JP5351133B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

この発明は、包括的にワイヤレス通信ネットワークに関連し、詳しくにはアドホックネットワークのルート選択を最適にするようにした無線通信システムに関するものである。
アドホックネットワークでは、送受信機を有したソースノードが複数配置され、ネットワークインフラまたは集中管理がない状態で互いに通信するようになっている。ソースノードは携帯電話、パソコン、またはセンサ等の装置で構成される。
ネットワーク内のソースノードは、それ自体の間にルーティングを確立して、それぞれのネットワークを形成する。送受信機の伝送範囲の制限により、ソースノードからのメッセージは、目的のノードに届く前に1つまたは複数のソースノードを中継ノードとして経由することがある。
従来のアドホックネットワークは、ソースノードを経由して目的のソースノードにデータを送る場合のルート選択において、ソースノードの電池の残存電力を最大化する方法として、各ソースノードの残存電力および各ルートに関連する遅延コストを求め、それらを元に通信を中継するルートを選択するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−160062号公報
アドホックネットワークは、充電可能な電池で動作する充電式のソースノードと、充電が出来ない電池で動作する電池式のソースノードで構成されることがある。
従来のアドホックネットワークでは、充電式のソースノードと電池式のソースノードは残存電力という判断基準において同列に扱われていた。
そのため、通信を中継するソースノードとして充電式のソースノードと電池式のソースノードが選択できる場合、一時的に充電式のソースノードの残存電力が、電池式のソースノードの残存電力より低下した時は電池式のソースノードが選択されていた。
この場合、残存電力の回復がみこめない電池式のソースノードの電力が消費されるため、やがて電池式のソースノードの運用が停止することになり、通信を行うルートが途絶えることになる。つまり、ネットワーク全体の運用時間が短縮されることになる。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、アドホックネットワークにおいて、通信を中継するソースノードの選択を各ソースノードの電源特性に応じて選択することで、ソースノードの電力消費を押さえ、ネットワーク全体動作の最長化を実現することを目的とした無線通信システムを提供することにある。
この発明の無線通信システムは、常時電力が供給される商用電源、充電が可能な充電電源、充電が不可能な電池電源のいずれかで動作する複数のソースノードを有したアドホックネットワークにおいて、ソースノードは、自己の電源が前記した商用電源、充電電源、電池電源のいずれであるかの電源種別を検知すると共にその電源の残存電力量を計測して、電源種別および残存電力量を親ノードに送信する機能を備え、親ノードは、ソースノードから送信された電源種別および残存電力量によって演算される残存電力コスト、並びに中継するソースノードの数によって決まる遅延コストから、ネットワーク内におけるソースノードの中から運用時間を最長化して中継するソースノードのルートを選択する経路設定部を備えたものである。
また、この発明の無線通信システムは、常時電力が供給される商用電源、充電が可能な充電電源、充電が不可能な電池電源のいずれかで動作する複数のソースノードを有したアドホックネットワークにおいて、ソースノードは、自己の電源が前記した商用電源、充電電源、電池電源のいずれであるかの電源種別を検知すると共に、その電源の残存電力量およびソースノードからの通信を中継する中継通信時間を計測して親ノードに送信する機能を備え、親ノードは、ソースノードから送信された電源種別、残存電力量および中継通信時間によって演算される予想消費電力コスト、並びに中継するソースノードの数によって決まる遅延コストから、ネットワーク内におけるソースノードの中から運用時間を最長化して中継するソースノードのルートを選択する経路設定部を備えたものである。
この発明は、通信を中継するソースノードの経路設定において、各ソースノードの電源種別および残存電力量によって演算される残存電力コスト、並びに中継するソースノードの数によって決まる遅延コストから、運用時間を最長化して中継するソースノードを選択するようにしているから、ソースノードの電力消費を押さえ、ネットワーク全体動作の最長化を実現することができる。
この発明の実施の形態1におけるネットワークの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1のソースノードの構成図である。 この発明の実施の形態1の親ノードの構成図である。 この発明の実施の形態1における残存電力コストのビットイメージ図である。 この発明の実施の形態1の経路設定の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1の各ノードの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるネットワークの構成を示す図である。 この発明の実施の形態2のソースノードの構成図である。 この発明の実施の形態2の親ノードの構成図である。 この発明の実施の形態2の経路設定の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2の各ノードの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3におけるネットワークの構成を示す図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1における無線通信システムとしてアドホックネットワークの場合を図1〜図6に基づいて説明する。
図1はアドホックネットワークの構成を示し、ネッワークを構成する複数のノードは、ネッワークの内の全てのソースノードを管理し通信を統制する親ノード100と、情報を集めるセンサなどのソースノード200aと、親ノード100とソースノード200aの間において情報を中継するソースノード200b、200cとで構成されている。ソースノード200aからの情報は通信を中継するソースノード200bまたは200cを経由して親ノード100に収集される。
各ソースノード200a〜200cの電源には、常時電力が供給される商用電源と、充電が可能な充電電源と、充電が不可能な電池電源のいずれかで動作するようになっている
。図1においては、ソースノード200bは充電が可能な充電電源、ソースノード200cは充電が不可能な電池電源で示している。
ソースノード200aから親ノード100への通信経路において、中継するソースノード200b、200cは複数のソースノードから選べるようになっている。
図2はソースノード200a〜200c(総称する場合は200)の構成図を示し、各ソースノード200は、自己の電源201の種別を電源種別検知部202で検知でき、検知した電源種別を電源種別記録部203に記録する。また、残存電力量を残存電力量計測部204で計測し、残存電力量記録部205に記録する。また、残存電力量閾値設定部206に閾値電力量を任意に設定できるとともに、最大電源容量登録部207に最大電源容量を登録できる。
ソースノード200は、電源種別記録部203に記録した電源種別と、残存電力量記録部205に記録した残存電力量と、残存電力量閾値設定部206に設定した閾値電力と、最大電源容量登録部207に登録した最大電源容量とを、送受信部208を経由して親ノード100に送信できる。
また、経路設定部209には、経路を選択する際のノードが設定されており、例えば、ソースノード200aの経路設定部209には親ノード100への経路としてソースノード200bもしくは200cが記録されている。またソースノード200b、200cの経路設定部209には親ノード100への経路として親ノード100が記録されている。また、親ノード100で選択された経路により自己のソースノード200が選択された場合に、それを受信して経路を設定する。
図3は親ノード100の構成図を示し、親ノード100は送受信部101を経由して管理する全ソースノード200からのデータ情報を受信する。ソースノード200から送信された電源種別は電源種別記録部102に記録する。ソースノード200から送信された残存電力量は残存電力量記録部103に記録する。また、ソースノード200から送信された閾値電力量は残存電力量閾値記録部104に記録する。また、ソースノード200から送信された最大電源容量は最大電源容量記録部105に記録する。こうして親ノード100は、1個のソースノード200に対して、複数の電源種別と残存電力量と閾値電力量と最大電源容量とを管理可能とする。
また、親ノード100は任意の時間に、管理する全ソースノード200の電源種別と残存電力量の現在値を収集し管理する。
なお、ネットワーク全体における、最大残存電力量は全ソースノード200の最大電源容量から自動的に計算することもできるし、任意に設定することもできる。
遅延コスト演算部106は、中継(ホップ)数から遅延コストを演算する。通信は、送信元のソースノードと受信先のソースノードで直接通信する場合と、バケツリレーのように別のソースノードを中継(ホップ)して通信する場合では、後者の場合により多くの通信時間が必要となる。この現象を“遅延”と定義し、「遅延の(量)」は中継段数と比例するため、中継(ホップ)数から一義的に「遅延コスト」を算出することができる。通信を行なう場合、このコストが小さいものを選択して行なうことになる。
残存電力コスト演算部107は、閾値ビット演算部108と、電源状態ビット演算部109と、残存電力ビット演算部110によって構成される。
閾値ビット演算部108は、残存電力が閾値として設定した残存電力以下になったことを表す1ビットの閾値ビットを演算し、電源状態ビット演算部109は、電源種別および残存電力の変化傾向によって演算される数ビットの電源状態ビットを演算し、残存電力ビット演算部110は、残存電力量によって演算される数ビットの残存電力ビットを演算する。
閾値ビット演算部108は、残存電力量記録部103に記録された残存電力量と、残存電力量閾値記録部104に記録された残存電力量閾値を各ソースノード毎に呼び出し、残存電力が残存電力閾値以下に低下した場合を“1”とし、残存電力閾値以上の時は“0”とする。
電源状態ビット演算部109は、電源種別が充電電源のソースノード200に対しては、前回収集して電源種別記録部102に記録された電源種別と、残存電力量記録部103に記録された残存電力量を呼び出し、前回収集した残存電力量と比較し、残存電力量の傾向を“増加”、“維持”、“減少”に区別する。
前回収集時と電源種別が異なる場合や、前回値が未計測の場合は“維持”を基本とする。
そして、電源状態ビット演算部109は、“常時電源”<“充電電源でかつ残存電力が増加傾向”<“充電電源でかつ残存電力が維持傾向”<“充電電源でかつ残存電力が減少傾向”<“電池電源”という大小関係になるように演算する。電源状態ビットのビット数は必要に応じて任意に設定できる。
例えば電源状態ビットを3ビットで表す場合、常時電源の場合を“000”、充電電源でかつ残存電力が増加傾向の場合を“001”、充電電源でかつ残存電力が維持傾向の場合を“010”、充電電源でかつ残存電力が減少傾向の場合を“011”、電池電源の場合を“100”とする。
残存電力ビット演算部110は、残存電力量記録部103に記録された残存電力量、残存電力量閾値記録部104に記録された残存電力量閾値および最大電源容量記録部105に記録された最大電源容量を呼び出し、全ソースノードの残存電力量を符号化し残存電力ビットを演算する。
残存電力ビットは、ネットワークの全ソースノード100の最大電池容量を最小とし、各ソースノードの閾値残存電力量を最大とするように符号化する。また、残存電力が閾値以下の場合は最大値で固定とする。残存電力ビットのビット数は必要に応じて任意に設定できる。
例えば残存電力ビットを4ビットで表す場合、最大ビットは“1111”、最小ビットは“0000”となるため、ネットワークの中で最大電池容量を有しフル充電された電池の残存電力ビットは“0000”となり、閾値まで残存電力が減った場合“1111”となる。常時電源のソースノードの残存電力ビットは任意の値に設定可能である。
残存電力コスト演算部107は、閾値ビット演算部108で演算された閾値ビット、電源状態ビット演算部109で演算された電源状態ビット、残存電力ビット演算部110で演算された残存電力ビットを、この順で組み合わせて演算する。
例えば、閾値ビットを1ビット、電源状態ビットを3ビット、残存電力ビットを4ビットで表現する時、常時電源を有するソースノードの残存電力コストは“00000000”(=閾値ビット“0”,電源状態ビット“000”,残存電力ビット“0000”)となり、閾値以下の残存電力しかなく、充電中(増加傾向)の充電電源を有するソースノードの残存電力コストは“10011111”(=閾値ビット“1”,電源状態ビット“001”,残存電力ビット“1111”)と表される。
残存電力コスト演算部107で演算された残存電力コストのビットイメージ図は図4に示す通りとなる。この残存電力コストのビット全体をひとつの2ビットの数として捉えた場合、大きな桁(左側)に位置するビットがコスト比較において支配的になる。
経路設定部111は、遅延コスト演算部106で演算された遅延コスト、残存電力コス
ト演算部107で演算された残存電力コストを入力して、ネットワーク内におけるソースノード200の中からコストが最小となるように、すなわち運用時間を最長化して中継するソースノードのルートを選択して設定する。
経路設定部111におけるルーティングを図5のフローチャートに基づいて説明する。ルーティングはコストが小さいソースノードが優先されるように決定する。
まず、コストの優先順位は遅延コストと残存電力コストでは遅延コストが優先される。よって、ステップS11は、残存電力コストの大小の関わらず遅延コストの小さい経路が優先され、ステップS13の経路設定となる。次にステップS11において、遅延コストが同じ場合、ステップS12は、残存電力コストの小さい経路が優先され、ステップS13の経路設定となる。
ステップS12において、例えば、同じ残存電力ビットのソースノードが有っても、電源状態が充電電源と電池電源と違えば、電源状態ビットが小さいため、残存電力コストが小さくなる充電電源が優先される。
また、同じ充電電源で、同じ残存電力ビットのソースノードが有っても、残存電力が増加傾向のソースノードと残存電力が減少傾向のソースノードが有った場合、電源状態ビットが小さくなる残存電力が増加傾向のソースノードが優先される。
また、同じ電源状態ビットのソースノードが有れば、残存電力ビットが小さくなる残存電力量の大きいソースノードが優先される。
このコスト計算により、残存電力コスト演算において、電源状態ビットを残存電力ビットより支配的にすることが可能となるため、残存電力量だけでルーティングを決定していた従来の方式と比較して、回復が不可能な電池電源式のソースノードの使用を回避することができる。その結果、残存電力が不足し停止する電池電源式のソースノードを減らすことが可能となり、ネットワークの運用時間の最長化を実現する。
なお、閾値の例外として、残存電力量が閾値電力量以下の時は、最大コストになるため、電源種別、残存電力量によらず常に優先順位は最も低くなり、通信量を減らすことが可能となる。
しかし、通信を中継するソースノードに残存電力が閾値以下のソースノードしか選択できない場合は、電源種別、残存電力量で優先度が決定される。
親ノード100は、遅延コスト、残存電力コストから決定した各ソースノードの通信を中継するソースノード200に対して、送受信部101を経由して通信の中継を請け負うソースノード200を通知する。
親ノード100は、各ソースノード200に対して、親ノードへの通信をする場合に、1ホップ目に通信するソースノードを通知する。
次に、図6に示すフローチャートに基づき、この発明の実施の形態1における各ノードの動作を説明する。
ステップS400において、親ノード100は各ソースノード200に対して、残存電力量および電源種別の送信を要求する。ステップS410において、ソースノード200は親ノード100からの要求に基づき、自ノードの残存電力量を計測し、電源種別を検知する。ステップS411において、各ソースノード200は計測した残存電力量および検知した電源種別を親ノード100に送信する。
ステップS401は、親ノード100が各ソースノード200から送信された残存電力量および電源種別を受信し、それぞれ残存電力量記録部103および電源種別記録部102に記録する。ステップS402は、遅延コスト演算部106において、中継(ホップ)数から遅延コストを演算する。ステップS403は、前回収集した残存電力量と電源種別を確認する。ステップS404は、電源種別は前回収集したものと同じかどうか比較する。もし同じ(Yes)であればステップS405に進み、異なる(No)場合はステップS407に進む。
ステップS405は、ソースノード200の電源が充電電源かどうか確認する。もし電源が充電電源の場合(Yes)はステップS406に進み、充電電源以外の場合(No)はステップS407に進む。ステップS406は、残存電力量の傾向を演算して、残存電力が“増加”、“維持”、“減少”のどれかを区別する。ステップS407は、閾値ビット演算部108で演算された閾値ビット、電源状態ビット演算部109で演算された電源状態ビット、残存電力ビット演算部110で演算された残存電力ビットを、この順で組み合わせて残存電力コストを演算する。
ステップS408は、ステップS402で演算された遅延コストと、ステップS407で演算され残存電力コストに基づき、経路設定部111において、ネットワーク内におけるソースノードの中から運用時間を最長化して中継するソースノードのルートを選択して経路設定を行なう。この経路設定は、図5に示したフローチャートにより行なうので、ここでは説明を省略する。
ステップS409は、親ノード100は経路が決定したソースノード200に対して、送受信部101を経由して通信の中継を請け負うソースノード200に経路情報を通知し、親ノード100は経路設定終了となる。
ステップS412は、親ノード100からの経路情報をソースノード200の送受信部208で受信する。ステップS413は、受信した経路情報により、自己のソースノード200の経路設定部209に経路情報を設定し、ソースノード200は経路設定終了となる。
以上のように、この発明の実施の形態1では、通信を中継するソースノードの経路設定において、ソースノードの残存電力量のみならず、各ソースノードの電源種別を考量して決定しているから、ソースノードの電力消費を押さえ、ネットワーク全体動作の最長化を実現することができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2における無線通信システムとしてアドホックネットワークの場合を図7〜図10に基づいて説明する。
図7はアドホックネットワークの構成を示し、ネッワークを構成する複数のノードは、ネッワークの内の全てのソースノードを管理し通信を統制する親ノード100と、情報を集めるセンサなどのソースノード200a、200d、200eと、親ノード100とソースノード200a、200d、200eの間において情報を中継するソースノード200b、200fとで構成されている。ソースノード200a、200d、200eからの情報は通信を中継するソースノード200bまたは200fを経由して親ノード100に収集される。
各ソースノード200a〜200fの電源には、常時電力が供給される商用電源と、充電が可能な充電電源と、充電が不可能な電池電源のいずれかで動作するようになっている。図7においては、中継をするソースノード200b、200fはどちらも充電が可能な充電電源で示している。
ソースノード200aから親ノード100への通信経路において、中継するソースノード200b、200fは図示していない複数のソースノードからも選べるようになっている。
また、ソースノードには、長時間通信をするソースノード200aと、短時間しか通信をしないソースノード200d、200eがある。
この時、実施の形態1では、通信による単位時間あたりの電力消費を考慮していないため、その時コストが最小となったソースノードに中継する通信が集中し電力が大量に消費されることになる。
また、コストが最小とはならなかったソースノードには、逆に中継する通信が無いため電力消費が小さくなる。経路選択のためのコスト演算する時間間隔が短い場合は、その時々の残存電力コストに合わせて適時切り替えわるので、消費電力は平均化できるが、経路選択するためのコスト演算を行う時間間隔が長い場合は、通信を中継するソースノードの消費電力が集中的に消費され、ネットワークの運用時間の短縮につながることになる。
そこで、実施の形態2の発明は、通信量から消費電力予測コストを演算し、消費電力量の平均化を図ることで、特定のソースノードの電力消費が極端に増えることを防ぐようにしたものである。
図8はソースノード200の構成図を示し、中継するソースノード200はソースノードからの通信の中継に費やした中継通信時間を、通信を中継するソースノード別に通信時間計測部210で計測し、通信時間記録部211に記録する。その他の構成は実施の形態1の図2と同じにつき、同一または相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
送受信部208は、電源種別記録部203に記録した電源種別と、残存電力量記録部205に記録した残存電力量と、残存電力量閾値設定部206に設定した閾値電力と、最大電源容量登録部207に登録した最大電源容量と、通信時間記録部211に記録した通信時間を親ノード100に送信する。
図9は親ノード100の構成図を示し、親ノード100は送受信部101を経由して管理する全ソースノード200からのデータ情報を受信する。ソースノード200から送信された電源種別、残存電力量、閾値電力量、最大電源容量および通信時間は、それぞれ電源種別記録部102、残存電力量記録部103、残存電力量閾値記録部104、最大電源容量記録部105および通信時間記録部112に記録される。こうして親ノード100は、1個のソースノード200に対して、複数の電源種別と残存電力量と閾値電力量と最大電源容量と通信時間を管理可能とする。
また、親ノード100は任意の時間に、管理する全ソースノード200の電源種別と残存電力量および通信時間の最新値を収集し管理する。
予想消費電力コスト演算部113は、閾値ビット演算部108と、電源状態ビット演算部109と、予想残存電力ビット演算部114によって構成され、実施の形態1で示した残存電力コスト演算部107に代わるものである。その他の構成は実施の形態1の図3と同じにつき、同一または相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
次に、予想消費電力コスト演算部113について詳しく説明する。
閾値ビット演算部108と電源状態ビット演算部109の動作は実施の形態1と同じである。予想残存電力ビット演算部114は、残存電力量記録部103に記録された残存電力量、残存電力量閾値記録部104に記録された残存電力量閾値、最大電源容量記録部105に記録された最大電源容量および通信時間記録部112に記録された通信時間を呼び出し、全ソースノードの予想残存電力量を符号化し予想残存電力ビットを演算する。
上記した予想残存電力ビットは次の式(1)で求まる。
予想残存電力ビット
=残存電力ビット+Σ予想消費電力ビット<中継を依頼するソースノード※
の組合せの和>・・・・・(1)
※:中継を依頼するソースノード=図7における200a、200d、200e
上記の予想消費電力ビットは、中継するソースノードの残存電力量の変化量と該当ソースノードの通信時間から算出する。
残存電力量の変化量(消費電力量)は前回計測時の残存電力量と現在の残存電力量から算出する。
また、そのソースノードを経由する全ソースノードの通信時間でソースノード毎の単位時間あたりの単位予想残存電力量を算出する。単位予想残存電力量に次回計測までの予測通信時間を掛けることで予想消費電力量となる。
これを中継するソースノードの符号化ルールで符号化することで予想消費電力ビットとなる。
なおこの時、複数のソースノードで共有していた中継通信時間は、各ソースノードの中継通信時間に加えてもよい。また、非通信時間に消費される消費電力量は除いてもよい。
以上のことを式に表すと、次の通りとなる。
予想消費電力ビット=F(単位予想残存電力量、次回計測までの予想通信時間)
予想消費電力ビット<中継を依頼するソースノード毎>=符号化した予想消費電力量
予想消費電力量<中継を依頼するソースノード毎>
=単位予想残存電力量*次回計測までの予想通信時間<中継を依頼するソース
ノード毎>・・・・(2)
単位予想残存電力量<中継を依頼するソースノード毎>
=残存電力量の変化量/中継通信時間<中継を依頼するソースノード毎>
残存電力量の変化量=前回収集時の残存電力量―現在収集時の残存電力量
予想消費電力コスト演算部113は、閾値ビット演算部108で演算された閾値ビット、電源状態ビット演算部109で演算された電源状態ビット、予想残存電力ビット演算部114で演算された予想残存電力ビットを、この順で組み合わせて演算する。
例えば、閾値ビットを1ビット、電源状態ビットを3ビット、予想残存電力ビットを4ビットで表現し、残存電力量が減少傾向の充電電源の電源状態ビットを“100”で表す場合、ソースノードの予想残存電力ビットが“1011”で表せる時、予想消費電力コストは“01001011”(=閾値ビット“0”,電源状態ビット“100”,予想残存電力ビット“1011”)と表せる。
予想消費電力コスト演算部113で演算された予想消費電力コストと、遅延コスト演算部106で演算された遅延コストが経路設定部111に入力され、経路設定される。経路設定部111におけるルーティングを図10のフローチャートに基づいて説明する。ルーティングはコストが小さいソースノードが優先されるように決定する。
まず、コストの優先順位は遅延コストと予想消費電力コストでは遅延コストが優先される。よって、ステップS21は、予想消費電力コストの大小の関わらず遅延コストの小さい経路が優先され、ステップS23の経路設定となる。次にステップS21において、遅延コストが同じ場合、ステップS12は、予想消費電力コストの小さい経路が優先され、ステップS23の経路設定となる。
ステップS22において、例えば、同じ予想消費電力ビットのソースノードが有っても、電源状態が充電電源と電池電源と違えば、電源状態ビットが小さいため、予想消費電力コストが小さくなる充電電源が優先される。
また、同じ充電電源で、同じ予想消費電力ビットのソースノードが有っても、予想消費電力が増加傾向のソースノードと予想消費電力が減少傾向のソースノードが有った場合、電源状態ビットが小さくなる予想消費電力が減少傾向のソースノードが優先される。
また、同じ電源状態ビットのソースノードが有れば、予想消費電力ビットが大きくなる予想消費電力量の小さいソースノードが優先される。
このコスト計算により、中継するソースノードの電力消費の偏りが改善され、ネットワークの運用時間の最長化に繋げることができる。
親ノード100は、遅延コスト、予想消費電力コストから決定した各ソースノードの通信を中継するソースノード200に対して、送受信部101を経由して通信の中継を請け負うソースノード200を通知する。
親ノード100は、各ソースノード200に対して、親ノードへの通信をする場合に、1ホップ目に通信するソースノードを通知する。
次に、図11に示すフローチャートに基づき、この発明の実施の形態2における各ノードの動作を説明する。
ステップS800において、親ノード100は各ソースノード200に対して、残存電力量、電源種別および中継通信時間の送信を要求する。ステップS813において、ソースノード200は親ノード100からの要求に基づき、自ノードの残存電力量を計測し、電源種別を検知する。ステップS814において、各ソースノード200は計測した残存電力量、検知した電源種別および中継通信時間を親ノード100に送信する。
ステップS801は、親ノード100が各ソースノード200から送信された残存電力量、電源種別および中継通信時間を受信し、それぞれ残存電力量記録部103、電源種別記録部102および通信記録部112に記録する。ステップS802は、遅延コスト演算部106において、中継(ホップ)数から遅延コストを演算する。ステップS803は、前回収集した残存電力量と電源種別を確認する。ステップS804は、電源種別は前回収集したものと同じかどうか比較する。もし同じ(Yes)であればステップS805に進み、異なる(No)場合はステップS807に進む。
ステップS805は、ソースノード200の電源が充電電源かどうか確認する。もし電源が充電電源の場合(Yes)はステップS806に進み、充電電源以外の場合(No)はステップS807に進む。ステップS806は、残存電力量の傾向を演算して、残存電力が“増加”、“維持”、“減少”のどれかを区別する。ステップS807は、式(2)により予想消費電力量を求め、それを符号化した予想消費電力ビットを演算する。ステップS808は、式(1)により予想残存電力ビットを演算する。ステップS809は、あるソースノードの通信を中継できる複数のソースノードにおいて、予想残存電力ビットの最大値が最小となっているか判断する。
このステップS809における動作を具体的に説明する。例えば、図7において、中継するソースノード200bと200fの残存電力ビットが“0100”で、ソースノード200dの予想消費電力ビットが“0010”、ソースノード200aの予想消費電力ビットが“1000”、ソースノード200eの予想消費電力ビットが“0001”の時、ソースノード200d、200a,200eがソースノード200fを経由して通信する場合は、ソースノード200bと200fの予想残存電力ビットはそれぞれ“0100”、“1111”となり、この組合せの予想残存電力ビットの最大値は“1111”となる。
同じ条件で、ソースノード200d、200eがソースノード200bを経由して通信し、ソースノード200aがソースノード200fを経由して通信する場合は、ソースノード200bと200fの予想残存電力ビットはそれぞれ“0111”、“1100”となり、この組合せの予想残存電力ビットの最大値は“1100”となる。よって、この二つを比較した場合、後者の組合せが、「予測残存電力ビットの最大値が最も小さくなる組合せ」となり、こちらが選ばれる。
ステップS810は、閾値ビット演算部108で演算された閾値ビット、電源状態ビット演算部109で演算された電源状態ビット、予想残存電力ビット演算部114で演算された予想残存電力ビットを、この順で組み合わせて予想消費電力コストを演算する。
ステップS811は、ステップS802で演算された遅延コストと、ステップS810で演算され予想消費電力コストに基づき、経路設定部111において、ネットワーク内におけるソースノードの中から運用時間を最長化して中継するソースノードのルートを選択して経路設定を行なう。この経路設定は、図10に示したフローチャートにより行なうので、ここでは説明を省略する。
ステップS812は、親ノード100は経路が決定したソースノード200に対して、送受信部101を経由して通信の中継を請け負うソースノード200に経路情報を通知し、親ノード100は経路設定終了となる。
ステップS815は、親ノード100からの経路情報をソースノード200の送受信部208で受信する。ステップS816は、受信した経路情報により、自己のソースノード200の経路設定部209に経路情報を設定し、ソースノード200は経路設定終了となる。
以上のように、この発明の実施の形態2では、中継する全ソースノードの残存電力ビットとそのソースノードを中継して通信する全ソースノードの予想消費電力ビットから、予想残存電力ビットの最大値が最も小さくなる中継するソースノードと通信するソースノードの組み合わせを算出する。この組合せで算出された予想残存電力ビットで予想消費電力コストが演算される。
このコスト計算により、中継するソースノードの電力消費の偏りが改善され、ネットワークの運用時間の最長化に繋げることができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3における無線通信システムとしてアドホックネットワークの場合を図12に基づいて説明する。
図12はアドホックネットワークの構成を示し、ネッワークを構成する複数のノードは、ネッワークの内の全てのソースノードを管理し通信を統制する親ノード100と、情報を集めるセンサなどのソースノード200aと、親ノード100とソースノード200aの間において情報を中継するソースノード200c、200g、200h、200iとで構成されている。ソースノード200aからの情報は通信を中継するソースノード200c、200g〜200iのいずれかを経由して親ノード100に収集される。
図12においては、中継するソースノードのうち、ソースノード200cは充電が不可能な電池電源で、ソースノード200g〜200iは常時電力が供給される商用電源で示している。
普段は遅延コストが大きくなっても常時電源が取れるルートにソースノードを配置し通信しているが、停電時の対策用に電池電源式のソースノードをバックアップ用に設置する場合もある。この電池電源式のソースノードを用いて通信した時に遅延コストが小さくなる場合、この電池電源式のソースノードが優先的に使われるため、バックアップの用を成さないことになる。そのため、停電時などのネットワークの運用時間が短くなる。
そこで、実施の形態3の発明は、非常用遅延コストを固定的に設定することで、バックアップ用に電池電源式のソースノードを設定できるようにしたものである。
例えば、図12において、中継(ホップ)数を4ビットの遅延コストで表し、その符号化ルールが「ホップ数を10進数表記から4桁の2進表記に変えること」である時、ソースノード200aから親ノード100まで実線で記載された経路を使って通信を行う場合
、4ホップとなるため、遅延コストは“0100”となる。一方、ソースノード200aから親ノード100まで破線で記載された経路を使う場合、2ホップとなるため、遅延コストは“0010”となる。
通常は遅延コストの小さい破線の経路が選択されることになるが、ソースノード200cは電池電源式のソースノードであるため、なるべく中継をさせたくない。そこで、ソースノード200cを経由する経路の遅延コストを常に“1000”とする。
こうすれば、遅延コストが常に最大となるので、ソースノード200g、200h、200iが通信できない状態にならない限り、経路選択時に、ソースノード200cを経由する経路は選択されないようにすることができる。
この時設定した固定的な遅延コスト“1000”を「非常用遅延コスト」と定義している。非常用遅延コストは遅延コストの最大値以上の値とする。一般的にはネットワークの最大ホップ数で決まる。
100:親ノード、 200、200a〜200i:ソースノード、
101:送受信部、 102:電源種別記録部、
103:残存電力量記録部、 104:残存電力量閾値記録部、
105:最大電源容量記録部、 106:遅延コスト演算部、
107:残存電力コスト演算部、 108:閾値ビット演算部、
109:電源状態ビット演算部、 110:残存電力ビット演算部、
111:経路設定部、 112:通信時間記録部、
113:予想消費電力コスト演算部、 114:予想残存電力ビット演算部、
201:電源、 202:電源種別検知部、
203:電源種別記録部、 204:残存電力量計測部、
205:残存電力量記録部、 206:残存電力量閾値設定部、
207:最大電源容量登録部、 208:送受信部、
209:経路設定部、 210:通信時間計測部、
211:通信時間記録部。

Claims (7)

  1. 常時電力が供給される商用電源、充電が可能な充電電源、充電が不可能な電池電源のいずれかで動作する複数のソースノードを有したアドホックネットワークにおいて、前記ソースノードは、自己の電源が前記した商用電源、充電電源、電池電源のいずれであるかの電源種別を検知すると共にその電源の残存電力量を計測して、前記電源種別および残存電力量を親ノードに送信する機能を備え、前記親ノードは、前記ソースノードから送信された電源種別および残存電力量によって演算される残存電力コスト、並びに中継するソースノードの数によって決まる遅延コストから、前記ネットワーク内におけるソースノードの中から運用時間を最長化して中継するソースノードのルートを選択する経路設定部を備えている無線通信システム。
  2. 前記経路設定部は、遅延コストと残存電力コストでは、残存電力コストの大小に関わらず遅延コストの小さい経路を優先し、遅延コストが同じ場合、残存電力コストの小さい経路を優先するようにした請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記残存電力コストは、残存電力が閾値として設定した残存電力以下になったことを表す閾値ビットと、電源種別および残存電力の変化傾向によって演算される電源状態ビットと、残存電力量によって演算される残存電力ビットによって構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 常時電力が供給される商用電源、充電が可能な充電電源、充電が不可能な電池電源のいずれかで動作する複数のソースノードを有したアドホックネットワークにおいて、前記ソースノードは、自己の電源が前記した商用電源、充電電源、電池電源のいずれであるかの電源種別を検知すると共に、その電源の残存電力量およびソースノードからの通信を中継する中継通信時間を計測して親ノードに送信する機能を備え、前記親ノードは、前記ソースノードから送信された電源種別、残存電力量および中継通信時間によって演算される予想消費電力コスト、並びに中継するソースノードの数によって決まる遅延コストから、前記ネットワーク内におけるソースノードの中から運用時間を最長化して中継するソースノードのルートを選択する経路設定部を備えている無線通信システム。
  5. 前記経路設定部は、遅延コストと予想消費電力コストでは、予想消費電力コストの大小に関わらず遅延コストの小さい経路を優先し、遅延コストが同じ場合、予想消費電力コストの小さい経路を優先するようにした請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 前記予想消費電力コストは、残存電力が閾値として設定した残存電力以下になったことを表す閾値ビットと、電源種別および残存電力の変化傾向によって演算される電源状態ビットと、中継通信時間によって演算される予想消費電力と残存電力量から算出される予想残存電力ビットによって構成されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の無線通信システム。
  7. 前記ソースノードは、遅延コストとして非常時用遅延コストを固定的に設定できるようにした請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の無線通信システム。
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