JP5362245B2 - シートトラックのスライドストッパ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、シートの前後方向位置を調整するシートトラック装置において、シートトラックの前後スライドストロークを規制するシートトラックのスライドストッパ構造に関する。
シートを前後方向に移動させるシートトラックには、その移動を禁止するロック機構と、ロック解除操作を行うロック解除機構が設けられる。一般的なシートトラックは次のような構造になっている(特許文献1)。床面側に固定されたロアレールに対して、シート側のアッパレールが摺動可能に支持されている。アッパレールにはロアレール側のロック孔に対して係脱可能なロックレバーが設けられており、このロックレバーはロック付勢ばねによりロック孔との係合方向に付勢されている。ロック解除機構として、操作用のループハンドル(ハンドル部材)と、このループハンドルのロック解除操作力をロックレバーに伝達するオープンレバーが設けられている。シートの前後位置を調整するときには、ループハンドルを操作するとオープンレバーがロック解除方向に回動され、これに応じてロック付勢ばねの付勢力に抗してロックレバーがロック孔との係合を解除して、アッパレールの移動が可能になる。
特開2005−225415号公報
以上のようなシートトラックでは、ロック解除機構を操作してロックレバーがロック孔との係合を解除すると、アッパレールの移動が自由となるので、ロックレバーがロック孔と係合可能な範囲を超えて移動しないように移動範囲を規制するストッパ部材を設けている。このストッパ部材は、例えばアッパレール及びロアレールの一方にピンまたはリベット止めしたしぼり形状のストッパ片と、他方に植設したストッパピンが当接する構造であった。
しかしながら上記従来のストッパ構造は、絞り形状のストッパ片をピンまたはリベット止めする為部品点数及び重量が増加し、絞り形状のストッパ片とストッパピンの使用によりコストが高くなる問題があった。
本発明は、簡単かつ安価な構成でありながら、軽量化、強度の確保も容易なシートトラックのスライドストッパ構造を提供することを目的とする。
本発明は、ロアレールと、該ロアレールにスライド可能に係合したアッパレールと、前記ロアレール及びアッパレールに固定された、前記アッパレールのスライド範囲を規制するストッパ部材とを備えたシートトラックにおいて、前記ストッパ部材はロアレール用に1個、アッパレール用に2個が備えられていて、各ストッパ部材は、前記アッパレールのスライド方向に延びるストッパ本体部と突片部とを有し、前記ロアレールは、前後方向略中央位置に、前記アッパレールのスライド方向に延びる長溝を有し、該長溝に、前記1個のストッパ部材の突片部が嵌合されてカシメられていること、前記アッパレールは、前記ロアレールの1個のストッパ部材を挟む2つの位置に前記アッパレールのスライド方向に延びる長溝を有し、各長溝に、前記2個のストッパ部材の突片部がそれぞれ嵌合されてカシメられていること、および、前記ロアレールに固定された1個のストッパ部材と前記アッパレールに固定された2個のストッパ部材は、前記アッパレールの前記スライド範囲端において前記ストッパ本体部の端面が互いに当接して前記アッパレールのスライドを規制すること、を特徴とする。この構成によれば、ロアレールのストッパ部材はアッパレールに常に覆われているので見栄えがよく、安全である。
別の観点からなる本発明は、ロアレールと、該ロアレールにスライド可能に係合したアッパレールと、前記ロアレール及びアッパレールに固定された、前記アッパレールのスライド範囲を規制するストッパ部材とを備えたシートトラックにおいて、前記各ストッパ部材は、前記アッパレールのスライド方向に延びるストッパ本体部と突片部とを有し、前記ロアレール及びアッパレールのそれぞれは、前記アッパレールのスライド方向に延びる長溝を有し、前記各ストッパ部材は、前記突片部が前記長溝に嵌合されてカシメられていること、および、前記ロアレール及びアッパレールに固定されたストッパ部材は、前記スライド方向から見て、一方のストッパ本体部の端面の輪郭が他方のストッパ本体部の端面の輪郭と交叉する形状に形成されていて、前記アッパレールの前記スライド範囲端において前記ストッパ本体部の交叉する端面が互いに面当たりして前記アッパレールのスライドを規制すること、を特徴とする。この構成によれば、製造誤差、動作中にぶれを生じても、ストッパ本体の端面が確実に当接してアッパレールの移動を規制できる。
ロアレール及びアッパレールの一方に固定されるストッパ部材は、前記ストッパ本体部が板状であって、他方に固定されるストッパ部材は、前記ストッパ本体部がその端面がフック形状を呈する形状に屈曲している。
前記突片部を、前記アッパレールのスライド方向に離反して複数形成すれば、強度を高めることができる。
以上の本発明によれば、簡単かつ安価な構成でありながら、軽量で製造も容易なシートトラックのスライドストッパ構造を得ることができる。
添付の図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1に斜視図、図2に平面図、図3に側面図を示すシートトラック装置は、図示を省略したシートクッションの下部に取り付けられるアッパレール15と、車両のフロア側に固定されるロアレール16とを備えている。ロアレール16は、上面の中央に開口部を有するコ字状の断面形状をなし、一方の側面に複数のロック孔18が形成されている。アッパレール15は、ロアレール16の上面開口部から上方に突出する逆U字状断面の中央突出部15aと、ロアレール16内において両側に突出した支持腕部15bとを有している。アッパレール15は、支持腕部15bとロアレール16との間に配設された複数のガイドボール17(図4)を介して、ロアレール16に対して車両の前後方向(レールの長手方向)に移動可能に支持されており、アッパレール15の移動によりシートの前後方向位置を変化させることができる。なお、図では一組のアッパレール15とロアレール16のみを示しているが、シートトラック装置は、シート左右方向に位置を異ならせて設けた二組のアッパレール15とロアレール16を備えている。
アッパレール15には、ロックレバーブラケット19とオープンロッド20を介して回動可能にロックレバー21が軸支されている。ロックレバーブラケット19は、図4に示すように、ロアレール16の側壁と間隔を隔てて対向し、ロック孔18と対向する穴19bが形成された対向部19aを有している。ロックレバー21は複数のロック爪21aを有し(図6)、該ロック爪21aを、穴19bを通ってロアレール16のロック孔18に係合させるロック位置(図4の実線位置)と、ロック爪21aをロック孔18から離脱させるアンロック位置(図4の二点鎖線位置)とに回動することができる。ロックレバー21の支持構造の詳細は次のようになっている。オープンロッド20は、直線部20bの両端に先端曲げ部20a及び後端曲げ部20cを有している。アッパレール15の中央突出部15aの上面にはロックレバーブラケット19が固定され、ロックレバーブラケット19には前後方向に位置を異ならせて一対の軸支持孔19cが形成されている。軸支持孔19cにはオープンロッド20の直線部20bが相対回動可能に挿入されている。直線部20bは同時に、ロックレバー21に一対設けた軸受部21bに対して相対回動自在に支持(挿入)されている。
ロックレバー21はさらに、後方に延びる回動伝達溝21cに、オープンロッド20の後端曲げ部20cが係合されている。後端曲げ部20cと回転伝達溝21cの係合位置は、直線部20bの軸線に対して偏心している。そのため、オープンロッド20が直線部20bの軸線を中心とする回動を行うと、その回動中心から偏心した後端曲げ部20cを介して回動伝達溝21cに回動力が伝達され、ロックレバー21は直線部20bを回動中心として回動される。ロックレバー21は、直線部20bの軸回りに設けたトーションコイルばねからなるロック付勢ばね22によって、前記のロック位置(図4の反時計方向)へ回動付勢されている。ロック付勢ばね22のコイル部から延出される一方のアーム部(ばね端部)はロックレバーブラケット19に係合し、他方のアーム部(ばね端部)はロックレバー21の側部に係合している。
ロック位置に回動付勢されたロックレバー21をアンロック位置へ回動させるロック解除機構は、オープンレバーブラケット30、オープンレバー31、ハンドル付勢ばね32、ループハンドル(ハンドル部材)33によって構成される。なおオープンレバー31とループハンドル33は、単一の棒状部材によって一体に形成されている。
オープンレバーブラケット30は、アッパレール15の上面側に固定される固定部30aと、オープンロッド20の直線部20bを回動自在に支持する一対の軸支持腕部30bと、ロアレール16の側壁と略直角をなすように固定部30aから垂下形成された一対の側方垂下部30c、30dを有している。側方垂下部30c、30dにはそれぞれ、垂直方向に長い長穴30e、30fが形成され、これらの長穴30e、30fを挿通するように、ループハンドル33のオープンレバー31が挿入されている。前方の長穴30eの底部がオープンレバー31の下部が当接する第一支持部となり、後方の長穴30fの底部がオープンレバー31の下部が当接する第二支持部(支点)となる。
中間部がオープンロッド20の直線部20bに捲回され、一端部がオープンレバーブラケット30に係合され、他端部が後方の長穴30fに係合されたハンドル付勢ばね32により、オープンレバー31は下端部が後方の長穴30fの底部に当接する方向に付勢されている。したがって、ロック付勢ばね22とハンドル付勢ばね32とで、オープンレバー31の下部を、前方の側方垂下部30cの長穴30eの底部、後方の側方垂下部30dの長穴30fの底部に当接する方向に付勢している。なお、ハンドル付勢ばね32は、オープンレバー31に形成された溝31aに嵌ることにより、オープンレバー31がオープンレバーブラケット30から抜けるのを阻止する抜け止めにもなっている。
図1、図5、図6に示すように、オープンロッド20の先端曲げ部20aはオープンレバー31に当接している。オープンロッド20とロックレバー21は、前述の回転伝達溝21cと後端曲げ部20cの係合によって一体的に回動するようになっており、ロックレバー21をロック位置方向に回動付勢するロック付勢ばね22の付勢力はオープンロッド20に対しても作用し、このロック付勢ばね22の付勢力は、先端曲げ部20aをオープンレバー31に当て付ける方向に作用する。但し、ロックレバー21は、ロック爪21aが穴19bを貫通してロック孔18に嵌合することにより規制されており、オープンロッド20も先端曲げ部20aがオープンレバー31に接近する方向の回動が規制されている。
そしてハンドル付勢ばね32は、ロック付勢ばね22の付勢力と反対方向、すなわちオープンレバー31を先端曲げ部20aに当て付ける方向(図5、図6の時計方向)へとオープンレバー31を回動付勢する。ハンドル付勢ばね32がオープンレバー31に及ぼす回動付勢力は、ロック付勢ばね22がロックレバー21やオープンロッド20に及ぼすロック方向の回動付勢力よりも小さく設定されている。オープンレバー31は、長穴30e、30fに対して挿入された状態で、ハンドル付勢ばね32を介してオープンレバーブラケット30に対する抜け止め及びガタ止めがなされる。
このシートトラック装置には、ロアレール16に対するアッパレール15の移動範囲、つまり前後方向スライド範囲を規制するストッパが設けられている。このストッパ構造について、さらに図7乃至図9を参照して説明する。本実施形態のストッパ構造は、アッパレール15に装着する第1シートトラックストッパ41と、ロアレール16に装着する第2シートトラックストッパ43と、を備えている。
第1シートトラックストッパ41は、板状のストッパ本体部41aと、ストッパ本体部41aの長手方向の一方の縁部中央から突出した突片部41bを備えている。この第1シートトラックストッパ41は、ストッパ本体部41aをアッパレール15のスライド方向に配置した状態で、突片部41bがアッパレール15の底面に形成された、スライド方向に延びる長溝15cに嵌合され、長溝15cから突出した突片部41bがカシメられてアッパレール15に固定される(図9(A))。
第2シートトラックストッパ43は、板状のストッパ基部43aと、ストッパ基部43aの長手方向の両端部近傍から突出した一対の突片部43bと、突片部43bと反対側から突出したストッパ本体部43cを備えている。このストッパ本体部43cは、正面、略J字または波形状に屈曲形成されている。つまりストッパ本体部43cは、正面から見て、端面43dが、軸線の左右に突出した部分を有している。この第2シートトラックストッパ43は、ロアレール16の底面に対してアッパレール15のスライド方向と平行に配置した状態で、ロアレール16の底面に前記スライド方向に離反させて形成された一対の長溝16cに一対の突片部43bが嵌合され、長溝16cから突出した突片部43bがそれぞれカシメられてロアレール16に固定される(図9(B))。
第2シートトラックストッパ43は1個がロアレール16に固定され、アッパレール15には、第2シートトラックストッパ43を挟む位置に2個の第1シートトラックストッパ41が固定されている(図2、図3)。
第1シートトラックストッパ41と第2シートトラックストッパ43とは、アッパレール15が前方にスライドまたは後方にスライドしたときに、その前方スライド限界位置、後方スライド限界位置でストッパ本体部41a、43cの端面41c、43dが衝突してそれ以上アッパレール15がスライドするのを阻止する。第1シートトラックストッパ41と第2シートトラックストッパ43は、ストッパ本体部41aの端面41cとストッパ本体部43cの端面43dとが当接するように形成されているが、ストッパ本体部43cはスライド方向から見て端面43dがフック形状に屈曲形成されているので、第1シートトラックストッパ41または第2シートトラックストッパ43がスライド方向と直交する方向に位置ずれしても、端面41c、43dは確実に当接してストッパ作用をする。
アッパレール15のスライド方向から見た端面41c、43d形状は図示実施形態に限定されず、スライド方向から見て、端面41c、43dの輪郭が交叉する形状であればその形状は問わない。
第1シートトラックストッパ41では突片部41bを1個としたが、第2シートトラックストッパ43のように突片部を2個形成してもよい。第1シートトラックストッパ41をロアレール16に、第2シートトラックストッパ43をアッパレール15に装着してもよい。また、第1シートトラックストッパ41として、第2シートトラックストッパ43を使用してもよい。
以上の構造のシートトラック装置は、次のように動作する。ループハンドル33をアンロック操作していないときは、ロック付勢ばね22の付勢力によってロックレバー21は図4に実線で示すロック位置に保持される。また、先端曲げ部20aとオープンレバー31がハンドル付勢ばね32の付勢力によって当接した状態を保っている。シートスライドを行うときには、使用者がループハンドル33を上方に引き上げ操作する。すると、オープンレバー31は、長穴30fの底部と接触する部分を支点として回動する。オープンレバー31の当該回動により、先端曲げ部20aが押し上げられ、オープンロッド20はロック付勢ばね22の付勢力に抗してアンロック方向へ回動する。すると、ロックレバー21が図4の実線で示すロック位置から同図に二点鎖線で示すアンロック位置へ回動され、ロック爪21aがロック孔18との係合位置から離脱する。これにより、ロアレール16に対するアッパレール15の前後摺動が可能になる。
使用者は、所望のシートスライド位置を得たら、ループハンドル33に対する引き上げ操作を解除する。すると、オープンロッド20及びロックレバー21はロック付勢ばね22の回動付勢力によって再びロック位置に戻り、ロック爪21aがロック孔18に係合してアッパレール15の前後移動が規制される。つまりスライドロック状態となる。
ここで、使用者がアッパレール15を前方または後方にスライドさせると、スライド限界位置においてシートトラックストッパ41、43の端面41c、43dが当接してそれ以上前方または後方へのスライドが阻止される。また、このようにシートトラックストッパ41、43が当接してスライドが阻止された位置でループハンドルに対する引き上げ操作が解除されると、オープンロッド20及びロックレバー21はロック付勢ばね22の回動付勢力によって再びロック位置に戻り、ロック爪21aがロック孔18に係合してアッパレール15が最前方位置または最後方位置において前後移動が規制され、スライドロック状態となる。
このシートトラック装置のアッパレール15には、シート取付け用のウエルドボルト50が固定されている。ウエルドボルト50は、図10に示したように、雄ねじが切られたボルト51の一端にボルト座52が固定されている。このボルト座52は、ボルト51側の縁部が面取りされて傾斜面52aとなっている。このように傾斜面52aを形成することで、ボルト51を内方向から中央突出部15aに形成されたウエルドボルト穴15dに挿通した状態でボルト座52が回転しても(図11)、傾斜面52aは中央突出部15aの曲げRに乗り上げないので(図12)、ボルト座52が中央突出部15aの内壁に密着した状態でボルト座52を内壁に溶接できる。
足ブラケット60などをロアレール16にカシメて固定する場合がある(図13)。かかる場合、カシメ作業を行うためには、アッパレール15をスライドさせて、カシメのワークスペースを確保する必要がある。これらのレイアウトやカシメ位置によっては、車種ごとに長さを設定したロアレール、アッパレールを用意する必要があった。そこで本実施形態では、アッパレール15(中央突出部15a)の上面にカシメ工具穴15eを空けて、このカシメ工具穴15eを使って、足ブラケット60をロアレール16に固定するリベット62をカシメることを可能にした(図14)。
このようにアッパレール15にカシメ工具穴15eを設けることにより、アッパレール15をスライドさせなくてもワークスペースが確保される。このカシメ工具穴15eの位置を調節することにより、レイアウトの自由度が高くなり、複数の車種に対して同一のロアレール及びアッパレールを使用することが可能になった。
本発明によるロック解除機構を適用したシートトラック装置の一実施形態を示す斜視図である。 図1のシートトラック装置のループハンドルを取り除いた状態の平面図である。 同シートトラック装置のループハンドルを取り除いた状態の側面図である。 図1の切断線A−Aに沿う断面図である。 図1の切断線B−Bに沿う断面図であって、ロック状態を示す図である。 図1の切断線B−Bに沿う断面図であって、アンロック状態を示す図である。 同シートトラック装置の一対のシートトラックストッパの一方の実施形態を示す斜視図である。 同シートトラック装置の一対のシートトラックストッパの他方の実施形態を示す、(A)は斜視図、(B)は正面図である。 (A)は図3の切断線C-Cに沿う断面図、(B)は図3の切断線D-Dに沿う断面図である。 同シートトラック装置に使用されたウエルドボルトの斜視図である。 同ウエルドボルトをアッパレールに固定した状態の平面図である。 同アッパレールを横断してウエルドボルトとアッパレールの関係を示す、図3の切断線E-Eに沿う断面図である。 同シートトラック装置に足ブラケットを装着した状態を示す、(A)は平面図、(B)は側面図である。 図13(B)の切断線F-Fに沿う断面図である。
符号の説明
15 アッパレール
16 ロアレール
19 ロックレバーブラケット
20 オープンロッド
21 ロックレバー
22 ロック付勢ばね
30 オープンレバーブラケット
31 オープンレバー
32 ハンドル付勢ばね
33 ループハンドル(ハンドル部材)
41 第1シートトラックストッパ
41a ストッパ本体部
41b 突片部
41c 端面(当接面)
43 第2シートトラックストッパ
43a ストッパ基部
43b 突片部
43c ストッパ本体部
43d 端面(当接面)
50 ウエルドボルト
52 ボルト座

Claims (4)

  1. ロアレールと、該ロアレールにスライド可能に係合したアッパレールと、前記ロアレール及びアッパレールに固定された、前記アッパレールのスライド範囲を規制するストッパ部材とを備えたシートトラックにおいて、
    前記ストッパ部材はロアレール用に1個、アッパレール用に2個が備えられていて、各ストッパ部材は、前記アッパレールのスライド方向に延びるストッパ本体部と突片部とを有し、
    前記ロアレールは、前後方向略中央位置に、前記アッパレールのスライド方向に延びる長溝を有し、該長溝に、前記1個のストッパ部材の突片部が嵌合されてカシメられていること、
    前記アッパレールは、前記ロアレールの1個のストッパ部材を挟む2つの位置に前記アッパレールのスライド方向に延びる長溝を有し、各長溝に、前記2個のストッパ部材の突片部がそれぞれ嵌合されてカシメられていること、および
    前記ロアレールに固定された1個のストッパ部材と前記アッパレールに固定された2個のストッパ部材は、前記アッパレールの前記スライド範囲端において前記ストッパ本体部の端面が互いに当接して前記アッパレールのスライドを規制すること、を特徴とするシートトラックのスライドストッパ構造。
  2. ロアレールと、該ロアレールにスライド可能に係合したアッパレールと、前記ロアレール及びアッパレールに固定された、前記アッパレールのスライド範囲を規制するストッパ部材とを備えたシートトラックにおいて、
    前記各ストッパ部材は、前記アッパレールのスライド方向に延びるストッパ本体部と突片部とを有し、
    前記ロアレール及びアッパレールのそれぞれは、前記アッパレールのスライド方向に延びる長溝を有し、
    前記各ストッパ部材は、前記突片部が前記長溝に嵌合されてカシメられていること、および
    前記ロアレール及びアッパレールに固定されたストッパ部材は、前記スライド方向から見て、一方のストッパ本体部の端面の輪郭が他方のストッパ本体部の端面の輪郭と交叉する形状に形成されていて、前記アッパレールの前記スライド範囲端において前記ストッパ本体部の交叉する端面が互いに面当たりして前記アッパレールのスライドを規制すること、を特徴とするシートトラックのスライドストッパ構造。
  3. 請求項記載のシートトラックのスライドストッパ構造において、ロアレール及びアッパレールの一方に固定されるストッパ部材は、前記ストッパ本体部が板状であって、他方に固定されるストッパ部材は、前記板状のストッパ本体部がその端面がフック形状を呈する形状に屈曲しているシートトラックのスライドストッパ構造。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載のシートトラックのスライドストッパ構造において、前記突片部は、前記アッパレールのスライド方向に離反して複数形成されているシートトラックのスライドストッパ構造。
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