JP5362444B2 - X線画像診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、X線発生器から照射されて被検体を透過するX線をX線平面検出器により検出してX線投影画像を生成するX線画像診断装置に係り、具体的には、X線投影画像に含まれるX線平面検出器の暗電流を補正する技術に関する。
X線画像診断装置は、X線発生器から被検体にX線を照射し、被検体を透過するX線をX線平面検出器により検出してX線投影画像を生成する。X線平面検出器(以下、X線FPDという。)としては、一般に、X線投影画像の画素に対応させて複数のX線検出素子を格子状に2次元配列して形成されている。X線検出素子としては、X線の入射量を光電変換素子により電流に変換し、その電流をコンデンサに蓄積させ、コンデンサの蓄積電荷を透過X線量として計測する構成のものが知られている。すなわち、2次元配列された複数のX線検出素子のコンデンサの蓄積電荷を読み出してX線投影画像を生成するようになっている。
ところで、X線FPDのX線検出素子には、X線が照射されていないときでも光電変換素子に電流が流れて、コンデンサに電荷が蓄積されることが知られており、これを暗電流と称している。この暗電流による蓄積電荷はX線投影画像のノイズになり、画質が低下するという問題がある。
暗電流の問題を解消するために、従来、X線が入射されていないときにコンデンサに蓄えられている暗電流分の蓄積電荷を放電させて初期化することが知られている。しかし、これによれば、コンデンサを初期化してから実際に撮影するまでの時間が長くなれば、コンデンサに暗電流による電荷が蓄積されて、画質が低下するという問題が残る。
一方、X線投影画像を撮像する前に暗電流分の電荷量を読み出して、暗電流補正データを作成して記憶しておき、X線投影画像を生成する際にX線FPDにより検出された透過X線量から暗電流補正データを減算して、X線投影画像を補正することが提案されている(特許文献1)。
ところで、暗電流はX線FPDの内部温度によって変化することから、X線FPDの内部温度ごとに暗電流補正データを記憶しておき、撮像時のX線FPDの温度に応じてX線投影画像を補正する必要がある。したがって、特許文献1の方法によれば、暗電流補正データの記憶領域が膨大になるという問題がある。
そこで、特許文献2には、X線FPDの少なくとも2つの異なる温度における暗電流補正データをX線FPDの検出素子(画素)ごとに記憶しておき、内挿又は外挿による補間法により、撮影時のX線FPDの温度における暗電流補正データを算出することが提案されている。また、同文献には、暗電流補正の必要性をX線FPDの温度に基づいて判断することにより、暗電流補正の実行回数を低減して、X線撮影の煩わしさを回避することが提案されている。
特開2002−159481号公報 特開2007−185375号公報
しかし、特許文献2に記載のように、X線FPDの異なる温度における2つの暗電流補正データをX線検出素子ごとに記憶しておき、補間法により撮影時のX線FPDの温度における暗電流補正データを算出する場合であっても、画素ごとに記憶領域が必要であるから、記憶装置が大型化してしまう問題がある。例えば、X線FPDが900万画素の場合、1つの温度における暗電流補正データの記憶容量が約18MBになり、2つの異なる温度の暗電流補正データを記憶する場合は約36MBの記憶容量が必要になる。
また、従来技術においては、X線FPDのX線検出素子の経年などによる特性変化については考慮していないから、X線検出素子の特性変化により例えば温度依存性の暗電流補正データが変化した場合は、誤差が大きくなるおそれがある。
本発明が解決しようとする第1の課題は、温度依存性の暗電流補正データの記憶容量を大幅に低減することにある。
また、本発明が解決しようとする第2の課題は、X線FPDのX線検出素子の特性変化に対応して暗電流補正データを生成することにある。
本発明は、被検体にX線を照射するX線発生器と、該X線発生器に対向して配置され前記被検体の透過X線を検出する平面型のX線検出器と、該X線検出器の温度を検出する温度検出器と、前記X線検出器の暗電流データを記憶する第1の記憶手段と、前記X線検出器の暗電流を計測して前記第1の記憶手段の暗電流データを更新する暗電流データ更新手段と、前記X線検出器から出力される透過X線データを前記第1の記憶手段の前記暗電流データに基づいて補正して前記被検体のX線投影画像を生成する画像生成手段とを備えてなるX線画像診断装置を対象とする。
本発明の第1の態様は、第1の課題を解決するため、X線画像診断装置において、前記暗電流データを前記X線検出器の温度に応じて補正する温度補正係数が記憶された第2の記憶手段を備え、前記暗電流データ更新手段は、前記X線検出器の温度を付して前記第1の記憶手段の前記暗電流データを更新し、前記画像生成手段は、前記透過X線データが出力されたときの前記X線検出器の温度と前記第1の記憶手段に記憶されている前記暗電流データに付された前記X線検出器の温度との差、及び前記第2の記憶手段に記憶されている前記温度補正係数に基づいて温度依存暗電流補正データを求める温度依存暗電流補正データ演算手段と、該手段により求めた温度依存暗電流補正データを用いて前記第1の記憶手段から読み出した前記暗電流データを補正する温度依存暗電流データ補正手段とを有し、該手段により補正された暗電流データに基づいて前記透過X線データを補正して前記被検体のX線投影画像を生成することを特徴とする。
すなわち、本発明の第1の態様では、後述するように、X線FPDの温度により変化する暗電流Iは、X線FPDの温度Tに比例して増加することに鑑み、X線FPDの製造時の出荷段階でX線FPDの暗電流の温度特性を計測し、その温度特性の傾きΔI/ΔTを温度補正係数の初期値αとして第2の記憶手段に記憶させておく。また、X線FPDの温度を検出する温度検出器を設け、暗電流データ更新手段は暗電流を計測して暗電流データを更新する際に、更新時のX線FPDの温度Tを付して第1の記憶手段の暗電流データを更新する。一方、画像生成手段は、実際の撮影時におけるX線FPDの温度Tを検出し、更新時と撮影時の温度の差(T−T)に温度補正係数αを乗ずることにより、温度依存暗電流補正データITC=α(T−T)を求めることができる。なお、温度補正係数αは、本来的にはX線FPDの画素ごとに設定することが望ましいが、実用的にはX線FPDの温度分布は小さいことから、X線FPDの全画素の平均値を用いることができる。この場合、温度依存暗電流補正データITCは、各画素共通の1つのデータになる。
このようにして、温度依存の暗電流補正データITCにより、第1の記憶手段の暗電流データを増減補正し、その補正された暗電流データを用いて、実際の撮影時におけるX線FPDの各画素の検出出力を補正することにより、画質の向上したX線投影画像を得ることができる。このように、本発明によれば、温度補正係数αを1つ記憶するだけで、X線FPDの各画素に対する温度依存性の暗電流補正データを求めることができるから、温度依存性の暗電流補正に必要な記憶容量を大幅に低減することができる。
また、本発明の第2の態様は、第2の課題を解決するため、第1の態様に加えて、さらに、前記暗電流データ更新手段により更新された暗電流データと更新前の暗電流データとの差、及びそれらの暗電流データに付された前記X線検出器の温度の差に基づいて前記温度補正係数を算出して前記第2の記憶手段の前記温度補正係数を更新する温度補正係数更新手段を備えてなることを特徴とする。
すなわち、X線FPDは、X線検出素子の特性変化により、温度依存性の暗電流が変化することがある。そこで、適宜、更新された暗電流データと更新前の暗電流データとの差である暗電流の変化ΔIを、それらの暗電流データの計測時のX線FPDの温度変化ΔTで割って、温度補正係数α=ΔI/ΔTを求めて、第2の記憶手段の温度補正係数を更新する。これにより、X線検出素子が特性変化して温度依存性が変化した場合に対応して、暗電流補正データを生成できるから、暗電流補正の精度を向上できる。
また、X線FPDの暗電流は、非撮影状態(待機状態)においてX線検出素子のコンデンサに電荷が蓄積されることに起因するから、暗電流を計測して第1の記憶手段の暗電流データを更新してから、実際の撮影が行なわれるまでの経過時間に応じて、実際の暗電流データが変化してしまう。つまり、暗電流データを更新してからの経過時間に応じて暗電流を補正する必要がある。
そこで、本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様に加えて、前記第1の記憶手段の前記暗電流データが更新されたときからの経過時間に応じて前記暗電流データを補正する経過時間補正係数が記憶された第3の記憶手段を備え、前記暗電流データ更新手段は、前記暗電流データの更新時刻を付して前記第1の記憶手段の前記暗電流データを更新し、前記画像生成手段は、前記第1の記憶手段に記憶されている前記暗電流データに付された更新時刻から前記透過X線データが出力されたときの時刻までの経過時間、及び前記第3の記憶手段に記憶されている前記経過時間補正係数に基づいて経過時間依存暗電流補正データを求める経過時間依存暗電流補正データ演算手段と、該手段により求めた経過時間依存暗電流補正データを用いて前記第1の記憶手段から読み出した前記暗電流データを補正する経過時間依存暗電流データ補正手段とを有し、該経過時間依存暗電流データ補正手段及び前記温度依存暗電流データ補正手段により補正された経過時間依存暗電流補正データと温度依存暗電流補正データに基づいて前記透過X線データを補正して前記被検体のX線投影画像を生成することを特徴とする。
すなわち、本発明の第3の態様は、暗電流を計測して第1の記憶手段の暗電流データを更新してから、実際の撮影が行なわれるまでの経過時間に比例して暗電流が増加する経過時間依存性を有することに鑑み、X線FPDの製造時の出荷段階でX線FPDの暗電流の経過時間特性を計測し、その温度特性の傾きΔI/ΔDを経過時間補正係数の初期値βとして第3の記憶手段に記憶させておく。一方、暗電流データ更新手段は、暗電流データの更新時刻を付して第1の記憶手段の暗電流データを更新する。そして、画像生成手段は、暗電流データに付された更新時刻から透過X線データが出力された撮影時の時刻までの経過時間Dを算出し、その経過時間Dに経過時間補正係数βを乗ずることにより、経過時間依存暗電流補正データIDC=βを求めることができる。なお、経過時間依存暗電流補正データIDCは、本来的にはX線FPDの画素ごとに設定することが望ましいが、実用的にはX線FPDの画素の経過時間による暗電流の差は小さいことから、X線FPDの全画素の平均値を用いることができる。この場合、温度依存暗電流補正データIDCは、各画素共通の1つのデータになる。本発明の第3の態様によれば、経過時間補正係数を1つ記憶するだけで、経過時間依存性の暗電流補正データを求めることができるから、経過時間依存性の暗電流補正に必要な記憶容量を大幅に低減することができる。
さらに、X線FPDは、X線検出素子の特性変化により、経過時間依存性の暗電流が変化することがある。そこで、本発明の第3の態様に加えて、前記暗電流データ更新手段により更新された暗電流データと更新前の暗電流データとの差、及びそれらの暗電流データに付された前記更新時刻の差に基づいて前記経過時間補正係数を算出して前記第3の記憶手段の前記経過時間補正係数を更新する経過時間補正係数更新手段を備えて構成することができる。
これによれば、適宜、更新された暗電流データと更新前の暗電流データとの差である暗電流の変化ΔIを、経過時間Dで割って、経過時間補正係数β=ΔI/ΔDを求めて、第3の記憶手段の経過時間補正係数を更新する。これにより、X線検出素子の特性が変化して経過時間依存性の暗電流補正データが変化した場合に対応して、暗電流補正データを生成できるから、暗電流補正の精度を向上できる。
また、上記のいずれかの態様において、前記暗電流データ更新手段と前記温度補正係数更新手段と前記経過時間補正係数更新手段は、前記X線投影画像の非撮影時に更新を実行することが好ましい。さらに、前記暗電流データ更新手段と前記温度補正係数更新手段と前記温度補正係数更新手段は、前記X線投影画像の非撮影時に定期的(例えば、1分間隔)に更新を実行する。
また、上記のいずれかの態様において、前記温度補正係数更新手段は、前記X線検出器の温度変化が設定された閾値を越えたときに更新を実行することが好ましい。さらに、前記暗電流データ更新手段により更新された暗電流データと更新前の暗電流データに付された前記X線検出器の温度の差があらかじめ設定された異常値を越えるときは、温度変化異常の警告を出力することができる。
本発明によれば、温度依存性の暗電流補正データの記憶容量を大幅に低減することができるという、第1の効果が得られる。
また、本発明によれば、X線FPDのX線検出素子の特性変化に対応して暗電流補正データを生成することができるという、第2の効果が得られる。
本発明の実施形態1のX線画像診断装置の全体構成図である。 X線FPDの暗電流の温度依存特性の一例を示す図である。 本発明の実施形態1の暗電流データ更新処理及び温度補正係数更新処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1の撮影時の画像データ処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2のX線画像診断装置の全体構成図である。 X線FPDの暗電流の経過時間依存特性の一例を示す図である。 本発明の実施形態2の暗電流データ更新処理、温度補正係数更新処理及び経過時間補正係数更新処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2の撮影時の画像データ処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明のX線画像診断装置について実施形態に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1のX線画像診断装置は、図1に示すように、被検体100にX線を照射するX線発生器1と、X線発生器1に対向して配置され被検体100の透過X線を検出する平面型のX線検出器2と、X線検出器2の内部の温度を検出する温度検出器3と、X線投影画像等の情報を表示する画像表示装置4を備えて構成されている。
さらに、実施形態1のX線画像診断装置は、X線検出器2から出力される検出出力と、温度検出器3から出力されるX線検出器2の内部温度に基づいて、X線投影画像等の情報を生成する演算処理装置10を備えて構成されている。演算処理装置10は、プログラムの実行により実現される暗電流データ更新手段11と、温度補正係数更新手段12と、画像生成手段13を備えている。さらに、画像生成手段13は、暗電流補正データ演算手段14と、暗電流データ補正手段15を備えて構成されている。また、適宜計測されるX線検出器2の暗電流データを記憶する第1の記憶手段である暗電流データ記憶手段16と、X線検出器2の内部温度に応じて暗電流データを補正する温度補正係数が記憶される第2の記憶手段である温度補正係数記憶手段17が、データバス18を介して相互にデータ伝送可能に演算処理装置10に接続されている。
このように構成される実施形態1のX線画像診断装置の各部の詳細構成について、動作とともに説明する。X線発生器1から被検体100に向けて照射されたX線は、被検体100のX線透過量に応じてX線検出器2に入射される。X線検出器2に入射されたX線は、X線検出器2の各X線検出素子により電気信号に変換されて、演算処理装置10に入力される。演算処理装置10は、画像生成手段13において後述する暗電流補正を施し、X線投影画像を生成して画像表示装置4に表示するようになっている。また、生成したX線投影画像を電子データの形で記録媒体に格納したり、フィルムなどのX線投影画像を形成することができる。
次に、本実施形態1の特徴である暗電流補正の詳細構成を、図2〜図4を参照して動作とともに説明する。本実施形態に用いるX線検出器2は、X線投影画像の画素に対応させて複数のX線検出素子を格子状に2次元配列して形成されている。また、本実施形態のX線検出素子は、X線の入射量をフォトダイオード等の光電変換素子により電流に変換し、その電流をコンデンサに蓄積させ、コンデンサの蓄積電荷を放電させて、その放電量を透過X線量として計測するようになっている。すなわち、2次元配列された複数のX線検出素子のコンデンサの蓄積電荷を読み出してX線投影画像を生成するようになっている。
ところで、X線検出器2のX線検出素子には、X線が照射されていないときでも光電変換素子に電流(暗電流)が流れる現象がある。この暗電流による蓄積電荷はX線投影画像のノイズになるから、非撮影状態におけるX線検出器2の各画素のコンデンサに蓄積された電荷を放電させ、その放電量を読み取って補正用の暗電流データを定期的又は周期的に更新している。そして、撮影時のX線検出器2の各画素の出力から、直前に更新された暗電流を除去することにより、X線投影画像の暗電流ノイズを除去することができる。
しかし、暗電流データの更新によりコンデンサの蓄積電荷を放電させても、コンデンサにオフセット分の蓄積電荷(以下、オフセット成分という。)が残る。また、コンデンサの蓄積電荷を放電させてから実際に撮像するまでの経過時間に応じて、コンデンサに新たな電荷が蓄積される(以下、経過時間成分という。)。さらに、コンデンサの蓄積電荷に係る暗電流は、X線検出器2の内部温度に応じて変動する(以下、温度依存成分という。)。ここで、オフセット成分は一定値であるから、上述した暗電流データの更新により除去できる。また、経過時間成分は、後述するように、オフセット成分に対して小さいから、経過時間が短い範囲では問題とならない。一方、温度依存成分は、比較的大きいため、無視することはできない。
そこで、図3に示す非撮影時において、暗電流データ更新と温度補正係数更新処理を実行するようにしている(図3のステップS1〜S4)。なお、図3のS2〜S4は、必要に応じて実行する処理であるから、後述する。
まず、図3のステップS1において、図1の暗電流データ更新手段11は、非撮影時におけるX線検出器2の各画素の暗電流を計測し、暗電流データ記憶手段16に記憶する。ここで、暗電流は、例えば図2に示すように、X線検出器2の内部温度によって変化する温度依存性を有する。図2の横軸はX線検出器2の内部温度を示し、縦軸は画素単位の暗電流量[count]を示している。ここで、[count]は、画素の輝度階層の階層数である。また、一般に、X線検出器2の内部温度は、20℃〜50℃の範囲に収まるが、図示例では、30℃〜40℃の例を示している。図2から明らかなように、X線検出器2の温度依存の暗電流Iは、X線検出器2の内部温度Tに比例して増加することが判った。
そこで、本実施形態では、X線検出器2の製造時の段階で、例えば出荷段階で、X線検出器2の暗電流Iと内部温度Tとの関係を計測し、その傾きΔI/ΔTを温度補正係数αの初期値(α)を得て、温度補正係数記憶手段17に記憶しておく。これにより、暗電流補正データ演算手段14は、次式(1)により、撮像時における暗電流補正データITCを求めることができる。
[数1]
TC=α(T−T) (1)

ここで、Tは撮像時(補正時)のX線検出器2の内部温度、Tは暗電流更新時(最新)のX線検出器2の内部温度である。つまり、式(1)は、暗電流データ記憶手段16に記憶されている暗電流データに対して、温度変化ΔT=(T−T)に対応した温度依存性の暗電流補正データITCである。
そこで、図3のステップS1に示すように、暗電流データ更新手段11は、非撮影時におけるX線検出器2の各画素のコンデンサに蓄積された電荷を放電させて、蓄積電荷を暗電流として周期的ないし定期的に計測して、暗電流データ記憶手段16の暗電流データを更新する。このとき、更新時のX線検出器2の内部温度Tの検出値を付して記憶する。なお、X線検出器2の各画素のコンデンサに蓄積される電荷が暗電流データ更新手段11によって読み出されても、コンデンサが完全に放電されるわけでなく、オフセット分が残る。このオフセット分は、図2の例では約2,500[count]である。
暗電流データ補正手段15は、次式(2)により、撮像時の暗電流データIを求めることができる。
[数2]
=I+ITC (2)
ここで、Iは、暗電流データ記憶手段16に記憶されている最新の暗電流データの更新データであり、更新時のオフセット成分と温度依存成分の暗電流の和である。
次に、図3のステップS2〜S4の処理について説明する。上述では、X線検出器2の暗電流の温度特性が、経年変化しないものとして、温度補正係数αを初期値(α)のままで暗電流補正データを求めるものとして説明した。しかし、X線検出器2の温度依存性の暗電流は、使用時間に応じて、また使用環境に応じて経年変化することから、温度補正係数αを適宜更新する必要がある。そこで、本実施形態では、図3のステップS2〜S4において、温度補正係数αを更新するようにしている。
図3のステップS2において、S1の暗電流データ更新処理において今回取得した温度検出器3の温度と、更新前の暗電流データに付された温度との変化ΔTを求め、そのΔTが異常に大きい場合(例えば、ΔT≧10℃)は、撮像不能と判断してステップS4に移行して、画像表示装置4に警告を表示(例えば、「FPD異常」)して、図3の処理を終了する。
一方、ステップS2の判断で、ΔTが異常でなければ、ステップS3に進んで、温度補正係数更新手段12は更新前と更新後の暗電流データの温度変化ΔT、及び暗電流の変化ΔIに基づいて、次式(3)により、温度補正係数αを求めて、温度補正係数記憶手段17の記憶を更新して、図3の処理を終了する。なお、図3の処理は、非撮影時に定期的(例えば、1分間隔)に実行することができる。また、必要時に、実行させるようにすることもできる。また、温度補正係数αは、本来的にはX線検出器2の画素ごとに設定することが望ましいが、実用的にはX線検出器2の温度分布の偏差は小さいことから、X線検出器2の全画素の平均値を用いることができる。この場合、温度依存暗電流補正データITCは、各画素共通の1つのデータになる。
[数3]
α=ΔI/ΔT (3)
次に、本実施形態による撮像時の画像データ処理について、図4に示したフローチャートに沿って説明する。図4の処理は、画像生成手段13における処理である。まず、X線検出器2の内部温度Tを温度検出器3から取り込み(S11)、暗電流データ記憶手段16に記憶されている暗電流データIに対応するX線検出器2の内部温度Tとの差ΔT=(T−T)を求め、予め定めた閾値γ内か否かを判断する(S12)。ΔT≦γであれば、ステップS19に進んで、X線検出器2から出力される画像データを、暗電流データ記憶手段16に記憶されている暗電流データIにより補正してX線投影画像を生成して画像表示装置4に出力して、処理を終了する。
一方、ステップS2の判断で、ΔT>γであれば、ステップS13に進み、ΔTが異常か否か判断し、異常であれば図3のステップS2,S3と同様に警告を表示して処理を終了する(S13,S17)。ステップS13の判断でΔTが異常でなければ、ステップS14〜S16の処理を実行する。すなわち、温度変化が異常でなければ、前記式(1)により、撮像時の暗電流補正データITCを算出する(S14)。そして、前記式(2)により、暗電流データ記憶手段16に記憶されている暗電流データIを暗電流補正データITCにより補正して、撮像時の暗電流データIを求める(S15)。次いで、X線検出器2から出力される画像データを、補正された暗電流データIにより補正してX線投影画像を生成して画像表示装置4に出力して、処理を終了する。
このようにして、暗電流補正データITCにより、暗電流データIを増減補正し、その補正された暗電流データIを用いて、実際の撮影時におけるX線検出器2の各画素の検出出力を補正しているから、温度依存性を除去した画質の向上したX線投影画像を得ることができる。特に、本実施形態によれば、温度補正係数α(又はα)を1つ記憶するだけで、X線検出器2の各画素に対する温度依存性の暗電流補正データを求めることができるから、暗電流補正に必要な記憶容量を大幅に低減することができる。
また、本実施形態によれば、X線検出器2のX線検出素子の特性変化により、温度依存性の暗電流が変化しても、適宜、温度補正係数αを更新していることから、X線検出素子が特性変化により温度依存性が変化した場合でも、暗電流補正の精度を向上できる。
(実施形態2)
図5に、本発明のX線画像診断装置の実施形態2の全体構成図を示す。本実施形態が、図1の実施形態1と相違する点は、演算処理装置10に経過時間補正係数更新手段19を設けたこと、及び、経過時間補正係数記憶手段20を設けたことにある。その他の構成は実施形態1と同様であることから、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、暗電流データを更新してから撮影するまでの経過時間によっては、実際の暗電流が暗電流データ記憶手段16に記憶されている暗電流データから変化してしまうことを考慮したものである。すなわち、非撮影状態(待機状態)におけるX線検出素子のコンデンサに蓄積される電荷が時間経過につれて増加すると、暗電流データを更新してから実際に撮影が行なわれるときの暗電流データが異なってしまうから、本実施形態では経過時間に応じて暗電流データを補正するようにしていることを特徴とする。
ここで、経過時間に依存する暗電流は、例えば図6に示すような特性を有する。図6の横軸は前回の更新時からの経過時間[s]を示し、縦軸は画素単位の暗電流量[count]を示している。図示例では、0〜300[s]の例を示している。図から明らかなように、X線検出器2の経過時間依存の暗電流Iは、経過時間D[s]に比例して増加することが判った。
そこで、本実施形態では、X線検出器2の製造時の段階で、例えば出荷段階で、X線検出器2の暗電流Iと経過時間Dとの関係を計測し、その傾きΔI/ΔDを経過時間補正係数βの初期値(β)を得て、経過時間補正係数記憶手段20に記憶しておく。これにより、暗電流補正データ演算手段14は、次式(4)により、経過時間依存の暗電流補正データIDCを求めることができる。
[数4]
DC=β・D (4)

ここで、Dは最新の暗電流データの更新時刻から撮像時(補正時)までの経過時間である。
そこで、図7のステップS21に示すように、暗電流データ更新手段11は、非撮影時におけるX線検出器2の各画素の暗電流を計測して、暗電流データ記憶手段16に記憶されている暗電流データを更新する。このとき、更新時のX線検出器2の内部温度Tを付して記憶する点は、実施形態1と同様である。また、前回更新時から今回更新時までの経過時間ΔDを付して記憶する。これにより、暗電流データ補正手段15は、式(4)と次式(5)により、撮像時の経過時間依存の暗電流データIを求めることができる。
[数5]
=I+IDC (5)
ここで、Iは、暗電流データ記憶手段16に記憶されている最新の暗電流データの更新データである。
次に、図7のステップS22〜S24の処理は、図3のステップS2〜S4の処理と同様である。また、ステップS25の処理は、温度補正係数αの更新と同様、経過時間補正係数βについてもX線検出器2の使用時間に応じて、また使用環境に応じて経年変化することを考慮して設けたステップである。すなわち、経過時間補正係数更新手段19は、前回更新から今回更新までの経過時間ΔD、及び前回更新時(R−1)と今回更新時(R)の暗電流の変化ΔI=(I−IR−1)に基づいて、次式(6)により、経過時間補正係数βを求めて、経過時間補正係数記憶手段20の記憶を更新して、図7の処理を終了する。
[数6]
β=ΔI/ΔD (6)
なお、図7の処理は、非撮影時に定期的(例えば、1分間隔)に実行することができる。また、必要時に、実行させるようにすることもできる。また、経過時間補正係数βは、本来的にはX線検出器2の画素ごとに設定することが望ましいが、実用的にはX線検出器2の経過時間による各画素のばらつきは小さいことから、X線検出器2の全画素の平均値を用いることができる。この場合、経過時間依存の暗電流補正データIDCは、各画素共通の1つのデータになる。
次に、本実施形態による撮像時の画像データ処理について、図8に示したフローチャートに沿って説明する。図8の処理は、画像生成手段13における処理である。まず、暗電流データ記憶手段16に記憶されている暗電流データの前回更新時からの撮影時までの経過時間Dを算出する(S31)。算出した経過時間Dが予め定めた閾値δ内か否かを判断する(S32)。D≦δであれば、ステップS36に進んで、X線検出器2から出力される画像データを、暗電流データ記憶手段16に記憶されている暗電流データIにより補正してX線投影画像を生成して画像表示装置4に出力して、処理を終了する。
一方、ステップS32の判断で、D>δであれば、ステップS33に進み、前記式(4)により、撮像時の暗電流補正データIDCを算出する。そして、前記式(5)により、暗電流データ記憶手段16に記憶されている暗電流データIを暗電流補正データIDCにより補正して、撮像時の暗電流データIを求める(S34)。次いで、X線検出器2から出力される画像データを、補正された暗電流データIにより補正してX線投影画像を生成して画像表示装置4に出力して、処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、暗電流データ更新手段11は、暗電流データの更新時刻を付して暗電流データ記憶手段16の暗電流データを更新し、画像生成手段13は、暗電流データに付された更新時刻から透過X線データが出力された撮影時の時刻までの経過時間Dを算出し、その経過時間Dに経過時間補正係数β(又はβ)を乗ずることにより、経過時間依存の暗電流補正データIDC=βDを求めるようにしているから、経過時間補正係数βを1つ記憶するだけで、経過時間依存性の暗電流補正データを求めることができ、経過時間依存性の暗電流補正に必要な記憶容量を大幅に低減することができる。
また、X線検出素子の特性変化により、経過時間依存性の暗電流が変化することがあるが、本実施形態によれば、暗電流データ更新手段11により更新された暗電流データと更新前の暗電流データとの差、及びそれらの暗電流データに付された更新時刻の差に基づいて、経過時間補正係数βを算出して更新していることから、X線検出素子の経過時間依存性の暗電流補正データが変化した場合に対応して、暗電流補正データを生成できるから、暗電流補正の精度を向上できる。
図8には、図4のS14、S15の温度依存性の暗電流補正データITCによる暗電流データの補正ステップを記載していないが、図4と図8の撮影時の画像データ処理の双方を行うことにより、温度依存性の暗電流補正と経過時間依存性の暗電流補正を行なえるから、一層、暗電流補正の精度を向上できる。
本実施形態の経過時間補正係数βの更新には、式(6)のように、前回更新時と今回更新時の暗電流の差(ΔI)を用いているので、経過時間補正係数βの更新値には温度依存による暗電流成分が誤差として含まれてくることになる。しかし、図2、図6を対比して分かるように、経過時間成分は温度依存成分に比べて暗電流データに及ぼす影響が小さい。そこで、図4のフローチャートのステップS12の判断で、温度変化ΔTが閾値内のときは、図8の経過時間成分による補正を実行する。そして、図4のフローチャートのステップS12の判断で、温度変化ΔTが閾値を超えるときは、同図のステップS14〜15で温度依存成分による補正を実行し、経過時間成分による補正を省略することが望ましい。
1 X線発生器
2 X線検出器
3 温度検出器
4 画像表示装置
10 演算処理装置
11 暗電流データ更新手段
12 温度補正係数更新手段
13 画像生成手段
14 暗電流補正データ演算手段
15 暗電流データ補正手段
16 暗電流データ記憶手段
17 温度補正係数記憶手段
18 データバス
19 経過時間補正係数更新手段
20 経過時間補正係数記憶手段

Claims (7)

  1. 被検体にX線を照射するX線発生器と、該X線発生器に対向して配置され前記被検体の透過X線を検出する平面型のX線検出器と、該X線検出器の温度を検出する温度検出器と、前記X線検出器の暗電流データを記憶する第1の記憶手段と、前記X線検出器の暗電流を計測して前記第1の記憶手段の暗電流データを更新する暗電流データ更新手段と、前記X線検出器から出力される透過X線データを前記第1の記憶手段の前記暗電流データに基づいて補正して前記被検体のX線投影画像を生成する画像生成手段とを備えてなるX線画像診断装置において、
    前記暗電流データを前記X線検出器の温度に応じて補正する温度補正係数が記憶された第2の記憶手段を備え、
    前記暗電流データ更新手段は、前記X線検出器の温度を付して前記第1の記憶手段の前記暗電流データを更新し、
    前記画像生成手段は、前記透過X線データが出力されたときの前記X線検出器の温度と前記第1の記憶手段に記憶されている前記暗電流データに付された前記X線検出器の温度との差、及び前記第2の記憶手段に記憶されている前記温度補正係数に基づいて温度依存暗電流補正データを求める温度依存暗電流補正データ演算手段と、該手段により求めた温度依存暗電流補正データを用いて前記第1の記憶手段から読み出した前記暗電流データを補正する温度依存暗電流データ補正手段とを有し、該手段により補正された暗電流データに基づいて前記透過X線データを補正して前記被検体のX線投影画像を生成し、
    前記暗電流データ更新手段により更新された暗電流データと更新前の暗電流データとの差、及びそれらの暗電流データに付された前記X線検出器の温度の差に基づいて前記温度補正係数を算出して前記第2の記憶手段の前記温度補正係数を更新する温度補正係数更新手段を備えてなることを特徴とするX線画像診断装置。
  2. 請求項に記載のX線画像診断装置において、さらに、
    前記第1の記憶手段の前記暗電流データが更新されたときからの経過時間に応じて前記暗電流データを補正する経過時間補正係数が記憶された第3の記憶手段を備え、
    前記暗電流データ更新手段は、前記暗電流データの更新時刻を付して前記第1の記憶手段の前記暗電流データを更新し、
    前記画像生成手段は、前記第1の記憶手段に記憶されている前記暗電流データに付された更新時刻から前記透過X線データが出力されたときの時刻までの経過時間、及び前記第3の記憶手段に記憶されている前記経過時間補正係数に基づいて経過時間依存暗電流補正データを求める経過時間依存暗電流補正データ演算手段と、該手段により求めた経過時間依存暗電流補正データを用いて前記第1の記憶手段から読み出した前記暗電流データを補正する経過時間依存暗電流データ補正手段とを有し、該経過時間依存暗電流データ補正手段及び前記温度依存暗電流データ補正手段により補正された経過時間依存暗電流補正データと温度依存暗電流補正データに基づいて前記透過X線データを補正して前記被検体のX線投影画像を生成することを特徴とするX線画像診断装置。
  3. 請求項に記載のX線画像診断装置において、
    前記暗電流データ更新手段により更新された暗電流データと更新前の暗電流データとの差、及びそれらの暗電流データに付された前記更新時刻の差に基づいて前記経過時間補正係数を算出して前記第3の記憶手段の前記経過時間補正係数を更新する経過時間補正係数更新手段を備えたことを特徴とするX線画像診断装置。
  4. 請求項に記載のX線画像診断装置において、
    前記暗電流データ更新手段と前記温度補正係数更新手段と前記経過時間補正係数更新手段は、前記X線投影画像の非撮影時に更新を実行することを特徴とするX線画像診断装置。
  5. 請求項に記載のX線画像診断装置において、
    前記温度補正係数更新手段は、前記X線検出器の温度変化が設定された閾値を越えたときに更新を実行することを特徴とするX線画像診断装置。
  6. 請求項に記載のX線画像診断装置において、
    前記暗電流データ更新手段と前記温度補正係数更新手段と前記温度補正係数更新手段は、前記X線投影画像の非撮影時に定期的に更新を実行することを特徴とするX線画像診断装置。
  7. 請求項1又は2に記載のX線画像診断装置において、
    前記温度補正係数更新手段は、前記暗電流データ更新手段により更新された暗電流データと更新前の暗電流データに付された前記X線検出器の温度の差があらかじめ設定された異常値を越えるときは、温度変化異常の警告を出力することを特徴とするX線画像診断装置。
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