JP5361898B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、固定子コアの内面にコイルを巻いて磁極を形成する固定子を分割した固定子を持つ回転電機に関する。
従来から、保守作業を容易にするため、回転電機の固定子を分割し、コイル巻き線作業後に分割した固定子を再度組み立てて一体構造にすることが試みられてきた。
クローティース形回転電機の例としては、例えば、特許文献1,2に開示されている。すなわち、対向する爪磁極を有する2枚のディスク状コアの間にリング状に巻いたコイルを挟み込んで製作した各相のディスク状固定子コアを、磁極位相を電気的にずらしながら軸方向に複数相分積層し、多相の固定子コアを形成している。
また、通常の固定子コアの分割構造に関する従来技術としては、ヨーク部とティース部を分割してコイルの組立を容易にし、コイル組立後にティース先端を連結する例が、例えば、特許文献3など、多くの文献に開示されている。
さらに、ヨークを周方向にティースの数だけ分割して1極分のヨーク部とティース部を持つパーツに分割することも、例えば、前記特許文献3などに開示されている。
一方、円周方向に極数分に分割した電磁鋼板を積層して一体化した分割コアを円筒状に複数個組み合わせ、その外周に電磁鋼線と熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグシートを巻きつけ加熱硬化させ、ハウジングに収容する例が特許文献4に開示されている。
特開2008−29141号公報 特開2008−29142号公報 特開2001−218429号公報 特開2007−295740号公報
しかしながら、上記従来技術では、分割または分解した構造を再び一体構造にするためのコストの増加、樹脂などのモールド成形または接着を利用することによる廃棄時の分別再利用の困難性と環境に与える悪影響などの課題がある。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、分割した構造を再び一体構造にするためのコストが少なく、廃棄時の分別や再利用が容易で、環境に与える影響が小さい固定子を備えた回転電機を提供することを目的としている。
本発明は、固定子コアを積層した固定子を備えた回転電機において、各固定子コアを積層した後に、その外周を熱収縮性チューブで覆い、加熱して熱収縮したチューブによって固定子コアを一体構造とする。
ここで、熱収縮性チューブとは、「熱収縮性チューブ」,「熱収縮チューブ」または「シュリンクチューブ」という商品名で市販されているチューブ(管)である。これを必要な幅に輪切りにして、固定子コアの外周に被せ、115℃以上に加熱すると、内径方向の熱収縮率35%以上によって、固定子コアの外周をしっかりと保持することができる。市販のポリ塩化ビニル系熱収縮性チューブ(商品名:ヒシチューブ、メーカ:三菱樹脂)は、機械的特性に優れている。一方、電子線架橋ポリオレフィン樹脂(商品名:スミチューブ、住友電工ファインポリマー)又はエチレンプロピレンゴム(商品名:ニシチューブ、メーカ:西日本電線)などは、機械的特性を満足するほか、廃棄時の環境性にも優れている。
本発明の望ましい実施態様に使用する熱収縮性チューブは、上記したように内径方向の熱収縮率が35%以上である。この熱収縮性チューブは、収縮によって固定子コア外周の円筒状表面に密着することによって、円周方向に分離され、軸方向に積層された多数の固定子構成単位に対し、十分な保持力を発揮するが、モールドや接着剤のように固定子コアの表面と接合してはいない。したがって、製品の保守時や廃棄時においては、熱収縮性チューブを切断することによって、容易に固定子を分解することができる。
また、前記固定子コアとしては、対向する爪磁極を有する2枚の固定子コアの間にリング状に巻いたコイルを挟み込んだ後に、固定子コアの外周を熱収縮性チューブで覆い、加熱収縮したチューブによって固定子コアを一体構造とする。
また、前記爪磁極を有する2枚の固定子コアのような複雑な形状は磁性粉の圧粉成形体とすることによって爪磁極を有する複雑な形状を容易に製作できる。
さらに、前記固定子コアとしては、対向する爪磁極の外周に非磁性体のリングとリング状に巻いたコイルを挟み込んだ後、固定子コアの外周を熱収縮性チューブで覆い、加熱収縮したチューブによって固定子コアを一体構造とする。
さらに、前記固定子コアとしては、対向する爪磁極の内周に非磁性体のリングを挿入し、外周には熱収縮性チューブとリング状に巻いたコイルを挟み込んだ後、固定子コアの外周を熱収縮性チューブで覆い、内外の2箇所を収縮チューブと非磁性体のリングによって固定子コアを一体構造とする。
さらに、前記固定子コアとしては、対向する爪磁極の内周に加熱によって拡大するように形状を記憶された形状記憶樹脂又は非磁性の形状記憶合金のリングを挿入し、外周には非磁性体のリングとリング状に巻いたコイルを挟み込んだ後、外周を熱収縮性チューブで覆い、内外の2箇所を収縮チューブと形状記憶樹脂又は形状記憶合金によって固定子コアを一体構造とする。形状記憶合金では加熱して形状が回復する際は硬化するが、形状記憶樹脂では低温で硬化(ガラス状態)し、加熱によって軟化(ゴム状態)する特性上の違いがある。
現在市販されている形状記憶樹脂としては、ポリノルボルネン系樹脂(商品名:ノーソレックス、メーカ:日本ゼノン)、トランスポリイソプレン系樹脂(商品名:クラレTPI、メーカ:クラレ)、スチレン−ブタジエン共重合体系樹脂(商品名:アスマー、メーカ:旭化成)、並びに、ポリウレタン系樹脂(商品名:ディアプレックス、メーカ:三菱重工業)がある。形状記憶合金としてはニッケルとチタンを成分としたNT合金が広く実用化されていて、材料や材料特性データの入手が容易である。
本発明は、他の一面において、通常型の固定子構造の円筒状の固定子コアを分割した固定子を持つ回転電機において、分割した固定子コアを組み立てた後に固定子コアの外周を熱収縮性チューブで覆い、加熱して熱収縮したチューブによって固定子コアを一体構造とする。
また、固定子コアからティースも分割し、ティースの内周側に加熱によって拡大するように記憶された形状記憶樹脂又は非磁性の形状記憶合金のリングを挿入して加熱し、ティースに径方向の圧縮応力を与えて分割された固定子コアとティースを一体構造とする。
本発明の望ましい実施態様によれば、製造コストを大幅に削減し、廃棄時の分別、再利用が容易な積層及び分割固定子コアを一体化した回転電機を提供することができる。
本発明の望ましい実施態様によれば、回転電機の固定子を分解し、再び一体構造にするためのコストを低減し、樹脂などのモールド成形や接着を利用することによる廃棄時の分別、再利用の困難性を排除でき、環境に与える影響などの課題を解決できる。
本発明のその他の目的と特徴は、以下に述べる実施例の中で明らかにする。
本発明の実施例1による回転電機の1相分の固定子の構造を示す分解斜視図。 本発明の実施例1による回転電機の1相分の固定子の断面構造図。 本発明の実施例1による回転電機の固定子を熱収縮性チューブで一体構造にする準備段階を示す組立治具を含む一部分解斜視図。 本発明の実施例1による回転電機の固定子を熱収縮性チューブで一体構造にする加熱前の段階を示す組立治具を含む一部分解斜視図。 本発明の実施例1により熱収縮性チューブで一体構造とした回転電機の固定子の斜視図。 本発明の実施例1により熱収縮性チューブで一体構造にする前または後に、熱収縮性チューブに二本の直線上に連続する多数の小孔を開けた状態を説明する斜視図。 本発明の実施例1により熱収縮性チューブで一体構造にした後、熱収縮性チューブに二本の直線上に連続する多数の小孔の機能を説明する斜視図。 本発明の実施例1により熱収縮性チューブで一体構造にした後、固定子の分解を容易にするために熱収縮性チューブの端部に設けた切込みを説明する斜視図。 本発明の実施例1によるクローティース形回転電機の縦断面構造図。 本発明の実施例2による回転電機の1相分の固定子の構造を示す分解斜視図。 本発明の実施例2による回転電機の1相分の固定子の断面構造図。 本発明の実施例3による回転電機の固定子の断面構造図。 本発明の実施例4による回転電機の固定子の断面構造図。 本発明の実施例5による回転電機の固定子からティースを取り外して示すヨークの斜視図。
符号の説明
11,12…固定子コア、111,121…爪磁極、2…コイル、3…非磁性合金製又は硬質ゴム系樹脂製のリング、4,5,6,61…熱収縮性チューブ、100…組立治具、101…基台、102…円柱、103…チューブ用支持円板、104…下部支持円板、105…上部支持円板、106…保持用ナット、62,63…小孔、64,65…切り込み、7…回転子、81,82…ブラケット、9…ブラケット取付ボルト、10…ナット、13…非磁性合金製又は硬質ゴム系樹脂製のリング、14…形状記憶樹脂又は非磁性な形状記憶合金製のリング、15…固定子コア、16…ティース、17…固定子、18…ティース支持リング、181…リング部、182…突出部、19…熱収縮性チューブ。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1は本発明の実施例1によるクローティース形回転電機の1相分の固定子の構造を示す分解斜視図である。大きな中空部を持つディスク状の一対のコア11,12を同軸上に相対向させ、それらの内径部近傍から、互いに対向するコア側に向けて軸方向に多数の爪磁極(クローティース)111,121を立設させている。これらの多数の爪磁極111,121は、円周方向に一定の間隔もって配置され、両ディスク状コア11,12を当接したとき、互いの爪磁極が、相方の爪磁極の間隔内に位置するように配置されている。また、両ディスク状コアの最外周には、軸方向断面がL字型となる外縁部112,122を設け、その高さは、前記爪磁極111,121の半分である。したがって、両ディスク状コア11,12を当接したとき、両ディスク状コアの間には、爪磁極111,121群と、外縁部112,122とに挟まれた環状の空間ができる。この環状空間に、リング状に巻いたコイル2を挟み込む。
以上が、この実施例のクローティース形回転電機の1相分の固定子に必須の基本構成要素であり、3相の回転電機であれば、同一構造の3相分の固定子を用意し、爪磁極の位相を電気的に120度づつずらしながら同軸上に積層して、3相固定子を形成する。
ここで、本発明の実施例1では、一対のディスク状コア11と12は、磁性粉の圧縮により形成した非焼結圧粉成形体とすることによって、磁気特性に優れ、かつ、爪を有する複雑な形状を容易に製作することができる。しかしながら、非焼結圧粉成形体による爪磁極111,121群は、比較的に脆弱である。そこで、組合された爪磁極111,121群の内周に当接させて、機械的強度を持つ非磁性合金製又は硬質ゴム系樹脂製のリング3を挿入し、爪磁極111,121群を支える。その上で、爪磁極111,121群の外周を熱収縮性チューブ4で覆い、加熱することによって収縮したチューブ4によって、比較的脆弱な爪磁極111,121群を、機械的強度を持つリング3で支持する。
一方、一対のディスク状コア11と12が、コイル2を収容して当接され、円筒状になった外縁部112,122は、熱収縮性チューブ5で覆い、加熱することによって、熱収縮性チューブ5の収縮によってしっかりと固定する。
図2は、図1で説明した本発明の実施例1によるクローティース形回転電機の1相分の固定子の組み立て後の軸方向から見た断面図である。
図の内側には、機械的強度を持つ非磁性合金製又は硬質ゴム系樹脂製のリング3が挿入され、爪磁極111,121群を支えている。そして、爪磁極111,121群の外周から、熱収縮性チューブ4の収縮によって、比較的脆弱な爪磁極111,121群を、機械的強度を持つリング3に支持させている。
また、一対のディスク状コアが、コイル2を収容して当接され、円筒状になった外縁部112,122の外周には、熱収縮性チューブ5の収縮によってしっかりと固定されていることが分かる。
このように、一対のディスク状コア11と12を、熱収縮性チューブ4と5の2ヶ所で固定して一体構造としている。
図3は、本発明の実施例1によるクローティース形3相回転電機の固定子を熱収縮性チューブで一体構造にする準備段階を示す組立治具を含む一部分解斜視図である。
組立治具100は、基台101に、ねじ付きの円柱102が立設されている。この円柱102の頂上側から、まず、チューブ用支持円板103が挿入され、適切な位置に位置決めされる。次に、下部支持円板104が挿入され、チューブ用支持円板103との適切な間隔を保つように、同様に位置決めされる。
ここで、図2で説明した1相分の固定子3個が重ねられて下部支持円板104に載置される。このとき、磁極位置は、互いに電気的に120度づつずらして置く。そして、上部支持円板105を介して、保持用のナット106で締め付けて固定する。
図4は、本発明の実施例1によるクローティース形3相回転電機の固定子を熱収縮性チューブで一体構造にする加熱前の段階を示す組立治具を含む一部分解斜視図である。
3相分の固定子が固定され、これらの周りを熱収縮性チューブ6で覆った状態を示している。この図では内部が見えるように熱収縮性チューブ6の一部を切り取って図示している。また、熱収縮性チューブ6の幅(図の上下方向)は、幅方向の収縮量と、固定子コアの両端面の外周部分を覆う面積を考慮して決める。したがって、下部支持円板104の位置から、熱収縮性チューブ6用支持円板103の位置までの距離(高さ方向)は、熱収縮性チューブ6が、固定子コアの上下端からはみだす長さが等しくなるように決められる。
このように位置決めした状態で、熱収縮性チューブ6を加熱して、熱収縮させる。
図5は、本発明の実施例1により熱収縮性チューブで一体構造としたクローティース形3相回転電機の固定子の斜視図である。
図に示すように、3相回転電機の固定子は、その円筒状外周部の熱収縮性チューブ6だけでなく、図4で固定子コアの上下端から熱収縮性チューブ6をはみださせた長さに応じ、図5の符号61で示す部分も綺麗に熱収縮性チューブ61で、しっかりと覆われる。
このように、爪磁極111,121群を持つ3相分の固定子の外周を熱収縮性チューブ6,61で覆うことによって、一体構造の固定子を形成するのである。
したがって、この実施例においては、熱収縮性チューブ6を、3相分の固定子コアの外周の幅よりも広く切り出すステップと、3相分の固定子コアの外周の両端へはみ出すように熱収縮性チューブ6を被せる(図4)ステップを備えている。そして、固定子コアの外周の両端へはみ出したままの熱収縮性チューブ6を加熱するステップを加えることによって、図5に示す固定子コアの円周部6だけでなく、その両側部の一部61をも密接に覆った回転電機の固定子を提供することができる。
なお、図3および図4では、1相分の固定子として、既に、熱収縮性チューブ5で覆ったものを3相分積層して、さらに、熱収縮性チューブ6で覆った場合について説明したが、これに拘泥することは無い。図1の熱収縮性チューブ5を省いて、これらを重ね合わせ、そのまま、図3の治具100に載置して、図4の熱収縮性チューブ5が無いまま、3相分を一挙に、熱収縮性チューブ6で覆うことができる。これらは、その作業性と、完成品に必要な強度との関係で、適宜に選択することができる。
図6は、本発明の実施例1により熱収縮性チューブ6で一体構造にした後、熱収縮性チューブ6,61に、2本の直線上に連続する多数の小孔62,63を開けた状態を説明する斜視図である。長さ方向の二本の直線上に無数の小さな孔62,63を開けておき、廃棄等で分解が必要になった時に、熱収縮性チューブ6,61を容易に破断することができるようにしたものである。
この場合、熱収縮性チューブ6,61の強度が大幅に減少しており、実際に使用する条件で強度上の問題が無いことを試験等で評価しておく必要がある。
図7は、本発明の実施例1により熱収縮性チューブで一体構造にした後、熱収縮性チューブに設けた二本の直線上に連続する多数の小孔の機能を説明する斜視図である。図には分解時に、上端から破談を始めた状態を示している。
図8は、本発明の実施例1により熱収縮性チューブで一体構造にする前または後に、固定子の分解を容易にするために熱収縮性チューブの端部に設けた切込みを説明する斜視図である。
図に示すように、熱収縮性チューブ61の端部に切り込み64,65を付けておき、実際に分解する場合は、破線で示す位置にカッター等で浅く切り込みを入れることによって容易に熱収縮性チューブ6を破断することができる。
図9は、本発明の実施例1によるクローティース形回転電機の縦断面構造図である。
対向する爪磁極111,121をもつ2枚の固定子コア11,12の爪磁極111,121を交互に組み合わせ、これらの爪磁極111,121群の内周にリング3を当接させ、爪磁極111,121群の外周からは熱収縮性チューブ4で固定する。この熱収縮性チューブ4の外周には、リング状に巻いたコイル2を挟み込み、加熱して2枚の固定子コア11,12を結合する。これが1相分の固定子コアであり、3相分の固定子コアが、同軸上に積層され、3相分が一体となるように、それらの外周を熱収縮性チューブ6で固定する。
この3相固定子コアは、回転子7と共に、両ブラケット81,82の間に組み込まれ、ブラケット取付ボルト9とナット10により、両ブラケット81,82を連結することによって固定される。このとき、図に示すように、3相分の固定子コアの外周部は、熱収縮性チューブ6によって固定されており、その外側には、ハウジングは無い。
この実施例によれば、図示のような構造が可能となり、ケーシングを省略できる回転電機を提供することができる。
図10は、本発明の実施例2による回転電機の1相分の固定子の構造を示す分解斜視図である。図1の実施例と同様な部分は説明を省略し、異なる部分を中心に説明を進める。
前述した本発明の実施例1では、爪磁極111,121群の内周に機械的強度を持つリング3を当接させた上で、爪磁極111,121群の外周から熱収縮性チューブ4で締め付ける要領で、比較的脆弱な爪磁極111,121群を、リング3で支持した。
一方、図10の実施例2では、逆に、爪磁極111,121群の外周側を、機械的強度を持つ非磁性合金製又は硬質ゴム系樹脂製のリング13で固定した上で、爪磁極111,121群の内周に形状記憶樹脂又は非磁性な形状記憶合金製のリング14を配置する。そして加熱によって形状記憶リング14の拡大によって、比較的脆弱な爪磁極111,121群を機械的強度を持つリング13で保持する。なお、この実施例における非磁性合金製又は硬質ゴム系樹脂製のリング13は、その外側に配置されるコイルを傷つけないように保護する機能も発揮できる。
図11は、図10で説明した本発明の実施例2によるクローティース形回転電機の1相分の固定子の組み立て後の軸方向から見た断面図である。
図の内側には、形状記憶樹脂又は非磁性な形状記憶合金製のリング14の拡大によって、比較的脆弱な爪磁極111,121群を、その外周側に当接させた機械的強度を持つリング13に押し付ける要領で、支持させている。円筒状になった外縁部112,122の外周は、実施例1と同様に、熱収縮性チューブ5の収縮によってしっかりと固定されている。
このように、一対のディスク状コア11と12を、形状記憶樹脂又は非磁性な形状記憶合金製のリング14と熱収縮性チューブ5の2ヶ所で固定して一体構造としている。
図12は、本発明の実施例3による一般的な固定子構造を持つ回転電機の固定子の断面構造図である。
この実施例3では、まず、円筒状の固定子コア15とティース16を6分割した固定子17を対象としている。図示を省略したが、各ティース16には、コイルが巻かれている。このような固定子17において、ティース16の内周側に、形状記憶樹脂又は非磁性な形状記憶合金製のティース支持リング18を挿入している。ティース支持リング18は、リング部181と突出部182を有し、加熱によって拡大する。分割した固定子コア15とティース16を組み立てた後に、固定子コア15の外周を熱収縮性チューブ19で覆い、加熱して固定子コア15には熱収縮性チューブ19によって周方向に圧縮応力を与える。一方、ティース16には、ティース支持リング18のリング部181によって径方向に圧縮応力を与えるとともに、突出部182によって周方向の圧縮応力を与えて、分割された固定子コア15とティース16を一体構造としている。
図13は、本発明の実施例4による一般的な固定子構造を持つ回転電機の固定子の断面構造図である。
この実施例4も、円筒状の固定子コア15とティース16を分割した固定子17を対象としている。図示を省略したが、各ティース16には、コイルが巻かれている。このような固定子17において、分割した固定子コア15とティース16を組み立てた後に、固定子コア15の外周を熱収縮性チューブ19で覆うとともに、ティース16の内周側に形状記憶樹脂又は非磁性な形状記憶合金製のティース支持リング18を挿入する。その後、熱収縮性チューブ19を加熱して、固定子コア15に熱収縮性チューブ19によって周方向の圧縮応力を与えるとともに、ティース16には径方向の圧縮応力を与えて、分割された固定子コア15とティース16を一体構造としている。この場合、ティース16の内周側の両端に設けられた突出部161によって各ティースの位置が決まる。
図14は、本発明の実施例5による回転電機の固定子からティースを取り外して示す固定子コアの斜視図である。図12と図13のように、円筒状固定子コア15とティース16を周方向に6分割した固定子17において、軸方向にも4分割した例を示している。また、4分割したそれぞれのリング状固定子コア15を、周方向の分割位置が30°づつずれるように重ねて積層構造にしている。その上で、全体の円筒状固定子コア15の外周面を、熱収縮性チューブ19で覆っている。
本発明は、小形・低負荷の回転電機の組立、特に、軸方向積層形および/または円周方向分割形の固定子コアの一体化に利用できる。

Claims (10)

  1. 固定子コアを軸方向に積層し、その円周方向に所定間隔で複数の磁極を配置した固定子を備えた回転電機において、
    前記固定子コアの同一円周上から軸方向に立設する多数の爪磁極と、多数の前記爪磁極の外周側に巻くように配置された固定子コイルとを有する複数相毎の単位固定子と、
    複数相の前記単位固定子を、各相磁極の電気的位相をずらして軸方向に積層し、前記固定子コアの外周部を、積層した複数相に跨って被覆する熱収縮性チューブを備えたことを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1において、前記固定子コアの外周部を被覆する熱収縮性チューブは、1相分の固定子コアの外周部を被覆する第1の熱収縮性チューブと、複数相分の固定子コアの外周部をまとめて被覆する第2の熱収縮性チューブとを備えたことを特徴とする回転電機。
  3. 請求項1において、前記熱収縮性チューブは、内径収縮率が35%以上であることを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1において、径方向に所定の幅を持ち、その内周近傍から軸方向に向けかつ円周方向に所定の間隔を空けて立設された多数の爪磁極を有する第1の固定子コアと、この第1の固定子コアと同一形状をもって同軸上に対面し、前記間隔を空けて立設した多数の爪磁極が交互に対向する他側の爪磁極の前記間隔に入り込むように当接して配置された第2の固定子コアと、多数の前記爪磁極の外周側に巻かれた固定子コイルとを有する相毎の単位固定子とを備えたことを特徴とする回転電機。
  5. 請求項において、前記第1,第2の固定子コアは、磁性粉の圧縮により形成した非焼結圧粉成形体であることを特徴とする回転電機。
  6. 請求項において、前記爪磁極の外周と、リング状に巻かれた前記固定子コイルとの間に配置されたゴム系樹脂又は非磁性合金製のリングを備えたことを特徴とする回転電機。
  7. 請求項において、対向する多数の前記爪磁極の内周に当接配置したゴム系樹脂又は非磁性合金製のリングと、多数の前記爪磁極の外周に配置された熱収縮性チューブとを備えたことを特徴とする回転電機。
  8. 請求項において、対向する多数の前記爪磁極の外周に当接配置したゴム系樹脂又は非磁性合金製のリングと、多数の前記爪磁極の内周に配置された形状記憶樹脂又は非磁性な形状記憶合金製のリングとを備えたことを特徴とする回転電機。
  9. 固定子コアを軸方向に積層し、その円周方向に所定間隔で複数の磁極を配置した固定子を備えた回転電機の固定子の製造方法において、
    所定間隔で同一円周上から軸方向に立設する多数の爪磁極を有する2つの固定子コアを軸方向に向き合わせ、固定子コイルを多数の前記爪磁極の外周側に巻くように、重ね合わせて単位固定子を形成するステップと、
    前記単位固定子は1相分の固定子であり、複数相分の前記固定子を、各相磁極の電気的位相をずらして軸方向に積層するステップと、
    複数相分の前記固定子の外周に跨って熱収縮性チューブを被せるステップと、
    前記熱収縮性チューブを加熱するステップと
    を備えた回転電機の固定子の製造方法。
  10. 請求項において、前記熱収縮性チューブを、複数相分の前記固定子の外周の幅よりも広く切り出すステップと、複数相分の前記固定子の外周の両端へはみ出すように熱収縮性チューブを被せるステップと、前記固定子の外周の両端へはみ出したままの前記熱収縮性チューブを加熱するステップとを備えた回転電機の固定子の製造方法。
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