JP5353023B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを備えた画像形成装置に関する。
特許文献1には、中間転写体上に液体受容性粒子を層状に供給し、この液体受容性粒子の層に液滴吐出ヘッドに設けられたノズルから液滴を吐出して画像を形成し、画像が形成された層を層ごと記録媒体に転写する画像形成装置が記載されている。
さらに、この画像形成装置には、記録媒体に転写されずに中間転写体に残留した液体受容性粒子を中間転写体から取り除く除去ローラが記載されている。
詳細には、この除去ローラは中間転写体に接して従動回転しながら、中間転写体に残留した液体受容性粒子を取り除く構成となっている。
特開2001−10224公報
しかしながら、残留した液体受容性粒子の付着力が強いと、液体受容性粒子は除去ローラに付着したままになるため、中間転写体から液体受容性粒子を満足に取り除けないことが考えられる。
本発明は、上記事実を考慮し、中間転写体に残留した液体受容性粒子を取り除くことが課題である。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、液滴を受容する液体受容性粒子を中間転写体上に層状に供給する粒子供給装置と、前記粒子供給装置によって前記中間転写体上に供給された液体受容性粒子の層に液滴をノズルから吐出する液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドによって液滴が吐出された液体受容性粒子の層を記録媒体に転写する転写部材と、前記転写部材によって前記記録媒体に転写された液体受容性粒子の層を前記記録媒体に定着させる定着部材と、前記記録媒体に転写されずに前記中間転写体に残留した液体受容性粒子を前記中間転写体から受取る受取手段と、前記受取手段が受取った液体受容性粒子から水分を除去する水分除去手段と、前記水分除去手段によって水分が除去された液体受容性粒子を前記受取手段から取り除くクリーニング部材と、を備え、前記受取手段は、回転可能なローラ部材であって、前記水分除去手段は前記ローラ部材の内部に設けられ、前記ローラ部材を前記中間転写体と接して従動回転する第1の位置と、前記中間転写体から離間して前記クリーング部材と接する第2の位置に移動させる移動手段が設けられ、前記第1の位置に移動した前記ローラ部材が前記中間転写体から残留した前記液体受容性粒子を受取り、前記クリーニング部材は、前記第2の位置に移動した前記ローラ部材から前記水分除去手段によって水分が除去された液体受容性粒子を取り除くことを特徴とする。
上記構成によれば、粒子供給手段が、液滴を受容する液体受容性粒子を中間転写体上に層状に供給する。さらに、液滴吐出ヘッドのノズルから、中間転写体上の液体受容性粒子の層に液滴が吐出され、液体受容性粒子の層に画像が形成される。
また、転写部材が液滴吐出ヘッドによって液滴が吐出された液体受容性粒子の層を記録媒体に転写し、定着部材が記録媒体に転写された液体受容性粒子の層を記録媒体に定着させる。
一方、受取手段は、記録媒体に転写されずに中間転写体に残留した液体受容性粒子を中間転写体から受取る。そして、水分除去手段は、受取手段が受取った液体受容性粒子から水分を除去する。さらに、クリーニング部材は、水分除去手段によって水分が除去された液体受容性粒子を受取手段から取り除く。
このため、例えばクリーニング部材が対象物と接して残留した液体受容性粒子を対象物から取り除くブレード等である場合には、中間転写体に損傷を与えることなく液体受容性粒子を取り除くことができる。
さらに、上記構成によれば、受取手段はローラ部材であって、移動手段はローラ部材を中間転写体と接して従動回転する第1の位置と、中間転写体から離間してクリーング部材と接する第2の位置に移動させる。
移動手段によって第1の位置に移動したローラ部材は、中間転写体と従動回転して中間転写体から残留した液体受容性粒子を受取る。さらに、移動手段によって第2の位置に移動したローラ部材は、クリーニング部材と接する。
また、水分除去手段は、ローラ部材が中間転写体から受取った液体受容性粒子から水分を除去する。さらに、クリーニング部材は、水分除去手段によって水分が除去された液体受容性粒子をローラ部材から取り除く。
例えば、水分除去手段が液体受容性粒子を加熱して液体受容性粒子から水分を除去する場合には、ローラ部材が中間転写体から離間する第2の位置へ移動した時に、水分除去手段が液体受容性粒子を加熱することで、熱が中間転写体に逃げることが無い。このため、効率よく液体受容性粒子から水分を除去することができる。
本発明の請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載において、前記ローラ部材の表面エネルギーは、前記中間転写体の表面エネルギーより高いことを特徴とする。
上記構成によれば、中間転写体に残留した液体受容性粒子が、ローラ部材と中間転写体との挟持部に搬送されると中間転写体から離れ、ローラ部材に付着するようになっている。
本発明の画像形成装置によれば、中間転写体に残留した液体受容性粒子を取り除くことができる。
本発明の第1参考形態に係る画像形成装置を図1〜図3に従って説明する
(全体構成)
図3に示されるように、第1参考形態に係る画像形成装置10は、例えば、無端ベルト状の中間転写体としての中間転写ベルト12と、中間転写ベルト12の表面を帯電させる帯電装置36と、中間転写ベルト12上の帯電された領域に液体受容性粒子としてのインク受容性粒子16を供給しインク受容性粒子層16Aを形成させる粒子供給装置18と、インク受容性粒子層16A上にインク滴を吐出して画像を形成させるインクジェット記録ヘッド20と、記録媒体としてのシート材Pを中間転写ベルト12と重ね合わせて圧力等を加えることによりシート材P上にインク滴が吐出されたインク受容性粒子層16Aを転写する転写部材22と、インク受容性粒子層16Aに熱を加えることでシート材Pにインク受容性粒子層16Aを定着させる定着部材14と、複数枚のシート材Pを収納するカセット24と、シート材Pが排出される排出トレイ34を含んで構成されている。
さらに、転写部材22の下流には、中間転写ベルト12の表面に残留しているインク受容性粒子16を中間転写ベルト12と接して中間転写ベルト12から取り除くクリーニング部材としてのクリーニングブレード28が設けられている。なお、クリーニングブレード28は、ポリウレタン等の弾性材料で形成された板状とされている。
また、クリーニングブレード28と転写部材22との間には、シート材Pに転写されずに中間転写ベルト12に残留したインク受容性粒子16から水分を除去する水分除去手段としてのヒータ60が設けられている。なお、ヒータ60については詳細を後述する。
次に、各装置について説明する。
(中間転写ベルト)
中間転写ベルト12は、厚さ1mmの導電性のポリイミドフィルムのベース層と、このベース層上のPFAフッ素樹脂(四フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)の表面層と、を含んで構成されている。つまり、表面にPFAフッ素樹脂を設けることで、中間転写ベルト12の表面は離型性が向上する低表面エネルギーとされている。
(帯電装置)
帯電装置36は、ローラ状に形成され、中間転写ベルト12と接して従動回転するようになっている。また、中間転写ベルト12を挟んで帯電装置36と対向する位置にグランドに接続された搬送ローラ32が設けられている。
帯電装置36に電力が付与されると、帯電装置36と搬送ローラ32との間に電圧が印加され、中間転写ベルト12の表面に正の電荷が帯電する構成となっている。
詳細には、帯電装置36は、ステンレスを材料とする棒状の外周面に、導電性付与材が分散させた弾性層(発泡ウレタン樹脂)が形成され、体積抵抗率10Ω・cm以上10Ω・cm以下程度に調整したローラ形状の部材とされている。
さらに、弾性層の表面には、厚さ5μm以上100μm以下の撥水撥油性の被覆層(例えば四フッ化エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)で構成)が被覆されている。
また、帯電装置36にはDC電源が接続され、搬送ローラ32はフレームグランドに電気的に接続されている。帯電装置36は、搬送ローラ32との間で中間転写ベルト12を挟持して従動回転するようになっており、接地された搬送ローラ32と帯電装置36との間に所定の電位差が生じる。このため、中間転写ベルト12の表面に電荷を与えることができる。本実施形態では、帯電装置36によって中間転写ベルト12の表面に例えば電圧1kvを印加し、中間転写ベルト12の表面を帯電させる構成となっている。なお、帯電装置36をコロトロン等で構成してもよい。
(粒子供給装置)
粒子供給装置18には、中間転写ベルト12と対向する部分に供給ローラ18Aと、供給ローラ18Aにインク受容性粒子16を押圧すると共に、インク受容性粒子16を負に帯電させる帯電ブレード18Bとが設けられている。また、帯電ブレード18Bは、ドクターブレード方式で供給ローラ18Aと接するようになっており、供給ローラ18Aの表面に供給するインク受容性粒子16の層厚を規制する機能も有している。
詳細には、本実施形態では、供給ローラ18Aはアルミ製の中実ローラが用いられ、帯電ブレード18Bには圧力をかけるためにウレタンゴムが張り付けられた金属板(SUSなど)が用いられている。
この構成により、帯電ブレード18Bによって帯電されたインク受容性粒子16は、供給ローラ18Aによって中間転写ベルト12の表面と対向する部位に搬送される。そして、供給ローラ18Aと中間転写ベルト12表面との電位差により形成された電界により、負に帯電したインク受容性粒子16は中間転写ベルト12の表面に移動する。これによりインク受容性粒子層16Aが中間転写ベルト12上に形成される構成となっている。なお、この帯電ブレード18Bは供給ローラ18Aの表面に供給するインク受容性粒子16の層厚を規制する機能も併せ持つ。
(インクジェット記録ヘッド)
インクジェット記録ヘッド20は、イエロー色のインク滴を吐出するインクジェット記録ヘッド20Y、マゼンタ色のインク滴を吐出するインクジェット記録ヘッド20M、シアン色のインク滴を吐出するインクジェット記録ヘッド20C、黒色のインク滴を吐出するインクジェット記録ヘッド20K、インク受容性粒子層16Aへ粘着性を付与する透明な液滴を吐出するインクジェット記録ヘッド20Fを含んで構成されている。
これらのインクジェット記録ヘッド20は、圧電式(ピエゾ)、サーマル式などにより駆動される。
図2に示されるように、インク受容性粒子層16A(図3参照)へ画像情報に基づきインク滴を付与するインクジェット記録ヘッド20は、インク滴を吐出するノズル40と、ノズル40へインクを供給する供給流路42を備えている。
詳細には、ノズル40は、ポリイミド樹脂にて成形されたノズルプレート44のノズル面44Aに設けられ、供給流路42は、複数枚の積層プレート46を開口することで形成されている。
さらに、ノズルプレート44には、ノズル40を保護すると共に、ノズル40より大径の円孔が設けられたSUS製のザグリプレート48が積層されている。また、このザグリプレート48、及びザグリプレート48の開口から開放されたノズル面44Aには、撥水層としてのフッ素樹脂コート50が施されている。
なお、撥水層としては、フッ素樹脂コート50の他に、シリコーン系撥水膜、プラズマ重合保護膜、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)ニッケル共析めっき等を挙げることができる。
また、フッ素樹脂コート50としては、例えば、4フッ化エチレン−6フッ化プロピレン共重合体(FEP)、4フッ化エチレン樹脂(PTFE)、4フッ化エチレン−パーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂(PFA)、フッ化ビニリデン樹脂、フッ化ビニル樹脂等のフッ素系樹脂等を挙げることができる。
(転写部材)
図3に示されるように、転写部材22には、中間転写ベルト12を介してシート材Pを挟持する転写ローラ22Aと従動ローラ22Bが設けられている。そして、この転写ローラ22Aは、加熱源を内蔵しており、従動ローラ22Bは、中間転写ベルト12及びシート材Pを介して転写ローラ22A側へと加圧されている。
なお、転写ローラ22A及び従動ローラ22Bには、例えば、アルミコアの外表面にシリコーンゴムを被覆し、更にその上にPFAフッ素樹脂を被覆された物を使用することができる。
この構成により、転写部材22によって加熱、又は、加熱及び加圧により中間転写ベルト12上のインク受容性粒子層16Aをシート材Pへ転写する場合は、中間転写ベルト12上のインク受容性粒子層16Aに熱を加えることによってインク受容性粒子層16Aの粘度を増加させ、且つ圧力を加えた状態でシート材Pを挟持搬送することで、インク受容性粒子層16Aをシート材Pへと付着させる。これによって、中間転写ベルト12上のインク受容性粒子層16Aは、シート材Pへと転写されるようになっている。
このように熱によってインク受容性粒子層16Aを構成するインク受容性粒子16の粘度を増加させることで、インク受容性粒子層16Aをシート材Pへ転写するので、例えば、シート材Pとしてエンボス紙等の表面に凹凸を有する紙を用いた場合であっても、シート材Pへインク受容性粒子層16Aを良好に転写することができる。
なお、シート材Pとしては、浸透媒体(例えば、普通紙や、インクジェットコート紙等)、非浸透媒体(例えば、アート紙、樹脂フィルムなど)、いずれも適用することができる。また、シート材Pは、これらに限られず、その他、半導体基板など工業製品も含まれる。
(定着部材)
定着部材14には、加熱源を内蔵する加熱ローラ14Aと、加熱ローラ14Aに対して対向して設けられる加圧ローラ14Bが備えられており、加熱ローラ14A及び加圧ローラ14Bによって、シート材Pが挟持搬送されるようになっている。
本実施形態では、加熱ローラ14Aの表面を160℃に制御している。さらに、インク受容性粒子層16Aに保持されたインク液体成分(溶媒や分散媒)は、転写・定着後もそのままインク受容性粒子層16A内に保持されようになっている。
なお、加熱ローラ14A及び加圧ローラ14Bには、例えばアルミコアの外表面にシリコーンゴムを被覆し、更にその上にPFAフッ素樹脂を被覆した物を使用することができる。
この構成により、インク受容性粒子層16Aが形成されたシート材Pが加熱ローラ14Aと加圧ローラ14Bによって挟持搬送されることで、加熱ローラ14Aと加圧ローラ14Bとの間の領域を通過するインク受容性粒子層16Aを構成する有機樹脂が、ガラス転移点(Tg)以上に加熱されることにより軟化する(あるいは溶融する)と共に、圧力が加わることにより、シート材Pにインク受容性粒子層16Aが定着されるようになっている。
(ヒータ)
図1に示されるように、シート材Pに転写されずに中間転写ベルト12に残留したインク受容性粒子16から水分を除去するヒータ60は、熱を発生する発熱部材62(例えば赤外線ヒータ)と、発熱部材62によって加熱された空気をインク受容性粒子16に吹付けるファン64と、これらを収納する筐体66とを備えて構成されている。
詳細には、筐体66には、中間転写ベルト12に向けられた開放口66Aが設けられており、ファン64を回転駆動させることで、発熱部材62によって加熱された空気が、開放口66Aを通って中間転写ベルト12に吹き付けられる。これにより、中間転写ベルト12に残留したインク受容性粒子16から水分を除去する構成となっている。
なお、本実施形態のヒータ60には、温度センサ(図示省略)が設けられており、決められた温度の熱風を中間転写ベルト12に吹き付けるようになっている。また、この温度は、インク受容性粒子16が融点以上にならないように、熱風照射面積、及びベルト速度等に基づいて決められる。
(作用・効果)
次に、上記構成によりシート材Pに画像が形成される動作について説明する。
図3に示されるように、先ず、中間転写ベルト12が図示せぬ駆動力により周動される。さらに、帯電装置36に電力が付与されると、帯電装置36と搬送ローラ32との間に電圧が印加され、中間転写ベルト12の表面に正の電荷が帯電される。
帯電装置36により表面に正の電荷が形成された中間転写ベルト12の表面には、粒子供給装置18から供給される負に帯電したインク受容性粒子16のインク受容性粒子層16Aが形成される。
また、中間転写ベルト12の表面に形成されたインク受容性粒子層16Aの上には、インクジェット記録ヘッド20すなわち20K、20C、20M、20Y、20Fから各色のインク滴、及びインク受容性粒子層16Aへ粘着性を付与する透明な液滴が吐出され、カラー画像が形成される。
さらに、カラー画像が形成されたインク受容性粒子層16Aは、中間転写ベルト12によって搬送される。さらに、インク受容性粒子層16Aは、カセット24から搬送ローラ26によって搬出されたシート材Pへ転写部材22によってカラー画像ごと転写される。
そして、定着部材14は、インク受容性粒子層16Aが転写されたシート材Pを挟持搬送する。これにより、インク受容性粒子層16Aがシート材Pに定着し、さらに、カラー画像が定着されたシート材Pは排出トレイ34へ排出される。
一方、シート材Pに転写されずに中間転写ベルト12に残留した粒子は、クリーニングブレード28へ向けて搬送される。
転写部材22とクリーニングブレード28との間に配置されたヒータ60は、シート材Pに転写されずに中間転写ベルト12に残留してクリーニングブレード28へ向けて搬送されるインク受容性粒子16に熱風を吹き付ける。これにより、インク受容性粒子16から水分が除去される。
さらに、クリーニングブレード28は、ヒータ60によって水分が除去されたインク受容性粒子16を中間転写ベルト12に接して中間転写ベルト12から取り除く。また、クリーニングブレード28によって取り除かれたインク受容性粒子16は、クリーニングブレード28の下方に配置された回収ボックス52に回収される。
このように、ヒータ60が、中間転写ベルト12に残留したインク受容性粒子16から水分を除去することで、インク受容性粒子16から水分を除去しない場合と比して、中間転写ベルト12に残留した多くのインク受容性粒子16を中間転写ベルト12から取り除くことができる。
また、汎用性のあるヒータ60を使用して中間転写ベルト12に残留したインク受容性粒子16の水分を除去することができる。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、発熱部材62によって加熱された空気をファン64を駆動させることで、中間転写ベルト12に残留したインク受容性粒子16を加熱したが、ファン64を用いずに、発熱部材62によって加熱された空気で直接インク受容性粒子16を加熱してもよい。
また、上記実施形態では、クリーニングブレード28を常に中間転写ベルト12に当てる構成としたが、クリーニングブレードを移動させる移動手段を設けて、中間転写ベルトに残留したインク受容性粒子の量に応じて適宜クリーニングブレードを中間転写ベルトに当ててもよい。
また、上記実施形態では、中間転写ベルト12は、導電性のポリイミドフィルムのベース層と、PFAフッ素樹脂の表面層とで形成されたが、ゴム材料(ウレタン、CR、NBR)又は樹脂材料(PET、ETFE、PI、PAI 、PFA、PVDF)により形成されてもよい。
次に、本発明の画像形成装置の第2参考形態を図4に従って説明する。
なお、第1参考形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
図4に示されるように、この第2参考形態では第1参考形態のように、発熱部材を備えたヒータは設けられておらず、それに替えて、マイクロ波加熱装置70が設けられている。
この構成により、マイクロ波加熱装置70が、中間転写ベルト12に残留したインク受容性粒子16へマイクロ波を照射する。照射するマイクロ波の周波数は、電子レンジ等で一般的に用いられる2.45GHzを使用する。照射したマイクロ波が、インク受容性粒子16内の水分子を振動させることにより、インク受容性粒子16が内部発熱する。その結果、水分を保有するインク受容性粒子16のみを加熱してインク受容性粒子16から水分を除去することができる。
次に、本発明の画像形成装置の第3参考形態を図5、図6に従って説明する。
なお、第1参考形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
図5に示されるように、この第3参考形態では第1参考形態のように、発熱部材を備えたヒータは設けられておらず、それに替えて、中間転写ベルト12の裏面側(搬送ローラ32が配置される側)には、中間転写ベルト12を加熱する誘導加熱装置80が設けられている。
さらに、図6に示されるように、中間転写ベルト12は、誘導加熱可能な金属材料(例えば、鉄やステンレス、ニッケル、銅、アルミニウム等)から形成される基材部12Aと、離型性を備えた低表面エネルギーの樹脂材料(例えば、PFA等)から形成された表面層12Bとを備えて構成されている。
詳細には、図5に示されるように、誘導加熱装置80は、励磁コイル82を備えており、この励磁コイル82に高周波の交流電圧を印加することにより生じる磁束の周りに渦電流が生じる。また、この渦電流が電気抵抗をもった中間転写ベルト12の基材部12Aに流れることによってジュール熱が発生し、このジュール熱により中間転写ベルト12の表面層12B(図6参照)が加熱されるようになっている。
この構成により、誘導加熱装置80の励磁コイル82に高周波の交流電圧を印加して、中間転写ベルト12の表面層12B(図6参照)を加熱する。これにより、インク受容性粒子16から水分が除去される。
さらに、クリーニングブレード28は、誘導加熱装置80によって水分が除去されたインク受容性粒子16を中間転写ベルト12に接して中間転写ベルト12から取り除く。また、クリーニングブレード28によって取り除かれたインク受容性粒子16は、クリーニングブレード28の下方に配置された回収ボックス52に回収される。
このように、中間転写ベルト12を非接触で直接発熱させるので、伝熱ロスが少なく、かつ、急速に中間転写ベルト12を加熱することができるため、効率よく残留したインク受容性粒子16の水分を除去することができる。
次に、本発明の画像形成装置の第1実施形態を図7、図8、図9に従って説明する。
なお、第1参考形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
図9に示されるように、この第1実施形態では第1参考形態のように、中間転写ベルト12に熱風を吹付けるヒータは設けられておらず、それに替えて、中間転写ベルト12に残留したインク受容性粒子16を受取る受取ローラ86が設けられている。
詳細には、受取ローラ86は、中間転写ベルト12と当接して従動回転するローラ部材86Aと、ローラ部材86Aを中間転写ベルト12に対して当接離間させる棒状の揺動部材86Bとを備えて構成されている。
図7に示されるように、ローラ部材86Aは、中空のアルミニウム又はステンレスなどで成形されており、ローラ部材86Aの表面は材質そのものの金属表面とされている。これにより、中間転写ベルト12の表面エネルギーよりローラ部材86Aの表面エネルギーが高くなるようになっている。このように、ローラ部材86Aの表面エネルギーを中間転写ベルト12の表面エネルギーより高くすることで、中間転写ベルト12に残留したインク受容性粒子16が、ローラ部材86Aと中間転写ベルト12の挟持部に搬送されると中間転写ベルト12から離れ、ローラ部材86Aに付着するようになっている。
さらに、ローラ部材86Aの内部には、熱を発生してローラ部材86Aを内部から加熱すると共に温度制御可能な発熱部材88(例えば赤外線ヒータ)が設けられている。つまり、ローラ部材86Aの表面温度を検知する温度センサ(図示省略)が設けられており、発熱部材88でローラ部材86Aを加熱する際に、この温度センサを用いることで、ローラ部材86Aを所定の温度に制御できるようになっている。
なお、ローラ部材86Aの回転軸には、駆動源から回転駆動力が伝達されるようになっており、ローラ部材86Aが中間転写ベルト12と離間してもローラ部材86Aは回転駆動するようになっている。
また、ローラ部材86Aを中間転写ベルト12と当接させる第1の位置(図7参照)と、ローラ部材86Aに付着したインク受容性粒子16をローラ部材86Aから取り除くクリーニングブレード90と当接させる第2の位置(図8参照)とへ揺動させる揺動部材86Bが、回動軸94を中心に揺動するようになっている。そして、図示せぬ制御部の制御により、揺動部材86Bが回転軸94を中心に揺動して、シート材Pに画像形成させる画像形成時には、ローラ部材86Aを中間転写ベルト12と当接する第1の位置へ、非画像形成時には、クリーニングブレード90と当接する第2の位置へ移動させるようになっている。
以上の構成により、図7に示されるように、画像形成時にシート材Pに転写されずに中間転写ベルト12に残留したインク受容性粒子16は、搬送ローラ32へ向けて搬送される。さらに、残留したインク受容性粒子16は、第1の位置に配置され、中間転写ベルト12に当って従動回転するローラ部材86Aと中間転写ベルト12の挟持部に搬送されると中間転写ベルト12から離れてローラ部材86Aに付着する。
ローラ部材86Aに付着したインク受容性粒子16の水分は、発熱部材88が発生する熱により除去される。
図8に示されるように、画像形成動作が終了(非画像形成時)すると、制御部の指示により揺動部材86Bが揺動し、ローラ部材86Aは第1の位置から第2の位置へ移動してクリーニングブレード90と当接する。
クリーニングブレード90は、発熱部材88が発生した熱によって水分が除去されたインク受容性粒子16をローラ部材86Aに接してローラ部材86Aから取り除く。さらに、クリーニングブレード90によって取り除かれたインク受容性粒子16は、クリーニングブレード90の下方に配置された回収ボックス92に回収される。
このように、クリーニングブレード90は、ローラ部材86Aと当接してローラ部材86Aに付着したインク受容性粒子16を取り除くため、中間転写ベルト12と当接して中間転写ベルト12からインク受容性粒子16を取り除く場合と比して、中間転写ベルト12に損傷を与えることなく残留したインク受容性粒子16を取り除くことができる。
また、ローラ部材86Aが中間転写ベルト12から離間した後に、発熱部材88から熱を発生させる構成とすると、発熱部材88が発生した熱が中間転写ベルト12に逃げることがないため、効率よくインク受容性粒子16から水分を除去することができる。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、ローラ部材86Aが第1の位置と第2の位置の間を揺動したが、特に揺動させなくてもよく、ローラ部材を第1の位置から揺動しない構成としてもよい。なお、この場合には、第1の位置に配置されるローラ部にクリーニングブレードを当接させることになる。
また、上記実施形態では、ローラ部材86Aを用いてインク受容性粒子16を中間転写ベルト12から受取ったが、無端状のベルトを中間転写ベルトと従動回転させることでインク受容性粒子を中間転写ベルトから受け取ってもよい。
また、上記実施形態では、画像形成動作終了後に、ローラ部材86Aを第1の位置から第2の位置へ移動させてクリーニングブレード90と当接させたが、例えば、所定枚数に達した時点でローラ部材を第1の位置から第2の位置へ移動させてもよく、さらに、ローラ部材に付着したインク受容性粒子の量に基づいて適宜第1の位置から第2の位置へローラ部材を移動させてもよい。クリーニングブレードとローラ部材を当接させる時間を短くすることでクリーニングブレード及びローラ部材の磨耗劣化を遅らせることができる。
また、上記実施形態では、ローラ部材86Aの内部に発熱部材88を配置してローラ部材86Aを加熱してインク受容性粒子16から水分を除去したが、ローラ部材の外部に発熱部材を配置してインク受容性粒子から水分を除去してもよい。
また、上記実施形態では、ローラ部材86Aの表面は材質そのものの金属表面とされているが、熱可塑性の樹脂のコーティングを施してもよい。この場合には、中間転写ベルトより表面エネルギーが高い材質、例えば、PI、PETなどを用いることが好ましい。
本発明の第1参考形態に係る画像形成装置に採用されたヒータ近傍を示した側面図である。 本発明の第1参考形態に係る画像形成装置に採用されたインクジェット記録ヘッドを示した断面図である。 本発明の第1参考形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。 本発明の第2参考形態に係る画像形成装置に採用されたマイクロ波加熱装置近傍を示した側面図である。 本発明の第3参考形態に係る画像形成装置に採用された誘導加熱装置近傍を示した側面図である。 本発明の第3参考形態に係る画像形成装置に採用された中間転写ベルトを示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に採用された受取ローラ近傍を示した側面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に採用された受取ローラ近傍を示した側面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 中間転写ベルト(中間転写体)
14 定着部材
16 インク受容性粒子(液体受容性粒子)
18 粒子供給装置
20 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
22 転写部材
28 クリーニングブレード(クリーニング部材)
60 ヒータ(水分除去手段)
70 マイクロ波加熱装置(水分除去手段)
80 誘導加熱装置(水分除去手段)
86A ローラ部材(ローラ部材)
86B 揺動部材(移動手段)
88 発熱部材(水分除去手段)

Claims (2)

  1. 液滴を受容する液体受容性粒子を中間転写体上に層状に供給する粒子供給装置と、
    前記粒子供給装置によって前記中間転写体上に供給された液体受容性粒子の層に液滴をノズルから吐出する液滴吐出ヘッドと、
    前記液滴吐出ヘッドによって液滴が吐出された液体受容性粒子の層を記録媒体に転写する転写部材と、
    前記転写部材によって前記記録媒体に転写された液体受容性粒子の層を前記記録媒体に定着させる定着部材と、
    前記記録媒体に転写されずに前記中間転写体に残留した液体受容性粒子を前記中間転写体から受取る受取手段と、
    前記受取手段が受取った液体受容性粒子から水分を除去する水分除去手段と、
    前記水分除去手段によって水分が除去された液体受容性粒子を前記受取手段から取り除くクリーニング部材と、を備え、
    前記受取手段は、回転可能なローラ部材であって、前記水分除去手段は前記ローラ部材の内部に設けられ、
    前記ローラ部材を前記中間転写体と接して従動回転する第1の位置と、前記中間転写体から離間して前記クリーング部材と接する第2の位置に移動させる移動手段が設けられ、
    前記第1の位置に移動した前記ローラ部材が前記中間転写体から残留した前記液体受容性粒子を受取り、前記クリーニング部材は、前記第2の位置に移動した前記ローラ部材から前記水分除去手段によって水分が除去された液体受容性粒子を取り除くことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ローラ部材の表面エネルギーは、前記中間転写体の表面エネルギーより高い請求項1に記載の画像形成装置。
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