JP5358813B2 - ネットワークノード、時刻同期方法及びネットワークシステム - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータネットワークに関し、特に、ネットワーク上の装置の時刻を同期する技術に関する。
コンピュータネットワーク上の機器の同期を実現するための技術として、基準クロックとの通信を利用した方法がある。特に、時刻同期には、広範囲に適用でき、高精度に同期でき、安価であることなどが求められており、これらの要求を満たすために新しい方式の標準化が行われてきた。この代表的な標準の一つとしてIEEE1588 version2 Precision Time Protocol(IEEE1588 v2)がある。
IEEE1588 v2は、通信時のタイムスタンプの差から通信路における遅延時間を計測し、同期用の時刻を通知するパケットを受信し、受信した時刻同期パケットに遅延時間を考慮することによって時刻を同期する。IEEE1588 v2には、ネットワーク上に設けられた一つのグランドマスタークロックを基準として、全てのネットワーク機器が時刻を同期する。このとき、IEEE1588 v2のプロトコルに従って、グランドマスタークロックは、最も高いクロック精度を有するノードが自動的に選択される。
また、特許文献1には、ネットワーク上の経路を意識して時刻を同期する方法が記載されている。
特開2009−65579公報
IEEE1588 v2では、定期的な双方向の通信による通信路上での遅延時間の計測と、時刻同期パケットを送受信する。このとき、同期のための経路が自動的に決定されるため、より高い精度の時刻同期パケットを選択することができない。
本発明は、より高い精度の同期信号を選択し、時刻同期精度を高めることを目的とする。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、ネットワーク内でデータを転送するネットワークノードであって、複数のポートを有するネットワークインタフェースと、転送制御部と、時刻同期部と、揺らぎ計測部と、クロックと、を備え、前記時刻同期部は、受信した時刻同期パケットに含まれる時刻によって前記クロックの時刻を修正し、前記クロックの時刻の修正量を取得し、前記揺らぎ計測部は、前記時刻同期部が取得した修正量の揺らぎと所定の閾値とを比較した結果に基づいて、前記受信した時刻同期パケットに含まれる時刻の精度を判定する。
本発明の代表的な実施の形態によれば、より高い精度の同期信号を有するノード又は同期経路を選択することができる。
第1の実施形態のネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のネットワークノードの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の時刻同期パケットの処理のシーケンス図である。 第1の実施形態の時刻同期パケットの処理のフローチャートである。 第2の実施形態のネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態のネットワークノードの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態のテーブルの構成を説明する図である。 第3の実施形態のネットワークノードの構成を示すブロック図である。
<実施形態1>
図1は、本発明の第1の実施形態のネットワークシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すネットワークでは、同期プロトコルが動作している。
第1の実施形態のネットワークシステム10は、グランドマスタークロック1、複数の端末2a〜2d、ネットワークノード3a〜3f及びネットワークノード4を有し、これらの各構成はネットワーク回線によって接続されている。
グランドマスタークロック1は、高精度のクロックを有し、時刻を提供するネットワークノードであり、ネットワークシステム10の中で、最も高精度のクロックを有するノードである。この高精度のクロックは、GPS等の外部の時刻との同期によって取得したり、原子時計などの高精度な時計を搭載することによって実現できる。グランドマスタークロック1は、クロックを有する隣接ノードとの間で、同期プロトコルの時刻同期手順により時刻を同期する。
端末2は、ネットワークに接続されたネットワークノードであり、ネットワークを介して通信可能である。なお、端末2は、同期プロトコルに対応する時刻同期機能を有する場合、ネットワークを介して時刻を同期することができるが、本実施形態では、端末2の時刻同期機能は必須ではない。
ネットワークノード3は、ネットワークを構成し、ネットワーク上の通信を伝送するネットワーク機器(例えば、スイッチ、ルータ)である。以下では、ネットワーク上を転送されるデータをパケットと総称する。ネットワークノード3は、同期プロトコルに対応する時刻同期機能を有することが必要であるが、時刻同期の経路が成立する限りは、一部のノードが時刻同期機能を有さなくてもよい。IEEE1588 v2に対応するネットワークノードは、Boundary ClockとTransparent Clockとがある。Boundary Clockは、それ自体がクロックを有しており、Transparent Clockは、同期信号を中継する機能を有する。本実施形態では、原則として、全てのネットワークノード3がBoundary Clockである場合について説明する。なお、Transparent Clockが含まれる場合の影響については後述する。
ネットワークノード4は、同期プロトコルに対応する時刻同期機能を有するネットワークノードを改良したネットワークノードで、Boundary Clockと同様に内部にクロックを有する。ネットワークノード4は、時刻同期の精度を監視し、同期精度が低いと判定した場合、同期の経路を変更することによって、より良い同期精度を得ることを試みる。
図1において、矢印は、時刻同期のための信号の流れを示す。時刻同期は、グランドマスタークロック1を起点として、各ネットワークノード3a〜3fの少なくとも一つを介して、端末2へと至る。ネットワークノード4は、ネットワークノード3bをマスターとして時刻を同期している。このとき、ネットワークノード4は、ネットワークノード3bから送信された同期信号を受信した際に、自らのクロックを修正し、クロックの修正量(差分)を計測する。この差分の値から、同期信号の揺らぎを計測し、揺らぎが大きい場合に同期精度が低いと判定する。
ネットワークノード4は、受信した同期信号の精度が低いと判定した場合、隣接する別のネットワークノード3a〜3fのうち、ネットワークノード4に対してマスターとなることができるノードと、新たに時刻同期を試みる。図1に示す例では、ネットワークノード3bから送信された同期信号を無視し、ネットワークノード3fからの同期信号を用いて、該ネットワークノード3fとの間で新たに同期を開始する。そして、ネットワークノード3fからの同期信号によって同期精度が改善するかを判定する。
図2は、第1の実施形態のネットワークノード4の構成を示すブロック図である。
ネットワークノード4は、プログラムを実行するプロセッサ、プロセッサによって実行されるプログラム及びデータを格納するメモリ、及び、ネットワークと接続されるインタフェースを有し、検索部41、転送部42、ネットワークインタフェース部43、時刻同期部44及び揺らぎ計測部45を有する。検索部41、転送部42、時刻同期部44及び揺らぎ計測部45は、プロセッサが所定のプログラムを実行することによって、実装される。なお、これらの構成の一部又は全部をハードウェアロジック又はファームウェアによって構成してもよい。
ネットワークインタフェース部43は、ネットワークノード4宛に送信されたパケットを受信し、受信したパケットを転送部42に送る。転送部42は、パケットを一時的に保存し、パケットのヘッダ部分を検索部41に送る。検索部41は、パケットの宛先を検索し、検索結果を転送部42に送る。転送部42は、検索部41から検索結果を受信すると、受信した検索結果に基づいて、保存されたパケットを適切な宛先に転送する。このとき、当該パケットが通常のデータパケットであれば、ネットワークインタフェース部43を介して宛先に対応するポートからネットワークへ送出される。一方、パケットが同期用パケットであれば、当該パケットは時刻同期部44に転送される。
時刻同期部44は、クロックを有する。クロックは、例えば、リアルタイムクロックのように時刻データを出力する回路によって実現することができる。また、一定周期の信号を出力する水晶発振器(例えば、プログラマブルオシレータ)でもよい。なお、クロックは時刻同期部44の内部に設けたが、時刻同期部44の外部に設けてもよい。時刻同期部44及び揺らぎ計測部45は、時刻同期処理を実行する。
図3は、第1の実施形態の時刻同期パケットの処理のシーケンス図である。
マスターのネットワークノード3bは、スレーブのネットワークノード4に遅延計測パケット(Syncメッセージ)を送信する(301)。この遅延計測パケットは、マスターノード3bの現在時刻T1を含む。なお、遅延計測パケットとして、Syncメッセージの他に、Follow_upメッセージを送信してもよい。
時刻同期部44は、マスターノード3bから遅延計測パケットを受信すると、クロックに時刻を問い合わせ(302)、遅延計測パケットの受信時刻T2を記録する(303)。
時刻同期部44は、マスターノード3bに遅延応答パケット(Delay_Reqメッセージ)を送信する(304)。この遅延応答パケットは、マスターノードのタイムスタンプT1、スレーブノードのタイムスタンプT2及びスレーブノードの現在時刻(T3)を含む。
マスターノード3bは、遅延応答メッセージを受信すると、スレーブノード4に遅延確定パケット(Delay_Respメッセージ)を送信する(305)。この遅延確定パケットは、マスターノード3bとスレーブノード4との間の伝送遅延時間Δtを含む。この伝送遅延時間は、Δt=(T4−T3+T2−T1)/2で計算される。
その後、時刻同期部44は、同期用プロトコルの処理を行う。すなわち、マスターノード3bは、定期的に、スレーブノード4に同期信号(Syncメッセージ)を送信する(306)。この同期信号は、マスターノード3bの現在時刻T5を含む。
時刻同期部44は、マスターノード3bから同期信号を受信すると、クロックに時刻補正を指示する(307)。この時刻補正指示は、マスターノード3bの現在時刻T5を含む。時刻同期部44のクロックは、時刻補正指示に含まれるマスターノードのタイムスタンプT5に基づいて時刻を補正し、マスターノードの時刻と同期し、クロックの修正時間(補正量)を時刻同期部44に通知する(308)。時刻同期部44は、マスターノードと同期する毎に、クロックの修正時間を揺らぎ計測部45に通知する(309)。
この時刻補正を複数回繰り返した後、揺らぎ計測部45は、この修正時間によって、受信している同期信号の揺らぎを計測する。その結果、揺らぎ計測部45は、所定時間の修正時間の計測によって揺らぎが大きいと判定した場合、時刻同期部44に通知する(310)。
揺らぎの大きさの判定には、例えば、修正時間の大きさの絶対値や、修正時間のばらつき(例えば、標準偏差)などを用いることができる。揺らぎが大きい原因は、例えば、一つ目には、同期信号が転送される経路においてネットワークノード4よりクロック精度が低いネットワークノード3が存在していること、二つ目には、ネットワークノード3が多くのトラフィックを受信し輻輳状態にあることがある。
時刻同期部44は、揺らぎ計測部45から「揺らぎ大」の通知を受けると、隣接するネットワークノードの中で同期プロトコルに対応しており、かつ、現時点でネットワークノード4との関係がマスターでもスレーブでもないネットワークノードが存在しているかを判定する。図1に示す例では、ネットワークノード3fは、ネットワークノード4とマスターでもスレーブでもなく、当該ネットワークノード3fとの間では同期をしていない。
時刻同期部44は、該当するネットワークノード3fに時刻同期を要求し(311)、これまで時刻を同期していたネットワークノード3dからの同期信号312を無視する。これによって、ネットワークノード3fを経由して新たに同期が開始し、同期信号を無視したネットワークノード3dとの間の時刻同期は、同期信号313のタイムアウトによって停止する。
ネットワークノード3fは、時刻同期を要求を受けると、ネットワークノード4に遅延計測パケットを送信する(314)。時刻同期部44は、クロックに時刻を問い合わせ(315)、遅延計測パケットの受信時刻T2を記録する(316)。時刻同期部44は、マスターノード3fに遅延応答パケットを送信する(317)。マスターノード3fは、スレーブノード4に遅延確定パケットを送信する(318)。
この遅延計測パケット、遅延応答パケット及び遅延確定パケットによる時刻同期シーケンスは、前述したマスターノード3bとスレーブノード4との間のシーケンス301〜305と同じである。
その後、新たにマスターとなったネットワークノード3fは、スレーブノード4に同期信号を送信する(319)。
さらに、ネットワークノード4は、スレーブとなるネットワークノードがある場合、該スレーブノードに対して、同期したクロックを用いて同期信号を作成し、作成した同期信号を時刻同期プロトコルに従って送信する。
図4は、第1の実施形態の時刻同期パケットの処理のフローチャートである。この時刻同期処理は、ネットワークノード4のプロセッサが所定のプログラムを実行することによって、行われる。
まず、転送部42が受信した同期パケットを分離して、分離された同期パケットを時刻同期部44に送る(401)。
時刻同期部44は、分離された同期パケットを解析し、受信した同期パケットの送信元を識別する(402)。その結果、受信した同期パケットの送信元が同期対象のノードでなければ(403でNO)、受信した同期パケットを無視する(404)。
一方、受信した同期パケットの送信元が同期対象のノードであれば(403でYES)、時刻同期部44は、受信した同期パケットの内容を判定する(405)。
受信した同期パケットが遅延計測パケットであれば、クロックから時刻を取得し(406)、クロックから取得した時刻を含む遅延応答パケットを送信元のマスターノード3bに返信する(407)。
一方、受信した同期パケットが同期信号(時刻同期パケット)であれば、受信した同期信号に含まれる時刻をクロックに通知し、クロックの時刻を修正する(408)。その後、クロックは、時刻の修正量を時刻同期部44に通知する(409)。
時刻同期部44は、クロックから通知された時刻の修正量の所定回数分の平均値を計算し(410)、計算された平均値から修正量の偏差を求める(411)。本実施形態の時刻同期処理では、修正量の平均値から求めた偏差を精度にしたが、修正量のバラツキが分かるような他の統計処理の結果を用いることができる。
そして、揺らぎ計測部45は、計算された精度と所定の閾値とを比較する(412)。その結果、精度が所定の閾値より良好であれば、現在のマスターノードとの時刻同期によって所定の時刻精度が確保できるので、揺らぎ計測部45は、現在のマスターノードとの時刻同期を継続することを決定する(413)。
一方、精度が所定の閾値より悪ければ、現在のマスターノードとの時刻同期によって所定の時刻精度が確保できないので、揺らぎ計測部45は、時刻同期をするマスターノードの変更を検討する(414)。このため、まず、揺らぎ計測部45は、別のマスターノードがあるか否かを判定する(415)。
揺らぎ計測部45は、現在のマスターノード以外のノードから送信された同期信号が受信できなければ、別のマスターノードはないので、現在のマスターノードとの時刻同期を継続する(413)。
一方、揺らぎ計測部45は、現在のマスターノード以外のノードから送信された同期信号が受信できれば、別のマスターノードはあるので、同期すべきマスターノードの情報を更新し(416)、旧マスターノードから送信された同期信号を無視する(417)。そして、新しいマスターノードに同期開始要求を送信し(418)、新しいマスターノードから遅延計測パケットを受信し、新しい同期が開始する(419)。
第1の実施形態では、同期信号に含まれる時刻の精度を用いて、マスターノードを選択したが、同様の手順によって、同じマスターノードから送信された同期信号の転送経路を選択することもできる。すなわち、同じマスターノードから送信された同期信号であっても、転送経路によって遅延量及びそのバラツキが異なる。よって、あるポートを経由して受信した同期信号の精度を計算し、計算された精度に基づいて、同期信号を受信するポートを変更する。
また、転送部42は、ネットワークインタフェース部43のポート毎にパケット転送量を測定し、輻輳が検出された場合に、時刻同期部44が同期元のノードを切り替えてもよい。
以上に説明したように、第1の実施形態では、上位のネットワークノードから送信された同期信号によるクロックの修正量の偏差によって時刻同期の精度を監視し、時刻同期の精度が低いことが検出された場合、他のノードから送信された又は他の同期経路を転送された同期信号を選択して、より高い精度の同期信号を選択することができる。
また、IEEE1588 v2に準拠するプロトコルを使用するネットワークにおいて、広範囲、自律的かつ安価に高い精度の時刻同期をすることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態のネットワークノード4は、前述した第1の実施形態のネットワークノードと異なり、各々が異なるノードと時刻同期する二つの時刻同期部を有する。なお、本実施形態では、二つの時刻同期部を有する例を説明するが、三つ以上の時刻同期部を有してもよい。
図5は、本発明の第2の実施形態のネットワークシステムの構成を示すブロック図である。図5に示すネットワークでは、同期プロトコルが動作している。なお、第2の実施の形態において、前述した第1の実施の形態と同じ構成には同じ符号を付し、それらの説明は省略する。
第2の実施形態のネットワークシステム10は、グランドマスタークロック1、複数の端末2a〜2d、ネットワークノード3a〜3f及びネットワークノード4を有し、これらの各構成はネットワーク回線によって接続されている。
ネットワークノード4は、同期プロトコルに対応する時刻同期機能を有するネットワークノードを改良したネットワークノードで、Boundary Clockと同様に内部にクロックを有する。ネットワークノード4は、内部に複数の同期用クロックを有し、複数の経路からの同期を可能とし、複数の経路からの同期の精度を比較し最適な同期経路を選択する機能を有する。
図5において、ネットワークノード4は、マスターのネットワークノード3bから送信された同期信号を受信した際に、クロックを修正し、クロックの修正量(差分)を計測する。この差分の値から、同期信号の揺らぎを計測する。また、ネットワークノード3fから送信された同期信号を受信した際に、クロックを修正することなく、クロックとの差分を計測する。この差分の値から、同期信号の揺らぎを計測する。
これらのネットワークノード3b及び3fから送信された同期信号の揺らぎが大きい場合に、ネットワークノード4は、精度が高い同期信号を送信するネットワークノードをマスターとして同期するように、マスターノードを切り替える。すなわち、ネットワークノード4は、受信した同期信号の精度が低いと判定した場合、隣接する別のネットワークノード3a〜3fのうち、ネットワークノード4に対してマスターとなることができるノードをマスターとして時刻を同期する。図5に示す例では、クロックからの信号を使用して、ネットワークノード3bをマスターとして同期しつつ、ネットワークノード3fにも同期する。そして、ネットワークノード3fからの同期信号の精度が、ネットワークノード3bからの同期信号の精度より良ければ、マスターノードを切り替えて、ネットワークノード3fをマスターとしてクロックを同期する。その際、時刻を同期できる他の隣接ネットワークノードを探索する。
図6は、第2の実施形態のネットワークノード4の構成を示すブロック図である。
ネットワークノード4は、プログラムを実行するプロセッサ、プロセッサによって実行されるプログラム及びデータを格納するメモリ、及び、ネットワークと接続されるインタフェースを有し、検索部41、転送部42、ネットワークインタフェース部43、時刻同期部A(44a)、時刻同期部B(44b)、揺らぎ計測部45、同期パケット振り分け部46、テーブル47及びクロック48を有する。
検索部41、転送部42、時刻同期部44a及び44b、揺らぎ計測部45及び同期パケット振り分け部46は、プロセッサが所定のプログラムを実行することによって、実装される。なお、これらの構成の一部又は全部をハードウェアロジック又はファームウェアによって構成してもよい。クロック48は、例えば、リアルタイムクロックのように時刻データを出力する回路によって実現することができる。また、一定周期の信号を出力する水晶発振器(例えば、プログラマブルオシレータ)でもよい。
テーブル47は、図7に示すように、ノード識別子471、ノードアドレス472、担当時刻同期部473、接続ポート474及び同期精度情報475を含む。
ノード識別子471は、マスターとなることができるネットワークノードの識別子である。ノードアドレス472は、ノード識別子471で識別されるネットワークノードのアドレスであり、例えば、IPアドレスを用いることができる。担当時刻同期部473は、ノード識別子471で識別されるネットワークノードの同期信号を処理する時刻同期部の識別子である。接続ポート474は、ノード識別子471で識別されるネットワークノードが接続されるポートの識別子である。同期精度情報475は、ノード識別子471で識別されるネットワークノードから送信された同期信号の精度である。
ネットワークインタフェース部43は、ネットワークノード4宛に送信されたパケットを受信し、受信したパケットを転送部42に送る。転送部42は、パケットを一時的に保存し、パケットのヘッダ部分を検索部41に送る。検索部41は、パケットの宛先を検索し、検索結果を転送部42に送る。転送部42は、検索部41から検索結果を受信すると、受信した検索結果に基づいて、保存されたパケットを適切な宛先に転送する。このとき、当該パケットが通常のデータパケットであれば、ネットワークインタフェース部43を介して宛先に対応するポートからネットワークへ送出される。一方、当該パケットが同期信号であれば、当該パケットは同期パケット振り分け部46に転送される。同期パケット振り分け部46は、転送部42から転送された同期信号の送信元及び送信経路情報を参照し、当該パケットの転送先の時刻同期部(すなわち、時刻同期部A(44a)に転送するか、時刻同期部B(44b)に転送するか、廃棄するか)を選択する。すなわち、同期パケット振り分け部46は、テーブル47を参照し、各ノードから受信した同期信号を時刻同期部A(44a)又は時刻同期部B(44b)に転送する。
時刻同期部A(44a)及び時刻同期部B(44b)は、それぞれ、担当するノードからの同期信号を用いて時刻を同期する。ただし、時刻を実際の同期には、良好な精度が得られる、一方の時刻同期部からの時刻のみを用いる。そして、時刻同期部A(44a)及び時刻同期部B(44b)は、時刻の修正量(差分)を計測し、この差分の値から、同期信号の揺らぎを計測し計測された揺らぎの情報を、揺らぎ計測部45に送信する。
揺らぎ計測部45は、二つの時刻同期部44a、44bの同期精度を比較し、同期精度の良好度を判定する。判定の結果、現在のマスターノードからの同期信号の精度が、他のネットワークノードからの同期信号の精度より悪ければ、マスターノードを切り替えて、他のネットワークノードをマスターとしてクロック48を同期する。
第2の実施形態では、同期信号に含まれる時刻の精度を用いて、マスターノードを選択したが、同様の手順によって、同じマスターノードから送信された同期信号の転送経路を選択することもできる。すなわち、ポート毎に受信した同期信号の精度を計算し、計算された精度に基づいて、同期信号を受信するポートを変更する。
また、前述と同様に、転送部42は、ネットワークインタフェース部43のポート毎にパケット転送量を測定し、輻輳が検出された場合に、時刻同期部44が同期元のノードを切り替えてもよい。
以上に説明したように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加え、ネットワークノードが複数の時刻同期部を有するので、一方の時刻同期部44aをメインで動作しつつ、他方の時刻同期部44bで、複数のノード(同期信号の経路)のうち、精度の高いノード又は経路を探索することができる。このため、切替後の同期信号の品質を、切替前に知った上で、切り替えをするか否かを判定することができる。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態のネットワークノード4は、第2の実施形態のネットワークノードと異なり、各時刻同期部に時刻を供給する二つのクロックを有する。なお、第3の実施形態において、前述した第1及び第2の実施の形態と同じ構成には同じ符号を付し、それらの説明は省略する。
図8は、第3の実施形態のネットワークノード4の構成を示すブロック図である。
ネットワークノード4は、プログラムを実行するプロセッサ、プロセッサによって実行されるプログラム及びデータを格納するメモリ、及び、ネットワークと接続されるインタフェースを有し、検索部41、転送部42、ネットワークインタフェース部43、時刻同期部A(44a)、時刻同期部B(44b)、揺らぎ計測部45、同期パケット振り分け部46、テーブル47及びクロック48a及び48bを有する。
検索部41、転送部42、時刻同期部44a、44b、揺らぎ計測部45及び同期パケット振り分け部46は、プロセッサが所定のプログラムを実行することによって、実装される。なお、これらの構成の一部又は全部をハードウェアロジック又はファームウェアによって構成してもよい。クロック48a及び48bは、各々、時刻同期部A(44a)、時刻同期部B(44b)によって制御される。クロック48a及び48bは、例えば、リアルタイムクロックのように時刻データを出力する回路によって実現することができる。また、一定周期の信号を出力する水晶発振器(例えば、プログラマブルオシレータ)でもよい。なお、クロックは時刻同期部44a、44bの外部に設けたが、時刻同期部44a、44bの内部に設けてもよい。
時刻同期部A(44a)及び時刻同期部B(44b)は、それぞれ、担当するノードから送信された同期信号を用いて、対応するクロック48a、48bの時刻を同期する。そして、時刻同期部A(44a)及び時刻同期部B(44b)は、時刻の修正量(差分)を計測し、この差分の値から、同期信号の揺らぎを計測し計測された揺らぎの情報を、揺らぎ計測部45に送信する。
揺らぎ計測部45は、二つの時刻同期部44a、44bの同期精度を比較し、揺らぎが最も小さい同期時刻を採用する時刻として選択し、選択された時刻を担当する時刻同期部44に通知する。選択された時刻同期部44は、下位の端末2bに送信される同期信号を生成する。
また、揺らぎ計測部45は、判定の結果、現在のマスターノードからの同期信号の精度が、他のネットワークノードからの同期信号の精度より悪ければ、マスターノードを切り替える。その間、マスターノードと同期していない時刻同期部は、時刻を同期できる他の隣接ネットワークノードを探索する。
以上に説明したように、第3の実施形態によれば、第1及び第2の実施形態の効果に加え、揺らぎ計測部45における処理を簡単にすることができる。
<変形例>
なお、第1〜第3の実施形態では、隣接するノードとの間で時刻を同期し、段階的に同期範囲を広げるIEEE1588 v2に準拠する同期プロトコルに対して適用可能である。さらに、本発明の実施の形態の時刻同期方法に対応した機器と、通常のIEEE1588 v2に準拠する同期プロトコルに対応した機器とが混在して運用可能である。一方、時刻同期サーバを配置して、サーバ−クライアント方式で時刻同期を要求する旧来の時刻同期プロトコルの場合、途中の中継ノードは時刻同期を行っておらず、意図的に異なる経路で同期を確立することができなかった。
以上説明した実施形態では、ネットワークノード3がBoundary Clockとして動作しているが、一部のネットワークノード3がTransparent Clockである場合も、本発明の時刻同期を適用することができる。この場合、Transparent Clockは透過的に扱われ、隣接するBoundary Clockとの間で、同期プロトコルを用いて時刻を同期する。例えば、第1の実施形態(図1)のネットワークノード3b及びネットワークノード3fが共にTransparent Clockである場合、時刻同期部44がマスターノードとして選択可能なネットワークノード3a及び3eとなる。
さらに、ネットワークノード3d及び3eもTransparent Clockである場合、ネットワークノード4に隣接するBoundary Clock(マスターノード)は二つの経路のどちらを選択する場合もネットワークノード3aとなる。この場合、二つの経路を見分けるために、時刻同期部44は経路を特定するためにIPアドレスなどの宛先情報に加えて、前述したように、同期信号を受信するポートや、対向するネットワークノードのMACアドレスの情報を転送部42から受け、精度の悪い経路で転送された同期信号を特定し、遮断するとよい。
1 グランドマスタークロック
2a〜2d 端末
3a〜3f ネットワークノード
4 ネットワークノード
41 検索部
42 転送部
43 ネットワークインタフェース部
44、44a、44b 時刻同期部
45 揺らぎ計測部
46 同期パケット振り分け部
47 テーブル
48、48a、48b クロック

Claims (19)

  1. ネットワーク内でデータを転送するネットワークノードであって、
    複数のポートを有するネットワークインタフェースと、転送制御部と、時刻同期部と、揺らぎ計測部と、クロックと、を備え、
    前記時刻同期部は、
    受信した時刻同期パケットに含まれる時刻によって前記クロックの時刻を修正し、
    前記クロックの時刻の修正量を取得し、
    前記揺らぎ計測部は、前記時刻同期部が取得した修正量の揺らぎと所定の閾値とを比較した結果に基づいて、前記受信した時刻同期パケットに含まれる時刻の精度を判定することを特徴とするネットワークノード。
  2. 前記時刻同期部は、前記判定された時刻の精度を用いて、前記クロックを同期するための前記時刻同期パケットの送信元である同期元の他のネットワークノードを選択することを特徴とする請求項1に記載のネットワークノード。
  3. 前記時刻同期部は、前記判定された時刻の精度を用いて、前記クロックを同期するための前記時刻同期パケットの転送経路を選択することを特徴とする請求項1に記載のネットワークノード。
  4. 前記時刻同期部は、
    前記揺らぎ計測部は、
    前記修正量の揺らぎと所定の閾値とを比較した結果に基づいて、同期元のネットワークノードを変更するか否かを判定し、
    現在の同期元以外のネットワークノードから送信された時刻同期パケットの受信可否によって、別の同期元のネットワークノードの有無を判定し、
    前記時刻同期部は、前記判定結果に基づいて、現在の同期元のネットワークノードから送信された同期信号を無視し、新しい同期元のネットワークノードとの同期処理を開始することを特徴とする請求項1に記載のネットワークノード。
  5. 前記揺らぎ計測部は、前記修正量の標準偏差を用いて、受信した前記時刻同期パケットに含まれる時刻の精度を判定することを特徴とする請求項1に記載のネットワークノード。
  6. 前記時刻同期部は、少なくとも第1の時刻同期部及び第2の時刻同期部を含み、
    前記第1の時刻同期部及び前記第2の時刻同期部は、
    異なるネットワークノードから送信された、又は、同一の他のネットワークノードから異なる経路で転送された前記時刻同期パケットを受信し、
    前記揺らぎ計測部は、前記受信した時刻同期パケットに含まれる時刻の精度を判定することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のネットワークノード。
  7. 前記クロックは、第1のクロック及び第2のクロックを含み、
    前記第1の時刻同期部は前記第1のクロックを同期させ、
    前記第2の時刻同期部は前記第2のクロックを同期させることを特徴とする請求項6に記載のネットワークノード。
  8. 前記第1の時刻同期部及び前記第2の時刻同期部は、異なるネットワークノードから異なる経路で転送された前記時刻同期パケットを受信することを特徴とする請求項6に記載のネットワークノード。
  9. 前記時刻同期部は、前記判定された時刻の精度が高い時刻同期パケットに前記クロックが同期された場合、下流のネットワークノードに送信する時刻同期パケットを生成することを特徴とする請求項6に記載のネットワークノード。
  10. ネットワーク内でデータを転送するネットワークノードにおける時刻同期方法であって、
    前記ネットワークノードは、複数のポートを有するネットワークインタフェースと、転送制御部と、時刻同期部と、クロックと、を有し、
    前記方法は、
    前記時刻同期部が、受信した時刻同期パケットに含まれる時刻によって前記クロックの時刻を修正する同期ステップと、
    前記時刻同期部が、前記クロックの時刻の修正量を取得する監視ステップと、
    前記揺らぎ計測部が、前記時刻同期部が取得した修正量の揺らぎと所定の閾値とを比較した結果に基づいて、前記受信した時刻同期パケットに含まれる時刻の精度を判定ステップと、を含むことを特徴とする時刻同期方法。
  11. 前記方法は、さらに、前記時刻同期部が、前記判定された時刻の精度を用いて、前記クロックを同期するための前記時刻同期パケットの送信元である同期元の他のネットワークノードを選択するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の時刻同期方法。
  12. 前記方法は、さらに、前記時刻同期部が、前記判定された時刻の精度を用いて、前記クロックを同期するための前記時刻同期パケットの転送経路を選択するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載の時刻同期方法。
  13. 前記判定ステップでは、
    前記前記揺らぎ計測部が、前記修正量の揺らぎと所定の閾値とを比較した結果に基づいて、同期元のネットワークノードを変更するか否かを判定し、
    前記前記揺らぎ計測部が、現在の同期元以外のネットワークノードから送信された時刻同期パケットの受信可否によって、別の同期元のネットワークノードの有無を判定し、
    前記前記揺らぎ計測部が、前記判定結果に基づいて、現在の同期元のネットワークノードから送信された同期信号を無視し、新しい同期元のネットワークノードとの同期処理を開始することを特徴とする請求項10に記載の時刻同期方法。
  14. 前記判定ステップでは、前記揺らぎ計測部が、前記修正量の標準偏差を用いて、受信した前記時刻同期パケットに含まれる時刻の精度を判定することを特徴とする請求項10に記載の時刻同期方法。
  15. 前記時刻同期部は、少なくとも第1の時刻同期部及び第2の時刻同期部含み、
    前記第1の時刻同期部及び前記第2の時刻同期部は、異なるネットワークノードから送信された、又は、同一の他のネットワークノードから異なる経路で転送された前記時刻同期パケットを受信し、
    前記第1の時刻同期部及び前記第2の時刻同期部は、前記受信した時刻同期パケットに含まれる時刻の精度を判定することを特徴とする請求項10から14のいずれか一つに記載の時刻同期方法。
  16. 前記クロックは、第1のクロック及び第2のクロックを含み、
    前記第1の時刻同期部は前記第1のクロックを同期させ、
    前記第2の時刻同期部は前記第2のクロックを同期させることを特徴とする請求項15に記載の時刻同期方法。
  17. 前記第1の時刻同期部及び前記第2の時刻同期部は、異なるネットワークノードから異なる経路で転送された前記時刻同期パケットを受信することを特徴とする請求項15に記載の時刻同期方法。
  18. 前記時刻同期部は、前記判定された時刻の精度が高い時刻同期パケットに前記クロックが同期された場合、下流のネットワークノードに送信する時刻同期パケットを生成することを特徴とする請求項15に記載の時刻同期方法。
  19. ネットワーク内でデータを転送する複数のネットワークノードと、前記ネットワーク内に時刻を供給するグランドマスタークロックとを備えるネットワークシステムであって、
    前記ネットワークノードは、少なくとも第1のネットワークノード、第2のネットワークノード、第3のネットワークノード及び第4のネットワークノードを含み、
    前記各ネットワークノードは、複数のポートを有するネットワークインタフェースと、転送制御部と、時刻同期部と、揺らぎ計測部と、クロックと、を有し、
    前記第1のネットワークノードは、
    前記第2のネットワークノードから送信された時刻同期パケットを受信し、前記受信した時刻同期パケットに含まれる時刻によって前記クロックの時刻を修正し、前記クロックの時刻の修正量を取得し、
    前記取得した修正量の揺らぎと所定の閾値とを比較した結果に基づいて、前記第2のネットワークノードから送信された時刻同期パケットに含まれる時刻の精度を判定し、
    前記時刻の精度が低いと判定した場合、同期元のネットワークノードを第3のネットワークノードに変更し、
    前記第3のネットワークノードから送信された時刻同期パケットに前記クロックを同期した後、前記クロックからの信号に基づいて、第4のネットワークノードに送信する時刻同期パケットを生成することを特徴とするネットワークシステム。
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