JP5356127B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機に関する。
一般に、パチンコ機には、遊技盤内の遊技領域に特別図柄を表示する特別図柄表示装置、所定の演出を表示する演出表示装置、特別図柄に係る電子抽選の契機となる特定入賞口(始動口)などが設けられており、遊技領域に向けて発射された遊技球が、この特定入賞口に入賞すると特別図柄に係る電子抽選が行われると共に、特別図柄表示装置において特別図柄を変動させた後に停止させるといった態様の表示を行って電子抽選の結果を報知している。そして、電子抽選の結果大当たりであった場合には、特別図柄表示装置に大当たりであることを示す特別図柄が停止表示されると共に、遊技者にとって有利な大当たり遊技状態に移行する。この大当たり遊技状態では、アタッカー装置が所定回数だけ開閉して露呈された大入賞口に遊技球が入るので、遊技者は多くの賞球を獲得することができる。
また、電子抽選の結果当選しなかった場合であっても、特定入賞口に遊技球が入賞すると、賞球として数個の遊技球が遊技者に払い出されるようになっているため、遊技者にとっては、少なくとも賞球を獲得できる点においては有利である。賞球を獲得できる点では、一般入賞口に入賞した場合も同様である。そして、これらの入賞口の入口には釘が植設されており、遊技領域内に打ち出された遊技球が入賞口に入賞する確率は、この釘によってある程度の範囲に抑えられている。
ところで、近年、特定入賞口や一般入賞口の入口にある釘を曲げて、遊技球がこれら入賞口に入賞し易くするといった不正行為(所謂、釘曲げゴト)が頻繁に行われている。特定入賞口の入口を広げるように釘を曲げると、この特定入賞口に遊技球が入賞し易くなるため、電子抽選の機会を多く得ることができてしまう。また、一般入賞口の入口を広げるように釘を曲げると、この一般入賞口に遊技球が入賞し易くなることで、より多くの賞球を獲得することができてしまう。そのため、このような不正行為を見逃せば遊技場が受ける被害は甚大となってしまう。そこで、例えば、特許文献1に示すパチンコ機では、所定期間内に入賞口に入賞した入賞数と基準値とを比較して異常判定を行う異常判定手段と、異常であることを報知する異常報知手段とを備えるようにして、不正に釘を曲げて利益を得ようとする行為を防止するようにしている。
特開2008−109987号公報(段落0034〜0052など)
しかしながら、上記従来の技術では、異常報知手段による報知が無効にされてしまうと、異常であることを遊技場の関係者が気付かず、不正行為の発見が遅れてしまうこととなり、結果的には、不正行為による多額の損害を被ってしまうこととなる。これでは、せっかく不正対策を行ったとしても、その対策の効果が薄れてしまう。即ち、従来技術では、不正行為を防ぐための対策は取られているが、それでも不正行為が行われてしまった場合に、損害を低く抑えるための対策は取られていないのが実情である。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、釘曲げゴトなどの不正行為を受けた場合でも損害を低く抑えることができるパチンコ機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、遊技に関する演出を表示するための演出表示装置と、前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行って遊技の制御を行う主制御処理部と、この主制御処理部からのコマンドを受けて、前記演出表示装置の表示を制御する副制御処理部とを備え、前記主制御処理部には、電子抽選を行うための手段であって、特別図柄用の乱数を発生させる特別図柄用乱数発生手段、この特別図柄用乱数発生手段により発生した特別図柄用乱数の中から1つの乱数を前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に取得する特別図柄用乱数取得手段、この特別図柄用乱数取得手段により取得した特別図柄用乱数が大当たりであるか否かを判定する特別図柄当否判定手段、および、前記特別図柄用乱数取得手段が取得した特別図柄用乱数を、所定個数の上限まで保留球乱数として順次記憶する保留球乱数記憶部を備えて構成される電子抽選手段と、前記特別図柄用乱数取得手段が特別図柄用乱数を取得する毎に、この取得した特別図柄用乱数に対応する変動パターンコマンドを決定する変動パターンコマンド決定手段と、前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりである場合に通常の遊技に比べて遊技者に有利な大当たり遊技を提供する大当たり遊技制御手段と、が含まれ、前記副制御処理部には、複数種類の演出態様が前記変動パターンコマンドと予め対応づけられて記憶された演出態様記憶部と、遊技を開始するときに前記変動パターンコマンド決定手段が決定した変動パターンコマンドに対応づけられた演出態様の中から前記演出表示装置に表示する演出態様を決定する演出態様決定手段と、この演出態様決定手段が決定した演出態様を前記演出表示装置へ表示するように制御する演出表示制御手段と、が含まれるパチンコ機において、不正行為を受けたか否かを監視する不正監視手段を備え、前記変動パターンコマンドには、通常の遊技に用いられる複数の通常変動パターンコマンドと、不正な遊技に用いられ、前記複数の通常変動パターンコマンドのそれぞれに対応づけられた演出態様のうち最も長時間の演出態様のみに対応づけられた長時間変動パターンコマンドと、が含まれ、前記変動パターンコマンド決定手段は、前記不正監視手段が不正行為を受けたと判断したときには、それ以降に前記特別図柄用乱数取得手段が取得した特別図柄用乱数に対応する変動パターンコマンドとして、前記長時間変動パターンコマンドを決定する構成とした。
本発明によれば、不正行為を受けたと不正監視手段が判断した場合には、それ以降の遊技においては長時間変動パターンコマンドが決定されるため、演出態様決定手段は、この長時間変動パターンコマンドに対応する長時間の演出態様を決定する。そのため、1回の遊技で行われる演出の時間が長くなることとなる。1回の遊技に要する時間が長いということは、単位時間当たりに遊技できる回数が少ないということである。別言すると、電子抽選手段による抽選の回数が少なくなることになる。遊技できる回数が少なくなるということは、単位時間当たりに大当たりとなる回数も減るということである。例えば、1時間に100回遊技を行える場合には、1時間に100回大当たりとなる可能性はあるが、1時間に20回しか遊技を行えないとすると、最大でも20回しか大当たりになることはない。よって、たとえ不正行為が行われたとしても、大当たりとなる回数が通常に比べて大幅に少なくなるため、不正行為による被害を最小限に食い止めることができることとなる。即ち、本発明によれば、釘曲げゴトなどによる不正行為の被害にあったとしても、損害を低く抑えることができるのである。
ここで、長時間変動パターンコマンドを、複数の通常変動パターンコマンドのそれぞれに対応づけられた演出態様のうち最も長時間の演出態様のみに対応づけられたコマンドとしたため、最も長い演出を見ただけでは、不正を監視したことに起因して長い演出となったのか、通常の遊技で単に長い演出が選ばれたのかの区別がつき難い。そのため、不正行為を行っている者は、不正監視手段による監視に気付かず、そのまま不正に遊技を行う可能性が高くなる。よって、単位時間当たりの遊技回数を抑えることができるだけでなく、遊技場の関係者が不正行為の事実を確認するための時間を十分に確保できる利点がある。
また、上記構成において、前記長時間変動パターンコマンドに基づいて前記演出表示装置に表示される演出態様は、図柄(演出図柄)が変動を開始してから停止する演出の態様を含み、前記演出表示制御手段は、前記不正監視手段が不正行為を受けたと判断した場合には、前記始動口に遊技球が入賞したタイミングで、前記演出表示装置に変動中の図柄を停止させ、その後に再び図柄の変動を開始させるように演出の表示を制御するようにしても良い。図柄の変動と停止を繰り返すことで、不正行為者に対して通常の短い演出が行われているという意識にさせることができるので、不正対策として長時間演出が行われているということが気付かれ難い。よって、この構成によれば、不正行為者に監視が気付かれないうちに、遊技場の関係者が不正行為の事実を確認することができる利点がある。
なお、本発明おける不正行為には、釘を曲げる行為だけでなく、例えば、パチンコ機を叩いて遊技球を入賞口に入賞させるような行為や、磁石を用いて遊技球を入賞口に入賞させる行為などの不正にパチンコ機を操作して利益を得ようとする行為全般が含まれる。
本発明によれば、釘曲げゴトなどの不正行為を受けた場合でも、演出時間を長くすることで1回の遊技に要する時間が長くなるため、損害を低く抑えることができる。
本発明の第1の実施の形態例に係るパチンコ機の外観斜視図である。 図1に示すパチンコ機のガラス扉を開けた状態の外観斜視図である。 図1に示すパチンコ機の背面図である。 図1に示すパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 図4に示す変動パターン用乱数抽選部の詳細を説明するためのブロック図である。 図4に示すコマンド参照テーブルの詳細を説明するための図である。 図4に示す演出制御処理部の詳細を説明するためのブロック図である。 図7に示す演出態様記憶部に記憶された予告演出記憶部と全体演出記憶部の詳細を説明するための図である。 図1に示すパチンコ機の演出態様の決定に係る処理手順を示したフローチャートである。
以下、発明の実施の形態例を図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、本発明の実施の形態例に係るパチンコ機Pは、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた前面枠2と、前面枠2の内側に収容された遊技盤3と、前面枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられ、中央に大きく開口部8が形成されたガラス扉4と、このガラス扉4の開口部8に取り付けられた透明なガラス板10と、前面枠2の下側に開閉自在に配設され、遊技球を収容する受皿5を有する前面ボード6と、前面枠2の下部に設けられた発射装置9と、前面ボード6に取り付けられたハンドル7等を具備している。さらに、ガラス扉4の上部にはスピーカ20が左右に1個ずつ取り付けられており、遊技に関する様々な効果音を発している。
また、図3に示すように、このパチンコ機Pは、背面側に、主制御処理部11と、副制御処理部を構成する演出制御処理部12a、特別図柄表示制御部12b、ランプ制御処理部12c、払出制御処理部12e、および普通図柄表示制御部12fと、発射制御処理部13と、賞球払出装置14等を備えている。続いて、図1〜図4を参照して、本実施形態に係るパチンコ機Pの構成を詳しく説明していくことにする。
遊技盤3は、その盤面に遊技領域31を有しており、前面枠2に装着した後、ガラス板10から遊技領域31を観察することができる。遊技領域31は、遊技球を滑走させるガイドレール32と遊技球規制レール33によって略円形状となるように区画形成されており、発射装置9によって打ち出された遊技球はこの遊技領域31内を流下する。また、遊技領域31内には、特別図柄表示装置17と、演出表示装置34と、スルーチャッカ21と、普通図柄表示装置22と、電動チューリップ49と、ステージ36と、始動入賞口(始動口)37と、一般入賞口38と、アウト口39と、遊技釘(図示せず)と、風車(図示せず)と、アタッカー装置41等が設けられている。
演出表示装置34は、遊技盤3の略中央部に設けられ、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われた特別図柄に係る電子抽選の結果に基づいて所定の演出態様を表示するものであって、本実施形態では液晶表示装置が用いられている。この演出表示装置34には、所定の演出態様の一部として、特別図柄表示装置17に変動表示される特別図柄と同期をとってダミー図柄(演出図柄)が変動表示されるようになっている。なお、この演出表示装置34には、保留球乱数が保留球乱数記憶部(メモリ)115に記憶された場合に保留表示(保留球乱数が記憶された旨の表示)を行うための表示領域が区画形成されている。つまり、この表示領域の部分が保留球表示装置34aとなっているのである。
また、特別図柄表示装置17は、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われた特別図柄に係る電子抽選の結果を表示するためのものであって、より具体的には、抽選結果を、特別図柄(数字や絵柄)を変動させた後に停止させるといった態様で表示するものである。この特別図柄表示装置17は、本実施形態では7セグメント表示器が用いられており、演出表示装置34を見ている遊技者の視界に同時に入らないように遊技盤3の右下部分に離れて設けられている。
スルーチャッカ21は、遊技球が通過可能なゲート構造を成しており、その内部には遊技球が通過したことを検知する磁気センサタイプのスルーチャッカ検知センサ46が内蔵されている。また、このスルーチャッカ21を遊技球が通過したことを契機に行われる普通図柄に係る電子抽選の結果を表示するための普通図柄表示装置22が、特別図柄表示装置17の隣に設けられている。この普通図柄表示装置22は、本実施形態では、二つのLEDランプで構成されており、普通図柄当たりのときに一方のLEDランプが点灯し、ハズレのときには他方のLEDランプが点灯するようになっている。
電動チューリップ49は、始動入賞口37の入口に設けられ、遊技盤3の面に直交する軸を中心に回動する一対の羽根部材を備えており、ソレノイドに通電がなされると一対の羽根部材が互いに離れる方向に回動して、始動入賞口37の入口を拡大するようになっている。ステージ36は、演出表示装置34の下方に配置されており、遊技球が転動しながら一時的に滞在する構造物である。このステージ36の中央には溝が形成されており、この溝の真下の位置には始動入賞口37が配されている。そのため、溝から落下した遊技球は、高い確率で始動入賞口37へと導かれる。
アタッカー装置41は、始動入賞口37に遊技球が入賞することを契機に行われる特別図柄に係る電子抽選の結果、大当たりとなって大当たり遊技に移行した場合に所定回数開放される装置である。このアタッカー装置41が開放すると、大入賞口42が露呈し、そこに遊技球が入賞することで多くの賞球が獲得できるようになっている。また、一般入賞口38に遊技球が入賞すると、所定個数の遊技球が賞球として遊技者に払い出される。そして、始動入賞口37や一般入賞口38に入らなかった遊技球は、アウト口39から回収される。なお、始動入賞口37、一般入賞口38、大入賞口42の内部にはそれぞれ遊技球の通過を検知するためのセンサ43〜45(図4参照)が設けられている。
前面ボード6には遊技球を収容するとともに、外部に排出可能な受皿5が取り付けられている。この受皿5は、遊技者が投入した遊技球を収容するだけでなく、賞球払出装置14から賞球として払い出された遊技球も収容可能となっている。また、遊技球を遊技領域31に向けて発射するための発射装置9が前面枠2の下部に取り付けられており、受皿5に収容されている遊技球がこの発射装置9に1個ずつ供給される。そして、前面ボード6の右下に取り付けられたハンドル7を回動させると、その回動量に応じた発射強度で発射装置9が遊技球を遊技領域31へと発射することができるようになっている。また、図1に示すように、受皿5の側部には、遊技者が押下操作するタッチボタン60が設けられている。
主制御処理部11は、遊技盤3の裏面に支持部材等を介して設けられている。この主制御装置11は、CPU(Central Processing Unit)と、予め定められた制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)と、生成された処理情報の一時記憶及び記憶した情報の削除を行うRAM(Random Access Memory)等とにより構成されている。このCPUがROMに格納された各種プログラムやデータを読み込んで実行することにより、遊技に関する主要な処理が行われる。
具体的には、図4に示すように、始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行う特別図柄抽選部(電子抽選手段)110と、この特別図柄抽選部110が判定した抽選結果に応じて特別図柄を決定する特別図柄決定部120と、変動パターンコマンドを決定するための変動パターンコマンド決定部(変動パターンコマンド決定手段)140と、保留球乱数が大当たりであるか否かを判定する先読み判定部(先読み判定手段)150と、特別図柄抽選部110による抽選結果の判定が大当たりとなった場合にアタッカー装置41(のソレノイド)を作動させて大当たり遊技に移行する大当たり遊技制御部(大当たり遊技制御手段)160と、スルーチャッカ21を遊技球が通過したことを契機に普通図柄に係る電子抽選を行う普通図柄抽選部170と、電動チューリップ49の作動を制御する電動チューリップ作動制御部180とを備えて主制御処理部11は構成されている。
特別図柄抽選部110は、周期的(例えば2ミリ秒毎)に入力される割り込み信号に基づいてループカウンタの値を所定の範囲で1ずつ更新させることによりソフトウェア乱数を生成する特別図柄用乱数発生部(特別図柄用乱数発生手段)111と、始動入賞口37に遊技球が入賞したことを契機に(始動入賞口検知センサ43からの検知信号が主制御処理部11に入力されたタイミングで)乱数を1つ取得(ラッチ)する特別図柄用乱数取得部(特別図柄用乱数取得手段)112と、この特別図柄用乱数取得部112が取得した乱数が大当たりであるか否かを特別図柄判定テーブル114を参照して決定する特別図柄当否判定部(特別図柄当否判定手段)113と、特別図柄用乱数取得部112が乱数を取得したときに特別図柄が変動中である場合に、この取得した乱数を保留球乱数として最大4個まで記憶する保留球乱数記憶部115と、を備えている。
また、変動パターンコマンド決定部140は、変動パターンコマンドの決定に用いられる変動パターン用乱数の抽選処理を行う変動パターン用乱数抽選部130と、変動パターン用乱数と変動パターンコマンドが対応づけられたテーブルが複数記憶されたコマンド参照テーブル135と、を備えている。変動パターン用乱数抽選部130は、図5に示すように、周期的(例えば2ミリ秒毎)に入力される割り込み信号に基づいてループカウンタの値を所定の範囲(0〜50まで)で1ずつ更新させることによりソフトウェア乱数を生成する変動パターン用乱数発生部131と、始動入賞口37に遊技球が入賞したことに基づいて(始動入賞口検知センサ43からの検知信号が主制御処理部11に入力されたタイミングで)乱数を1つ取得(ラッチ)する変動パターン用乱数取得部132と、この変動パターン用乱数取得部132が取得した乱数を記憶する変動パターン用乱数記憶部134と、を備えている。
コマンド参照テーブル135には、変動パターン用乱数取得部132が取得した変動パターン用乱数と、それに対応する変動パターンコマンドが記憶されたテーブルが3つ記憶されている。具体的には、図6に示すように、特別図柄用乱数取得部112が取得した特別図柄用乱数が大当たりであると特別図柄当否判定部113によって判定された場合に参照される大当たり時参照テーブル135aと、特別図柄用乱数がハズレであると判定された場合に参照されるハズレ時参照テーブル135bと、詳しくは後述する不正監視部150が不正行為を受けたと判断した場合に参照される不正時参照テーブル135cの3つのテーブルを備えている。
大当たり時参照テーブル135aは、変動パターン用乱数が「0〜5」の時には変動時間(演出時間)30秒という変動パターンコマンドが対応づけられている。同様に、変動パターン用乱数が「6〜10」のときには、変動時間90秒が対応づけられ、変動パターン用乱数「11〜30」までは変動時間120秒、変動パターン用乱数「31〜50」までは変動時間150秒が対応づけられたテーブル構成となっている。
ハズレ時参照テーブル135bは、変動パターン用乱数「0〜30」に対応して変動時間(演出時間)5秒が、「31〜40」に対応して30秒が、「41〜45」に対応して90秒が、「46〜48」に対応して120秒が、「49〜50」に対応して150秒が対応づけられたテーブル構成である。ここで、大当たり時参照テーブル135aとハズレ時参照テーブル135bとを比較すると、大当たり時参照テーブル135aの方が、変動時間の長い変動パターンコマンドが選ばれる確率が高くなっていることが分かる。たとえば、変動時間150秒が選ばれる確率は、大当たり時参照テーブル135aでは20/51であるのに対して、ハズレ時参照テーブル135bでは2/51であり、大当たりとなったときには150秒の演出となることが多くなるように設定されているのである。よって、長い演出が表示されたときには、遊技者は大当たりの可能性が高いのではないかと予測できることとなる。
なお、大当たり時参照テーブル135aで対応づけられた変動時間とハズレ時参照テーブル135bで対応づけられた変動時間、即ち、5秒(ハズレのみ対応)、30秒、90秒、120秒、150秒が通常の遊技で用いられる通常変動パターンコマンドであり、150秒のコマンドが通常変動パターンコマンドの中で最も長時間の演出態様と対応づけられたコマンドである。
また、不正時参照テーブル135cは、全ての変動パターン用乱数が変動時間150秒に対応づけられている。つまり、不正行為を受けたと判断された旨のコマンドが後述する不正監視部150から入力された場合には、それ以降の変動パターンコマンドは、不正時参照テーブル135cが参照されて、常に変動時間が150秒のコマンド(長時間変動パターンコマンド)となるのである。このように、本実施形態では、最も長い変動時間(演出時間)である150秒の演出態様に対して、通常変動パターンコマンドと長時間変動パターンコマンドの両方が対応するようになっている。
ここで、本実施形態では、始動入賞口37に遊技球が入賞したタイミングで変動パターン用乱数を取得する。そして、この入賞で直ちに遊技が開始する場合には、この変動パターン用乱数に基づいて変動パターンコマンドを決定している。しかし、この入賞が特別図柄の変動中であったため、この入賞に基づいて取得した特別図柄用乱数が保留球乱数として保留球乱数記憶部115に記憶される場合には、この入賞のタイミングで取得した変動パターン用乱数は、変動パターン用乱数記憶部134に記憶される。そして、保留球乱数に基づく遊技が開始されるときに、記憶されている変動パターン用乱数に基づいて変動パターンコマンド決定部140が変動パターンコマンドを決定している。なお、変動パターンコマンド決定部140は、上記した変動時間だけでなく、所謂リーチを行うか否かのコマンドや、予告演出を行うか否かのコマンドも決定している。
図4に説明を戻すと、不正監視部150は、パチンコ機Pが不正行為を受けているか否かを判断するためのものである。具体的には、(1)単位時間当たりの始動入賞口37への遊技球の入賞数が、(2)単位時間当たりの一般入賞口38への遊技球の入賞数が、(3)単位時間当たりの賞球払出数が、それぞれ予め定められた閾値を超えたか否かを監視し、閾値を超えた場合には、不正監視部150がその旨を変動パターンコマンド決定部140にコマンドとして出力している。始動入賞口37への入賞の検知には始動入賞口検知センサ43が、一般入賞口38への入賞の検知には一般入賞口44が、賞球払出数の検知には遊技球払出検知センサ52がそれぞれ用いられている(図4参照)。さらに、振動センサ50、磁気センサ51(図4参照)の信号を検知した場合にも、不正行為が行われたとしてその旨を変動パターンコマンド決定部140に送っている。なお、図示していないが、不正監視部150が不正行為を受けた旨の判断をしたときには、その旨のコマンドは、ホールコンピューターに出力されるようにもなっている。
次に、大当たり遊技制御部160は、大当たりの種類に応じて所定のラウンド数だけアタッカー装置41の開閉を行うように制御している。また、普通図柄抽選部170は、特別図柄用乱数発生手段111が発生させる乱数の数より少ないが同様の構成からなる普通図柄用乱数発生部と、スルーチャッカ21を遊技球が通過したことを契機に(スルーチャッカ検知センサ46からの検知信号が主制御処理部11に入力されたタイミングで)乱数を1つ取得(ラッチ)する普通図柄用乱数取得部と、この普通図柄用乱数取得部が取得した乱数が普通図柄当たりであるか否かを普通図柄判定テーブルを参照して決定する普通図柄当否判定部と、普通図柄用乱数取得部が乱数を取得したときに普通図柄が変動中である場合に、この取得した乱数を普通図柄用保留球乱数として記憶する普通図柄用保留球乱数記憶部と、を備えている。また、電動チューリップ作動制御部180は、普通図柄抽選部170による電子抽選で普通図柄当たりに当選したコマンドに基づいて、電動チューリップ49のソレノイドに通電して開閉するよう制御している。
続いて、主制御処理部11からの指令(コマンド)を受けて各種装置を制御する副制御処理部について説明する。副制御処理部を構成する演出制御処理部12a、特別図柄表示制御部12b、ランプ制御処理部12c、払出制御処理部12e、および普通図柄表示制御部12fは、遊技盤3の裏面に支持部材等を介して設けられ、主制御処理部11が生成した処理情報に従って、演出表示装置34やスピーカ20、その他の演出装置(LED装置など)の制御を行う装置である。
演出制御処理部12aは、図7に示すように、処理部として、演出態様を決定するための演出態様決定部(演出態様決定手段)210と、この演出態様決定部210が決定した演出態様を演出表示装置34に表示するよう制御する演出表示制御部(演出表示制御手段)220と、を備えて構成されている。また、演出制御処理部12aは、記憶部として、複数種類の演出態様が記憶された演出態様記憶部260を備えている。
この演出態様記憶部260には、1回の遊技全体に亘って行われる全体演出の態様が記憶された全体演出記憶部261と、1回の遊技の一部分で行われる予告演出の態様が記憶された予告演出記憶部262とが設けられており、様々な演出態様が記憶されている。具体的には、全体演出記憶部261には、全体演出のパターンとして演出パターンA〜Jまでの10パターンが記憶されている。演出パターンAとBはリーチなしで変動時間(演出時間)が5秒間行われる演出内容であり、演出パターンCとDはリーチありで30秒間行われる演出内容、演出パターンEとFはリーチありで90秒間行われる演出内容、演出パターンGとHはリーチありで120秒行われる演出内容、演出パターンIとJはリーチありで150秒間行われる演出内容となっている。また、予告演出記憶部262には、予告演出としてA〜Fまでの6パターンが記憶されており、予告演出AとBは大当たりの可能性が低いことを示す低信頼度の予告であり、予告演出CとDは大当たりの可能性が中程度の中信頼度の予告であり、予告演出EとFは大当たりの可能性が高い高信頼度予告である。
次に、演出態様決定部210は、遊技の開始にあたって、変動パターンコマンド決定部140で決定した変動パターンコマンドに基づいて、当該遊技に用いる演出態様を決定するためのものであり、図8に示すように、複数の演出態様の中から変動パターンコマンドに基づいて、今回の遊技で行う演出態様を決定している。例えば、変動パターンコマンドが、「高信頼度予告あり+リーチあり+変動時間120秒」を指示するコマンドであった場合には、演出態様決定部210は、このコマンドを受けると、予告演出記憶部262に記憶されている高信頼度の予告演出EまたはFの何れか一方を選択し、全体演出記憶部261に記憶されている演出パターンIまたはJの何れか一方を選択して、今回の演出として、例えば、「予告演出F+演出パターンJ」の演出態様を決定するようになっている。
また、演出表示制御部220は、遊技が開始されると同時に演出態様決定部210が決定した全体演出を演出表示装置34に表示するように制御している。上記した例では、予告演出Fと演出パターンJを決定しているので、遊技の開始に伴って演出パターンJを表示すると共に、予告演出Fを表示し、120秒経過した後に、この演出パターンJの表示を停止させるように演出表示制御部220は表示の制御を行っている。
図4に説明を戻すと、特別図柄表示制御部12bは、主制御処理部11の特別図柄決定部120が決定した特別図柄のコマンドと、変動パターンコマンド決定部140が決定した変動パターンコマンドに基づき、特別図柄表示装置17に特別図柄を所定の時間だけ変動させた後に停止させる態様で特別図柄決定部120が決定した特別図柄を表示する。一方、普通図柄表示制御部12fは、普通図柄抽選部160による普通図柄に係る抽選結果のコマンドを受け、そのコマンドに基づいて普通図柄表示装置22に普通図柄を変動させた後に停止させる態様で表示するよう制御している。なお、普通図柄表示制御部12fは、上記した特別図柄表示制御部12bによる表示制御と比べて表示する図柄の対象が相違するものの、表示制御の基本構成はほぼ同じである。また、ランプ制御処理部12cは、主制御処理部11からコマンドを受けて各種ランプや電飾の点灯制御を行うものである。
払出制御処理部12eは、CRユニットからの信号を受けて遊技球を遊技者に貸し出すように賞球払出装置14を制御する他、主制御処理部11からの払出指令を受けて、所定個数の賞球を遊技者に対して払い出すように賞球払出装置14を制御する。この賞球払出装置14は、遊技球を1個ずつ保持する切欠きが形成されたスプロケット(図示せず)と、このスプロケットを回転させるモータ(図示せず)とを備えて構成されている。そして、モータの回転を制御することにより、必要な数だけ賞球を払い出すことができるようになっている。具体的には、始動入賞口検知センサ43、一般入賞口検知センサ44、大入賞口検知センサ45等が遊技球の通過を検知したら、賞球払出装置14は主制御処理部11を経由して受けたコマンドに基づき遊技球を払い出す。なお、賞球数の検知には、遊技球払出検知センサ52(図4参照)が用いられる。
発射制御処理部13は、ハンドル7の回動量に応じて、発射装置9に対する作動の制御を行う装置である。より具体的に言うと、発射装置9に対して通電させたり、通電を停止したり、あるいは、通電電流を変化させるといった制御処理を行う。なお、この発射制御処理部13は、払出制御処理部12eと接続されており、CRユニットが接続されていない場合に発射停止信号が受信されるようになっている。
次に、上記したパチンコ機Pの演出態様の決定に係る処理について、図9を参照しながら説明する。まず、遊技が開始されると変動パターンコマンド決定部140が変動パターンコマンドを決定する。変動パターンコマンドの決定に際して参照するテーブルを決定するために、ステップS10で不正監視部150の判断を確認する。即ち、ステップS10にて、パチンコ機Pに不正行為があるか否かをチェックする。不正行為を受けていると不正監視部150が判断している場合(ステップS10でYes)には、不正時参照テーブル135cを参照して変動パターンコマンド決定部140は変動パターンコマンドを決定する(ステップS11)。不正時参照テーブル135cは、どの変動パターン用乱数であっても、変動時間150秒の変動パターンコマンドとなっているため、変動パターンコマンド決定部140は、変動パターンコマンドとして変動時間を150秒とする旨のコマンドをリーチありのコマンドと共に演出制御処理部12aに送信する。そのコマンドを受けた演出態様決定部210は、変動時間150秒に対応する演出パターンを全体演出記憶部261の中から決定する。具体的には、変動時間150秒の演出態様である演出パターンIまたはJの何れかを決定する。そして、決定した演出パターンを演出表示制御部220が演出表示装置34に表示する(ステップS15)。
一方、ステップS10でNoの場合は、ステップS12に進んで、特別図柄用乱数が大当たりであるか否かを判断する。このステップS12でYesの場合、即ち、大当たりの場合には、変動パターンコマンド決定部140は、大当たり時参照テーブル135aを参照して変動パターンコマンドを決定する(ステップS13)。例えば、変動パターン用乱数の値が「25」のときには、大当たり時参照テーブル135aを参照して、変動時間120秒のコマンドがリーチありのコマンドと共に演出制御処理部12aに送信される。そのコマンドを受けて、演出態様決定部210は、変動時間120秒に対応する演出パターンGまたはHの中から何れかを選択して、それに基づく演出の表示が行われる(ステップS15)。
また、ステップS12でNoの場合、即ち、ハズレである場合には、ステップS14に進んで、ハズレ時参照テーブル135bを参照して変動パターンコマンドを決定する。例えば、変動パターン用乱数の値が「25」のときには、ハズレ時参照テーブル135bを参照して、変動時間5秒のコマンドがリーチなしコマンドと共に演出制御処理部12aに送信される。そのコマンドを受けて、演出態様決定部210は、変動時間5秒に対応する演出パターンAまたはBの中から何れかを選択して、それに基づく演出の表示が行われる(ステップS15)。
以上、説明したように、本発明の実施の形態例に係るパチンコ機Pでは、不正監視部150が不正行為を受けたと判断した場合には、変動パターンコマンドを決定するために参照するテーブルが不正時参照テーブル135cとなり、この不正時参照テーブル135cは、全ての変動パターン用乱数に対して150秒の変動時間(演出時間)が割り当てられているので、不正行為を受けたと判断されたとき以降に始動入賞口37に遊技球が入賞しても、その入賞に基づく遊技では、常に変動時間150秒の演出態様が表示されることとなる。よって、1回の遊技に要する時間が長くなり、単位時間当たりの遊技回数も少なくなる。これにより、不正行為の発見が遅れたとしても、遊技回数が減ると、それだけ大当たりを得られる回数も少なくなり、不正行為による損害を少なく食い止めることができるのである。
さらに、通常の遊技で用いる変動時間のうち最も長い時間と、不正監視部150が不正行為を受けたと判断したときに用いる変動時間は共に150秒と同一時間となっているので、不正行為を行った場合に表示される演出と、大当たりの可能性が高いときに行われる演出とが同じ時間の演出となる。不正行為を行っている者の狙いの一つには、大当たりによる賞球の獲得があるため、この長い演出態様が表示されると大当たりの可能性が高いと思いながら遊技を行うこととなる結果、その長い演出を楽しんでいる間に遊技場の関係者が不正行為を行っている事実を確認し易くなるのである。
なお、上記した例では、通常の遊技で用いる変動時間のうち最も長い時間と不正監視部150が不正行為を受けたと判断したときに用いる変動時間は150秒で同一時間となるように設定したが、この構成に代えて、不正行為を受けたと判断されたときには、はるかに長い変動時間のコマンドが決定されるようにしても良い。
この場合、不正時参照テーブルにて対応づけられる変動時間を、例えば300秒とし、全体演出記憶部261には、その300秒に対応する演出態様として、演出パターンZ(リーチあり、演出時間300秒)の演出態様を記憶させておくようにする。このように構成すると、不正時の変動時間が300秒と長くなるので、単位時間当たりの遊技回数をさらに減らすことができ、不正に対する被害を少なくすることができることとなる。
3 遊技盤
11 主制御処理部
12a 演出制御処理部(副制御処理部)
31 遊技領域
37 始動入賞口(始動口)
34 演出表示装置
110 特別図柄抽選部(電子抽選手段)
111 特別図柄用乱数発生部(特別図柄用乱数発生手段)
112 特別図柄用乱数取得部(特別図柄用乱数取得手段)
113 特別図柄当否判定部(特別図柄当否判定手段)
115 保留球乱数記憶部
140 変動パターンコマンド決定部(変動パターンコマンド決定手段)
150 不正監視部(不正監視手段)
160 大当たり遊技制御部(大当たり遊技制御手段)
210 演出態様決定部(演出態様決定手段)
220 演出表示制御部(演出表示制御手段)
260 演出態様記憶部

Claims (1)

  1. 遊技球が流下する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域に設けられた始動口と、遊技に関する演出を表示するための演出表示装置と、前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に特別図柄に係る電子抽選を行って遊技の制御を行う主制御処理部と、この主制御処理部からのコマンドを受けて、前記演出表示装置の表示を制御する副制御処理部とを備え、
    前記主制御処理部には、電子抽選を行うための手段であって、特別図柄用の乱数を発生させる特別図柄用乱数発生手段、この特別図柄用乱数発生手段により発生した特別図柄用乱数の中から1つの乱数を前記始動口に遊技球が入賞したことを契機に取得する特別図柄用乱数取得手段、この特別図柄用乱数取得手段により取得した特別図柄用乱数が大当たりであるか否かを判定する特別図柄当否判定手段、および、前記特別図柄用乱数取得手段が取得した特別図柄用乱数を、所定個数の上限まで保留球乱数として順次記憶する保留球乱数記憶部を備えて構成される電子抽選手段と、前記特別図柄用乱数取得手段が特別図柄用乱数を取得する毎に、この取得した特別図柄用乱数に対応する変動パターンコマンドを決定する変動パターンコマンド決定手段と、前記電子抽選手段による抽選結果が大当たりである場合に通常の遊技に比べて遊技者に有利な大当たり遊技を提供する大当たり遊技制御手段と、が含まれ、
    前記副制御処理部には、複数種類の演出態様が前記変動パターンコマンドと予め対応づけられて記憶された演出態様記憶部と、遊技を開始するときに前記変動パターンコマンド決定手段が決定した変動パターンコマンドに対応づけられた演出態様の中から前記演出表示装置に表示する演出態様を決定する演出態様決定手段と、この演出態様決定手段が決定した演出態様を前記演出表示装置へ表示するように制御する演出表示制御手段と、が含まれるパチンコ機において、
    不正行為を受けたか否かを監視する不正監視手段を備え、
    前記変動パターンコマンドには、通常の遊技に用いられる複数の通常変動パターンコマンドと、不正な遊技に用いられ、前記複数の通常変動パターンコマンドのそれぞれに対応づけられた演出態様のうち最も長時間の演出態様のみに対応づけられた長時間変動パターンコマンドと、が含まれ、前記変動パターンコマンド決定手段は、前記不正監視手段が不正行為を受けたと判断したときには、それ以降に前記特別図柄用乱数取得手段が取得した特別図柄用乱数に対応する変動パターンコマンドとして、前記長時間変動パターンコマンドを決定する
    ことを特徴とするパチンコ機。
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