JP5350730B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明はパチンコ遊技機に関し、特に、センタ役物に設けたワープ通路を改良したものである。
従来から、パチンコ遊技機には、遊技盤の盤面の中央領域にセンタ役物を設け、センタ役物の下方には始動入賞口装置が設けられている。センタ役物において、中央部には液晶ディスプレイからなる画像表示器が装着され、センタ役物の外周部の左右側部の少なくとも一方にはワープ通路が設けられることが多い。センタ役物の下部には遊技球が転動するステージが設けられることが多い。ワープ通路のワープ入口は、一般に盤面の前方近傍においてセンタ役物外周部にセンタ役物の外側に向けて開口されている。遊技領域の上方から流下してきた遊技球がワープ入口に流入すると、ワープ通路を流下してワープ出口から出てステージ上に導かれ、ステージ上を左右方向に往復移動した後、始動入賞口装置の方へ落下する。
特許文献1には、センタ役物の内部の左側部と右側部に1対の縦筒状のワープ通路を設けた遊技機が開示されている。ワープ通路の上端部分と下端部分は傾斜状に形成され、ワープ通路のワープ入口はほぼ縦向きの穴に形成されている。センタ役物の外周部上端に形成された球入口から落下した遊技球は、ワープ球検出センサで検出されてからワープ入口の方へ流れる。
特開2000−202141号公報
従来の一般的なワープ通路においては、ワープ入口がセンタ役物外周部において外側へ向けて開口しており、ワープ入口へは、ワープ入口近傍に配置された障害釘によって遊技球が案内される。そのため、ワープ入口の位置を設計変更した場合、少なくともワープ入口近傍の障害釘の配置を変更する必要があるので設計の自由度を高めるのが難しい。
しかも、ワープ入口がセンタ役物外周部に外側へ向けて開口しているので、遊技者にとってワープ入口が見た目に分かりにくく、遊技球がワープ入口へ入る動作も目立たないため、遊技球がワープ通路に入った実感が得られにくく、面白みに欠ける。
さらに、ワープ通路がシンプルな形状であるため、ワープ入口に入ってからワープ出口から出るまでの通過時間が非常に短いため、ワープ通路のワープ機能が低くなる。
特許文献1のワープ通路においては、センタ役物の上端の球入口に球が入らないと、ワープ通路に入らないため、ワープ通路に球が入る確率が低くなりがちでワープ通路の利用効率が低下する。
本発明の目的は、遊技球が入り易く且つその入球が見た目に分かり易いワープ通路を有し、ワープ入口の設計変更の自由度が高く且つワープ機能に優れるワープ通路を有するパチンコ遊技機を提供することである。
上記目的を達成するために本発明は以下のような構成を採用した。尚、括弧内の参照符号は、本発明の理解を助けるために図面との対応関係の一例を示したものであり、本発明の範囲を何ら限定するものではない。
請求項1のパチンコ遊技機は、遊技盤(4)の盤面(4a)の中央領域に設けたセンタ役物(17)と、このセンタ役物(17)の下部に左右方向に延びるように形成され遊技球(P)が転動するステージ(21)と、センタ役物(17)よりも下方において盤面(4a)に設けた始動入賞口装置(11)とを備えたパチンコ遊技機(1)である。センタ役物(17)に遊技球(P)をセンタ役物(17)外周部からステージ(21)に導くワープ通路(20)を設け、ワープ通路(20)は、遊技盤(4)の盤面(4a)に固定されて遊技球(P)を導入する導入口(22a)を形成する導入口形成体(22)と、この導入口形成体(22)の後端のワープ入口(24)に連なる遊技盤(4)と直交状の第1通路(27)とこの第1通路(27)に屈曲状に連なりステージ(21)に沿う傾斜状の第2通路(28)とを有する透明合成樹脂材料で形成された断面トンネル形のワープ通路本体(23)と、前記ワープ通路本体(23)の下面を塞ぐステージ部分とで形成され、前記導入口形成体(22)には遊技球(P)を前記ワープ入口(24)に案内する球受け案内面(25)が形成され、この球受け案内面(25)は、センタ役物(17)の外側から内側へ向かって下り傾斜に形成されたことを特徴としている。
発明によれば、導入口形成体により遊技球をワープ入口に容易に入球させることができると共にワープ通路本体を転動する遊技球を視認することができ、ワープ通路本体の第1,第2通路によりワープ入口に入った球がワープ通路の出口に達するまでの通過時間が長くなり、ワープ機能が高くなる。
本実施例は、遊技盤の盤面の中央領域に設けたセンタ役物と、このセンタ役物の下部に形成されたステージと、センタ役物よりも下方において盤面に設けた始動入賞口装置とを備えたパチンコ遊技機に、本発明を適用した場合の一例である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施例に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、第1種パチンコ機に分類されるパチンコ遊技機1には、パチンコホールの島構造体に取り付けられる外枠に開閉枠2が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉枠2には遊技盤4が装着され、その遊技盤4の前面側に遊技領域5が形成されている。開閉扉3には窓部3aが形成され、その窓部3aに透明板3bが装着され、その透明板3bにより遊技領域5の前側が覆われている。この透明板3bを通して外部から遊技領域5を見ることができる。
開閉扉3の上部には複数の装飾ランプ(枠ランプ)3cが設けられ、窓部3aの下側には、所謂チャンスボタンと呼ばれる遊技者が操作可能な演出ボタン9と、発射用の遊技球Pや入賞球を貯留する貯留皿6と、遊技者が操作する発射ハンドル7が装着されている。発射ハンドル7が回動操作されると、貯留皿6から発射位置に導入された遊技球Pが発射される。ここで、貯留皿6に複数の遊技球Pが存在する場合には、例えば、複数の遊技球Pが約0.6秒間隔で連続的に発射される。発射された遊技球Pは、ガイドレール8で案内されて遊技領域5の頂部に投入される。
図2に示すように、鉛直な盤面4aを形成する遊技盤4には、多数の障害釘10、始動入賞口装置11、ゲート12、第1大入賞口装置13、第2大入賞口装置14、普通入賞口15、画像表示器16、センタ役物17が遊技領域5に装着され、遊技領域5外に遊技表示盤18が装着されている。
遊技領域5の頂部に投入された遊技球Pは、遊技領域5の多数の障害釘10や風車10aに当たって方向を変えながら落下して、始動入賞口装置11の始動入賞口11a、11b、ゲート12、第1大入賞口装置13の第1大入賞口13a、第2大入賞口装置14の第2大入賞口14a、複数の普通入賞口15の何れかに入賞して遊技領域5外へ排出されるか、最下端まで落下してアウト口19から遊技領域5外へ排出される。
図2に示すように、始動入賞口装置11は、センタ役物17の下側に配置され、電チューと呼ばれる左右1対の開閉部材を備えた電動式チューリップ型役物を含む構成であり、ゲート式の上始動入賞口11aと、開閉式の下始動入賞口11b、下始動入賞口11bを開閉する開閉部材11c、始動入賞口11a、11bに入賞した遊技球Pを検出する始動口SW、開閉部材11cを開閉駆動する電チューソレノイドを有する。開閉部材11cは、左右対称形状の2つの短い羽根部材が盤面4aと直交する軸回りに回動するように構成され、閉塞位置で下始動入賞口11bへの遊技球Pの入賞を不可能にし、開放位置で下始動入賞口11bへの遊技球Pの入賞を可能にする。尚、図2の点線で示す開閉部材11cは閉塞位置にある。
ゲート12はセンタ役物17の左側に配置され、このゲート12を通過した遊技球Pを検出するゲートSWが付設されている。ゲート12を遊技球Pが通過することを契機とする抽選により当選した場合に、始動入賞口装置11が作動して、通常は閉塞の下始動入賞口11bを開閉するように開閉部材11cを開閉動作させる。
第1大入賞口装置13は、始動入賞口装置11の下側に配置され、第1大入賞口13a、第1大入賞口13aを開閉する開閉部材13b、第1大入賞口13aに入賞した遊技球Pを検出する第1大入賞口SW、開閉部材13bを開閉駆動するソレノイドアクチュエータを有する。開閉部材13bは、盤面4aと平行方向の水平な軸回りに動作するように構成され、閉位置で第1大入賞口13aを閉塞して第1大入賞口13aへの遊技球Pの入賞を不可能にし、開位置で第1大入賞口13aへの遊技球Pの入賞を可能にする。尚、図2の開閉部材13bは位置にある。
第2大入賞口装置14は、センタ役物17の外周部の左側中段部に配置され、第2大入賞口14aを開閉する開閉部材14b、第2大入賞口14aに入賞した遊技球Pを検出する第2大入賞口SW、開閉部材14bを開閉駆動するソレノイドアクチュエータを有する。開閉部材14bは、盤面4aと直交する軸回りに動作するように構成され、閉位置で第2大入賞口14aへの遊技球Pの入賞を不可能にし、開位置で第2大入賞口14aへの遊技球Pの入賞を可能にする。第2大入賞口14aの前面はカバー体で覆われている。尚、図2の実線で示す開閉部材14bは開位置にある。
遊技表示盤18は、遊技領域5の下側の右側領域に前方へ向けて配置され、7セグメント表示器からなる特別図柄表示器18a、○×に表示可能な普通図柄表示器18b、4つの特別図柄保留ランプ18c、4つの普通図柄保留ランプ18dを備え、これら表示器18a〜18dは発光ダイオード(LED)を発光源としている。特別図柄表示器18aでは、始動入賞口11a,11bへの遊技球Pの入賞を契機に行われる抽選の結果が変動表示後に表示され、普通図柄表示器18bでは、ゲート12を遊技球Pが通過することを契機に行われる抽選の結果が変動表示後に表示される。
特別図柄表示器18aの変動表示中に、始動入賞口11a,11bに入賞した入賞球の個数であって、特別図柄の変動が未だ実行されていない保留数が最大で4つまで保留され、特別図柄保留ランプ18cには、その特別図柄の保留数が表示される。同様に、普通図柄表示器18bの変動表示中に、ゲート12を通過した遊技球Pの数であって、普通図柄の変動が未だ実行されていない保留数が最大で4つまで保留され、普通図柄保留ランプ18dには、その普通図柄の保留数が表示される。
画像表示器16は、液晶ディスプレイ(LCD)からなり、枠状のセンタ役物17の外周部の中央部に装着されている。この画像表示器16には、例えば、図2に示すように3つの図柄列からなる演出図柄が表示される。この演出図柄は、リーチや大当りに対する遊技者の期待感を喚起するために演出目的で表示されるものである。遊技者は、この演出図柄の停止態様を見て特別図柄表示器の特別図柄の停止態様が当りか否かを認識することができる。つまり、演出図柄は、特別図柄の変動表示に連動して変動表示され、演出図柄の停止図柄の組み合わせが特定の組み合わせで表示された場合には(例えば、「777」)、遊技状態が通常の遊技状態から大当り状態や確率変動大当り状態などの特別利益状態に移行される。
また、画像表示器16には、単に演出図柄が変動表示されるだけでなく、演出図柄変動表示中に、キャラクタ(例えば、人間や動物など)を用いて演出図柄の変動表示にストーリー性を持たせて遊技者のリーチや大当りへの期待感を高めるためのリーチ演出画像や大当り予告演出画像等の特定演出画像、また、遊技者に演出ボタン9の操作を求めるメッセージなどが表示される。
図2に示すように、遊技盤4の盤面4aの中央部に略円形領域にセンタ役物17が配置され、このセンタ役物17を囲繞する外周部として、左側仕切り部17aと、下側仕切り部17bと、右側仕切り部17cと上側仕切り部17dとが設けられている。センタ役物17の左部の下部にはセンタ役物外周部からステージ21へ遊技球Pを導くワープ通路20が設けられ、下側仕切り部17bにはワープ通路20から流れ出た遊技球Pを始動入賞口装置11側に導くステージ21が設けられている。
図3〜図5に示すように、ワープ通路20は、遊技領域5の頂部から落下してきた遊技球Pを導入する導入口22aを形成する導入口形成体22と、この導入口形成体22に連なるワープ通路本体23とを備えている。導入口形成体22は、盤面4aと直交する方向に遊技球Pの直径よりも広い所定の幅を有し、盤面4aから前方へ突出する状態に盤面4aに固定されている。導入口形成体22の導入口22aが左側仕切り部17aから外側方へ突出している。この導入口形成体22は、例えば、光透過性の合成樹脂材料で箱状の中空体に構成されている。
導入口形成体22の上面には、導入口22aに入った遊技球Pを後端のワープ入口24に案内する球受け案内面25が形成されている。図4,図5に示すように、球受け案内面25は、センタ役物17の外側から内側に向かって右下がり傾斜状に形成されている。
図4に示すように、導入口形成体22の前面には、合成樹脂製の意匠板26(装飾板)が設けられ、この意匠板26には例えば、「ワープッ」の4文字が表示されている。なお、この意匠板26の前面に「ワープッ」の4文字分の光透過窓を形成し、その内部の空洞部に1又は複数の発光ダイオード(LED)を設け、それら発光ダイオードを点灯又は点滅させることにより、前記の「ワープッ」の4文字を発光又は点滅させるように構成してもよい。
導入口形成体22の後端には球受け案内面25の下流側部分の後端に位置するワープ入口24が形成されている。このワープ入口24は、導入口形成体22の後端に盤面4aと同一面をなすように設けられた合成樹脂製の板状部材29に、遊技球Pが通過可能な大きさに形成されている。板状部材29の背面にはワープ通路本体23が連結されている。このワープ入口24はワープ通路本体23の第1通路27の前端の開口部と連通しており、球受け案内面25で案内されて移動してきた遊技球Pが球受け案内面25の下流側部分によってワープ入口24へ案内され、ワープ入口24を通ってワープ通路本体23内の第1通路27に流入する。
図3に示すように、ワープ通路本体23は、ワープ入口24に連なる第1通路27と、第1通路27と屈曲状に連なる第2通路28とを備えている。ワープ通路本体23は、光透過性の合成樹脂材料でL形に近い形状に形成された断面トンネル形の部材を主体にして構成され、この断面トンネル形の部材の下面をステージ21で塞ぐことで、ワープ通路本体23の内部に第1通路27と第2通路28とが形成されている。
第1通路27は、導入口形成体22の後端に連結され、盤面4aと直交状に、導入口形成体22の後端から後方(画像表示器16側)に向かって少しだけ延びている。第1通路27の前端はワープ入口24と連通し、第1通路27の後端は第2通路28の左端に連通している。
第2通路28は、第1通路26の後端に屈曲状に連なってステージ21の左端から中央部に沿って右下り傾斜状に形成されている。第2通路28の左端は、第1通路27の後端と屈曲状に連通し、第2通路28の右端には、第1,第2通路27,28を通った遊技球Pをステージ21に向けて排出するワープ出口28aが形成されている。
図2,図3に示すように、ステージ21は、センタ役物17の下側仕切り部17bの上面に左右方向に延びるように形成され、第2通路28のワープ出口28aから流れ出てきた遊技球Pが左右方向に転動する奥側のステージ21aと、奥側のステージ21aと同様に遊技球Pが左右方向に転動することが可能な手前側のステージ21bとを備えた2段ステージ構造で形成されている。
奥側のステージ21aの転動路は、左右から中央に向かって下り傾斜した緩曲面に形成されている。この奥側のステージ21aの転動路の曲面に沿って第2通路28が形成されている。奥側のステージ21aの中央部には、手前側のステージ21bに向けて下り傾斜した傾斜排出部が形成されている。手前側のステージ21bの転動路も、左右から中央に向って下り傾斜した緩曲面に形成され、その中央部に前方に向けて下り傾斜の傾斜排出部が形成されている。
以上説明したパチンコ遊技機1の作用、効果について説明する。
遊技領域5の頂部に投入された遊技球Pは、多数の障害釘10に当たって方向を変えながら落下していき、導入口形成体22の導入口22aに導入されて球受け案内面25によりワープ入口24に案内される。ワープ入口24を通過した遊技球Pは、第1,第2通路27,28を通ってワープ出口から奥側ステージ21aの転動路に流れ出る。
ワープ出口28aから出た遊技球Pは、奥側ステージ21aの転動路を左右に略一往復半程度転動した後、傾斜排出部を通過して手前側のステージ21bの転動路を転動する。手前側のステージ21bの転動路を転動した遊技球Pは、傾斜排出部の下り傾斜面上を転動して上側始動入賞口11aに向けて落下していく。
遊技領域5の頂部から落下してきた遊技球Pは、導入口形成体22の球受け案内面25で受け止められて導入口22aに入り、その導入口22aから球受け案内面25で案内されてワープ入口24に案内されるので、遊技球Pをワープ通路20に容易に入球させることができ、遊技性が向上し、ワープ通路20の利用率も高まる。
また、導入口形成体22の後端にワープ入口24を形成するため、ワープ入口24の配置位置を設計変更する場合であっても、障害釘10の配置を殆ど変更することなくその設計変更に容易に対応することができる。また、障害釘10の配置に関係なく、盤面4aから前方に突出した球受け案内面25により、遊技球Pをワープ通路20に導くことができるので、障害釘10の配置の自由度を高めることができる。
導入口形成体22の球受け案内面25は、センタ役物17の外側から内側へ向かって下り傾斜状に形成され、球受け案内面25の下流側部分によって遊技球Pがワープ入口24へ案内されるので、導入口22aから導入された遊技球Pをワープ入口24へ確実に案内することができる。第1,第2通路27,28が屈曲状に接続されているため、遊技球Pの流動性が阻害されて、遊技球Pが第1,第2通路27,28を通過する通過時間が長くなるため、ワープ通路20のワープ機能が向上し、遊技性が向上する。
導入口形成体22が盤面4aから前方へ突出していて、そこからワープ入口24へ流れる状態を遊技者が視認できるため、遊技球Pがワープ通路20へ入った実感を得ることができ、興趣が増し、遊技性が向上する。また、ワープ通路本体23が光透過製の合成樹脂材料で透明に構成されているため、第1,第2通路27,28内を流れる遊技球Pが見えるため、興趣が増し、遊技性が向上する。
導入口形成体22の前面部に合成樹脂製の意匠板26(装飾板)を設けたので、その意匠板26によって意匠性を高めることができ、盤面4aを賑やかにすることができる。
前記実施例を部分的に変更する例について説明する。
1〕実施例では、第1,第2通路27,28を光透過性の合成樹脂材料で形成したが、有色の半透過性の合成樹脂材料で構成してもよい。
2〕意匠板26に表示した「ワープッ」の文字を意匠板26の前面から所定高さで盛り上がる立体文字で構成してもよい。また、「ワープッ」の文字は一例であり、種々の文字列や記号、図柄等を表示してもよい。
3〕前記ワープ通路本体23の構成は一例であり、透明又は不透明の合成樹脂製のパイプ体を屈曲させてワープ通路本体を構成してもよい。
4〕前記実施例では、第1種パチンコ機に分類されるパチンコ遊技機1に本発明を適用したが、羽根モノと呼ばれる第2パチンコ機に分類されるパチンコ遊技機に本発明を適用してもよい。
5〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態が実施可能であり、本発明はそれら変更形態を包含するものである。
本発明の実施例のパチンコ遊技機の正面図である。 遊技盤の正面図である。 遊技盤要部とワープ通路の斜視図である。 導入口形成体の斜視図である。 導入口形成体の正面図である。
符号の説明
P 遊技球
1 パチンコ遊技機
4 遊技盤
4a 盤面
11 始動入賞口装置
17 センタ役物
20 ワープ通路
21 ステージ
22 導入口形成体
22a 導入口
23 ワープ通路本体
24 ワープ入口
25 球受け案内面
26 意匠板
27 第1通路
28 第2通路
29 板状部材

Claims (1)

  1. 遊技盤の盤面の中央領域に設けたセンタ役物と、このセンタ役物の下部に左右方向に延びるように形成され遊技球が転動するステージと、前記センタ役物よりも下方において盤面に設けた始動入賞口装置とを備えたパチンコ遊技機において、
    前記センタ役物に遊技球をセンタ役物外周部からステージに導くワープ通路を設け、
    前記ワープ通路は、
    遊技盤の盤面に固定されて遊技球を導入する導入口を形成する導入口形成体と、
    この導入口形成体の後端のワープ入口に連なる遊技盤と直交状の第1通路とこの第1通路に屈曲状に連なり前記ステージに沿う傾斜状の第2通路とを有する透明合成樹脂材料で形成された断面トンネル形のワープ通路本体と、
    前記ワープ通路本体の下面を塞ぐステージ部分とで形成され、
    前記導入口形成体には遊技球を前記ワープ入口に案内する球受け案内面が形成され、この球受け案内面は、センタ役物の外側から内側へ向かって下り傾斜に形成されたことを特徴とするパチンコ遊技機。
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