロー部が設けられており、フロント側封止部材とリア側封止部材はシリンダを介して接合されるため、3部材の誤差の積み重ねによる芯ずれが懸念される。
ところで、シリンダ及び一方のサイドブロックを一体に形成する部材と、シリンダの外周面を包囲する部材及び他方のサイドブロックを一体に形成する部材との、2つの部材でハウジングが構成されるベーン型圧縮機において、特許文献3と同様に軸方向に1箇所のインロー部を設けた場合、一方の部材が他方の部材に内包される軸方向寸法が長いため、両部材の接合時にインロー部を支点にして傾き(芯ずれ)が発生しやすい。各部材の接合面が突き当たることによって傾きが矯正されるが、この矯正は充分なものとはいえず、したがって、この傾きによって両部材間に芯ずれが生じる場合がある。
そして、両部材間に芯ずれが生じると、シリンダやサイド部材のシール面、摺動面に対して、ロータが傾いた状態となるので、シール部の隙間が適正に保たれずに性能が低下し、また、摺動面の偏摩耗、焼きつきが生じる不都合が懸念されるものであった。
なお、インローによる芯出しで、シリンダに傾きが生じないようにして組み付けを行うことも考えられるが、駆動軸を垂直又は水平に保ったまま組み付け作業を行うことは困難であるとともに、このような作業は、特別な芯出し工程を必要とするのでコストが増大する不都合がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ベーン型圧縮機の組付け時において、容易に芯出しを行うことが可能なベーン型圧縮機を提供することを主たる目的としている。
本発明のベーン型圧縮機は、シリンダ形成部と前記シリンダ形成部の軸方向の一端側を閉塞するサイドブロック形成部とが一体に形成された第1のハウジング部材と、前記第1のハウジング部材の外周面を包囲するシェル形成部と前記シリンダ形成部の軸方向の他端側を閉塞するサイドブロック形成部とが一体に形成された第2のハウジング部材とを組み合わせてハウジングが構成され、前記第1のハウジング部材のサイドブロック形成部と前記第2のハウジング部材のサイドブロック形成部とに回転自在に支持された駆動軸と、前記駆動軸に固装されて前記シリンダ形成部内に回転可能に収容されたロータと、前記ロータに設けられた複数のベーン溝に摺動自在に挿入されるベーンとを備え、前記第1のハウジング部材において、前記第2のハウジング部材との接合部に前記ロータの径方向に突出する突起を周方向に設けたことを特徴としている。
第1のハウジング部材と第2のハウジング部材とでハウジングが構成され、前記第1のハウジング部材において、前記第2のハウジング部材との接合部に前記ロータの径方向に突出する突起を周方向に設けたことによって、第1のハウジング部材(フロント側封止部材)と第2のハウジング部材(リア側封止部材)間のみの位置合わせとなる。すなわち、シリンダ形成部が第1のハウジング部材と一体に形成されていることによって、位置合わせをする部材が従来のベーン型圧縮機よりも減少し、各部材の誤差の積み重ねによる芯ずれを改善することが可能となる。
また、第1のハウジング部材と第2のハウジング部材との接合部は、駆動軸方向において所定の間隔をあけて複数設けられ、突起は、周方向に複数設けられていることが好ましく、組み付け時に複数の接合部によってハウジング部材が傾くことを防止することが可能となり、容易に芯出しを行うことが可能となる。
その結果、第1のハウジング部材と第2のハウジング部材に対して芯ずれによってロータが傾くことを防止することができるので、摺動部材の偏摩耗や焼きつき等を防ぐことが可能となり、ロータや駆動軸との摺接面でのクリアランスを減らすことが可能となる。
さらに、ダミーロータを用いることなくインローで芯出しを行うことが可能になるため、2つの部材でハウジングを構成するベーン型圧縮機に使用することができ、さらに、組み付け工程における格別な芯出し工程も不要となる。
ここで、第1のハウジング部材と第2のハウジング部材との接合部の一つは、駆動軸を支持する軸受けの径方向外側に近い部位であることが望ましく、前記接合部の他の一つは、前記第1のハウジング部材の挿入端と前記第2のハウジング部材のサイドブロック形成部との当接部近傍に配されることが安定した支持構造を得るために好ましい。
さらに、それぞれの前記接合部に形成される突起は、前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとを組み付ける際に、ほぼ同時に圧入されることが好ましい。
また、前記第2のハウジング部材に形成される前記第1のハウジング部材との複数の接合部は、それぞれ異なる径に形成され、前記第1のハウジング部材の挿入端と前記第2のハウジング部材の前記サイドブロック形成部との接合面の近傍に設けられる接合部より順次径を大きくする(拡径にする)ように形成されていることが好ましい。
尚、前記第1のハウジング部材に形成される突起の円周方向の位置は、複数の接合部で異なる位相であってもよいが、ハウジングの傾きを極力抑えるために、ほぼ同位相に設けるようにするとよい(円周方向の位置を複数の接合部で揃えるようにするとよい)。
さらに、前記第1のハウジング部材に形成される突起の円周方向の位置は、前記ロータと前記シリンダ形成部とが微小隙間を形成する位置を避けるように設けられていることが望ましい。
以上本発明によれば、第1のハウジング部材と第2のハウジング部材とでハウジングが構成され、前記第1のハウジング部材において、前記第2のハウジング部材との接合部に前記ロータの径方向に突出する突起を周方向に設けたことによって、第1のハウジング部材(フロント側封止部材)と第2のハウジング部材(リア側封止部材)間のみの位置合わせとなるので、位置合わせをする部材が従来のベーン型圧縮機よりも減少し各部材の誤差の積み重ねによる芯ずれを改善することが可能となり、容易に芯出しすることが可能となる。
また、第1のハウジング部材と第2のハウジング部材との接合部を、駆動軸の軸方向において所定の間隔を開けて複数設け、それぞれの接合部に、ロータの径方向に突出する突起を周方向に複数設けるようにしたので、組み付け時に複数の接合部によってハウジング部材が傾くのを防止するため、容易に芯出しをすることが可能となる。
したがって、第1のハウジング部材と第2のハウジング部材との芯ずれによってロータが傾くことを防止することができ、駆動軸やロータとの摺動面でクリアランスを減らすことが可能となるため、ベーン型圧縮機の性能を向上させることが可能となる。
また、ロータの傾きが解消されるため、摺動部材の偏摩耗や焼きつき等を防ぐことが可能となり、ベーン型圧縮機の信頼性を向上させることが可能となる。
さらにまた、ダミーロータを用いることなくインローによる芯出しを行うことが可能となるため、2つの部材でハウジングを構成するベーン型圧縮機に使用することが可能となり、さらに、組み付け工程において別途芯出し工程を設けることなく組み付けが可能となるため、製造コストを低減することが可能である。
図1は、この発明にかかるベーン型圧縮機の全体構成を示す断面図である。 図2は、実施例1にかかる第1のハウジング部材のシリンダ孔を有する側を示した説明図である。 図3は、実施例1にかかるベーン型圧縮機の接合前の組み付け状態を示す斜視図である。 図4は、実施例1にかかるベーン型圧縮機の接合後の組み付け状態を示す斜視図である。 図5は、実施例1にかかるベーン型圧縮機の接合状態を示す拡大図である。 図6は、実施例2にかかるベーン型圧縮機の組み付け状態を示す斜視図である。
以下、本発明のベーン型圧縮機について図面を参照して説明する。
図1において、冷媒を作動流体とする冷凍サイクルに適したベーン型圧縮機が示されている。このベーン型圧縮機1は、図1及び図2に示されるように、駆動軸3と、駆動軸3に固定されて当該駆動軸3の回動に伴い可動するロータ4と、このロータ4とにより後述する圧縮空間18を画成する第1のハウジング部材8及び第2のハウジング部材9とを有し、これら第1のハウジング部材8と第2のハウジング部材9とで駆動軸3、ロータ4等を収納するハウジング2が構成されている。
第1のハウジング部材8は、ロータ4を収納するためのシリンダ孔86を有するシリンダ形成部8aと、このシリンダ形成部8aとは駆動軸3の軸方向のリア側に位置し、且つシリンダ形成部8aと一体成形され、リア側の一端を閉塞するリアサイドブロック形成部8bとから構成されている。
第2のハウジング部材9は、シリンダ形成部8aのフロント側端面に当接するフロントサイドブロック形成部9aと、駆動軸3の軸方向に延設されシリンダ形成部8a及びリアサイドブロック形成部8bの外周面を包囲するように形成されたシェル形成部9bとを一体化して構成されている。そして、第2のハウジング部材9は、ボルト等の連結具7を介して第1のハウジング部材8と連結されている。さらに、第2のハウジング部材9のシェル形成部9bと第1のハウジング部材8のシリンダ形成部8a及びリアサイドブロック形成部8bとの間には、オーリング等のシール部材が複数介在されて気密よくシールされている。さらに、第2のハウジング部材9は、フロントサイドブロック形成部9aに一体化されたボス部9cに、駆動軸3に回転動力を伝えるプーリ(図示せず)が回転自在に外装され、このプーリから電磁クラッチ(図示せず)を介して回転動力が駆動軸3に伝達されるようになっている。
シリンダ形成部8aにより囲まれた空間とロータ4との断面は真円状に形成され、シリンダ形成部8aの軸中心とロータ4の軸中心とは、ロータ4の外周面とシリンダ形成部8aの内周面8w(シリンダ孔86の側面)とが周方向の一箇所で微小隙間(シリンダ形成部8aの内壁とロータ4の外壁とが最も近接する部分)を形成するようにずらして設けられ(シリンダ形成部8aの内径とロータ4の外径との差の約1/2だけずらして設けられ)、シリンダ形成部8aの内周面8wとロータ4の外周面との間には圧縮空間18が画成されている。この圧縮空間18は、ロータ4に形成された複数のベーン溝5に摺動自在に挿入されたベーン6によって仕切られて複数の圧縮室19に形成され、各圧縮室19の容積はロータ4の回転によって変化するようになっている。
駆動軸3は、第2のハウジング部材9のフロントサイドブロック形成部9aとリアサイドブロック形成部8bのリアサイドブロック形成部8bにプレーンベアリング12,13を介して回転可能に支持されている。
第2のハウジング部材9には、作動流体(冷媒ガス)の吸入口16および吐出口11と、吸入口16に連通し、シリンダ形成部8aに形成された凹部22と共に構成される吸入空間14が形成されている。また、シリンダ形成部8aと第2のハウジング部材9のシェル形成部9bとの間に後述する吐出空間24が画成され、この吐出空間24は、第1のハウジング部材8のリアサイドブロック形成部8bに形成されたオイル分離器25を介して吐出口11に連通している。
また、第2のハウジング部材9には、作動流体の吸入口16及び吐出口11が形成されていると共に、この吸入口16に対して駆動軸3の径方向内側に位置する空間部(吸入空間)14が形成されており、この空間部14と第1のハウジング部材8のシリンダ形成部8aに形成されて第2のハウジング部材9側に開口した窪み部(凹部)22とで吸入空間(低圧空間)15が画成される。さらに、第1のハウジング部材8のシリンダ形成部8aと第2のハウジング部材9のシェル形成部9bとによって、これらの間に吐出空間(高圧空間)24が画成されており、この吐出空間24は吐出口11と連通している。さらに、吐出空間24と吐出口11との間にはオイル分離器25が配置されており、このオイル分離器25により作動流体から分離されたオイルは後述するオイル溜まり室17に一時的に溜められる。
図3ないし図5において、第1のハウジング部材8と、第2のハウジング部材9との組み付け状態が示されている。組み付け作業の手順としては、駆動軸3と一体となっているロータ4を図2に示したシリンダ形成部8aのシリンダ孔86に納めるとともに、駆動軸3の後端部をリアサイドブロック形成部8bの通孔80に挿通し、ついで、ベーン6をロータ4のベーン溝5に挿入する。そして、第2のハウジング部材9のフロントサイドブロック形成部9aを第1のハウジング部材8の全体を覆うようにシリンダ形成部8aの前面部に接合するとともに駆動軸3の前端部をフロントサイドブロック形成部9aの通孔90に挿通させる。
図3に示すように、第1のハウジング部材8のシリンダ形成部8aの前部(第2のハウジング部材との接合面)にはフロント側のフランジ部8c、また後部には、リア側のフランジ部8dが設けられている。
また、第2のハウジング部材9のシェル形成部9bの内面には、接合部として第1の内径部95及びこの第1の内径部95よりも後端側に第2の内径部96が設けられている。
さらに、シェル形成部9bの内面には、第1の内径部95と第2の内径部96との間に中間内径部が設けられており、各内径部は一定の径で形成されるが、後端に向かうに従い径が拡大されるように形成されている。
フロント側のフランジ部8cは、第2のハウジング部材9の内周形状に合わせた形状に形成されており、第2のハウジング部材9の内側に嵌入されてフロントサイドブロック形成部9aの端面の近傍に形成された第1の内径部95の内側に配され、また、リア側のフランジ部8dも、第2のハウジング部材9の内周形状に合わせた形状に形成され第2の内径部96の内側に配される。
そして、第1のハウジング部材8と第2のハウジング部材9との組み付けは、第1のハウジング部材8のフロント側のフランジ部8cを第2のハウジング部材9の第1の内径部95に対して後述する突起T1を介して密接させるとともに、リア側のフランジ部8dを第2の内径部96に対して後述する突起T2を介して密接させることにより行われ、突起T1の内径部95への圧入と、突起T2の内径部96への圧入は、ほぼ同時に行われるようになっている。
本発明のベーン型圧縮機においては、シリンダ形成部8aのフロント側のフランジ部8cに複数の突起T1が一体に設けられ、リア側のフランジ部8dに複数の突起T2が一体に設けられている。これらの突起T1及びT2は、各フランジ部8c,8d上に等間隔に例えば6箇所ずつ設けられている。また、突起T1及びT2が設けられる各フランジ部8c,8dの円周方向の位置は、略等しく揃えられている(突起T1と突起T2とがそれぞれのフランジ部で同位相となるように同方向に配されている)。
突起T1及びT2は、同軸度の精度を上げるため同時に加工することが好ましい。
このような突起T1は、第1のハウジング部材8の挿入端に近い箇所に設けられており、突起T2は、軸受け13の径方向外側の部位に近い箇所に設けられ、この例では、軸受け12と軸受け13との間に位置するフランジ部の外周部分に設けられている。また、突起T1及びT2の円周方向の位置は、前述の微小隙間の変形をさけるため、微小隙間が形成される位置を避けるように設けられている。
以上の構成において、図示しない動力源からの回転動力がプーリ20及び電磁クラッチ21を介して駆動軸3に伝達され、ロータ4が回転すると、吸入口16から吸入空間14に流入された作動流体が吸入ポート30を介して圧縮空間18に吸入される。圧縮空間18内のベーン6によって仕切られた圧縮室19の容積はロータ4の回転に伴って変化するので、ベーン6間に閉じ込められた作動流体は圧縮され、吐出ポート(図示せず)から吐出弁(図示せず)を介して吐出空間24に吐出される。吐出空間24に突出された作動流体は、シリンダ形成部8aの外周面に沿って(第2のハウジング部材9のシェル形成部9bの内周面に沿って)周方向に移動してフランジ部8dに形成された通孔を介してリアサイドブロック形成部8bに一体形成されたオイル分離器25に導入され、オイル分離された後に吐出口11から外部回路へ吐出される。
以上のように、第1のハウジング部材8と第2のハウジング部材9の内径部95,96(接合部)は、駆動軸3の軸方向において所定の距離を有して複数設けられているため、2部材でハウジングを構成するベーン型圧縮機においてもハウジング部材が傾くことなく容易に芯出しができる。
このため、ロータ4の外周、及び前後の端面における摺動面の焼きつきに対するクリアランスについてマージンを減らすことができるため、ベーン型圧縮機1の性能を向上させることが可能となる。
さらに、第1のハウジング部材8と第2のハウジング部材9との間の傾きが解消されるため、偏摩耗や焼きつき等を防ぐことが可能となりベーン型圧縮機の信頼性を向上させることが可能となる。
さらにまた、本実施例のようなインローによる芯出しを行うことが可能になるため、組み付け精度を向上させるような特別な芯だし工程が不要となり、製造コストの低減を図ることが可能となる。
また、上述の構成においては、突起T1は、第1のハウジング部材8の挿入端に近い箇所に設けられているので、組み付け時に第1のハウジング部材8が傾くことを防ぐことが可能となる。そして、突起T2は、軸受け13の径方向外側の部位に近い箇所に設けられているので、軸受けにかかる荷重を、突起T2を介して第2のハウジング部材9で受けることが可能となり、強固な構造を確保することができる。
また、実施例1においては、シリンダ形成部8aとリアサイドブロック形成部8bとが一体に形成されている第1のハウジング部材8と、フロントサイドブロック形成部9aとシェル形成部9bとが一体に形成された第2のハウジング部材9と嵌合することでハウジング2を構成するベーン型圧縮機の例を示したが、シリンダ形成部8aとフロントサイドブロック形成部9aとを一体に形成する第1のハウジング部材8と、リアサイドブロック形成部8bとシェル形成部9bとが一体に形成された第2のハウジング部材9とで構成するハウジング2をベーン型圧縮機に適用してもよい。
具体的には、図6に示されるように、第1のハウジング部材8は、フロントサイドブロック形成部9aと、シリンダ形成部8aとを一体に形成して構成され、また、第2のハウジング部材9は、リアサイドブロック形成部8bと、シェル形成部9bとを一体に形成して構成される。また、第2のハウジング部材9は、リアサイドブロック形成部8bとシェル形成部9bとによって、シリンダ形成部8aのリア側を閉塞するように筒状部9mを形成し、この筒状部9mに第1のハウジング部材8をシリンダ形成部8aのフロント側が閉塞されるように嵌合することで、ハウジング2を構成している。
このように形成されるハウジング2の組みつけにおいては、実施例1と同様に第1のハウジング部のフランジ部8c,8dに形成された突起T1,T2を第2のハウジング部材9の内径部95,96に密接させることによって行う。
尚、他の構成は前記実施例と同様であるので、同一箇所に同一符号を付して説明を省略する。
このような構成のベーン型圧縮機1においても、容易にベーン型圧縮機の芯出しを行うことが可能となり、前記構成例と同様の作用効果を奏することが可能となる。
以上で説明したベーン型圧縮機には、2つの突起T1,T2を設けて芯出しを行ったが、第1のハウジング部材8と第2のハウジング部材9との傾きが小さいままで接合することが可能であれば、いずれか一方の突起T1又はT2のみが設けられている場合でも容易に芯出しすることが可能である。
1 ベーン型圧縮機
2 ハウジング
3 駆動軸
4 ロータ
6 ベーン
8 第1ハウジング部材(リア側)
8a シリンダ形成部
8b リアサイドブロック形成部
8c フランジ部
9 第2ハウジング部材(フロント側)
11 吐出口
12,13 プレーンベアリング
16 吸入口
17 オイル溜まり室
19 圧縮室
25 オイル分離器

Claims (8)

  1. シリンダ形成部と前記シリンダ形成部の軸方向の一端側を閉塞するサイドブロック形成部とが一体に形成された第1のハウジング部材と、前記第1のハウジング部材の外周面を包囲するシェル形成部と前記シリンダ形成部の軸方向の他端側を閉塞するサイドブロック形成部とが一体に形成された第2のハウジング部材とを組み合わせてハウジングが構成され、
    前記第1のハウジング部材のサイドブロック形成部と前記第2のハウジング部材のサイドブロック形成部とに回転自在に支持された駆動軸と、前記駆動軸に固装されて前記シリンダ形成部内に回転可能に収容されたロータと、前記ロータに設けられた複数のベーン溝に摺動自在に挿入されるベーンとを備え、
    前記第1のハウジング部材において、前記第2のハウジング部材との接合部に前記ロータの径方向に突出する突起を周方向に設けたことを特徴とするベーン型圧縮機。
  2. 前記第1のハウジング部材と前記第2のハウジング部材との接合部は、前記駆動軸方向において所定の間隔をあけて複数設けられ、
    前記突起は、周方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載のベーン型圧縮機。
  3. 前記第1のハウジング部材と前記第2のハウジング部材との接合部の一つは、前記駆動軸を支持する軸受けの径方向外側に近い部位であることを特徴とする請求項1又は2に記載のベーン型圧縮機。
  4. 前記接合部の他の一つは、前記第1のハウジング部材の挿入端と前記第2のハウジング部材のサイドブロック形成部との当接部近傍に配されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のベーン型圧縮機。
  5. 前記第1のハウジングに形成され、挿入端側の接合部に配される突起とサイドブロック形成部側の接合部に配される突起は、前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとを組み付ける際に、ほぼ同時に圧入されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のベーン型圧縮機。
  6. 前記第2のハウジング部材に形成される前記第1のハウジング部材との複数の接合部は、それぞれ異なる径に形成され、前記第1のハウジング部材の挿入端と前記第2のハウジング部材の前記サイドブロック形成部との接合面の近傍に設けられる接合部より順次拡径するように形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のベーン型圧縮機。
  7. 前記第1のハウジング部材に形成される突起の円周方向の位置は、複数の接合部でほぼ同位相であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のベーン型圧縮機。
  8. 前記第1のハウジング部材に形成される突起の円周方向の位置は、前記ロータと前記シリンダ形成部とが微小隙間を形成する位置を避けるように設けられていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のベーン型圧縮機。
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