JP5358830B2 - 定規 - Google Patents

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Description

本発明は定規に係り、更に詳しくは、定規の当て面となる背景の色に左右されることなく目盛線等を明瞭に視認することのできる定規に関する。
公知の定規としては、透明なプラスチック製の長片状をなす定規本体と、この定規本体の幅方向一端縁に沿って設けられた目盛線とを備えて構成されている。この目盛線は、一般的には黒色で表示されている。
しかしながら、黒色で目盛線が表示された定規にあっては、当該定規を当てる紙面、すなわち背景の色が黒等の暗色であるときに、目盛線が背景色内に埋没してしまう状態となり、目盛を認識できなくなる、という不都合がある。
そこで、背景の色が「白」や「黒」であっても、目盛線を認識することのできる定規が提案されている(例えば、特許文献1参照)
実開昭51−96943号公報
しかしながら、特許文献1記載の定規にあっては、幅方向一端側の目盛線を「黒」で表示する一方、他端側の目盛線を「白」で表示するものであり、これら目盛線を設ける領域を確保する必要性から、定規本体の幅が大きくなってしまい、使い勝っ手を悪くする、という不都合がある。
また、両端側が色違いとなる単色で別々の表示を行うものであることから、例えば、白色の図形と黒色の図形とが隣接して表されている図形の寸法を計る場合において、白色の図形の計測時は「黒」で表示された目盛線を使用し、黒色の図形の計測時は「白」で表示された目盛線を使用するというように、背景の色により、定規の目盛の色を使い分ける必要がある。このことは、白色の図形と黒色の図形とが隣接している場合の計測に際し、同一の直線上では計測することはできないこととなる。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、目盛線等を分散して表示する必要性を無くすとともに、背景の色に左右されることなく目盛線等の視認性が妨げられることのない定規を提供することにある。
また、本発明の目的は、コンパクトなサイズで使い勝手を良好に維持することのできる定規を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は特許請求の範囲記載の構成を採用した。具体的には、透光性を有する定規本体と、当該定規本体の幅方向一端側に沿って設けられた目盛線とを備えた定規において、
前記目盛線は、線内の幅方向中央を境界として両側の明度が明暗に区別された色で表示される、という構成を採っている。
本発明において、前記目盛線の端部は先尖形状に表示されている構成を採用することが好ましい。
また、前記目盛線には一定の単位長さを表示する数字が表示され、当該数字は、明度が明暗に区別された色で二重線状に表示される、という構成を併せて採用することができる。
更に、前記目盛線及び数字は、白及び黒で表示することが好ましい。この際、黒で表示された目盛線部分の幅は、白で表示された目盛線部分の幅よりも大きく設定されている。
本発明によれば、目盛線が、線内の幅方向中央を境界として両側の明度が明暗に区別された色で表示されているため、例えば、定規の当て面、すなわち背景色が「黒」である場合には、明度が明るい色で表示された片側の目盛線部分によって認識できる一方、背景色が白である場合には、明度が暗い色で表示された反対側の目盛線部分によって認識することができる。
また、目盛線の端部が先尖形状に表示されていれば、目盛線が太くしても、計測や所定長さの線を描く場合でも、その始端位置や終端位置をスポット的に捉えることができる。
更に、所定長さ単位毎に表示される数字が、明暗に区別された色で二重線状に表示されている構成では、目盛線の視認性と同一の視認性をもって数字を認識することが可能となる。
また、目盛線及び数字を白及び黒で表示する構成では、明暗の差が明瞭となり、背景色に左右され難い汎用性を付与することができる。しかも、黒の目盛線部分は白の目盛線部分よりも幅が大きく設定されているため、黒が白よりも小さく見える傾向があっても、両者の幅をバランスよく見せることができる。
本実施形態に係る定規の概略正面図。 目盛線の拡大図。 背景色を黒としたときの目盛線等の見え方を示す説明図。 背景色を白としたとの目盛線等の見え方を示す説明図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1に示されるように、定規10は、透光性を有する材料、例えば、アクリル樹脂等を成形素材として成形された透明な定規本体11と、この定規本体11の幅方向一端側11Aに沿って1mm刻みで表示された目盛線12と、当該目盛線12に沿って表示された数字13とを備えて構成されている。本実施形態では、25センチの長さの表示を有する細長い長方形状の定規10が示されているが、三角定規等、他の平面形状に形成された定規であってもよい。
前記目盛線12は、図2に示されるように、両端部が先尖形状とされ、平面視で、算盤玉に類似した形状に設けられている。この目盛線12は、線の幅方向中央を境界として、右側半分領域12A(目盛線部分)が「黒」、左側半分領域12B(目盛線部分)が「白」によって表示されている。
本実施形態における右側半分領域12Aの幅W1は0.25mm、左側半分領域12Bの幅W2は0.2mm、目盛線12の幅W3は0.45mmに設定されている。右側半分領域12Aが相対的に0.05mm大きいのは、「黒」が「白」よりも小さく見える傾向があることから、左右の幅がアンバランスに見えてしまうことを避けるためである。
また、目盛線12において、定規本体11の前記一端側11Aに位置する先尖形状をなす先端は、前記一端側11Aの形成縁よりも内側に位置しており、これにより、目盛線12が端からの剥がれが防止されている。
なお、図2では、左側半分領域12Aの外縁が、線で区画された状態に表されているが、これは、図面の地色と区別して目盛線12の幅を示すために便宜上示したものであり、実際には、そのような線は、左側半分領域12Bには存在せず、白色の輪郭が見えるだけとなる。
前記数字13は、図3に示されるように、「黒」と「白」で二重線状に表示され、10mm間隔毎に「1」、「2」…が表示されている。
図3に示されるように、定規10の当て面となる背景色が暗色である場合には、各目盛線12及び数字13の「黒」部分は見づらい状態となるが、「白」で表示された目盛線部分すなわち左側半分流領域12B、数字部分は、鮮明に浮き上がった状態で見えることとなる。
この一方、図4に示されるように、前記当て面となる背景色が明色(例えば、白)である場合には、目盛線12及び数字13の「白」部分は見難い状態となるが、「黒」で表示された目盛線部分である右側半分領域12A、数字部分は、明瞭なコントラストを伴って見えることとなる。
また、目盛線12は、「黒」及び「白」の何れかの線部分が見える状態であっても、目盛線12の端が先尖形状であるため、端はスポット的に捉えることができ、寸法的な位置を正確に把握することができ、その位置を参照して長さの計測や、所定長さ線引きを行うことができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施例に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施例に対し、形状、材質、数量、位置若しくは配置等に関して当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、既に開示した形状等の限定をした記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に示したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状等の限定を一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、定規本体11が透明である場合を説明したが、目盛線12及び数字13を表示する色との区別が可能であれば、着色が可能であり、また、透明は半透明を含む。
また、数字13の他、アルファベット等、その他の記号を表示することもでき、数字13の書体は、例示的に示したものに過ぎない。
10 定規
11 定規本体
11A 一端側
12 目盛線
13 数字

Claims (5)

  1. 透光性を有する定規本体と、当該定規本体の幅方向一端側に沿って設けられた目盛線とを備えた定規において、
    前記目盛線は、線内の幅方向中央を境界として両側の明度が明暗に区別された色で表示されていることを特徴とする定規。
  2. 前記目盛線の端部は先尖形状に表示されていることを特徴とする請求項1記載の定規。
  3. 前記目盛線には一定の単位長さを表示する数字が表示され、当該数字は、明度が明暗に区別された色で二重線状に表示されていることを特徴とする請求項1又は2記載の定規。
  4. 前記目盛線及び数字は、白及び黒で表示されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の定規。
  5. 前記黒で表示された目盛線部分の幅は、白で表示された目盛線部分の幅よりも大きいことを特徴とする請求項4記載の定規。
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