JP5351593B2 - ファイル管理装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明はファイル管理装置およびその制御方法に関する。
従来から、デジタルカメラにおいて、撮影で得られた画像データを記録媒体に記録する際のファイルシステムとして、DCFが広く一般的に採用されている。なお、DCFは、Design rule for Camera File systemの略称である。DCFでは、撮像で得られた画像データをJPEG方式で圧縮符号化したJPEGデータを格納するファイル(以下、JPEGファイル)に対して、当該画像データによる画像を縮小したサムネイル画像のデータを埋め込むことができる。
また、撮影して得られた画像データを、無線通信によりデジタルカメラから直接的にサーバなどに送信できるようにした、無線通信機能付きのデジタルカメラの開発も進められている。この無線通信機能付きのデジタルカメラを用いることで、デジタルカメラに装着される記録媒体の記録容量を効率的に使用することができる。ところが、この無線通信機能付きのデジタルカメラを用いて画像データを無線で送信する際に、通信速度に対して画像データのデータサイズが大き過ぎると、通信の完了までに長時間を要してしまう。
これに対して、特許文献1には、被写体を撮影して得られた通常サイズの画像データと、当該画像データから生成されたよりサイズの小さい画像データとを共に記録媒体に記録し、サイズの小さい画像データのみをサーバに送信する技術が記載されている。この特許文献1の技術を用いることで、画像データの送信に伴う通信時間を短縮することができる。
特開2004−341586号公報
このような画像送信の要求がある中で、Eye−Fiカード(登録商標)と呼ばれる、デジタルカメラの用途に特化した通信機能付きメモリカードが登場している。この通信機能付きメモリカードは、不揮発性の半導体メモリが搭載されるメモリカードに対して無線LANによる通信機能を内蔵させたものであり、デジタルカメラに対して用いたときに、記録された画像データの自動送信を行うことができるようにされている。
ところが、この通信機能付きメモリカードは、DCFに準拠したフォルダ内に存在するJPEGファイルを全て送信する特徴を持っているため、下記の問題点があった。すなわち、この通信機能付きメモリカードによれば、画像データの送信を、送信する画像データのデータサイズに関わらず行う。そのため、データサイズの大きな画像ファイルでも送信対象となってしまい、送信が完了するまでに多大な時間を要することがあるという問題点があった。
したがって、本発明の目的は、格納されたファイルを無線通信で転送する機能を有する外部記憶媒体によるファイル転送処理をより短時間で完了可能なファイル管理装置およびその制御方法を提供することにある。
本発明は、上述した課題を解決するために、記憶手段と、無線通信手段を備え、記憶手段に形成された所定のディレクトリに格納されたファイルを無線通信手段により外部に転送し、所定のディレクトリ以外のディレクトリに格納されたファイルは無線通信手段により外部に転送しないように構成された外部記媒体を接続する接続手段と、第1の画像データの画像サイズを縮小して第2の画像データを生成する生成手段と、接続手段で接続された外部記録媒体の記憶手段に対するファイルの格納を制御する制御手段とを有し、制御手段は、第1の画像データが格納された第1の画像ファイルを記憶手段の所定のディレクトリとは異なる他のディレクトリに格納すると共に、生成手段で第1の画像データの画像サイズを縮小して生成された第2の画像データが格納され第2の画像ファイルを、記憶手段の所定のディレクトリに格納するように制御することを特徴とするファイル管理装置
本発明は、格納されたファイルを無線通信で転送する機能を有する外部記憶媒体によるファイル転送処理をより短時間で完了可能である。
本発明の実施形態を適用可能なデジタルカメラの一例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による通信機能付き外部記録媒体に格納されるデータの一例の管理構造を示す図である。 本発明の実施形態に適用可能なJPEGファイルの一例の構造を示す図である。 本発明の実施形態に適用可能な複合画像ファイルの一例の構造を示す図である。 本発明の実施形態による画像データ転送の一例の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態を適用可能なファイル管理装置としてのデジタルカメラ100の一例の構成を示す。撮影レンズ10および絞り機構を備えるシャッタ12により撮像光学系が構成される。被写体からの光が、撮像光学系を介して、光学像を電気信号に変換する、CCDやCMOSセンサによる撮像素子を持つ撮像部14に入射される。A/D変換器16は、撮像部14から出力されたアナログ信号による撮像信号をディジタル信号に変換し、画像データとして出力する。タイミング発生部18は、メモリ制御部22およびシステム制御部50により制御され、撮像部14、A/D変換器16およびD/A変換器26に対して、クロック信号や制御信号を供給する。
画像処理部20は、A/D変換器16やメモリ制御部22から供給された画像データに対して所定の画素補間処理や色変換処理といった信号処理を行う。また、画像処理部20においては、A/D変換器16から供給される画像データを用いて所定の演算処理を行う。演算結果は、メモリ制御部22を介してシステム制御部50に供給される。システム制御部50は、この演算結果に基づいて露光制御部40、測距制御部42、フラッシュ48に対して制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、ならびに、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。さらに、画像処理部20においては、撮像したA/D変換器16から供給された画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
メモリ制御部22は、A/D変換器16、タイミング発生部18、画像処理部20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、ならびに、圧縮伸長部32を制御する。A/D変換器16から出力された画像データは、画像表示メモリ24を介して、あるいは、直接的に、メモリ制御部22に供給される。この画像データは、メモリ制御部22により、画像表示メモリ24やメモリ30に書き込まれる。
画像表示部28は、供給された画像データをLCDや有機ELディスプレイなどによる表示デバイスに表示させる。画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。撮像部14で撮像した画像データを画像表示部28で逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御部50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはデジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することができる。
メモリ30は、撮像して得られた静止画像データや動画像データを格納し、所定枚数の静止画像データや所定時間の動画像データを格納するのに十分な記憶容量を備えている。そのため、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御部50の作業領域としても使用することが可能である。
圧縮伸長部32は、メモリ30に格納された画像を読み込んで、適応離散コサイン変換(ADCT)、ウェーブレット変換などを用いた周知のデータ圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
露光制御部40は、撮像部14の撮像素子への露光量を制御するための絞り機能を備えるシャッタ12を制御する。また、システム制御部50は、露光制御部40の測光結果に基づいてフラッシュ48によるフラッシュ調光機能を実現する。
測距制御部42は、撮影レンズ10のフォーカシングを制御し、ズーム制御部44は撮影レンズ10のズーミングを制御する。バリア制御部46は、デジタルカメラ100の撮影レンズ10を覆うことにより、汚れや破損を防止するバリアである保護部102の動作を制御する。フラッシュ48は、撮影時の補助光源として機能し、調光機能も有する。また、AF補助光の投光機能も有する。露光制御部40、測距制御部42は、TTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理部20によって演算した演算結果に基づき、システム制御部50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う。
制御手段およびアクセス制御手段としてのシステム制御部50は、例えばマイクロプロセッサからなる。メモリ52は、例えばROMであって、システム制御部50の動作用の定数、変数、プログラムなどを予め記憶する。システム制御部50は、メモリ52に記憶されたプログラムなどに従い、デジタルカメラ100全体を制御する。
また、システム制御部50により実行されるプログラムにより、後述するコネクタ92やコネクタ96に接続される外部記録媒体に対するデータの読み書きを管理するためのファイルシステムが実現される。システム制御部50は、ファイルシステムにより、コネクタ92やコネクタ96に接続される外部記録媒体に対するディレクトリの作成や、ディレクトリに対するファイルの格納の制御、ディレクトリ構造やディレクトリに格納されたファイルの管理などを行う。
表示部54は、システム制御部50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声などを用いて動作状態やメッセージなどを通知する。表示部54は、例えばデジタルカメラ100の操作部70近傍の視認し易い位置に、1または複数が設置され、LCDやLEDといった表示素子や、発音素子などの組み合わせにより構成される。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
表示部54の表示内容のうち、LCDなどに表示するものとしては、単写/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示およびシャッタスピード表示などがある。さらに、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示などが、LCDに表示される。さらにまた、外部記憶媒体93の情報および外部記憶媒体93の着脱状態表示や、日付、時刻表示などがLCDに表示される。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示などがある。
不揮発性メモリ56は、例えばEEPROMなどの電気的に消去および記録が可能なメモリが用いられる。不揮発性メモリ56には、例えばこのデジタルカメラ100における各種の設定情報が記憶される。
モードダイアルスイッチ60は、電源オフ、自動撮影モード、静止画撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モードなどの、デジタルカメラ100における各機能モードの切り替えを行う。
シャッタスイッチ62は、AFやAE等の撮影スタンバイ動作を行うためのスイッチ(図中ではSW1と記す)で、シャッタスイッチ64は、シャッタスイッチ62の操作後、実際に撮影を行うための撮影スイッチ(図中ではSW2と記す)である。すなわち、シャッタスイッチ62は、シャッタボタンを半押し状態で作動し、シャッタスイッチ64は、シャッタボタンを押し込んだ状態で作動する。
表示切り替えスイッチ66は、画像表示部28の表示切り替えを指示する。表示切り替えスイッチ66を操作することで、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、LCDなどからなる画像表示部28への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
操作部70は、各種ボタンやタッチパネルといった操作子が設けられ、ユーザ操作を受け付ける。操作部70に設けられる操作子の例としては、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタンなどがある。操作部70には、さらに、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタンなどが設けられる。さらにまた、操作部70には、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、画像削除ボタン、画像削除取消しボタンなどが設けられる。
操作部70に設けられるこれらの操作子は、それぞれ独立したスイッチなどで構成してもよいし、タッチパネル上の領域として構成してもよい。また、操作部70に上下左右方向をそれぞれ指定する方向キーと、決定キーとを設け、画像表示部28に表示される設定画面上のカーソル表示と組み合わせて、各操作子それぞれの機能を実現することもできる。
ズームスイッチ72は、ユーザによる撮像画像の倍率変更指示を受け付ける。このズームスイッチ72は、撮像画角を望遠側に変更させるテレスイッチと、広角側に変更させるワイドスイッチからなる。このズームスイッチ72を操作することにより、ズーム制御部44に対して撮影レンズ10の撮像画角の変更が指示され、光学ズーム操作が行うトリガとなる。また、ズームスイッチ72に対する操作は、画像処理部20による画像の切り出しや、画素補間処理などによる撮像画角の電子的な変更のトリガともなる。
被写体検出部74は、被写体を検出する素子などがある。被写体として、顔検出する場合も考えられる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路などにより構成される。電源制御部80は、電源86の電池装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果およびシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
電源86は、アルカリ電池、リチウム電池といった一次電池や、NiCd電池NiMH電池、Li電池といった二次電池、ACアダプターなどからなり、コネクタ82およびコネクタ84を介して電源制御部80に接続される。
光学ファインダ104を利用すれば、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用することなく、撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設けられる。
通信部110は、このデジタルカメラ100と外部の機器との間のデータ通信を制御する。例えば、システム制御部50により外部記憶媒体93から読み出された画像データが、通信部110により、後述するコネクタ(アンテナ)112により外部の機器に送信される。
通信部110に適用可能な通信方式は、外部の機器との間で双方向にデータ通信が可能であれば特に限定されない。例えば、USBやIEEE1394を通信部110に適用することができる。無線通信を通信部110に適用することもできる。これに限らず、RS232CやP1284、SCSI、モデム、LANなどを通信部110に適用してもよい。
コネクタ(アンテナ)112は、通信部110が外部の機器との間でのデータ通信を行う際に、当該外部の機器との電気的な接続を行う。通信部110に対し、USBやIEEE1394といった有線による通信を行う通信方式が適用されている場合には、コネクタ(アンテナ)112は、物理的接触を行うための端子が設けられた構造とされる。すなわち、この場合、USBやIEEE1394のケーブルに設けられた端子と、コネクタ(アンテナ)112に設けられた端子とを物理的に接触させることで、通信部110と外部の機器とが電気的に接続される。また、通信部110に対し、データ通信を無線通信にて行う通信方式が適用されている場合には、コネクタ(アンテナ)112は、電波の送受信を行うためのアンテナとして構成される。
I/F(インターフェイス)90は、外部記録媒体とのインターフェイスであり、システム制御部50の指示に応じたI/F90の制御に基づき、コネクタ92に物理的な接触を介して接続された外部記録媒体に対するデータの記録および再生を行う。同様に、I/F94は、外部記録媒体とのインターフェイスであり、システム制御部50の指示に応じたI/F91の制御に基づき、コネクタ96に物理的な接触により接続された外部記録媒体に対するデータの記録および再生を行う。
すなわち、撮像部14における撮像により得られた画像データが圧縮伸長部32で圧縮され、圧縮画像データとなる。この圧縮画像データが、システム制御部50の制御に基づき、例えばI/F90およびコネクタ92を介して外部記録媒体に供給され、ファイルとして記憶される。
接続手段としてのI/F90およびコネクタ92、ならびに、I/F94およびコネクタ96は、それぞれSDカードの規格に準拠したものを用いることができる。これに限らず、I/F90およびコネクタ92、ならびに、I/F94およびコネクタ96として、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標)カードなどの規格に準拠したものを用いることができる。すなわちLANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、SCSIカード、PHSなどの各種通信カードを接続可能である。これにより、他のコンピュータやプリンタなどの周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報のやりとりを行うことができる。
なお、ここでは、デジタルカメラ100が外部記録媒体を装着するI/Fおよびコネクタを2系統持つものとして説明している。勿論、これはこの例に限られず、デジタルカメラ100が外部記録媒体を装着するI/Fおよびコネクタを1系統のみ持つようにしてもよいし、3系統以上持つようにもできる。さらに、複数系統のI/Fおよびコネクタを持つ場合、異なる規格のI/Fおよびコネクタを混在させることもできる。
外部記録媒体200は、データの記録を行う記録部202と、記録部202と外部との接続を行うI/F204と、上述のコネクタ92と物理的な接触により接続するコネクタ206とを有する。外部記録媒体210も同様に、データの記録を行う記憶手段としての記録部212と、外部との接続を行うI/F214と、上述のコネクタ96と物理的な接触により接続するコネクタ216とを有する。記録部202および212は、例えば不揮発性の半導体メモリを適用することができる。これに限らず、ハードディスクを記録部202や記録部212として用いてもよい。
この図1の例では、外部記録媒体210は、さらに、無線LANによる通信機能を持つ通信部218を有するものとする。以下、この通信手段としての通信部218を有する外部記録媒体210を、通信機能付き外部記録媒体210と呼ぶ。通信部218は、例えば、無線LANのアクセスポイントからの信号を検出すると、所定のプロトコルを用いてアクセスポイントとの間で通信を行い、無線LANによる通信を確立させる。無線LANによる通信が確立されると、通信部218は、記録部212に作成される所定のディレクトリを走査してファイル名に基づき所定の種類のファイルを検出し、検出されたファイルを、無線LANを介して外部の機器に対して全て転送する。所定のディレクトリは、例えばDCFに規定されるディレクトリDCIMである。
また、通信部218は、システム制御部50からI/F94などを介して供給される転送禁止コマンドおよび転送許可コマンドに基づき、記録部212に記録されるデータの、無線LANによる転送を制御することができるようになっている。例えば、通信部218は、システム制御部50から供給される転送禁止コマンドに応じて、上述した、無線LANによる通信確立後のファイル転送を禁止することができる。また、システム制御部50から供給される転送許可コマンドに応じて、転送禁止コマンドによるファイル転送の禁止が解除され、ファイル転送が可能な状態とされる。
さらに、通信部218は、システム制御部50からI/F94などを介して供給される所定のコマンドに応じて、無線LANによるデータ転送状態を示すステータス情報を、システム制御部50に返すことができるようになっている。システム制御部50は、このステータス情報に基づき、ファイル転送が終了したか否かを知ることができる。
<ファイルの管理方法について>
次に、本実施形態に適用可能なファイルの管理方法について説明する。図2は、通信機能付き外部記録媒体210に格納されるデータの一例の管理構造を示す。本実施形態によるデジタルカメラ100は、ファイルシステムにより、当該通信機能付き外部記録媒体210に格納されるデータの管理を、図2に例示されるような階層構造を用いて行う。
すなわち、通信機能付き外部記録媒体210において、データはファイルに格納され、ファイルはディレクトリに纏められる。ディレクトリは、さらに別のディレクトリに纏めることができる。このディレクトリにより、階層構造が定義される。階層構造における最上位のディレクトリを、ROOT(ルート)ディレクトリと呼ぶ(図示しない)。全てのファイルは、このROOTディレクトリからディレクトリを順次下位に辿っていくことで、アクセスすることができる。
図2の例では、通信機能付き外部記録媒体210において、最上位のルートディレクトリの直下に、DCFに規定されるディレクトリDCIMと、DCFの規定に則らないディレクトリTEMPとが設けられる。DCFによれば、撮影により得られた画像ファイルは、ディレクトリDCIMの下に作成されたディレクトリまたはディレクトリDCIMの直下に格納される。なお、DCFの規定に則らないディレクトリの名前は、「TEMP」に限られず、他の名前を用いることもできる。
すなわち、図2の例では、ディレクトリDCIMの直下にディレクトリXX01およびディレクトリXX02が作成され、ディレクトリXX01およびディレクトリXX02の直下に、それぞれJPEGファイルが格納されている。図2の例では、ディレクトリXX01の直下には、ファイルIMG_0001.JPG、IMG_0002.JPG、…が格納される。また、ディレクトリXX02の直下にはIMG_0001.JPG、IMG_0002.JPG、…が格納される。各ファイルは、ディレクトリ名とファイル名とを含むパスで識別されるので、異なるディレクトリにファイル名が同一の別ファイルをそれぞれ格納することができる。
なお、以下では、煩雑さを避けるため、例えば「ディレクトリDCIMの直下のディレクトリXX01に格納されるファイル」を、「ディレクトリDCIMに格納されるファイル」の如く記述する。
ファイル名において、「.(ピリオド)」の後ろの3文字は、拡張子であって、ファイルに格納されるデータ種類を示す。図2の例では、拡張子「JPG」は、そのファイルにJPEG方式で圧縮符号化された画像データが格納されることを示す。
通信機能付き外部記録媒体210において、通信部218は、無線通信によるデータ転送に当たり、DCFに規定されるディレクトリDCIMの下に存在する所定フォーマットの画像ファイルを全て転送する。一方、通信部218は、無線通信によるデータ転送に当たり、DCFの規定に則らないディレクトリTEMPおよび当該ディレクトリTEMPに格納される各ファイルは、無視する。
詳細は後述するが、本実施形態によるデジタルカメラ100は、撮影により得られたオリジナルの画像データのファイルを一旦ディレクトリTEMPに格納する。それと共に、デジタルカメラ100は、当該画像データから所定画像サイズの画像データのファイルを生成してディレクトリDCIMに格納する。そして、通信部218による、ディレクトリDCIMに格納される画像ファイルの外部への転送が完了したら、ディレクトリTEMPに格納される画像ファイルと、ディレクトリDCIMに格納される画像ファイルとを纏めて、1の複合画像ファイルを生成する。
なお、ディレクトリDCIMおよびディレクトリTEMPは、例えば通信機能付き外部記録媒体210が初めてデジタルカメラ100に装着された際に、システム制御部50により自動的に生成されるものとする。
<ファイル構造について>
次に、本実施形態に適用可能なファイル構造について説明する。図3は、本実施形態に適用可能なJPEGファイル300の一例の構造を示す。この図3に例示されるJPEGファイル300は、Exif情報が付加されている。Exif情報は、当該JPEGファイル300生成時の撮影条件を示す情報や、当該JPEGファイル300に格納される画像データに関する情報を含むことができる。さらに、Exif情報は、当該JPEGファイルに格納される本体のJPEGデータに基づくサムネイル画像を含むことができる。
JPEGファイル300は、先頭にファイルの開始を示す情報が格納されるファイルヘッダ301が配置され、次にExif情報が格納される領域302が配置される。そして、領域302の次に、このJPEGファイルに格納される本体のJPEGデータ(本体JPEGデータと呼ぶ)が格納される領域303が配置される。
図4は、本実施形態に適用可能な複合画像ファイル400の一例の構造を示す。本実施形態では、この複合画像ファイルの構造として、MPFとして提案されているファイル構造を採用する。以下、このMPFに提案されるファイル構造を持つファイルを、MPファイルと呼ぶ。なお、MPFは、Mulit Picture Formatの略称である。
ここで、MPFについて概略的に説明する。MPFは、複数の静止画像データを同一ファイルに格納可能とするためのファイル情報を規定するものである。MPFによれば、MPファイルは、ファイル中に、本体画像データに対して、ハイビジョンサムネイルと呼ばれるハイビジョンテレビで閲覧するのに適したサムネイル画像のデータを埋め込むことができる。例えば、本体画像データがアスペクト比16:9のJPEGデータであれば、サイズが1920画素×1080画素のハイビジョンサムネイル画像のデータを埋め込むことができる。
すなわち、DCFによれば、JPEGファイルに埋め込むことが可能なサムネイル画像のサイズは、QQVGAサイズ、すなわち160画素×120画素に規格化されている。そのため、このサムネイル画像を表示解像度が例えば1920画素×1080画素のハイビジョンテレビに表示した場合、表示が粗くなってしまうおそれがある。一方で、撮像素子の画素数の増大化に伴い、デジタルカメラなどで撮影された画像の画素数も例えば3648画素×2736画素のように増大化し、復号用のハードウェアを持たないハイビジョンテレビなどでは、当該画像を再生するために長時間を要する。
そこで、上述したように、MPFにより、QQVGAサイズのサムネイル画像、ハイビジョンサムネイル画像およびオリジナルサイズの画像(本体画像と呼ぶ)を同一ファイルに記録することで、それぞれの要求を満たすことができる。
図4の説明に戻り、本実施形態による複合画像ファイル400は、先頭に当該複合画像ファイル400の開始を示す情報が格納されるファイルヘッダ401が配置される。ファイルヘッダ401の次に配置される領域402は、本体画像に対応するExif情報が格納される。この領域402は、上述したQQVGAサイズのサムネイル画像(第3の画像データ)を格納することができる。領域402の次には位置される領域403は、MPFによる付属情報が格納される。この領域403に、上述したハイビジョンサムネイル画像(第2の画像データ)を格納することができる。領域404の次の領域405は、本体画像(第1の画像データ)が格納される。
本実施例においては、本体画像の画像サイズを3648画素×2736画素として、それに対応したハイビジョンサムネイル画像が1920画素×1080画素となっている。例えば、本体画像の上下をトリミングしてアスペクト比が16:9になるようにし、さらに間引き、補間処理などを用いて1920画素×1080画素のハイビジョンサムネイル画像を生成する。
MPFによれば、領域401〜404で1つの個別画像が構成され、1のMPファイルに対して複数の個別画像を格納することができる。MPファイルの先頭に格納される個別画像を、先頭画像と呼ぶ。以下では、説明のため、1のMPファイルが先頭画像のみから構成されるものとする。この場合、MPファイルの拡張子としてJPEGファイルの拡張子と同一の「JPG」を用いることができる。
<本実施形態による画像データ転送処理について>
図5は、本実施形態による画像データ転送の一例の処理を示すフローチャートである。この図5のフローチャートにおける各処理は、システム制御部50によりプログラムに従い実行される。デジタルカメラ100において、静止画撮影モードが起動されると、ステップS500で、例えばコネクタ92または96に対して接続された外部記録媒体が通信機能付き外部記録媒体210であるか否かが判定される。ここでは、コネクタ96が通信機能付き外部記録媒体210に対応しているものとする。
例えば、システム制御部50は、外部記録媒体に属性情報として予め記憶される機種名を、コネクタ96に接続される外部記録媒体から読み出し、この機種名に基づき当該外部記録媒体が通信機能付き外部記録媒体210であるか否かを判定する。
若し、コネクタ96に接続された外部記録媒体が通信機能付き外部記録媒体210ではないと判定されたら、処理はステップS513に移行され、通常の静止画撮影動作が行われる。そして、次のステップS514で、ステップS513で得られた画像データに基づき上述した複合画像ファイル400が生成され、通信機能付き外部記録媒体210の記録部212におけるディレクトリDCIMの下に所定のファイル名で格納される。複合画像ファイル400の外部記録媒体に対する記録が完了したら、1回の静止画撮影による一連の処理が終了される。
ステップS513およびステップS514における処理の一例について、より具体的に説明する。ステップS513で、デジタルカメラ100において、シャッタスイッチ64の押下が待機される。シャッタスイッチ64が押下されると、被写体からの光がシャッタ12を介して撮像部14に入射され、撮像部14から入射された光に応じたアナログ撮像信号が出力される。このアナログ撮像信号がA/D変換器16でデジタル信号に変換され、画像データとして画像処理部20に供給される。画像処理部20で所定の画像処理を施された画像データは、メモリ制御部22を介してメモリ30に一時的に格納される。
ここで、画像処理部20から出力されメモリ30に格納される画像データは、例えば3648画素×2736画素の画像サイズ(以下、オリジナルサイズ)を有するものとする。
オリジナルサイズの画像データは、システム制御部50の制御によりメモリ30から読み出されて圧縮伸長部32に供給され、例えばJPEG方式で以て圧縮符号化され、圧縮画像データとして再びメモリ30に格納される。このオリジナルサイズの画像データが圧縮符号化された圧縮画像データを、以下では、本体画像データと呼ぶ。
さらに、システム制御部50は、メモリ30に格納されるオリジナルサイズの画像データに対して画素の間引きや補間処理を施し、画像サイズがオリジナルサイズに対して縮小された縮小画像データを生成する。ここでは、1920画素×1080画素の第1の縮小画像データと、160画素×120画素の第2の縮小画像データを生成するものとする。なお、本実施形態においては、第2の縮小画像データは、省略可能である。生成された第1および第2の縮小画像データは、圧縮伸長部32に供給され、それぞれ例えばJPEG方式で圧縮符号化され、再びメモリ30に格納される。
なお、撮影条件などの情報は、例えば露光制御部40、測距制御部42、ズーム制御部44などから、システム制御部50により所定に取得される。
次のステップS514で、システム制御部50は、メモリ30に圧縮符号化されて格納された、本体画像データと第1および第2の縮小画像データとを用いて、図4を用いて説明した複合画像ファイル400を作成する。そして、作成された複合画像ファイル400を、コネクタ96に接続される外部記録媒体の記録部に作成されるディレクトリDCIMの下に、所定のファイル名を付して格納する。
このときの複合画像ファイル400のファイル名は、例えば「IMG_xxxx.JPG」とする。ここで生成される複合画像ファイル400は、先頭画像のみを含むため、JPEGファイルとして扱うことが可能である。したがって、先頭画像のみを含む複合画像ファイル400は、ファイル名の拡張子としてJPEGファイルと同一の「JPG」を用いることができる。なお、当該ファイル名中「xxxx」は、当該ディレクトリDCIMにおけるファイルの格納順を示す通し番号とする。
例えば、システム制御部50は、所定の情報からなるファイルヘッダ401を形成し、ファイルヘッダ401の次の領域402に対してExif情報、すなわち撮影条件などを示す情報と、圧縮符号化された第2の縮小画像データとを格納する。そして、この領域402の次の領域403に対して、圧縮符号化された第1の縮小画像データを格納する。さらに、この領域403の次の領域404に対して、本体画像データを格納し、複合画像ファイル400を作成する。この複合画像ファイル400は、コネクタ96に接続される外部記録媒体の記録部のディレクトリDCIMの下に書き込まれる。
上述したステップS500で、コネクタ96に接続される外部記録媒体が通信機能付き外部記録媒体210であると判定されたら、処理はステップS501に移行される。ステップS501では、当該通信機能付き外部記録媒体210と外部機器との間で無線通信が確立されているか否かが判定される。例えば、システム制御部50は、I/F94およびコネクタ96を介して、通信機能付き外部記録媒体210に対して通信ステータスを要求するコマンドを送信する。そして、このコマンドに応じて通信機能付き外部記録媒体210から返された通信ステータス情報に基づき、無線通信の確立の有無を判定する。
若し、ステップS501で通信が確立されていないと判定されたら、処理はステップS513に移行され、上述したようにして通常の静止画撮影動作が行われる。
一方、ステップS501で、通信機能付き外部記録媒体210と外部機器との間で無線通信が確立されていると判定されたら、処理はステップS502に移行される。ステップS502では、システム制御部50は、通信機能付き外部記録媒体210に対して、無線通信によるデータ転送の禁止を命令する転送禁止コマンドを送信する。
ステップS502で通信機能付き外部記録媒体210からに対して転送禁止コマンドが送信されると、処理はステップS503に移行される。ステップS503では、シャッタスイッチ64の押下が待機され、シャッタスイッチ64が押下されたら静止画の撮影動作が行われる。
すなわち、上述したステップS513での動作と同様にして、撮像部14に入射された被写体からの光に応じた撮像信号に基づきオリジナルサイズの画像データが生成され、メモリ30に格納される。メモリ30に格納されたオリジナルサイズの画像データは、圧縮伸長部32で圧縮符号化されて再びメモリ30に書き込まれる。それと共に、メモリ30に格納されたオリジナルサイズの画像データから、1920画素×1080画素の第1の縮小画像データ(ハイビジョンサムネイル画像データ)と、160画素×120画素の第2の縮小画像データとが生成される。これら第1および第2の縮小画像データは、それぞれ圧縮伸長部32で圧縮符号化され、再びメモリ30に格納される。
処理は次のステップS504に移行され、ステップS503で圧縮符号化されてメモリ30に格納された第1および第2の縮小画像データとを用いて、図3を用いて説明したJPEGファイル300(第2の画像ファイル)を作成する。そして、作成されたJPEGファイル300を、コネクタ96に接続される外部記録媒体210の記録部212に形成されるディレクトリDCIMの下に、所定のファイル名を付して格納する。このときのJPEGファイル300のファイル名は、例えば「IMG_xxxx.JPG」とする。
例えば、システム制御部50は、所定の情報からなるファイルヘッダ301を形成し、ファイルヘッダ301の次の領域302に対してExif情報、すなわち撮影条件などを示す情報と、圧縮符号化された第2の縮小画像データとを格納する。そして、この領域302の次の領域303に対して、圧縮符号化された第1の縮小画像データを格納し、JPEGファイル300を作成する。このJPEGファイル300がコネクタ96に接続される通信機能付き外部記録媒体210の記録部212におけるディレクトリDCIMの下に、所定のファイル名で書き込まれる。
次のステップS505では、圧縮符号化されてメモリ30に格納された本体画像データをファイルに格納して、本体画像データによるJPEGファイル(第1の画像ファイル)を作成する。そして、この本体画像データによるJPEGファイルを、コネクタ96に接続される通信機能付き外部記録媒体210の記録部212に形成されるディレクトリTEMPの下に、所定のファイル名を付して格納する。
このときの本体画像データによるJPEGファイルのファイル名は、例えば、同じオリジナルサイズの画像データから生成された第1および第2の縮小画像データが格納されるJPEGファイル300と同一のファイル名を用いるものとする。すなわち、当該JPEGファイル300のファイル名が「IMG_0001.JPG」であれば、この本体画像データによるJPEGファイルのファイル名も、「IMG_0001.JPG」とする。
なお、本体画像データによるJPEGデータのファイル名は、この例に限らず、同じオリジナルサイズの画像データから生成された第1および第2の縮小画像データが格納されるJPEGファイル300と関連付けられれば、他のファイル名でもよい。
ステップS504およびステップS505による、画像データの通信機能付き外部記録媒体210に対する保存が完了したら、処理はステップS506に移行される。ステップS506では、システム制御部50により、通信機能付き外部記録媒体210に対して無線通信によるデータ転送を許可する転送許可コマンドが送信される。
通信機能付き外部記録媒体210は、この転送許可コマンドを受信すると、通信が確立されている外部機器に対して、記録部212のディレクトリDCIMに格納されるJPEGファイル300の、無線通信による転送を開始する。このとき、通信部218は、ディレクトリDCIMの下に格納されるJPEG形式のファイルのみを転送の対象とし、ディレクトリTEMPの下に格納されるファイルの転送は、行わない。また、通信部218は、ディレクトリDCIMの下に格納される未転送のファイルを選択的に転送する。例えば、通信部218は、転送したファイルのファイル名を記憶し、この記憶されたファイル名に基づき、ディレクトリDCIMの下に格納されるファイルのうち未転送のファイルを選択する。
次のステップS507では、システム制御部50により、通信機能付き外部記録媒体210から外部機器に対するJPEGファイル300の転送の終了が終了したか否かが判定される。例えば、システム制御部50は、ステップS506で転送許可コマンドが送信されると、ステップS507で、通信機能付き外部記録媒体210に対して通信ステータスを要求するコマンドを送信する。このコマンドの送信は、例えば所定間隔で繰り返して行われる。そして、このコマンドに対して通信機能付き外部記録媒体210から、JPEGファイル300の転送が終了したことを示す通信ステータスが返されるのを待機する。
ステップS507で、通信機能付き外部記録媒体210からファイル転送の終了を示す通信ステータスが返されたら、処理はステップS508に移行される。ステップS508では、上述のステップS504およびステップS505でそれぞれ生成し通信機能付き外部記録媒体210に書き込んだJPEGファイル300と本体画像データによるJPEGファイルとから、複合画像ファイル400を生成する。
一例として、システム制御部50は、通信機能付き外部記録媒体210から、ディレクトリDCIMの下に格納されるJPEGファイル300を読み出してメモリ30に格納する。また、システム制御部50は、通信機能付き外部記録媒体210から、ディレクトリTEMPの下に格納される、当該JPEGファイル300に対応する本体画像データによるJPEGファイルを読み出してメモリ30に格納する。
システム制御部50は、メモリ30に格納したJPEGファイル300の領域302からExif情報を取り出す。Exif情報は、圧縮符号化された第2の縮小画像データを含む。それと共に、システム制御部50は、メモリ30に格納したJPEGファイル300の領域303から、圧縮符号化された第1の縮小画像データを取り出す。また、システム制御部50は、メモリ30に格納した本体画像データによるJPEGデータから、本体画像データを取り出す。
そして、システム制御部50は、メモリ30上で、ファイルヘッダ401を形成し、JPEGファイル300から取り出したExif情報を、ファイルヘッダ401の次の領域402に格納し、その次の領域403に第1の縮小画像データを格納する。システム制御部50は、さらに、領域403の次の領域404に本体画像データを格納する。これにより、メモリ30上に複合画像ファイル400(第3の画像ファイル)が作成される。
次のステップS509で、ステップS508でメモリ30上に作成された複合画像ファイル400の領域402内のExif情報が書き換えられ、処理がステップS510に移行される。ステップS510では、システム制御部50により、メモリ30上の複合画像ファイル400が通信機能付き外部記録媒体210に転送され、記録部212のディレクトリDCIMの下に、所定のファイル名で書き込まれる。
このとき、当該複合画像ファイル400のファイル名を、この複合画像ファイル400に含まれる第1および第2の縮小画像データが格納されるJPEGファイル300と同一のファイル名とする。すなわち、通信機能付き外部記録媒体210において、当該複合画像ファイル400を当該JPEGファイル300に対して上書きする。
ここで、通信機能付き外部記録媒体210は、上述のステップS506の後に、当該JPEGファイル300を無線通信により外部機器に対して既に転送している。そのため、このステップS510で通信機能付き外部記録媒体210のディレクトリDCIMの下に当該JPEGファイル300と同一のファイル名で書き込まれた複合画像ファイル400は、外部機器に対して転送されない。
複合画像ファイル400が通信機能付き外部記録媒体210のディレクトリDCIMの下に書き込まれると、ディレクトリTEMPの下に格納される本体画像データによるJPEGファイルが削除される(ステップS512)。これにより、一連のファイル転送処理が完了される。
なお、上述では、ディレクトリTEMPの下に格納される本体画像データによるJPEGファイルの削除を、複合画像ファイル400を通信機能付き外部記録媒体210に書き込んだ後に行っているが、これはこの例に限定されない。例えば、この削除を、上述のステップS508において、当該本体画像データによるJPEGファイルを通信機能付き外部記録媒体210から読み出してメモリ30に格納した時点で行ってもよい。
上述では、デジタルカメラ100に対して通信機能付き外部記録媒体210が装着され、且つ、外部機器との間で無線通信が確立している場合に必ずJPEGファイル300の転送を行うように説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、通信機能付き外部記録媒体210から本体画像データを含む複合画像ファイル400を、無線通信により転送したいという要求もあると考えられる。
この場合、デジタルカメラ100において、ユーザがJPEGファイル300のみを転送するか、本体画像データを含む複合画像ファイル400を転送するかを選択可能にすることで、このような要求を満足させることができる。例えば、JPEGファイル300のみを転送するか、本体画像データを含む複合画像ファイル400を転送するかを選択するための選択メニューをデジタルカメラ100に設けることが考えられる。
すなわち、この選択メニューにおいて、JPEGファイル300のみの転送が選択された場合には、上述した図5のフローチャートに従って静止画像の撮影動作を行う。一方、選択メニューにおいて、本体画像データを含む複合画像ファイル400の転送が選択された場合には、通信機能を持たない外部記録媒体が装着された場合と同様に静止画像の撮影動作を行う。この場合、通信機能付き外部記録媒体210のディレクトリDCIMの下に、圧縮符号化された第2の縮小画像データと本体画像データとを含む複合画像ファイル400が書き込まれる。
次に、本実施形態が適用されるデジタルカメラ100により画像データの記録が行われた通信機能付き外部記録媒体210を、本実施形態が適用されない他の機器に装着して用いる場合について考える。ここでは、通信機能付き外部記録媒体210のディレクトリDCIMの下に、オリジナルサイズの画像データに基づき生成された、圧縮符号化された第1および第2の縮小画像データによる、未転送のJPEGファイル300が格納されているものとする。
既に説明したように、本実施形態によれば、本体画像データによるJPEGファイルは、通信機能付き外部記録媒体210によるファイル転送が行われるディレクトリDCIMとは異なるディレクトリの下に格納される。また、JPEGファイル300の転送後に、本体画像データと、第1および第2の縮小画像データとから複合画像ファイル400を作成するようにしている。そのため、本実施形態が適用されない他の機器に当該通信機能付き外部記録媒体200を装着しても、デジタルカメラ100においてディレクトリDCIMの下の、未転送のJPEGファイル300の転送を続行することができる。
一方、当該他の機器において、デジタルカメラ100で未転送であったディレクトリDCIMの下のJPEGファイル300が全て転送された後に、当該通信機能付き外部記録媒体210がデジタルカメラ100に装着された場合について考える。この場合、デジタルカメラ100は、他の機器で転送済みのJPEGファイル300と、当該JPEGファイル300に対応するディレクトリTEMPの下の本体画像データによるJPEGファイルとから、複合画像ファイル400を作成するようにできる。
例えば、システム制御部50は、通信機能付き外部記録媒体210がデジタルカメラ100に装着された際に、ディレクトリTEMPの下に本体画像データによるJPEGファイルが存在するか否かを判定する。若し、存在すると判定された場合、ディレクトリDCIMの下のJPEGファイル300が既に外部機器に対して転送済みであると見做す。そして、ディレクトリTEMPの下の本体画像データによるJPEGファイルと、ディレクトリDCIMの下のJPEGファイル300とから、複合画像ファイル400を作成する。
上述では、本実施形態は、撮影され得られた画像データを複合画像ファイル400に格納するものとして説明したが、これはこの例に限定されない。例えば、本実施形態は、撮影され得られた画像データを従来からのJPEGファイルに格納する場合についても適用可能である。
この場合、例えば、撮影され得られたオリジナルサイズの画像データ(第1の画像データ)と、当該オリジナルサイズの画像データから生成したQQVGAの解像度を有する縮小画像データ(第2の画像データ)とを用いてJPEGファイルを作成する。このJPEGファイルを、通信機能付き外部記録媒体210のディレクトリTEMPの下に書き込む。それと共に、当該オリジナルサイズの画像データから生成された縮小画像データのみを画像データとして含む、他のJPEGファイルを作成する。この他のJPEGファイルを、通信機能付き外部記録媒体210のディレクトリDCIMの下に書き込む。
通信機能付き外部記録媒体210は、ディレクトリDCIMの下に格納される、縮小画像データによる他のJPEGファイルを無線通信により転送する。ファイルの転送が完了すると、デジタルカメラ100は、ディレクトリTEMPの下に格納されるJPEGファイルを、ディレクトリDCIMの下に格納される、対応する他のJPEGファイルに対して上書きする。
上述では、撮影の度にJPEGファイル300の転送を行うものとして説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、本発明は、通信機能付き外部記録媒体210のディレクトリDCIMの下に、既に複合画像ファイル400が記録されている場合にも、適用可能である。
例えば、通信機能付き外部記録媒体210と外部機器との無線通信が確立していない状態で撮影を行った場合について考える。この場合、撮影で得られたオリジナルサイズの画像データから生成された本体画像データ、圧縮符号化された第1および第2の縮小画像データから複合画像ファイル400が作成され、ディレクトリDCIMの下に書き込まれる。
その後、通信機能付き外部記録媒体210と外部機器との無線通信が確立したら、システム制御部50は、通信機能付き外部記録媒体210に対して転送禁止コマンドを送信する。それと共に、システム制御部50は、ディレクトリDCIMの下に格納される複合画像ファイル400から本体画像データ、圧縮符号化された第1および第2の縮小画像データを取り出す。そして、取り出された本体画像データによるJPEGファイルを生成してディレクトリTEMPの下に格納し、圧縮符号化された第1および第2の縮小画像データによるJPEGファイル300を生成してディレクトリDCIMの下に格納する。
以降、図5のフローチャートのステップS506以下の処理を実行する。すなわち、転送許可コマンドを通信機能付き外部記録媒体210に対して送信し(ステップS506)、ディレクトリDCIMの下のJPEGファイル300を外部機器に対して転送する(ステップS507)。それと共に、当該JPEGファイル300と、ディレクトリTEMPの下の本体画像データによるJPEGファイルとから複合画像ファイル400を再構築し(ステップS508、ステップS509)、ディレクトリDCIMに格納する(ステップS510)。ディレクトリTEMPの下の本体画像データによるJPEGファイルは、削除する(ステップS511)。
通信機能付き外部記録媒体210のディレクトリDCIMの下に、複数の複合画像ファイル400が格納されている場合も有り得る。この場合には、ステップS506で転送許可コマンドを送信する前に、これら複数の複合画像ファイル400のそれぞれについて、本体画像データ、第1および第2の縮小画像データを取り出し、各ファイルの生成および所定のディレクトリへの格納を行う。
以上説明したように、本発明によれば、所定のディレクトリに格納されるJPEGファイルを自動的に転送するようにされた通信機能付き外部記録媒体210を用いる際に、データ転送に要する時間を抑制することができる。

Claims (12)

  1. 記憶手段と、無線通信手段を備え、前記記憶手段に形成された所定のディレクトリに格納されたファイルを前記無線通信手段により外部に転送し、前記所定のディレクトリ以外のディレクトリに格納されたファイルは前記無線通信手段により外部に転送しないように構成された外部記媒体を接続する接続手段と、
    第1の画像データの画像サイズを縮小して第2の画像データを生成する生成手段と、
    前記接続手段で接続された前記外部記録媒体の前記記憶手段に対するファイルの格納を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記第1の画像データが格納された第1の画像ファイルを前記記憶手段の前記所定のディレクトリとは異なる他のディレクトリに格納すると共に、前記生成手段で該第1の画像データの画像サイズを縮小して生成された前記第2の画像データが格納され第2の画像ファイルを、前記記憶手段の前記所定のディレクトリに格納するように制御することを特徴とするファイル管理装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記所定のディレクトリに格納された前記第2の画像ファイルの、前記無線通信手段による転送が終了したら、前記第1の画像データと前記第2の画像データとを合わせて第3の画像ファイルとして前記所定のディレクトリに格納するように制御することを特徴とする請求項1に記載のファイル管理装置。
  3. 前記制御手段は、前記第2の画像ファイルの代わりに前記第3の画像ファイルが前記所定のディレクトリに格納されるように制御することを特徴とする請求項2に記載のファイル管理装置。
  4. 前記制御手段は、前記第2の画像ファイルを前記第3の画像ファイルで上書きすることを特徴とする請求項2または3に記載のファイル管理装置。
  5. 前記所定のディレクトリに格納された前記第2の画像ファイルの転送が終了したら、前記第1の画像データと前記第2の画像データとを合わせて第3の画像ファイルとして前記所定のディレクトリに格納するモードと、前記第1の画像ファイルと前記第2の画像ファイルを作らずに、前記第1の画像データと前記第2の画像データとを合わせた第3の画像ファイルを作成して前記所定のディレクトリに格納するモードとを、ユーザ操作に応じて選択する選択手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のファイル管理装置。
  6. 前記生成手段は、縮小率の異なる複数の前記第2の画像データを生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のファイル管理装置。
  7. 前記制御手段はさらに、前記外部記録媒体にコマンドを送信することにより、前記無線通信手段による前記転送の許可および禁止を制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のファイル管理装置。
  8. 撮像光学系を介して入射された光を撮像して撮像信号として出力する撮像手段と、
    前記撮像信号に対して所定の信号処理を施して前記第1の画像データとして出力する信号処理手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至いずれか1項に記載のファイル管理装置。
  9. 記憶手段と、無線通信手段を備え、前記記憶手段に形成された所定のディレクトリに格納されたファイルを前記無線通信手段により外部に転送し、前記所定のディレクトリ以外のディレクトリに格納されたファイルは前記無線通信手段により外部に転送しないように構成された外部記媒体を接続する接続手段と、
    第1の画像データの画像サイズを縮小して第2の画像データを生成する生成手段と、
    を有するファイル管理装置の制御方法であって、
    前記ファイル管理装置の制御手段が、前記第1の画像データが格納された第1の画像ファイルを前記記憶手段の前記所定のディレクトリとは異なる他のディレクトリに格納すると共に、前記生成手段で該第1の画像データの画像サイズを縮小して生成された前記第2の画像データが格納される第2の画像ファイルを、前記記憶手段の前記所定のディレクトリに格納するように制御する制御ステップを有することを特徴とするファイル管理装置の制御方法。
  10. 記憶手段と、無線通信手段を備え、前記記憶手段に形成された所定のディレクトリに格納されたファイルを前記無線通信手段により外部に転送し、前記所定のディレクトリ以外のディレクトリに格納されたファイルは前記無線通信手段により外部に転送しないように構成された外部記録媒体を接続する接続手段と、
    第1の画像データの画像サイズを縮小して第2の画像データを生成する生成手段と、
    前記接続手段で接続された前記外部記録媒体の前記記憶手段に対するファイルの格納を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記第2の画像データが格納された画像ファイルを前記記憶手段の前記所定のディレクトリに所定のファイル名で格納し、
    前記第2の画像データが格納された画像ファイルの、前記無線通信手段による転送が終了したら、前記第1の画像データを前記所定のファイル名で前記所定のディレクトリに格納するように制御することを特徴とするファイル管理装置。
  11. 記憶手段と、無線通信手段を備え、前記記憶手段に形成された所定のディレクトリに格納されたファイルを前記無線通信手段により外部に転送し、前記所定のディレクトリ以外のディレクトリに格納されたファイルは前記無線通信手段により外部に転送しないように構成された外部記録媒体を接続する接続手段と、
    第1の画像データの画像サイズを縮小して第2の画像データを生成する生成手段と、を有するファイル管理装置の制御方法であって、
    前記ファイル管理装置の制御手段が、
    前記第2の画像データが格納された画像ファイルを前記記憶手段の前記所定のディレクトリに所定のファイル名で格納し、
    前記第2の画像データが格納された画像ファイルの、前記無線通信手段による転送が終了したら、前記第1の画像データを前記所定のファイル名で前記所定のディレクトリに格納するように制御する制御ステップを有することを特徴とするファイル管理装置の制御方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至8および10のいずれか1項に記載のファイル管理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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