JP5363068B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明はパチンコ遊技機の球誘導装置に関し、特に、ガイド筒体に螺旋回転体が回転自在に収容支持されて、ガイド筒体の内部に螺旋通路が形成されたものである。
従来、パチンコ遊技機において、遊技領域に発射された遊技球を誘導する球誘導装置として、球入口と球出口とを上下両端部に有するガイド筒体と、このガイド筒体に回転自在に収容支持されてガイド筒体の内部に球入口と球出口とに連通する螺旋通路を形成する螺旋回転体とを備えたもの(例えば、特許文献1,2参照)が公知である。
特許文献1に記載の球誘導装置では、螺旋回転体が電動モータで回転駆動されて、遊技球が螺旋回転体から落下する位置が変化する。この球誘導装置は、所謂羽根物パチンコ機のセンタ役内に設けられ、遊技球をセンタ役物内の上部ステージから下部ステージに誘導する。遊技球が螺旋回転体から落下する位置が変化するため、遊技球がセンタ役物内のVゾーンに入賞し易くなったり入賞しにくくなったりする。
特許文献2に記載の球誘導装置では、螺旋回転体が遊技球の自重で回転して、遊技球が螺旋回転体から落下する位置が変化する。この球誘導装置は、センタ役物に設けられ、遊技球をセンタ役物の上部から下部のステージに誘導する。そのステージの下側に始動入賞口が設けられ、この始動入賞口への遊技球の入賞を契機に所定条件が成立した場合に大入賞口が開放される。遊技球が螺旋回転体から落下する位置が変化するため、遊技球が始動入賞口に入賞し易くなったり入賞しにくくなったりする。
特開2006−122485号公報 特開2004−223061号公報
特許文献1,2のようなガイド筒体と螺旋回転体とを備えた球誘導装置では、球入口からガイド筒体の内部に先の遊技球が入ってから次の遊技球が入る迄の入球間時間と、球出口からガイド筒体の外部に前記先の遊技球が出てから次の遊技球が出る迄の排出間時間は略同一になる。特許文献1には、螺旋回転体の回転速度や回転方向を変化させることで、遊技球の落下に変化を持たせることが開示されているが、前記入球間時間に対して前記排出間時間を変化させることは困難である。
この球誘導装置において、遊技球を入賞口近くに誘導するものでは、複数の遊技球が入賞口近くに短時間間隔で連続的に誘導される場合があり、こうして連続誘導され複数の遊技球が互いに接触して、入賞口に入賞し易い状態の遊技球が他の遊技球に阻害されて入賞口に入賞しにくい状態になる場合がある。例えば、パチンコ遊技機が、始動入賞口と、この始動入賞口への遊技球の入賞を契機に所定条件が成立した場合に開放される大入賞口と、始動入賞口の上側に設けられ遊技球が転動すると共に遊技球を始動入賞口へ案内する入賞案内部を有するステージを備え、そのステージに遊技球を誘導する場合である。
この場合、遊技球がステージに誘導され入賞案内部に入ると、始動入賞口に入る可能性が高くなるが、複数の遊技球がステージに短時間間隔で連続的に誘導されると、ステージ上で互いに接触して、入賞案内部に入り易い動きの遊技球が他の遊技球に阻害されて入賞案内部に入りにくい動きとなり、遊技球が入賞案内部に入る可能性、つまり遊技球が始動入賞口に入賞する可能性が低くなることがある。
本発明の目的は、パチンコ遊技機の球誘導装置において、球入口からガイド筒体の内部に先の遊技球が入ってから次の遊技球が入る迄の入球間時間に対して、球出口からガイド筒体の外部に前記先の遊技球が出てから次の遊技球が出る迄の排出間時間を変更し、特に、前記入球間時間よりも前記排出間時間を長くすることで、複数の遊技球が入賞口近くに短時間間隔で連続的に誘導されないようにして、複数の遊技球が入賞口近くで互いに接触して、入賞口に入賞し易い状態の遊技球が他の遊技球に阻害されて入賞口に入賞しにくい状態になることを抑制すること、等である。
請求項1のパチンコ遊技機(1)は、始動入賞口(10a)と、この始動入賞口(10a)への遊技球(B)の入賞を契機に所定条件が成立した場合に開放される大入賞口(12a)と、始動入賞口(10a)の上側に設けられ遊技球(B)が転動すると共に遊技球(B)を始動入賞口(10a)へ案内する入賞案内部(40)を有するステージ(15)と、遊技盤(4)に設けられ球入口(50a)と球出口(50b)とを上下両端部に有するガイド筒体(50)と、このガイド筒体(50)に回転自在に収容支持されてガイド筒体(50)の内部に球入口(50a)と球出口(50b)とに連通する螺旋通路(60a)を形成する螺旋回転体(60)とを有する球誘導装置(16,16A,16B)を備えたパチンコ遊技機(1)において、前記ステージ(15)へ遊技球(B)を導くワープ通路(55)の少なくとも一部に、前記ガイド筒体(50)の内部の螺旋通路(60a)が設けられ、前記球誘導装置(16,16A,16B)は、前記螺旋回転体(60)を回転駆動する電動モータ(71)を有する回転駆動手段(70)と、前記回転駆動手段(70)を制御する回転制御手段(21)と、前記球入口(50a)からガイド筒体(50)の内部に先の遊技球(B1)が入ってから次の遊技球(B2)が入る迄の入球間時間に対して、前記球出口(50b)からガイド筒体(50)の外部に前記先の遊技球(B1)が出てから次の遊技球(B2)が出る迄の排出間時間を変更する排出タイミング変更手段(80,80A,80B)とを備え、前記排出タイミング変更手段(80)は、ガイド筒体(50)の内周面の高さ方向の少なくとも一箇所に遊技球(B)と接触可能に設けられた障害突起部(81)を有し、この障害突起部(81)に遊技球(B)が接触することで前記入球間時間よりも前記排出間時間を長くするように変更することを特徴としている。
請求項2のパチンコ遊技機(1)は、始動入賞口(10a)と、この始動入賞口(10a)への遊技球(B)の入賞を契機に所定条件が成立した場合に開放される大入賞口(12a)と、始動入賞口(10a)の上側に設けられ遊技球(B)が転動すると共に遊技球(B)を始動入賞口(10a)へ案内する入賞案内部(40)を有するステージ(15)と、遊技盤(4)に設けられ球入口(50a)と球出口(50b)とを上下両端部に有するガイド筒体(50)と、このガイド筒体(50)に回転自在に収容支持されてガイド筒体(50)の内部に球入口(50a)と球出口(50b)とに連通する螺旋通路(60a)を形成する螺旋回転体(60)とを有する球誘導装置(16,16A,16B)を備えたパチンコ遊技機(1)において、前記ステージ(15)へ遊技球(B)を導くワープ通路(55)の少なくとも一部に、前記ガイド筒体(50)の内部の螺旋通路(60a)が設けられ、前記球誘導装置(16,16A,16B)は、前記螺旋回転体(60)を回転駆動する電動モータ(71)を有する回転駆動手段(70)と、前記回転駆動手段(70)を制御する回転制御手段(21)と、前記球入口(50a)からガイド筒体(50)の内部に先の遊技球(B1)が入ってから次の遊技球(B2)が入る迄の入球間時間に対して、前記球出口(50b)からガイド筒体(50)の外部に前記先の遊技球(B1)が出てから次の遊技球(B2)が出る迄の排出間時間を変更する排出タイミング変更手段(80,80A,80B)とを備え、前記排出タイミング変更手段(80A,80B)は、ガイド筒体(50)の内周面と螺旋回転体(60)の螺旋部(62)上面の少なくとも一方の高さ方向一部分に設けられ、他の部分よりも摩擦係数が大きい高摩擦部(82,83,84)を有し、この高摩擦部(82,83,84)に遊技球が接触しながら転動することで前記入球間時間よりも前記排出間時間を長くするように変更することを特徴としている。
本発明のパチンコ遊技機によれば、遊技球が螺旋通路を回転しながら落下し、その際、螺旋回転体(即ち螺旋通路)も回転する独特な球誘導を行って、遊技者の興趣を高めることができる一方、複数の遊技球が入賞口近くに短時間間隔で連続的に誘導されないようにして、複数の遊技球が入賞口近くで互いに接触して、入賞口に入賞し易い状態の遊技球が他の遊技球に阻害されて入賞しにくい状態になることを抑制することができる。
本発明のパチンコ遊技機の球誘導装置は、遊技盤に設けられ球入口と球出口とを上下両端部に有するガイド筒体と、このガイド筒体に回転自在に収容支持されてガイド筒体の内部に球入口と球出口とに連通する螺旋通路を形成する螺旋回転体と、この螺旋回転体を回転駆動する電動モータを有する回転駆動手段と、この回転駆動手段を制御する回転制御手段と、球入口からガイド筒体の内部に先の遊技球が入ってから次の遊技球が入る迄の入球間時間に対して、球出口からガイド筒体の外部に前記先の遊技球が出てから次の遊技球が出る迄の排出間時間を変更する排出タイミング変更手段とを備えている。
図1、図2に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールに取付けられる外枠に開閉枠2が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉枠2に遊技盤4が装着され、その遊技盤4の前面側に遊技領域5が形成されている。開閉扉3に窓3aが形成され、その窓3aに透明板3bが装着され、その透明板3bにより遊技領域5の前側が覆われている。
開閉扉3の窓3aの下側には、遊技球Bを貯留する貯留皿6と、遊技者が操作する発射ハンドル7が装着されている。発射ハンドル7が回動操作されると、貯留皿6から発射位置に導入された遊技球Bが発射され、ここで、貯留皿6に複数の遊技球Bが存在する場合には、例えば、複数の遊技球Bが約0.6秒間隔で連続発射される。発射された遊技球Bは、ガイドレール8で案内されて遊技領域5の上部に投入される。
図2〜図4に示すように、遊技盤4には、遊技領域5に、多数の障害釘(図示略)の他、始動入賞口装置10、ゲート11、大入賞口装置12、普通入賞口13、画像表示器14、ステージ15、球誘導装置16、センタ役物17が装着され、遊技領域5外に遊技表示盤18が装着され、遊技盤4の裏面側に制御装置20が装着されている。
始動入賞口装置10は、センタ役物17の下側に配置され、所謂電チューを含む構成で、上始動入賞口10a、下始動入賞口10b、下始動入賞口10bを開閉する開閉部材10c、始動入賞口10a,10bに入賞した遊技球Bを検出する始動口SW10d、開閉部材10cを開閉駆動する電チューソレノイド10eを有する。開閉部材10cは、左右対称の2つの短い羽根部材が遊技盤4の盤面直角方向の軸回りに動作するように構成され、閉塞位置で下始動入賞口10bへの遊技球Bの入賞を不可能にし、開放位置で下始動入賞口10bへの遊技球Bの入賞を可能にする。
ゲート11は、センタ役物17の左側に配置され、このゲート11を通過した遊技球Bを検出するゲートSW11aが付設されている。ゲート11を遊技球Bが通過することを契機に行われる当り抽選で当選した場合に、補助遊技が発生し、始動入賞口装置10が作動して、通常は閉塞の下始動入賞口10bが開放するように開閉部材10cを開閉動作させる。
大入賞口装置12は、始動入賞口装置10の下側に配置され、大入賞口12a、大入賞口12aを開閉する開閉部材12b、大入賞口12aに入賞した遊技球Bを検出する大入賞口SW12c、開閉部材12bを開閉駆動する大入賞口ソレノイド12dを有する。開閉部材12bは、1つの開閉板が遊技盤4の盤面平行方向の軸回りに動作するように構成され、閉塞位置で大入賞口12aへの遊技球Bの入賞を不可能にし、開放位置で大入賞口12aへの遊技球Bの入賞を可能にする。
始動入賞口10a,10bへの遊技球Bの入賞を契機に行われる大当り抽選で当選するとうい所定条件が成立した場合に、大当り遊技が発生し、大入賞口装置12が作動して、通常は閉塞の大入賞口12aが開放するように開閉部材12bを開閉動作させる。普通入賞口13は複数設けられ、この普通入賞口13に入賞した遊技球Bを検出する普通入賞口SW13aが付設されている。
画像表示器14は、液晶ディスプレイからなり、センタ役物17に大きく設けられている。この画像表示器14には、始動入賞口10a,10bへの遊技球Bの入賞を契機に大当り抽選演出が表示され、その大当り抽選演出では、例えば、演出図柄を用いて図柄変動や大当り抽選の結果が表示され、また、大当り遊技中には大当り演出が表示される。
ステージ15はセンタ役物17の下部に設けられ、球誘導装置16はセンタ役物17の左部に設けられている。このステージ15と球誘導装置16については後で詳しく説明する。尚、センタ役物17には、画像表示器14、ステージ15、球誘導装置16の他に、種々の電飾も設けられている。
遊技表示盤18は、遊技領域5の下部右側に前方へ向けて配置され、特別図柄表示器18a、普通図柄表示器18b、特別図柄保留ランプ18c、普通図柄保留ランプ18d(図4参照)を備えている。特別図柄表示器18aには、始動入賞口10a,10bへの遊技球Bの入賞を契機に行われる大当り抽選の結果が変動表示後に表示され、普通図柄表示器18bには、ゲート11を遊技球Bが通過することを契機に行われる抽選の結果が変動表示後に表示される。
始動入賞口10a,10bに入賞した遊技球Bの数であって、特別図柄表示器18aの変動に供しない(後で大当り抽選の結果が得られる)特別図柄の保留数が最大で4つまで保留され、特別図柄保留ランプ18cには、その特別図柄の保留数が表示される。同様に、ゲート11を通過した遊技球Bの数であって、普通図柄表示器18bの変動に供しない(後で当り抽選の結果が得られる)普通図柄の保留数が最大で4つまで保留され、普通図柄保留ランプ18dには、その普通図柄の保留数が表示される。
発射ハンドル7を回動操作することで、発射され遊技領域5の上部に投入された遊技球Bは、複数の障害釘等に当たって方向を変えながら落下して、入賞口10a,10b,12a,13の何れかに入賞した場合、そこから遊技領域5外へ排出され、入賞口10a,10b,12a,13の何れにも入賞しなかった場合には、最終的に、遊技領域5の下端部に形成されたアウト口19から遊技領域5外へ排出される。
図4に示すように、制御装置20は、メイン制御装置21とサブ制御装置25とで構成されている。メイン制御装置21は、メイン制御基板22にCPUとROMとRAMを備えて構成され、サブ制御装置25は、払出制御基板26、演出制御基板27、画像制御基板28、ランプ制御基板29を備え、この複数の制御基板26〜29は夫々CPUとROMとRAMを備えて構成されている。
メイン制御基板22が、始動口SW10d、ゲートSW11a、大入賞口SW12c、普通入賞口SW13aから検出信号を受けて、また、払出制御基板26から制御情報を受けて、電チューソレノイド10e、大入賞口ソレノイド12d、特別図柄表示器18a、普通図柄表示器18b、特別図柄保留ランプ18c、普通図柄保留ランプ18d、球誘導装置16の電動モータ71を制御する。
メイン制御装置21は、始動入賞口10a,10bへの遊技球Bの入賞を契機に大当り抽選を行い、この大当り抽選で当選した場合に大当り遊技として大入賞口12aを所定の開閉パターンで開閉させるように大入賞口装置12を制御し、また、大当り抽選で当選した場合に確変抽選を行い、大当り抽選の当選確率を確変抽選で落選した場合に所定の低確率(例えば、約1/300)に設定し且つ確変抽選で当選した場合に低確率よりも高い高確率(例えば、約1/30)に設定するように構成されている。
払出制御基板26は、メイン制御基板22から制御情報を受け、払出駆動モータ30を制御し、入賞口10a,10b,12a,13への遊技球Bの入賞1個について、入賞口10a,10b,12a,13毎に設定された数の遊技球Bを貯留皿6に払い出す。演出制御基板27は、メイン制御基板22から制御情報を受け、また、演出ボタン31から入力信号を受け、画像制御基板28とランプ制御基板29に夫々制御情報を出力する。
画像制御基板28は、演出制御基板27から制御情報を受け、画像表示器14とスピーカ32を制御する。ランプ制御基板29は、演出制御基板27から制御情報を受け、主に画像制御基板28による制御に同期させて、枠ランプ33と盤ランプ34とを制御する。例えば、スピーカ32と枠ランプ33は開閉扉3に設けられ、盤ランプ34は遊技盤4に設けられている。
次に、ステージ15と球誘導装置16について詳しく説明する。
図2、図3に示すように、ステージ15は、始動入賞口10a,10bの上側に設けられ、遊技球Bが転動すると共に遊技球Bを上始動入賞口10aへ案内する入賞案内部40を有する。ステージ15は、前面が遊技盤4の盤面(前面)と略同じ前後方向位置となるステージ前面部41と、ステージ前面部41の上端部から後方へ連なるステージ上面部42と、ステージ上面部42の後端部に形成されたステージ後端起立部43とを有し、ステージ後端起立部43が画像表示器14の下端部に近接している。
ステージ上面部42には、最も後側に左右方向に細長い第1転動面45が形成され、第1転動面45の左右方向中央部分の前側に第2転動面46と1対の山部47とが形成され、第1転動面45の前側及び第2転動面46と1対の山部47の前側に左右方向に細長い第3転動面48が形成されている。
第1転動面45は緩やかな山形に形成されるとともに、その左右両端部分は緩やかな谷形に形成されている。第2転動面46は1対の山部47の間の谷底となるように形成され、第3転動面48は緩やかな谷形に形成されている。第1,第3転動面45,48の両端部同士は連続面となるように繋がっている。第1転動面45を転動する遊技球Bは、第2転動面46又は第3転動面48へ移動可能であり、第2転動面46を転動する遊技球Bは第3転動面48へ移動する。第3転動面48を転動する遊技球Bは、第2転動面46と1対の山部47の前側における左右方向位置から落下する。
入賞案内部40は、第1転動面45の山頂部の後方位置においてステージ後端起立部43に形成された案内入口40aと、この案内入口40aよりも前方且つ下方に位置してステージ前面部41に形成された案内出口40bと、案内入口40aと案内出口40bとを繋ぐ案内通路40cとを有する。遊技球Bが、第1転動面45を左右方向へ転動し、特にその転動速度が遅いときに、第1転動面45の山頂部から案内入口40aに入り易く、そうなると、案内通路40cを通って案内出口40bから排出される。
案内出口40bの真下に上始動入賞口10aが上方開口状に配置され、故に、案内出口40bから排出された遊技球Bは上始動入賞口10aに入賞する可能性が非常に高くなる。案内出口40bから排出された遊技球Bが、上始動入賞口10aに入賞しない場合でも、開閉部材10cが開放位置のときには、下始動入賞口10bに入賞する可能性が高くなる。また、開閉部材10cが開放位置のときには、第2転動面46から第3転動面48を介して落下した遊技球Bも下始動入賞口10bに入賞する可能性が高くなる。
図2、図3、図5〜図8に示すように、球誘導装置16は、遊技盤4に設けられ球入口50aと球出口50bとを上下両端部に有する合成樹脂製のガイド筒体50、ガイド筒体50に回転自在に収容支持されてガイド筒体50の内部に球入口50aと球出口50bとに連通する螺旋通路60aを形成する合成樹脂製の螺旋回転体60、螺旋回転体60を回転駆動する電動モータ71を有する回転駆動機構70(回転駆動手段)、回転駆動機構70(電動モータ71)を制御するメイン制御装置21(回転制御手段)を備えている。
球誘導装置16はセンタ役物17の左部に立設され、センタ役物17の上部左端側からステージ15へ遊技球Bを導くワープ通路55の一部(大部分)に、ガイド筒体50の内部の螺旋通路60aが設けられている。ガイド筒体50の球入口50aには、先端部がセンタ役物17の上部左端側へ開口して臨む筒状部材56の基端部が接続され、この筒状部材56と球誘導装置16とでワープ通路55が形成されている。
ガイド筒体50は、筒状の周壁51と、周壁51の上端を塞ぐ上壁52と、周壁51の下端を塞ぐ底壁53とを有する。上壁52に球入口50aが形成され、周壁51の下端部に球出口50bが形成されている。球出口50bは、ステージ15の中央部分(右方)に向くようにして、その下端が底壁53の上面に連なるように形成されている。底壁53の上面は、球出口50bに向かって下方へ傾斜する傾斜面に形成されている。
ガイド筒体50は、遊技者が視認可能な位置に配置され、ガイド筒体50の少なくとも周壁51が透明又は半透明で構成されている。つまり、ガイド筒体50の内部の遊技球Bの動き(回転、落下)を遊技者が見ることができる。尚、上壁52と底壁53の一方と周壁51とを一体成形し、周壁51の内部に螺旋回転体60を収容した後、上壁52と底壁53の他方を周壁51に固着するようにしてもよい。
螺旋回転体60は、軸部61と、軸部61に固着され軸部61の外周外側(径方向外側)へ張出す連続した1つの螺旋部62とを有し、この軸部61と螺旋部62は一体成形されている。螺旋部62の上面は、外周外側へ向かって下方へ傾斜する傾斜面に形成されている。また、螺旋部62の下面は、外周外側へ向かって上方へ傾斜する傾斜面に形成されている。螺旋部62の外周外端と周壁51との間には、そこから遊技球Bが落下しない適度な隙間63が形成されている。
金属製の回転軸65が軸部61に挿通状に固着され、その上下両端部分が軸部61から突出している。軸部61の上端部は上壁52に接近対向し、回転軸65の上端部分が上壁52に回転自在に係合支持されている。軸部61の下端部は底壁53に回転自在に内嵌支持され、回転軸65の下端部分が、回転駆動機構70のギヤ75に貫通状に固着されるとともに、ガイド筒体50の下側に配設されガイド筒体50と固定関係にある駆動系ベース76に回転自在に係合支持されている。
回転駆動機構70は、電動モータ71と、電動モータ71の駆動力を回転軸65に伝達するギヤ機構72とを有する。ギヤ機構72は3個のギヤ73〜75を有し、これらギヤ73〜75は互いに噛合した状態で、駆動系ベース76に回転自在に取付けられている。ギヤ73,75に夫々に電動モータ71の出力軸71aと回転軸65が固着されている。
メイン制御装置21は、螺旋回転体60の回転速度と回転方向を一定とするように、或いは、螺旋回転体60の回転速度と回転方向の一方を変化させるように、或いは、螺旋回転体60の回転速度と回転方向の両方を変化させるように、電動モータ71を制御するように構成できる。但し、螺旋回転体60の回転速度と回転方向の少なくとも一方を変化させる場合には、螺旋回転体60の動きに周期性を持たせることが好ましい。
以上説明した球誘導装置16において、ガイド筒体50、螺旋回転体60により、球入口50aからガイド筒体50の内部に入った遊技球Bは、螺旋部62の上面と周壁51の内周面に接触した状態で螺旋通路60aを回転しながら落下し、最終的に、球出口50bからガイド筒体50の外部に出てステージ15(第1又は第3転動面45又は48)に誘導され、その際、回転駆動機構70により、螺旋回転体60(即ち螺旋通路60a)も回転する独特な球誘導が行われ、更に、メイン制御装置21により、螺旋回転体60の回転速度と回転方向の少なくとも一方を変化させることで、螺旋通路60aにおける遊技球Bの回転速度や落下速度が変化する。
さて、球誘導装置16は、更に、図7、図8に示すように、球入口50aからガイド筒体50の内部に先の遊技球B1(B)が入ってから次の遊技球B2(B)が入る迄の入球間時間tαに対して、球出口50bからガイド筒体50の外部に先の遊技球B1が出てから次の遊技球B2が出る迄の排出間時間tβを変更する排出タイミング変更機構80(排出タイミング変更手段)を備えている。
この排出タイミング変更機構80は、ガイド筒体50(周壁51)の内周面の高さ方向の一箇所に、遊技球Bと接触可能に設けられた合成樹脂製の障害突起部81を有する。この障害突起部81は、螺旋回転体60が接触して回転不能とならないように、螺旋部62の外周外端と周壁51との間の隙間63に配設されている。
具体的に、障害突起部81は、周壁51の下部(例えば、螺旋部62の下端から2〜3回転上方の高さ部分)に、周方向に適当角度(例えば、30〜40度)に亙って設けられ、螺旋部62のピッチ程度の上下幅を有する。障害突起部81は、回転する遊技球Bを受止める球受面81aを有し、断面略3角形に形成され、周壁51の内周面にビスや接着剤(図示略)等で強固に固定されている。尚、周壁51と障害突起部81とを一体成形してもよい。この場合、周壁51を軸心を通る鉛直面に対して2分割したものを夫々成形し、後で結合するものとして、その一方に障害突起部81を一体成形することが可能である。
ここで、遊技球Bが螺旋通路60aに滞在する螺旋通路滞在時間について考える。そこで、障害突起部81を設けなくても、先の遊技球B1が螺旋通路60aに滞在中の螺旋回転体60の全体的な動き(回転速度、回転方向)と次の遊技球B2が螺旋通路60aに滞在中の螺旋回転体60の全体的動きとが異なる或いは異なることが多くなるように、メイン制御装置21が、螺旋回転体60の回転速度と回転方向の少なくとも一方を変化させるように、電動モータ71を制御するように構成する。そうすれば、先の遊技球B1の螺旋通路滞在時間と次の遊技球B2の螺旋通路滞在時間とが異なる或いは異なることが多くなるため、入球間時間tαに対して排出間時間tβを変更させることが期待できる。この場合、メイン制御装置21が排出タイミング変更機構80を構成する。
しかし、障害突起部81を設けた場合には、より確実に、入球間時間tαに対して排出間時間tβを変更させ、この場合、入球間時間tαよりも排出間時間tβを長くするように変更させるように構成することができる。
詳述すると、遊技球Bが螺旋通路60aを回転しながら落下する途中で、1回は障害突起部81に接触して受止められ、また、そうなるように、障害突起部81等を構成する。障害突起部81に受止められた遊技球Bは回転を停止するが、螺旋部62の上面は外周外側へ向かって下方へ傾斜する傾斜面に形成されているため、遊技球Bは周壁51の内周面に接触して、障害突起部81で確実に受け止められた状態になる。この状態で、螺旋回転体60が回転すると、その回転方向に応じて、遊技球Bが障害突起部81にガイドされ上昇又は下降する。つまり、螺旋回転体60が遊技球Bの落下側の回転方向と逆方向(以下、下降対応方向という)へ回転すると、遊技球Bが下降し障害突起部81から下側へ外れて、再度、螺旋通路60aを回転しながら落下する。
以上の動作を利用して、螺旋回転体60の回転方向について、その大半を、螺旋回転体60が遊技球Bの落下側の回転方向と同方向(以下、上昇対応方向という)へ回転するようにしておく。即ち、遊技球Bが障害突起部81で受け止められた状態で、螺旋回転体60が上昇対応方向へ回転すると、遊技球Bが上昇し障害突起部81から上側へ外れるが、約1回転すると、再度、障害突起部81で受け止められ、また、そうなるように、障害突起部81等を構成する。
そして、螺旋回転体60が上昇対応方向へ回転した後に下降対応方向へ回転して、遊技球Bが下降し障害突起部81から下側へ外れるようにし、ここで、先の遊技球B1に次の遊技球B2が接触している状態を想定し、先の遊技球B1のみが障害突起部81から下側へ外れ、次の遊技球B2が障害突起部81に接触するように、螺旋回転体60が下降対応方向へ回転した後に直ちに上昇対応方向へ回転する。こうした螺旋回転体60の動きとなるように、この場合、好ましくは、周期性のある動きとなるように、メイン制御装置21が電動モータ71を制御する。
つまり、先の遊技球B1が障害突起部81から下側へ外れる時から、次の遊技球B2が障害突起部81から下側へ外れる時迄の時間を、少なくとも螺旋回転体60が上昇対応方向へ回転している間の時間以上とすることができ、故に、特に、先の遊技球B1と次の遊技球B2が短時間間隔で球入口50aからガイド筒体50の内部に入った場合に、入球間時間tαよりも排出間時間tβを長くするように変更させることができる。この場合、メイン制御装置21と障害突起部81が排出タイミング変更機構80を構成する。
以上説明した球誘導装置16によれば次の効果を奏する。
ガイド筒体50と螺旋回転体60と回転駆動機構70とを備えたので、遊技球Bが回転しながら落下し、その際、螺旋回転体60(即ち螺旋通路60a)も回転する独特な球誘導を行って、遊技者の興趣を高めることができる一方、排出タイミング変更機構80を備えたので、球入口50aからガイド筒体50の内部に先の遊技球B1が入ってから次の遊技球B2が入る迄の入球間時間tαに対して、球出口50bからガイド筒体50の外部に先の遊技球B1が出てから次の遊技球B2が出る迄の排出間時間tβを変更することができる。
ここで、ステージ15へ遊技球Bを導くワープ通路55の一部に、ガイド筒体50の内部の螺旋通路60aが設けられている。そして、遊技球Bが球誘導装置16によりステージ15の特に第1転動面45に誘導された場合、その遊技球Bが単独の場合には、第1転動面45を転動し、場合によって数回Uターンするように第1転動面45を転動して、ステージ15の入賞案内部40に案内入口40aから入り易い動きとなることが多い。
しかし、複数の遊技球Bがステージ15に短時間間隔で連続的に誘導されると、ステージ15上で互いに接触して、入賞案内部40に入り易い動きの遊技球Bが他の遊技球Bに阻害されて入賞案内部40に入りにくい動きとなり、遊技球Bが入賞案内部40に入る可能性、つまり遊技球Bが始動入賞口11aに入賞する可能性が低くなることがある。
そこで、排出タイミング変更機構80により、入球間時間tαよりも排出間時間tβを長くするように変更することができるので、複数の遊技球Bがステージ15に短時間間隔で連続的に誘導されないようにして、複数の遊技球Bがステージ15上で互いに接触して、入賞案内部40に入り易い動きの遊技球Bが他の遊技球Bに阻害されて入賞案内部40に入りにくい動きとなることを抑制することができる。
また、メイン制御装置21は、螺旋回転体60の回転速度と回転方向の少なくとも一方を変化させるように制御することで、螺旋通路60aにおける遊技球Bの回転速度や落下速度を変化させ、遊技球Bの動きに変化を持たせることができる。特に、この実施例1の具体例では、螺旋通路60aの回転方向へ変化させることで、入球間時間tαよりも排出間時間tβを長くするように確実に変更することができる。
ここで、実施例1の変形例として、ガイド筒体50(周壁51)の内周面の高さ方向の複数箇所に、遊技球Bと接触可能に設けられた合成樹脂製の複数の障害突起部81を設けてもよい。これにより、入球間時間tαよりも排出間時間tβを長くするように一層確実に変更することが期待できる。
実施例2の球誘導装置16Aは、実施例1の球誘導装置16において、排出タイミング変更機構80を変更したものであり、排出タイミング変更機構80以外の構成は同様である。故に、実施例1と基本的に同じものには同一符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、この球誘導装置16Aの排出タイミング変更機構80Aは、ガイド筒体50の内周面の高さ方向一部分に設けられ、ガイド筒体50の内周面の他の部分よりも摩擦係数が大きい高摩擦部82と、螺旋回転体60の螺旋部62の上面の高さ方向一部分に設けられ、螺旋部62の他の部分よりも摩擦係数が大きい高摩擦部83とを有する。
具体的に、高摩擦部82は、ガイド筒体50の下部の内周面にシリコン塗膜を形成して構成され、高摩擦部83は、螺旋部62の下部の上面にシリコン塗膜を形成して構成されている。遊技球Bは、螺旋通路60aの上部において高摩擦部82,83のないガイド筒体60の内周面と螺旋部62の上面に接触して回転しながら落下するが、螺旋通路60aの下部において高摩擦部82,83に接触して回転しながら落下する。
つまり、螺旋通路60aの上部よりも下部の方が、遊技球Bの転がりが悪くなり、遊技球Bの速度変化が制動側へ移行する故、入球間時間tαに対して排出間時間tβを変更させることが期待できる。ここで、実施例1において、先の遊技球B1が螺旋通路60aに滞在中の螺旋回転体60の全体的な動き(回転速度、回転方向)と次の遊技球B2が螺旋通路60aに滞在中の螺旋回転体60の全体的動きとが異なる或いは異なることが多くなるようにすれば、先の遊技球B1の螺旋通路滞在時間と次の遊技球B2の螺旋通路滞在時間とが異なる或いは異なることが多くなるため、入球間時間tαに対して排出間時間tβを変更させることが期待できることは述べた。
この実施例2においては、更に、先の遊技球B1が螺旋通路60aの上部に滞在中の螺旋回転体60の全体的な動き(回転速度、回転方向)と次の遊技球B2が螺旋通路60aの上部に滞在中の螺旋回転体60の全体的動きとが異なる或いは異なることが多くなるように、また、先の遊技球B1が螺旋通路60aの下部に滞在中の螺旋回転体60の全体的な動き(回転速度、回転方向)と次の遊技球B2が螺旋通路60aの下部に滞在中の螺旋回転体60の全体的動きとが異なる或いは異なることが多くなるようにすれば、入球間時間tαに対して排出間時間tβを変更させることができる。
実施例3の球誘導装置16Bは、実施例1の球誘導装置16において、排出タイミング変更機構80を変更したものであり、排出タイミング変更機構80以外の構成は同様である。故に、実施例1と基本的に同じものには同一符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、この球誘導装置16Bの排出タイミング変更機構80Bは、ガイド筒体50の内周面の高さ方向略全体に亙って螺旋状に設けられ、ガイド筒体50の内周面の他の部分よりも摩擦係数が大きい高摩擦部84を有する。
具体的に、高摩擦部84は、螺旋通路60aの外周外端と並行するように、ガイド筒体50の内周面にシリコン塗膜を形成して構成されている。螺旋回転体60を回転させて、螺旋通路60aの遊技球Bが高摩擦部84に接触する接触位置と接触しない非接触位置とに択一的に切換えることができる。例えば、螺旋回転体60が接触位置に保持された状態で、遊技球Bが螺旋通路60aの全部を回転しながら落下すると、その際、遊技球Bは高摩擦部84の全部に接触することになる。
つまり、螺旋回転体60が非接触位置よりも接触位置の方が、遊技球Bの転がりが悪くなり、遊技球Bの速度変化が制動側へ移行する故、入球間時間tαに対して排出間時間tβを変更させることが期待できる。ここで、螺旋回転体60を回転させることで、螺旋回転体60が非接触位置と接触位置とに択一的に切換えて、先の遊技球B1が螺旋通路60aに滞在中の螺旋回転体60の全体的な動き(回転速度、回転方向)と次の遊技球B2が螺旋通路60aに滞在中の螺旋回転体60の全体的動きとが異なる或いは異なることが多くなるようにすることができ、先の遊技球B1の螺旋通路滞在時間と次の遊技球B2の螺旋通路滞在時間とが異なる或いは異なることが多くなるため、入球間時間tαに対して排出間時間tβを変更させることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前記開示事項以外の種々の変更を付加して実施可能である。また、本発明は、遊技球Bを誘導する種々の球誘導装置、例えば、遊技球Bをステージ15にではなく、種々の入賞口の近くに誘導するものや、入賞口の近く以外に誘導する球誘導装置にも適用できるものである。
実施例1に係るパチンコ遊技機の正面図である。 遊技盤の正面図である。 ステージと球誘導装置の斜視図である。 パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 球誘導装置の斜視図である。 球誘導装置のガイド筒体を省略した状態の斜視図である。 図5のVII −VII 線断面図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 実施例2の図7相当図である。 実施例3の図7相当図である。
符号の説明
B 遊技球
B1 先の遊技球
B2 次の遊技球
1 パチンコ遊技機
10a,10b 始動入賞口
12a 大入賞口
15 ステージ
16,16A,16B 球誘導装置
21 メイン制御装置
40 入賞案内部
50 ガイド筒体
50a 球入口
50b 球出口
55 ワープ通路
60 螺旋回転体
60a 螺旋通路
62 螺旋部
70 回転駆動機構
71 電動モータ
80,80A,80B 排出タイミング変更機構
81 障害突起部
82,83,84 高摩擦部

Claims (2)

  1. 始動入賞口と、この始動入賞口への遊技球の入賞を契機に所定条件が成立した場合に開放される大入賞口と、始動入賞口の上側に設けられ遊技球が転動すると共に遊技球を始動入賞口へ案内する入賞案内部を有するステージと、遊技盤に設けられ球入口と球出口とを上下両端部に有するガイド筒体と、このガイド筒体に回転自在に収容支持されてガイド筒体の内部に球入口と球出口とに連通する螺旋通路を形成する螺旋回転体とを有する球誘導装置を備えたパチンコ遊技機において、
    前記ステージへ遊技球を導くワープ通路の少なくとも一部に、前記ガイド筒体の内部の螺旋通路が設けられ、
    前記球誘導装置は、
    前記螺旋回転体を回転駆動する電動モータを有する回転駆動手段と、
    前記回転駆動手段を制御する回転制御手段と、
    前記球入口からガイド筒体の内部に先の遊技球が入ってから次の遊技球が入る迄の入球間時間に対して、前記球出口からガイド筒体の外部に前記先の遊技球が出てから次の遊技球が出る迄の排出間時間を変更する排出タイミング変更手段とを備え
    前記排出タイミング変更手段は、ガイド筒体の内周面の高さ方向の少なくとも一箇所に遊技球と接触可能に設けられた障害突起部を有し、この障害突起部に遊技球が接触することで前記入球間時間よりも前記排出間時間を長くするように変更することを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 始動入賞口と、この始動入賞口への遊技球の入賞を契機に所定条件が成立した場合に開放される大入賞口と、始動入賞口の上側に設けられ遊技球が転動すると共に遊技球を始動入賞口へ案内する入賞案内部を有するステージと、遊技盤に設けられ球入口と球出口とを上下両端部に有するガイド筒体と、このガイド筒体に回転自在に収容支持されてガイド筒体の内部に球入口と球出口とに連通する螺旋通路を形成する螺旋回転体とを有する球誘導装置を備えたパチンコ遊技機において、
    前記ステージへ遊技球を導くワープ通路の少なくとも一部に、前記ガイド筒体の内部の螺旋通路が設けられ、
    前記球誘導装置は、
    前記螺旋回転体を回転駆動する電動モータを有する回転駆動手段と、
    前記回転駆動手段を制御する回転制御手段と、
    前記球入口からガイド筒体の内部に先の遊技球が入ってから次の遊技球が入る迄の入球間時間に対して、前記球出口からガイド筒体の外部に前記先の遊技球が出てから次の遊技球が出る迄の排出間時間を変更する排出タイミング変更手段とを備え
    前記排出タイミング変更手段は、ガイド筒体の内周面と螺旋回転体の螺旋部上面の少なくとも一方の高さ方向一部分に設けられ、他の部分よりも摩擦係数が大きい高摩擦部を有し、この高摩擦部に遊技球が接触しながら転動することで前記入球間時間よりも前記排出間時間を長くするように変更することを特徴とするパチンコ遊技機。
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