JP5361258B2 - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、現像により画像を形成する画像形成装置及び画像形成装置の制御方法に関する。
従来、電子写真方式で画像形成を行う画像形成装置や静電記録方式で画像形成を行う画像形成装置では、静電潜像を担持した像担持体(感光ドラム)に、現像剤を担持した現像器の現像剤担持体(現像スリーブ)を対応させて現像を行うことが一般的である。現像を行う際は、感光ドラムと現像スリーブの間に現像電界を形成するために、現像スリーブに現像バイアス電圧を印加する。
現像バイアス電圧としては、例えば図18に示すようにDC(直流)成分にAC(交流)成分を重畳した現像バイアス電圧が用いられている。即ち、図18に示す現像バイアス電圧(本明細書では矩形バイアス電圧と称する)のAC成分の矩形波としては、従来、周波数が2kHz(1/2周期=250μ秒)程度、ピークツーピーク電圧(Vp−p)が2kV程度のものが用いられている。
また、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いた現像(2成分現像)に関しては、図19に示すようにDC成分にAC成分を断続的に重畳した現像バイアス電圧を用いる技術が提案されている。図19に示す現像バイアス電圧(本明細書ではブランクパルスバイアス電圧(BPバイアス電圧)と称する)は、パルス部と休止部(ブランク部)から構成されている。
現像バイアス電圧のAC成分であるACバイアス電圧の波形に関する技術については各種の技術が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。尚、各特許文献では、画像形成装置の感光ドラムと現像スリーブの間に設けられる所定のギャップ(S−Dギャップ)のばらつきに対する対策については開示されていない。
特開2001−194876号公報 特開2001−117332号公報 特開2001−125348号公報
しかしながら、従来技術においては以下のような問題がある。
図19の現像バイアス電圧を用いた場合は、図18の現像バイアス電圧を用いた場合に比べて現像性が良いが、現像で得られた画像のハイライト部のがさつきをなくすためには現像バイアス電圧のパルス部の周波数を4kHz以上に上げることが必要である。また、画像の濃度を出す条件として、現像バイアス電圧のパルス部のVp−pを矩形バイアス電圧と同様に約2kV以上に設定することが必要である。図18、図19のようにDC成分に重畳したAC成分(ACバイアス電圧)は現像性の向上に役立っているが、ACバイアス電圧が過大であると、現像器の内部に異物が混入した際にリングマークが発生する等の画像不良を生ずる。
一方、画像形成装置では感光ドラムと現像スリーブの間に所定のギャップ(以下S−Dギャップと表記)を設けている。S−Dギャップを維持するため、現像スリーブの端部に設けた突き当てコロを感光ドラムの表面に突き当てる構成、もしくは現像スリーブの回転軸と感光ドラムの回転軸の間にスペーサを固定する構成をとっている。S−Dギャップが狭いと現像性は向上するものの、上述したACバイアス電圧が過大な時のように画像不良が生じる。また、S−Dギャップが広いと現像性が低下する。
しかし、突き当てコロの径のばらつきやスペーサの寸法のばらつき等により、S−Dギャップは画像形成装置毎にばらつくという問題がある。元々、設計上の中心値である、S−Dギャップの称呼値は、例えば300umといった非常に狭いものであるため、部品の公差等によるばらつきにより±20%程度変わる場合がある。S−Dギャップが狭い側にばらついて300umの称呼値に対して例えば240umになった場合、高電圧(以下高圧)の現像バイアス電圧が狭くなったS−Dギャップに印加される結果、S−Dギャップの電界は非常に大きなものになる。
また、現像器の内部に導電性の異物が混入した場合、現像スリーブにおける感光ドラムと対向する側の導電性の異物が存在する部分では更にS−Dギャップが狭くなり、その部分で異常放電が発生する。その結果、画像にリング状の斑点が形成され著しく画像品位を落とすという問題が発生する。また、逆にS−Dギャップが広くなった場合、上述したように現像性が低下するという問題が発生する。
他方、磁性体を含むトナーからなる1成分現像剤を用いた1成分ジャンピング現像では、現像スリーブと感光ドラムの間の電界により現像剤が飛翔する現象を利用して現像を行う。1成分ジャンピング現像では、S−Dギャップが広いか狭いかに応じて画像の濃度が変わるという問題がある。この場合、1成分ジャンピング現像では、矩形波のAC成分とDC成分を重畳した現像バイアス電圧が主に用いられる。現像を行う際は、現像スリーブの現像剤の穂が感光ドラムに接触せず、感光ドラムの潜像を形成するための電位と現像スリーブの電位との間の電位差によって生じた電界により、現像剤を飛翔させて現像を行う。
しかし、1成分ジャンピング現像では、S−Dギャップの広さにより電界が異なる結果、画像の濃度まで変化するという問題がある。そのため、S−Dギャップの動的変動があると、S−Dギャップの広いところでは画像濃度が薄く、S−Dギャップの狭いところでは画像濃度が濃くなり、画像に帯状の濃淡が発生するという問題がある。
本発明の目的は、現像性を向上させた上で、画像不良の発生を抑制すると共に画像濃度を一定に保つことを可能とした画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持体に対向して配置され前記像担持体に担持された静電潜像の現像に用いる現像剤を担持する現像剤担持体とを備え、前記静電潜像を前記現像剤を用いて現像することで画像形成を行う画像形成装置において、前記像担持体と前記現像剤担持体の間に現像電界を形成するための現像バイアス電圧を前記現像剤担持体に印加する印加手段と、前記像担持体と前記現像剤担持体の間の容量を検出する検出手段と、前記像担持体が回転している間に前記検出手段により検出された容量に従って、前記像担持体の外周の複数個所における前記像担持体と前記現像剤担持体との間のギャップについてのプロファイルであって、前記現像剤担持体の偏芯成分を除去したプロファイルを、画像形成動作に先立って作成する作成手段と、前記作成手段により作成された前記現像剤担持体の偏芯成分を除去したプロファイルに基づいて、前記像担持体と前記現像剤担持体との間のギャップの変動が画像に及ぼす影響を解消するように、画像形成を行う条件を変更する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、像担持体と現像剤担持体の間の検出した容量に基づいて、画像形成を行う条件を変更するので、像担持体と現像剤担持体の間の間隔のばらつきに対応することが可能となる。これにより、現像性を向上させた上で、画像不良の発生を抑制することが可能となると共に画像濃度を一定に保つことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の感光ドラムと現像器を中心とした構成を示す構成図である。
図1において、画像形成装置は、感光ドラム1の周囲に、一次帯電器2、現像器4、転写帯電器5、クリーニング部6、前露光部11を配置した構造を有する。画像形成装置は、感光ドラム1に形成した静電潜像を現像したトナー像を用紙に転写する電子写真方式の画像形成を行う。感光ドラム1は、静電潜像を担持する像担持体であり、駆動機構(不図示)により矢印R方向に回転駆動される。帯電工程では、感光ドラム1の表面は一次帯電器2により均一に帯電される。露光工程では、形成対象の画像に応じたレーザ光Lがレーザ駆動部(不図示)により感光ドラム1の表面に露光され、静電潜像が形成される。
現像器4は、現像スリーブ4a、現像スクリュー4b、現像スクリュー4cを備えると共に、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を収容しており、感光ドラム表面の静電潜像の現像を行う。現像スリーブ4aは、現像剤を担持する現像剤担持体であり、感光ドラム1に対向して配置される。現像工程では、感光ドラム1と現像スリーブ4aの間に現像電界を形成するために、現像高圧基板(図3参照)から現像スリーブ4aに現像バイアスを印加する。これに伴い、感光ドラム1の表面に形成された静電潜像は、現像器4により現像されトナー像として可視化される。本実施の形態では、トナーはマイナス極性に帯電されている。
転写工程では、紙搬送機構(不図示)により搬送されてくる用紙に感光ドラム上のトナー像が転写帯電器5により転写される。感光ドラム上の転写残りトナーは、感光ドラム1に押圧されたクリーニングブレードを有するクリーニング部6により除去される。トナー像が転写された用紙は、定着器(不図示)に搬送される。定着工程では、定着器により用紙上のトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、機外に排出される。その後、感光ドラム1は、前露光部11により除電され再度の画像形成に供される。
図2は、感光ドラムの回転軸と現像スリーブの回転軸がスペーサにより位置決めされている状態を示す構成図である。
図2において、感光ドラム1の中心部には、感光ドラム1を回転可能に支持する回転軸1aと軸受1bが設けられている。また、現像スリーブ4aの中心部には、現像スリーブ4aを回転可能に支持する回転軸4dと軸受4eが設けられている。また、感光ドラム1の軸受1bの外周部と現像スリーブ4aの軸受4eの外周部との間には、スペーサ201が固定されている。これにより、感光ドラム1の回転軸1aと現像スリーブ4aの回転軸4dとの間は、スペーサ201によって位置決めされている。
本実施の形態では、スペーサ201によって位置決めされた感光ドラム1と現像スリーブ4aとの間の距離(S−Dギャップ:間隔)は、称呼値で300umに設定されている。この場合、S−Dギャップは公差により±60umずれる可能性があり、S−Dギャップの最小値は240um、S−Dギャップの最大値は360umである。
上記の帯電工程では、感光ドラム1の表面は一次帯電器2により例えば−600Vに帯電される。感光ドラム1の表面にレーザ光により形成される静電潜像(潜像部)の電位は−150Vとなっている。現像バイアス電圧のDC成分(現像DCバイアス電圧)として−400Vが現像スリーブ4aに印加されることで、画像濃度を決定するためのコントラスト電位Vcont(感光ドラム1の潜像部と現像スリーブ4aの間の電位)が250Vになる。また、かぶり(潜像部でない箇所にトナーが飛散する現象)を防ぐためのかぶり取り電位Vbackが200Vになる。
本実施の形態では、現像バイアスとして、図19に示したDC成分にAC成分を断続的に重畳したBPバイアスを使用している。DC成分(現像DCバイアス電圧)にAC成分(現像ACバイアス電圧)を加えることで、画像のがさつきを抑制することが可能となると共に画像濃度を十分に得ることが可能となる。S−Dギャップが称呼値300umの場合、現像バイアス電圧のAC成分(現像ACバイアス電圧)のパルス部のVp−pは2kVである。また、S−Dギャップが称呼値300umの場合、感光ドラム1と現像スリーブ4aの間における静電容量の容量性負荷は350pFである。
図3は、画像形成装置の現像高圧基板と制御基板の構成を示すブロック図である。尚、図3に示す構成は、本発明の印加手段、検出手段、制御手段を実現するための一例である。
図3において、画像形成装置には、現像高圧基板300、制御基板305が装備されている。現像高圧基板300には、AC高圧駆動回路301(印加手段)、ACトランス302、DC高圧回路303(印加手段)、p−p電圧検出回路304(検出手段)、コンデンサC1、コンデンサC2、出力抵抗が実装されている。制御基板305には、A/D変換回路306、D/A変換回路307、CPU308(制御手段)が実装されている。
現像高圧基板300において、AC高圧駆動回路301は、現像ACバイアス電圧を生成し、現像スリーブ4aに供給する。DC高圧回路303は、現像DCバイアス電圧を生成し、現像スリーブ4aに供給する。p−p電圧検出回路304は、コンデンサC2の両端のピークツーピーク電圧(p−p電圧)をDC電圧に変換し、容量検出信号として取り出す。
制御基板305において、A/D変換回路306は、p−p電圧検出回路304から出力される容量検出信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。CPU308は、上記各部の制御を司るものであり、プログラムに基づき図6のフローチャートに示す処理を実行する。
また、CPU308は、p−p電圧検出回路304の容量検出信号に基づき、換言すれば感光ドラム−現像スリーブ間容量(現像容量)に基づき、現像を含む画像形成を行う条件を変更する。画像形成を行う条件には、現像ACバイアス電圧のピークツーピーク値(p−p値)、現像DCバイアス電圧の電圧値、帯電DCバイアス電圧の電圧値(第5の実施の形態)、感光ドラム1を露光するレーザ光の光量(第6の実施の形態)を含む。D/A変換回路307は、CPU308から出力されるVp−p設定信号をデジタル信号からアナログ信号に変換する。
現像バイアス生成回路は、現像高圧基板300において、現像DCバイアス生成部(DC高圧回路303)と、現像ACバイアス生成部(AC高圧駆動回路301、ACトランス302)に大別される。ACトランス302の一次側には、AC高圧駆動回路301が並列に接続されている。これにより、ACトランス302の一次側は、AC高圧駆動回路301により駆動される。ACトランス302の二次側には、DC高圧回路303が直列に接続されると共に、容量検出のためにコンデンサC1、コンデンサC2が接続されている。
ACトランス302の二次側は、感光ドラム1と現像スリーブ4aの間の容量である負荷容量CLと、コンデンサC1、C2の容量とに分割された容量分圧回路となっている。負荷容量CLが称呼値350pFの場合、CL、C1、C2の合成直列容量は297pFである。コンデンサのインピーダンスは容量の逆数であるから、現像ACバイアス電圧のうちコンデンサC2の両端に印加されるピークツーピーク電圧(p−p電圧):Vp−pは、計算上、2kV×297pF/0.1uF=5.94Vとなる。
本出願の発明者は、上記コンデンサC2の両端のp−p電圧:Vp−pについて次の測定を行った。即ち、Vp−pの測定値もほぼ上記計算値に近い6.02Vという結果が得られた。但し、感光ドラム1や現像スリーブ4aの各々の偏芯成分によりコンデンサC2の両端電圧も影響を受ける(動的S−Dギャップ変動)。そのため、Vp−pを測定する際は、感光ドラム1と現像スリーブ4aの回転を停止させ、S−Dギャップが所定値になるようにした状態で測定している。
また、本出願の発明者は、感光ドラム1と現像スリーブ4aの間に配置するスペーサとして、長さの異なるスペーサを用意して交換することで次の測定を行った。即ち、S−Dギャップを称呼値の300umから±20%変更し、S−Dギャップを240umと360umに各々設定した場合のコンデンサC2の両端の電圧を測定したところ、Vp−pで以下の結果が得られた。
S−Dギャップが240umの場合・・・C2両端電圧=7.2V
S−Dギャップが360umの場合・・・C2両端電圧=5.15V
上記S−DギャップとコンデンサC2の両端電圧の関係をグラフにしたものを図4に示す。図4において、黒点はコンデンサC2の両端電圧であり、黒点を結んだ実線はコンデンサC2の両端電圧を多項式で示したものである。S−Dギャップに反比例して感光ドラム−現像スリーブ間容量が変化し、その結果、S−Dギャップが広がるとコンデンサC2の両端電圧が小さくなることが分かる。つまり、コンデンサC2の両端のp−p電圧を測定することで、S−Dギャップの距離を検出することが可能である。
そこで、本実施の形態では、図3に示したようにコンデンサC2の両端にp−p電圧検出回路304を接続する構成とすることで、p−p電圧検出回路304によりコンデンサC2の両端のp−p電圧をDC電圧に変換し、容量検出信号として取り出している。
感光ドラム1が回転軸1aを介して回転すると共に現像スリーブ4aが回転軸4dを介して回転した状態では、感光ドラム1及び現像スリーブ4aの各々の偏芯成分により、S−Dギャップが変動(動的S−D変動)する。そのため、動的S−D変動分を平均化する必要がある。
動的S−D変動によりコンデンサC2の両端のp−p電圧が変動している例を図5に示す。図5において、細い実線はp−p電圧検出回路304によるp−p電圧の検出波形であり、黒点はコンデンサC2の両端のp−p電圧をサンプリングしたものであり、太い実線は平均値である。また、矢印で示す範囲は感光ドラム一周分である。動的S−D変動への影響度は感光ドラム1の偏芯によるものが大きい。現像スリーブ4aの偏芯によるものは振幅が小さく周期も短い。
そこで、本実施の形態では、動的S−D変動による影響を取り除くため、S−Dギャップの検出は次のように平均化する。即ち、感光ドラム1及び現像スリーブ4aを回転駆動した状態で、感光ドラム一周分の時間(感光ドラム1が1回転する時間)に感光ドラム1を例えば8等分した8箇所の点のサンプリングを行って平均化する。本実施の形態では、感光ドラム一周分の時間が500msであるため、62.5ms間隔のサンプリングとなり、図5の例で言えば、平均化したコンデンサC2の両端のp−p電圧は6.2Vである。
現像高圧基板300のp−p電圧検出回路304は、コンデンサC2の両端のp−p電圧をDC電圧に変換して容量検出信号として取り出し、制御基板305のA/D変換回路306に入力する。A/D変換回路306は、容量検出信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。CPU308は、A/D変換回路306から入力された容量検出信号に基づき、感光ドラム−現像スリーブ間容量を検出すると共に、Vp−p設定値を決定する。
図6は、本実施の形態に係る画像形成装置の感光ドラム−現像スリーブ間容量の検出とコンデンサC2の両端のp−p電圧の設定値の決定に関わる処理を示すフローチャートである。
図6において、制御基板305のCPU308は、コンデンサC2の両端のp−p電圧:Vp−pを初期値である2kVに設定する(ステップS601)。次に、CPU308は、一次帯電器2に高圧を供給する帯電高圧回路(不図示)の出力と、現像スリーブ4aに高圧を供給するAC高圧駆動回路301の出力と、DC高圧回路303の出力をそれぞれON状態とする(ステップS602)。これにより、CPU308は、感光ドラム1と現像スリーブ4aを回転駆動した状態で、容量検出信号をA/D変換回路306を介して読み取る。
次に、CPU308は、感光ドラム一周分を例えば8等分した8箇所の点について容量検出信号のサンプリングを行い、サンプリングした容量検出信号の値を平均化する処理を行うことで動的S−D変動を平均化する(ステップS603)。次に、CPU308は、下記の表1に示すように容量検出信号の平均値に応じて、現像ACバイアス電圧のVp−p設定値を決定する(ステップS604)。
即ち、表1において、容量検出信号(容量検出電圧)を3段階(〜5.34、5.35〜6.53、6.54〜)に分ける。容量検出電圧の称呼値5.94Vの±10%以内に相当する容量検出電圧の場合は、現像ACバイアス電圧を基準値の2.0kVp−pに設定するための信号をD/A変換回路307を介してVp−p設定信号として出力する。
また、称呼値5.94Vの+10%以上に相当する容量検出電圧の場合は、Vp−pを10%減じる。また、称呼値5.94Vの−10%以下に相当する容量検出電圧の場合は、Vp−pを10%増やす。
Figure 0005361258
図5の例で言えば、平均化した容量検出電圧が6.2Vであったので、現像ACバイアス電圧の設定値は2.0kVp−pとなる。
感光ドラム−現像スリーブ間容量(現像容量)のサンプリングは、画像形成装置の立上げ時(例えば当日の朝の最初の立上げ時)に行うようにしてもよい。また、前記サンプリングは、S−Dギャップが画像形成装置の機内温度によって変動する場合には、画像形成を行った用紙の枚数が所定枚数に達する毎にもしくは画像形成装置の稼動時間が所定時間に達する毎に行うようにしてもよい。
尚、本実施の形態では、現像ACバイアス電圧を切り替えるための容量検出信号のランクを3つに分けて制御したが、これに限定されるものではない。感光ドラム−現像スリーブ間容量の測定値に応じて現像ACバイアス電圧を無段階に設定するようにしてもよい。
以上説明したように本実施の形態によれば、上記制御を行うことにより、実際のS−Dギャップに対応した現像ACバイアス電圧のVp−p設定値を決定することが可能となる。これに伴い、現像バイアス電圧を適正に設定することが可能となると共にそれに合わせた帯電バイアス電圧の設定が可能となる。これにより、現像性を向上させた上で、画像不良の発生を抑制することが可能となると共に画像濃度を一定に保つことが可能となる。
〔第2の実施の形態〕
本発明の第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態に対して、現像ACバイアス電圧の設定を制御基板のCPUからの指令ではなく現像高圧基板内でフィードバック制御により行う点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上記第1の実施の形態(図1、図2)の対応するものと同一なので説明を省略する。
図7は、本実施の形態に係る画像形成装置の現像高圧基板と制御基板の構成を示すブロック図である。図8は、図7のAC高圧駆動回路の詳細構成を示すブロック図である。尚、図7に示す構成は、本発明の印加手段、検出手段、制御手段を実現するための一例である。
図7、図8において、画像形成装置には、現像高圧基板700、制御基板705が装備されている。現像高圧基板700には、AC高圧駆動回路701(印加手段)、ACトランス702、DC高圧回路703(印加手段)、p−p電圧検出回路704(検出手段、制御手段)、コンデンサC1、コンデンサC2、出力抵抗が実装されている。更に、AC高圧駆動回路701は、誤差増幅器7011、トランス駆動回路7012から構成されている。制御基板705には、D/A変換回路707、CPU708(制御手段)が実装されている。
図7の構成では、図3の構成とは異なり、現像高圧基板700において感光ドラム−現像スリーブ間容量の検出値がAC高圧駆動回路701に入力される。即ち、AC高圧駆動回路701の誤差増幅器7011には、p−p電圧検出回路704から容量検出信号が入力される。また、誤差増幅器7011には、制御基板705のD/A変換回路707からVp−p設定信号が入力される。誤差増幅器7011は、Vp−p設定信号と容量検出信号に基づき、トランス駆動制御信号をトランス駆動回路7012に出力する。
トランス駆動回路7012は、トランス駆動制御信号が設定値より小さい場合はACトランス702の一次側駆動電圧を小さくし、トランス駆動制御信号が設定値より大きい場合はACトランス702の一次側駆動電圧を大きくする。その結果、次のフィードバック制御が行われる。
Vp−p設定信号に比較して容量検出信号が小さい場合は、トランス駆動回路7012は、Vp−pを大きくするトランス駆動制御電圧をACトランス702に出力する。他方、Vp−p設定信号に比較して容量検出信号が大きい場合は、トランス駆動回路7012は、Vp−pを小さくするトランス駆動制御電圧をACトランス702に出力する。
図4から分かるように、S−Dギャップが小さい場合は感光ドラム−現像スリーブ間容量の検出値が大きくなるため、検出値が所定値になるようにトランス駆動制御電圧を出力する。これにより、S−Dギャップが小さい場合はAC高圧駆動回路301のVp−p出力が小さくなり、S−Dギャップが大きい場合はAC高圧駆動回路301のVp−p出力が大きくなる。
本実施の形態では、Vp−pを制御することでリングマークの発生を抑制し、現像性を安定化させることが可能となる。尚、S−Dギャップの変動で画像濃度が変動する場合は、感光ドラム−現像スリーブ間容量の検出値に応じて現像DCバイアス電圧の値を制御することで、画像濃度を一定に保ち画像濃度の帯ムラ等の画像不良を抑制することが可能となる。
以上説明したように本実施の形態によれば、現像性を向上させた上で、画像不良の発生を抑制することが可能となると共に画像濃度を一定に保つことが可能となる。
〔第3の実施の形態〕
本発明の第3の実施の形態は、上記第1の実施の形態に対して、現像ACバイアス電圧のVp−p設定値の変更をユーザ或いはサービス員が操作部を操作することで行う点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上記第1の実施の形態(図1、図2)の対応するものと同一なので説明を省略する。
図9は、本実施の形態に係る画像形成装置の現像高圧基板と制御基板の構成を示すブロック図である。尚、図9に示す構成は、本発明の印加手段、検出手段、制御手段、表示手段、設定手段を実現するための一例である。
図9において、画像形成装置には、現像高圧基板900、制御基板905が装備されている。現像高圧基板900には、AC高圧駆動回路901(印加手段)、ACトランス902、DC高圧回路903(印加手段)、p−p電圧検出回路904(検出手段)、コンデンサC1、コンデンサC2、出力抵抗が実装されている。制御基板905には、A/D変換回路906、D/A変換回路907、CPU908(制御手段)が実装されている。更に、制御基板905のCPU908には、操作部909(表示手段、設定手段)が信号線により接続されている。
操作部909は、図10に示すように表示パネル1001、キーボード1002を備えている。p−p電圧検出回路904により検出されCPU908によりサンプリングされた感光ドラム−現像スリーブ間容量の検出値(容量を示す情報)は、操作部909の表示パネル1001に電圧値で表示される。
サービス員(操作者)はS−Dギャップの変動につながると判断した感光ドラム1または現像器4のメンテナンス或いは交換を行った後で、表示パネル1001に表示された感光ドラム−現像スリーブ間容量の検出値(電圧値)を確認する。更に、サービス員は表示パネル1001の表示内容の確認に基づき、Vp−p設定値が適正な値になるようにキーボード1002のキー操作により設定値を変更する。この処理を図11で詳細に説明する。
図11は、画像形成装置の感光ドラム−現像スリーブ間容量の検出とコンデンサC2の両端のp−p電圧の設定値の変更に関わる処理を示すフローチャートである。
図11において、制御基板905のCPU908は、感光ドラム−現像スリーブ間容量を検出する現像容量検出モードによる処理を開始する(ステップS1101)。まず、CPU908は、コンデンサC2の両端のp−p電圧:Vp−pを初期値である2kVに設定する(ステップS1111)。次に、CPU908は、一次帯電器2に高圧を供給する帯電高圧回路(不図示)の出力と、現像スリーブ4aに高圧を供給するAC高圧駆動回路901の出力をそれぞれON状態とする(ステップS1112)。これにより、CPU908は、感光ドラム1と現像スリーブ4aを回転駆動した状態で、容量検出信号をA/D変換回路906を介して読み取る。
次に、CPU908は、感光ドラム一周分を例えば8等分した8箇所の点について容量検出信号のサンプリングを行い、サンプリングした容量検出信号の値を平均化する処理を行う(ステップS1113)。次に、CPU908は、操作部909の表示パネル1001に容量検出信号に相当する容量検出電圧値を表示する(ステップS1114)。サービス員は表示に基づき操作部909を介して、容量検出電圧値が大きい場合はVp−p設定値を小さくし、容量検出電圧値が小さい場合はVp−p設定値を大きくする。CPU908は、入力されたVp−p設定値に応じた制御を行う(ステップS1102)。
以上説明したように本実施の形態によれば、現像性を向上させた上で、画像不良の発生を抑制することが可能となると共に画像濃度を一定に保つことが可能となる。
〔第4の実施の形態〕
本発明の第4の実施の形態は、上記第1の実施の形態に対して、現像器4で1成分現像剤(磁性体を含むトナーからなる現像剤)を用いる点において相違する。更に、現像ACバイアスを用いて感光ドラム−現像スリーブ間容量を検出する点は上記第1の実施の形態と同様であるが、検出結果により現像DCバイアス電圧の条件(画像形成を行う条件)を変更する点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上記第1の実施の形態(図1〜図3)の対応するものと同一なので説明を省略する。
本実施の形態では1成分現像剤を用いる。即ち、1成分現像剤を用いて感光ドラム1の静電潜像を現像する際は、現像スリーブ4aの現像剤の穂が感光ドラム1と接触せず、現像スリーブ4aと感光ドラム1の間の電界により現像剤が飛翔する現象(ジャンピング現像)を利用して現像を行う。
図12は、本実施の形態に係る画像形成装置の感光ドラム−現像スリーブ間容量の検出と現像DCバイアス電圧設定値の決定に関わる処理を示すフローチャートである。
図12において、制御基板305のCPU308は、コンデンサC2の両端のp−p電圧:Vp−pを初期値である2kVに設定する(ステップS1201)。次に、CPU308は、一次帯電器2に高圧を供給する帯電高圧回路(不図示)の出力と、現像スリーブ4aに高圧を供給するAC高圧駆動回路301の出力と、DC高圧回路303の出力をそれぞれON状態とする(ステップS1202)。これにより、CPU308は、感光ドラム1と現像スリーブ4aを回転駆動した状態で、容量検出信号をA/D変換回路306を介して読み取る。
次に、CPU308は、感光ドラム一周分を例えば8等分した8箇所の点について容量検出信号のサンプリングを行い、サンプリングした容量検出信号の値を平均化する処理を行うことで動的S−D変動を平均化する(ステップS1203)。次に、CPU308は、下記の表2に示すように容量検出信号の平均値に応じて現像DCバイアス電圧の設定値を決定する(ステップS1204)。
即ち、表2において、容量検出信号(容量検出電圧)を3段階(〜5.34、5.35〜6.53、6.54〜)に分ける。容量検出電圧の称呼値5.94Vの±10%以内に相当する容量検出電圧の場合は、現像DCバイアス電圧を基準値の−400Vに設定するための信号をD/A変換回路307を介してDC高圧設定信号として出力する。現像DCバイアス電圧の設定値が−400Vの時の帯電バイアス電圧の設定値は−600Vである。
また、称呼値5.94Vの+10%以上に相当する容量検出電圧の場合は、コントラスト電位Vcontを25V小さくするために現像DCバイアス電圧を−375Vに設定する。現像DCバイアス電圧の設定値が−375Vの時の帯電バイアス電圧の設定値は−575Vである。また、称呼値5.94Vの−10%以下に相当する容量検出電圧の場合は、コントラスト電位Vcontを25V大きくするために現像DCバイアス電圧を−425Vに設定する。現像DCバイアス電圧の設定値が−425Vの時の帯電バイアス電圧の設定値は−625Vである。
現像DCバイアス電圧の設定値は、称呼値のS−Dギャップ=300umの時に、画像に所定の濃度を出すためのコントラスト電位VcontがVcont=250Vとなるように、上記の−400Vを基準値としている。
容量検出信号が大きく検出された(容量検出電圧が大きい)場合は、S−Dギャップが小さくなっているため、その分、コントラスト電位Vcontが小さくなるように制御する。逆に、容量検出信号が小さく検出された(容量検出電圧が小さい)場合は、S−Dギャップが大きくなっているため、その分、コントラスト電位Vcontが大きくなるように制御する。これにより、S−Dギャップの違い(大小)による画像濃度への影響を減らしている。
また、コントラスト電位Vcontの変更により、かぶり取り電位Vbackが変化するため、かぶり取り電位Vbackが一定になるように更に帯電電位を変更することも効果がある。
Figure 0005361258
図5の例で言えば、平均化した容量検出電圧が6.2Vであったので、現像DCバイアス電圧の設定値は−400Vとなる。
感光ドラム−現像スリーブ間容量(現像容量)のサンプリングは、画像形成装置の立上げ時(例えば当日の朝の最初の立上げ時)に行うようにしてもよい。また、前記サンプリングは、S−Dギャップが画像形成装置の機内温度によって変動する場合には、画像形成を行った用紙の枚数が所定枚数に達する毎にもしくは画像形成装置の稼動時間が所定時間に達する毎に行うようにしてもよい。
尚、本実施の形態では、現像DCバイアス電圧を切り替えるための容量検出信号のランクを3つに分けて制御したが、これに限定されるものではない。感光ドラム−現像スリーブ間容量の測定値に応じて現像DCバイアス電圧を無段階に設定するようにしてもよい。
以上説明したように本実施の形態によれば、現像性を向上させた上で、画像不良の発生を抑制することが可能となると共に画像濃度を一定に保つことが可能となる。
[第5の実施の形態]
本発明の第5の実施の形態は、上記第1の実施の形態に対して、現像DCバイアス電圧の設定値の変更をユーザ或いはサービス員が操作部を操作することで行う点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上記第1の実施の形態(図1、図2)、上記第3の実施の形態(図9)の対応するものと同一なので説明を省略する。
図13は、本実施の形態に係る画像形成装置の感光ドラム−現像スリーブ間容量の検出と現像DCバイアス電圧の設定値の変更に関わる処理を示すフローチャートである。
図13において、制御基板905のCPU908は、感光ドラム−現像スリーブ間容量を検出する現像容量検出モードによる処理を開始する(ステップS1301)。まず、CPU908は、コンデンサC2の両端のp−p電圧:Vp−pを初期値である2kVに設定する(ステップS1311)。次に、CPU908は、一次帯電器2に高圧を供給する帯電高圧回路(不図示)の出力と、現像スリーブ4aに高圧を供給するAC高圧駆動回路901の出力と、DC高圧回路903の出力をそれぞれON状態とする(ステップS1312)。これにより、CPU908は、感光ドラム1と現像スリーブ4aを回転駆動した状態で、容量検出信号をA/D変換回路906を介して読み取る。
次に、CPU908は、感光ドラム一周分を例えば8等分した8箇所の点について容量検出信号のサンプリングを行い、サンプリングした容量検出信号の値を平均化する処理を行う(ステップS1313)。次に、CPU908は、操作部909の表示パネル1001に容量検出信号に相当する容量検出電圧値を表示する(ステップS1314)。サービス員は表示に基づき操作部909を介して、容量検出電圧値が大きい場合は現像DCバイアス電圧の設定値を小さくし、容量検出電圧値が小さい場合は現像DCバイアス電圧の設定値を大きくする。CPU908は、入力された現像DCバイアス電圧の設定値に応じた制御を行う(ステップS1302)。
現像DCバイアス電圧の設定は現像DCバイアス電圧の電圧を入力するようにしてもよいし、コントラスト電位Vcontの値を調整するようにしてもよい。また、上記第4の実施の形態で説明したように現像DCバイアス電圧の設定を変更することでかぶり取り電位Vbackも影響を受けるため、現像DCバイアス電圧の設定に応じて帯電バイアス電圧の設定値も変更されるようにした方が好適である。
以上説明したように本実施の形態によれば、現像性を向上させた上で、画像不良の発生を抑制することが可能となると共に画像濃度を一定に保つことが可能となる。
[第6の実施の形態]
本発明の第6の実施の形態は、上記第1の実施の形態に対して、現像器4で2成分現像剤ではなく1成分現像剤を用いる点において相違する。更に、現像ACバイアス電圧を用いて感光ドラム−現像スリーブ間容量を検出する点は上記第1の実施の形態と同様であるが、検出結果により現像バイアス電圧の条件(画像形成を行う条件)を変更する点において相違する。
図14は、本実施の形態に係る画像形成装置の感光ドラムの回転軸と現像スリーブの回転軸がスペーサにより位置決めされている状態を示す構成図である。
図14において、感光ドラム1の端部には、ホームポジション(以下HP)フラグ1401が設けられている。また、感光ドラム1の近傍には、HPセンサ1402が配置されている。HPセンサ1402は、HPフラグ1401を読み取り、感光ドラム1のHPを検出したことを示すHP信号をCPU(図15)に出力する。HPフラグ1401をHPセンサ1402で読み取る構成以外は、図2の構成と同様であり同様箇所の説明は省略する。
本実施の形態では、スペーサ201によって位置決めされた感光ドラム1と現像スリーブ4aとの間の距離(S−Dギャップ)は、称呼値で300umに設定されている。この場合、S−Dギャップは感光ドラム1の偏芯により±30umずれる可能性があり、S−Dギャップの平均距離が300umの場合でも感光ドラム1の回転により、S−Dギャップの最小値は270um、S−Dギャップの最大値は330umとなる。
感光ドラム1の表面は一次帯電器2により例えば−600Vに帯電される。感光ドラム1の表面にレーザ光により形成される静電潜像(潜像部)の電位は−150Vとなっている。現像DCバイアスとして−400Vが現像スリーブ4aに印加されることで、画像濃度を決定するためのコントラスト電位Vcontが250V、かぶりを防ぐためのかぶり取り電位Vbackが200Vになる。
本実施の形態では、現像バイアス電圧として、図18に示した矩形波のバイアス電圧を使用している。DC成分(DCバイアス)にAC成分(ACバイアス)を加えることで、画像のがさつきを抑制することが可能となると共に画像濃度を十分に得ることが可能となる。S−Dギャップが称呼値の場合、現像ACバイアス電圧のパルス部のVp−pは2kVである。また、S−Dギャップが称呼値の場合、感光ドラム1と現像スリーブ4aの間の容量性負荷は350pFである。
図15は、画像形成装置の現像高圧基板と制御基板の構成を示すブロック図である。尚、図15に示す構成は、本発明の印加手段、検出手段、制御手段、記憶手段を実現するための一例である。
図15において、画像形成装置には、現像高圧基板1500、制御基板1505、帯電高圧基板1513が装備されている。現像高圧基板1500には、AC高圧駆動回路1501(印加手段)、ACトランス1502、DC高圧回路1503(印加手段)、p−p電圧検出回路1504(検出手段)、コンデンサC1、コンデンサC2、出力抵抗が実装されている。制御基板1505には、A/D変換回路1506、D/A変換回路1507、CPU1508(制御手段)、D/A変換回路1509、D/A変換回路1510、メモリ1511(記憶手段)が実装されている。帯電高圧基板1513には、DC高圧回路1514が実装されている。
図15における図3との相違点を中心に説明する。p−p電圧検出回路1504によりコンデンサC2の両端の電圧をDC電圧(容量検出信号)に変換し、A/D変換回路1506により容量検出信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、CPU1508により読み取る。メモリ1511は、CPU1508に接続されており、CPU1508で読み取ったデジタルの容量検出信号の変動を記憶する。D/A変換回路1509は、DC高圧回路1503の出力電圧を制御する。D/A変換回路1510は、DC高圧回路1514の出力電圧を制御する。
本出願の発明者は、感光ドラム1と現像スリーブ4aの間に配置するスペーサとして、長さの異なるスペーサを用意して交換することで次の測定を行った。即ち、S−Dギャップを称呼値の300umから動的に変動する可能性のある増減分として±10%変更し、S−Dギャップを270umと330umに各々設定した場合のコンデンサC2の両端電圧を測定したところ、Vp−pで以下の結果が得られた。
S−Dギャップが270umの場合・・・C2両端電圧=6.60V
S−Dギャップが330umの場合・・・C2両端電圧=5.61V
図4で示したようにS−Dギャップに反比例して感光ドラム−現像スリーブ間容量が変化し、その結果、S−Dギャップが広がるとコンデンサC2の両端電圧が小さくなることが分かる。つまり、コンデンサC2の両端のp−p電圧を測定することで、S−Dギャップの距離を検出することが可能である。
そこで、本実施の形態では、コンデンサC2の両端にp−p電圧検出回路1504を接続する構成とすることで、p−p電圧検出回路1504によりコンデンサC2の両端のp−p電圧をDC電圧に変換し、容量検出信号として取り出している。
感光ドラム1が回転軸1aを介して回転すると共に現像スリーブ4aが回転軸4dを介して回転した状態では、感光ドラム1及び現像スリーブ4aの各々の偏芯成分により、S−Dギャップが変動(動的S−D変動)する。
動的S−D変動によりコンデンサC2の両端のp−p電圧が変動している例を図16に示す。図16において、細い実線はp−p電圧検出回路1504によるp−p電圧の検出波形であり、黒点はコンデンサC2の両端のp−p電圧をサンプリングしたものであり、太い実線は平均値であり、パルス波形はHP信号である。動的S−D変動への影響度は感光ドラム1の偏芯によるものが大きい。現像スリーブ4aの偏芯によるものは振幅が小さく周期も短い。
そこで、本実施の形態では、動的S−D変動の影響を取り除くため、S−Dギャップの検出は次のように平均化する。即ち、感光ドラム1及び現像スリーブ4aを回転駆動した状態で、HPセンサ1402から出力されるHP信号を基準として、感光ドラム一周あたり例えば8等分した8箇所の点のサンプリングを行って平均化する。本実施の形態では、感光ドラム一周分の時間が500msであるため、62.5ms間隔のサンプリングとなる。
現像高圧基板1500のp−p電圧検出回路1504は、コンデンサC2の両端のp−p電圧をDC電圧に変換して容量検出信号として取り出し、制御基板1505のA/D変換回路1506に入力する。CPU1508は、A/D変換回路1506から入力された容量検出信号に基づき、感光ドラム−現像スリーブ間容量を検出すると共に、S−Dギャッププロファイルを取得する。
図17は、画像形成装置のS−Dギャッププロファイルの取得に関わる処理を示すフローチャートである。
図17において、制御基板1505のCPU1508は、コンデンサC2の両端のp−p電圧:Vp−pを初期値である2kVに設定する(ステップS1711)。次に、CPU1508は、一次帯電器2に高圧を供給するDC高圧回路1514の出力と、現像スリーブ4aに高圧を供給するAC高圧駆動回路1501の出力と、DC高圧回路1503の出力をそれぞれON状態とする(ステップS1702)。これにより、CPU1508は、感光ドラム1と現像スリーブ4aを回転駆動した状態で、容量検出信号をA/D変換回路1506を介して読み取る。
次に、CPU1508は、感光ドラム一周あたり例えば8等分した8箇所の点について且つ感光ドラム四周分について容量検出信号のサンプリングを行い、サンプリングした容量検出信号の値を平均化する処理を行い、処理結果をメモリ1511に記憶する。このように感光ドラム一周あたり8箇所の点を感光ドラム四周分について平均する。これにより、CPU1508は、感光ドラム1の偏芯以外(例えば現像スリーブ4aの偏芯)が原因となって発生する微小な振れを除去することで、動的S−D変動のプロファイル(S−Dギャッププロファイル)を取得する(ステップS1703)。
p−p電圧検出回路1504の出力である容量検出信号(容量検出電圧)とS−Dギャップの関係から、上記の各測定点のS−Dギャップを算出し、S−Dギャップの変動による濃度変動を打ち消すように現像DCバイアス電圧を決定し制御する。これにより、動的S−D変動による濃度ムラの無い画像を得ることができる。
上述したように、本実施の形態では、S−Dギャップが中央値の300umの場合、コントラスト電位Vcontを250Vに設定している。S−Dギャップが10%狭くなって270umになった時の濃度をS−Dギャップの中央値と同じようにする場合は、Vcontを30V小さくする必要がある。S−Dギャップが10%広くなった場合は、Vcontを30V大きくして濃度を補ってやる必要がある。また、現像バイアスを変化させた場合は、かぶり取り電位Vbackが変動するため、帯電DCバイアス電圧を同時に制御して、Vbackを一定にすることが好ましい。
図17に示した処理で取得したS−Dギャッププロファイルを用いて、現像DCバイアス電圧と帯電DCバイアス電圧を求めたものを下記の表3に示す。
Figure 0005361258
感光ドラム−現像スリーブ間容量(現像容量)のサンプリングは、画像形成装置の立上げ時(例えば当日の朝の最初の立上げ時)に行うようにしてもよい。また、前記サンプリングは、S−Dギャップが画像形成装置の機内温度によって変動する場合には、画像形成を行った用紙の枚数が所定枚数に達する毎にもしくは画像形成装置の稼動時間が所定時間に達する毎に行うようにしてもよい。
尚、本実施の形態では、濃度安定化のためにVcontを制御するにあたり、S−Dギャップ変動に合わせて現像DCバイアス電圧を変更するようにしたが、これに限定されるものではない。感光ドラム1の潜像部の電位を変化させるために感光ドラム1を露光するレーザ光の光量を変更してもよい。
また、本実施の形態では、上記第1の実施の形態と同様、動的S−D変動により感光ドラム−現像スリーブ間の現像ACバイアス電圧による電界が過大/過少になることで、リングマークの発生や現像性の低下が起きる可能性がある。そこで、取得したS−Dギャッププロファイルに応じて、現像ACバイアス電圧のVp−pを制御することも有効である。
以上説明したように本実施の形態によれば、実際のS−Dギャップに合った現像DCバイアスを設定することが可能となる。これにより、現像性を向上させた上で、画像不良の発生を抑制することが可能となると共に画像濃度を一定に保つことが可能となる。更に、無駄なトナー消費を抑制することも可能となる。
〔他の実施の形態〕
第1乃至第の実施の形態では、電子写真方式で画像形成を行う画像形成装置を例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではなく、静電記録方式で画像形成を行う画像形成装置にも適用が可能である。
第1乃至第の実施の形態では、画像形成装置の種類については言及しなかったが、本発明は、複写機やプリンタを含む各種の画像形成装置に適用が可能である。
第1乃至第の実施の形態では、上述したように各種の具体例について説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内であらゆる変形が可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の感光ドラムと現像器を中心とした構成を示す構成図である。 感光ドラムの回転軸と現像スリーブの回転軸がスペーサにより位置決めされている状態を示す構成図である。 画像形成装置の現像高圧基板と制御基板の構成を示すブロック図である。 感光ドラムと現像スリーブの間の距離であるS−DギャップとコンデンサC2の両端電圧の関係を示す図である。 動的S−D変動によりコンデンサC2の両端のp−p電圧が変動している例を示す図である。 画像形成装置の感光ドラム−現像スリーブ間容量の検出とコンデンサC2の両端のp−p電圧の設定値の決定に関わる処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の現像高圧基板と制御基板の構成を示すブロック図である。 図7のAC高圧駆動回路の詳細構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の現像高圧基板と制御基板の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の操作部の構成を示す図である。 画像形成装置の感光ドラム−現像スリーブ間容量の検出とコンデンサC2の両端のp−p電圧の設定値の変更に関わる処理を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置の感光ドラム−現像スリーブ間容量の検出と現像DCバイアス電圧の設定値の決定に関わる処理を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態に係る画像形成装置の感光ドラム−現像スリーブ間容量の検出と現像DCバイアス電圧の設定値の変更に関わる処理を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態に係る画像形成装置の感光ドラムの回転軸と現像スリーブの回転軸がスペーサにより位置決めされている状態を示す構成図である。 画像形成装置の現像高圧基板と制御基板の構成を示すブロック図である。 動的S−D変動によりコンデンサC2の両端のp−p電圧が変動している例を示す図である。 画像形成装置のS−Dギャッププロファイルの取得に関わる処理を示すフローチャートである。 画像形成装置の現像器の現像スリーブに印加するDC成分にAC成分を重畳した現像バイアス電圧を示す図である。 画像形成装置の現像器の現像スリーブに印加するDC成分にAC成分を断続的に重畳した現像バイアス電圧を示す図である。
符号の説明
1 感光ドラム
4 現像器
4a 現像スリーブ
201 スペーサ
300、700、900、1500 現像高圧基板
301、701、901 AC高圧駆動回路
302、702、902、1502 ACトランス
303、703、903、1503 DC高圧回路
304、704、904、1504 p−p電圧検出回路
305、705、905、1505 制御基板
308、708、908、1508 CPU
909 操作部
1401 HPフラグ
1402 HPセンサ

Claims (4)

  1. 静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持体に対向して配置され前記像担持体に担持された静電潜像の現像に用いる現像剤を担持する現像剤担持体とを備え、前記静電潜像を前記現像剤を用いて現像することで画像形成を行う画像形成装置において、
    前記像担持体と前記現像剤担持体の間に現像電界を形成するための現像バイアス電圧を前記現像剤担持体に印加する印加手段と、
    前記像担持体と前記現像剤担持体の間の容量を検出する検出手段と、
    前記像担持体が回転している間に前記検出手段により検出された容量に従って、前記像担持体の外周の複数個所における前記像担持体と前記現像剤担持体との間のギャップについてのプロファイルであって、前記現像剤担持体の偏芯成分を除去したプロファイルを、画像形成動作に先立って作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された前記現像剤担持体の偏芯成分を除去したプロファイルに基づいて、前記像担持体と前記現像剤担持体との間のギャップの変動が画像に及ぼす影響を解消するように、画像形成を行う条件を変更する制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成を行う条件には、前記現像バイアス電圧のAC成分である現像ACバイアス電圧のピークツーピーク値、前記現像バイアス電圧のDC成分である現像DCバイアス電圧の電圧値、前記像担持体を帯電するための帯電バイアス電圧のDC成分である帯電DCバイアス電圧の電圧値、前記像担持体を露光するレーザ光の光量、のいずれかが含まれることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体と前記現像剤担持体との間のギャップの変動が画像に及ぼす影響は、当該画像の濃度変動であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持体に対向して配置され前記像担持体に担持された静電潜像の現像に用いる現像剤を担持する現像剤担持体とを備え、前記静電潜像を前記現像剤を用いて現像することで画像形成を行う画像形成装置の制御方法において、
    前記像担持体と前記現像剤担持体の間に現像電界を形成するための現像バイアス電圧を印加手段により前記現像剤担持体に印加する印加工程と、
    前記像担持体と前記現像剤担持体の間の容量を検出手段により検出する検出工程と、
    前記像担持体が回転している間に前記検出工程で検出された容量に従って、前記像担持体の外周の複数個所における前記像担持体と前記現像剤担持体との間のギャップについてのプロファイルであって、前記現像剤担持体の偏芯成分を除去したプロファイルを、画像形成動作に先立って作成手段により作成する作成工程と、
    前記作成工程で作成された前記現像剤担持体の偏芯成分を除去したプロファイルに基づいて、前記像担持体と前記現像剤担持体との間のギャップの変動が画像に及ぼす影響を解消するように、前記静電潜像の現像を含む画像形成を行う条件を制御手段により変更する制御工程と、を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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